JPS62213433A - 情報伝達装置 - Google Patents

情報伝達装置

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JPS62213433A
JPS62213433A JP61054664A JP5466486A JPS62213433A JP S62213433 A JPS62213433 A JP S62213433A JP 61054664 A JP61054664 A JP 61054664A JP 5466486 A JP5466486 A JP 5466486A JP S62213433 A JPS62213433 A JP S62213433A
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JP
Japan
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circuit
oscillation
data
frequency
coil
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Application number
JP61054664A
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English (en)
Inventor
Shozo Tsurui
鶴井 省三
Toshihiko Maruo
俊彦 丸尾
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 送信側から受信側にデータを送ることが可能であるとと
もに、受信側から送信側にもデータを送ることができる
ように構成されている。
送信側にコイルを含む共振回路が設けられ、この共振回
路の共振状態が受信側に送信すべきデータに応じて切替
えられる。受信側には、上記コイルと電磁誘導結合可能
なコイルを含む発振回路が設けられ、上記共振状態の切
替えに応じてその発振出力が変化し、この変化が復調回
路によって検出される。
受信側の発振回路は、その発振周波数を可変とすること
ができるものであり、送信側に送るべきデータに応じて
発振周波数が変化させられる。送信側においては、共振
回路に現われる信号の周波数変化が周波数復調回路によ
って検出される。これにより、受信側から送信側へもデ
ータを伝送することが可能となる。
目     次 (1、発明の名称 (2)発明の概要 (2,1)発明の目的 (2,2)発明の構成1作用および効果(3)実施例の
説明 (3,1)情報伝達の原理 (3,2)送、受信装置の配置関係 (3,3)周波数復調方式 (3,4)振[11復調方式 (3,5)実施例 (1)発明の背景 この発明は、至近距離間において信号伝達を達成するた
めの装置に関する。
一般にワイヤレス通信のためのシステムは、送信装置と
受信装置とから構成される装置は送るべきデータないし
は情報を何らかの伝搬エネルギ媒体(キャリア)にのせ
、受信側ではキャ′リアを受信してそれを情報に変換す
る。この通信システムは.比較的遠距離間の通信に適し
ているが,送信側の装置ではキャリアの発生,出力等の
ために大電力の回路が必要でありかつその構成も曳雑に
なり,また受信側では受信した信号を処理の前に増幅し
なければならないなど,構成の!u eV化と大型化を
招いてた。さらに、空中を伝搬するキャリア相互間の干
渉のために隣接して多くの送.受信装置を配置すると混
信するという問題も生じていた。
至近距離,たとえば救国程度の間の情報伝達のためには
,上記のような大規模の通信装置は不要であり,それに
ふさわしい情報伝達装置の実現が望まれている。
(2)発明の概要 (2.1)発明の目的 この発明は,数(至)程度またはそれ以下の至近距離間
の情報伝達に適し,かつ構成の簡素化,小型化を図るこ
とができるとともに双方向の情報伝達が可能な情報伝達
装置を提供することを目的とする。
(2.2)発明の構成,作用および効果この発明による
情報伝達装置は,共振状態を切替えるスイッチング素子
とコイルとを含む共振回路,相手側に送信すべきデータ
に応じて上記スイッチング素子を制御する制御回路,お
よび上記共振回路に誘起される信号の周波数変化を検出
する周波数復調回路を備えた一方の送,受信装置。
ならびに上記共振回路のコイルと電磁誘導結合可能なコ
イルを含み,発振周波数が可変な発振回路,この発振回
