JPS62201362A - 検体輸送方法 - Google Patents

検体輸送方法

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JPS62201362A
JPS62201362A JP4486386A JP4486386A JPS62201362A JP S62201362 A JPS62201362 A JP S62201362A JP 4486386 A JP4486386 A JP 4486386A JP 4486386 A JP4486386 A JP 4486386A JP S62201362 A JPS62201362 A JP S62201362A
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JP
Japan
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syringe
sample
specimen
container
transportation
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Makoto Arai
荒井 良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の屈する技術分野 この発明は、検体提供者より採取した検体を遠隔地の検
体検査センターに、その検査・試験・(jl究などの目
的のために輸送する方法に関するものである。
従来技術とその欠点 検体採取所と検体検査所が同−地に存する場合は、人体
から検体を採取するのに使用した注射器をそのまま検査
所に移動して、その注射器から検体を注出して検査・試
験・研究などに供している。また、検体採取所と検体検
査所が同一施設内で離間している程度の場合も、注射器
を保護器内に収容して検査所に1![!搬している0以
上いずれの場合も、注射器自体の移動に特に厳格な注意
が要求されず、注射器破損や、検体漏れや、検体の細菌
による汚染などの聞届は生じない。
しかし、採取した検体を遠隔地の検査センターなどに運
搬する場合は、従来は、注射器の破損や注射器からの検
体漏れが生じ易いため、注射器から−11,試験管など
の破壊しにくい容器に入れ替えて運搬しているが、この
入れ任え時及び試験管などからの取出し時に検体が外気
に触れて汚染される欠点があった。
また、このようなど−カなどによる検体の隔地間運搬に
は、検体の変質防止のため、従来は、冷蔵車で各検体採
取所を巡回して検体を収集争冷蔵して検体検査センター
に搬入する方法を採用している。従って、大都市での実
施には適当であるが、とくに地方都市の検体検査設備の
ない小規模病院φ診療所などで採取する歩積の検体を、
遠隔地にある検査センターなどに輸送するには高コスト
になって適当でない。
しかし、研究設備のない病院・診療所が、その患渚の検
体の検査・試験ψ研究を遠隔地の検査センターに委託す
る必要性はますます増大しており、従って、少H1の検
体でも採取所から検査センターに安全に、検体の変質な
しに、かつ低コストで輸送できる方法の出現か待望され
ている。
ζ二の発明の目的 こうして、この発明は、検体の採取に使用した注射器を
そのまま検体の変質の生じない状態で断熱性運搬容器に
バックして、検体採取所から検体検査センターまで輸送
することにより、検体検査所においてその容器から注射
器を取り出してそのまま注射器より検体を射出して検査
[j的に供しうるようにして、検体の試験管などへの入
れ符えト数が省略されるとともに空気感染や温度変動な
どによる変質がなく、しかも、夕晴の検体を低コストで
輸送するのに適する検体輸送力法を提供することを目的
とする。
この発明の実施例 次に、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
この発明による検体輸送方法は、第1図に示すように、
人体から使い捨て注射器を用いて検体を採取する工程a
と、その注射器を断熱性運搬容器内に固定手段をもって
所定の状態に固定してバックする工程すと、この運搬容
器を任意の輸送手段によって検体採取所から検体検査セ
ンターなどまで輸送する工程Cとからなっている。
dは、目的地に到着した後の検体を使用するときの開封
工程であり、運搬容器を開封して中から注射器を取り出
し、その注射器から検体を直接にそれぞれ試薬の入った
ビー力やシャーレなどに射出して使用する。
I−記各工程a、b、cについて項を分けてさらに詳述
する。
検体採取工程aにおいて不可欠な要素は、使い捨て注射
器を使用して、人体から検体を採取することである。使
い捨て注射器(以下、弔に注射器という)自体は第2図
に例示するような既存のものを使用するが、この発明は
採取した検体を検体採取所から遠隔地にイfする検体検
査センターまで運搬するためにその注射器をそのまま使
用することを前提としており、従って、輸送中の検体の
変質を防11するため、注射器Aの検体収容部分に検体
