JPS62207444A - バイオプシ器具 - Google Patents

バイオプシ器具

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JPS62207444A
JPS62207444A JP61048763A JP4876386A JPS62207444A JP S62207444 A JPS62207444 A JP S62207444A JP 61048763 A JP61048763 A JP 61048763A JP 4876386 A JP4876386 A JP 4876386A JP S62207444 A JPS62207444 A JP S62207444A
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JP
Japan
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hub
stylet
cannula
biopsy
trigger mechanism
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JP61048763A
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ハロルド・ジー・リー
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BIO MEDICAL RISOOSEZU Inc
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BIO MEDICAL RISOOSEZU Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、バイオプシ器具に関し、特に、患者の局部か
ら生体組織の標本を採取するのに医師が片手で操作する
ことができるバイオプシ器具に関する。
発明の背景 従来からいろいろな型式のバイオプシ器具が市販されて
いる。例えば、米国特許第へ471423号には、指で
操作する型式のバイオプシ器具が開示されている。この
器具は、永年に亘って好適なバイオプシ器具として用い
られてきたが、本発明の新規なバイオプシ器具の利点の
1つは、スタイレットトカニューレを、それらのすべて
の協同機能を達成することができるように取付けるピス
トル型握り部を追加したことである。
各作動部品と協同するようにハンドル(握り部)を組込
んだ器具としては、例えば米国特許第2.7LQ。
000号に開示されたカッター工具などのいろいろな型
式の器具がある。米国特許第4692.020号に開示
された回転パンチ機構式バイオプシ器具は、ばね動力式
部材を始動させるためのピストル型握り部を備えている
。米国特許第3,615,662号は、子宮頚管のバイ
オプシ標本を採取するためのパイオプシ器具を開示して
いる。また、米国特許第1675.688号は、臓器の
管構造体の結紮、縫合および分割を行うための器具を開
示している。
米国特許第4888.258号には、鼓膜から液を排出
させるための器具で、作動を開示させるためのトリガー
機構を備えたものが開示されている。
米国特許第& 955.581号には、縫合の際の針か
がり操作を制御するための外科用器具が開示されている
。米国特許第5.989.055号に開示されたトリガ
ー機構付バイオプシ器具は、ピストル型握り部を備えて
いるが、標本採取のためにギロチン型切断手段を用いる
ものであり、本発明の構造とは全く異る。米国特許第4
,220,155号には、大きい動物の卵巣を除去する
ためのトリガー付器具が開示されている。米国特許第9
01,567号には、ハサミ型の古い型式バイオプシ器
具が開示されている。米国特許第614,760号は、
扁桃切除を行うための扁桃切除器具を開示している。
その他のいろいろな型式のバイオプシ器具が、米国特許
′第705.949号、第4001.522号および第
4175.554号、フランス特許第1261960号
、およびドイツ特許第142.879号に開示されてい
る。
更に他のいろいろな診断器具が、米国特許第1、559
.692号、第t 5 B 5.934号、第1.86
″1624号および第2.494111号に開示されて
いる。
叙上のように、病気の診断に役立つバイオプシ器具およ
びその他の診断器具としては、すでに多種多様の器具が
開発されているが、本発明の器具の構造は、診断に必要
なバイオプシ標本を採取する際器具を片手で操作するこ