路の出力の変化を検出する復調回路,および相手側に送
信すべきデータに応じて上記発振回路の発振周波数を制
御する発振制御回路を備えた他方の送,受信装置から構
成されていることを特徴とする。
この発明によると,基本的には送信側として位置づけら
れる上記一方の送,受信装置では,キャリアを発生する
ための回路,キャリア送出のためにアンテナ等を励振す
るための増幅回路等が不要であり,低消費電流化,構成
の簡素化.小型化を図ることができる。低消費電流であ
るために電池を電源とすることが可能であり,また上記
1対のコイルまたは別途に設けられた1対のコイルにお
ける電磁誘導結合を通して動作電力を供給することが可
能であるから,特別な電源を必要としない構成とするこ
ともでき,特に移動体等に取付けて.移動体と固定側と
の間の通信に適用することができる。他方,基本的には
受信側として作用する上記他方の送,受信装置では発振
回路の出力状態が送信されてきたデータに対応して変化
するため.従来のような受信増幅回路等が不要となり。
構成が簡素となる。さらに、共振回路のコイルと発振回
路のコイルとの間の電磁結合を利用しているために,至
近距離間での情報の伝達に適し,また伝播エネルギが放
射されることは殆んどなく。
装置相互間での混信または他の機器に与える誘導障害等
の発生を防止することが可能である。
この発明によると.さらに上記一方の送,受信装置から
他方の送,受信装置にデータを送ることができるのみな
らず,この逆に,すなわち上記他方の送,受信装置から
一方の送,受信装置にも所定のデータを伝達することが
でき,双方向の通信が可能となる。このことは、上記一
方の送,受信装置が移動物体に取付けられ、その物体の
種類等を表わすコードをデータとして内蔵している場合
に、内蔵しているコードを上記他方の送、受信装置から
任意に設定または嚢更できることを意味し、その利用範
囲が広まる。
(3)実施例の説明 (3,1)情報伝達の原理 第1図は、2つのコイル間の電磁誘導結合を利用した通
信装置において、データないしは情報を伝達する原理を
示すものである。
発振回路1はLC発振回路であって、そのコイル(イン
ダクタンス)L および抵抗分子1が特別に引出されて
示されている。共振回路2は、コイルL およびコンデ
ンサ(容f&)C2のリアクタンス素子が直列に接続さ
れ、その閉ループにスイッチSWが設けられることによ
って構成されている。上記リアクタンス素子の抵抗分子
2も図示されている。このような発振回路1のコイルL
lと共振回路2のコイルL2とが対向し、相互誘導係数
Mによって電磁誘導結合している。
以上の回路構成において、スイッチSWが閉じていると
き(スイッチSWオン)1発振回路1のコイルL1の両
端a−aから共振回路2をみたインピーダンスZ1は次
式で表わされる。
Zl−rl+jωLl +02M2/[r +j(ωL2−1/ωC2)]” 
r + (IJ’ M2C22r2/■ [ωC2r2+(ωC2L2−1)] +jω(L−[0202M2(ω2C2L2−1)/(
ωC「 +(ω2CL −1)2)11この式からも明
らかなように1発振回路1のコイルし に共振回路2の
コイルL2を誘導結合させると、一般論としては1発振
回路1の発振コイルの損失抵抗を増大させ、実効インダ
クタンスを変化(増減)させるが、さらに具体的に検討
すると次のようになる。
(1)発振回路1の発振周波数f1と共振回路2の共振
周波数f2とが等しいとき(fl−f2)この場合には
、損失抵抗が最大になるが、しかし実効インダクタンス
は変化しない。共振回路1の発振周波数f1も変化しな
い。
(2)発振回路1の発振周波数f1と共振回路2の共振
周波数f とが異なるとき(f ≠f 1両2」2 周波数は比較的近い) この場合には、損失抵抗は増大するが上記(1)の場合
に比べてその増大量は少なく、むしろ実効インダクタン
スが変化する。実効インダクタンスの変化は上記周波数
f 、f2の大小関係によりて異なり9次のような傾向
を示す。
flくf2の場合には実効インダクタンスが増大する。
これによって発振回路1の発振周波数が低くなる。これ
を(fl−ΔF)と表わせば。
(fi−ΔF)くflくf2の関係が成立つ。
f >f2の場合には実効インダクタンスが減少し1発
振回路1の発振周波数が高くなる。これを(f、+ΔF
)で表わせば、(f1+ΔF)>f >f2の関係を得
る。
スイッチSWが開いているとき(スイッチSWオフ)に
