JPS62195377A - テトラヒドロチアジアジン類 - Google Patents

テトラヒドロチアジアジン類

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JPS62195377A
JPS62195377A JP3889786A JP3889786A JPS62195377A JP S62195377 A JPS62195377 A JP S62195377A JP 3889786 A JP3889786 A JP 3889786A JP 3889786 A JP3889786 A JP 3889786A JP S62195377 A JPS62195377 A JP S62195377A
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JP
Japan
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formula
compound
thiadiazine
lower alkyl
tetrahydro
Prior art date
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Pending
Application number
JP3889786A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Fujikawa
義弘 藤川
Mitsuaki Sakashita
坂下 光明
Nobutomo Tsuruzoe
暢智 水流添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規のテトラヒドロ−2H−1,3,5−チ
アジアジン−2−チオン誘導体、その製造法その化合物
を含有する抗高脂血剤および抗菌剤に関する。
〔従来の技術〕
本発明の化合物は、抗菌作用、抗高脂血作用などを有し
、医薬品として有用な化合物である。
本発明の3,5−ジアルキル−4,6−ジアリールーチ
トラヒドロー2 H−1,3,5−チアジアジン−2−
チオン誘導体に関しては、3.5−ジメチル−4,6−
シフエニルーテトラヒドロー28−1.3.5−チアジ
アジン−2−チオンおよび3,5−ジメチル−4,6−
ビス(p−クロロフェニル)−テトラヒドロ−2H−1
,3,5−チアジアジン−2−チオンの合成例がヒエミ
ッシェ ベリヒテ (Chemische Berichte) 、  1
00+  1602 (1967)あるいはツアイトシ
ュリフト ヒュアヒエミ−(Zeitschrift 
fur Chemie) 、1土、 270 (197
4)に報告されており、3.5−ジメチル−4,6−シ
フエニルーテトラヒドロー2 H−1,3゜5−チアジ
アジン−2−チオンについては本発明者らにより抗高脂
血作用および、動脈壁脂質沈着防止作用を存することが
特開昭60−45515および特願昭59−13044
に報告されている更に4.6位が置換ベンゼンあるいは
ナフタレンにより置換された1、3.5−チアジアジン
−2−チオンについては抗高脂血作用のあることが本発
明者らにより特願昭59−254921に報告されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら本発明の4.6−位かへテロ芳香環で置換
されたテトラヒドロ−2H−1,3,5−チアジアジン
−2−チオンの合成は従来全くなされていない。
また、従来の技術から推測される方法、即ち、メチルア
ミンあるいはエチルアミンとへテロ環アルデヒドと二硫
化炭素との反応によっては、4.6−位かへテロ芳香環
で置換されたテトラヒドロ−2H−1,3,5−チアジ
アジン−2−チオンの合成は殆ど進まないか、全然進ま
ないことが判明した〔問題点を解決するための手段〕 本発明の化合物は、一般式(1) %式%) 〔式中、R1はメチルまたはエチルを示し、XはS、O
,N−R’または−N−CH−を示し、R2は水素また
は低級アルキルを示し、R3は低級アルキルを示す。〕
で表わされる新規な1.3.5−チアジアジン−2−チ
オン誘導体、その製造法およびこれらの化合物を含有す
る抗高脂血剤および抗菌剤に関する。
本発明の化合物は、抗菌作用、抗高脂血作用などを有し
、医薬品として有用な化合物である。
本発明に関する上記一般式CI)で表わされるチアジア
ジン−2−チオン類は、下記の反応式に従った合成法に
より合成される。
〔反応式中のR1,R2およびXの意味は、上述の一般
式(1)の説明と同意味である。〕工程Aは、−級アミ
ンと各種へテロ環アルデヒドからシッフ塩基(n)を合
