JPS62195461A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents
内燃機関の点火時期制御装置Info
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- JPS62195461A JPS62195461A JP3527486A JP3527486A JPS62195461A JP S62195461 A JPS62195461 A JP S62195461A JP 3527486 A JP3527486 A JP 3527486A JP 3527486 A JP3527486 A JP 3527486A JP S62195461 A JPS62195461 A JP S62195461A
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 63
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 33
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電子制御燃料噴射内燃機関等の内燃機関用の
点火時期制御装置に関する。
点火時期制御装置に関する。
内燃機関の最適点火時期は空燃比が決まっていれば機関
回転数と、充填効率とによって決められた。通常の電子
制御燃料噴射内燃機関では充填効率の代用値である吸入
空気量−回転数比又は吸気管圧力を計測し、最適点火時
期を得るように制御を行なっている。
回転数と、充填効率とによって決められた。通常の電子
制御燃料噴射内燃機関では充填効率の代用値である吸入
空気量−回転数比又は吸気管圧力を計測し、最適点火時
期を得るように制御を行なっている。
充填効率の代用値である吸入空気量一回転数比や、吸気
管圧力は、吸気系の漏れ、又はタペットクリヤランスや
構成部品のバラツキによって、変化する。即ち、これら
の因子によって充填効率と吸入空気量一回転数比や吸気
管圧力等の充填効率代用値との相関関係が変化する。そ
のため、吸入空気量一回転数比や吸気管圧力にもとすく
点火時期の制御では、相関関係に変動があると最適点火
時期を得ることができな(なる。
管圧力は、吸気系の漏れ、又はタペットクリヤランスや
構成部品のバラツキによって、変化する。即ち、これら
の因子によって充填効率と吸入空気量一回転数比や吸気
管圧力等の充填効率代用値との相関関係が変化する。そ
のため、吸入空気量一回転数比や吸気管圧力にもとすく
点火時期の制御では、相関関係に変動があると最適点火
時期を得ることができな(なる。
この発明では充填効率を演算検出し、充填効率によって
直接点火時期を制御することを目的とするものである。
直接点火時期を制御することを目的とするものである。
。
第1図において、内燃機関1はフィードバックによる空
燃比制御装置2を備えている。この発明の内燃機関の点
火時期制御装置は、現在の運転中の充填効率を所定の演
算式によって演算する手段3と、演算された充填効率よ
り点火時期を演算する手段4と、演算された点火時期に
よって点火を行わせる点火制御手段5とより成る。
燃比制御装置2を備えている。この発明の内燃機関の点
火時期制御装置は、現在の運転中の充填効率を所定の演
算式によって演算する手段3と、演算された充填効率よ
り点火時期を演算する手段4と、演算された点火時期に
よって点火を行わせる点火制御手段5とより成る。
第2図において、10はシリンダブロック、12はピス
トン、14はコネクティングロッド、16はシリンダヘ
ッド、18は燃焼室、20は点火栓、22は吸気弁、2
4は吸気ボート、26は排気弁、28は排気ボートであ
る。吸気ポート24は吸気マニホルド26に接続され、
吸気ポート24に近接した吸気管26に燃料インジェク
タ30が設けられる。排気ボート28は排気マニホルド
32に接続される。
トン、14はコネクティングロッド、16はシリンダヘ
ッド、18は燃焼室、20は点火栓、22は吸気弁、2
4は吸気ボート、26は排気弁、28は排気ボートであ
る。吸気ポート24は吸気マニホルド26に接続され、
吸気ポート24に近接した吸気管26に燃料インジェク
タ30が設けられる。排気ボート28は排気マニホルド
32に接続される。
34はディストリビュータ、36は点火装置である。点
火装置36は点火コイル36aと、点火回路36bとよ
り構成される。点火コイル36はディストリビュータ3
4の中央電極に接続され、ディストリビュータ34の分
配軸34aは、点火コイルに発生した高電圧を所定の点
火順序に従って点火栓20に分配する。