とを可能にし、従って他方の手は患者の身体を押えたり
、適当な案内をするのに自由に用いることができる。
従って、本発明の目的は、病気の生体組織の有無を検査
するために医師が患者からバイオプシ組織を迅速、かつ
、容易に採取するための新規な組織切取器具を提供する
ことである。
本発明の目的は、医師がパイオプク標本を正確に、好゛
便かつ迅速に採取することができるように1゜する片手
操作式バイオプシ器具を提供することである。
本発明の他の目的は、分析のための標本組織に対し正し
く位置づけし、組織を扶取するのを可能にする相当大き
なサイズのピストル型握り部を一体的に組入れたバイオ
プシ器具を提供することである。
本発明の他の目的は、1人の患者だけに使用して捨てる
ことができるので、患者間の感染を排除することができ
、あるいは、同一患者の1つの局部にのみ使用すること
によって同一患者の局部間の感染を回避することもでき
る。
本発明の更に他の目的は、カニユーレハブスライド機構
をパイオプシ器具のハウジング、特にその握り部内に収
容し、バイオプシ器具を必要に応じて左手でも、右手で
も使用しうるようにすることである。
本発明の他の目的は、スタイレットの着脱が容易であり
、従って医師は器具からカニユーレを取外す必要なしに
何回でも患者の局部に器具を通すことができるバイオプ
シ器具を提供することである。現行の多くのバイオプシ
器具は、サイズおよび構造が微細であるため医師は、器
具を局部に挿入してバイオプシ標本採取を行う際しばし
ば方向を見失ってしまうことがある。指掛は型の小さい
握り部を有する従来のバイオプシ器具には、バイオプシ
標本採取中器具の方向性を定め案内することができる安
定性がない。
本発明の他の目的は、診断のための正確な標本を採取す
るのに必要なすべての工程を実施することができ、迅速
に操作することができるパイオプシ器具を提供すること
である。
本発明の更に他の目的は、握り部とトリガー機構を収納
するハウジングを備え、分析用の標本を採取するために
片手で正確に操作することができる実質的に一体構造の
バイオプシ器具を提供することである。
本発明の他の目的は、スタイレットおよびカニユーレを
患者の局部から引抜けば、トリガー機構が直ち°にその
常態位置へ戻るようにトリガー機構がばね付勢されてい
るバイオプシ器具を提供することである。
発明の概要 本発明のバイオプシ器具は、使用中片手で操作すること
ができ、バイオプシ標本(生体組織)を採取するのに必
要な他のすべての作業を他方の手で行うことができるよ
うにする。即ち、医師は、バイオプシ器具を握っていな
い自由な他方の手で、バイオプシ標本採取作業中必要と
される随伴的な作業や、患者の身体を動かないように押
さえる作業を行うのに用いることができる。ビス)/l
/型の握り部は、標本採取のために必要とされるバイオ
プシ器具のいろいろな操作の制御を極めて容易に、かつ
、正確に行うことを可能にする。
本発明のパイオプシ器具の製造、組立および梱包態様は
、無菌の、1回使用(使い捨て)型バイオプシ器具の提
供を可能にし、患者間の感染を回避する。また、この器
具は、使い捨てであるから病気の伝染を回避する。更に
、この器具のスタイレットおよびそのカニユーレを収容
しそれらの往復動を案内する一体のスライド機構などの
いろいろな作動部品がハンドル即ち握り部内に収容され
ているので、この器具は、左利きの医師でも、右利きの
医師でも、構造に改変を加える必要なしに使用すること
ができ条。カニユーレは、スタイレットに対して常に正
しい向きに方向づけされている。従って、スタイレット
に対するカニユーレの回転(ねじれ)は、使用前、使用
中あるいは使用後においても防止され、カニユーレの前
後動のための規定された通路が形成される。カニユーレ
のストローク(前後動の行程)を制限するために用いら
れる。この器具のハウジング(握り部)およびトリガー
停止機構は、患者の身体に対するスタイレットの偶発的
な、または誤っての突刺し、あるいは過度の、または不
十分な(浅過ぎる)突刺しを防止するために、カニユー
レの前後両方向の移動を所定の行程に規制する。
本発明のバイオプク器具は、また、スタイレットをカニ
ユーレとは独立して抜取り、交換することかで゛きると
いう特徴を有する。従って、医師は、同じ患者の異る局
部からバイオプシを採取したい場合、局部間の感染を回
避するためにスタイレットだけを交換することができ、
その際カニユーレは器具に装着したままにしておくこと
ができる。
本発明ノカニューレのハブはtリガー機構によって容易
