JPS6219263Y2 - - Google Patents

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JPS6219263Y2
JPS6219263Y2 JP140183U JP140183U JPS6219263Y2 JP S6219263 Y2 JPS6219263 Y2 JP S6219263Y2 JP 140183 U JP140183 U JP 140183U JP 140183 U JP140183 U JP 140183U JP S6219263 Y2 JPS6219263 Y2 JP S6219263Y2
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JP
Japan
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cam
plate
rotation radius
base plate
lever
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JP140183U
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English (en)
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JPS59106484U (ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高所に設けられた作りつけの洋服ダ
ンスや戸棚に取り付けて、衣類の出し入れを踏台
等を用いることなく容易に行ない得るようにした
リフトハンガーに関する。
従来の上述リフトハンガーとしては、ベースプ
レートに回転自在に軸支したアームを、ケーシン
グに渦巻きバネを内装して、収納状態に起立上昇
するよう形成すると共に、この収納状態からアー
ムを上記渦巻きバネの弾力に抗して、前方へ回転
下降したとき、ストツパーが作動して衣服の装脱
を行なう使用状態となるよう構成したものが多
い。
しかし、上述構成によると、吊荷物の重量に応
じた大きい回動復原力を得ようとすると、相当に
長尺の渦巻きバネを使用する必要があるので機構
部が大型化する難点と、アームの回転に方向性が
あるので、取付勝手を右用、左用に区別する必要
があり、又ストツパー機構を別に設ける必要があ
るので構造は複雑となり、誤動作を生じ易い等、
製造、管理、使用上の問題点があつた。
そこで本考案は上述従来の問題点に鑑みて検討
の結果、略中央部に凹部を、該凹部の両側にカム
面を設けたカムプレートが、アームと一体に回転
可能なるようベースプレートに軸支され、該カム
面にローラーを介して、作用端に引張りバネを張
設したレバーを係当した構成を具備させることに
よつて、アームを時計回り方向、反時計回り方向
の何れの方向にも有効に回動できるようになし、
これにより取り付け勝手につき左用、右用の区別
を不要とし、又左用、右用の切換えの必要もな
く、かつ構造簡単で安価に製作できるようにしよ
うとするのが、その目的である。
以下本考案を図示の一実施例に基づいて詳述す
れば、第1図、第2図に示したように、戸棚1の
両側板1′、1′の内面にベースプレート2をビス
止め等により固定して、該ベースプレート2に、
ハンガーパイプ4を架設した縦装アーム3が、後
述する回動復原機構を介して前方へ回転下降可能
に、かつ収納状態に起立回動復元可能に軸支さ
れ、上記ハンガーパイプ4には、当該回動操作の
ための操作杆5が吊設されている。
上記回動復原機構6は第3図ないし第6図に示
したように、ベースプレート2の中央部にカムプ
レート7を縦装アーム3と一体に回転可能なるよ
う支軸8により軸支すると共に、レバー9を支軸
10により回転可能に軸支し、該レバー9の作用
端9aには引張りバネ11を張設して、該作用端
9a近傍に軸支したローラー12を介して上記カ
ムプレート7にレバー9を係当させてある。
上記カムプレート7の周端縁には、支軸8から
の回転半径を最小とした中央位置に、上記ローラ
ー12を係合可能とした凹部7aを、当該凹部7
aの両側に適切な曲率をもつた第1カム面7b、
第2カム面7cを夫々設けてあると共に、第1、
第2カム面の支軸からの寸法を最大とした回転半
径最大部に第1デツドポイント7d、第2デツド
ポイント7eを夫々設け、かつ当該各デツドポイ
ントの周方向に、回転半径が小さくなるよう円弧
状とした使用保持右用終端部7f、使用保持左用
終端部7gが設けてあり、さらに必要ならば各終
端部7f、7gの周方向端にバンパーストツパー
7h、7iを設けてアーム3の回転下降時、上記
