JPS62200259A - 電極較正用内部標準液 - Google Patents

電極較正用内部標準液

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JPS62200259A
JPS62200259A JP4180486A JP4180486A JPS62200259A JP S62200259 A JPS62200259 A JP S62200259A JP 4180486 A JP4180486 A JP 4180486A JP 4180486 A JP4180486 A JP 4180486A JP S62200259 A JPS62200259 A JP S62200259A
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JP
Japan
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electrode
calibration
internal standard
ion
standard solution
Prior art date
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JP4180486A
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English (en)
Inventor
Yasushi Niiyama
也寸志 新山
Kenji Sugawara
菅原 研之
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電極較正用内部標準液に係り、特に血液中のガ
ス成分およびイオン成分の濃度を電極法で同時に測定す
る自動分析装置の各種センサの較正を最少種類の試薬を
用いて行うのに好適な電極較正用内部標準液に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の装置は、真興交易医書出版部(昭和56年3月)
発行「血液ガス 測定の理論と監床応用」の第25頁〜
第30頁、第96頁〜第102頁に記載のように、全血
液中のP Ht P coz(CO2のガス分圧)、P
02(02のガス分圧)を測定する装置、あるいは、共
立出版社(昭和54年4月)発行の「イオン選択電極」
に記載のように、血清□5中のNa+ 、に+ 、CQ
−を測定する装置がそれぞれ単独に市販されており、電
極較正用の試薬も、前者は、Na2HPOa+ KHz
P04およびN a T(C,Oaよりなる緩衝液、後
者はN a CQ *KCQを中心とする中性水溶液か
らなっており、両者を同時に較正するといった点につい
ては配慮されていなかった。
〔発明の解決しようとする問題点〕
近年の医学の進歩により、科学的診断を下だすために、
血液中の各成分濃度を計測することはすでに常識となっ
ている。この目的を達成するために、従来より種々の電
極センサが開発され、全血液中のP H+ Pcoz、
 PO2を測定する装置あるいは血清分離後、血清中の
Na+ 、に+ 、CQ−等の各種無機イオンを測定す
る装置が普及しはじめているが、近年、救急診療の需要
増大にともなって血液中ガス成分およびイオン成分を同
時に測定したいという要求が高まってきている。この要
求を満たす装置を構成する場合、各成分濃度を測定する
電極センサに関しては、従来技術をそのまま応用するだ
けで対応が可能であるが、これらの電極センサの較正を
行う内部標準液に対しては大きな問題がある。すなわち
、従来技術においては、各装置毎に最適の試薬組成を考
慮して電極較正用内部標準液が構成されているため、−
流路内に設置されたガス、イオン各電極センサの較正を
行うために従来試薬を使用することを考えると、合計4
種の較正用内部標準液が必要となり、流路、試薬ボトル
の設置場所等の装置の複雑化、測定シーケンスの複雑化
による検体処理能力の低下および試薬消費量の増大にと
もなう装置維持費の増大等の問題を生ずる。
本発明の目的は、血液中のガス成分およびイオン成分の
濃度を電極法で同時測定する自動分析装置の電極較正用
内部標準液の共通化をはかり、最少種類の試薬を用いる
ようにすることができ、装置および分析シーケンスの簡
略化、試薬量の低減化を可能とする電極較正用内部標準
液を提供することにある。
c問題点を解決するための手段〕 上記目的は、従来の試薬組成を改良し、PH。
’−Pcox、 Pa2. N a+ 、 K+ 、C
Q−等を測定する各電極センサに対して、2点較正を行
うのに必要な最少種類に電極較正用内部標準液を共通化
