JPS622102A - パタ−ン位置検出装置 - Google Patents

パタ−ン位置検出装置

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JPS622102A
JPS622102A JP60140430A JP14043085A JPS622102A JP S622102 A JPS622102 A JP S622102A JP 60140430 A JP60140430 A JP 60140430A JP 14043085 A JP14043085 A JP 14043085A JP S622102 A JPS622102 A JP S622102A
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JP
Japan
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scanning
pattern
light
edge
laser beam
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Application number
JP60140430A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneki Hamashima
宗樹 浜島
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
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Priority to US06/808,932 priority patent/US4744663A/en
Publication of JPS622102A publication Critical patent/JPS622102A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、パターン位置検出装置にかかるものであり、
特に半導体装置等の製造工程において使用されるフォト
レジストのパターンのエツジ位置や1@などの認識に好
適なレーザ光を用いたパターン位置検出装置に関するも
のである。
〔発明の背景〕
ICJPLSI等の半導体装置の製造に使われる半導体
ウェハ(以下、単に[ウェハJという)においては、製
造プロセス中に各種処理を受けるが、特に所望の特性を
十分確保するためには、プロセス中の回路パターン等の
線幅や寸法等を正確に管埋することが重要である。この
ためには、フォトレジストなどの線幅や寸法等を自動的
に高精度に測定する装置が必要である。
このようなパターン位置検出装置としては、例えば特願
昭59−2611057号として出願されたものがある
。この出願にかかる装置は、ウニ/S上のフォトレジス
トなどに形成されたパターンを、該パターンのエツジに
よる散乱光ト、該パターンかラノ反射光と、フォトレジ
ストによる螢光との3種の光情報を同時に°別1i!に
取り出してパターン位置検出を行う構成となっている。
かかる装置において、アルミニウム(AA)や多ul1
gシリコン(Sl)上のフォトレジストの線幅を、反射
光と螢光とを用いて測定する場合を考えてみると、グレ
インと称される固有の材料特性のため、反射光の信号波
形に第2図(ARK示すように、大きなノイズが含まれ
る場合がある。このため、反射光のみを利用するときは
、レジストパターンのエツジ位置の判断を誤るおそれが
ある。一方、フォトレジストの螢光は、レジスト部分し
か生じないため、同図(B)に示すように波形は単純表
彰となる。従って、まず、m2図(B)に示す螢光のl
Ft号からパターンエツジのおおよその位置を知り、か
かる位置に基づいて同図(A)に示す反射光の光信号か
ら厳田なエツジ位置を計算することができる〇 しかしながら、以上のようにして測定を行うとしても、
次のような不都合がある。
(1)パターンのエツジ位置にグレインが重なったが不
可能となる。
(2)反射光及び螢光の信号双方について、その信号強
度を最適化させるため、レーザ走査を多数回行なう場合
があるが、このときに、フォトレジストが強力な光で化
学反応を起こして変質することがあり、反射光、螢光に
よって得られる信号波形も次第に変化し、正確な測定か
不可能になることがある。
更に、フォトレジスト等のパターン寸法値は、微細化さ
れるに伴い、パターンの位置ないし場所によるわずかな
線幅の差異が太き表問題となるため、測定値としてはパ
ターンの特定位置の線幅寸法よりもパターン全体の平均