は、共振回路2の存在は発振回路1には殆んど影響を与
えない。
したがって、共振回路2におけるスイッチSWをオン、
オフすると、これに応じて、上述の条件にしたがって1
発振回路1の発振出力の特性(振幅や周波数)が変化す
る。これを振幅復調または周波数復調すると、復調され
た信号はスイッチSWのオン、オフ状態を表わしている
ことになる。
以上のようにして、何らかの情報を共振回路2のスイッ
チSWのオン、オフ状態で表わしたときには、この情報
は発振回路1においてはその発振出力の変化として現わ
れるので、共振回路2側から発振回路1側に上記情報が
伝達されることになる。具体的には上述の周波数f  
、f  は100〜500KHz程度の範囲のものが使
用されよう。
また、2つのコイルL■とL2の間の間隔は最大5 c
rn <らいである。
(3,2)送、受信装置の配置関係 第2図は、情報伝達装置を構成する送信装置20と受信
装置lOとの配置関係を示すものである。
受信装置10は、受信ヘッド11と受信信号を処理する
信号処理回路12とから構成され、これらが伝送線で結
ばれている。もっとも、受信ヘッド11を鎖線で示す信
号処理回路12のケースないしはハウジングに内蔵する
ようにしてもよい。
送信装置20と受信装置10(またはその受信ヘッド1
1)とは、至近距離をおいて対向するように配置、固定
されるか、または装置20もしくは■0の少なくともい
ずれか一方が移動するように構成される。たとえば、送
信装置20が矢印Y1で示すように受信装置10の前を
横切るように移動するか、または矢印X1で示すように
受信波!!clGに接近する方向に移動するときには1
両装置IOと20とが接近したときに上述した情報伝達
原理に基づいて送信装置20から受信装置IOにデータ
ないしは情報が伝達される。
送信装置20が移動する態様では、送信装置20は、搬
送装置によって搬送されるパレット、箱ま″たは物品等
に取付けられるか、または無人搬送車等に取付けられる
受信装置IOを移動させるようにしてもよいし。
両方の装置10と20を移動させるようにしてもよい。
上述した発振回路1は受信ヘッド11 (受信装置10
)内に、共振回路2は送信装置20内にそれぞれ収めら
れている。これらの受信ヘッドIIおよび送信装置20
は、第3図に示すようにコイルL1゜L2をそれらのケ
ース19.29の一部内にそれぞれ備えている。これら
の装置 10(11)と20が第2図に示すように配置
、固定されたときに、または装置10(11)と20と
が接近したときに、これらのコイルL1.L2が対面し
相互に電磁誘導結合する。情報伝達が充分にできつるよ
うにコイルL  、Lの誘導結合可能な距離d(たとえ
ば数cm)をできるだけ大きくとるために、コイルL 
 、L  の周辺には高透磁率のコア(たとえばフェラ
イト・コア) 18.28がそれぞれ使用されている。
両装置lOと20との間の通信は上述の情報伝達の原理
にしたがって、大別すると2周波数復調方式および振幅
復調方式によって行なわれる。以下に、これら2つの方
式について詳述する。
(3,3)周波数復調方式 第4図は9周波数復調方式で動作する情報伝達装置の電
気的構成を示しており、この装置は送信装置20と受信
装置10とから構成されている。第5図は、その動作を
示す波形図である。
第4図において、送信装置20は共振回路2を含んでお
り、この共振回路2は、コイルL2に対してコンデンサ
回路が直列に接続されてなる。コンデンサ回路は、2つ
のコンデンサC2とC3が並列に接続されることにより
構成され、コンデンサC3にスイッチング素子21(た
とえば半導体スイッチング素子)が直列に接続されてい
る。
送信すべきデータはメモリ23に記憶されている。制御
回路22はメモリ23からデータを読出し。
それをシリアルな信号SDに変換し、この信号SDによ
ってスイッチング索子21のオン、オフを制御するもの
である。データの読出しは、クロック信号発生回路24
から出力されるクロック信号に同期して行なわれる。
メモリ23としては不揮発性メモリが好ましく。
たとえば電気的に書替え可能なEEFROM(Elec
trically Rrasable Prograa
+mable ReadOnly Memory )を
使用することが好ましく、データがパラレルに読出され
るものの場合には制御回路22内にP/S (パラレル
/シリアル)変換回路が備えられ、データがシリアルに
読出されるものの場合には制御回路22は読出したコー