火装置36は点火コイル36aと、点火回路36bとよ
り構成される。点火コイル36はディストリビュータ3
4の中央電極に接続され、ディストリビュータ34の分
配軸34aは、点火コイルに発生した高電圧を所定の点
火順序に従って点火栓20に分配する。
制御回路40は燃料インジェクタ30、点火回路36b
の作動信号を形成するためのものであり、この実施例で
はマイクロコンピュータシステムとして構成される。制
御回路40はマイクロプロセシングユニソト(MPU)
40aと、メモリ40bと、入力ポート40cと、出力
ボート40dと、これらの要素を連結するバス40eと
より成る。
の作動信号を形成するためのものであり、この実施例で
はマイクロコンピュータシステムとして構成される。制
御回路40はマイクロプロセシングユニソト(MPU)
40aと、メモリ40bと、入力ポート40cと、出力
ボート40dと、これらの要素を連結するバス40eと
より成る。
入力ポート40cには各センサが接続され、運転条件信
号が印加される。クランク角センサ42゜43がディス
トリビュータ34に設置される。第1のクランク角セン
サ42はディストリビュータ軸34a上の検知片44と
対面設置され、クランク軸の、例えば、30°毎のパル
ス信号を発生し、エンジン回転数を知ることができる。
号が印加される。クランク角センサ42゜43がディス
トリビュータ34に設置される。第1のクランク角セン
サ42はディストリビュータ軸34a上の検知片44と
対面設置され、クランク軸の、例えば、30°毎のパル
ス信号を発生し、エンジン回転数を知ることができる。
第2のクランク角センサ43はディストリビュータ軸3
4a上の検知片46と対面設置され、クランク軸の、例
えば、720°毎のパルス信号を発生し、これは基準信
号となる。02センサ48が排気マニホルド32に設置
され、空燃比に応じた信号Oxを発生する。吸気管圧力
センサ49が吸気マニホルドに設置され、吸気管圧力P
Mに応じた信号が得られる。出力ボート40dは燃料イ
ンジェクタ30、イグナイタ36bに接続され、燃料噴
射信号及び点火信号を出力する。
4a上の検知片46と対面設置され、クランク軸の、例
えば、720°毎のパルス信号を発生し、これは基準信
号となる。02センサ48が排気マニホルド32に設置
され、空燃比に応じた信号Oxを発生する。吸気管圧力
センサ49が吸気マニホルドに設置され、吸気管圧力P
Mに応じた信号が得られる。出力ボート40dは燃料イ
ンジェクタ30、イグナイタ36bに接続され、燃料噴
射信号及び点火信号を出力する。
この発明はエンジンの運転中に質量充填効率(以下単に
充填効率と称する)を演算し、この演算された充填効率
に従って点火時期制御を行なうことを特徴とする。ここ
に充填効率ηCは、ηC= ((A/F)xQf xγ
f)/ (VXγa) で計算される。ここに A/F :空燃比フィードバックシステムにより制御さ
れる空燃比で、実施例のよ うな02センサシステムを備えた場 合には理論空燃比となる。
充填効率と称する)を演算し、この演算された充填効率
に従って点火時期制御を行なうことを特徴とする。ここ
に充填効率ηCは、ηC= ((A/F)xQf xγ
f)/ (VXγa) で計算される。ここに A/F :空燃比フィードバックシステムにより制御さ
れる空燃比で、実施例のよ うな02センサシステムを備えた場 合には理論空燃比となる。
Qf:機関1サイクル当たりの燃料噴射量であって、燃
料インジェクタ30の 噴射特性から知ることができる。即 ち、燃料噴射時間τと燃料噴射量q との間には第6図の関係があり、こ の関係よりQfを知ることができる。
料インジェクタ30の 噴射特性から知ることができる。即 ち、燃料噴射時間τと燃料噴射量q との間には第6図の関係があり、こ の関係よりQfを知ることができる。
γf:燃料密度
■=内燃機関排気量
γa:標準状態での空気密度
この発明では、フィードバックにより空燃比が制御され
ている間にこの式より算出される充填効率より点火時期
の設定値を演算し、その演算された点火時期で点火され
るように点火制御を行なっている。
ている間にこの式より算出される充填効率より点火時期
の設定値を演算し、その演算された点火時期で点火され
るように点火制御を行なっている。
以下制御回路40の作動を第3図から第5図のフローチ
ャートによって説明する。第3図は燃料噴射ルーチンを
示しており、このルーチンは各気筒独立噴射では燃料噴
射を行なうべき気筒の吸気行程における所定クランク角
度を、クランク角センサ42.43によって検知するこ
とにより実行開始される。ステップ60では基本噴射時