g幅値の方が好まし一ゝO 〔発明の目的〕 本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、レジ
ストパターンのエツジ位置にグレインが重なった場合で
あってもフォトレジストの変質ヲ伴うことなく、また、
パターンの微小部分のわずかなばらつき全平均化し、高
い再現精度で安定に、かつ、良好にパターン゛位置の検
出を行うことができるパターン位置検出−Rを提供する
ことをその目的とする◎ 〔発明の概要〕 本発明は、レーザ光と被検試料とを相対的に移動させる
走査手段の他に、該手段による走査位置をシフトさせる
シフト手段を設けるとともに、パターン位置の検出手段
による検出動作がエラーなく正常に行なわれたか否かを
検出するエラー検出手段を設け、この手段によってエラ
ーが検出されたときには、シフト手段を駆動して走査位
置を7フトさせ、正常に測定されたデータだけを平均化
した結果を寸法値とすることを技術的要点としている。
〔実施列〕
以下、本発明にかかるパターン位置検出装置の一実施例
を、a附図面t−参照しながら詳細に説明する8 、81図には、本発明の一実施例のうち、光学的装置の
配fが示されている。この図において、螢光発生用の励
起光源としてのレーザ光源10は短波長のレーザ光(コ
ヒーンント光)全発生する。
そのレーザ光の径はビームエキスパンダーとしてのVン
ズ12,14によって拡大される。レンズ12と14の
間にはレーザ光を一次元に走査する   □ためのミラ
ー一体格mg(走査部)16が設げられる。走査g16
はレーザ光の光路長を変えることな(、レーザ光の元軸
を平行にシフトさせる。
また、レーザ干渉計やリニアエンコーダ等でW成された
走査量モニター18は、走査g16の移動t1:読み取
るものである。
次に、前記ビームエキスパンダーで拡大されたはぼ平行
なレーザ光束は、バーピングガラス20に入射するよう
になっている。このハービングガ7ラス20は、レーザ
光束の走査位置をシフトさせル本ので、パルスモーJ、
DCモータ等の駆動ユニット22によって入射レーザ光
束九対する角度が変化するようになっている。なお、こ
の変化の程度すなわちレーザ光束のシフト量は、ポテン
ショメータ24によって検出し得るようKW成されてい
る。
バーピングガラス20全通過し念レーザ光束は、ハーフ
ミラ−(ハーフプリズム)26t−透過した後、像回転
プリズム28を経て、ダイクロイックミラー30で反射
されて、対物レンズ32に入射する。ダイクロイックミ
ラー30はレーザ光を反射し、それよりも長波長の光を
透過するような分光特性を有する。対物レンズ32に入
射したレーザ光束は集光されて、試料台64に載置され
たウェハ(被検試料)W上に(@小な)スポット光とし
て結像される。このンーザスポット元は走fg16の移
動と共にウェハW上を一次元的に走査し、またその走i
位置がバーピングガラス20の駆動によってシフ1.)
−する、。すなわち、走査部16及びバーピングガラス
20により、レーザスポット光F16エハW上を2次元
的に走査することとなる。
ウェハW上に微小な凹凸の段差、所謂パターンのエツジ
が形5!されていて、スポット光がそのエツジを横切る
と、エツ°ジからは散乱光(あるいは段差による回折光
)が生じる。その散乱光の大部分は対物レンズ32の開
口数(NA)で決まる立体角以上の角度で発生するので
、対物レンズ32にはほとんど戻らない。そこでそれら
散乱光は対物レンズ52の周囲に環状に設けられた球面
ミラー36で集ft、され、対物レンズ62のノS@を
丸軸に沿って戻り、ダイクロイックミラー60に至る。
このダイクロイックミラー30で反射された散乱光は、
さらに環状(ドーナツ状)のミラー38で反射された後
、レンズ40によってフォトマルチプライヤ等の光゛成
検出器42に集光される。以上のような球面ミラー36
、ドーナツミラー68、レンズ40の構成は、顕微鏡の
暗視野光学系に相当する。尚、パターンからの散乱光強
度が十分に大きい場合は、対物レンズ52の周囲に環状
に固体センサーを設けて検出するようにすれば、暗視野
光学系は不要となる。またウェハWからの反射光は対物
レンズ32、ダイクロイックミラー30、像回転プリズ
ム28を通り、ハーフミラ−26で反射された後、ミラ
ー44で直角に反射され、レンズ46で扁光される。レ
ンズ46による反射光の集光(@儂)位置には、開口4
8を有する絞り50が配置され、開口48の後にはシリ
コンフォトダイオード(SPD)等の検出器52が配置
される。この光電検出510は反射光の量に応じた光電
18号を出力する。
