JPS622072A

JPS622072A - 弁装置

Info

Publication number: JPS622072A
Application number: JP11899386A
Authority: JP
Inventors: ユルゲン・ショーンラウ; ホルガー・フォン・ハイン
Original assignee: Alfred Teves GmbH
Current assignee: Continental Teves AG and Co oHG
Priority date: 1985-05-24
Filing date: 1986-05-23
Publication date: 1987-01-08
Also published as: DE3518659A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕シこの発明は、弁体ホルダ内配置された弁体を有し、この
弁体を弁座に対して軸線方向く移動させて、圧力媒体の
流れを制御する弁装置に関する。

〔発明の技術的背景と問題点〕

西独特許公開第２８１６８０６号には、玉形。

弁タイプとして構成されたこの種の弁装置が開示されて
いる。この種の弁装置は、特に、車両の車輪のスリップ
を最適なブレーキングに適した数値に保り九めの電磁速
動形ロック防止システムにおいて必要である。このロッ
ク防止システムの弁装置では、流動媒体の量が少ない場
合、可能なかぎ夛小さな電磁石によυ、はんの数ミリ秒
の間隔での急激な開閉を行なう必要がある。玉形弁タイ
プの周知の弁装置における弁体は、基本的には、軸線に
？６い閉鎖方向に移動して弁座に着座し、又開放方向に
移動して弁座から離座することができる。

前記玉形をなした弁体は、その弁座に対する相対移動の
際、弁体ホルダ内を遊びのない状態で案内される。遊び
のない案内をなすため、弁体ホルダ内には横断面が長方
形の開口が形成されている。

弁体を案内する弁体ホルダは、所定の半径方向に遊びを
存した状態で、この弁体ホルダの室内を回転及び移動で
きるように配置されている。このような半径方向に遊び
が必要な理由は、弁の閉鎖時、弁体は弁座のシール縁に
対してのみ心合わせ状態になっていればよく、その他の
案内面に対して心合わせ状態になっていてはならないか
らである。

この弁装置の場合、弁体案内の働きをする弁体ホルダを
極めて精密に製造せねばならない欠点があシ、このこと
は弁体ホルグ内に長方形の案内孔を形成する際特に問題
となる。上述した半径方向の遊びは、別々に製造および
配置される部材の寸法によって決ｔシ、その結果、製造
公差が遊びの設定に悪影響を与えることとなる。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、高い使用安全性を有すると同時に高
圧の圧力媒体の流れを制御するのに適しており、特に正
確かつ高速で開閉する弁構造を得て、さらに、小形化を
図ることのできる弁装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

この発明によれば、上述した目的は玉形に形状の弁体を
保持してなる弁体ホルダを軸線に対し半径方向に可動な
状態に配置し、この弁体ホルダを制御圧力により移動可
能なピストンと共に閉鎖方向に移動させるようにしたこ
とＫよ）、達成される。

ピストンに対する弁体の変位動の規制するため。

弁体ホルダは第１止めを有し、ピストンは第２止めを有
している。又、弁体の径方向外向きの変位動を規制する
第１止めは第２止めに対して位置を変えることができる
ようになりている。

第１止めは、ピストンの前面の凹みの中に設けられた滑
り面上を弁体ホルダが移動可能であることＫよシ、その
位置を変えることができる。

弁体が弁の軸線に対し横方向に少し移動できるようＫす
るため、ピストンは、弁座の側のその前面Ｋ、第２スト
ツプを構成する耐摩耗性材料製円板の受入用隙間を有し
ており、この円板は、弁体と接する少なくとも一つの平
らな面を有している。

弁体を保持する弁体ホルダには、半径方向に外向きのフ
ランジ部が備えられておシ、このフランジ部は弁座の側
のピストンの前面に設けられた凹み内で支持されている
。この凹みは、ピストンに対し弁体ホルダがほんの少し
半径方向に移動可能となるような大きさを有している。

一実施例において、弁体をリング状に囲む弁体ホルダは
第１ストツプとしての半径方向内向きのフランジ部を有
しており、このフラン−）部は弁体の外部輪郭形状と合
致した形状を有している。

締め付けることなく弁体の保持及び案内を確実に行なう
ため、弁体ホルダの円筒状部分を遊びを□存して囲むバ
ックアップリングが備えられておシ、このバックアップ
リングの半径方向外縁部分は、弁座の側のピストンの前
面における円形リング状の接触面に当接されているとと
もＫ、バックアップリングは弁体ホルダのフランジ部に
当接されており、これＫよシピストンに対する弁体ホル
ダの軸方向の移動が阻止されている。

