JPS6220047B2 - - Google Patents
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- JPS6220047B2 JPS6220047B2 JP57128289A JP12828982A JPS6220047B2 JP S6220047 B2 JPS6220047 B2 JP S6220047B2 JP 57128289 A JP57128289 A JP 57128289A JP 12828982 A JP12828982 A JP 12828982A JP S6220047 B2 JPS6220047 B2 JP S6220047B2
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- Japan
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- seat
- raising
- drive
- lowering
- bracket
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Links
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術的背景〕
動力座席トラツク調節或は自動車の座席位置設
定用装置は従来より周知である。大抵のそのよう
な装置では一体の座席基板(seat pan)或は座
席クツシヨンフレームは水平駆動装置の制御下の
前後運動および各座席端部に対するそれぞれの駆
動装置による座席の前後端部の垂直運動のために
上部座席トラツク上に設置されている。一体の座
席基板は座席フレームおよび座席クツシヨンなら
びに背部分フレームおよび背部分クツシヨンを備
えている。したがつて座席フレームおよびクツシ
ヨンは背部分フレームおよびクツシヨンの両者に
同様の運動を行なわせ、構造上のゆるみはそのよ
うな機構において普及しているチヤツキング
(chucking)状態に導く。
定用装置は従来より周知である。大抵のそのよう
な装置では一体の座席基板(seat pan)或は座
席クツシヨンフレームは水平駆動装置の制御下の
前後運動および各座席端部に対するそれぞれの駆
動装置による座席の前後端部の垂直運動のために
上部座席トラツク上に設置されている。一体の座
席基板は座席フレームおよび座席クツシヨンなら
びに背部分フレームおよび背部分クツシヨンを備
えている。したがつて座席フレームおよびクツシ
ヨンは背部分フレームおよびクツシヨンの両者に
同様の運動を行なわせ、構造上のゆるみはそのよ
うな機構において普及しているチヤツキング
(chucking)状態に導く。
米国特許第2924265号明細書に示された装置で
は座席の背部分が座席フレームから分離されて座
席背部分の垂直運動が阻止されている。一方座席
フレームと背部分とは水平運動に対しては一緒に
結合される。この装置では座席フレームおよび座
席の背部分を前後方向に駆動するためおよび座席
フレームの前後端部を垂直方向に駆動するためモ
ータを選択的に駆動するようにクラツチを付勢す
ることのできるソレノイドと共に単一のモータが
使用されている。この文献にはそれ以外の付加的
な座席背部分の運動は示されていない。
は座席の背部分が座席フレームから分離されて座
席背部分の垂直運動が阻止されている。一方座席
フレームと背部分とは水平運動に対しては一緒に
結合される。この装置では座席フレームおよび座
席の背部分を前後方向に駆動するためおよび座席
フレームの前後端部を垂直方向に駆動するためモ
ータを選択的に駆動するようにクラツチを付勢す
ることのできるソレノイドと共に単一のモータが
使用されている。この文献にはそれ以外の付加的
な座席背部分の運動は示されていない。
この発明は機構の横側を設定している平行な座
席トラツクを有する一般に用いられている形式の
座席トラツク機構を提供するものである。その機
構は4つの形式の座席の運動を行なわせる。すな
わち座席の前端部の垂直運動、座席の後端部の垂
直運動、座席および座席背部分の水平移動運動、
および座席背部分の回動運動である。これ等の運
動は全て一般に周知の形式のモータ駆動装置のよ
うな駆動装置によつて個々に駆動される案内ねじ
棒によつて行なわれる。
席トラツクを有する一般に用いられている形式の
座席トラツク機構を提供するものである。その機
構は4つの形式の座席の運動を行なわせる。すな
わち座席の前端部の垂直運動、座席の後端部の垂
直運動、座席および座席背部分の水平移動運動、
および座席背部分の回動運動である。これ等の運
動は全て一般に周知の形式のモータ駆動装置のよ
うな駆動装置によつて個々に駆動される案内ねじ
棒によつて行なわれる。
座席フレームおよびクツシヨンの両垂直運動は
モータ駆動される個々のウオームギヤによつて回
転される別々の案内ねじ棒によつて行なわれる。
各案内ねじ棒はねじを切られた管状部材内を移動
し、この部材はリンクの一端に枢着されている。
リンクの他端は案内ねじ棒の運動に応答して回転
されるトーシヨンバーに固定されている。トーシ
ヨンバー上のピボツト腕はトーシヨンバーの回転
運動を対応した座席支持体の運動に変換する。
モータ駆動される個々のウオームギヤによつて回
転される別々の案内ねじ棒によつて行なわれる。
各案内ねじ棒はねじを切られた管状部材内を移動
し、この部材はリンクの一端に枢着されている。
リンクの他端は案内ねじ棒の運動に応答して回転
されるトーシヨンバーに固定されている。トーシ
ヨンバー上のピボツト腕はトーシヨンバーの回転
運動を対応した座席支持体の運動に変換する。
この発明の原理に基づいて枢軸連結が前部リン
クと座席フレームとの間に設けられ、滑動枢軸或
はあそび運動連結が後部リンクと座席フレームと
の間に設けられて、座席基板の前部が上げられた
時に座席基板の前部が後部方向に中心を持つ弧状
に運動するように構成されている。この運動は着
席者に対してその背の腰部分を座席の背部分に押
し付けるように作用し、一般に座り心地を良好に
する。
クと座席フレームとの間に設けられ、滑動枢軸或
はあそび運動連結が後部リンクと座席フレームと
の間に設けられて、座席基板の前部が上げられた
時に座席基板の前部が後部方向に中心を持つ弧状
に運動するように構成されている。この運動は着
席者に対してその背の腰部分を座席の背部分に押
し付けるように作用し、一般に座り心地を良好に
する。
単一のモータにより駆動される2個の案内ねじ
棒が水平運動を発生させるために使用され、各案
内ねじ棒は各トラツクに平行に位置している。案
内ねじ棒は座席トラツク構造の上部トラツクに固
定された別々のブラケツト部材のそれぞれの管状