さて、ウェハW上にフォトレジスト層のパターンが形成
されていると、短波長の7−ザ光に励起されて、そのパ
ターンから螢光(あるいはリン光)が発生する。その螢
光は通常、波長500〜700nmの可視光であり、レ
ーザ光の波長よりも長い。その比ぬパターンからの螢光
は対物レンズ32を通った後、ダイクロイックミラー3
0を透過して、レンズ54、ハーフミラ−(ハーフプリ
ズム)56、切替ミラー58、及びミラー60を経て、
レーザ光の波長域の光をカットするフィルター62t−
透過してフォトマルチプライヤ−等の光電検出器64に
至る。尚、切替ミラー58は螢光の検出時にハーフミラ
−56とミラー60の間の光路中から退避するように構
成される。そして、切替ミラー58が第1図のようにそ
の光路中に45°の角度で介挿されると、照明系66か
らの可視照明光が切替ミラー58、ハーフミラ−56で
反射され、レンズ54、ダイクロイックミラー30t−
介して対物レンズ32に入射し、ウェハW上の観察領域
を落射照明する。この状態の場合、照明系66からの光
は、直接光電検出器64に入射しないように切替ミラー
58によって阻止される。また、ウェハWから戻って来
た可視光は対物レンズ32、ダイクロイックミラー30
、レンズ54、及びハーフミラ−36t−介してファイ
ンダーとして用いる観察光学系68に至り、ウェハW上
の観察領域が目視される。
以上のように、本実施例ではウェハW上に形成された種
々のパターンを、レーザーにヨルパターンのエツジから
の散乱光とレーザーによるパターンからの反射光と、パ
ターンからの螢光(リン光)との6種の光情報を同時に
別個に取り出して、検出するような構成となっている。
このため、それら3種の光情報とスポット光の走査量(
位置)情報とによりフォトレジストのパターン、ポリシ
リコンのパターン等の種々のパターンのエツジ検出、パ
ターン位置検出、線幅や寸法の計測が多角的に行なわれ
ることになる。尚、螢光を検出するためのレーザ光源と
しては、波長325nm又は442nmのf(e −C
d レーザや、波長488nmOArレーザ等が利用で
きる。この様なレーザ光の照射によって螢光性金示すも
のば、ウェハプロセスの中テHフォトレジスト以外にも
PEG(リンガラス)やボ11イミド等があるが、本実
施例ではフォトレジストによるパターンの計測を扱うも
のとする。
もちろん、計測対象が螢光性を持たない場合は、螢光検
出系は不要となり、反射光又は散乱光の検出系で計測す
ることになる。
次に、上記実施例の信号処理回路について説明する。W
X3図には、かかる回路の一例が示されている。なお、
第1図に示した装置と同一の摺電部分については同一の
符号を用いることとする。
第3図において、装置全体の動作や信号処理は、マイク
ロコンピュータやミニコンピユータ等の演算処理装置C
以下CPUとする)70によって統括制御される。3つ
の光電検出器42.52.64からの光電信号は、CP
U700指令に応答して、そのうち2つの信号を任意に
選択するようなアナログマルチプレクサC以下rMPX
Jと呼ぶ)回路72に入力される。選択された2つの光
電信号は、夫々割算器c以下「01 VJとする)74
゜76に分子として入力される。DIV74.76の各
分母としてi、CPU70からのデジタル的々指令値を
アナログ信号に変換するデジタル・アナログ変換器C以
下rDAcJとする)78.80の出力信号が印加され
る。このため、2つの光電信号の夫々は処理に最適なノ
ベルになるようにゲインコントロールされる。さて、D
IV74.76からの光電信号は夫々・サンプルホール
ド回W&(以下rsHcJと呼ぶ)82.84に入力サ
レge、更にアナログ−デジタル変換器c以下rADC
Jと呼ぶ)8<S、88に入力される。これら5HC8
2,84のサンプリング動作とADC86,88の変換
動作は、走査量モニター18から単位走査量毎に出力さ
れる時系列的なパルス信号SPに応答して行なわれる◎
すなわち、クエハW上のスポット光の単位移flh*(
例えば0.01μ溝)毎に光電信号の大きさをサンプリ
ングして、それをデジタル値に変換する。尚、パルス信
号8Pt!、CPU70からの指令に応答して開閉する
ゲート回路90を介して5uc82,84、ADC86
,88に印加される。ADC86,88で変換された光
゛成信号のデジタル値は、それぞれランダムeアクセス
・メモIJ(RAM)92.94に番地順に記憶される
。RAM92.94のアクセス番地はパルス信号SPに
応答して頃次更新されるような構成になっており、RA
M92.94には、例えば特開昭59−187208号
公報に開示されているように、元tlL信号の走査位置