間τpの演算が実行される。基本噴射時間τpの演算は
、TJllz気マニホルド圧カセンサ49を備えた実施
例のような燃料噴射システム(所謂D−Jシステム)。
ャートによって説明する。第3図は燃料噴射ルーチンを
示しており、このルーチンは各気筒独立噴射では燃料噴
射を行なうべき気筒の吸気行程における所定クランク角
度を、クランク角センサ42.43によって検知するこ
とにより実行開始される。ステップ60では基本噴射時
間τpの演算が実行される。基本噴射時間τpの演算は
、TJllz気マニホルド圧カセンサ49を備えた実施
例のような燃料噴射システム(所謂D−Jシステム)。
では吸気管圧力とエンジン回転数より計算される。
エアフローメータを備えた燃料噴射システム(所謂L−
Jシステム)では吸入空気量とエンジン回転数とから計
算される。
Jシステム)では吸入空気量とエンジン回転数とから計
算される。
ステップ61では最終噴射時間τが、
τ−でpXFAFX(1+α)×β+γによって演算さ
れる。ここにFAFはフィードバック補正係数であり、
α、β、γはそれ以外のこの発明と直接関係しないため
説明を省略する補正係数、補正量を代表的に示すもので
ある。
れる。ここにFAFはフィードバック補正係数であり、
α、β、γはそれ以外のこの発明と直接関係しないため
説明を省略する補正係数、補正量を代表的に示すもので
ある。
ステップ62では燃料噴射信号が出力され、そのため燃
料インジェクタ30は演算された時間τの燃料噴射が実
行されるよう作動される。
料インジェクタ30は演算された時間τの燃料噴射が実
行されるよう作動される。
第4図はフィードバック補正係数の演算ルーチンであり
、このルーチンは所定時間間隔毎に実行される時間割り
込みルーチンである。ステップ64ではフィードバック
条件か否か判別される。
、このルーチンは所定時間間隔毎に実行される時間割り
込みルーチンである。ステップ64ではフィードバック
条件か否か判別される。
例えば、アイドル運転時やエンジン低温時はフィードバ
ック条件ではない。このときはステップ65に流れ、フ
ィードバックフラグFBがリセットされ、ステップ66
ではフィードバンク補正係数FAF= 1と設定される
。
ック条件ではない。このときはステップ65に流れ、フ
ィードバックフラグFBがリセットされ、ステップ66
ではフィードバンク補正係数FAF= 1と設定される
。
フィードバンク条件と判断されるときはステップ64よ
りステップ68に流れ、フィードバックフラグFBがセ
ットされる。次に、ステップ69では02センサ48か
らリッチ信号がきているか否か判別される。周知のよう
に02センサ48からは空燃比が理論空燃比よりリッチ
側かリーン側かに応じて2種類の信号が得られる。リッ
チ信号が来ていると判定されるときはステップ70に進
み、フィードバック補正係数FAFのデクリメント処理
が行われ、リーン信号が来ていると判定されるときはス
テップ71に進みフィードバンク補正係数FAFのイン
クリメント処理が実行される。
りステップ68に流れ、フィードバックフラグFBがセ
ットされる。次に、ステップ69では02センサ48か
らリッチ信号がきているか否か判別される。周知のよう
に02センサ48からは空燃比が理論空燃比よりリッチ
側かリーン側かに応じて2種類の信号が得られる。リッ
チ信号が来ていると判定されるときはステップ70に進
み、フィードバック補正係数FAFのデクリメント処理
が行われ、リーン信号が来ていると判定されるときはス
テップ71に進みフィードバンク補正係数FAFのイン
クリメント処理が実行される。
このようなフィードバックによって空燃比は理論空燃比
に制御される。
に制御される。
第5図は点火時期制御ルーチンであり、このルーチンは
その気筒の圧縮上死点の手前の所定クランク角度を検知
することにより実行に入るクランク角割り込みルーチン
である。ステップ74ではフィードバックフラグFB=
1か否か判別される。
その気筒の圧縮上死点の手前の所定クランク角度を検知
することにより実行に入るクランク角割り込みルーチン
である。ステップ74ではフィードバックフラグFB=
1か否か判別される。
フィードバック制御中でないときはステップ74よりス
テップ75に進み、点火時期θの演算が回転数Ne、吸
気管圧力PMより実行される。即ち、メモリ40bには
点火時期の演算マツプが回転数と吸気管圧力との組合せ
に対して設けられ、実測の回転数Ne、吸気管圧力PM
に相当する点火時期θの設定値が演算される。ここに吸
気管圧力は充填効率の代用値であり、このような点火時
期時期の演算は従来より行われていたものと同じである
