JPS6220843A - アルミニウムマグネシウム合金の製造方法 - Google Patents

アルミニウムマグネシウム合金の製造方法

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JPS6220843A
JPS6220843A JP15879485A JP15879485A JPS6220843A JP S6220843 A JPS6220843 A JP S6220843A JP 15879485 A JP15879485 A JP 15879485A JP 15879485 A JP15879485 A JP 15879485A JP S6220843 A JPS6220843 A JP S6220843A
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JP
Japan
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molten
magnesium
aluminum
liquid
bismuth
Prior art date
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Pending
Application number
JP15879485A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Natsume
夏目 敏夫
Hirohisa Miura
三浦 宏久
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルミニウムマグネシウム合金のあたらしい製
造方法に関するものである。
[従来の技術1 従来アルミニウムマグネシウム合金を装造するには溶融
アルミニウムに金属マグネシウムを添加しマグネシウム
をアルミニウムに溶解さけた後冷却してアルミニウムマ
グネシウム合金を製造してい Iこ 。
[本発明によって解決される問題点] また、純マグネシウムのl!l造法として本願発明者は
本願出願人と同一の出願人の出願に係る特願昭57−4
285において、酸化マグネシウムを炭素還元すること
により発生するマグネシウム蒸気を溶融鉛又は溶融ビス
マスに一旦吸収した後、この合金から真空蒸留法により
純マグネシウムを回収する方法を提案した。しかしこの
真空蒸留工程ではマグネシウム1【当り3000 kw
hの多量のエネル・ギーを必要とづる。このために溶融
鉛又は溶融ビスマスより分離された金属マグネシウムそ
のものをアルミニウムマグネシウム合金の原料として使
用する場合には高価になる。本発明は溶融鉛又は溶融ビ
スマスより金属マグネシウムを分離する前の溶融金属中
のマグネシウムを使用し、アルミニウムマグネシウム合
金を(りることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段] 本発明のアルミニウムマグネシウム合金の製造方法【ユ
、マグネシウムが溶解した溶融鉛または溶融ビスマスに
溶融アルミニウムを接触させ、該溶融鉛または溶融ビス
マス中に溶解している一部の該マグネシウムを該溶融ア
ルミニウム中に移行さける工程、比重差により該マグネ
シウムを含む該溶融鉛またはビスマス液から該マグネシ
ウムを含む溶融アルミニウムを分離させる工程、分離し
た該マグネシウムを含む該溶融アルミニウムを冷却しア
ルミニウムマグネシウム合金を得る工程とを順次実施す
ることを特徴とするものである。
本発明の製造方法においては、マグネシウム原料として
、マグネシウムが溶解した溶融鉛または溶融ビスマスを
使用する。このマグネシウムが溶解した溶融鉛または溶
融ビスマスは本発明考らが提案している新しいマグネシ
ウムの製造方法の工程で10られる。この新しいマグネ
シウムの製造方法は、例えば特願昭57−4285号明
細占に詳細に説明されているように、炭素と酸化マグネ
シウムの混合物を高温化に加熱し、酸化マグネシウムを
炭素で)9元しマグネシウム蒸気を発生さ「、このマグ
ネシウム蒸気を溶融鉛または溶融ビスマスに接触さけて
吸収さけるものである。このングネシウムが溶解した溶
融鉛または溶融ビスマスよりマグネシウムを回収する方
法として、マグネシウムを蒸溜してマグネシウムを鉛、
ビスマスから分離する方法がある。しかしこの方法は多
重のエネルギーを必要とする。
本発明ではこのマグネシウムが溶解した溶融鉛または溶
融ビスマスに溶融アルミニウムを接触さ「、液−液抽出
で溶融鉛または溶融ビスマスに溶解していたマグネシウ
ムを溶融アルミニウム中に移行さV、溶融アルミニウム