に対応した波形が記憶される。
こうしてRAM92.94に記憶された光電信号の波形
データは、CPU70に読み込まれて各種処理を経て、
パターンの位置やエツジの位置等が検出される。その検
出の1つの手法は特開昭59−187208号公報に詳
しく開示されているので、ここでは説明全省略する。ま
たCPU70には、走査部16、バーピングガラス20
の駆動ユニット22、及びボテンショメー424が各々
接続されており、走査g16及び駆@1ニット22の駆
動制御が行なわれるとともに、ボテン7ヨメータ24に
よってレーザ光束のシフト童が検出し得るようになって
いる。
次に、上記実施例の全体的動作について説明する。まず
、ウェハW上のVシストの反射光強度が第2図(A)に
示したような場合について説明する。
なお、第4図ICは、検出アルゴリズムの一例がフロー
チャートとして示されており、第5図には、エツジが正
常に検出されたか否かt−判断するためのアルゴリズム
の一例がフローチャートとして示されている。
まずミラー58を観察用の位置に切替え、ウェハW上の
所望のパターン、例えば配線用の線状パターン(凸状)
が対物レンズ32による視察視野の中央に位置するよう
に、試料台64の位置を調整する。そして、スポット光
の走査軌道がその線状パターンと直交するように1家回
転プリズム28の回転位置t−調整する0次に走査f[
sl 6を移動させて、スポット光が線状パターンの横
に整列するように位置決めする。このとき、CPU70
は走査量モニター18からスポット光のウェハW上での
位置に対応した情報全走査開始点として読み取り記憶す
る0次にCPU70は測定するパターンの形状、材質に
応じて、との光電信号を使うかを選択する几めのJ¥j
 ’i¥ t’ M P X回路72に出力する。
このため、CPU70には外部(オペレータ)から材質
等の情報を入力するための噸能が備えられている。例え
ばパターンの材質が金属(アルミニウム等)の場合に、
散乱光又は正反射光を用いて測定するのが−11ましく
、フォトレジストの場合はいずれを用いても測定できる
が、特に螢光とその他の1つ(散乱光と正反射光のいず
れか一方)と全周いて測定すると、計測精度が著しく向
上する。
そこで以下の説明では、正反射光と螢光とを用いてフォ
トレジストによる線状パターンの幅を測定するものとす
る。従ってCPU70は光電検出器52と64の各光電
信号がDIV74.76に入力するようにMPX回路7
2を制御する。そしてCPU70はゲート回路90を開
き、スポット光が走査開始点から線状パターンを横切る
まで走査部16t−駆動させる。なお、バーピングガラ
ス20は、適当な位置に保持される。これによって、R
AM92.94の夫々には第6図(A)、(B)のよう
な波形データが記憶される。この場合、スポット光の走
査軌道上には、第7図に示すように測定すベキ線状フォ
トレジストパターンPP以外にポリシリコン、又は金属
によるパターンPMが形成されていたものとする。この
場合ウェハW上のパターンで螢光を発生するものはフォ
トレジスト(有機物)層だけであり、螢光による波形デ
ータ中で装置の大きい部分を調べることにより、線状パ
ターンPPを識別することができる。flEb図rA)
に示すように、スポット光LSがパターンPM%PPを
X方向に走査する(第7図rA)参照)と、RAM92
に記憶された正反射光による光電信号の波形中には、パ
ターンPM、PPの夫々のエツジでの変化に応じてピー
クとボトムとが現われる。一方、第6図(B)に示すよ
うに、1’LAM94に記憶された螢光による光電イ1
1号の波形中には、フォトレジストのパターンPPのみ
による単純な立上り、立下リヲ伴ったレベル変化が現わ
れる。フォトレジストのパターンの場合、パターンのす
そ野(底部)付近の線幅を計測することが重要であるが
、fi元による信号波形は、@7図(B)に示したフォ
トレジストのパターンp p 12)WrmH4造を忠
実に反映したものとなり、第6図(B)のように、その
信号波形のバックグランドノイズよりもわずかに高く、
最大値よりも十分に低いところに、スライスレベルV+
sを設定すれば、パターンPPの両端の段差エツジにお
けるすそ野部分の位置”is X!  が正確に求まる
、。
そこでCPU70tf、以上のような光電信号の選択、
レーザ光束の走査の開始、パラメー4(例えばレーザ光
束の走査回数N)の初期化を行った後(第4図ステップ
81)、RAM94から第6図(B)に示したような信
号波形デー4を読み込み(同図ステップS2)、スライ
スレベルVsトの比較を行なって、位置Xls ”! 
