JPS62201364A - 高分子量 癌胎児性抗原の免疫検定法 - Google Patents

高分子量 癌胎児性抗原の免疫検定法

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JPS62201364A
JPS62201364A JP61251574A JP25157486A JPS62201364A JP S62201364 A JPS62201364 A JP S62201364A JP 61251574 A JP61251574 A JP 61251574A JP 25157486 A JP25157486 A JP 25157486A JP S62201364 A JPS62201364 A JP S62201364A
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JP
Japan
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cea
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col
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JP61251574A
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ハーバート・ジェイ・ピー・シューメイカー
ジェフリー・シュロム
スザンヌ・イー・ブレンナン
ポール・ブロック
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Centocor Inc
Janssen Biotech Inc
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/574Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
    • G01N33/57407Specifically defined cancers
    • G01N33/57446Specifically defined cancers of stomach or intestine
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
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    • G01N33/574Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
    • G01N33/57473Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer involving carcinoembryonic antigen, i.e. CEA

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は免疫化学の分野に属する。
背景の技術および問題点 癌胎児性抗原(CEA)は結腸に腫瘍を持つ患者に通常
存在する腫瘍関連抗原の1つである。ゴールドおよびフ
リーマンはCEAを結腸ガンの一成分として最初に説明
した。
Gold、P・等J、Exp、Med、、 12143
9−462゜CEAはそれ以後他のタイプの癌の変種と
して研究されてきた。Goldenberg D、 M
、等rAnn。
Intern、Med、J  94.407−409(
1981); Go、V、LWおよびZamcheck
 N、、 rcancerJ 502618−2623
(1982)。
CEA検定はポリクローナル抗体および低分子量のCE
A成分に対するモノクローナル抗体を用いて行われてき
た。しかしながら、これらの検定には次のような欠点が
あった。
(1)潜伏性の癌を信頼性を持って検出するには感受性
が不十分である。
(2)  この検定では、良性および悪性腫瘍をしばし
ば区別できない。
(3)ポリクローナル抗体に基く検定では異なる分子量
を持つある範囲のCEAに対して交叉反応を典型的に示
す。(この現象に伴う問題は、正常交叉反応性抗原(N
CA)およびその他の低分子量物質に対する交叉反応性
にある。HerlynM6等r)hbridomaJ 
23329−339(1983);5hivel)’ 
J、E等(Stewart 5el1編) rHuma
naPressJ C11fton N、J、 (19
80))。
これらの欠点により、CEA検定は「健康(すなわち、
結腸ガンを持たない)」に見えるヒトについての癌の診
断には使うことができない。現在、利用できるCEA検
定は結腸直腸癌患者の再発を予測するのに主として使わ
れている。より感受性が高く、特異性のあるCEA検定
が、現在の臨床用途を改善し、健康に見えるヒトのガン
の診断のためにCEA検定を使用するためには必要とさ
れる。
問題点を解決するための手段 本発明は高分子1(180KD)癌胎児性抗原を定量的
に測定するための改良された固相免疫検定、およびその
検定を行うための試薬を含む診断試験キットに関する。
この検定はサンドイッチまたは「二重抗体」型のもので
あり、高分子量CEAに対スる2つのモノクローナル抗
体、1116NS−3d(6d6抗体)およびCOL−
1抗体の独特の組合せを用いる。これら抗体の1つ(好
ましくは3d6)の1つを使用じて固相吸着剤を形成し
、他の抗体(好ましくはCOL−1)を標識化抗体とし
て用いる。
3d6およびCOL−1を用いるサンドイッチ免疫検定
はフォワード、リバースまたは同時タイプのもので良い
。フォワード型では、試験されるべきサンプルをCOL
−1または3d6抗体を含む固相吸着剤と反応させる。
インキュベーションの間、サンプル中のCEAは固相に
結合される。その後、標識化された抗体であるCOL−
1(免疫吸着剤を生成するのに3d6が用いられる場合
)、または6d6(免疫吸着剤を生成するためにCOL
−1が使用される場合)を吸着されたCEAと反応させ