開口中に螺入されている。水平駆動モータの動作
において座席トラツクは水平に前進或は後退して
それによつて座席基板および座席トラツクを搬送
する。第4のモータが使用されて水平および垂直
駆動装置の外部の座席の背部分の案内ねじ棒を回
動させる。すなわち座席の背部分駆動案内ねじ棒
はねじを切られた管内に螺合されて座席の背部分
だけを回動させるためにベルクランクの一端を前
進後退させる。
棒が水平運動を発生させるために使用され、各案
内ねじ棒は各トラツクに平行に位置している。案
内ねじ棒は座席トラツク構造の上部トラツクに固
定された別々のブラケツト部材のそれぞれの管状
開口中に螺入されている。水平駆動モータの動作
において座席トラツクは水平に前進或は後退して
それによつて座席基板および座席トラツクを搬送
する。第4のモータが使用されて水平および垂直
駆動装置の外部の座席の背部分の案内ねじ棒を回
動させる。すなわち座席の背部分駆動案内ねじ棒
はねじを切られた管内に螺合されて座席の背部分
だけを回動させるためにベルクランクの一端を前
進後退させる。
それ故、この発明の目的はねじを切られた駆動
結合装置を使用した5個の案内ねじ棒によつて運
動が行なわれる改良された動力駆動による8方向
の運動ができる座席トラツク装置を提供すること
である。
結合装置を使用した5個の案内ねじ棒によつて運
動が行なわれる改良された動力駆動による8方向
の運動ができる座席トラツク装置を提供すること
である。
この発明の別の目的は座席の横方向の端部にお
いて水平トラツクに固定されたねじを設けられた
部材を駆動する案内ねじ棒によつて発生される前
進後退運動の動力駆動を備え、座席の前部および
後部の両者に対して動力駆動の個別の垂直駆動構
造を備えた自動車用動力座席トラツク構造を提供
することである。
いて水平トラツクに固定されたねじを設けられた
部材を駆動する案内ねじ棒によつて発生される前
進後退運動の動力駆動を備え、座席の前部および
後部の両者に対して動力駆動の個別の垂直駆動構
造を備えた自動車用動力座席トラツク構造を提供
することである。
この発明のさらに別の目的は、座席フレームと
クツシヨンのそれぞれの端部における出力垂直運
動を与えるようにそれぞれの前部および後部トー
シヨンバーが回動され、座席背部分のフレームお
よびクツシヨンが座席フレームの垂直運動に無関
係であり、座席背部分のフレームが水平な横断軸
を中心に独立に回動される動力座席装置を提供す
ることである。
クツシヨンのそれぞれの端部における出力垂直運
動を与えるようにそれぞれの前部および後部トー
シヨンバーが回動され、座席背部分のフレームお
よびクツシヨンが座席フレームの垂直運動に無関
係であり、座席背部分のフレームが水平な横断軸
を中心に独立に回動される動力座席装置を提供す
ることである。
この発明のさらに他の目的は、同様の動力伝達
部材を使用して前部および後部座席端部のそれぞ
れの端部を上昇および下降させる各トーシヨンバ
ー上に作用する個々の横断方向で間隔を隔てた動
力伝達部材によつて座席フレームおよび背部分フ
レームの水平運動を発生させ、同様の駆動装置を
使用して座席フレームの運動と独立に座席の背部
分を回動させる自動車用の8方向の動力駆動座席
装置を提供することである。
部材を使用して前部および後部座席端部のそれぞ
れの端部を上昇および下降させる各トーシヨンバ
ー上に作用する個々の横断方向で間隔を隔てた動
力伝達部材によつて座席フレームおよび背部分フ
レームの水平運動を発生させ、同様の駆動装置を
使用して座席フレームの運動と独立に座席の背部
分を回動させる自動車用の8方向の動力駆動座席
装置を提供することである。
この発明のその他の目的、特徴および効果は添
附図面と関連した以下の説明により明瞭になるで
あろう。
附図面と関連した以下の説明により明瞭になるで
あろう。
第1図は線14で示された自動車の床に対して
取り付けられた座席構造用の可調節座席機構10
を示している。
取り付けられた座席構造用の可調節座席機構10
を示している。
座席構造は金属またはプラスチツクモールドよ
り成る剛固な座席基板または座席フレーム16を
備えることが望ましい。座席フレーム16は座席
クツシヨン17を支持し、米国特許第4015812号
明細書に示されているような型式の座席トラツク
(track)機構の各上部座席トラツク構体20に取
り付けられている。座席基板またはフレーム16
およびその取付装置は構造強度を与え衝撃負荷に
機構が耐えられるように強固なものとし、現在の
検査規準に合わせている。
り成る剛固な座席基板または座席フレーム16を
備えることが望ましい。座席フレーム16は座席
クツシヨン17を支持し、米国特許第4015812号
明細書に示されているような型式の座席トラツク
(track)機構の各上部座席トラツク構体20に取
り付けられている。座席基板またはフレーム16
およびその取付装置は構造強度を与え衝撃負荷に
機構が耐えられるように強固なものとし、現在の
検査規準に合わせている。
上部座席トラツク構体20と座席フレーム16
との間の取付結合は通常の制御ボタン装置(図示
せず)の制御下に座席フレーム16の選択的な垂
直運動を可能にする。上部座席トラツク構体20
はまた選択的制御により前後運動も可能である。
座席の背部分24は剛固なブラケツト26によつ
て座席トラツクと共に前後に移動できるようにす
るために上部座席トラツク構体20に取り付けら
れている。ねじとナツトにより枢着されている座
席背部分の枢軸運動を制御するブラケツト26は
以下説明するように枢軸を中心とする座席背部分
制御の駆動を行なう。第1図に示された位置から
の座席背部分24のこの運動は図示の一番起立し
た状態と鎖線27で表わした一番倒した位置との
間で最大50〜60゜の角度行程を許容している。
との間の取付結合は通常の制御ボタン装置(図示
せず)の制御下に座席フレーム16の選択的な垂
直運動を可能にする。上部座席トラツク構体20
はまた選択的制御により前後運動も可能である。
座席の背部分24は剛固なブラケツト26によつ
て座席トラツクと共に前後に移動できるようにす
るために上部座席トラツク構体20に取り付けら
れている。ねじとナツトにより枢着されている座
席背部分の枢軸運動を制御するブラケツト26は
以下説明するように枢軸を中心とする座席背部分
制御の駆動を行なう。第1図に示された位置から
の座席背部分24のこの運動は図示の一番起立し
た状態と鎖線27で表わした一番倒した位置との
間で最大50〜60゜の角度行程を許容している。
第1図に示すように座席フレーム16は実線で
示された後退位置から鎖線29で示された前進位
置へ前後に移動することができる。座席フレーム
16によつて支持された座席クツシヨン17は実