の乃r゛↓防11川丈l夜が備えられている6葵液品−
の検体量に対する割合はIIf及的に少ないことが望ま
しく、検体の種類によっては外筒lの底部2内側面と内
筒3の先端との間にわずかな間隙を設けてその間隙に薬
液を充填するようにしてもよいが、例えば検体が血液で
薬液が凝固防1N−剤である場合は外筒1の内壁面に薬
液を塗布する程度の量でも足りる場合がある。
また、注射器Aには注射針4を用いて検体が吸入される
。従って、その針孔からの細菌などによる汚染を防止す
るため、検体採取後にその針先を火炎で焼いて滅菌した
のち、針4に筒状キャップ又はゴムポールなどの密閉部
材5を装着して針孔を密栓する。
この針孔の密栓により注射器の外t、)1と内筒3との
軸線方向の相対移動が和尚の程度まで阻止されるが完全
でない場合が多い。また、密閉部材5の装着により注射
針4が外力から保護され、また、取扱う人の身体が防護
される。
次に、上記のように人体から検体を吸入した注射器Aは
、第3図に例示するような断熱性に優れた運搬容器B内
に所定の状態でバックされる。
運搬容器Bは、耐衝撃強度を大きくするため、合成樹脂
材ネ1で成形された外装を兼ねる外箱6の内側にポリス
チレンその他の発泡樹脂などの断熱材料で形成された注
射器固定部7を有する。図示の例では、外箱6は蓋6a
と本体6bとをヒンジ8により開閉自在に連結してなり
、:i 6 aと本体6bの開【1前部に1没けたフッ
ク9a、10aとそのフックが弾性的に区会する四部9
b、10bからなる係11−丁段を有していて、蓋を閉
めると係止手段により閉状態が維持される。また、9a
10aのいずれかのフックを四部と反対方向に押すこと
により蓋を開けることができる。
注射器固定部7は、蓋側部分7aと1本体側部分7bと
からなり、少なくとも本体側部分に、又は図示の例のよ
うに蓋側部分7aと本体側部分7bのそれぞれに、第4
図に明示するように往q(器への針の密閉部材5、外t
izl及び内t、13にそれぞれ対応する径を有する四
部11,12.13が形成されている。また、四部12
と13の間には注射nAの外筒の手掛ζす用フランジ1
4を挿入するスリット15が形成され、さらに、四部1
3には注射器Aの内筒2のフランジ16を挿入するため
の複数個のスリブ)17+ 〜175が凹部13の長手
方向に所定の間隔をもって連設されている。
四部13のスリット17+ 〜175の機itsはこれ
に注射器の内筒フランジ16を挿入して係止することに
より、外筒1と内筒3がこの運搬容器による輸送中に軸
方向に相対移動することを阻止して、収容されている検
体の漏れを防止することにある。そして、複数個のスリ
ブ)17+ 〜175を設けた利点を説明すると、人体
から採取する検体のj許は採取対象者により、また、検
体の種類により異なり、従って、検体採取後の注射器の
内筒フランジ16の外筒フランジ14からの距離も異な
る。このように内筒フランジの外筒フランジからの距離
が変化しても、フランジ16をいずれかのスリット17
に挿入してこれを簡I′nに固定することができる。一
般的には、検体採取量は第2図に主たる11盛が示され
ているように、5cc、 10cc、 15cc、〜2
5ccなどのように5ccr1位で採取されることが多
い。従って、スリット171−175は注射器に5cc
ずつ増加採取したときの内筒フランジ16に対応する位
置に形成しである。
注射器には各種の径、容量のものが使用されている。従
って、容器Bの外筒部分収容四部12の長さ及び内筒部
分収容四部13の各スリット171〜175の位置及び
数がそれぞれ注射器の1¥・容量に応じて定められる。
注射器固定部7にはまた、本体側部7bとL側部分7a
の−・方又は双方に、例えばドラ冷材ネ°1を収容する
四部18が設けられている。
こうして、上記の検体採取工程aにおいて検体を吸入し
、殺菌処理し、密閉した直後の注射器Aを、四部18に
ドライアイスを充用した運搬容器Bの四部11,12.
13に嵌合し、かつ、フランジ16を所定のスリット1
7に挿入した後、276 aを閉め、係IF手段9 a
 −10bによりロックをして注射器Aを容器B内に固
定する。
運搬容器Bの若6aの−に面には、第4図(イ)に例示
するように、この容器の輸送先である検体検査センター
の住所・名称などを記入できる記入空欄19を設け、ま
た1本体6bの底面には同図(ロ)に例示するように輸
送元である検体採取量の住所・名称など及び検体提供者
と検体の種類を識別するだめの番13その他の表示を記
入できる空欄20゜21を1没けておけば、輸送機関へ
の輸送イ人自′1乃び検体検査センターでの識別に、1
1當にイリ!利であるとともに、検査結果が得られた場
合の検体検査センターから検体採取所への検査結果報告
噌との逆送にその容器Bを再使用することも可能である
なお、容器の1!1!搬は、例えば、宅配便や郵便や航
空便によることができる。このような輸送手段を用いる
場合に受ける外力によって容器Bが容易に開封されない
ようにするため、注射器を包装した容器の開1−1周辺
に粘着テープ22を貼着することが好ましい。