ドに応じてスイッチング素子21を駆動するものであれ
ばよい。
共振回路2のスイッチング素子21は送信すべきデータ
を構成する各ビットによってシリアルにオン、オフ制御
される。スイッチング素子21の制御信号SDと、デー
タの各ビットの値(1または0)と、スイッチング素子
21の状態(オンまたはオフ)とが第5図に示されてい
る。
スイッチング素子21がオフのときには共振回路2はL
2と02の直列共振回路となり、その共振周波数f2は
f   −1/[2π (LC)] で与えられる。
スイッチング索子21がオンのときには、共振回路2は
L と(C2/1C3)の直列共振回路となす、その共
振周波数f3は。
f  −1/[2π(L  (C+C)戸/2]で与え
られる。
一方、受信装置lOにおいて1発振回路1はコイルL 
を含んでおり、その発振周波数f1は、上■ 述の共振周波数f  、f  と異なる値に設定されて
いる。したがって、共振回路2のコイルL2がこの発振
回路1のコイルLlに近接して相互に誘導結合すると9
発振コイルの実効インダクタンスが変化するのでその発
振周波数にf±ΔFの周波数偏移が与えられる。この周
波数偏移量は、スイッチング素子2Iがオンのときと、
オフのときとで異なり、オフのときの発振回路1の発振
周波数をf  オンのときのそれをfl3でそれぞれ表
わ12’ す。この周波数偏移の様子が発振回路1の出力信号Sf
として第5図に示されている。第5図の信号Sfの周期
は信号SDの周期に比べてかなり拡大して描かれている
コイルL1とL2との結合によって発振コイルの損失抵
抗も上述したように増大するが1発振回路1はこの損失
の増大にもかかわらず発振状態が充分に維持できるよう
に構成されている。
発振回路1の出力Sfは周波数復調回路13に送られる
。この回路13はたとえばF S K (Freque
ncyShif’t Keying)回路から構成され
1発振出力Sf中からその変調信号Rが抽出される。こ
の信号Rは、第5図に示されるように、スイッチング素
子21のオン、オフ状態、すなわちメモリ23に記憶さ
れているデータを表わしている。
変調信号Rは、デコーダ14でS/P変換、データ・エ
ラー判定などが行なわれ、所定のデータ111位に変換
される。デコーダ14からのデータ出力は必要であれば
表示器16にモニタ表示されるとともに、受信装置lO
からインターフェイスI5を介して、他の機器、たとえ
ばこの発明が物品の供給のために利用された場合には、
コンベア・ライン上の振分は装置や仕分は装置にシリア
ル信号としてまたはパラレル信号として伝送される。
上記実施例において、fl−f2またはfi−f3とし
てもよい。
上記実施例では、共振回路2のコンデンサ回路における
コンデンサC、Cをスイッチング素子21によって切替
えるようにしているが、第1図に示した原理図と同じよ
うに、または第6図に示すように、共振回路を開閉する
ようにしてもよい。
また、2以上のスイッチング素子を設けて2以上の共振
回路接続の切替えを行なうようにすると、2値のみなら
ず多値情報を伝達することが可能となり、2値の場合で
あっても2ビット以上の情報を一度に送受することがで
きるようになる。
さらに、第7図および第8図に示すように。
発振回路の発振コイルの実効インダクタンスに変化を与
える手段として、共振回路の尖鋭度Q(−ωL/R)を
変化させるようにすることもできる。第7図および第8
図では、スイッチング素子21のオン、オフによって抵
抗Rの接続を切替えるようにしている。
(3,4)振幅復調方式 振幅復調方式を採用した情報伝達装置の例が第9図に示
されている。この図において、第4図に示すものと同一
物には同一符号が付けられている。また、第9図の各部
の波形が第10図に示されている。
共振回路2は、コイルL2とコンデンサC2とスイッチ
ング素子21とから構成されている。受信装置lOにお
ける復調回路としては振幅復調回路(検波回路) 17
が使用されている。共振回路2の共振周波数f2と発振
回路1の発振周波数f1は等しく設定されている。
両コイルL とL2とが接近し誘導結合したときに、ス
イッチング索子21がオフであれば発振回路1は正常に
発振している。ところがスイッチング索子21がオンと
なると、上述したように発振回路1の損失が増大し1発
振振幅が小さくなり、極端な場合には発振が停止してし
まう。発振回路1の発振周波数f1はスイッチング素子
21のオン。
オフにかかわらず不変である。