て、標識化抗体−CEA−吸着された抗体から成る三重
複合体を生成する。固相に結合する標識はサンプル中の
CEAO量に直接比例する。
リバース型においては、標識化抗体をサンプルとインキ
ュベートし、可溶性CEA−抗A−合体を生成する。次
の段階において、固相を用いて標識化複合体を吸着し、
そして結合程度について固相を分析する。
同時法においては、固相免疫吸着剤、標識化抗体お・よ
びサンプルをいっしょにインキュベートする。−回のイ
ンキュベーションの後、結合した標識について固相を分
析する。
この検定を実施するための試薬を含む商業用キットは、
3d6またはCOL−1抗体のいずれかを含む固相免疫
吸着剤、標識化3d6またはCOL−1抗体の溶液、お
よび必要によりCEAスタンダードを含めることができ
る。
本発明のCEAの検定では2つの抗CEAモノクローナ
ル抗体の独特の組合せを用いる。第一の抗体はコブロフ
スキー(Koprowski )等の米国特許第4,3
49,528 号に記述サレテイル3d6(1116N
s−6d)抗体である。この米国特許の記述は、本明細
書に含まれるものとする。この抗体は180.OQIダ
ルトン(110KD)の分子量の形態であるCEAに特
異的である。
第二の抗体はCOL−1抗体であり、ナショナルキャン
サーインスチチュート/NIH1ベセスダ、メリーラン
ド(米国)のシェフエリ−シュロムによって以下に説明
するように調製された。
COL−1はGサブクラス2αのムリン抗体であり、1
80KDのCEAに特異的である。COL−1抗体およ
びCOL−1ハイプリドーマはATCCに/16 S 
D 857  として寄託されている。この明細書で使
用するrCEAJ という用語は180KD  の分子
を意味する。
本発明の検定はサンドイッチまたは「二重抗体」免疫検
定であり、ここで抗原(CEA)はそれを過剰の標識化
抗体と反応させることによって直接測定される。この検
定では、CEAに特異的に結合する固相免疫吸着剤上に
CEAを固定する。検定の態様により、CEAは標識化
抗CEA抗体との反応前または反応後に固定化される。
免疫吸着剤は適当な固相支持体にろd6またはCOL−
1(好マシクハ、6d6)モノクローナル抗体を固定ス
ることによって作られる。標識化抗体はCOL−1抗体
または3d6抗体(好ましくは、COL−1抗体)のい
ずれかで良い。固相に結合した標識はサンプル中のCE
Aの量に直接比例する。
サンドイッチ免疫検定はフォワード、リバースまたは同
時法で行うことができる。フォワード法においては、3
d6およびCOL−1モノクローナル抗体により、18
0KD CEAに対して特別に特異的かつ高感度のサン
ドイッチ免疫検定が行われる。好ましい態様では、3d
6抗体が免疫吸着剤を生成するために用いられ、COL
−1抗体が標識化抗体(トレーサー)として作用させ、
以下に概説するように検定を行う。これらの2つの抗体
により、検定は高分子量CEAに特異的であり、かつ高
感度である。すなわち、血漿または血清サンプル中の0
.25 ng/mlのCEA濃度も検出できる。
このことは現在性われているCEA検定の少くとも2倍
の感度の増加を示す。
CEA検定のフォワードサンドイッチ法においては、3
d6またはCOL−1抗体な固相に固定し、CEAに特
異な免疫吸着剤を作る。CEAについて試験されるべき
液体サンプルは免疫吸着剤と共にインキュベートされる
。インキュベーションは、液体サンプル中のCEAが固
相免疫吸着剤に結合するのに十分な期間維持される。イ
ンキュベーションの後、固相免疫吸着剤はインキュベー
ション混合物から分離される。免疫吸着剤を洗浄して非
結=cEh、および液体サンプル中に存在し得る非特異
的結合蛋白質のような干渉物質を除去することもできる
。固定化抗体に結合したCEAを含有する免疫吸着剤は
その後、標識化3d6またはCOL−1抗体と共にイン
キュベートされる。再び、免疫吸着剤に結合したCEA
に対して標識化抗体が確実に結合するのに十分な期間、
インキュベーションヲ行つ。第二のインキュベーション
の後、更に洗浄して固相免疫吸着剤から未結合の標識化
抗体を除去できる。固相免疫吸着剤に結合した標脆化抗
体を次いで測定し、検出された標識化抗体の量は液体サ
ンプル中のCEA濃度の指数として用いる。
リバース法においては、インキュベーション溶液は被検
液体サンプルと可饅性標識化3d6またはCOL−1と
から構成される。適当なインキュベーション後、こ゛の
浴液を3d6またはCOL−1抗体を含有する固相免疫
剤着剤と接触させる。更にインキュベーションした後、
免疫吸着剤をインキュベーション混合物から分離し、次
いで一般的には洗浄し、かつ免疫吸着剤に結合した標識
を液体被験サンプル中のCEAO量の指数として採用す
る。
同時法においては、液体サンプル、標識化抗CEA抗体
および固相免疫吸着剤によってインキュベーション混合
物を作る。異なる抗原決定基と反応する抗体を用いる場
合、それらは結合について競合しない。適当なインキュ
ベーションの後、固相免疫吸着剤を混合物から分離し、
免疫吸着剤に結合した標識を測定して、被検液体サンプ
ル中のCEAO量の指数とする。
種々の態様の検定における各インキュベーション工程に
ついて、インキュベーションの時間および条件は固定化
抗体および標識化抗体に対するCEAの結合を最高にす
るように選ばれる。2回のインキュベーション工程が要
求されるフォワード法の検定においては、固定化CEA
抗体を含有する固相免疫吸着剤は液体サンプルと、最大
の結合を得るために、室温ないし45°Cで約1〜4時
間インキュベートする。全体の検定は約2時間で行うこ
とができる。最大の結合を与える条件およびパラメータ
ーは、通常の実験だけで他の態様の検定について決定す
ることができる。
本発明の種々の固相検定法において、免疫吸着剤は液体
サンブノペ標識化抗体またはその両者を含むインキュベ
ーション混合物から分離される。
分離は沈降または遠心分離のようなどの慣用的分離法に
よっても実°施できる。好ましくは、必ずしも必要では
ないが、免疫吸着剤は、第二のインキュベーション媒体
との混合(必要とされる場合)前に、および免疫吸着剤
