JPS6221304Y2 - - Google Patents
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- JPS6221304Y2 JPS6221304Y2 JP3985083U JP3985083U JPS6221304Y2 JP S6221304 Y2 JPS6221304 Y2 JP S6221304Y2 JP 3985083 U JP3985083 U JP 3985083U JP 3985083 U JP3985083 U JP 3985083U JP S6221304 Y2 JPS6221304 Y2 JP S6221304Y2
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- JP
- Japan
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- catalyst
- dust
- block
- movable support
- sweeper
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は脱硝装置において触媒上に堆積した
ダストを除去するダスト除去装置に関する。
ダストを除去するダスト除去装置に関する。
燃焼排ガスに含まれる窒素酸化物（以下NOx
と記す）は、そのまま大気に放出されると、光化
学スモツグをひき起すため、近年その処理対策に
大きな関心が寄せられている。従来からいくつか
のNOx除去方法が提案されているが、そのうち
NH3を還元剤として用いて脱硝触媒の存在下に
NOxを接触還元する方法は、処理ガスに酸素が
１容量％以上含まれていても、NH3がNOxと選択
的に反応するので、還元剤に関する費用の面で有
利な方法である。
と記す）は、そのまま大気に放出されると、光化
学スモツグをひき起すため、近年その処理対策に
大きな関心が寄せられている。従来からいくつか
のNOx除去方法が提案されているが、そのうち
NH3を還元剤として用いて脱硝触媒の存在下に
NOxを接触還元する方法は、処理ガスに酸素が
１容量％以上含まれていても、NH3がNOxと選択
的に反応するので、還元剤に関する費用の面で有
利な方法である。
石炭燃焼排ガスやごみ焼却排ガスに代表される
ように、燃焼排ガスは多かれ少なかれダストを含
む。そのために、上記NOxの接触還元法では、
ダストの通過性をよくするように、多数の独立通
路よりなる脱硝触媒が使われている。被処理排ガ
スのフローがダウン・フローの場合、上記独立通
路を有する触媒ブロツクの上端面上に、ダストが
堆積する。このダストは脱硝装置の触媒充填部を
開けば掃き落すことができる。しかし一般に触媒
充填部は開かない構造になつている。そのため脱
硝装置を開くことなしに、堆積ダストを除く手段
が要望せられている。
ように、燃焼排ガスは多かれ少なかれダストを含
む。そのために、上記NOxの接触還元法では、
ダストの通過性をよくするように、多数の独立通
路よりなる脱硝触媒が使われている。被処理排ガ
スのフローがダウン・フローの場合、上記独立通
路を有する触媒ブロツクの上端面上に、ダストが
堆積する。このダストは脱硝装置の触媒充填部を
開けば掃き落すことができる。しかし一般に触媒
充填部は開かない構造になつている。そのため脱
硝装置を開くことなしに、堆積ダストを除く手段
が要望せられている。
この考案は上記のような要望にこたえるべくな
されたものである。
されたものである。
この考案によるダスト除去装置は、多数の垂直
独立通路を有する触媒ブロツクの上方に、同ブロ
ツクに沿つて移動するように設けられた可動サポ
ートと、 同サポートに吊持されかつ下辺部を触媒ブロツ
クの構成単板の上端面に接触させた板状スイーパ
とよりなる、 脱硝装置における触媒上の堆積ダストの除去装
置である。
独立通路を有する触媒ブロツクの上方に、同ブロ
ツクに沿つて移動するように設けられた可動サポ
ートと、 同サポートに吊持されかつ下辺部を触媒ブロツ
クの構成単板の上端面に接触させた板状スイーパ
とよりなる、 脱硝装置における触媒上の堆積ダストの除去装
置である。
以下、この考案を実施例により具体的に説明す
る。
る。
図面において、脱硝装置の触媒充填部には、多
数の垂直独立通路１を有する触媒ブロツク２が充
填されている。触媒ブロツク２は平板状の触媒構
成単板３とジグザグ状の触媒構成単板４とが交互
に配され、これらが一体化されたものである。触
媒ブロツク２の上方には、同ブロツク２に沿つて
移動する棒状の可動サポート５が設けられてい
る。可動サポート５は一端において移動装置（図
示しない）に支持され、これによつて水平に往復
動されるようになつている。可動サポート５には
複数のリング６を介して矩形板状の鋼製のスイー
パ７が吊持されている。そしてスイーパ７の下辺
部７ａは、触媒ブロツク２の構成単板３，４の上
端面に接触していて、スイーパ７は側方から見て
傾斜状に配されている。スイーパ７の材質は耐熱
性および耐食性にすぐれたものであることが求め
られる。またスイーパとして金属ブラシなどを用
いると、ブラシの破片針金が垂直独立通路１にひ
つかかつて、ダスト堆積を助長するおそれがあ
る。したがつて金属ブラシなどは好ましくない。
数の垂直独立通路１を有する触媒ブロツク２が充
填されている。触媒ブロツク２は平板状の触媒構
成単板３とジグザグ状の触媒構成単板４とが交互
に配され、これらが一体化されたものである。触
媒ブロツク２の上方には、同ブロツク２に沿つて
移動する棒状の可動サポート５が設けられてい
