JPS6220714Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220714Y2 JPS6220714Y2 JP4941382U JP4941382U JPS6220714Y2 JP S6220714 Y2 JPS6220714 Y2 JP S6220714Y2 JP 4941382 U JP4941382 U JP 4941382U JP 4941382 U JP4941382 U JP 4941382U JP S6220714 Y2 JPS6220714 Y2 JP S6220714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- impeller
- drive shaft
- lubricating oil
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 4
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水ポンプで、詳しくは、インペラと
一体回転する駆動軸の支持構造を改良した水ポン
プに関するものである。
一体回転する駆動軸の支持構造を改良した水ポン
プに関するものである。
従来の水ポンプは第1図に示すようになつてい
て、インペラaを固着した駆動軸bはケースcに
対して少なくとも2個所のコロガリ軸受d,dに
て支持され、またケース内から水が漏洩するのを
防ぐために、インペラaとコロガリ軸受dとの間
にメカニカルシールeを介在させた構成となつて
いた。
て、インペラaを固着した駆動軸bはケースcに
対して少なくとも2個所のコロガリ軸受d,dに
て支持され、またケース内から水が漏洩するのを
防ぐために、インペラaとコロガリ軸受dとの間
にメカニカルシールeを介在させた構成となつて
いた。
このため上記従来の水ポンプにあつては、その
駆動軸bを支持するための構造は部品が多く、コ
ストが高くなるという問題があつた。
駆動軸bを支持するための構造は部品が多く、コ
ストが高くなるという問題があつた。
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、駆動軸を1個の軸受を用いるだけで支持で
き、軸受構造の簡素化を図ることができ、またシ
ール装置も極めて簡単な構造で所期の目的を達成
することができるようにした水ポンプを提供しよ
うとするものである。
で、駆動軸を1個の軸受を用いるだけで支持で
き、軸受構造の簡素化を図ることができ、またシ
ール装置も極めて簡単な構造で所期の目的を達成
することができるようにした水ポンプを提供しよ
うとするものである。
以下本考案の実施例を第2図以下に基づいて説
明する。
明する。
図中1はケース、2は蓋であり、この両部材
1,2により入口および出口を有するポンプ室3
が構成されている。4はケース1のボス部および
ポンプ室3を貫通して設けた駆動軸であり、この
駆動軸4に、上記ポンプ室3内に背面をケース1
側に向けて位置するインペラ5が固着してある。
上記駆動軸4の基端部はケース1のボス部に嵌着
した軸受6に嵌合支持されており、かつボス部の
内側端部に設けたシールリング7に嵌合してあ
る。駆動軸4の基端部にはプーリボス8を介して
プーリ8aが固着してある。また上記駆動軸4の
先端部は蓋2に設けた有底の穴9に半径方向に隙
間を有して嵌入してある。
1,2により入口および出口を有するポンプ室3
が構成されている。4はケース1のボス部および
ポンプ室3を貫通して設けた駆動軸であり、この
駆動軸4に、上記ポンプ室3内に背面をケース1
側に向けて位置するインペラ5が固着してある。
上記駆動軸4の基端部はケース1のボス部に嵌着
した軸受6に嵌合支持されており、かつボス部の
内側端部に設けたシールリング7に嵌合してあ
る。駆動軸4の基端部にはプーリボス8を介して
プーリ8aが固着してある。また上記駆動軸4の
先端部は蓋2に設けた有底の穴9に半径方向に隙
間を有して嵌入してある。
インペラ5の背面の円筒表面上にインペラ5の
回転軸心と同心にした凹陥部10が設けてあり、
この凹陥部10はケース1に突設した円筒体11
に半径方向にわずかな隙間を有して嵌合してあ
る。またインペラ5の外周側背面はケース1の内
面にわずかな隙間を有して対向されている。一方
上記凹陥部10と円筒体11との軸方向の間には
隙間があけられ、この部分が潤滑油室12となつ
ている。そしてこの潤滑油室12には注入口13
より潤滑油、例えばシリコンオイルが注入されて
