JPS62203078A - 放射線位置検出器 - Google Patents

放射線位置検出器

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JPS62203078A
JPS62203078A JP4492186A JP4492186A JPS62203078A JP S62203078 A JPS62203078 A JP S62203078A JP 4492186 A JP4492186 A JP 4492186A JP 4492186 A JP4492186 A JP 4492186A JP S62203078 A JPS62203078 A JP S62203078A
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JP
Japan
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detector
detectors
energy
counting
radiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4492186A
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English (en)
Inventor
Ichiro Fujieda
一郎 藤枝
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、被検者の体内に放射性同位元素(RI)を
投与してその分布像を求める核医学診断装置に関し、特
にその放射線位置検出器に関する。
従来の技術 従来、シンチレーションカメラでは機械的なコリメータ
を用いるのが普通であるが、検出効率と空間分解能とが
両立しないという原理的な問題点がある。
最近、シングルフォトンエミッタを効率良くイメージに
する手段としての電気的コリメータが、M、Singh
らによって提案されている(Hed、PhYS−Vol
 10.No、4.111183.421−427) 
、これは原理的には、2つの放射線位置検出器を2層に
配置し、入射した放射線が最初の検出器でコンプトン散
乱を起し、角度0方向に向った散乱線が次の検出器で光
電効果を生じることを、これらの検出器での事象の同時
計数により検出し、各検出器から得た位置情報およびエ
ネルギ情報より、コンプトン散乱点と光電効果を生じた
点とを結ぶ直線を軸とし、エネルギ情報から求められる
角度θの頂角を有する円錐上に放射線の入射方向を定め
、このような円錐についての情報を多数収集し、逆投影
して線源の分布像が再現するというものである。
同時計数のための回路は第4図のように構成される。放
射線位置検出器l、2の出力は増幅器41でそれぞれ増
幅され、ディスクリミネータ42に送られて、一定レベ
ル以上の信号のみがコインシデンス回路43に送られる
。さらにこの出力は加算器44で加算されて入射した放
射線のエネルギに相当する信号とされ、5CA(シング
ルチャネルアナライザ)45に送られる。この5CA4
5では、検出すべき放射線のエネルギに相当するウィン
ドが定められており、入力信号がこのウィンド内に入っ
たときにゲート信号を送って、コインシデンス回路43
から、2つの入力信号の同時検出信号の出力を許容せし
める。
この電気的コリメータ方式では、機械的コリメータを用
いないので検出効率がきわめて高いという利点がある。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の上記のような同時計数回路では、検出器
1でコンプトン散乱・検出器2で光電効果という事象の
他に、検出器2でコンプトン散乱・検出器lで光電効果
という事象や、検出器lでのコンプトン散乱およびそれ
により生じる可能性のあるにα線が検出器2で光電効果
を起すという事象のような、放射線の入射方向の情報を
持たない事象までも同時計数してしまう。
この発明は、放射線の入射方向の情報を含まない事象を
除去し、放射線の入射方向の情報を持つ事象のみを計数
することができ、空間分解能を向上させることができる
。電気的コリメータ方式の放射線位置検出器を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明による電気的コリメータ方式の放射線位置検出
器は、少なくとも2Rに並置される放射線位置検出手段
と、線源側の検出器からのエネルギ信号が入力される低
エネルギウィンドを有するエネルギ分析手段と、線源側
でない側の検出器からのエネルギ信号が入力される高エ
ネルギウィンドを有するエネルギ分析手段と、上記低エ
ネルギウィンド内に入った線源側の検出器での事象と上
記高エネルギウィンド内に入った線源側でない側の検出
器での事象とを同時計数する手段とを有する。
作    用 線源側の検出器からのエネルギ信号が低エネルギウィン
ド内に入ったことにより、この検出器内でコンプトン散
乱が生じたことが検出できる。また線源側でない側の検
出器からのエネルギ信号が高エネルギウィンド内に入っ
たことから、この検出器で光電効果を起す事象が生じた
ことが分る。
そこで、これら検出器のエネルギ信号が低・高エネルギ
ウィンド内にそれぞれ入ったことを検出したときに、こ
れらの検出器内での事象の同時計数を行なえば、線源側
の検出器でのコンプトン散乱・線源側でない側の検出器
での光電効果という、放射線入射方向の情報を含む事象
のみを同時計数することが可能となり、それ以外の、入
射方向の情報を含まない事象を除去できて、空間分解能
が向上する。
実施例 第1図に示す実施例では、複数の放射線位置検出器1.
2.3.4、・・・、が多層に並置されており、それぞ
れのエネルギ信号が増幅器11を介してデュアルチャネ
ルアナライザ12に送られる。
この、デュアルチャネルアナライザ12は、たとえば第
2図のように、コンパレータ21〜24と、インバータ
25.26と、AND回路27.28とから構成されて
おり、コンパレータ21〜24には基準レベルLL1.
UL1.LL2、UL2(ULI>LLI>UL2>L
L2)がそれぞれ与えられ、入力信号の波高値がULI
とLLIとの間に入ったときAND回路27から出力H
が生じ、入力信号の波高値がUL2とLL2との間に入
ったときAND回路28から出力りが生じるようにされ
ている(第3図参照)。
