JPS62193654A - 恒温槽 - Google Patents

恒温槽

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JPS62193654A
JPS62193654A JP3779886A JP3779886A JPS62193654A JP S62193654 A JPS62193654 A JP S62193654A JP 3779886 A JP3779886 A JP 3779886A JP 3779886 A JP3779886 A JP 3779886A JP S62193654 A JPS62193654 A JP S62193654A
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JP
Japan
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liquid
heat exchanger
temperature
temp
thermostatic bath
Prior art date
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Pending
Application number
JP3779886A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kato
敦之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPS62193654A publication Critical patent/JPS62193654A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、槽内の液体温度を高精度に一定保持する恒温
槽に関し、例えば、温度測定器具の検査、調整および電
気部品の温度特性の測定等の分野に利用されるものであ
る。
従来の技術 従来、この種の恒温槽として、第3図に示すような、槽
1の液体充填部に加熱器2を突設した直接加熱方式のも
のが熱効率や熱応答性が優れているために汎用されてい
る。該恒温槽では、槽本体の容器3の液体充填部3aの
側壁に、ステンレス製あるいはセラミック製の外筒にヒ
ータを収納した加熱器2を固定して液体充填部内に突出
させ、液体Aを加熱器2で直接加熱している。該液体充
填部3aには撹拌器4を設置じて液体Aの撹拌を行うと
共に、温度センサー5を設置して液体Aの温度を検知し
、その検知信号を容器3の底部に設置したコントロール
部6へ入力し、該コントロール部6で上記加熱器2を制
御することにより液体Aを恒温保持している。
−1−記の直接加熱方式では、過剰に検体が持ち込まれ
ること等により、槽内の熱バランスが急激に崩れた場合
においては、加熱器2のヒータが直接液体Δと接して効
率よく迅速に加熱しているため、安定した熱バランス状
態に迅速に復帰できる長所がある。
しかしながら、加熱器2で加熱された液体が撹拌器4で
周辺の液体と混合されないうちに検体の表面に到達し、
これが第4図に示した温度リップル(△T≠002〜0
.058C)の原因となっている。
尚、図示の実験例では液体にシリフォイルを使用してい
る。
このように直接加熱方式は、最初に設定した温度を速や
かに保持出来る点では優れているが、設定温度での温度
リップルが大きくなる傾向にあり、全体として恒温槽の
温度精度を低下させている。
上記問題は、ある程度の時間をかIJて検体の測定を行
うことが出来る場合は、温度リップルも平均化され、見
掛り」−精度良く測定できるが、製造工程で短時間で多
量の検体の測定を行4つな(jればならないことが多く
、この場合には上記温度リップルは問題となる。
定朋−の一叩峰 本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、沸点で
安定した温度を保持する有機溶媒の物性−Lの特性を利
用し、これを熱媒として用いろことにより、恒温槽内の
温度リップルを低下させろことを目的とするものである
聚叫!2購仮 本発明は上記目的を達成するため、槽内の水または有機
性の液体を加熱する手段と、該液体を撹拌する撹拌器と
、液体温度を検知する温度センサーと、該温度センサー
からの検知信号に応じて」−記加熱手段を制御するコン
トロール器とを備え、槽内の液体を恒温保持する恒温槽
において、上記加熱手段として、フッ素系または塩素系
炭化水素からなる有機溶媒を安定した沸点状態に加熱す
る外部加熱装置と、」−記恒温槽の液体充填部内に配置
する熱交換器と、該熱交換器ど外部加熱装置との間で沸
点加熱した有機溶媒を強制循環させる配管とを設けたこ
とを特徴とする恒温槽を提供するものである。
ざらに、本発明は、有機溶媒が沸点で激しく気化するた
め、上記外部加熱装置に蒸気化した有機溶媒の凝縮化を
行うための冷却式液化回収装置を組み込んだことを特徴
とする恒温槽を提供するものである。
実部 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
恒温槽本体の構成は加熱器を除いて、上記第4図に示す
従来例と同様であり、恒温槽1の本体容器3に形成した
液体充填部3aに撹拌器4および温度センサー5を配置
し、かつ容器3の底部にコントロール部6を設置してい
る。
本発明では、恒温槽Iの液体充填部3a中に熱交換器I
Oを設置すると共に、容器3と別個に外部加熱器1.1
を設け、該外部加熱器IIと上記熱交換器10とを循環
用配管12で連結しており、外部加熱器11て沸点加熱
した熱媒を配管12を通して恒温槽内の熱交換器10へ
循環させている。
上記恒温槽本体の容器3としては、外部に断熱材を取り
付けたスレンレス等の金属容器を用いている。該容器3
の液体充填部3aには、水または有機性液体Aを充填し
ており、液体の種類は検体の特性に応じて、例えば、絶
縁性が要求される場合はシリコンオイルまたはエヂレン
グリコールというように使い分けして使用している。液
体充填部3aに充填した液体Aを、撹拌器4の撹拌翼4
aをモータ4bで回転することにより撹拌混合し、液体
充填部3a内での温度分布を低下させている。
この液体充填部3aの液体Aの温度は、高精度な白金測
温抵抗体を用いた温度センサー5で検知し、その検知信
号を温度調整器からなるコントロール部6へ入力してい
る。該コントロール部6では検知温度を任意に設定した
指示温度と比較し、それに応じて上記配管12に介設し
た流M調整弁13を制御している。
上記した液体充填部3a中に設置する熱交換器10とし
て、アルミニウム、キコプロニッケルあるいはスレンレ