線で示された下方位置から破線28で示された前
端が上昇した状態に移動することができ、およ
び/または破線31で示された後端が上昇した状
態に移動することができる(両破線は座席フレー
ム16がその後退した状態にあるものとして示さ
れている)。座席背部分フレームはブラケツト2
6の軸30を中心として枢着され、鎖線27で示
された位置に回動される。座席背部分24は座席
フレームと同時に前後に移動できる。
示された後退位置から鎖線29で示された前進位
置へ前後に移動することができる。座席フレーム
16によつて支持された座席クツシヨン17は実
線で示された下方位置から破線28で示された前
端が上昇した状態に移動することができ、およ
び/または破線31で示された後端が上昇した状
態に移動することができる(両破線は座席フレー
ム16がその後退した状態にあるものとして示さ
れている)。座席背部分フレームはブラケツト2
6の軸30を中心として枢着され、鎖線27で示
された位置に回動される。座席背部分24は座席
フレームと同時に前後に移動できる。
第2図乃至第4図はこの発明の実施例に使用さ
れる機構10の詳細を示している。機構10は2
個の横方向で間隔を置いて設けられた一般にU字
形断面の基体レール32および33を有し、その
それぞれはボルトその他の手段によりそれぞれビ
ームあるいはブラケツト34の前後部に固定さ
れ、そのビーム34は自動車の床14に恒久的に
固定されている。2個の基体レール32および3
3は互に平行であり、互に横方向に距離を隔てて
2個のレール上で自動車の座席を受ける静止支持
体を形成している。
れる機構10の詳細を示している。機構10は2
個の横方向で間隔を置いて設けられた一般にU字
形断面の基体レール32および33を有し、その
それぞれはボルトその他の手段によりそれぞれビ
ームあるいはブラケツト34の前後部に固定さ
れ、そのビーム34は自動車の床14に恒久的に
固定されている。2個の基体レール32および3
3は互に平行であり、互に横方向に距離を隔てて
2個のレール上で自動車の座席を受ける静止支持
体を形成している。
機構10の主要構成要素は各静止して取り付け
られた基体レール32と33およびレールに沿つ
て縦方向に移動可能な搬送体36である。搬送体
36は一般に2個の間隔を有して設けられた上部
座席トラツク42および43より成り、各上部座
席トラツクはその水平の前方から後方への運動を
許容する軌道関係で同様の基体レール32および
33と結合されている。座席固定ブラケツト44
AおよびBならびに45AおよびBは機構のこれ
等トラツク上に設置されており、座席フレーム1
6の端部に結合される。前部ブラケツト44Aお
よび45Aは座席フレーム16の前端部を上げる
ように枢軸連結され、後部ブラケツト44Bおよ
び45Bは座席後端を上げるように枢軸連結され
ている。ブラケツト44と45はしたがつて座席
端部を上下させるように座席フレーム16を支持
する。制御装置(図示せず)における選択に応答
して搬送体36の制御された駆動移動運動は前後
方向の座席トラツクの縦方向運動を生じる。他の
制御装置(図示せず)は座席取付ブラケツト44
および45の前端或は後端の何れかの選択的な垂
直運動およびその結果としての座席の前端およ
び/または後端の運動をそれぞれ生じる。
られた基体レール32と33およびレールに沿つ
て縦方向に移動可能な搬送体36である。搬送体
36は一般に2個の間隔を有して設けられた上部
座席トラツク42および43より成り、各上部座
席トラツクはその水平の前方から後方への運動を
許容する軌道関係で同様の基体レール32および
33と結合されている。座席固定ブラケツト44
AおよびBならびに45AおよびBは機構のこれ
等トラツク上に設置されており、座席フレーム1
6の端部に結合される。前部ブラケツト44Aお
よび45Aは座席フレーム16の前端部を上げる
ように枢軸連結され、後部ブラケツト44Bおよ
び45Bは座席後端を上げるように枢軸連結され
ている。ブラケツト44と45はしたがつて座席
端部を上下させるように座席フレーム16を支持
する。制御装置(図示せず)における選択に応答
して搬送体36の制御された駆動移動運動は前後
方向の座席トラツクの縦方向運動を生じる。他の
制御装置(図示せず)は座席取付ブラケツト44
および45の前端或は後端の何れかの選択的な垂
直運動およびその結果としての座席の前端およ
び/または後端の運動をそれぞれ生じる。
第2図乃至第4図においては従来より周知の形
式の4個の単一電機子モータ50を使用する機構
のための駆動装置を示している。モータの幾つか
(図示の3個)は前後駆動、前部垂直駆動および
後部垂直駆動のためのそれぞれの出力駆動軸5
1,52および53を収容している適当な端部ベ
ル構造を備えた剛体容器49を有している。軸5
1はそのモータの一端からのび出ている部分51
Aおよびその他端からのび出ている部分51Bを
有している。別のモータ54が座席の背部分の運
動のための出力軸55を駆動するために使用され
る。4個のモータ、すなわちモータ54および共
通容器49内の3個のモータは取付基体レール間
の中間の機構10中に支持されており、かつブラ
ケツト160を支持する適当な取付台90によつ
て共に運動するように上部トラツク上に支持され
ている。4個の別々に選択可能なクラツチ駆動軸
を有する単一のモータ或は4個の別々に取り付け
られたモータ(互に並列)のような適当な他のモ
ータ制御駆動装置もまた使用できる。何れにせよ
各モータ制御された駆動装置に1個の出力軸が存
在する。モータ駆動装置の4個の出力軸51,5
2,53および55は周知の方法で各被駆動構体
に連結されている。
式の4個の単一電機子モータ50を使用する機構
のための駆動装置を示している。モータの幾つか
(図示の3個)は前後駆動、前部垂直駆動および
後部垂直駆動のためのそれぞれの出力駆動軸5
1,52および53を収容している適当な端部ベ
ル構造を備えた剛体容器49を有している。軸5
1はそのモータの一端からのび出ている部分51
Aおよびその他端からのび出ている部分51Bを
有している。別のモータ54が座席の背部分の運
動のための出力軸55を駆動するために使用され
る。4個のモータ、すなわちモータ54および共
通容器49内の3個のモータは取付基体レール間
の中間の機構10中に支持されており、かつブラ
ケツト160を支持する適当な取付台90によつ
て共に運動するように上部トラツク上に支持され
ている。4個の別々に選択可能なクラツチ駆動軸
を有する単一のモータ或は4個の別々に取り付け
られたモータ(互に並列)のような適当な他のモ
ータ制御駆動装置もまた使用できる。何れにせよ
各モータ制御された駆動装置に1個の出力軸が存