そして、線源に一番近い側の検出器lのデュアルチャネ
ルアナライザ12の出力りと、第2番目以降の検出器2
.3.4、・・・、のデュアルチャネルアナライザ12
の出力HのOR回路13を経た信号とがコインシデンス
回路14に入力されている。また、第2番目の検出器2
のデュアルチャネルアナライザ12の出力りと、第3番
目以降の検出器3.4、・・・、のデュアルチャネルア
ナライザ12の出力HのOR回路13を経た信号とがコ
インシデンス回路14に入力され、第3番目の検出器3
のデュアルチャネルアナライザ12の出力りと、第4番
目以降の検出器4.5、・・・、のデュアルチャネルア
ナライザ12の出力HのOR回路13を経た信号とがコ
インシデンス回路14に入力されるというように、一般
にj#目の検出器の低エネルギウィンドを通過した信号
と、i+1番目以降の検出器のどれかが高エネルギウィ
ンドを通過した信号とのコインシデンスがとられる。
上記の低い側のウィンドは、入射した所定のエネルギの
放射線が各検出器でコンプトン散乱を生じるときのエネ
ルギ信号波高に対応して定められており、高い側のウィ
ンドは光電効果を生じるときのエネルギ信号波高に対応
して定められている。たとえば、141KeVのγ線に
対して、ULlが137.8KeVに、LLIが119
.3KeVに、UL2が21.7KeVに、LL2が2
.3KeVに、それぞれ対応するように設定されると、
出力信号0UTIは、検出器1でコンプトン散乱を起し
く散乱角度20’−70°)、検出器2.3、・・・、
のいずれかでこの散乱線が光電効果を起したときに発生
し、この出力信号0UT1によってそのような事象の計
数が可能となる。
同様に、出力信号0UT2により検出器2でのコンプト
ン散乱とその散乱線による検出器3以降のどれかでの光
電効果とが同時計数できる。
これらの放射線位置検出器l、2.3、・・・、はGe
検出器やNaIシンチレーションカメラでもよいがP 
I P S (Photoionization Pr
oportionalScintillation C
ountor)やGSPC(GasScintilla
tion Proportional Counter
)等のガスシンチレーシゴンを利用した検出器あるいは
高圧Xe封入MWPC(マルチワイア比例計数管)など
を使用すると、各層の厚さを薄くしながら全体としては
厚くすることができるので、偶発同時計数と視差誤差の
問題を生じることなく感度を向上させることができる。
すなわち、視差誤差と偶発同時計数は検出器の厚さを薄
くすると低減されるが、そうするとコンプトン散乱の確
率Pcが減少するという関係にある。上記のような構成
にすれば検出器の各層の厚さを薄くしても検出器として
の全体の厚さは減少しないので、確率Pcの劣化を防止
できるからである。(ちなみに、検出効率εはε=Pc
@G2で定義される。ここに、Pcはコンプトン散乱を
起す検出器でコンプトン散乱しその散乱線が光電効果を
起す検出器へ入射する確率、ε、は光電効果を起す検出
器での検出効率である。6mmの厚さのGe検出器とN
aIシンチレーションカメラの組み合せの場合、141
KeVのγ線に)いて6は0.05程度の値になる。P
cはコンプトン散乱を起す検出器の厚さの関数で、Ge
検出器の場合141KeVのγ線について厚さ6mmの
とき0.05の最大値をとる。Xe検出器の場合も同様
の挙動を示すが、最大値を与える厚さは数0mm散10
cmとなり、偶発同時計数と視差誤差の問題が大きくな
るので、このような厚さは到底受は入れられない。) なお、上記の多層の検出器l、2.3、・・・、を同一
容器に封入すれば、散乱線あるいは入射放射線の容器に
よる吸収が減少し、感度の向上につながる。
また上記の実施例では、i番目の検出器でのコンプトン
散乱と、i+1番目以降の全ての検出器のどれかでの光
電効果とを同時計数するようにしているが、コイシデン
ス回路14への入力信号を適当に変更することにより、
i番目の検出器でのコンプトン散乱と、i+1番目以降
の特定の検出器あるいは特定のグループの検出器での光
電効果とを同時計数するという、自由な組み合せが可能
である。
さらに、上記の実施例では検出器を多層に並置したが、
2層のみでもよい、この場合は、第4図の従来の構成に
おいて、加算器44と5CA45とを取り除き、ディス
クリミネータ42を、低いエネルギウィンドを有するS
CAと、高いエネルギウィンドを有するSCAとに変更
して、前者に検出器lのエネルギ信号を入力し、後者に
検出器2のエネルギ信号を入力する構成とすればよい。
発明の効果 この発明によれば、電気的コリメータ方式の放射線位置
検出器において、入射放射線の入射方向の情報を与える
事象のみを計数することができて、空間分解能を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はデ
ュアルチャネルアナライザの一例を示すブロック図、第
3図は信号波高および検出レベルを示す波形図、第4図
は従来例のブロー、り図である。 1.2.3.4・・・放射線検出器 11.41・・・増幅器 12・・・デュアルチャネルアナライザ13・・・OR
回路 14.43・・・コインシデンス回路 21〜24・・・コンパレータ 25.26・・・インバータ  ・ 270.28・・・AND回路 42・・・ディスクリミネータ 44・・・加算器 45・・・SCA 出願人 株式会社島津製作所、7゜ −も− 代理人 弁理士 佐原 祐介、・。 ′・′I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも2層に並置される放射線位置検出手段
    と、線源側の検出器からのエネルギ信号が入力される低
    エネルギウインドを有するエネルギ分析手段と、線源側
    でない側の検出器からのエネルギ信号が入力される高エ
    ネルギウインドを有するエネルギ分析手段と、上記低エ
    ネルギウインド内に入った線源側の検出器での事象と上
    記高エネルギウインド内に入った線源側でない側の検出
    器での事象とを同時計数する手段とを有することを特徴
    とする電気的コリメータ方式の放射線位置検出器。
JP4492186A 1986-02-28 1986-02-28 放射線位置検出器 Pending JPS62203078A (ja)

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