することにより達成するようにした。
すなわち、内部標準液を構成する緩衝剤であるリン酸塩
および重炭酸塩を測定対象となる陽イオンを含むものと
し、一定の緩衝液濃度を確保しつつ各緩衝剤の種類およ
び濃度を測定対象となるイオンの平均濃度付近に設定し
た2つの較正点のイオン活量に一致するように適宜選択
調製し、必要ならば、陰イオン活量調整のために適切な
中性塩を加えるようにした。
具体的には、較正点のイオン活量が最も大きな陽イオン
を含むリン酸水素塩20 m M以−ヒ(20〜140
mMがよい)をベースとし、上記と同じイオン種あるい
は他の測定イオン種を含む濃度O〜120mMのリン酸
二水素塩を加え1次式にしたがって所定のPHに調製す
る。
・・・・・・(1) 続いて、Pcot電極センサの較正のために電極較正用
内部標準液中にバブリングする二酸化炭素により、上記
で決定したPHが変化しないように、次式にしたがって
必要な陽イオンを含む重炭酸塩を加える。
・・・・・・(2) これらの操作の後、較正点にある各種イオン活量の値に
電極較正用内部標準液内の各種イオン活量を合致させる
目的で、必要ならば所定の中性塩を加えて2種の電極較
正用内部標準液を調整する。
このようにして調製された電極較正用内部標準液は、多
量のリン酸を含む富栄養型の水溶液であるため、装置に
設置時、雑菌等の繁殖によりデータネ良を引き起こす可
能性を多分に持っている。それ故、防腐剤の添加が不可
欠となるが、液膜型のイオン選択電極の性能を劣化させ
ずに大きな防腐効果を持つものは限定されるため、防腐
効果、電極への影響の両面からの実験により選び出され
た防腐剤の種類および濃度のうちから試薬保障期間に最
適なものを適宜選択添付し、最終的な電極較正用内部標
準液とするようにした。
〔作用〕
本発明により調製された電極較正用内部標準液によれば
、一定温度において、安定したP H、各種ガス分圧、
各種イオン活量を長期にわたって示すため、高精度を要
求される血液中のガス、イオン成分を同時に迅速に測定
する臨床用自動分析装置に用いる電極較正用内部標準液
として最適であす、また、試薬種を最小限に抑えること
ができるため、装置の単純化、8IIl定シーケンスの
簡便化をはかることができ、検体処理能力の向上および
試薬消費量の低減をはかることができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図を用いて詳細に説明する
第1図は本発明に係る電極較正用内部標準液を使用した
血液中のガス分圧、イオン活量を同時に測定する自動分
析装置の一実施例を示す流路概略図である。第1図にお
いて、1は電極較正−用内部標準液A(以下SAと記す
)、2は電極較正用内部標準液B(以下SBと記す)、
3は電極洗浄液(以下RNSと記す)、4は比較電極液
(以下REFと記す)、5は試料注入口、6〜11はそ
れぞれPH,Pcoz+ PO2,N a+ 、 K+
 、 C(1−の各電極センサ、12は比較電極、13
は液センサ、14はペリスタポンプ、15はバブラーA
(以下BAと記す)、16はバブラーB(以下BBと記
す)、17はガスA、18はガスBである。SAIおよ
びSA2はそれぞれチューブを通してBaI2.BB1
6に導かれる。B A i 5 。
BB16にはそれぞれガスA 1.7、ガスB ]−8
より所定の分圧に調整された02.Cot混合気体を水
蒸気飽和したものが導入されており、SAI。
SA2はこの混合気体によりそれぞれBaI2゜BB1
6内で飽和され、各電極センサ6〜11の2点較正に使
用される内部4JW準液となる。この2種の内部標準液
が一定の時間間隔あるいは必要に応じて随時電極設置流
路中に導かれ、検体測定精度確保の指欄となる。第1図
の装置の測定対象は、全血液中のP H、Pcoz、 
PawおよびNa+、に+。
CQ−の各イオン活量であるため、2つの較正点は、全
血液中の各成分の標準値の近傍に設定される。
第1表、第2表はそれぞれ全血液中の各成分標準値およ
び第1図の装置における較正点の各成分値を示す。
第  1  表 第2表 第2表に示す各成分値を満たす電極較正用内部標準液を
調製するため、以下の計算式を参考とし、炎光法の他の
方式により検定した外部標準液の値をもとに各試薬の配
合比を決定した。
リン酸系 ・・・・・・(3) ・・・・・・(4) 重炭酸系 ・・・・・・(5) ・・・・・・(6) 液膜型のイオン選択電極で溶液中のイオン濃度を測定す
る場合、計測されるのはイオンのモル濃度ではなく、イ
オン活量である。この事実をふまえ、デバイーヒュツケ
ルの式および(3)〜(6)式を参考にしながら、衝衝
剤としてリン酸系HP 04. NaH2,P 04.