に結合する標識の量を測定する前に洗浄される。一般に
、洗浄は水で6回行う。この洗浄により、検定の精度お
よび感度に影響を与えることがある非特異性干渉物質ま
たは過剰の標識化抗体が除去される。
本発明の免疫検定は液体サンプル中のCEAを検出し、
定量するために使用される。液体サンプルとは実質上、
全ての生物学的流体、例えば、血液、血漿または血清の
ような血液成分、尿、リンパ液等である。
本発明の検定で使用される固相免疫吸着剤は、抗CEA
抗体を固相支持体にカップリングすることによって作ら
れる。多くの種類の固相支持体が使用できる。良く知ら
れている固相支持体は、ガラス、ポリスチレン、ポリプ
ロピレン、デキストランおよびその他の材料から作られ
るビーズ;上記材料から作られるかまたは上記材料で被
覆された管状体等である。抗体は固相支持体に、アミド
またはエステル結合による共有結合、または吸着のよう
な手法で共有または非共有結合できる。当業者であれば
、その他の多(の適切な固相体、およびその固相体上へ
の抗体の固定化法を知っているであろうし、また、通常
の実験だけでその使用を確実にすることができる。
COL−1または3d6モノクローナル抗体は検定に使
用するためにいくつかの方法によって標識化できる。抗
体は放射性物質、例えば1125 ;螢光材料のような
光学的標識;西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)、
塩基性ホスファターゼ、ガラクトシダーゼ等の酵素;ま
たはその他の技術により標識化できる。抗体はビオチニ
ル化することもでき、標識化アビジンを使用して免疫吸
着剤への結合を調べることができる。
抗CEA抗体を1125で標識化する方法としてはクロ
ラミンT法およびポルトン−ハンター法がある。抗体は
酵素との直接または間接的結合により酵素標識化できる
別の態様の検定においては、第二の可溶性抗体を標識な
しで用いることもできる。第二の抗体に対する標識化抗
体は免疫吸着剤への結合を確認するのにも使用できる。
例えば、標識化抗(ムリンIgG)抗体を使用して、免
疫吸着剤に対するCOL−1結合を評価することもでき
る。
液体サンプル中のCEAO量を決定するため、免疫吸着
剤に結合した標識の量または未結合の標識化抗体(すな
わち、可溶性の形で残っている標識化抗体)のいずれか
を測定する。一般に、免疫吸着剤に結合した標識を測定
することが好ましい。
何故ならば、極めて低濃度の抗原については、免疫吸着
剤1cは非常に少量の標識化抗体しか結合しないからで
ある。したがって、正確を期するために、免疫吸着剤に
結合する標識を直接測定しなければならない。標識は、
それが放射性ガンマ線放射体である場合はガンマ計数器
で、また例えばそれが螢光物質である場合は螢光計で、
検出できる。
酵素標識の場合、酵素に対する競合物質を用いる比色法
によって検出を行うことができる。
次いで、検出された標識の測定量を、標識の量とCEA
O量との間の予じめ決定された量的関係と比較する。こ
の量的関係は、既知量のCEAを含有する標準液体サン
プルによる検定を行うことにより決定できる。異なる量
のCEAを含有するいくつかのサンプルについて、検定
を行い、そして免疫吸着剤に結合または非結合のいずれ
かの標識の量を決定し、標識の量とCEAO量との定量
的関係を定める曲線を作る。この曲線を参照して。
未知量のCEAを含有する液体サンプル中のCEAの量
を検出された標識の量から決定できる。3d6およびC
OL−1モノクローナル抗体は、鉱油でプライミングさ
れたマウスの腹腔中に抗体分泌ハイプリドーマ細胞を注
射し、次いで抗体が分泌される腹水を採取することによ
って検定に使用するために多量に生産できる。抗体はア
フィニティークロマトグラフィーにより、腹水からM装
できる。
精製抗体は、0.1%アジ化ナトリウムのような防腐剤
を含有するホウ酸塩緩衝化食塩溶液中で使用時まで保存
できる。
本発明の検定を行うための試薬を検定用キットにするこ
ともできる。例えば、キットは、3d6またはCOL−
1のいずれかを含む固相免疫吸着剤。
標識化3d6またはCOL−1モノクローナル抗体およ
び、必要により、CEAのスタンダードから構成できる
。COL−1および3d6モノクローナル抗体はキット
にするのに適している。この抗体によって調製される試
薬は保存した場合、長期にわたって安定だからである。
特に好ましい態様の検定は以下に詳しく説明する固相免
疫酵素検定(I EMA )である。3d6抗体を、例
えば物理的吸着(例えば、Kインチ径のビーズ1個当り
6m9の抗体)によりポリスチレンビーズに固定する。
3d6で被覆したビーズは乾燥形態で少くとも6ケ月間
保存し、検定用に供することができる。COL−1抗体
を例えば直接結合によってHRPで標識化する。
検定を行うために、このポリスチレンビーズを患者の血
清または血漿サンプルと共にインキュベートする。イン
キュベーションは約45℃で約1時間行う。次いで、ビ
ーズをサンプルから分離し、洗浄(例えば水洗3回)す
る。次いで、ビーズなCOL−1−HRP  複合体の
溶液と共に45℃で約1時間インキュベートする。その
後、ビーズを溶液から分離し、前述のように洗浄し、そ
してビーズに結合した酵素標識を測定する。ビーズに結
合したHRP活性の測定は、慣用の比色法によって行う
ことができる。例えば、ビーズは基質である0−フ二二
レンジアミン−2HCA (OPD )と共に室温で約
15−30分間インキュベートする。酵素反応はIN硫
酸の添加により停止され、転化基質の量は492画にお
ける反応溶液の光学濃度を測定することにより決定され
る。光学濃度はサンプル中のCIAの濃度と比例する。
IEMA実施のためのキットは次の試薬を含めることが
できる。
(α) 6d6抗体を被覆したポリスチレンビーズを入
れた容器; (b)HRpで標識化したCOL−1抗体の溶液を入れ
た容器。
キットのその他の構成員としては、 (C)  0−120 ng/I” の濃度範囲でCI
Aを含むヒト血清をベースにする溶液(例えば、20%
血清)の入った容器 ((’)  10 ng/meでCEAを含有するヒト
血清のような正のCEA対照、および (6)HRP基質。