に記のようにして、任意の輸送手段により目的地に到着
したときは、検体の使用の際に容器Bを開封して中から
注射器Aを取り出し、その注射器から直接に検体をビー
力やシャーレなどに射出して使用する。従って、検体が
検査前に空気感染することがないという格別の利点が1
’Jられる。容器Bの到着後、保冷材ネ゛1の有効時間
経過前に検体を使用しない場合は、その容器を未開封の
まま冷蔵庫などに保信J−ればよい。
この発明の効果 以上のように、この発明によれば、第一に、外筒内に検
体の変質を防止する薬液を備えた使い捨て注射器で検体
を吸入し、針先を密栓した後、上記注射器を断熱性運搬
容器内にパックして輸送するから、人体から採取した検
体を変質させることなく、遠隔地の検査センターに輸送
することができる。
第二に、輸送容器内では、注射器の外筒と内筒の軸線方
向の相対移動が生じないように外筒と内筒をそれぞれ固
定して、パックするから、検体容量の如何に拘らず、検
体漏れなどを生じることなく、安全に輸送することがで
きる。
第三に、検体を採取した注射器をそのまま容器で保護保
冷して遠隔地の検査センターまで輸送し、検査センター
ではその注射器から直接に検体を注出して検査に使用す
ることができるから、検体の注射器から試験管などへ又
はその逆の移し付えの手間が省かれるばかりでなく、検
体が採取から検査までの過程のいずれにおいても空気感
染のおそれがなく。
理想的な検体検査を行なうことができる。
第四に、各注射器ごとに輸送容器にパックして輸送する
ので、少量の検体も郵送、宅配便など任意の方法で容易
にかつ安全に、輸送することができ、地方都市の検査設
備を有しない個人病院などからも検体を検査センターに
輸送して必要な検査を受ける制度の確立に寄り−するこ
とが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法の構成要件を説明する【二程図、
第2図はこの発明方法に使用される注射器の一例を示す
゛F面図、第3図はこの発明方法に使用される輸送容器
の一例を示す開放状態における斜視図、第4図は輸送容
器の注射器固定部の四部の構造を示す要部平面図、第5
図は輸送容器の外装の一例を示すものであり、(イ)は
L面側を見た斜視図、(+1):i r+’を面側を見
た斜視図である。 A・・・注射器、l・・・外筒、3・・・内筒、5・・
・密閉部材、 B・・・輸送容器、6・・・外箱、 7・・・注射器固定部、 9 a 、 9 b 、 10 a 、 l Ob−−
−係IL手段、12〜14・・・四部。 4シ  1作  出  願  人    荒  ノド 
     良第5図 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)外筒内に検体の変質を防止する薬液を備えた使い
    捨て注射器で検体を吸入し、針先を密栓した後、 (ロ)上記注射器を断熱材料で作られた運搬容器内に、
    注射器の外筒と内筒の軸線方向の相対移動が生じないよ
    うに外筒と内筒をそれぞれ固定して、バックし、 (ハ)上記容器を任意の輸送手段により検体採取所より
    遠隔地の検体検査センターなどまで輸送すること、 を特徴とする検体輸送方法。
JP4486386A 1986-02-28 1986-02-28 検体輸送方法 Granted JPS62201362A (ja)

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JP4486386A JPS62201362A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 検体輸送方法

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JPH056869B2 JPH056869B2 (ja) 1993-01-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197327A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Kokugo:Kk 液体試料の移送具
JP2012173282A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hideji Obayashi 採血管冷却保冷システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197327A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Kokugo:Kk 液体試料の移送具
JP2012173282A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hideji Obayashi 採血管冷却保冷システム

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