在する。モータ駆動装置の4個の出力軸51,5
2,53および55は周知の方法で各被駆動構体
に連結されている。
モータ駆動装置の出力電機子或は軸51,5
2,53および55はそれぞれ包囲しているフレ
キシブルな管内の内部駆動装置に結合され回転さ
せる。ケーブルおよび管は周知の設計(ここで管
内のケーブルは一般的に軸と呼ばれる)のもので
ある。各軸に対する内部ケーブルは任意の適当な
方法で各ギヤボツクスの収容ソケツト例えば58
内の適当な駆動歯車(図示せず)を回転させる。
各ギヤボツクスは米国特許第3951004号明細書に
示された形式のものでよい。そのような5個のギ
ヤボツクスまたはトランスミツシヨンは上部トラ
ツク或は搬送体上に全て設置されている。2個の
ボツクス61Aおよび61Bが設けられ、第2図
に示された機構の各横方向のものは各横方向端に
おけるモータの水平軸部分51Aおよび51Bに
よつて駆動される。第2図の駆動構体のギヤボツ
クスは(前方から見たとき)左側トラツク水平ギ
ヤボツクス61B、右側トラツク水平ギヤボツク
ス61A、前部垂直ギヤボツクス63、後部垂直
ギヤボツクス64および座席後進ギヤボツクス5
8と呼ばれ、本質的に内部構造および動作は同一
である。ギヤボツクスのソケツト内の駆動軸を有
する各軸ケーブルの結合はギヤボツクス内の歯車
(図示せず)の回転を制御して各モータ駆動軸の
回転に応じて誘導ねじ棒の回転出力を生じさせ
る。
2,53および55はそれぞれ包囲しているフレ
キシブルな管内の内部駆動装置に結合され回転さ
せる。ケーブルおよび管は周知の設計(ここで管
内のケーブルは一般的に軸と呼ばれる)のもので
ある。各軸に対する内部ケーブルは任意の適当な
方法で各ギヤボツクスの収容ソケツト例えば58
内の適当な駆動歯車(図示せず)を回転させる。
各ギヤボツクスは米国特許第3951004号明細書に
示された形式のものでよい。そのような5個のギ
ヤボツクスまたはトランスミツシヨンは上部トラ
ツク或は搬送体上に全て設置されている。2個の
ボツクス61Aおよび61Bが設けられ、第2図
に示された機構の各横方向のものは各横方向端に
おけるモータの水平軸部分51Aおよび51Bに
よつて駆動される。第2図の駆動構体のギヤボツ
クスは(前方から見たとき)左側トラツク水平ギ
ヤボツクス61B、右側トラツク水平ギヤボツク
ス61A、前部垂直ギヤボツクス63、後部垂直
ギヤボツクス64および座席後進ギヤボツクス5
8と呼ばれ、本質的に内部構造および動作は同一
である。ギヤボツクスのソケツト内の駆動軸を有
する各軸ケーブルの結合はギヤボツクス内の歯車
(図示せず)の回転を制御して各モータ駆動軸の
回転に応じて誘導ねじ棒の回転出力を生じさせ
る。
第4図から最もよく判るように装置の静止して
取り付けられた各基体レール32および33は、
段を有する外方に向いて突出するフランジ70を
備えた一般にU字形の断面を有する一体の剛固な
構造部材である。基体レール32,33のウエブ
72は前後部の両方においてブラケツト34上に
支持されている。ブラケツト34中の適当な取付
孔(図示せず)は基体レール32が自動車の適当
な床支持構造に取り付けられるようにしている。
取り付けられた各基体レール32および33は、
段を有する外方に向いて突出するフランジ70を
備えた一般にU字形の断面を有する一体の剛固な
構造部材である。基体レール32,33のウエブ
72は前後部の両方においてブラケツト34上に
支持されている。ブラケツト34中の適当な取付
孔(図示せず)は基体レール32が自動車の適当
な床支持構造に取り付けられるようにしている。
取付基体レールのU字形断面の側部74(第4
図によく示されている)は平行であり、外面に水
平フランジ部材70が設けられている。滑動でき
るように縦方向の溝を設けられた適当なプラスチ
ツク案内部材78はこれ等のフランジ部材70を
滑動自在に受けてレール32および33のフラン
ジ部材70とこれ等の案内部材が設けられている
上部座席トラツク20の内方ののびるチヤンネル
スライドトラツク部材80間の一連の連続的な滑
動部材を構成している。トラツク部材80はプラ
スチツク案内部材を支持する内方に突出するチヤ
ンネルフランジを備えた倒立U字形断面の一体の
ビーム部材から成る。
図によく示されている)は平行であり、外面に水
平フランジ部材70が設けられている。滑動でき
るように縦方向の溝を設けられた適当なプラスチ
ツク案内部材78はこれ等のフランジ部材70を
滑動自在に受けてレール32および33のフラン
ジ部材70とこれ等の案内部材が設けられている
上部座席トラツク20の内方ののびるチヤンネル
スライドトラツク部材80間の一連の連続的な滑
動部材を構成している。トラツク部材80はプラ
スチツク案内部材を支持する内方に突出するチヤ
ンネルフランジを備えた倒立U字形断面の一体の
ビーム部材から成る。
第2図の平面図からよく判るように搬送体36
は2個の間隔を置いて設けられた上部座席トラツ
ク42,43上において基体レール32と33に
対して前後に、すなわち前方から後方へ移動する
ように結合されモータ駆動構造を具備している。
搬送体構造はさらに上部座席トラツク42と43
の間にモータを固定しているブラケツト160を
有する横方向台構体90を備えている。前部トー
シヨンバー86および後部トーシヨンバー88は
トラツク42と43の各端部においてそれぞれ横
方向に配置されている。これ等のトーシヨンバー
はそれぞれトラツク42と43に取り付けられて
搬送体の前部と後部のそれぞれにおけるトラツク
の間のスペースにまたがり構造体を支えている。
各トラツクの上に位置している座席取付用のブラ
ケツト44AおよびBならびに45AおよびBは
トーシヨンバーに枢軸でリンク結合されている。
は2個の間隔を置いて設けられた上部座席トラツ
ク42,43上において基体レール32と33に
対して前後に、すなわち前方から後方へ移動する
ように結合されモータ駆動構造を具備している。
搬送体構造はさらに上部座席トラツク42と43
の間にモータを固定しているブラケツト160を
有する横方向台構体90を備えている。前部トー
シヨンバー86および後部トーシヨンバー88は
トラツク42と43の各端部においてそれぞれ横
方向に配置されている。これ等のトーシヨンバー
はそれぞれトラツク42と43に取り付けられて
搬送体の前部と後部のそれぞれにおけるトラツク
の間のスペースにまたがり構造体を支えている。
各トラツクの上に位置している座席取付用のブラ
ケツト44AおよびBならびに45AおよびBは
トーシヨンバーに枢軸でリンク結合されている。
滑動する上部トラツク42と43はまた水平駆
動を制御するギヤボツクス61A,61B用の台
のための取り付け支持体として作用する。上部座