 を検出する(同図ステップ83)。この位置”Is 
X2  け、走査開始点の位WxnK対応するRAM9
4の番地A00から、位置!Is 1N  の夫々に対
応する番地ADH,AD2までの番地数と単位走査量(
例えば0.01μm)とから算出される。ただし螢光の
みによる線1嬬計測だけでよい場合は、位置XI、 X
2  を求めることなく、番地AD、とAD、との間の
番地数と単位走査量との積を求めるだけでよい。
さて、位置!1mX4  が検出されると、CPU70
σ読み込んだRAM92に記憶された正反射光による波
形データ中で位置[1とx3に対応した区間L0t−選
び出し、その区間Lo(又はその両脇近傍)の波形から
、パターンPの段差エツジの位置又はエツジとエツジの
間隔C線@)を検出する(同図ステップS4参照)。
次に、以上の検出が正常に行なわれたか否かについて第
5図に示すフローチャートに基づいて判断される(第4
図ステップ85)。
if、RAM92に格納されているデータtX次処理し
、立ち上がり開始位置Xai求める(ステップ551)
。例えば、Xi+1−xt>α(αは十分大きな値)な
る点X1t−X&とする。
次に、立ち上がり終r位置Xbt−求める(ステップ5
52)。例えば、Xi+1−Xlく0かつIXt −X
s+nl<β(nilt5以上、βu十+小さいi)な
る点Xtをxbとする。
次に、該xbの直前のピーク点Xpt求める(ステップ
853参照)。例えば、Xi −Xl−1> 0. X
 t+1−xt<0なる点Xi t−Xpとする。これ
ら>(a、 Xb。
Xp  の例を示すと、第8図の如くである。
次rc、(Xa、 Xp )  f処理区間として、こ
の区間内の全データを数値微分する(ステップ554)
具体的にFi、Xi  Xl−1を求める。そして、こ
の微分デー4が全て正か否かを判断することにより(ス
テップ855)、エツジ検出にエラーがあったか否かを
判定する。例えば、グレインの影響がない場合には、反
射光の信号波形が第2図に基づいて説明したように、第
9図(A)に示すようになる。
従って微分デー4汀同図(B)に示すように正となり、
エツジ検出は正常に行なわれることとなる(ステップ5
56)。他方、グレインの影響があって、反射光の信号
波形が第10図(A)に示すような場合IIcは、微分
データが同図(B)に示すように全て正とならず、エツ
ジ検出にエラーが生ずることとなるCステップ557)
上記例では、1g2図(A)の反射光波形の場合である
から、エツジ検出は止材に行なわれ、エツジ位置P1.
P2が計算される(第4図ステップ86)。
そして、正常に測定された走査回数かに=に+1として
カウントされるとともに、所定の係数CK対しC(P2
−PI)が算出され、巌幅炸が計:Jl:される(同図
ステップ87)。
反射光にグレインの影響があり、信号波形が第2図(C
)に示すような場合には、第5図士説明したように、ス
テップS5でエツジが正常に検出されていないものと判
断され(第5図ステップS55゜857)、上述のステ
ップS6、s7の処理が飛ばされる。
次にCPU70によって駆動ユニット22が駆動され、
バーピングガラス20が所定量回転する。
このため、第11図の矢印で示すように、レーザ光束の
スポットが走査方向と垂直の方向にシフトし、異なる位
置でそのスポットの走gが行なわれることとなる(44
図ステップ88)。このとき、RAM92t!クリアさ
れ、シフトとした走査によって反射光による信号データ
が新たに書込まれる。
そして再びエツジ検出を行ない、線・14ヲ算出し、バ
ーピングガラス20の駆動を行って、走査位置ヲシフト
させるという逃埋(同図ステップs2ないしS8)がn
IjiU繰り返される。n回の走査を終了したら(同図
ステップS9)、正常に測定されして、これを、線幅寸
法値とする。この上“うにしてA p−ン上のグレイン
の影響を排除し、別言すれば反射光の信号波形がta2
図(A)に示すような状態のみでエツジ検出を行ない、
かつ、エツジ位置の細かいばらつきを平均化させて測定
が実行される。
このようにすれば、グレインによる影響も回遊し得るし
、また、同じ部分を2回以上走査しないので、フォトフ
シストの変質も防止することができ、かつ、エツジ位置
の微細なばらつきがある場合には、これを平均化し安定
した高い再現性をもつ線幅測定を行うことができる。
なお、反射光のかわり和、散乱光を使用する場合IIC
は、MPX回路72により光電検出器42からの光電信
号の波形?RAM92に記憶すればよい、−1また、第
5図では、信号波形の立ち上り部分についてエラー検出