本発明の3 d 6/COL−1検定はいくつかの利点
を持つ。最も重要なのは、正常者、喫煙者および良性の
結腸疾病患者について検出される低いCEA値によって
示されるように、本検定は誤りの陽性率が低いことにあ
る。患者群についてのCEA値の統計的分布に基づけば
、この検定は結腸直腸ガンについて診断の価値がある。
更に、この検定は非常に高感度である。0.25ng/
lnl程度のCEA濃度も十分な信頼性で検出できる。
更に、3d6およびCOL−1抗体は、高分子量の形態
にあるCEAに対して特異的であるから、血漿または血
清サンプルを抽出する必要がない。
本発明はさらに次の実施例により示される。
実施例 細胞抽出物および膜調製物 新生細胞株および正常ヒト成人組織はワシントンD、C
,、ジョーク・ワシントン大学、外科病理学部から入手
した。組織および細胞株の細胞抽出物および部分精製膜
はコルチャー(Colcher、D、 )らのCanc
er Res、、 41:1451〜1459(198
1)に記載されるようにして調製した。タンパク質濃度
はローリ−(Lowry)らのJ、Biol、 −Ch
em、、 193:26”r−275(1951’)に
記載の方法により測定した。
生後4週目のBALB/c マウスは等容量の完全フロ
インドアジュバント中に乳化した結腸癌の細胞抽出物ま
たは膜に富む両分100μgを腹腔内注射することによ
り免疫化した。7日後等容量の不完全70インドアジユ
バントに乳化した免疫原100μgを腹腔内に追加接種
した。さらに7口径免疫原10μgを静脈内に追加免疫
注射し、3口径融合のために牌臓を摘出した。
MAb  COL−9,−12,−11および−15の
生成のために用いた免疫原は、リンパ腺へのヒト結腸癌
転移物の抽出物であった。MAb  COL−2の生成
のために用いた免疫原は一次ヒト結腸癌の抽出物であっ
た。MAb COL−3,−5,−6,−7,−8゜−
10および−14の生成のために使用した免疫原は、上
記試験で使用した一次結腸癌の部分精製膜調製物であっ
た。2種類の結腸癌転移物(1つはリンパ腺、も51つ
は牌臓)の抽出物および一次結腸癌の抽出物はMAb 
 COL−1,−4および−11の生成のための遂次免
疫原として使用した。リンパ腺転移物の抽出物100μ
gを一次免疫原として使用し、続いて牌臓転移物および
一次結腸癌抽出物100μgで遂次免疫化した。最終の
静脈内追加免疫は両方の転移物および一次結腸癌抽出物
100μgの混合物から成っていた。
体 体細胞ハイブリッドはワイアー(D、 M、We ir
 )編染、実験免疫学ハンドブック(Handbook
 ofExperimental  Immunolo
gy) 、  p、 25. 1′25.7+オツクス
フオード・バックウェル・サイエンティフィック・バプ
リケーションズ、1978におけるハーゼンバーブ(H
erzenberg)らのゞ抗体生産細胞をもつ骨髄腫
とT細胞をもつ1977球との細胞ハイブリッドに記載
の方法を若干変更して用いることにより形成した。コル
チャーらの上記文献を参照されたい。全てのハイプリド
ーマ細胞株は限界希釈法により2回クローニングした。
15個の同定されたハイプリドーマ培養物はどれもマイ
コプラズマの存在について陰性であることが判明した。
免疫グロブリンのアイソタイプはコルチャーらの上記文
献に記載されるようにして調べた。
各MAbからのハイプリドーマ組織培養上清の単一プー
ルを以下で述べる全ての実験のために使用した。こうし
てMAb力師の差は1つの実験を他の実験と比較するこ
とにより除外することができる。抗HCEA、IgG1
はカリフォルニア州。
ラジョラ、ハイプリチク社から購入した。MAbBl、
1.IgG2aはCEAおよびCEA関連決定基と反応
性であり、Immunoadiagnostics、 
り。
215−258(1983)におけるコルチャーらの9
ヒト乳@i関連抗原に対するモノクローナル抗体および
それらの診断、予後および治療用途“に記載されている
細    胞 BALB/c  非分泌骨髄腫細胞株、P 3− N5
1−Ag4−1 (MS−1)はメリーランド州ベテス
ダ、NIHのキム(J、 Kim)博士から入手した。
WiDrおよびLS−174T結腸癌細胞株はメリーラ
ンド州ロックビル、アメリカン・タイプ・カルチャー・
コレクションから入手した。HT −29結腸癌細胞株
および胸部癌細胞株MCF−7およびBT−20はメリ
ーランド州ペテスダ、NIH,国立がん研究所、胸部癌
特別調査委員会から入手した。A204横紋筋肉腫細胞
株ならびに膀胱癌細胞株HA−698およびHA−10
54&L メリーランド州ペテスダ。
N I H、国立がん研究所、アロンソン(S、Aar
o−nson)博士から入手した。細胞株WiDr−5
1はWiDrの抗CEA MAb B1.1にヨル反復
螢光活性イ]偉(U胞選別によって誘導された〜ViD
r結腸癌細胞株由来の細胞のサブセットである。全ての
細胞株は、それらのそれぞれの入手源によって推せんさ
れた増殖培地上に保持した。5人の異なる結腸癌患者か
らのN% CF、 Aはニューシャーシー州ナットレー
、ホフマンーラ・ローシェ、ハンセン(H。
Hansen)博士から提供された。1つのCEA調製
物はカリフォルニア州すンマルコス、アルド・サイエン
ティフィック社から購入した。
固相RIA ハイプリドーマ上清は異なる結腸癌組織および正常組織
からの細胞抽出物ならびに精kcEAを用いてる固相R
IAにより特異的抗体生産について検定した。細胞抽出
物5μgまたは精、MCEA20ngを含むサンプル5
0μlを96−ウェルポリビニル微量滴定器の各ウェル
に加え、非湿潤インキュベーター内37℃で一晩乾燥さ
せた。各ウェルはカルシウムおよびマグネシウムを含有
するPBS(Ca  、Mg  含有PBS)中の5 
% BSA I00μlの添加により非特異的タンパク
質結合を最小限に抑えるべく消光(quenching
)  した。37°Cで1時間インキュベーション後B
SAを吸引して除き、各ウェルに組織培養上清50μl
を加えた。1時間インキュベーション後非結合免疫グロ