に制御することができ、かつ、スタイレットは親指の操
作により素早く前進させることができるので、パイオプ
シ採取作業を患者に不快感を与えることのなく、極めて
迅速、軽便に行うことができる。いうまでもなく、医師
がバイオプシ採取を実施する際最大の関心事はスピード
である。
本発明のパイオプシ器具のハウジング部ち握り部は、カ
ニユーレのハブの向きを一定に定めるので、器具の組立
中カニユーレのハブの向きを間違えることがなく、使用
中カニユーレのハブ従ってカニユーレが上下左右にがた
つくのを防止する。
スタイレットのハブはハウジング内に保持され、スタイ
レットはカニユーレ内に保持され、カニユーレとスタイ
レットとは適正に機能するように常に正しく整列してい
るので、バイオプシまたは柔かい組織の標本を採取する
場合、医師はその採取作業が常に正しく、安定して実施
されることを確信することができる。
更に、トリガー機構を指で引くことによってカニユーレ
に大きな前進力が与えられるので、強靭な生体組織に対
してもカニユーレを突通すことができる。また、トリガ
ー機構を放せば、それに付与されているばね付勢により
トリガー機構が自動的に休止位置へ戻され、それによっ
てカニユーレを引込み位置へ戻し、スタイレットの先端
の切欠き部即ちポケットを直ちに露呈させ、採取された
標本を取出すことができるようにする。スタイレットの
ハブに設けられた掛止体は、カニユーレが竪い生体組織
を通して突き進められる際スタイレットのハブが前方ま
たは後方へ動かされるのを防止する。この掛止体は、ま
た、スタイレットハブが必要以上に前方へ移動するのを
制限する役割をも果す。
本発明のバイオプシ器具の握り部は、正しく握れば、′
患者の身体に近接して保持され、バイオプシ標本を採取
するための操作中カニユーレの上下左右のぶれを防止す
る案内の役割を果す。
実施例の説明 添付図を参照して説明すると、本発明のバイオプシ器具
BDは、手で握るピストル型グリップの形に造られた握
り部1を備えている。この握り部から前方へカニユーレ
2が突出しており、カニユーレから更に前方へスタイレ
ット(突刺針)3が突出している。患者からバイオプシ
(生体組織)を採取する場合のカニユーレおよびスタイ
レットの機能およびそれらの使用法は、周知であり、上
述した先行特許の幾つかに説明されている。トリガー機
構4は、握り部1内に枢動自在に取付けられ、握り部の
前面から前方へ突出している。
第3〜7図を参照すると、このバイオプシ器具の内部機
構が示されている。図から分るように、握り部1は、2
つの成型部片5.6から造られ、ハウジングを構成する
。即ち、部品5と6が嵌め合わされて中空の握り部を構
成する。トリガー機構4は、握り部1内に収容され、握
り部の少くとも一方の部片、例えば左側部片5に固定さ
れたビン7に枢動自在に取付けられている。即ち、トリ
ガー機構4は、ビン7に滑り嵌合する一体のボス8を備
えており、ボス8を取巻いてばね手段9が装着されてい
る。ばね手段9の一方の脚部10はトリガー機構内を上
方に延長し、トリガー機構の上方部分11を握り部内の
後方に向って付勢している。ばね手段9の他方の脚部1
2は、握り部の部片5に形成されたスロット内に固定さ
れており、ばね手段9に常時応力を加えてトリガー機構
の上方部分11を後方へ付勢し、それによってトリガー
機構4の前方突出部分を、常態におい′ては、握り部即
ちハウジング5の外部へ突出させるようになされている
。トリガー機構4が指で引かれてビン7の馬りに枢動せ
しめられたときのトリガー機構の後方への枢動は停止体
13によって制限される。一方1 トリガー機構の前方
への枢動は、第3図にみられるように、トリガー機構の
上方部分11の後縁が握り部の停止体131に当接する
ことによって制限される。
第3A図は、トリガー機構のためのばね手段の別の実施
例を示す。この実施例のばね手段9aは、円弧状の板ば
ね状に形成されており、その一端は握り部1の後縁に圧
接するように付勢され、他端はトリガー機構4の後面に
圧接するように付勢されている。従って、このばね手段
9aも、第3図のばね手段9と同様の機能を果す。ばね
手段9aは、第3A図に示されるようにトリガー機構4
の下方後部°側にではなく、トリガー機構の上方前面と
握り部の前面との間に介設しても、同様の作用が得られ
ることは明らかであろう。
スタイレット3およびカニユーレ2を所定の範囲内で往
復動させるためにカニユーレ2の後端に第1ハブ14が
固定されている。ハブ14は、その両側に突出し、それ
ぞれ握り部の部片5および6に形成されたスロット16