ローラー12が当接するよう形成されている。
又、上記引張バネ11はローラー12が第1、
第2カム面7b、7cに力点として作用するよう
レバー9の作用端9aに張設するが、この引張り
バネ11は一端を上記作用端9aに、他端はベー
スプレート2に夫々掛止して片引きバネとしても
よく、又は図示例の如く、調整プレート16にア
ンカープレート13を上記レバー9と対向するよ
う支軸17により回転可能に軸支し、その一方の
作用端13aに引張りバネ11の他端を掛止する
と共に、その他方の作用端13bとレバー9の他
方の作用端9bを、ピン14と長孔15との係嵌
によりスライド可能に連結して連動可能に設け、
これにより両引きバネとするようにしてもよい。
又、上記アンカープレート13を移動可能なる
よう同プレート13を調整プレート16に支軸1
7にて軸支し、該調整プレート16の一端16a
を、ベースプレート2に図示の如く回転操作可能
に支軸18にて軸支した調整レバー19、又はベ
ースプレート2等に螺進退自在なるごとく螺合さ
れる図示しない調整ネジによつて、変移動するこ
とによりアンカープレート13を任意位置に調整
し、これにより引張りバネ11のテンシヨンを調
整して上記カムプレート7の回動復原力を調節で
きるように形成してもよい。
而して上記構成において、第1図に示すように
縦装アーム3を起立状態に保持する衣服収納状態
では、カムプレート7は第3図に示した向きにあ
つて、その凹部7aにレバー9のローラー12は
係合し、該ローラー12が引張りバネ11の力点
として凹部に作用するので、カムプレート7は図
示の向きに保持される為、これと一体化した縦装
アーム3は起立状態に保たれる。
第3図の収納状態から縦装アーム3を図におい
て時計回り方向へ回動すると、これと同一方向へ
カムプレート7に回転力が付与されるので、その
一方のカム面7bにローラー12は案内されて、
カムプレート7は縦装アーム3と共に時計回り方
向に回転される。
この時、カム面7bによりローラー12は外周
側へ押動力を受けるので、レバー9は引張りバネ
11の張力に抗しつゝ時計回り方向へ回転して引
張りバネ11は伸長され、回動復原力が蓄勢され
る。
更にカムプレート7が回転してその第1デツト
ポイント7dをローラー12が通過し、使用保持
右用終端部7fに係合すると、復原力は解消され
るのでカムプレート7及び縦装アーム3は第4図
の如く角度θだけ回転して、その位置に保持さ
れ、縦装アーム3の先端に架設してあるハンガー
パイプ4は第2図中二点破線で示した如く下降位
置に保持されて、衣服係脱の使用可能状態とな
る。
又、上述収納状態から縦装アーム3を反時計回
り方向に回転し、カムプレート7に上記方向の回
転力が与えられると、上述と同様にしてカムプレ
ート7は反時計回り方向へ回転するから、凹部7
aに係合していたローラー12は他方の第2カム
面7cに案内され、上述と同様にレバー9は時計
回り方向へ回動して引張りバネ11は伸長され、
回動復原力が蓄勢されて、更に回転されることで
ローラー12は使用保持左用終端部7gに係合
し、アーム3は第5図に示した如く角度θ′だけ
回転した位置に保持される。
又、上述使用状態から縦装アーム3を僅かに回
動上昇させると、ローラー12はカムの第1、第
2デツトポイント7d又は7eを越えるので、そ
れ以後は引張りバネ11に蓄勢された回動復原力
がローラー12を介してカム面7b又は7cに作
用することゝなり、そのカム面形状によりカムプ
レート7は第3図の向きに自動的に回動復帰され
るから、縦装アーム3は起立状態に回動上昇して
復原され、収納状態となる。
以上説明したように本考案に係るリフトハンガ
ーによれば、ベースプレート2に、カムプレート
7を回転自在なるよう軸支し、このカムプレート
7に、上端側にハンガーパイプ4が横設された縦
装アーム3の下端側を固設すると共に、前記ベー
スプレート2に一端を枢着したレバー9の作用端
9aと同上ベースプレートとの間にあつて引張り
バネ11を張設することにより、当該レバー9の
力点に設けたローラー12を、上記カムプレート
7の周端縁に転動自在なるよう圧接し、当該周端
縁には、その回転半径最小部に前記縦装アーム3
が起立状態にあるとき上記ローラー12が圧接係
合する凹部7aを設け、当該凹部7aの両側に
夫々次第に回転半径を大きく形成した第1カム面
7bと第2カム面7cとを連設すると共に、当該
第1、第2カム面7b、7cの各回転半径最大部
から、回転半径を小さくすることで、夫々第1、
第2デツドポイント7d、7eを形成すると共
に、これら各デツドポイントまで縦装アーム3が
夫々左右に回転降下したとき、前記ローラー12
が上記の第1、第2デツドポイント7d、7eを