と溶@鉛または溶融ビスマスの比重差により、溶融アル
ミニウムを溶融鉛または溶融ビスマスの上方に集め、マ
グネシウムが溶解した溶融アルミニウムを分離し、その
後冷却してアルミニウムマグネシウム合金を得るもので
ある。
溶融鉛または溶融ビスマスより溶融アルミニウムにマグ
ネシウムを移行させる工程においては、溶融アルミニウ
ムと溶融鉛または溶融ビスマスの接触面積が多いほどそ
の移行速度も速い。このために移行工程で、両液の撹拌
等を行い両液の境界面積を増加させるのが好ましい。溶
融アルミニウムと溶融鉛または溶融ビスマスの分離は比
重差により行う。両液は比重差が大きいために比較的簡
単に両液を分離できる。溶融鉛等の液から分離しその上
方に集まったマグネシウムを溶解した溶融フlルミニウ
ム液はたとえば洗い堰等から別の容器に移すことができ
る。この場合に新しいマグネシウムを含まない溶融アル
ミニウムあるいは新しい多量のマグネシウムが溶解した
溶融鉛または溶融ビスマスを混合容器に入れ、この混合
容器の上方に分離したマグネシウムが溶解した溶融アル
ミニウムを洗い堰よりあふれさせて移すことができる。
なおこの混合容器内でマグネシウムが溶融アルミニウム
に移行し、マグネシウムの濃度が低くなった溶融鉛また
は溶融ビスマスは温合容器の下方より別の室よlこは容
器に移し、その室よりマグネシウム蒸気を吸収するため
の溶融鉛または溶融ビスマスとして循環使用づるのが好
ましい。
本発明の製造方法を実施するにあたっては例えば図に概
略を示す装置を使用することができる。
この装置はマグネシウム吸収槽1と液−液抽出槽2 J
5よび両槽1.2の間を結ぶ渇おくり管3および潟もど
し管4とを主な構成要素としている。
マグネシウム吸収槽1は洗い堰11によって区画された
マグネシウム吸収プール12と多量のマグネシウムを吸
収した溶融鉛またはビスマス液を保持する貯留プール1
3とを有する。また、この吸収槽1にはその吸収プール
12の液面に而した槽の上部にマグネシウム蒸気を導入
するための導入口14が設けられている。さらにこの吸
収槽1内の気圧をコント[コールするためのガス排出口
15が設けられている。さらに、吸収槽1を加熱するた
めの加熱装置16および温度制御装置(図示ぜず)が設
けられ、吸収槽1全体は断熱材(図示せず)で被覆され
ている。
液−液抽出槽2には洗い堰21および隔壁22で区間さ
れた混合プール23、回収プール24、戻し室25が設
けられている。混合ブール23には溶融アルミニウム供
給用の供給管231が挿入されている。またこの液−液
抽出病2には、ストップバルブ261をもつオーバフロ
ーバイ126、ストップバルブ271をもつ不活性ガス
導入管27およびストップバルブ281および排気ポン
プ282をもつ排気管28が設けられている。さらに回
収ブール24には外部に開口する鋳込み管241が設各
プられている。この鋳込み管241は鋳込みバルブ24
2をもつ。この鋳込み管241の間〔1部下方にインゴ
ットケース243が設けられている。この液−液抽出槽
2にも加熱装置2つおよび温度制御装置(図示せず)が
i!Qけられ、層全体が断熱材(図示せず)で覆われて
いる。
渇送り管3はマグネシウム回収槽1の貯留プール13の
底部に入り口開口をもち、液−液抽出槽2の混合ブール
23の側壁に出口開口を有し、途中に送りポンプ31を
bつ。
潟戻し管4は液−液抽出槽2の戻し室25の底部に入り
口開口を有し、吸収槽1の吸収プール12の液面上で洗
いl[111の反対側の側壁側に開口する出口をもつ。
この戻し管4もその途中に戻しポンプ41をもつ。
マグネシウム回収槽1と液−液抽出槽2の高さ方向の位
置関係は、マグネシウム回収槽1と液−液抽出槽2との
内部気圧の差を湯送り管3および瀉戻し管4内の溶融鉛
または溶融ビスマスの液圧でバランスするように設定さ
れる。
この装置をもちいてアルミニウムマグネシウム合金を製
造するには、まずマグネシウム吸収槽1内の気圧をガス
排出口15より真空ポンプで0゜01ト一ル程度に減圧
する。次に液−液抽出槽2内をアルゴンガス雰囲気にす
るため、ストップバルブ281を間き、排気ポンプ28
2を作動さV排気管28より0.01ト一ル程度に減圧
する。
その侵ストップバルブ281を締め、次に不活性ガス導
入管27よりアルゴンガスを槽2内に導入し、1気圧を
越えたところでス!〜ツブバルブ261を開きオーバフ
ローパイプ26よりアルゴンガスをA−パフローさせる
。この状態で両層1.2の加熱装置16.29を動かせ
、吸収槽1を約550℃、抽出槽2を約800℃に加熱
し、内部の鉛(またはビスマス)を溶解させ、金糸を溶
湯とする。この状態で渇戻し管4より溶融鉛を連続的に
戻し室25より吸収ブール12に戻しポンプ41で汲み