席トラツクは座席の背部分用のギヤボツクス58
および前部と後部の垂直座席駆動装置(ギヤボツ
クス)63および64を支持する。第2図からよ
く判るように前後駆動軸51は一般に軸が一致し
ており前進後退駆動のためにそれぞれのねじ棒1
01および102を回転させるようにそれぞれギ
ヤボツクス61Aおよび61Bに結合される。こ
れ等のねじ棒101および102はそれぞれのギ
ヤボツクス61Aおよび61B中に結合された駆
動装置から後方に片持ち構造で設けられている。
動を制御するギヤボツクス61A,61B用の台
のための取り付け支持体として作用する。上部座
席トラツクは座席の背部分用のギヤボツクス58
および前部と後部の垂直座席駆動装置(ギヤボツ
クス)63および64を支持する。第2図からよ
く判るように前後駆動軸51は一般に軸が一致し
ており前進後退駆動のためにそれぞれのねじ棒1
01および102を回転させるようにそれぞれギ
ヤボツクス61Aおよび61Bに結合される。こ
れ等のねじ棒101および102はそれぞれのギ
ヤボツクス61Aおよび61B中に結合された駆
動装置から後方に片持ち構造で設けられている。
水平駆動用の各ねじ棒101および102は駆
動ブロツクすなわちナツト111および112に
螺合され、駆動ブロツクは下方の静止した基体レ
ール32,33に取り付けられている。したがつ
て駆動ブロツク111および112は静止してお
り、案内ねじ棒101,102は前進および後進
モータならびに軸51および52の動作で前進或
は後退される。各駆動ブロツク111および11
2はそれぞれ水平に延在する一体のカバーブラケ
ツト114および115を備えた前進および後退
用のねじを設けられた管を有する。カバーブラケ
ツトは下方の静止した基体レールに固定され、そ
れ故前進、後退モータの回転において両方の軸は
回転して駆動ブロツク111および112に対し
て前進或は後退し、上部トラツクおよび搬送体3
6をそれにより移動させる。上部トラツク42,
43は前述のようにプラスチツク案内部材の媒体
を介して下部静止レールに対して滑動する。
動ブロツクすなわちナツト111および112に
螺合され、駆動ブロツクは下方の静止した基体レ
ール32,33に取り付けられている。したがつ
て駆動ブロツク111および112は静止してお
り、案内ねじ棒101,102は前進および後進
モータならびに軸51および52の動作で前進或
は後退される。各駆動ブロツク111および11
2はそれぞれ水平に延在する一体のカバーブラケ
ツト114および115を備えた前進および後退
用のねじを設けられた管を有する。カバーブラケ
ツトは下方の静止した基体レールに固定され、そ
れ故前進、後退モータの回転において両方の軸は
回転して駆動ブロツク111および112に対し
て前進或は後退し、上部トラツクおよび搬送体3
6をそれにより移動させる。上部トラツク42,
43は前述のようにプラスチツク案内部材の媒体
を介して下部静止レールに対して滑動する。
垂直駆動は座席の前端用の軸53および座席の
後端用の軸52を通じて行なわれる。各軸53,
52はそれぞれの案内ねじ棒121および122
の回転を行なわせるためにそれに結合されたギヤ
ボツクス或はギヤ容器63,64を有している。
後端用の軸52を通じて行なわれる。各軸53,
52はそれぞれの案内ねじ棒121および122
の回転を行なわせるためにそれに結合されたギヤ
ボツクス或はギヤ容器63,64を有している。
前部駆動ギヤボツクス63はそこから前方にの
び出た駆動ねじ棒121を有する。駆動ねじ棒1
21は周知の方法で軸53の回転に対応して回転
される。内側にねじを切られた管またはナツト1
33は駆動ねじ棒121の自由端を受ける。第4
図に示されているように管133の前端は中央に
軸方向に沿つた溝233を有する。溝233はリ
ンク135が配置される余裕のための開口を与え
る。リンク135の下端には孔が設けられてお
り、それを通つて枢軸ピンがリンク135の下端
が溝233中で管133に枢着連結されるように
挿入されている。リンク135はその中間に第2
の孔を有し、それを通つてトーシヨンバー86が
のびている。リンク135は溶接或は類似の手段
によつてトーシヨンバー86に強固に固定されて
いる。トーシヨンバー86はブラケツト234に
一端で枢着され、そのブラケツト234は上部座
席トラツク42に固定されている。トーシヨンバ
ー86はその他端でブラケツト235に枢着さ
れ、ブラケツト235は上部座席トラツク43に
固定されている。リンク135の上端はブラケツ
ト44Aに枢着されている。従動リンク236は
トーシヨンバー86の他端に強固に固定され、ブ
ラケツト45Aに枢着されている。
び出た駆動ねじ棒121を有する。駆動ねじ棒1
21は周知の方法で軸53の回転に対応して回転
される。内側にねじを切られた管またはナツト1
33は駆動ねじ棒121の自由端を受ける。第4
図に示されているように管133の前端は中央に
軸方向に沿つた溝233を有する。溝233はリ
ンク135が配置される余裕のための開口を与え
る。リンク135の下端には孔が設けられてお
り、それを通つて枢軸ピンがリンク135の下端
が溝233中で管133に枢着連結されるように
挿入されている。リンク135はその中間に第2
の孔を有し、それを通つてトーシヨンバー86が
のびている。リンク135は溶接或は類似の手段
によつてトーシヨンバー86に強固に固定されて
いる。トーシヨンバー86はブラケツト234に
一端で枢着され、そのブラケツト234は上部座
席トラツク42に固定されている。トーシヨンバ
ー86はその他端でブラケツト235に枢着さ
れ、ブラケツト235は上部座席トラツク43に
固定されている。リンク135の上端はブラケツ
ト44Aに枢着されている。従動リンク236は
トーシヨンバー86の他端に強固に固定され、ブ
ラケツト45Aに枢着されている。
後部駆動ギヤボツクス64はそれから後方に突
出する駆動ねじ棒122を有している。この駆動
ねじ棒122は周知の態様でモータ軸52の回転
に応答して回転される。内側にねじを切られた管
またはナツト126は案内ねじ棒122の自由端
を受け、案内ねじ棒122の回転に応じて前進或
は後退する。その後端において管126は中央に
縦断面に沿つた溝127を有する。この溝127
はリンク130を回転できるように適応させる余
裕を与える開口を提供し、リンクはピンで管12
6に直径的にピンで枢着されている。リンク13
0は枢着され、それ故リンクの下端は案内ねじ棒
の回転に応じて前進或は後退される。その他端に
おいてはリンク130は溶接等によりスリーブ2
41の外側に強固に固着されている。スリーブ2
41は上部トラツク43にに取り付けられたブラ
ケツト240に枢着連結されており、リンク24