この発明の弁装置では、弁座側のピスト／の前面に環状
外縁を設けることができ、この環状外縁は、バックアッ
プリングを接触面に対して押し付ける半径方向に内向き
のフランジを、有している。

弁箱は、弁体及び弁体ホルダを共に保持するピストンを
軸線方向に移動できるように収容する縦孔を有している
。弁体とは反対側のピストンの後面はピストン室内の制
御圧力を受けるようＫなっておシ、弁座を備えたプラグ
部と弁体を有するピストンの前面との間には弁室が形成
され、この弁室は負荷側に接続された弁箱中の開口と連
通されている。更に弁座を介して弁室に達している！ラ
グ部内の管路は圧力媒体源と連接されている。

〔発明の実施例〕

本発明の場合には、極めて多様々実施形態が可能である
が、以下に、その−例を、添付の図面を参照して詳細に
説明する。

図示された弁装置は、弁箱１を備え、との弁箱１内には
縦孔２が形成されている。この縦孔２内にはピストン７
が縦方向に縦移動できるように収容されており、このピ
ストン７の一端には弁体４が備えられている。縦孔２内
にはこの縦孔２を密封するプラグ部１２が設けられてお
シ、このプラグ部１２は弁座５を備えた縦管路１ノを有
している。また、縦孔２内には、プラグ部１２を縦孔２
の段差面１３に押し付けるねじ込みリング１５がねじ込
まれておシ、このねじ込みリング１５は接続孔１４を有
している。縦孔２内においては、ピストン７と７ｍラグ
部１２との間に弁ばね１６が装着されているとともに、
玉形状の弁体４を囲む深なべ形の弁体ホルダ３が配置さ
れている。

上述した弁装置は以下のように作動する。

開放位置において、弁ばね１６は、シールリング１７に
より縦孔２内に液密を保持して嵌合されたピストン７を
、図示された初期位置まで押している。この結果、圧力
媒体は、自由に接続孔１４からプラグ部１２の縦管路１
１および弁室１８を通って開口６に流れることができる
。所定の制御圧力が接続孔１９を介してピストン７の左
に位置するピストン室２０に伝達されると同時に、ピス
トン７は弁体４を、弁ばね１６の力に抗して固定された
プラグ部１２の弁座５に向かって移動され、その結果、
接続孔１４から開口６への圧力媒体の流路が遮断される
。

プラグ部１２の弁座５と弁体４とによる弁の締切シは、
弁体４が弁体ホルダ３と共に半径方向に、即ち縦軸に対
し横方向に僅かに心合わせ運動を行なうことができるの
で、確実に実施されることになる。弁体ホルダ３のフラ
ンジ部２１は、環状の隙間即ち凹み１０の中に収容され
ている。ピストンＩＫ対する弁体ホルダ３の縦軸方向の
移動は、バックアップリング２２によって阻止されてい
る。

この理由は、バックアップリング２２が弁ばね１６の力
によってピストン７の前壁近傍の接触面２３に対し押し
付けられるからである。さらに、ピストン７における縦
軸方向に延びた環状の外縁２４ｔｌＣは、はんの僅かに
径方向内向きのフランジが形成されており、シたがって
、バックアップリング２２はピストン７に対して移動不
能にして取シ付けられている。

この発８ＡＥよる弁装置の大きな長所は、弁座５及び弁
体４の部位において、ゴム製のパツキンを使用せずに済
むので、非常な高圧にも耐えられるという点にある。弁
体４は高張力鋼製であシ、プラグ部１２は耐摩耗性硬質
材料からなる。ピストン７は、高張力鋼、セラミックま
たは焼結金属からなる弁体４用の止め９を備えている。

したがって、弁体４は、弁座５のシール縁に対する位置
合わせがなされ、あまシ大きな摩擦を受けずく横方向運
動を行なうことができる。

上述した弁装置は、高圧で作動し、比較的少量の圧液を
極めて迅速に往復的に移動させねばならないロック防止
用のブレーキ装置に特に適している。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示す弁装置の断面図であ
る。Ｉ・・・弁箱、２・・・縦孔、３・・・弁体ホルダ、４
・・・弁体、５・・・弁座、６・・・開口、７・・・ピ
ストン、９・・・止め、１０・・・凹み、１２・・・プ
ラグ部、１６・・・弁ばね、１８・・・弁室、１０・・
・ピストン室、２２・・・バックアップリング。

