JPS62209264A - 3要素多段型トルクコンバ−タ付き動力伝達装置 - Google Patents

3要素多段型トルクコンバ−タ付き動力伝達装置

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JPS62209264A
JPS62209264A JP5228886A JP5228886A JPS62209264A JP S62209264 A JPS62209264 A JP S62209264A JP 5228886 A JP5228886 A JP 5228886A JP 5228886 A JP5228886 A JP 5228886A JP S62209264 A JPS62209264 A JP S62209264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
stator
shaft
torque converter
turbine
Prior art date
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Pending
Application number
JP5228886A
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English (en)
Inventor
Kiyoji Murakami
村上 喜代治
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Exedy Corp
Original Assignee
Daikin Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、3要素トルクコンバータで多段特性を発揮す
る3要素多段型トルクコンバータ付き動力伝達装置に関
するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来の通常の3要素1段2相型トルクコンバータにおい
ては、低速度比時にステータを固定し、高速度比時には
ステータを正転させて、低速度比時のトルク比を増大さ
せるようにしているが、トルク比は3〜3.5程度にし
かならず、不十分である。
一方、4要素2段型トルクコンバータでは、ステータを
2分割して片方を逆転させ、この逆転力をタービン出力
と合せて、高トルク比を発生するようになっているが、
構造が複雑でトルクコンバータのコストが上昇するどい
つ問題がある。
そこで、本件発明者は、3要素トルクコンバータで低速
レンジ時のトルク比を増大させることを企図して本発明
を案出するに至った。
(発明の目的) 本発明は、3要素トルクコンバータで低速レンジ時の]
・ルク比を増大させ得る3要素多段型トルクコンバータ
付き動力伝達装置を提供することを目的としている。
(発明の構成) (1)技術的手段 本発明は、エンジン動力が入力されるポンプ羽根車と、
ポンプ羽根車からの流体力を受けて回転するタービン羽
根車と、両羽根車の間に配置され、タービン羽根車から
の流体力でタービン羽根車の回転方向に対して逆転する
ステータ羽根車とからなる3要素トルクコンバータを備
え、前記タービン羽根車からの出力を出力軸へ伝達する
タービン軸を設け、タービン軸と同心状にステータ羽根
車からの出力を伝達する筒袖状のステータ軸を設け、こ
のステータ軸の途中にステータ軸の回転を制御する高速
ブレーキを設け、前記ステータ軸の出力側端部に、ステ
ータ軸に固定されたサンギl?、サンギレに噛み合う遊
星ギヤ、遊星ギヤに噛み合いタービン軸に連結したイン
ターナルギヤ、yrl星ギヤを保持する遊星キャリヤを
有して前記タービン軸に連結する遊星ギヤ機構を設け、
前記遊星キレリヤの回転を制御する低速ブレーキを設け
、低速レンジ時には低速ブレーキを固定状態、かつ高速
ブレーキを解放状態に切換え、高速レンジ時には低速ブ
レーキを解放状態、かつ高速ブレーキを固定状態に切換
えて、低速レンジ時に不足する3要素1〜ルクコンバー
タのトルク比を増加させるようにしたことを特徴とする
3要素多段型トルクコンバータ付き動力伝達装置である
(2)作用 低速レンジ時には低速ブレーキを固定状態、かつ高速ブ
レーキを解放状態に切換え、高速レンジ時には低速ブレ
ーキを解放状態、゛かつ高速ブレーキを固定状態に切換
えて、低速レンジ時に逆転するステータ羽根車からの出
力をタービン軸に加え、低速度比時に不足する3要素上
ルクコンバータのトルク比を増加させる。
(実施例) 本発明を採用した例えば自動車用の3要素多段型トルク
コンバータ付き動力伝達装置の概略構造を示す第1図に
おいて、10は3m素トルクコンバータである。トルク
コンバータ10の後段には遊星ギヤ機構12が組合せら
れており、トルクコンバータ10とM星・ギヤ機構12
で3要素多段型トルクコンバータ付き動力伝達装置が構
成されている。この動力伝達装置の後段には任意の変速
段を有する変速機(図示せず)が設けられて、動力を駆
動輪に伝えるようになっている。
トルクコンバータ10はポンプ羽根車14、タービン羽
根車16、ステータ羽根車18から構成され、ポンプ羽
根車14はエンジン(図示せず)の出力軸に繋がってい
る。ポンプ羽根車14に対向するようにタービン羽根車
16が設けられており、ポンプ羽根l114からの流体
力を受けて回転するタービン羽根車16には、タービン