ス製の多段フィン状の交換器を用いている。該熱交換器
10へ沸点または共沸点に加熱した熱媒を供給する外部
加熱器11は、その熱媒充填部14に充填した熱媒I5
を下端近傍に設置したヒータ16で直接加熱しており、
該熱媒15の温度をヒータ16の上部に設置した温度セ
ンサー17で検知し、該検知信号を制御器18へ入力し
、制御器18でヒータ16を制御して熱媒15の温度を
一定に保持するようにしている。
熱媒15としては、沸点で安定した温度を示すフッ素系
または塩素系炭化水素からなる有機溶媒を用いており、
検体の測定に必要な温度に応じて選定される。尚、該熱
媒15は長期間使用するものであるから、経時的に混合
液体の構成比が変化したり或は劣化するものでは安定し
た共沸点温度が得られないため、これらの欠点を有しな
い有機溶媒を使用している。
上記熱媒I5は沸点で激しく気化するので、外部加熱器
11に冷却式液化回収装置を組み込んでいる。即ち、熱
媒充填部I4の上側部に冷却管19を組み込み、気化し
た熱媒蒸気が冷却管19の表面に接触することで凝縮液
化して回収するようにしている。該冷却管I9としては
ステンレスまたは鋼管を3段から5段スパイラル状に配
置し、5℃〜15℃の冷却水を下方より冷却水を導入し
て上方より取り出して循環させている。
上記外部加熱器11と熱交換器10との間で熱媒I5を
循環させるために、外部加熱器11の下端部に設けた熱
媒出口20と熱交換器10の下端部とを配管12aで連
通ずると共に、熱交換器10の上端と外部加熱器11に
設けた熱媒入口21とを配管12bで連通している。上
記配管20には循環用ポンプ22を介設しており、該ポ
ンプ22としては有機溶媒にも使用できるテフロン製の
渦巻ポンプを使用し、該ポンプ22により熱媒15を熱
交換器10と外部加熱器11との間で強制循環させてい
る。また、上記渦巻ポンプ22はインペラの回転数を変
えられないので、前記のように配管12bに流量調整弁
13を介設し、恒温槽7一 本体に設置′lIだコントロール部6からの出力信号に
よって開口面積を調整し、熱交換器10へ供給する熱媒
15の原型を調整している。
」−記した如く、本発明の恒温槽においては、沸点で安
定した温度を保持する有機溶媒を熱媒として用い、該熱
媒15を外部加熱器11で加熱し、沸点加熱した状態で
恒温槽1の液体充填部3aに設置した熱交換器10に流
通させているため、難しい温度コントロールをしなくて
も、有機溶媒の物性」二の特性により、液体Aは高精度
に恒温保持される。
本発明の恒温槽を用いて実験した結果、恒温槽1内の液
体A(シリコンオイル)は、第2図に示す如く、△T≠
0.001℃で、温度リップルは従来と比較して大幅に
低下した。
発明の効果 以」二の説明より明らかなように、本発明によれば、安
定した沸点状態の熱媒を外部より熱交換器に通ずことに
より、従来の直接加熱方式では押さえきれなかった温度
リップルを測定の誤差内にず一8= ることか出来る。よって、測定指定温度がある程度の範
囲で短時間に多くの検体の測定が要求される場合、精度
良く測定することが出来る効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は本発明
による恒温槽での槽内温度と測定時間の関係を示す線図
、第3図は従来例を示す断面図、第4図は従来例の槽内
温度と測定時間の関係を示す線図である。 1・・・恒温槽    3・・・容器 3a・・液体充填部  4・・・撹拌器5・・・温度セ
ンサー 6・・コントロール部10・・熱交換器   
11・・外部加熱器12・・循環用配管  13・・流
量調整弁14・・熱媒充填部  I5・・熱媒 16・・ヒータ    17・・温度センサー18・・
制御器    19・・冷却管22・・循環用ポンプ 
A・・・液体 豐g鯛翅 冑ぜ四饅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)槽内の水または有機性の液体を加熱する手段と、
    該液体を撹拌する撹拌器と、液体温度を検知する温度セ
    ンサーと、該温度センサーからの検知信号に応じて上記
    加熱手段を制御するコントロール器とを備え、槽内の液
    体を恒温保持する恒温槽において、 上記加熱手段として、フッ素系または塩素系炭化水素か
    らなる有機溶媒を安定した沸点状態に加熱する外部加熱
    装置と、上記恒温槽の液体充填部内に配置する熱交換器
    と、該熱交換器と外部加熱装置との間で沸点加熱した有
    機溶媒を強制循環させる配管とを設けたことを特徴とす
    る恒温槽。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の恒温槽において、上
    記外部加熱装置に蒸気化した有機溶媒の凝縮化を行うた
    めの冷却式液化回収装置を組み込んだことを特徴とする
    恒温槽。
JP3779886A 1986-02-21 1986-02-21 恒温槽 Pending JPS62193654A (ja)

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JP3779886A JPS62193654A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 恒温槽

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JP3779886A JPS62193654A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 恒温槽

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JPS62193654A true JPS62193654A (ja) 1987-08-25

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JP3779886A Pending JPS62193654A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 恒温槽

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113385246A (zh) * 2021-02-04 2021-09-14 唐飞鹏 一种共沸恒温加热装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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