。
テップ75に進み、点火時期θの演算が回転数Ne、吸
気管圧力PMより実行される。即ち、メモリ40bには
点火時期の演算マツプが回転数と吸気管圧力との組合せ
に対して設けられ、実測の回転数Ne、吸気管圧力PM
に相当する点火時期θの設定値が演算される。ここに吸
気管圧力は充填効率の代用値であり、このような点火時
期時期の演算は従来より行われていたものと同じである
。
ステップ74でフィードバック中とすればステップ76
で、噴射弁特性と噴射時間から機関の1サイクル当たり
の燃料噴射量Qfが演算される。
で、噴射弁特性と噴射時間から機関の1サイクル当たり
の燃料噴射量Qfが演算される。
ここに噴射弁特性とは第6図に示す噴射時間と噴射量と
の関係であり、そのインジェクタ30に固有の特性であ
り、この特性はメモリ内に格納されている。そして、第
3図のステ・ノブ62で演算される燃料噴射時間τとか
ら機関1サイクル当たりの燃料噴射量Q「の演算が可能
となる。
の関係であり、そのインジェクタ30に固有の特性であ
り、この特性はメモリ内に格納されている。そして、第
3図のステ・ノブ62で演算される燃料噴射時間τとか
ら機関1サイクル当たりの燃料噴射量Q「の演算が可能
となる。
次にステップ77では前述の算出式から充填効率ηCの
算出が行われる。
算出が行われる。
ステップ78では、点火時期θの演算が実行される。即
ち、メ干り40bに回転数Neと充填効率ηCとの組合
せに対する点火時期のマツプが格納され、実測される回
転数Neと演算される充填効率とより点火時期θのマツ
プ演算が実行される。
ち、メ干り40bに回転数Neと充填効率ηCとの組合
せに対する点火時期のマツプが格納され、実測される回
転数Neと演算される充填効率とより点火時期θのマツ
プ演算が実行される。
ステップ80ではステップ75.78で演算される点火
時期θで点火されるように点火信号の形成処理が実行さ
れる。
時期θで点火されるように点火信号の形成処理が実行さ
れる。
第7図、第8図は第2実施例における点火時期制御ルー
チンと、燃料噴射ルーチンとを示す。第7図は第5図に
示す第1実施例と比較して、フィードバックが行われて
いないときも充填効率ηCによる点火時期θの演算が行
われる点が相違する。
チンと、燃料噴射ルーチンとを示す。第7図は第5図に
示す第1実施例と比較して、フィードバックが行われて
いないときも充填効率ηCによる点火時期θの演算が行
われる点が相違する。
非フイードバツク中に充填効率を知るために、フィード
バック中に吸気管圧力と充填効率との間の相関係数(こ
れをに値と称する)の演算が実行される。即ち、フィー
ドバック中(ステップ74でYe s)にステップ85
の処理が含まれ、吸気管圧力PMと充填効率ηCとの間
の相関係数であるに値が演算される。このに値は回転数
に応じて変化するため、適当な間隔で複数の回転数域を
設定し、各回転数域でに値の値が演算される。
バック中に吸気管圧力と充填効率との間の相関係数(こ
れをに値と称する)の演算が実行される。即ち、フィー
ドバック中(ステップ74でYe s)にステップ85
の処理が含まれ、吸気管圧力PMと充填効率ηCとの間
の相関係数であるに値が演算される。このに値は回転数
に応じて変化するため、適当な間隔で複数の回転数域を
設定し、各回転数域でに値の値が演算される。
非フイードバツク域(ステップ74でYe s)ではス
テップ86に進み吸気管圧力PMとそのときの回転数域
における、ステップ85で演算されるに値とより充填効
率ηCの演算が実行される。
テップ86に進み吸気管圧力PMとそのときの回転数域
における、ステップ85で演算されるに値とより充填効
率ηCの演算が実行される。
K値は吸気管圧力PMと充填効率ηCとの間の比例定数
とみなすことができ、そのときの吸気管圧力より充填効
率を推定演算することでできる。即ち、フィードバック
域において演算したに値より非フイードバツク域の充填
効率を外挿によって演算している。ステップ75ではこ
のように外挿演算された充填効率ηCよりマツプによっ
て点火時期θが演算される。この実施例では非フイード
バツク域においても充填効率により点火時期が制御され
るため、より最適な制御が実現される。
とみなすことができ、そのときの吸気管圧力より充填効
率を推定演算することでできる。即ち、フィードバック
域において演算したに値より非フイードバツク域の充填
効率を外挿によって演算している。ステップ75ではこ
のように外挿演算された充填効率ηCよりマツプによっ
て点火時期θが演算される。この実施例では非フイード
バツク域においても充填効率により点火時期が制御され