成する工程であり、0〜30″にてベンゼン、トルエン
、メタノール、エタノールなどの溶媒中で反応させ、生
成する水、を共沸により留去する。
工程Bは、Aで得たシッフ塩基と二硫化炭素の環化反応
である。
本発明者はこの反応について種々検討を加えた結果、上
記の二硫化炭素を溶媒として行なう方法〔前述のヒエミ
ッシエ ベリヒテ(Che+m1scheBerich
te)、100. 1602(1967)を参照〕以外
に本反応が乾燥メタノール、乾燥エタノール、乾燥プロ
パツール等の低級アルコールあるいは乾燥アセトニトリ
ルなどの溶媒中で速やかに進行して、生成物が結晶化析
出することを見出した。この際、二硫化炭素はシッフ塩
基に対し当モルあるいは2〜3倍当量モルで間にあうこ
とを見出した。
本発明に従う薬学組成物は、本発明化合物自体あるいは
適宜の薬理的に許容される結合剤(シロップ、アラビア
ゴム、ゼラチン、ソルビット、トラガント、ポリビニル
ピロリドンなど)、賦形物(乳糖、砂糖、コーンスター
チ、リン酸カルシウム、ツルピント、グリシンなど)、
滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチ
レングリコール、シリカなど)、崩壊剤(じゃがいも澱
粉など)と混合し、粉末、顆粒、錠剤またはカプセル剤
などの形態をとることができ、経口的に投与することが
望ましい。しかしながら、もちろんこれだけに限定され
るものではなく、非経口投与の一可能性もある。たとえ
ば、カカオ脂、ポリエチレングリコール、ラノリン、脂
肪酸トリグリセライド等の油脂性基材を用いた坐剤とし
ての投与の可能性もある。
成人を治療する場合の投与量は、−日当たり0.01〜
2.0g、好ましくは0. 1〜1.5gで、−日1〜
3回投薬されるが、年齢、体重、症状などにより投与量
が増減する。
〔実施例〕 (試験例、実施例、製剤例を含む)次に試
験例と実施例を記述することにより、本発明をさらに詳
しく説明する。なお、本発明はこれら試験例または実施
例によって限定されるものではない。
試験例1.リピッドエマルジョン投与高脂血症うットに
おける作用 4週令の雄性SD系ラットを一群5〜6匹とし、毎日午
前10時に薬物を0.5%CMC懸濁液として4.0m
l/kgずつ経口投与し、30分後脂肪乳濁?&(コレ
ステロール22.5g、コール酸ナトリウム10g、シ
ョI!90 g、オリーブオイル150gに水を加え、
全量300m1とした混合乳濁液)をラット当たり2.
5ml経口投与した。3日間の試験期間中この他ラット
用固形飼料を自由に与えた。
一夜絶食後、翌朝工大静脈から採血し、血清中の総コレ
ステロールとHDL中のコレステロールを定量し、肝重
量を測定した。コントロール群には、脂肪乳濁液とCM
C水溶液のみを与えた。
血清中のコレステロールは和光純薬製コレステロール測
定キット (コレステロールC−テストフコ−)を用い
て測定した。トリグリセライドは和光純薬製トリグリセ
ライド測定キット(トリグリセライドCテストフコ−)
を用いて測定した。
以下の記述においてはコレステロールをChol。
トリグリセライドをTGと略記する。
**Chol低下率は、次式により算出した。
A:コントロール群の血清Cho I量(mg/dりB
:本発明化合物投与群の血清Chol量(mg/dり*
*TG低下率は、次式に寄り算出した。
C:コントロール群の血清TG量(mg/a)D:本発
明化合物投与群の血清TG量(lIIg/dり**肝重
量変化率は、次式により算出した。
試験結果を表1に示した。
試験例2.ダラム陰性菌とダラム陽性菌に対する抗菌作
用 標準的な試験管希釈法によりダラム陰性菌およびダラム
陽性菌に対する抗菌効果を調べた。
試験結果を表2に示した。
試験例3.急性毒性試験 ddY系マウス(一群5匹)を用いて検体のCMC懸濁
液を経口投与して、3日後の生死により急性毒性値を求
めた。実施例1.2および4の本発明化合物は300m
g/kgを経口投与しても、死亡率は0%であった。
実施例13,5−ジメチル−4,6−ジ(2−チェニル
)−テトラヒドロ−2H−1,3,5−チアジアジン−
2−チオン (以下、余白) N−チェニルメチリデン−メチルアミン6.25g(0
,05モル)を乾燥エタノール30mj!に溶解し、こ
の溶液に二硫化炭素3.8g(0,05モル)を滴下し
た。
室温にて2時間攪拌した後、更に5日間放置し、析出し
た白色結晶をろ別した。アセトニトリルより再結晶。収
量2.83g(収率:34.7%)白色結晶 実施例23,5−ジメチル−4,6−ビス(5−メチル
−2−フリル)−テトラヒドロ−28−1,3,5−チ
アジアジン−2−チオン(以下、余白) N−(5−メチル−2−フリル)−メチリデン−メチル