ブリンを除去し、滴定器をPBS中1%BSAで洗った
。その後各ウェルは25μl中75000 cpmの1
25工標識GαMu1gGと共に 37℃で1時間イン
キュベートした。非結合GαMu1gGを吸引して除き
、各ウェルをPBS−1% BSAで十分に洗浄した。
その後コダックXarフィルムおよびデュポン・ライト
ニング・プラス増感板を使って、各ウェルをオートラジ
オグラフィーにかけた。フィルムは70’Cで一晩感光
させた後に現像した。また、結合+241 ■−GαM
u1gGは個々のウェルを切断し、ガンマカウンターで
放射能を測定することにより検出した。
螢光活性化細胞選別 フローサイトメトリー(流動細胞計測法)標的細胞を採
取し、Ca、Mg  不含ダルベツコPBSで洗った。
これらの細胞(106個)をハイプリドーマ組織培養上
清100μlと共に4℃で60分インキュベートした。
インキュベーション後細胞ヲ完全培地で洗い、螢光標識
化ヤギ抗マウス免疫グロブリン(カペル研究所)100
μl と共に4°Cで60分さらにインキュベートした
。次に、細胞を洗い、2%ウシ胎児血清を含むPBS中
に106細胞/mlで懸濁した。この細胞懸濁液は出力
が200mWの488nmに合わせたアルゴンイオンレ
ーザ−を用いるオルソ・サイトフルオログラフ・システ
ム50(Ortho Cytofluorograf 
System 50)で分析した。死滅細胞は軸方向消
衰により排除し、−次元ヒストグラムをオルソ2150
mコンピューターシステムで分析した。陽性細胞の百分
率は、−次抗体を含まない細胞の閾値な求め、得られた
値を抗体染色細胞の全百分率から減じることにより計算
した。
ウェスターンプロッティング 5DS−PAGE試料緩衝液[:0.125 M トリ
ス−HCl(pH6,8)−4係SDS −20係グリ
セロール−10%2−メルカプトエタノール〕 で希釈
した細胞抽出物40μgまたは精製CEA 1μgを、
5→20チ線状勾配の5DS−PAGEにのせた。電気
泳動後、タンパク質は移行緩衝液[25mM ) ’)
スーHC1(pH8,3)−192mMグリシン−20
%メタノール〕 中30V、4℃で4時間ニトロセルロ
ース紙へ移行させた。その後プロットを5%BSA含有
PBS中室温で1時間インキュベートし、0.05%T
we en−20含有PBSで洗った。ハイプリドーマ
組織培養上清10meを加え、穏やかに攪拌しながら室
温で1時間インキュベーションを続けた。0.05%T
ween −20含有PBSで洗った後、プロットを+
25ニ一標識ヤギ抗マウスIgG(メリーランド州ガイ
サースバーグ、キルケガードLベリー)と共に室温で1
時間インキュベートした。その後、フィルターを一晩十
分に洗浄し、デュポン・ライトニング・プラス増感スク
リーンを用いてコダックMar−5X線フィルムに一7
0℃で2時間感光させた。全ての実験のためにN5−1
組織培養上清を陰性対照として使用した。
結    果 BALB/cマウスは上記の4つの異なる方法を用いて
ヒトー次および/または転移結腸癌の抽出物で免疫化し
た。6種の異なる腫瘍による遂次免疫感作も、両方の転
移物および一次結腸癌によって共有される決定基に対す
る抗体の生産を誘発させるために、これらの方法の1つ
において使用された。さらに、同一の一次結腸癌からの
細胞抽出物および部分精製膜が2つの異なる免疫感作法
において使用された。免疫化マウスの牌臓細胞は非免疫
グロブリン分泌N5−1骨髄腫細胞と融合させて、50
52−次ハイプリドーマ培養物をつくった。これらの培
養物からの上清液を採取し、固相RIAで試験してそれ
らのそれぞれの結腸癌免疫原の抽出物と反応性であるが
、明らかに正常なヒト牌臓の抽出物とは反応しない免疫
グロブリンの存在について調べた。初期スクリーニング
に用いた牌臓はCEAおよびCE A関連決定基と交差
反応する若干のMAbと反応性であることが以前に知ら
れていた。多くの培養物からの免疫グロブリンは牌臓抽
出物と結腸癌抽出物の両方と反応することが立証された
が、341培養物は使用したそれぞれの結腸癌抽出物と
のみ反応する免疫グロブリンを生産した。限界希釈法に
よるハイプリドーマ細胞の2回クローニング後に、得ら
れた培養上清は5つの結腸癌生検棟木の抽出物および数
種の明らかに正常なヒト組織(4つの牌臓、2つの腎臓
および3つの肝臓を含む)の抽出物に対する結合につい
て固相RIAで検定した。49のMAbが5つの結腸癌
抽出物と反応性であって正常組織のどれとも非反応性で
あることがわかった。これらのMAbはまた主要な血液
型(A、 B、 O)のすべてを表わすRBCの11の
調製物の抽出物、および正常ヒ)PMNの抽出物と固相
RIAにおいて非反応性であることが見出された。さら
に、49のMAbはABC免疫ペルオキシダーゼ技法を
用いて5つの結腸癌抽出物に対する反応性、および正常
ヒト結腸、汗腺、骨髄およびリンパ腺の抽出物に対する
反応性の欠如について試験した。これらの初期スクリー
ニングの結果として、15のMAb (COL−1〜−
15と命名)がその後の性状決定のために選ばれた。I
VIA b COL−1〜−15と結腸癌抽出物との固
相RIAにおける反応性は表1に示す。
MAbはどれも3つの正常成人肝臓および4つの正常成
人牌臓からの生検材料の抽出物と反応しなかった。さら
に、15のCOL MAbはすべて異なる結腸癌患者か
ら得られた5つのCEA調製物と固相RIAにおいて反
応した。
MAbの結腸癌抽出物およびCEA調製物に対する反応
性の差異は以下で論するであろう。15のMAbはすべ
て表1に示すように1,2aおよび2bサブクラスのI
gGアインタイプのものであった。
その後、MAb  COL−1〜−15は正常ヒト多形
核白血球の表面に対する結合についてFAC8により試
験した。先に述べたように、これは抗CEAモノクロー
ナル抗体と異種血清との主要な交差反応である。ボーデ
ス(Bordes、M、 ) ラのEur、J、Can
cer、  11ニア83〜786(1975)  を
参照されたい。これらのCOL MAbの反応性は市販
の抗HCEA  と比較された。その結果を第1図に示
す。各パネルの点線は一次抗体の不在下(すなわち陰性