るため、より最適な制御が実現される。
第8図は第2実施例の燃料噴射制御ルーチンを示し、第
3図と比較してフィードバック中か否かの判別ステップ
88を設置し、非フイードバツク中(ステップ88でN
o )に基本噴射時間τpを回転数と、充填効率ηCの
マツプで演算するステップ89を持つ点で相違する。非
フイードバツク時の燃料噴射量が充填効率によって演算
されるため、高負荷運転時の増量設定を少なくすること
ができる。即ち、高負荷時の増量はステップ61の補正
量の設定により得られるが、充填効率に応じて燃料噴射
量を設定しているため、より正確に燃料要求に適合した
燃料噴射量設定が可能となり、補正量を少なくしてもエ
ンジンの適正な作動を得ることができる。そのため、増
量値が少なくてすみ、燃料消費率の向上を計ることがで
きる。
3図と比較してフィードバック中か否かの判別ステップ
88を設置し、非フイードバツク中(ステップ88でN
o )に基本噴射時間τpを回転数と、充填効率ηCの
マツプで演算するステップ89を持つ点で相違する。非
フイードバツク時の燃料噴射量が充填効率によって演算
されるため、高負荷運転時の増量設定を少なくすること
ができる。即ち、高負荷時の増量はステップ61の補正
量の設定により得られるが、充填効率に応じて燃料噴射
量を設定しているため、より正確に燃料要求に適合した
燃料噴射量設定が可能となり、補正量を少なくしてもエ
ンジンの適正な作動を得ることができる。そのため、増
量値が少なくてすみ、燃料消費率の向上を計ることがで
きる。
第9図は第3実施例における点火時期制御ルーチンを示
す。この実施例は第2図の02センサ48の代わりに所
謂リーンセンサと称する空燃比センサによる空燃比制御
を行なうシステムへの応用例である。リーンセンサは理
論空燃比よりり−ン側の空燃比を連続的に検知して理論
空燃比より大きい空燃比領域においてフィードバック制
御が実行可能である。そのため、この発明により空燃比
をリーンに制御している領域で充填効率を前記演算式よ
り算出できる。
す。この実施例は第2図の02センサ48の代わりに所
謂リーンセンサと称する空燃比センサによる空燃比制御
を行なうシステムへの応用例である。リーンセンサは理
論空燃比よりり−ン側の空燃比を連続的に検知して理論
空燃比より大きい空燃比領域においてフィードバック制
御が実行可能である。そのため、この発明により空燃比
をリーンに制御している領域で充填効率を前記演算式よ
り算出できる。
ステップ91ではリーンセンサの作動域か否かが判別さ
れる。リーンセンサはある空燃比よりリッチ側の空燃比
は原理上検知し得ない。そこでこのときはステップ75
に進み、回転数Ne、吸気管圧力PMより点火時期θの
演算が実行される。
れる。リーンセンサはある空燃比よりリッチ側の空燃比
は原理上検知し得ない。そこでこのときはステップ75
に進み、回転数Ne、吸気管圧力PMより点火時期θの
演算が実行される。
ステップ91でリーンセンサの作動域とすれば、ステッ
プ92に進みリーンセンサの出力電圧Vより空燃比A/
Fが演算される。この空燃比A/Fの値はステップ77
で充填効率ηCを演算するのに使用される。
プ92に進みリーンセンサの出力電圧Vより空燃比A/
Fが演算される。この空燃比A/Fの値はステップ77
で充填効率ηCを演算するのに使用される。
リーンセンサを使用したシステムに応用することで、理
論空燃比より薄い広い範囲で充填効率の演算が可能とな
り、リーンバーンシステムにおいてより最適な点火時期
を得ることができる。
論空燃比より薄い広い範囲で充填効率の演算が可能とな
り、リーンバーンシステムにおいてより最適な点火時期
を得ることができる。
リーンバーンシステムでは希薄燃焼を可能とするため燃
焼室内での旋回流の制御を行なうスワールコントロール
バルブや、慣性過給による吸気管長の可変制御を行なう
アコースティックコントロールインダクションシステム
等の吸気制御装置を設けることが多いが、この場合充填
効率ηCと吸気管圧力PMとの相関がそれらシステムの
作動に応じて変化するが、この発明によってそのような
相関に変化があっても最適の点火時期を設定することが
可能である。この点は可変バルブタイミングについても
いえるため、この可変バルブタイミング機構を備えたエ
ンジンについてもこの発明は大いに有用となる。
焼室内での旋回流の制御を行なうスワールコントロール
バルブや、慣性過給による吸気管長の可変制御を行なう
アコースティックコントロールインダクションシステム
等の吸気制御装置を設けることが多いが、この場合充填
効率ηCと吸気管圧力PMとの相関がそれらシステムの