アミン12.3g(0,1モル)に二硫化炭素を滴下し
、攪拌した。軽い発熱がおこり、溶液は粘稠となった。
約一時間後全体が固化した。結晶を濾別し、クロロホル
ム−エタノールかう再結晶した゛。収量8.21g(収
率:51%)実施例33,5−ジメチル−4,6−ジー
4−ピリジル−テトラヒドロ−2H−1,3,5−チア
ジアジン−2−チオン (以下、余白) N−(4−ピリジルメチリデン)−メチルアミン5gと
二硫化炭素5gを混合し、還流冷却器をつけて、約2時
間加熱した。その後室温で約20日間放置し、析出した
無色プリズム晶を濾別し、クロロホルム−ヘキサンから
再結晶した。収量1g(収率:15%) 実施例1と同様にして化合物rll14. 5. 6お
よび7の化合物を合成した。
表3にこれら実施例患1〜7の化合物の収率、融点、p
mirスペクトルのδ値の主なものを示した。
次ぎに本発明の抗高脂血化合物を含有する製剤の例をし
めす。
製剤例1:錠剤 成分(4,000錠) 組  成          重 量 実施例魚2の化合物      500(g)じゃがい
も澱粉       334 カルボキシメチルセルロース  87.5ポリビニルア
ルコール     61 ステアリン酸マグネシウム   17.51.000 上記成分分量を計り、V型混合機に入れ、均一に混合す
る。この混合粉末を直接打錠法で錠剤とした。−錠当た
りの重量は250■であった。
製剤例2:カプセル剤 成分(1,000カプセル) (以下、余白) 組  成         重 量 実施例−2の化合物    250(g)オリーブ油 
        250 上記成分分量を計り、均一に混合し、500mgずつ軟
カプセルに充填、乾燥した。
製剤例3:顆粒剤 成分(1,000包) 組  成         重 量 実施例嵐2の化合物    10100(無水ケイ酸 
        80 結晶セルロース      180 乳糖           130 ステアリン酸マグネシウム  10 上記成分分量をはかり、均一に混合した後、顆粒。とじ
、1包当たり500mgとなるよう分包した。
製剤例4:坐剤 成分(1,000個) 組  成         重 量 実施例Nl12の化合物     200(g)カカオ
脂       1,000 1.200 上記成分分量をはかり、38℃で均一に融解させ、予め
僅かに冷却しておいた坐剤鋳型へ注いだ。
坐剤1個当たりの重量は1.2gであった。
(以下、余白)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はメチルまたはエチルを示し、XはS、
    O、N−R^3または−N=CH−を示し、R^2は水
    素または低級アルキルを示し、R^3は低級アルキルを
    示す。〕で表わされるテトラヒドロ−2H−1,3,5
    −チアジアジン−2−チオン誘導体。
  2. (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はメチルまたはエチルを示し、XはS、
    O、N−R^3または−N=CH−を示し、R^2は水
    素または低級アルキルを示し、R^3は低級アルキルを
    示す。〕で表わされるテトラヒドロ−2H−1,3,5
    −チアジアジン−2−チオン誘導体の製造法において、
    一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^1、R^2およびXは、一般式( I )の
    説明と同意味である。〕で表される化合物と二硫化炭素
    を反応させることを特徴とする製造法。
  3. (3)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はメチルまたはエチルを示し、XはS、
    O、N−R^3または−N=CH−を示し、R^2は水
    素または低級アルキルを示し、R^3は低級アルキルを
    示す。〕で表わされるテトラヒドロ−2H−1,3,5
    −チアジアジン−2−チオン誘導体を含有することを特
    徴とする抗高脂血剤。
  4. (4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はメチルまたはエチルを示し、XはS、
    O、N−R^3または−N=CH−を示し、R^2は水
    素または低級アルキルを示し、R^3は低級アルキルを
    示す。〕で表わされるテトラヒドロ−2H−1,3,5
    −チアジアジン−2−チオン誘導体を含有することを特
    徴とする抗菌剤。
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