このような発振回路1の発振出力Sfを検波すると、ス
イッチング素子のオン、オフ(設定データの値1または
0)に対応した変調出力Rが得られる。
振幅変調方式によると、上述の周波数変調方式に比べて
、コイルL とL2との結合距離dを大■ きく設定できるという利点がある。
(3,5)実施例 この発明の実施例は第11図に示されている。この情報
伝達装置は、送信装置20から受信装置10に上述のよ
うにデータを伝達することができるのみならず、受信装
置10から送信装置20にデータを送りかつ送信装置2
0のメモリ23にそのデータを書込むことができる。し
たがって、この装置は読取りモードと書込みモードで動
作可能である。
このモード切替のために、受信装置」0内の発振回路1
は、少なくとも2つの周波数f  、f  で発振可能
となるように構成され、この発振周波数の切替は、送信
データTすなわちメモリ23に書込むべきデータに基づ
いて周波数制御回路18によって行なわれる。たとえば
発振回路1を電圧制御発振回路で構成し、制御回路18
をD/A (ティグタル/アナログ)変換回路で構成し
、データTに応じた電圧を回路18で発生しこの出力電
圧を発振回路1に与えるようにすればよい。
読取りモードではデータTは常に0であり。
発振回路1は周波数f1で発振している。書込みモード
では、データTは最初は1であり発振回路1は周波数f
4で発振しているが、データの送信が開始されるとデー
タTが0と1との間で変わるので、これに応じて発振周
波数もflとf4との間で変わる。
送信装置20において、メモリ23は好ましくはEEF
ROMで構成される。制御回路22はメモリ23の読出
し、書込み制御(信号U)を行なうとともにメモリ23
から読出されたデータに基づくスイッチング索子21の
制御を行なう。共振回路2のコイルL2に誘起される電
圧Eが所定のレベルv1に達したかどうかを判定するレ
ベル検出回路25も備えられており、その判定出力Vは
制御回路22に与えられる。送信装置20にはさらに1
周波数復調回路28が備えられており、この回路28は
コイルL2に誘起される信号Eの周波数とくに書込みモ
ードの周波数を検出して書込みモード検出信号Pを出力
するとともに、コード読取装置10から送られてくるデ
ータTを判別して書込みデータ信号Iを出力する。
受信装置IOにおいては、簡略化のためにデコーダ14
.表示器1G、インターフェイス15は図示が省略され
ている。
第12図は読取モードにおける各回路の出力信号波形を
、第13図は書込みモードにおける各回路の出力信号波
形をそれぞれ示している。ここで、信号Aは上述した信
号Sfと同じように発振回路1の発振出力を示している
第14図は、送信装置20が移動してきて(第2図の矢
印Y1の移動方向)、受信装置IOと対向する様子を示
している。
第12図および第14図を参照してまず読取りモードの
動作について説明する。
送信装置20側において1通常は、スイッチング索子2
1はオフしており、またメモリ制御信号Uはメモリ23
に対して読出しを指令している。
読取りモードにおいては、受信装置10において、送出
データTは0であり2発振回路1は周波数f1で発振し
ている。
第14図に示すように時刻t−Toの時点では。
両コイルL とL2とが誘導結合するまでに両袋【 置lOと20は近づいていない。装置20が装置10に
さらに接近すると2両コイルL とL2とが電磁誘■ 導結合する。この結果2発振回路1の発振出力Aおよび
共振回路2に現われる信号Eの周波数は+ΔFまたは一
ΔFだけ偏移してf1□になる。
FM復調回路13はこの周波数偏移を検出しない(読取
信号RはHレベルのまま)。またレベル検出回路25の
出力レベルが増大してしきい値v1を超えるので制御回
路22は動作を開始する。(時刻t = T t )レ
ベル検出回路25の出力Vがレベル■1以上である時間
がある一部時間T、1以上経過すると、制御回路22は
メモリ23に設定されているデータを読出し、このデー
タに基づいてスイッチング素子21をオン、オフ制御す
る。スイッチング素子21のオン、オフにより発振回路
1の発振周波数が変化し、この変化が受信装置lo側の
FM復調回路13で検出され、変調信号Rが出力される
のは上述した通りである。
次に第13図を参照して書込みモードの動作について説
明する。
データTは1であり9発振回路1は周波数f4で発振し
ている。送信装置20の受信装置1oへの接近にともな
い両コイルL とL2が結合すると。