に摺動自在に嵌合する1対のトラニオン15を有してい
る。
握り部の上方端は、その長手に沿って案内溝17を構成
するように賦形されている。案内溝17は、スロット1
6と協同して、バイオプシ採取中カニユーレ即ち鞘2を
位置づけし、その往復動を案内するための手段を構成す
る。スタイレット3の後端は、第2ハブ18内に固定さ
れている。
スタイレット5はカニユーレ2の内孔を貫通して延長し
ているから、2つのハブ14と18は、互いに協同し、
バイオプシ器具の使用中握り部即ちハウジング1の上方
部分内に整列状態に保持される。このバイオプシ器具を
組立てる際は、第1ハブ14のトラニオン15を案内ス
ロット16内に嵌合させ、第2ハブ18を案内溝17内
に嵌め、両ハブをそれぞれの領域内で長手方向に往復動
自在とする。先に述べたように、カニユーレ2は、スタ
イレット3を相当な長さに亘って囲包しているので、こ
れらの部品2と3とは、回動することなく握り部1の上
方部分内で安定した長手方向の移動を行うように互いに
ほぼ固定関係に維持される。
第5図および7図にみられるように、ハブ18は、握り
部1の上面21に形成された後端部材即ち停止体20に
当接するようになされた前方突出掛止体19を有してい
る。従って、停止体20は、ハブ18の後方移動を制限
する。第1図にみられるように、掛止体19は、ハウジ
ング1の上面21に形成された開口22を貫通して突出
しているので、停止体20に係合することができる。掛
止体19の上面には、指で把持し易いように刻みを付し
ておくことができる。一方、第5図に示されるように、
第2ハブ18には、掛止体19の何方に位置する1対の
ス!ツ)25.24が形成されているので、掛止体19
には、一定の弾性が与えられており、掛止体を開口22
内へ下方へ押下げれば、停止体20の下をくぐり抜ける
ことができ、従って、必要ならば、第2ハブ18とその
スタイレット3全体をバイオプシ器具から抜取ることが
できる。これは、スタイレット6を標本採取のため複数
回患者の局部に通す場合に必要とされるが、通常は、1
回通すごとに新しいスタイレットを用いるのが望ましい
掛止体19の前部には、ハブ18が最前方位置へ移動さ
れたとき、ハウジング1の上面21に穿設された孔26
に係合するようになされた弾性を有する戻り止め25が
突設されている。戻り止め25が孔26に係合すると、
ハブ18が所定位置に固定され、スタイレット3をバイ
オプシ器具内の所定位置に保持する。掛止体19を押下
げて戻り止め25を孔26から脱係合させれば、ハブ1
8が後退せしめられる。
j!¥9.10図に示されるように、トリガー機構4の
上方部分11から一体的に突出した二叉状案内片27が
形成されており、二 畢嬶皐本モ番傘、二叉状の案内片27の各々には第1ハ
ブ14のトラニオン15を受容するスロット28が形成
されている。従って、トリガー機構4をその露出した円
弧面29を指で引くことによって作動させると、案内片
27がハブ14を前方へ移動させ、トリガー機構を解放
すれば、ばね手段9または91の作用によりビン7の周
りにトリガー機構が反対方向に枢動されてハブ14を後
方へ移動させる。かくして、ハブ14およびそれに固定
されているカニユーレ2の長手方向の移動は、トリガー
機構4の操作によりハブ18およびスタイレット2とは
独立して行われる。他方、第2ハブ18およびそれに固
定されたスタイレット乙の長手方向の前後動も、第2ハ
ブ18に指の力を加えることによって第1ハブ14およ
びカニユーレとは独立して行われる。
このバイオプシ器具の使用方法を第13〜18図を参照
して説明する。第13図は、ハブ18が完全に後退せし
められ、トリガー4i184が解放され、ハウジング1
の前方に突出した状態にあるところを示す。この状態で
は第1ハブ14も完全に後退した位置にある。従って、
カニユーレ2もそのスタイレット3も、完全後退位置に
あり、スタイレットはほぼ完全にカニユーレ内に収容さ
れている。この状態で医師は握り部1を握り、カニユー
レ2およびスタイレット3を第14図にTで示される患
者の生体組m(パイオプシ)に突刺す。
次いで、第15図に示されるように、医師は親指の力に
より第2ハブ18を器具の前方へ押進める。
それによって、スタイレット3のポケットPが患者の身
体内の局部の組織内に完全に露呈される。
この時点では、ハブ18は案内溝17内で前方へ完全に
張出され、その戻り止め25がハウジング1の上面21
の孔26に係合し、ハブ18を、従ってスタイレットを
所定の位置に田ツタする。次いで、第16図に示される