4はスリーブ241およびトーシヨンバー88に
強固に固着されている。したがつて案内ねじ棒1
22が回転するとリンク130はトーシヨンバー
88を回転させるリンク240を回転させる。ト
ーシヨンバーの動作は米国特許第4015812号明細
書に記載されている。トーシヨンバー88の他端
は溶接等によつて従動リンク260の一端に強固
に固着されている。リンク260の他端はブラケ
ツト261に枢着連結され、そのブラケツト26
1は上部座席トラツク42に固定されている。
出する駆動ねじ棒122を有している。この駆動
ねじ棒122は周知の態様でモータ軸52の回転
に応答して回転される。内側にねじを切られた管
またはナツト126は案内ねじ棒122の自由端
を受け、案内ねじ棒122の回転に応じて前進或
は後退する。その後端において管126は中央に
縦断面に沿つた溝127を有する。この溝127
はリンク130を回転できるように適応させる余
裕を与える開口を提供し、リンクはピンで管12
6に直径的にピンで枢着されている。リンク13
0は枢着され、それ故リンクの下端は案内ねじ棒
の回転に応じて前進或は後退される。その他端に
おいてはリンク130は溶接等によりスリーブ2
41の外側に強固に固着されている。スリーブ2
41は上部トラツク43にに取り付けられたブラ
ケツト240に枢着連結されており、リンク24
4はスリーブ241およびトーシヨンバー88に
強固に固着されている。したがつて案内ねじ棒1
22が回転するとリンク130はトーシヨンバー
88を回転させるリンク240を回転させる。ト
ーシヨンバーの動作は米国特許第4015812号明細
書に記載されている。トーシヨンバー88の他端
は溶接等によつて従動リンク260の一端に強固
に固着されている。リンク260の他端はブラケ
ツト261に枢着連結され、そのブラケツト26
1は上部座席トラツク42に固定されている。
後部座席基板用ブラケツト44Bおよび45B
はトーシヨンバー88に枢着連結されている。あ
そび運動(lost motion)連結は各ブラケツト4
4B,45Bとトーシヨンバー88との間に設け
られている。第3図からよく判るようにブラケツ
ト45B上のこの連結はブラケツト45B中の水
平の溝270を備えており、その中に後部トーシ
ヨンバー88がCリング271によつてピンで枢
着されている。このあそび運動連結は座席の後部
だけに設けられており、前部にはない。この構成
によつてリンク腕244および260の回転運動
は座席フレーム16および座席クツシヨン17の
後部の本質的な垂直運動に変換される。座席フレ
ーム16の後部にあそび運動連結を設け、かつ座
席フレーム16の前部にピボツト連結を設けるこ
とによつて有利な効果が得られる。さらに説明す
ると、座席の前部が上げられる時全く垂直に上昇
されるのではなく座席の後方に中心を持つ弧状に
上昇される。したがつて座席の前部が上昇される
時に全体として座席フレーム16およびクツシヨ
ン77は後方に移動される。この運動によつて着
席した人の背の腰の部分は座席の背部分のクツシ
ヨン24に押し付けられる。この圧力は座席の坐
り心地を大幅に改善することが認められた。
はトーシヨンバー88に枢着連結されている。あ
そび運動(lost motion)連結は各ブラケツト4
4B,45Bとトーシヨンバー88との間に設け
られている。第3図からよく判るようにブラケツ
ト45B上のこの連結はブラケツト45B中の水
平の溝270を備えており、その中に後部トーシ
ヨンバー88がCリング271によつてピンで枢
着されている。このあそび運動連結は座席の後部
だけに設けられており、前部にはない。この構成
によつてリンク腕244および260の回転運動
は座席フレーム16および座席クツシヨン17の
後部の本質的な垂直運動に変換される。座席フレ
ーム16の後部にあそび運動連結を設け、かつ座
席フレーム16の前部にピボツト連結を設けるこ
とによつて有利な効果が得られる。さらに説明す
ると、座席の前部が上げられる時全く垂直に上昇
されるのではなく座席の後方に中心を持つ弧状に
上昇される。したがつて座席の前部が上昇される
時に全体として座席フレーム16およびクツシヨ
ン77は後方に移動される。この運動によつて着
席した人の背の腰の部分は座席の背部分のクツシ
ヨン24に押し付けられる。この圧力は座席の坐
り心地を大幅に改善することが認められた。
座席の背部分の運動はモータ54により制御さ
れる。モータ54は前後方向に搬送体と共に運動
するためにブラケツト160によつてモータ構造
49に固定されている。動作中にモータ54はギ
ヤボツクス58へ至る軸55を回転させる。ギヤ
ボツクス58は上部座席トラツク上の外側に上昇
ブラケツト45Aおよび45Bに対する連結に無
関係に取り付けられている。軸55の回転は案内
ねじ棒162の回転を生じさせる。案内ねじ棒1
62は内側にねじを切られた管状スリーブ164
に螺入され噛み合つている。スリーブ164はモ
ータ54から遠い方の端部における分岐部166
を有し、ピボツト腕170の下端にピンで枢着さ
れている。腕170の上端は座席のピボツト軸3
0上の座席に取り付けられ、座席の背部分はピボ
ツト軸30において背部分支持構造171に枢着
されている。ピボツト軸30上にトーシヨンスプ
リング172が設けられており、それは補助スプ
リングとして作用し、スプリングの外端はクリツ
プ201による等の手段によつて側部ブラケツト
26Aに固定されている。
れる。モータ54は前後方向に搬送体と共に運動
するためにブラケツト160によつてモータ構造
49に固定されている。動作中にモータ54はギ
ヤボツクス58へ至る軸55を回転させる。ギヤ
ボツクス58は上部座席トラツク上の外側に上昇
ブラケツト45Aおよび45Bに対する連結に無
関係に取り付けられている。軸55の回転は案内
ねじ棒162の回転を生じさせる。案内ねじ棒1
62は内側にねじを切られた管状スリーブ164
に螺入され噛み合つている。スリーブ164はモ
ータ54から遠い方の端部における分岐部166
を有し、ピボツト腕170の下端にピンで枢着さ
れている。腕170の上端は座席のピボツト軸3
0上の座席に取り付けられ、座席の背部分はピボ
ツト軸30において背部分支持構造171に枢着
されている。ピボツト軸30上にトーシヨンスプ
リング172が設けられており、それは補助スプ
リングとして作用し、スプリングの外端はクリツ
プ201による等の手段によつて側部ブラケツト
26Aに固定されている。
座席背部分支持体171は座席背部分全体を横
切つてのびて横方向支持棒174および一体に形
成された下方に角度を有するブラケツト26A,
26Bとを備えている。ブラケツト26Aおよび
26Bは第4図に示されているようにそれぞれ上