 K HAP 04、重炭酸系Na■TCO8を用い、
塩素イオン活量調整用として中性塩NaCf1.T、i
CQを用い、これらの塩濃度を適宜調整することによっ
て第2表に示す較正点活量を持ち、緩衝液濃度がそれぞ
れ25 m M 。
50mMである電極較正用内部標準液SAI。
SB2を調製する。これら2つの試薬は、通常使用時]
Qの試薬ボトルで約1ケ月の使用寿命を持つため、この
間の試薬安定性が問題となる。そこで、本発明に係るS
AI、SB2は、リン酸塩を多量に使用しているため、
特に雑菌の繁殖によりデータネ良を引き起こす可能性が
大である。そのため、防腐効果が高く、かつ、液膜型イ
オン選択電極に影響を与えない防腐剤としてパラホルム
アルデヒドを0.02重量%(0,01〜0.19重量
%ならよい)添加した。以上のようにして、血液中のガ
ス分圧、イオン活量を同時に測定し得る電極利用の自動
分析装置に用いられる2種の電極較正用内部標準液を調
製し、第1図に示す流路内に設置して、検体測定前後の
較正に使用した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、血液中のガス分圧およびイオン活量を
測定する電極センサを流路内に直列に並べ、ガス分圧お
よびイオン活量を同時に測定する装置において、各電極
センサの較正を最少の試薬量で行うことができるので、
装置の小型化、流路の単純化をはかることができ、分析
シーケンスの簡略化による処理能力の増大および試薬量
の低減化を可能とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る電極較正用内部標準液を使用した
血液中のガス分圧、イオン活量を同時に測定する自動分
析装置の一実施例を示す流路概略図である。 1・・・電極較正用内部標準液A、2・・・電極較正用
内部標準液B、5・・・試料注入口、6〜11・・・各
電極センサ、14・・・ペリスタポンプ、15・・・バ
ブラーA、16・・・バブラーB、17・・・ガスA、
18・・・ガスB0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電極法を利用して血液中のガス成分およびイオン成
    分の濃度を測定する分析装置において、前記ガスおよび
    イオンの電極センサの較正を同時に行うことができるよ
    うに調整された緩衝剤と中性塩とよりなることを特徴と
    する電極較正用内部標準液。 2、前記緩衝剤は測定対象となる陽イオンを含むリン酸
    塩、重炭酸塩よりなり、前記中性塩は塩素イオン活量調
    整用として塩化ナトリウム、塩化リチウムのうち少なく
    と一種よりなり、これらに水と防腐剤を添加した構成の
    ものとしてある特許請求の範囲第1項記載の電極較正用
    内部標準液。 3、前記緩衝剤の濃度は20〜140mM、前記中性塩
    の濃度は0〜120mM、前記防腐剤の濃度は0.01
    〜0.19重量パーセントとしてある特許請求の範囲第
    2項記載の電極較正用内部標準液。 4、前記緩衝剤は、Na_2HPO_4、NaH_2P
    O_4、KH_2PO_4、Ca(H_2PO_4)_
    2のうち少なくとも一種およびNaHCO_3、KHC
    O_3、Ca(HCO_3)_2のうち少なくとも一種
    よりなる特許請求の範囲第1項または第2項または第3
    項記載の電極較正用内部標準液。 5、前記防腐剤は、エチルパラベン、クロロブタノール
    、パラホルムアルデヒド、酢酸銅のうち少なくとも一種
    よりなる特許請求の範囲第2項または第3項または第4
    項記載の電極較正用内部標準液。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02112750A (ja) * 1988-10-21 1990-04-25 Hitachi Ltd 血液ガス・イオン測定用電極の同時調整法およびその対照液
JPH03502733A (ja) * 1988-07-21 1991-06-20 ラジオメータ・アクチセルスカベット センサーのキャリブレーション用キャリブレーション装置
JPH08119653A (ja) * 1991-06-12 1996-05-14 Ppg Ind Inc 滅菌可能な密封ガラス容器およびその製造方法

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