する場合を示したが、立ち下がりの場合についても同様
である。
次に本発明のffK2の*施例を第12図、第13図に
より説明する。812図は螢光検出系の光学系の配置図
であり、第13図はその第12図の光学系に対応した信
号処理系の回路ブロック図である。81図に示したミラ
ー60からの螢光は、ノ為−フミラー100によ、つて
2分割され、透過した螢光は光学的なバンドパスフィル
4−102によって分光された後、フォトマルチプライ
ヤC以下、フォトマルと呼ぶ)104&C受光される。
一方、ハーフミラ−100で反射された螢光は、次の7
1−フミラー106によって2分割され、ここで反射し
た螢光はバンドパスフィルター108によって分光され
た後、フォトマル110に受光される。
ハーフミラ−1O6t−透過した螢光は、ミラー112
で反射された後、バンドパスフィルター114で分光さ
れてフォトマル116に受光される0尚、ミラー112
、バンドパスフィルター114、フォトマル116Fi
、場合によりては不要である。ここでバンドパスフィル
ター102゜108.114は互いに異なる波長帯域を
有し、螢光t−2つあるいは3つの帯域に分光するもの
である。これは、ウェハW上で発生する螢光をフォトレ
ジストからの螢光と、その他の物質、例えばゴミや欠陥
からの螢光とに分離して別々に検出するためである。例
えば波長325nmのH・−Cd  L’−ザを用いた
場合フォトレジストによる螢光は550〜650nmの
バンドパスフィルター102で検出し、ゴミによる螢光
は400〜500nmのバンドパスフィルター108で
検出することができる。またあらゆる螢光を検出すると
きは、バンドパスフィルター114を波長域400〜7
50nm にする。fiK別の螢光物質がある場合はそ
の波長に合わせて分光すればよい。このようにすると、
フォトレジストからの螢光のみ全確実に検出することが
でき、敵乱光や正反射光で測定を行なう場合、ゴミによ
って散乱光強度や、正反射光強度が変化しても、測定す
べきパターンとゴミとを弁別して検出することが可能と
なる。そのため測定の際、ゴミからの螢光を検出した場
合は、その測定を無効とし、試料台34を移動させたり
、レーザ光のスポラトラ走査線と交わる方向にシフトさ
せたりして、ゴミのない所で再度測定を実行するという
ようなことができる。
さて、第13図に示すように、光電検出器52゜42.
104,110.11<Sからの各光電信号は、第3図
中のMPX、回路72と同様のアナログφマルチプレク
サ(MPX)回路120に入力する。MPX回路120
けそれら5つの光電信号から任意の3つの光電信号を選
び出し、それぞれ割算器、サンプルホールド回路、アナ
ログデジタル変換器及びRAMを有する信号波形検出ユ
ニットCHI、 CH,、c)13に出力するnMPX
回路120は、CPU70からの指令でどの光電信号を
選択するか全決定する。例えばユニットculに正反射
光による信号波形を記憶し、ユニットCH,に敏乱元に
よる信号波形を記憶し、そしてユニットCH3にフォト
レジストからの螢光(550nm〜650nm  )に
よる信号波形を記憶する。そしてユニツ)CH3の信号
波形を基準にユニットCH1、CHtの信号波形ヲ調べ
ることによって、より多角的にパターンエツジの位置や
線幅、寸法等が検出できる。
tたユニットCHl、CHl 、CH2の夫々に分光さ
れた螢光による信号波形を記憶すれば、フォトレジスト
によるパターンの検出、ゴミ等の付着の有無の検出、及
びそれ以外の有機物質の存在等の検出が可能となる。尚
、ウニ/”IW上で発生する螢光は、6つく分光する以
外罠、必要に応じて1つ又は4つに増域させてもよい。
また信号波形検出ユニットも3つである必要Fi&<、
2つであってもよい。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明は螢光を発す
る物質で形成されたパターンの位置検出を必要とする装
置であれば、どんなものにでも利用できる。例えば半導
体素子製造用の露光装置におけるアライメントマークの
検出等に応用できる。さらに本実施例のようにスポット
光全走査する代りに、試料台34t−移動させるような
構成とし、走査量モニター18の代りに試料台34の位
置、あるいは移動量を検出する光波干渉測長器を設けて
も全く同様の効果が得られる0またレーザのスポット光
は円形である以外に、段差エツジと平行に細長く伸びた
帯状スポット光としてもよい。
この場合、エツジの不整に対する平滑化効果が期待でき
る〇 尚、上記実施例では、エツジが正常に検出できた時も、