部座席トラツク43および42上に取り付けられ
ている。
切つてのびて横方向支持棒174および一体に形
成された下方に角度を有するブラケツト26A,
26Bとを備えている。ブラケツト26Aおよび
26Bは第4図に示されているようにそれぞれ上
部座席トラツク43および42上に取り付けられ
ている。
第5図および第6図において座席の背部分位置
決め機構のねじを設けられた受け管164に関し
てピボツト腕170の運動を制限する一つの方法
を示している。第5図において一番下げた位置で
ねじを設けた駆動ねじ棒162はその最大量まで
噛合つたねじを切つた管164中に入つている。
ピボツト腕170の下端180に対して浮動スラ
グ(floating slug)182が接しており、その外
端部はねじを切つた駆動ねじの端部によつて結合
されている。したがつて駆動ねじおよびピボツト
腕の運動の限界が設定される。
決め機構のねじを設けられた受け管164に関し
てピボツト腕170の運動を制限する一つの方法
を示している。第5図において一番下げた位置で
ねじを設けた駆動ねじ棒162はその最大量まで
噛合つたねじを切つた管164中に入つている。
ピボツト腕170の下端180に対して浮動スラ
グ(floating slug)182が接しており、その外
端部はねじを切つた駆動ねじの端部によつて結合
されている。したがつて駆動ねじおよびピボツト
腕の運動の限界が設定される。
第6図では座席の背部分の部分的に上昇された
位置が示されている。それにおいてスラグ182
はねじを切つた管内に浮動している。完全に下げ
た位置においてねじの端部と駆動リンクの間の距
離は計算できる。必要な長さに切断された硬化鋼
スラグ182は図示のように駆動ナツト或はねじ
を切つた管164中に挿入されている。スラグは
一端部でねじ162棒により保持され、他端部で
駆動リンク170により駆動ナツト中に捕捉され
て保持されている。下方停止位置を変化するため
にスラグ長は変化されてもよい。スラグは、ねじ
角が迅速にバツクオフすることが充分でなければ
ならないので、ねじがつかえることは生じない。
座席クツシヨン或は背もたれの下の停止方法はリ
ンク、ピボツト等の歪および/または偏向を阻止
する。
位置が示されている。それにおいてスラグ182
はねじを切つた管内に浮動している。完全に下げ
た位置においてねじの端部と駆動リンクの間の距
離は計算できる。必要な長さに切断された硬化鋼
スラグ182は図示のように駆動ナツト或はねじ
を切つた管164中に挿入されている。スラグは
一端部でねじ162棒により保持され、他端部で
駆動リンク170により駆動ナツト中に捕捉され
て保持されている。下方停止位置を変化するため
にスラグ長は変化されてもよい。スラグは、ねじ
角が迅速にバツクオフすることが充分でなければ
ならないので、ねじがつかえることは生じない。
座席クツシヨン或は背もたれの下の停止方法はリ
ンク、ピボツト等の歪および/または偏向を阻止
する。
第3図では機構はその最後方位置で示されてお
り、その位置から機構は最前方位置(図示せず)
に対して7インチまでの大きさで移動可能であ
る。
り、その位置から機構は最前方位置(図示せず)
に対して7インチまでの大きさで移動可能であ
る。
さらに第3図において前部トーシヨンバー86
の軸は86Dで示された最下位置および86Uで
示された最上位置で示されている。第3図におい
て86Dの軸は約2インチの距離だけ86Uの軸
の前方にある。このオフセツト距離は前端が上が
つた時に全体の座席フレームは約2分の1インチ
の距離後方に移動されていることが示されてい
る。座席フレームとトーシヨンバー制御ブラケツ
トとの間のあそび運動連結190はこの運動を許
容する。後退運動は座席に坐つている人の背の腰
の部分に圧力を与える。この圧力の除去はしたが
つて座席の背部分を移動することによつて得られ
るであろう。
の軸は86Dで示された最下位置および86Uで
示された最上位置で示されている。第3図におい
て86Dの軸は約2インチの距離だけ86Uの軸
の前方にある。このオフセツト距離は前端が上が
つた時に全体の座席フレームは約2分の1インチ
の距離後方に移動されていることが示されてい
る。座席フレームとトーシヨンバー制御ブラケツ
トとの間のあそび運動連結190はこの運動を許
容する。後退運動は座席に坐つている人の背の腰
の部分に圧力を与える。この圧力の除去はしたが
つて座席の背部分を移動することによつて得られ
るであろう。
第1図はこの発明を使用した座席機構の側面
図、第2図はその上面から見た機構の平面図、第
3図は第2図の装置の側面図、第4図は前方から
見た第2図の装置の端面図、第5図は第2図に示
された座席背部分駆動装置の後部の一つの極限状
態における部分的断面図、第6図は第5図と反対
の状態における座席背部分駆動装置を示す第5図
と同様の図である。第7図、第8図、第9図およ
び第10図は座席の昇降機構の動作の説明図であ
る。 10……可調節座席機構、14……自動車の
床、16……座席フレーム(基板)、17……ク
ツシヨン、20……上部座席トラツク構体、24
……座席の背部分、26……ブラケツト、32,
33……基体レール、36……搬送体、42,4
3……上部座席トラツク、44,45……ブラケ
ツト、50……モータ、51,52,53,55
……駆動軸、58,61A,61B,63,64
……ギヤボツクス、101,102,121,1
22,162……ねじ棒、111,112……駆
動ブロツク(ナツト)、130,135……リン
ク。
図、第2図はその上面から見た機構の平面図、第
3図は第2図の装置の側面図、第4図は前方から
見た第2図の装置の端面図、第5図は第2図に示
された座席背部分駆動装置の後部の一つの極限状
態における部分的断面図、第6図は第5図と反対
の状態における座席背部分駆動装置を示す第5図
と同様の図である。第7図、第8図、第9図およ
び第10図は座席の昇降機構の動作の説明図であ
る。 10……可調節座席機構、14……自動車の
床、16……座席フレーム(基板)、17……ク
ツシヨン、20……上部座席トラツク構体、24
……座席の背部分、26……ブラケツト、32,
33……基体レール、36……搬送体、42,4
3……上部座席トラツク、44,45……ブラケ
ツト、50……モータ、51,52,53,55
……駆動軸、58,61A,61B,63,64
……ギヤボツクス、101,102,121,1
22,162……ねじ棒、111,112……駆
動ブロツク(ナツト)、130,135……リン
ク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 間隔を隔てて横に並んで乗物本体に静止状態