る。可動サポート５は一端において移動装置（図
示しない）に支持され、これによつて水平に往復
動されるようになつている。可動サポート５には
複数のリング６を介して矩形板状の鋼製のスイー
パ７が吊持されている。そしてスイーパ７の下辺
部７ａは、触媒ブロツク２の構成単板３，４の上
端面に接触していて、スイーパ７は側方から見て
傾斜状に配されている。スイーパ７の材質は耐熱
性および耐食性にすぐれたものであることが求め
られる。またスイーパとして金属ブラシなどを用
いると、ブラシの破片針金が垂直独立通路１にひ
つかかつて、ダスト堆積を助長するおそれがあ
る。したがつて金属ブラシなどは好ましくない。
上記構成のダスト除去装置において、被処理排
ガスはダウン・フローであつて、温度200〜400℃
を有し、硫酸蒸気、塩酸ガスなどの腐食性ガスを
含む。触媒ブロツク２の構成単板３，４の上端面
上にはダストが堆積し、堆積ダストはその凝結性
のためにガス流路を塞ぐくらいに徐々に成長して
いる。スイーパ７は可動サポート５によつて構成
単板３，４の上端面上をひきずられるように移動
せられる。その結果スイーパ７によつて堆積ダス
トの凝結物は破壊せられ、垂直独立通路１を経て
触媒充填部の下方へ掃き落される。こうして堆積
ダストが除去される。
ガスはダウン・フローであつて、温度200〜400℃
を有し、硫酸蒸気、塩酸ガスなどの腐食性ガスを
含む。触媒ブロツク２の構成単板３，４の上端面
上にはダストが堆積し、堆積ダストはその凝結性
のためにガス流路を塞ぐくらいに徐々に成長して
いる。スイーパ７は可動サポート５によつて構成
単板３，４の上端面上をひきずられるように移動
せられる。その結果スイーパ７によつて堆積ダス
トの凝結物は破壊せられ、垂直独立通路１を経て
触媒充填部の下方へ掃き落される。こうして堆積
ダストが除去される。
以上のとおりで、この考案によるダスト除去装
置は、触媒ブロツク２の上方にこれに沿つて移動
するように設けられた可動サポート５と、同サポ
ート５に吊持されかつ触媒ブロツク２に接触した
板状スイーパとよりなるので、脱硝装置の触媒充
填部を開くことなく、触媒ブロツク２の構成単板
３，４上の堆積ダストを除くことができ、しかも
この場合、構成単板３，４の上端部を破損するお
それが全くない。
置は、触媒ブロツク２の上方にこれに沿つて移動
するように設けられた可動サポート５と、同サポ
ート５に吊持されかつ触媒ブロツク２に接触した
板状スイーパとよりなるので、脱硝装置の触媒充
填部を開くことなく、触媒ブロツク２の構成単板
３，４上の堆積ダストを除くことができ、しかも
この場合、構成単板３，４の上端部を破損するお
それが全くない。
図面はこの考案の実施例を示す触媒充填部の内
部の斜視図である。 １……垂直独立通路、２……触媒ブロツク、
３，４……構成単板、５……可動サポート、６…
…リング、７……スイーパ、７ａ……下辺部。
部の斜視図である。 １……垂直独立通路、２……触媒ブロツク、
３，４……構成単板、５……可動サポート、６…
…リング、７……スイーパ、７ａ……下辺部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 多数の垂直独立通路を有する触媒ブロツクの上
方に、同ブロツクに沿つて移動するように設けら
れた可動サポートと、 同サポートに吊持されかつ下辺部を触媒ブロツ
クの構成単板の上端面に接触させた板状スイーパ
とよりなる、 脱硝装置における触媒上の堆積ダストの除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3985083U JPS59146028U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 脱硝装置における触媒上の堆積ダストの除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3985083U JPS59146028U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 脱硝装置における触媒上の堆積ダストの除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59146028U JPS59146028U (ja) | 1984-09-29 |
| JPS6221304Y2 true JPS6221304Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=30170486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3985083U Granted JPS59146028U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 脱硝装置における触媒上の堆積ダストの除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59146028U (ja) |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP3985083U patent/JPS59146028U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59146028U (ja) | 1984-09-29 |
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