作動に応じて変化するが、この発明によってそのような
相関に変化があっても最適の点火時期を設定することが
可能である。この点は可変バルブタイミングについても
いえるため、この可変バルブタイミング機構を備えたエ
ンジンについてもこの発明は大いに有用となる。
この発明によれば空燃比フィードバック中に充填効率を
演算し、その演算値より点火時期を演算している。その
ため、吸気管弁圧(PM)や、吸入空気量一回転数比(
Q/N)と充填効率との相関が、タペットクリヤランス
の狂いや、吸気系の漏れ、その他のエンジン特性の変動
、走行条件の変化(例えば高地走行)によって発生して
も、点火時期を常に最適制御することが可能になる。
演算し、その演算値より点火時期を演算している。その
ため、吸気管弁圧(PM)や、吸入空気量一回転数比(
Q/N)と充填効率との相関が、タペットクリヤランス
の狂いや、吸気系の漏れ、その他のエンジン特性の変動
、走行条件の変化(例えば高地走行)によって発生して
も、点火時期を常に最適制御することが可能になる。
第1図はこの発明の構成図。
第2図はこの発明の実施例構成図。
第3図、第4図、第5図は第1実施例における制御回路
の作動を説明するフローチャート図。 第6図は噴射弁特性を説明するグラフ。 第7図、第8図は第2実施例における点火時期制御ルー
チン、燃料噴射ルーチンのフローチャート図。 第9図は第3実施例における点火時期制御ルーチンのフ
ローチャート図。 18・・・燃焼室、 20・・・点火栓、 30・・・燃料インジェクタ、 34・・・ディストリビュータ、 36・・・イグナイタ、 40・・・制御回路、 42.43・・・クランク角センサ、 48・・・空燃比センサ、 49・・・吸気管圧力センサ。
の作動を説明するフローチャート図。 第6図は噴射弁特性を説明するグラフ。 第7図、第8図は第2実施例における点火時期制御ルー
チン、燃料噴射ルーチンのフローチャート図。 第9図は第3実施例における点火時期制御ルーチンのフ
ローチャート図。 18・・・燃焼室、 20・・・点火栓、 30・・・燃料インジェクタ、 34・・・ディストリビュータ、 36・・・イグナイタ、 40・・・制御回路、 42.43・・・クランク角センサ、 48・・・空燃比センサ、 49・・・吸気管圧力センサ。
Claims (1)
- フィードバックによる空燃比制御装置を備えた内燃機関
の点火時期制御装置において、現在の運転中の充填効率
を所定の演算式によって演算する手段と、演算された充
填効率より点火時期を演算する手段と、演算された点火
時期によって点火を行わせる点火制御手段とより成る内
燃機関の点火時期制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3527486A JPS62195461A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3527486A JPS62195461A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195461A true JPS62195461A (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=12437206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3527486A Pending JPS62195461A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62195461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5190008A (en) * | 1990-02-15 | 1993-03-02 | Fujitsu Ten Limited | Lean burn internal combustion engine |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP3527486A patent/JPS62195461A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5190008A (en) * | 1990-02-15 | 1993-03-02 | Fujitsu Ten Limited | Lean burn internal combustion engine |
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