いる。上記インペラ5とケース1との対向面のう
ちケース1側にリング状の油溝14が同心状に複
数本設けてあり、直径方向へ流体の流れに対して
ラビリンス効果をもたせている。なおこの油溝1
4はインペラ5側に設けてもよく、あるいは双方
に設けてもよい。またこれはリング状の油溝14
に限るものではなく、浅い小さな穴を多数個設け
て上記油溝14と代えてもよい。
回転軸心と同心にした凹陥部10が設けてあり、
この凹陥部10はケース1に突設した円筒体11
に半径方向にわずかな隙間を有して嵌合してあ
る。またインペラ5の外周側背面はケース1の内
面にわずかな隙間を有して対向されている。一方
上記凹陥部10と円筒体11との軸方向の間には
隙間があけられ、この部分が潤滑油室12となつ
ている。そしてこの潤滑油室12には注入口13
より潤滑油、例えばシリコンオイルが注入されて
いる。上記インペラ5とケース1との対向面のう
ちケース1側にリング状の油溝14が同心状に複
数本設けてあり、直径方向へ流体の流れに対して
ラビリンス効果をもたせている。なおこの油溝1
4はインペラ5側に設けてもよく、あるいは双方
に設けてもよい。またこれはリング状の油溝14
に限るものではなく、浅い小さな穴を多数個設け
て上記油溝14と代えてもよい。
蓋2の上記駆動軸4の先端部が嵌入する穴9に
は駆動軸4を基端方向、すなわち、インペラ5を
ケース1側に移動する方向に付勢するばね15が
内装してある。
は駆動軸4を基端方向、すなわち、インペラ5を
ケース1側に移動する方向に付勢するばね15が
内装してある。
上記駆動軸6の蓋2の穴9に嵌合する部分と、
穴9の内面と、ケース1のインペラ5の背面に対
向する部分の前面と、インペラ5の背面にはテフ
ロン(商品名)が10〜15μの厚さにコーテイング
してある。
穴9の内面と、ケース1のインペラ5の背面に対
向する部分の前面と、インペラ5の背面にはテフ
ロン(商品名)が10〜15μの厚さにコーテイング
してある。
上記構成においてプーリ8aを駆動することに
より駆動軸4、インペラ5が回転してポンプ作用
がなされる。このとき駆動軸4に作用する軸直角
方向の力は、ケース1に嵌合した軸受6との嵌合
およびインペラ5の凹陥部10とケース1の円筒
体11との嵌合によりかつテフロンを介して支持
される。またポンプ室3の流体に対する駆動軸4
のシールは、ケース1とインペラ5の背面との
間、潤滑油室12内に封入された潤滑油、および
シールリング7にてなされる。
より駆動軸4、インペラ5が回転してポンプ作用
がなされる。このとき駆動軸4に作用する軸直角
方向の力は、ケース1に嵌合した軸受6との嵌合
およびインペラ5の凹陥部10とケース1の円筒
体11との嵌合によりかつテフロンを介して支持
される。またポンプ室3の流体に対する駆動軸4
のシールは、ケース1とインペラ5の背面との
間、潤滑油室12内に封入された潤滑油、および
シールリング7にてなされる。
なお上記実施例におけるシールリング7のかわ
りに、ボス部の穴の内面にラビリンスシールを構
成してもよい。また上記実施例では、各部材にコ
ーテイングする材料をテフロンの例を示したが、
これはテフロンに限るものではなく、耐熱、耐摩
耗性に優れた他の合成樹脂材料でもよい。
りに、ボス部の穴の内面にラビリンスシールを構
成してもよい。また上記実施例では、各部材にコ
ーテイングする材料をテフロンの例を示したが、
これはテフロンに限るものではなく、耐熱、耐摩
耗性に優れた他の合成樹脂材料でもよい。
本考案に係る水ポンプは、上記詳述したように
なり、ケース1と蓋2とで構成されるポンプ室3
内に、背面をケース1側に対向して内装されるイ
ンペラ5を、ケース1のボス部を貫通する駆動軸
4に固着した構成からなる水ポンプにおいて、駆
動軸4の一側部をケース1に嵌合した軸受6にて
支持し、またインペラ5の背面に回転軸心と同心
にした円筒状の凹陥部10を設け、またケース1
に上記凹陥部10に嵌合し、かつ軸方向の対向間
に潤滑油室12を構成する円筒体11を突設し
て、駆動睡4の他側部を上記凹陥部10と円筒体
11との嵌合により支持し、さらにインペラ5の
外周側背面とが対向するケース内面の少なくとも
一方にラビリンスシール用の凹部を設け、また駆
動軸4とケース1との間にシール機構を設け、イ
ンペラ5の背面と、インペラ5の背面が対向する
ケース1の内面に耐熱、耐摩耗性合成樹脂をコー
テイングし、潤滑油室12に潤滑油を封入したか
ら、駆動軸4は1個の軸受6を用いるだけで支持
でき、軸受構造の簡素化を図ることができる。シ
ール装置も極めて簡単な構成で所期の目的を達成