ように、医師は、握り部1を握っている方の手を握りし
めることによってトリガー機構4を引けば、第1ハブ1
4がその案内スロット16の最前方位置にまで押出され
、その結果カニユーレ即ち鞘2がバイオプシ標本を保持
しているポケットPを含むスタイレット3をほぼ完全に
囲包する。次いで、医師は、トリガー機構を引いたまま
で、バイオプシ器具を患者の身体から引抜き、トリガー
機構を解放すれば、スタイレット3によって採取された
標本即ちパイオプシ(生体組織)Sが露呈される。この
状態は第17図に示されている。次いで、戻り止め25
を孔26から離脱させ、第2ハブ18を後方へ引戻して
スタイレット6をカニユーレ2内へ引込める(第18図
)。かくして、このバイオプシ器具は、再使用可能な状
態となり、必要ならば、同じ患者の同じ局部に再度挿入
することができる。あるいは、同じ患者の異る局部から
バイオプシを採取したい場合、そして、局部間の感染を
回避したい場合は、掛止体19を押し下げて停止体20
の下をくぐり抜けさせ、ハブ18およびスタイレット3
全体を抜取って廃棄し、新しい無菌のハブ18およびス
タイレット3を器具に装填することができる0 本発明のバイオプシ器具の握り部即ちハウジング1全体
はプラスチック材で安価に成型することができ、スタイ
レット3とカニユーレ2は通常、ステンレス鋼で造られ
るとしても、このバイオプシ器具全体は使い捨てにする
のに十分に安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバイオプシ器具の右側からみた側面図
、第2図は器具の背面図、第3図は第2図の線3−3に
沿ってみた握り部の内部断面図、第3A図は握り部の部
分断面図であり、トリガー機構のためのばね手段の変型
実施例を示す。第4図は、第3図の握り部の右側部片の
内側側面図、第5図は本発明の器具のカニユーレおよび
スタイレットおよびそれぞれのハブの上からみた平面図
、第6図は第5図と同様な図であるが1スタイレツトの
一端がそのハブ内に固定されている態様を示すために該
ハブの一部を切除して示しである。第7図は第1図の器
具の上からみた平面図、第8図はその正面図、第9図は
トリガー機構の側面図、第10図はその正面図、第11
図は第1図の線11−11に沿ってみた断面図、第12
図はバイオプシ器具の下からみた平面図、第13図〜第
18図は、本発明の器具の作動態様を順次に示す側面図
である。 1:握り部(ハウジング) 2:カニユーレ(鞘) 3ニスタイレツト 4ニドリガ一機構 5.6:成型部片 7:ビン 8:ボス 9.9a:ばね手段 13.131:停止体 14:第1ハブ 15:トラニオン 16:スロット 17:案内溝 18:第2ハブ 19:掛止体 20:停止体 25:戻り止め 26:孔 27:案内片 28:スロット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)生体組織の標本を採取するために生体組織に突通す
    ことができるスタイレットと該スタイレットを囲包する
    カニューレを備え、医師が片手で操作することができる
    バイオプシ器具であって、スタイレットおよびカニュー
    レを片手で操作できるように支持するための一体的構造
    の、相当な大きさのピストル型握り部と、該握り部内に
    枢動自在に装着されたトリガー機構が設けられ、該トリ
    ガー機構は、握り部のほぼ全長に亘って延長し、トリガ
    ー機構の一部分が医師の手で操作しうるように握り部か
    らその前方へ突出しており、握り部はその上方端近くに
    案内溝を有しており、前記カニューレの後端に固定され
    た第1ハブが該案内溝内に摺動自在に装着されており、
    前記スタイレットの後端に固定された第2ハブが第1ハ
    ブの後方に配置され、前記案内溝内に摺動自在に装着さ
    れており、第1ハブおよび第1ハブによって支持された
    カニューレはスタイレットに対して摺動自在であり、第
    2ハブは、手の力により前方へ押すことができるように
    握り部の後部から後方へ突出する一部分を有しており、
    トリガー機構を引くことにより前記カニューレを前方へ
    押進めるようにトリガー機構の上端が第1ハブに作動的
    に連結されていることを特徴とするバイオプシ器具。 2)前記第2ハブおよびスタイレットが前記案内溝内の
    最後方位置へもたらされたときバイオプシ器具から抜け
    出るのを防止するために該案内溝に作動的に関連するよ