乗り越えて圧接静置される夫々使用保持右用終端
部7f、使用保持左用終端部7gを連設してなる
ものであるから、上記カムプレート7の凹部7a
にローラー12を係合した状態でアーム3が起立
する衣服収納状態に予め設定して設けておくこと
によつて、当該縦装アーム3を右回転、左回転何
れの方向にも回転下降することができて、かつ凹
部7aの両側に夫々設けた第1、第2カム面7
b、7cにより、縦装アーム3の回転下降時に引
張りバネ11に蓄勢される回動復原力によつて左
右何れの方向に回転下降した時も回転上昇復帰さ
せ得るので、取り付け勝手を右用、左用に区別す
る必要がなくなり、使用上、管理上の有用性を高
め得ると共に、特別に右用、左用に切換える為の
機構やストツパーなども必要としないので構造簡
単にして小型に、かつ安価に製作できて、しかも
誤動作による部材の破損等の問題も解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係るリフトハンガー
の一使用状態を夫々示した正面図と中央縦断側面
図、第3図ないし第5図は同リフトハンガーにお
ける回動復原機構を夫々示したもので、第3図は
その衣服収納状態の縦断正面図、第4図はその縦
装アーム右回転下降状態の縦断正面図、第5図は
その縦装アーム左回転下降状態の縦断正面図、第
6図は同回動復原機構の一部拡大縦断側面図であ
る。 2……ベースプレート、3……縦装アーム、7
……カムプレート、7a……凹部、7b……第1
カム面、7c……第2カム面、7d……第1デツ
ドポイント、7e……第2デツドポイント、7f
……使用保持右用終端部、7g……使用保持左用
終端部、9……レバー、9a……レバーの作用
端、11……引張りバネ、12……ローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースプレートに、カムプレートを回転自在な
    るよう軸支し、このカムプレートに、上端側にハ
    ンガーパイプが横設された縦装アームの下端側を
    固設すると共に、前記ベースプレートに一端を枢
    着したレバーの作用端と同上ベースプレートとの
    間にあつて引張りバネを張設することにより、当
    該レバーの力点に設けたローラーを、上記カムプ
    レートの周端縁に転動自在なるよう圧接し、当該
    周端縁には、その回転半径最小部に前記縦装アー
    ムが起立状態にあるとき上記ローラーが圧接係合
    する凹部を設け、当該凹部の両側に夫々次第に回
    転半径を大きく形成した第1カム面と第2カム面
    とを連設すると共に、当該第1、第2カム面の各
    回転半径最大部から、回転半径を小さくすること
    で、夫々第1、第2デツトポイントを形成すると
    共に、これら各デツトポイントまで縦装アームが
    夫々左右に回転降下したとき、前記ローラーが上
    記の第1、第2デツトポイントを乗り越えて圧接
    静置される夫々使用保持右用終端部、使用保持左
    用終端部を連設してなるリフトハンガー。
JP140183U 1983-01-10 1983-01-10 リフトハンガ− Granted JPS59106484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP140183U JPS59106484U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 リフトハンガ−

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JP140183U JPS59106484U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 リフトハンガ−

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Publication Number Publication Date
JPS59106484U JPS59106484U (ja) 1984-07-18
JPS6219263Y2 true JPS6219263Y2 (ja) 1987-05-18

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ID=30133130

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JPS59106484U (ja) 1984-07-18

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