することができ、コストを低げることができる。
なり、ケース1と蓋2とで構成されるポンプ室3
内に、背面をケース1側に対向して内装されるイ
ンペラ5を、ケース1のボス部を貫通する駆動軸
4に固着した構成からなる水ポンプにおいて、駆
動軸4の一側部をケース1に嵌合した軸受6にて
支持し、またインペラ5の背面に回転軸心と同心
にした円筒状の凹陥部10を設け、またケース1
に上記凹陥部10に嵌合し、かつ軸方向の対向間
に潤滑油室12を構成する円筒体11を突設し
て、駆動睡4の他側部を上記凹陥部10と円筒体
11との嵌合により支持し、さらにインペラ5の
外周側背面とが対向するケース内面の少なくとも
一方にラビリンスシール用の凹部を設け、また駆
動軸4とケース1との間にシール機構を設け、イ
ンペラ5の背面と、インペラ5の背面が対向する
ケース1の内面に耐熱、耐摩耗性合成樹脂をコー
テイングし、潤滑油室12に潤滑油を封入したか
ら、駆動軸4は1個の軸受6を用いるだけで支持
でき、軸受構造の簡素化を図ることができる。シ
ール装置も極めて簡単な構成で所期の目的を達成
することができ、コストを低げることができる。
第1図は従来の水ポンプを示す断面図、第2図
以下は本考案の実施例を示すもので、第2図は断
面図、第3図はインペラをはずした状態でのケー
スの内側を示す正面図である。 1はケース、2は蓋、3はポンプ室、4は駆動
軸、5はインペラ、6は軸受、10は凹陥部、1
1は円筒体、12は潤滑油室。
以下は本考案の実施例を示すもので、第2図は断
面図、第3図はインペラをはずした状態でのケー
スの内側を示す正面図である。 1はケース、2は蓋、3はポンプ室、4は駆動
軸、5はインペラ、6は軸受、10は凹陥部、1
1は円筒体、12は潤滑油室。
Claims (1)
- ケース1と蓋2とで構成されるポンプ室3内に
背面をケース1側に対向して内装されるインペラ
5を、ケース1のボス部を貫通する駆動軸4に固
着した構成からなる水ポンプにおいて、駆動軸4
の一側部をケース1に嵌合した軸受6にて支持
し、またインペラ5の背面に回転軸心と同心にし
た円筒状の凹陥部10を設け、またケース1に上
記凹陥部10に嵌合し、かつ軸方向の対向間に潤
滑油室12を構成する円筒体11を突設して、駆
動軸4の他側部を上記凹陥部10と円筒体11と
の嵌合により支持し、さらにインペラ5の外周側
背面とこれが対向するケース内面の少なくとも一
方にラビリンスシール用の凹部を設け、また駆動
軸4とケース1との間にシール機構を設け、イン
ペラ5の背面と、インペラ5の背面が対向するケ
ース1の内面に耐熱、耐摩耗性合成樹脂をコーテ
イングし、潤滑油室12に潤滑油を封入したこと
を特徴とする水ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4941382U JPS58152598U (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 水ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4941382U JPS58152598U (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 水ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152598U JPS58152598U (ja) | 1983-10-12 |
JPS6220714Y2 true JPS6220714Y2 (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=30060271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4941382U Granted JPS58152598U (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 水ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152598U (ja) |
-
1982
- 1982-04-07 JP JP4941382U patent/JPS58152598U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152598U (ja) | 1983-10-12 |
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