上げ吸収ブール12一杯に溶融鉛を保つ。
続いて、導入口14よりマグネシウム蒸気を導入し、吸
収ブール12の溶融鉛液面へ吹き付は溶融鉛中に溶解さ
せる。なお、吸収ブール]2には瀉戻し管4より連続的
に溶融鉛が送られるため、マグネシウムを溶解し、マグ
ネシウム濃度の高くなった溶融鉛は洗いjl!11を越
えて貯留タンク13に流れ落ちて貯留される。そして一
定量貯留された溶融鉛は不連続的に渇おくり管3、渇送
りポンプ31により貯留プール13より液−液抽出槽2
の混合ブール23に送られる。液−液抽出槽2では、約
800℃の純アルミニウム溶湯が供給管231より混合
プール23内に供給され、混合プール23内で溶融アル
ミニウムと溶融鉛が混合状態となって接触する。これに
より、溶融鉛中のマグネシウムが溶融アルミニウムに移
行する。この状ff3でしばらく放ごすると溶融アルミ
ニウムは上部に溶融鉛は下部に分離する。この状態で瀉
送り管3より溶融鉛が混合ブール23に送られると、溶
融アルミニウムが洗い堰21よりあふれ、回収ブール2
4に落下する。回収プール24中の溶融アルミニウムは
鋳込みバルブ242を開き、鋳込み管241よりインゴ
ットケース243内に鋳込まれる。このようにしてアル
ミニウムマグネシウム合金が製造される。
[発明の効果] 本発明ではマグネシウム原料としてマグネシウムが溶解
した溶融鉛または溶融ビスマスを使用する。このために
アルミニウムマグネシウム合金を製造するための原料と
して金属マグネシウムを使用する必要がない。このため
に本発明の製造方法では金属マグネシウムを溶融鉛又は
溶融ビスマスから分離するために要するエネルギーを必
要としないので、少ないエネルギーでかつ安価にアルミ
ニウムマグネシウム合金を製造することができる。
[実施例1] 前述した図に示す装置を使用し、マグネシウム吸収槽1
内で18重量%のマグネシウムを含む溶融鉛を得た。こ
の溶融鉛を渇送り管3より液−液抽出槽2の混合ブール
23に送り、ここで800℃の純アルミニウムを混合し
、マグネシウムを溶融鉛より溶融アルミニウムに移行さ
せた。これにより約4重量%のマグネシウムを含むアル
ミニウムマグネシウム合金が得られた。なお、戻し室2
5にはマグネシウム濃度が15!r[ffi%の溶融鉛
が送られてきた。
[実施例2] 実施例と同じ装置を使用し、マグネシウム吸収槽1内で
約15重量%のマグネシウムを含む溶融鉛を得た。この
溶融鉛を潟送り管3より液−液抽出槽2の混合ブール2
3に送り、ここで800℃の純アルミニウムを混合し、
マグネシウムを溶融鉛より溶融アルミニウムに移行させ
た。この場合には約1重量%のマグネシウムを含むアル
ミニウムマグネシウム合金が得られた。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の方法を実施するために使用される′JA置
の概略説明図である。 図中、1はマグネシウム吸収槽、2は液−液抽出槽、3
は渇送り管、4は潟もどし管を示す。 特許出願人  ト]夕自動車株式会社 代理人    弁理士 大川 宏 同     弁理士 丸山明夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マグネシウムが溶解した溶融鉛または溶融ビスマ
    スに溶融アルミニウムを接触させ、該溶融鉛または溶融
    ビスマス中に溶解している一部の該マグネシウムを該溶
    融アルミニウム中に移行させる工程、 比重差により該マグネシウムを含む該溶融鉛または溶融
    ビスマスから該マグネシウムを含む溶融アルミニウムを
    分離させる工程、 分離した該マグネシウムを含む該溶融アルミニウムを冷
    却しアルミニウムマグネシウム合金を得る工程とを順次
    実施することを特徴とするアルミニウムマグネシウム合
    金の製造方法。
JP15879485A 1985-07-18 1985-07-18 アルミニウムマグネシウム合金の製造方法 Pending JPS6220843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102301604B1 (ko) * 2021-03-24 2021-09-10 주식회사 에코코어기술 정유량 약품공급장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102301604B1 (ko) * 2021-03-24 2021-09-10 주식회사 에코코어기술 정유량 약품공급장치

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