対照)での選別パターンを表わす。CA。
COL−1を用いる選別パターン(陰性);B、抗CE
Aを用いる選別パターン(陽性)〕第1B図だ示すよう
に、抗HCEAMAb  は90俤以上のヒトPMHの
表面と反応した。150COLMAb  はすべて同じ
調製物と反応しなかつた。PMHに対するこの非反応性
の代表的な例(MAb COL−1を使用)を第1A図
に示す。
これらの研究の延長として、MAbCOL−1はいろい
ろな濃度のPMN抽出物との反応性についてMAbBl
、1  と比較された。MAbBl、1  は精製CE
AおよびCEA関連決定基の双方と反応性であることが
わかっている。バーリン(Herlyn、M、 )らの
Hyb r i doma、 23 :329〜339
 (1983)を参照されたいo 1.6 ngの精製
MAb COI、−1およびB1.1を使用することに
より、抗原希釈実験は1100n程度に少ないPMN抽
出物と共にMAbBl、1  を使用した場合に陽性の
反応性を示した。一方、゛反応混合物へ5000ng程
度に多いPMN抽出物を添加してもMAb COL−1
との反応性を示さなかった。B1.1およびCOL−1
は両方とも精製されたCEA調製物に対する反応性が等
しく陽性であった。
表1および第1図の結果をさらに立証するために、抗C
EAMAbと反応性のPMNを含むことが知られている
正常牌臓の抽出物がCOLMAbとの反応性について試
験された。第1図の挿入図は一次結腸癌抽出物(・);
正常牌1d抽出物(−);PBS(町に対する固相RI
AでのCOL−1の反応性を示す。
MAb COL−2はこの牌ぬ抽出物と比較して結腸癌
抽出物に対して高度の選択的反応性を示す。
その後、MAb  COL−1〜−15はウェスターン
プロッティング実験によりCEAと免疫反応するそれら
の能力について同定された。第2図において、各レーン
は単一のCOL MAb(COL−1〜COL−15)
のCEA調製物への結合を示す。縦の目盛りは分子量マ
ーカー(X 1O−3)である。第2図に示すように、
15のCOL MAbはCEA分子の特徴であるMr 
180,000タンパク質を免疫検出した。
以前の研究は、精製したMr 180,000 CEA
分子と免疫反応性の他のモノクローナル抗体が結腸癌細
胞の中のMr 160,000.90.ODD、 50
,000および/または40,000タンパク質とも反
応しうろことを示した。プラズズイック(Blaszc
zyk)らのCancer Res、+ 44:245
〜253(1984)を参照されたい。これらの低分子
量分子は多形核白血球および他の正常組織上に現われる
CEA交差反応抗原であると考えられる。この型の交差
反応の例は第3B図に示す。〔レーン1.転移結腸癌;
レーン2、−次結腸癌;レーン6、正常ヒト牌臓;の抽
出物においてタンパク質がMAb COL−,1(第3
A図)およびMAbBl、1(第3B図)により検出さ
れた;中央の目盛りは分子量マーカー(xlo−)であ
る。〕結腸癌転移物、−次結腸癌および正常牌臓からの
抽出物は5DS−PAGE 勾配ゲルによる電気泳動で
分離し、ニトロセルロースに移行させた。免疫プロッテ
ィング後、MAb  B1.1 (CEAと反応するこ
とが知られている)は結腸癌抽出物中に存在する特徴的
なMr 180,000分子を検出したが、さらに正常
牌臓抽出物だけでなく一次結腸癌にも存在するMr 9
0,000成分を検出した。一方、MAb COL−1
〜−15は結腸癌抽出物中のMr180.0OOCEA
のみを検出し、同じ牌臓抽出物中の他の成分をどれも検
出しなかった。これは第3A図に記載の結果により例示
される。
COL−1/3d6免疫酵素検定法 3d6抗体はペンシルバニア州フィラデルフィア、ウィ
スター研究所(The Wistar In5titu
te)から入手し、COL−1抗体はメリーランド州ベ
テスダ、NIH,国立がん研究所のジェフリー・シュロ
ム(Jeffrey Schlom)博士から提供され
た。
ハ・イブリドーマ細胞は組織培養で増殖させ、そしてプ
リスタン(ウィスコンシン州ミルウォーキー、アルドリ
ッチ・ケミカル社)で感作したBALB/cマウスに腹
水を生産させるために使用した。抗CEAモノクローナ
ル免疫グロブリンは、セファロース4Bにュージャージ
ー州ヒスカタウエイ、ファーマシア・ファイン・ケミカ
ルズ)に結合したプロティンAを用いるアフィニティー
クロマトグラフィーにより腹水からMHした。
3d6抗体は0.1 Mクエン酸ナトリウム緩衝液(p
H4,0)  を用いてプロティンAカラムから溶離し
た。coL−1挽体は0.1Mクエン酸ナトリウム緩衝
液(pH3,5)  を用いてプロティンAカラムから
溶離した。単離した免疫グロブリンの純度はゲル電気泳
動(ドデシル硫酸す) IJウム/ポリアクガロースゲ
ル)および免疫電気泳動ゲルにより確立した。
精製した3d6抗体はzインチのポリスチレンビーズ(
イリノイ州シカゴ、プレシッション・プラスチック・ポ
ール社)に塗布し、PVP/シヨ糖溶液で処理した後に
乾燥した。
精製したCOL−1抗体はナカネ(Nakane)の変
法を用いてHRP(インジアナ州インジアナポリス、ベ
ーリンガー・マンハイム・バイオケミカルズ)と結合さ
せた。ナカネ(Nakane P、に、 )のC11n
ical LaboratoryTechniques
 for the1980 ’ s (R,M、 Na
kamuraおよびE、 S、 Tucker編集)ア
ランR,リス社、ニューヨーク(1981)を参照され
たい。
HRP 10mqはB2025m1 K 溶解し、0.
05Mm−過ヨウ素酸ナトリウムを用いて室温で20分
酸化した。続いて、この溶液を4℃で0.001 M酢
酸ナトリウム緩衝液(pH4,4’)に対して透析した
。透析後、0.2M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9,5
)をHRPに加え、すぐにCOL−1抗体(0,01M
炭酸す) IJウム緩衝液(pH9,5)中8mり7m
l)と反応させた。
この反応は室温で2時間インキュベートし、その後0.