発振回路1の発振周波数は偏移する(これをf4□とす
る)。スイッチング素子21は上述のようにオフのまま
である。FM復調回路28はコイルL2に誘起されたこ
の周波数’42の信号Eを検知するので’c(D書込み
モード検出信号PをLレベルにする。またレベル検出回
路25もレベルv1以上の出力Vを発生する。制御回路
22は、レベル検出回路25の出力レベルがv1以上で
あり、がっしレベルの書込みモード検出信号Pを一定時
間”P2以上検出すると、スイッチング索子21をオン
とするとともに、メモリ23に書込み指令Uを与える。
スイッチング素子21がオンとなると2発振回路1の発
振周波数はまた異なる値に偏移する(これをf43とす
る)。この周波数’43が受信装置10のFM復調回路
13で検知されると、装置10はただちに書込むべきデ
ータを送出する。すなわちデータ信号Tをデータに応じ
て変化させる。
データTの変化によって発振回路1の発振周波数はf、
とf4との間で変化するが、スイッチング索子21がオ
ンであるから、誘導結合の影響で’13と’43との間
で変化する。この周波数の変化はコイルL2に誘起され
る信号Eの周波数の変化としても現われるから、これが
FM復調回路28で検出され、検出結果がデータ信号I
としてメモリ23に与えられるので、このデータがメモ
リ23に書込まれる。装置IOからのデータの送出はあ
る一部時間T、の間で行なわれる。
発振回路の発振周波数f、f4.共振回路の■ 共振周波数f  、f  の4種類の周波数が用いられ
ているが、これらのいくつかを共通にしてもよい。たと
えばf  −f  、またはf I−f 2かつf  
−f4とすることが可能である。この場合に1発振回路
1の発振が停止しないように構成しておくのはいうまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は情報伝達の原理を説明するための回路図である
。 第2図は送、受信装置の配置関係を示すものであり、第
3図は誘導結合する2つのコイルを示す断面図である。 第4図は周波数復調方式を採用した装置の構成を示す回
路図、第5図はその動作を示す波形図である。 第6図から第8図は共振回路の変形例を示す回路図であ
る。 第9図は振幅復調方式を採用した装置の構成を示す回路
図、第1O図はその動作を示す波形図である。 第11図はデータの書込み可能なこの発明の実施例を示
す回路図、第12図および第13図はその動作を示す波
形図である。 第14図は、送信装置が受信装置に接近する様子を示す
図である。 1・・・発振回路、    2・・・共振回路。 IO・・・受信装置、    13.28・・・F M
復調回路。 18・・・発振周波数制御回路。 20・・・送信装置、    21・・・スイッチング
素子。 22・・・制御回路、23・・・メモリ。 L、L2・・・コイル。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共振状態を切替えるスイッチング素子とコイルとを含む
    共振回路、相手側に送信すべきデータに応じて上記スイ
    ッチング素子を制御する制御回路、および上記共振回路
    に誘起される信号の周波数変化を検出する周波数復調回
    路を備えた一方の送、受信装置、ならびに 上記共振回路のコイルと電磁誘導結合可能なコイルを含
    み、発振周波数が可変な発振回路、この発振回路の出力
    の変化を検出する復調回路、および相手側に送信すべき
    データに応じて上記発振回路の発振周波数を制御する発
    振制御回路を備えた他方の送、受信装置 を備えている情報伝達装置。
JP61054664A 1986-03-14 1986-03-14 情報伝達装置 Pending JPS62213433A (ja)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997001223A1 (fr) * 1995-06-22 1997-01-09 Fujitsu Ten Limited Dispositif d'actionnement d'antenne pour transpondeur
CN105007249A (zh) * 2015-06-04 2015-10-28 重庆大学 基于2fsk的无线能量和信号同步传输系统及方法

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