軸16aが接続されている。ポンプ羽根車14とタービ
ン羽根車16の間にはステータ羽根車18が配置されて
おり、低速度比においてステータ羽根車18はポンプ羽
根車14からの流体力を受けて、ポンプ羽根車14の回
転方向(正転)に対して逆方向に回転(逆転)するよう
に設計されている。このステータ羽根車18にはタービ
ン@16aと同心状のステータ軸18a<n軸)がワン
ウェイクラッヂ20を介して連結されている。
ワンウェイクラッヂ20の途中には、ブレーキディスク
22が設けられており、ブレーキディスク22の外方に
は固定動作時のみにステータ軸18aの回転を阻止する
高速ブレーキ24が設けられている。
またステータ軸18aの出力側端部には、遊星ギヤ機構
12のサンギヤ30(歯数:△2)が固定されている。
サンギヤ30は例えば3個の遊星ギヤ32(第2図)と
噛み合っており、遊星ギヤ32は遊星キャリr34で保
持されている。遊星−t! ty 32は更にインター
ナルギヤ36(歯数二C2)と噛み合っており、インタ
ーナルギヤ36はタービン軸16aに連結し、出力軸3
8となって前述の変速機(図示ゼず)に繋がっている。
遊星キレリヤ34にはブレーキディスク39が形成され
ており、ブレーキディスク39の半径方向外方には低速
ブレーキ40が設けられている。
この低速ブレーキ40と高速ブレーキ24はハウジング
42に固定されている。
また高速ブレーキ24と低速ブレーキ40は、図示しな
い周知の油圧回路によって制御されてJ3す、下記の表
1に示すにうに、トルクコンバータ10の低速レンジ時
には低速ブレーキ40を固定状態、かつ高速ブレーキ2
4を解放状態に切換え、低速レンジ時に不足する3要素
トルクコンバータ。
のトルク比を増加させるようになっている。又、高速レ
ンジ時には低速ブレーキ40を解放状態、かつ高速ブレ
ーキ24を固定状態に切換えて、効率のよいトルクコン
バータとして使用している。
表1 次に作用を説明する。まず、低速レンジ時には表1に示
すように、高速ブレーキ24を開放し、低速ブレーキ4
0を固定しであるので、ステータ羽根車18はタービン
羽根車16からの流体力でタービン羽根車16の回転方
向(正転)に対して低速度比の時逆転する。
一方遊星キャリャ34は低速ブレーキ40で固定され、
ff1Uギヤ32が空転するので、ステータ軸18aか
らのステータトルクTSはチンギヤ301インターナル
ギヤ36を通じて、タービン軸・16aからのタービン
トルクTtと合成され、出力軸38から出力される。
し7.−がりて、低速度比時の出力トルクTOはTo 
−Ti +Ts +Ts xCz /Az−(1)TO
:出力トルク Ti :入力トルク TS:ステータトルク になる。この(1)式は、ステーラダトルクTSの半分
だけが合成される4要素トルクコンバータの場合と比較
して、 1/2Ts xCz /Az      −(2)分だ
け出力トルクTOが大きい。
またトルク比tは t=  (Ti  +TS  +TS  XCZ  /
AZ  )/Ti・・・(3) になる。したがって、例えばTi =1、Ts =1゜
35、Tt =2.35、Cz=60、AZ=40の場
合、第1図の実施例の場合ではt=4.37になり、通
常の3要素トルクコンバータのトルク比:2.5或は4
要素トルクコンバータの1−ルク比:約3.36と比較
してトルク比が大きい。
以上の低速度比時の速度比eに対するトルクコンバータ
特性を表す第3図に示すように、第1図の実施例の場合
の効率ηx、トルク比tx  (破線で図示〉は、通常
の3要素トルクコンバータの場合のトルク比ty1効率
ηy (実線で図示)及び4要素トルクコンバータの場
合のトルク比tzと比較して良好な特性を発揮する。
次に高速レンジ時には、表1のように高速ブレーキ24
を固定し、低速ブレーキ40を開放するので、ステータ
@18aが固定されて回転せず、通常の3要素トルクコ
ンバータと同様のトルクコンバータ特性になる。
したがって、高速レンジ時の出力トルクTOは、To 
=Ti +Ts        ・・・(4)であり、
トルク比tは、 t= (Ti 十Ts )/Ti    ・・・(5)
である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明による3要素多段型トルクコ
ンバータ付き動力伝達装置では、エンジン動力が入力さ
れるポンプ羽根車14と、ポンプ羽根車14からの流体
力を受けて回転するタービン羽根車16と、両羽根車1
4.16の間に配置され、タービン羽根車16からの流
体力でタービン羽根車16の回転方向に対して逆転する
ステータ羽根車18とからなる3要素トルクコンバータ
10を備え、前記タービン羽根車16からの出力を出ツ
ノ軸38へ伝達するタービン軸16aを設け、タービン
軸16aと同心状にステータ羽根車18からの出力を伝
達する温情状のステータ軸18aを設け、このステータ
軸18aの途中にステータ軸18aの回転を制御する高
速ブレーキ24を設け、前記ステータ軸18aの出力側
端部に、ステータ軸18aに固定されたサンギヤ30、
サンギVに噛み合う遊星ギヤ32、遊星ギt=32に噛
み合いタービン軸16aに連結したインターナルギヤ3
6.3!lギヤ32を保持する遊星キャリヤ34を有し
て前記タービン軸16aに連結する遊星ギヤ機構12を
設け、前記遊星キャリヤ34の回転を制御する低速ブレ