05M水素化ホウ素ナトリウム(0,01M炭酸ナトリ
ウム緩衝液(pH9,5)中1.89 m9/me )
で還元した。還元反応混合物はり、 I M !Jン酸
ナナトリウム緩衝液pH7,5)に対して4℃で一晩透
析した。セファロースdBCLカラムにュージャーシー
州ヒスカタウエイ、ファーマシア・ファイン・ケミカル
ズ)によるゲル透過により非結合HRPまたは非結合C
OL−1抗体を除いた。この複合体の純度は高圧液体ク
ロマトグラフィー(HPL(j  により証明した。
CEAI品はプールしたヒ1−CEA陰性血清で希釈し
た細胞株5W1116[レイボビッッ(Le tbo−
vitz、A−)らのCancer Res、 、 3
6.4562〜4569(1976)を参照]から誘導
されたヒト結腸直腸癌培養物の上清から調製した。これ
らの標品はCEAのは界保健機関標品(英国NW3 6
RB、ロンドン。
ホーリーヒル、ナショナル・インステイチュート・ホー
・バイオロジカルスタンダード・アンド・コントロール
)に対して検量した。
全ての試料は2つの部位の免疫酵素検定法(IEMA 
)を用いて次のように検定した: 標本または標準物質0.2 mlは1個の3d6被覆ポ
リスチレンビーズを含む反応ウェルに加えた。
固相抗体と試料は45°Cで1時間インキュベートさせ
た。次いでビーズを洗い、COL−1−HRP複合体Q
、 2mlを加えた。この複合体は固相複合体と45℃
で1時間反応させた。ビーズを洗って、試験管に移した
。このビーズにO−フェニレンジアミン−2HC1基質
0.5mlを加え、室温でろ0分インキュベートした。
IN H2SO41mp!を加えて反応を止めた。反応
した基質溶液試験管は0D49□で分光光度計により読
み取った。OD4+12に対するCEA標品の濃度をプ
ロットすることにより検定標準曲線を作成した。実験結
果は作成した標準曲線から内挿された。
表2は正常人および喫煙者に対して得られた平均CEA
値を示す。予期したように、喫煙者は正常人よりも高い
CEA値を示した。血漿および血清中のCEAfitは
実質的に同じであり、どちらの血液成分もCEA&を評
価するために使用できることを示している。
表2 人数  平均CEA (n、97ml)喫煙者  32
3 3.99±3.21正常人 血漿   110  
1.55±1.04血清    82  1.24±0
.77表3は様々な悪性および良性疾患を有する患者お
よび正常人からの血清のNCIパネルにおけるCEA量
の分布を示す。
駆  ロぽ ♀ カ 呂 毛 二 錫 話 冨裂 七疋
 憲 昧 @ 煩 碩 碩 堀結腸直腸癌患者の85チ
以上は3 d 6/COL−1免疫酵素検定法により5
 ng/meより多いCEA量を示す。その他の悪性癌
患者は5ng/m1以上のCEA量を示す者が非常に少
ない。正常人の約5係は5ng/m1以上のCEAff
iを示した。このことは、このパネルにおける正常人を
喫煙経歴についてスクリーニングしなかったので、この
群の喫煙者が原因であるかも知れない。
表6のデータは、3d6/COL−1免疫酵素検定法が
結腸直腸癌に対して診断上価値があることを示している
。表3のデータに基づいて5 ng/mlまたはそれ以
上のCEA量が結腸直腸癌の指標として選ばれる場合、
この疾患をもつ患者の85多以上は上記試験によって確
認することができる。正常の非喫煙者は表2に示すCE
A値の統計学的分布に基づいて約1/1000の偽陽性
率(5ng/m1以上のCEA値)を示すと予期される
。偽陽性の結果を減じて検定の予測値を高めるために、
正常集団中の喫煙者を診断医がスクリーニングすること
もできる。
3d 6/COL−1免疫酵素検定はアボットCEA−
EIAモノクローナル試験(イリノイ州北シカゴ。
アボットラボラトリーズ)と比較した。アボット検定は
製造者の標準的手法に従って行った。要約すると、この
方法は次の通りであった:試料または標品Q、 1 m
lおよび試料用希釈剤Q、1 mlを抗CEA抗体被覆
ビーズに加えた。この混合物を45°Cで1時間インキ
ュベートした。次に、ビーズを水で6回洗った。
このビーズに抗CEA−HRP溶液0.2 mlを加え
、混合物を45°Cで1時間インキュベートした。ビー
ズを水で6回洗った。ビーズを透明なプラスチック試験
管に移し、基質Q、3 mlを加えた。酵素反応を室温
で30分進行させた。IN硫酸を加えて反応を止めた。
この酵素反応溶液は0D492で分光光度計により読み
取った。ろd6/COL−1検定は上記のように行った
が、初めのインキュベーション工程での希釈を除いた。
CEA濃度(ng /rnl)に対するCEA標品の吸
光度ん、2のプロットをそれぞれの検定法について作成
した(第4図参照;・・・・・・・・ アボット検定法
;−3d6/COL−1検定法)。明らかなように、3
 d6/COL−1検定法はアボット検定法よりも一層
感度がすぐれていた。
アボット検定法とCOL−1/3d61EMAの比較は
、様々な悪性および良性疾患をもつ患者および正常人か
らの血清のNCIパネルを用いて実施した。表4はそれ
ぞれの検定法によって測定されたCEA値は比較可能で
ある。
表4 産業上の利用可能性 本発明の高分子1CEAの免疫検定法は、結腸直腸癌の
管BJimよび予後の判定、あるいはゝ健康“に見える
人の結腸直腸悪性疾患の診断に応用することができる。
均等範囲 当分骨で習熟した者は日常の実験手法を用いることによ
り、ここに記載の特定方法の多数の均等物を認識し、ま
た確かめることができるだろう。
このような均等物は本発明の範囲内であると考えられ、
特許請求の範囲により保護されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒト多形核白血球の表面に結合する抗CEAモ
ノクローナル抗体の流動細胞計測法による分析、および
結腸癌抽出物対牌臓抽出物とCOL−1抗体との反応性
を示すグラフである。 第2図はウェスターン法を用いたモノクローナル抗体C
OL−1〜−15によるCEAの免疫検定を示す。 第3図はヒト組織の抽出物中のCEAおよびCEA関連
抗原のウェスターン法による免疫検定を示す。 第4図は3d6/COL−1免疫酵素検定及びアボット
(Abbott) CEA −E I Aモノクローナ
ル試験のための標準曲線の比較を示す。 (外5名) 郭−脅 ぐ−一 25.7−菅 1B、4   # 12.3−一 ネZ図 7  B  9 10 11 12  1114 15
9g情g−9011 市3図 尾4図 手続補正、4)(方式) 11.。(’t’)hts:         ’I<
昭fil (31’Y14In%(I第251571:
2、発明の名称 高分子泪癌IMi児性抗原の免疫検定法3、補正を4る
名 事1′1どの関係   出 願 人 住所 名 称  セントコ−・インコーホレーテッド4、代理
人 IL  所  東京都千代11.1巨大手町二丁し12
番11コを仔状及訳文 クイブしlこ明細iLf

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3d6モノクローナル抗体およびCOL−1モノ
    クローナル抗体を使用する高分子量癌胎児性抗原のため