Claims

【特許請求の範囲】１、かご形形状をなした弁体ホルダ（３）の中に保持さ
れた玉形形状の弁体（４）を備え、この弁体（４）は軸
線（ａ）に沿って互いに協働する弁座（５）に対して可
動であり、これにより、弁座（５）に連なる開口（６）
からの圧力媒体の流れを制御する弁装置において、弁体
（４）を保持する弁体ホルダ（３）は軸線（ａ）に対し
て半径方向に可動な状態に配置されているとともに、制
御圧力により移動可能な弁ピストン（７）と共に弁の閉
鎖方向に移動可能であることを特徴とする弁装置。２、ピストン（７）に対する弁体（４）の変位動を規制
するため、弁体ホルダ（３）は第１止め（８）を有する
とともに、ピストン（７）は第２止め（９）を有してお
り、弁体（４）の変位動を外側から規制する第１止め（
８）は第２止め（９）に対して位置を変えることができ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の弁装
置。３、ピストン（７）の前面には凹み（１０）が設けられ
ているとともに、この凹み（１０）内には、滑り面（２
６）が形成されており、この滑り面（２６）上を弁体ホ
ルダ（３）が移動可能であることによって、第１止め（
８）の位置を変えることができることを特徴とする特許
請求の範囲第２項に記載の弁装置。４、ピストン（７）は、弁座（５）の側の前面に、第２
止め（９）を構成する円板の受入用隙間（２５）を有し
ており、上記の円板には、弁体（４）と接する少なくと
も一つの平らな面（２９）が設けられていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１
つの項に記載の弁装置。５、弁体（４）を保持する弁体ホルダ（３）は、半径方
向に外向きにのびるフランジ部（２１）を有しており、
このフランジ部（２１）は弁座（５）の側のピストン（
７）の前面に設けられた凹み（１０）の中で支持されて
おり、この凹み（１０）は弁体ホルダ（３）がピストン
（７）に対してほんの少し半径方向に移動可能な程度の
大きさを有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
ないし第４項のいずれか１つの項に記載の弁装置。６、弁体（４）をリング状に囲む弁体ホルダ（３）は、
第１止め（８）を構成する半径方向に内向きのフランジ
部分を有しており、このフランジ部は弁体（４）の外部
輪郭に合致する形状を有していることを特徴とする特許
請求の範囲第１項ないし第５項のいずれか１つの項に記
載の弁装置。７、弁ホルダ（３）の円筒状部分（２７）は、遊びを存
した状態でバックアップリング（２２）により囲まれて
おり、このバックアップリング（２２）の半径方向外側
部分は、弁座（５）の側のピストン（７）の前面におけ
る円形リング状の接触面（２３）に位置付けられている
とともに、バックアップリング（２２）は弁体ホルダ（
３）のフランジ部（２１）に当接されており、これによ
り、ピストン（１）に対する弁体ホルダ（３）の軸線方
向の移動が不能にされていることを特徴とする特許請求
の範囲第１項ないし第６項のいずれか１つの項に記載の
弁装置。８、弁座（５）の側のピストン（７）の前面には、半径
方向に内向きのフランジ部を有し、このフランジ部によ
り、バックアップリング（２２）を接触面（２３）に対
して押し付ける環状外縁（２４）が、設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第７項のい
ずれか１つの項に記載の弁装置。９、弁箱（１）は、弁体（４）を弁体ホルダ（３）と共
に保持するピストン（７）を軸線方向に移動できるよう
に収容する縦孔（２）を有しており、弁体（４）とは反
対の側のピストン（７）の後面はピストン室（２０）内
の制御圧力を受け、弁座（５）を備えたプラグ部（１２
）と弁体（４）を有するピストン（７）の前面との間に
形成された弁室（１８）は、負荷側に接続された弁箱（
１）の開口（６）と連通しており、プラグ部（１２）内
の弁座（５）を介して弁室（１８）に達している管路（
１１）は圧力媒体源と接続されていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項ないし第８項のいずれか１つの項
に記載の弁装置。１０、ピストン（７）及び弁体ホルダ（３）のいずれか
と弁箱（１）及びプラグ部（１２）のいずれかとの間に
装着された弁ばね（１６）は、弁座（５）を形成するた
めのつば部を囲んでおり、弁ばね（１６）の最後の一巻
きは圧縮状態でほぼリング状の凹み（３０）とかみ合い
、この凹み（３０）によって軸方向移動しないようにそ
の場所に保持されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項ないし第９項のいずれか１つの項に記載の弁装
置。