に固定された第1および第2のレール部材と、前
後方向の水平運動に拘束されるようにそれらレー
ル部材に結合されている座席トラツク部材を具備
している可動搬送体と、座席を昇降させるための
モーター駆動手段と、座席の後端部の昇降と実質
上無関係に座席の前端部を昇降させるための前記
モーター駆動手段によつて作動される前部昇降装
置と、この前部昇降装置の動作に実質上無関係に
座席の後端部を昇降させるための前記モーター駆
動手段によつて作動される後部昇降装置と、前記
可動搬送体に前記前部および後部昇降装置と独立
に取付けられて可動搬送体と共に水平運動をする
座席背部分とを具備する座席調節装置であつて、 前記前部昇降装置は座席の前端部に設けられた
回動可能な第1のリンクを具備し、前記後部昇降
装置は座席の後端部に設けられた第2のリンクを
具備し、座席の各端部においてこれらリンクに固
定されたトーシヨンバーが設けられ、座席の前端
部に設けられた前記第1のリンクは前記可動搬送
体および座席に固定された部材にそれぞれ枢着さ
れ、前部昇降装置の動作時に座席の前端部を上昇
させるとき座席の前端部を上方に移動させると共
に後方に向かつて限定された量だけ移動させるよ
うにその可動搬送体に枢着された部分を軸に回動
し得る如く構成され、座席の後端部に設けられた
第2のリンクは、可動搬送体に固定された第1の
部分と、座席の前部の上昇時に前記座席の限定さ
れた後方への移動を可能にするためにあそび運動
連結を介して座席の後端部に結合された前記第1
の部分と離間した第2の部分とを備え、前記あそ
び運動連結を行なうために座席の後部においてト
ーシヨンバーを支持する細長い水平溝を備えてい
るブラケツトが座席の後部に隣接して座席を支持
して設けられていることを特徴とする乗物の座席
の前後方向の水平運動および座席の前端の昇降運
動ならびに座席の後端の昇降運動を行なうための
動力式座席調節装置。 2 座席の前端部は前端部ブラケツトによつて支
持されており、この前端部ブラケツトが座席の前
部のトーシヨンバーに連結されている特許請求の
範囲第1項記載の装置。 3 座席の昇降運動と独立して座席背部分を回動
させるための座席背部分の駆動機構を備えている
特許請求の範囲第2項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57128289A JPS5918026A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 自動車座席トラツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57128289A JPS5918026A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 自動車座席トラツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918026A JPS5918026A (ja) | 1984-01-30 |
JPS6220047B2 true JPS6220047B2 (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=14981129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57128289A Granted JPS5918026A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 自動車座席トラツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918026A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2566083B1 (fr) * | 1984-06-15 | 1989-08-18 | Cousin Cie Ets A & M Freres | Glissiere a vis, a commande manuelle, electrique ou autre |
JPS6321155U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-12 | ||
JPH0611227Y2 (ja) * | 1989-05-22 | 1994-03-23 | 富士機工株式会社 | シート用パワーユニット |
JPH0368127U (ja) * | 1989-11-07 | 1991-07-04 | ||
EP2948371B1 (en) * | 2013-01-23 | 2016-09-07 | Zodiac Seats France | Compact seat kinematic |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555023A (en) * | 1978-10-17 | 1980-04-22 | Nissan Motor Co Ltd | Seat vertical movement adjusting equipment |
JPS5795224A (en) * | 1981-06-08 | 1982-06-14 | Toyo Sheet:Kk | Seat |
JPS5735130B2 (ja) * | 1973-07-20 | 1982-07-27 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0137936Y2 (ja) * | 1980-08-08 | 1989-11-15 |
-
1982
- 1982-07-22 JP JP57128289A patent/JPS5918026A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5735130B2 (ja) * | 1973-07-20 | 1982-07-27 | ||
JPS5555023A (en) * | 1978-10-17 | 1980-04-22 | Nissan Motor Co Ltd | Seat vertical movement adjusting equipment |
JPS5795224A (en) * | 1981-06-08 | 1982-06-14 | Toyo Sheet:Kk | Seat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5918026A (ja) | 1984-01-30 |
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