ダレイン等の影響で検出できなかった時も、ノーザーの
走査位置のシフトi行なったが、同−置所を繰り返し走
査しても測定結果に悪影響が出ない場合は、エツジが正
常に検出できなかった時のみシフh2行ない、正常に検
出できたらシフトを中止し、その場で複数回の走査を行
なって測定データを得るようにしても良い。この場合は
、シフトラ行なわなくなった分だけ測定に要する時間が
短縮できる。
また測定対象が螢光性をもたないため螢光信号を利用で
きない場合、又は利用しなくても所望の81度の測定デ
ータが得られる場合は、螢光検出系は不要となり、反射
光若(、<は散乱光の検出系で測定を行なうことになる
が、この場合でも、上記ダレイン等の影響でエツジの正
常な検出ができなかったときに行なうシフトは有効とな
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、レーザ光束の走
査位置をシフトさせることとしたので、正確なパターン
検出を行うことができるようになるとともに、フォトレ
ジストの変質も防止されるという効果がある。
また、上記実施例によれば、パターンのエツジ位置にダ
レインが重なってエツジ検出にエラーが生じる場合であ
っても、ダレインの影響のない状態で正確なパターン検
出ができると同時に、パターンの場所によるエツジ位置
のばらつきがある場合には、これを平均化させることで
再現性のよい安定した位置検出を実行できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるパターン位置検出装置の一実施
例のうち、光学的部分を示す配置構成図、第2図は反射
光及び螢光の信号波形例を示す線図、第3図は上記実施
例の電気的構成部分を示す回路ブロック図、第4図はパ
ターン検出のアルゴリズムの一例を示すフローチャート
、第5図はエツジ検出のエラーを判断するアルゴリズム
の−nt−示すフローチャート、第6図は反射光及び螢
光によるエツジ検出を示す線図、第7図はパターンの一
例を示す説明図、第8図はエラー検出の手順の説明図、
第9図及び第10図はエラー判断の例を示す線図、第1
1図はバーピングガラスの作用を示す説明図、第12図
及びfjlc13図は本発明の他の実施例の主要部分を
示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 10・・・レーザ光源、16・・・走査部、18・・・
走査量モニ4−120・・・バーピングガラス、22・
・・駆動ユニット、24・・・ポテンショメータ、34
・・・試料台、42.52.64・・・充電検出器、7
0・・・cpu、72・・・マルチプレクサ回路、W・
・・ウェハ。 代理人 弁理士  佐 藤 正 年 第2図 第5図 第S図 第9図    第10図 W 第11図 第12図 104−! 1fθ− If6−。 笛/J図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の幾何学的なパターンを有する被検試料上にレーザ
    光を集光して照射する光学系と、 前記被検試料とレーザ光とを相対的に移動させてパター
    ンのレーザ光による走査を行う走査手段と、 該走査手段による走査位置を該走査方向と直交する成分
    を持つ方向へシフトさせるシフト手段と、前記レーザ光
    の照射により前記パターンから生じる反射光と該パター
    ンの境界部で生じる散乱光のうち少なくとも一方を受光
    し電気信号に変換して出力する第1光電検出手段と、 前記レーザ光の照射により前記パターンから生じる螢光
    を受光し電気信号に変換して出力する第2光電検出手段
    と、 前記第1光電検出手段の出力、第2光電検出手段の出力
    及びレーザ光の走査位置に関するデータから前記パター
    ンの位置を検出する検出手段とを具備することを特徴と
    するパターン位置検出装置。
JP60140430A 1984-12-14 1985-06-28 パタ−ン位置検出装置 Pending JPS622102A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02232918A (ja) * 1989-03-07 1990-09-14 Nikon Corp 位置検出装置
JP2005189235A (ja) * 2003-11-20 2005-07-14 Fujifilm Electronic Imaging Ltd 画像形成装置及び方法

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