    の固相サンドイッチ免疫検定法。
  2. (2)3d6抗体は固相に固定され、COL−1抗体は
    可溶性標識抗体である、特許請求の範囲第1項記載の検
    定法。
  3. (3)a)液体試料と、3d6抗CEAモノクローナル
    抗体を含有する固相免疫吸着剤とのインキュベーション
    混合物を調製し; b)該インキュベーション混合物を、液体試料中のCE
    Aが免疫吸着剤に結合するのに十分な条件下で十分な時
    間インキュベートし; c)その後免疫吸着剤を液体試料から分離し;d)該免
    疫吸着剤と可溶性の標識COL−1抗CEAモノクロー
    ナル抗体とのインキュベーション混合物を調製し; e)該混合物を、標識抗体が免疫吸着剤に結合するのに
    十分な条件下で十分な時間インキュベートし; f)固相免疫吸着剤を非結合標識COL−1抗CEA抗
    体から分離し; g)免疫吸着剤に結合した標識モノクローナル抗体の量
    または非結合標識抗体の量を検出し;そして h)検出された結合標識モノクローナル抗体または非結
    合標識抗体の量を、標識抗体量とCEA量との間の予め
    定められた定量的関係と対比させて、液体試料中のCE
    Aの量を求める; 各工程から成る液体試料中の高分子量癌胎児性抗原(C
    EA)の免疫検定法。
  4. (4)固相免疫吸着剤は3d6抗CEAモノクローナル
    抗体が結合したポリスチレンビーズであり、標識された
    可溶性抗体はCOL−1抗CEAモノクローナル抗体で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の免疫検定法。
  5. (5)可溶性COL−1抗CEA抗体は酵素、放射性同
    位体または螢光化合物で標識される特許請求の範囲第1
    項記載の免疫検定法。
  6. (6)a)血漿または血清試料と、3d6抗CEAモノ
    クローナル抗体が付着したポリスチレンビーズからなる
    固相免疫吸着剤とのインキュベーション混合物を調製し
    ; b)該混合物を大体室温から約45℃までの温度で約1
    〜4時間インキュベートし; c)その後免疫吸着剤を液体試料から分離し;d)該免
    疫吸着剤と酵素により標識された可溶性COL−1抗C
    EAモノクローナル抗体とのインキュベーション混合物
    を調製し; e)該混合物を大体室温から約45℃までの温度で約1
    〜4時間インキュベートし; f)免疫吸着剤を結合しなかつた酵素標識 COL−1抗CEAモノクローナル抗体から分離し;g
    )免疫吸着剤に結合した酵素標識抗体の量を検出し;そ
    して h)結合した酵素標識COL−1抗CEAモノクローナ
    ル抗体の量を、酵素標識抗CEA抗体量とCEA量との
    間の予め定められた定量的関係と対比して、試料中のC
    EAの量を求める; 各工程から成る血漿または血清試料中の癌胎児性抗原(
    CEA)の前進的なサンドイッチ免疫酵素検定法。
  7. (7)検定すべき試料を、不溶化した第1の抗CEA抗
    体とインキュベートし;該不溶化抗体と試料とを分離し
    ;該不溶化抗体を標識された第2の抗CEA抗体の溶液
    とインキュベートし;不溶化抗体を標識抗体溶液から分
    離し;そして標識抗体の量を試料中のCEA量の指標と
    して評価する;各工程から成る液体試料中の癌胎児性抗
    原(CEA)の固相サンドイッチ検定法であつて、 その改良点が第1抗体として3d6抗CEAモノクロー
    ナル抗体を、そして第2抗体としてCOL−1抗CEA
    モノクローナル抗体を使用することから成る検定法。
  8. (8)a)液体試料と可溶性の標識COL−1抗CEA
    抗体とのインキュベーション混合物を調製し;b)該イ
    ンキュベーション混合物を、液体試料中のCEAが可溶
    性の標識COL−1モノクローナル抗体と結合するのに
    十分な条件下で十分な時間インキュベートし; c)3d6抗CEAモノクローナル抗体を含む固相免疫
    吸着剤と該インキュベーション混合物とを、可溶性標識
    COL−1モノクローナル抗体に結合したCEAが免疫
    吸着剤に結合するのに十分な条件で十分な時間接触させ
    ; d)固相免疫吸着剤をインキュベーション混合物から分
    離し; e)固相免疫吸着剤に結合した標識COL−1モノクロ
    ーナル抗体の量または結合しなかつた標識COL−1抗
    体の量を検出し;そして f)検出された標識モノクローナル抗体の量を、標識抗
    体量とCEA量との間の予め定められた定量的関係と関
    連させて、液体試料中のCEAの量を求める; 各工程から成る液体試料中の高分子量癌胎児性抗原(C
    EA)の免疫検定法。
  9. (9)a)i、液体試料; ii、固定化3d6モノクローナル抗体を含む固相免疫
    吸着剤;および iii、可溶性の標識COL−1モノクローナル抗体; を含有するインキュベーション混合物を調製し;b)該
    混合物を、液体試料中のCEAが固定化3d6モノクロ
    ーナル抗体および可溶性標識COL−1モノクローナル
    抗体と複合体を形成するのに十分な条件下で十分な時間
    インキュベートし;c)その後該固相免疫吸着剤をイン
    キュベーション混合物から分離し; d)固相免疫吸着剤に結合した標識COL−1モノクロ
    ーナル抗体の量、または結合しなかつた標識COL−1
    抗体の量を検出し;そして e)検出された標識COL−1モノクローナル抗体の量
    を、標識抗体量とCEA量との間の予め定められた定量
    的関係と関連させて、液体試料中のCEAの量を求める
    ; 各工程から成る液体試料中の高分子量癌胎児性抗原(C
    EA)の免疫検定法。
  10. (10)a)3d6抗CEAモノクローナル抗体を含む
    固相免疫吸着剤;および b)標識COL−1抗CEAモノクローナル抗体の溶液
    ; から成る高分子量癌胎児性抗原(CEA)のサンドイッ
    チ型免疫検定法を行うための試薬類を含有するキット。
  11. (11)a)3d6抗CEAモノクローナル抗体を被覆
    したポリスチレンビーズ;および b)西洋ワサビペルオキシダーゼで標識したCOL−1
    抗CEAモノクローナル抗体の溶液;から成る高分子量
    癌胎児性抗原(CEA)のサンドイッチ型免疫酵素検定
    法を行うための試薬類を含有するキット。
  12. (12)高分子量癌胎児性抗原(CEA)の異なる抗原
    決定基に対してそれぞれ特異的に反応性である2つのモ
    ノクローナル抗体を用いる、高分子量CEAのための固
    相免疫検定法。
JP61251574A 1985-10-22 1986-10-22 高分子量 癌胎児性抗原の免疫検定法 Pending JPS62201364A (ja)

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