    うに掛止体が設けられている特許請求の範囲第1項記載
    のバイオプシ器具。 3)前記握り部の上面に開口が穿設されていて、前記掛
    止体が該開口内で前方へ進めることができるようになさ
    れており、該握り部は該開口の前方に孔を有し、前記第
    2ハブは、該ハブおよびスタイレットをその最前方位置
    に保持するために前記孔に係合しうるように該ハブの前
    方に突出した戻り止めを有している特許請求の範囲第2
    項記載のバイオプシ器具。 4)前記握り部およびそれに形成された前記案内溝は、
    前記スタイレットとカニューレとの相対的回動を防止す
    るように前記第1および第2ハブと協同するようになさ
    れている特許請求の範囲第1項記載のバイオプシ器具。 5)前記トリガー機構の上方部分および第1ハブを前記
    案内溝の後方に向つて常時付勢するように前記握り部と
    トリガー機構の間で作用するばね手段が設けられている
    特許請求の範囲第1項記載のバイオプシ器具。 6)前記ばね手段は1対の脚部を有しており、一方の脚
    部は前記トリガー機構内に延長し、他方の脚部は前記握
    り部の内側面に固定されている特許請求の範囲第5項記
    載のバイオプシ器具。 7)前記握り部は、前記ばね手段を収容するための空洞
    を有している特許請求の範囲第6項記載のバイオプシ器
    具。 8)前記トリガー機構を握り部に対して枢動自在に取付
    けるためのピンが前記空洞を貫通して設けられている特
    許請求の範囲第7項記載のバイオプシ器具。 9)前記握り部の後部に停止体が形成されており、前記
    掛止体は、第2ハブから上方に突出しており、第2ハブ
    の後方移動を防止するために該停止体に係合するように
    なされている特許請求の範囲第3項記載のバイオプシ器
    具。 10)前記掛止体は、前記第2ハブと一体に弾性的に形
    成されており、押圧されれば、前記停止体をくぐり抜け
    ることができ、それによつて第2ハブおよびスタイレッ
    トを該器具から抜き取ることができるようになされてい
    る特許請求の範囲第9項記載のバイオプシ器具。 11)前記掛止体に弾性を付与するために該掛止体に隣
    接して1対のスロットが形成されている特許請求の範囲
    第10項記載のバイオプシ器具。 12)前記第1ハブはその両側から突出した1対のトラ
    ニオンを有しており、該トラニオンは、握り部内での第
    1ハブの移動を案内するために案内溝内に配置されてい
    る特許請求の範囲第1項記載のバイオプシ器具。 13)使い捨てが可能な特許請求の範囲第1項記載のバ
    イオプシ器具。 14)前記ばね手段は、前記握り部とトリガー機構の間
    に介設された板ばねである特許請求の範囲第5項記載の
    バイオプシ器具。 15)ピストル型握り部内に組込まれたトリガー機構と
    、ハブにより支持され、該握り部に装着されたスタイレ
    ットおよびカニューレを用いて片手操作によりバイオプ
    シ標本を採取する方法において、該カニューレをスタイ
    レットをほぼ全体的に囲包するように整列させ、該カニ
    ューレおよびスタイレットを患者の局部に突刺し、ハブ
    に取付けられた該カニューレを前方へ押進めて該スタイ
    レットのポケットを、標本を採取すべきバイオプシに露
    出させ、トリガー機構を引いて前記カニューレを指動さ
    せてスタイレットおよびスタイレットによつて採取され
    た標本を囲包させ、該トリガー機構を引いたままスタイ
    レットおよびカニューレを患者の身体から引抜き、トリ
    ガー機構を解放してカニューレを引込めてスタイレット
    のポケットを開放し、標本を取出すことができるように
    露呈させることから成るバイオプシ標本採取方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063710A1 (fr) * 2002-01-30 2003-08-07 Kabushikikaisha Rikutoh Appareil de ponction et dispositif permettant de le faire fonctionner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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