ーキ40を設け、低速レンジ時には低速ブレーキ40を
固定状態、かつ高速ブレーキ24を解放状態に切換え、
高速レンジ時には低速ブレーキ40を解放状態、かつ高
速ブレーキ24を固定状態に切換えて、低速度比時に不
足する3要素トルクコンバータのトルク比を増加させる
ようにしたので、次の効果を奏する。
構造が簡単な3要素トルクコンバータで、低速レンジ時
には前述のように4要素トルクコンバータより大ぎなト
ルク比を発揮し、不足しがちな低速時の伝達トルクを増
大させ、一方高速レンジ時では通常の3要素トルクコン
バータと同様の特性を発揮するという所謂多段特性を発
揮することができる。
特に、低速レンジ時においては、ステータ軸18aから
のステータトルク■Sをサンギヤ30゜インターナルギ
ヤ36を通じて、タービン@16aからのタービントル
ク1tと合成され、出力軸38から出力することができ
、低速レンジ時の出力トルクTOは前記(1)式に示す
ように増大す。
ることができる。
更に、低速レンジ時にはステータ羽根車18で作動油の
流通方向が反転せず、作動油の流通抵抗が小さく、発熱
を防止することもできる。
(別の実施例) (1) 本発明は以上の1実施例に限定されず、例えば
第1図のワンウェイクラッチ20を削除してステータ羽
根車18とステータ軸18aを直結し、高速ブレーキ2
4と低速ブレーキ40の両方を同時に開放して、流体継
手とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した動力伝達装置の構造略図、第
2図は第1図の■−■断面図、第3図は低速度比時のト
ルクコンバータ特性を示すグラフである(寸法形状羽根
角度によって性能が異なる同−のトルクコンバータで検
討した1例である)。 10・・・トルクコンバータ、12・・・遊星ギヤ機構
、14・・・ポンプ羽根車、16・・・タービン羽根車
、18・・・ステータ羽根車、24・・・高速ブレーキ
、40・・・低速ブレーキ 特許出願人 株式会社大金製作所 第1図 第2図 ?2 手続補正書く自発〉 田1和61年4月11日 特許庁長官 宇賀 退部 殿     口1、事件の表
示 昭和61年 特 許 願 第52288号2、発明の名
称 3要素多段型トルクコンバータ付き動力伝達装置3、補
正をする者 事件との関係        特許出願人任 所  寝
屋川市木田元宮1丁目1番1号名 称  株式会社 大
金製作所 代表者  取締役社長 定立 勝 4、代理人 住 所  大阪市北区東天満2丁目9番4号千代田ビル
東館10階 (〒530) 5、補正命令の日付(発送日)昭和 年 月 日(1)
 明細書10頁16行中の1°1/2Ts xCz/A
zJをr (1/2) Ts xCz /Az Jに訂
正する。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジン動力が入力されるポンプ羽根車と、ポン
    プ羽根車からの流体力を受けて回転するタービン羽根車
    と、両羽根車の間に配置され、タービン羽根車からの流
    体力でタービン羽根車の回転方向に対して逆転するステ
    ータ羽根車とからなる3要素トルクコンバータを備え、
    前記タービン羽根車からの出力を出力軸へ伝達するター
    ビン軸を設け、タービン軸と同心状にステータ羽根車か
    らの出力を伝達する筒軸状のステータ軸を設け、このス
    テータ軸の途中にステータ軸の回転を制御する高速ブレ
    ーキを設け、前記ステータ軸の出力側端部に、ステータ
    軸に固定されたサンギャ、サンギャに噛み合う遊星ギャ
    、遊星ギャに噛み合いタービン軸に連結したインターナ
    ルギャ、遊星ギャを保持する遊星キャリヤを有して前記
    タービン軸に連結する遊星ギャ機構を設け、前記遊星キ
    ャリヤの回転を制御する低速ブレーキを設け、低速レン
    ジ時には低速ブレーキを固定状態、かつ高速ブレーキを
    解放状態に切換え、高速レンジ時には低速ブレーキを解
    放状態、かつ高速ブレーキを固定状態に切換えて、低速
    レンジ時に不足する3要素トルクコンバータのトルク比
    を増加させるようにしたことを特徴とする3要素多段型
    トルクコンバータ付き動力伝達装置。
  2. (2)前記ステータ軸の入力側端部には、ステータ羽根
    車の逆転力のみを伝達するワンウェイクラッチが介装さ
    せている特許請求の範囲第1項記載の3要素多段型トル
    クコンバータ付き動力伝達装置。
JP5228886A 1986-03-10 1986-03-10 3要素多段型トルクコンバ−タ付き動力伝達装置 Pending JPS62209264A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523583U (ja) * 1976-05-07 1977-01-11
JPS5744252B2 (ja) * 1973-08-07 1982-09-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744252B2 (ja) * 1973-08-07 1982-09-20
JPS523583U (ja) * 1976-05-07 1977-01-11

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