JPS62184859A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPS62184859A
JPS62184859A JP2741086A JP2741086A JPS62184859A JP S62184859 A JPS62184859 A JP S62184859A JP 2741086 A JP2741086 A JP 2741086A JP 2741086 A JP2741086 A JP 2741086A JP S62184859 A JPS62184859 A JP S62184859A
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JP
Japan
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ink
light
recording head
ink chamber
introducing
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Application number
JP2741086A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Kamiyama
神山 三明
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14016Structure of bubble jet print heads
    • B41J2/14088Structure of heating means
    • B41J2/14104Laser or electron beam heating the ink
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/135Nozzles
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    • B41J2002/14169Bubble vented to the ambience

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばインクに光を照射して加熱し、イン
ク内部に生じる気泡の圧力により、インクを吐出させる
インクジェット方式の記録″Jt[に関する。
(従来の技+I#) 周知のように、記録方式としては、インパクト方式、ノ
ンインパクト方式が提案されている。
このうち、ノンインパクト方式には、電子写真方式、静
電方式、サーマル方式、インクジェット方式等がある。
中でも静粛、且つ低パワー、小型化、カラー化が容易で
、しかも各構成要素が安価であるという利点を多数兼ね
備えたインクジェット方式は非常に優れた記録方式であ
る。
一般に、インクジェット方式は、微少なインク滴を毛細
管ノズルから噴出させることによって記録用紙に印字す
る方式であり、インク室内の圧電素子の振動を利用して
インク液の圧力を瞬間的に高めてノズルよりインクを噴
出させる方式(特開昭48−9622号)、あるいはイ
ンク室内に発熱素子を設けてインク室内に気泡を発生さ
せてインクの圧力を上昇させてインクをノズルから噴出
させる方式(特公昭56−9429号)等が提案されて
いる。これらはインクを必要な時だけ噴出させるオンデ
マンド方式と呼ばれるものであり、無駄なインクの消費
がなく、記録スピードも比較的速い特徴を有している。
しかし、この反面、ノズルの孔加工やインク室内への圧
電素子や発熱素子の配設等、記録ヘッドの製作が?!雑
で、コストが高いものであった。しかも、消費電力が多
いため、印字コストが高くなるものであった。
しかし、記録速度の点において、上記方式はインクジェ
ット方式の中では高速化に適している。
しかし、これとても電子写真方式に比べれば、極めて不
利なことは否めない。また、上記方式では、装置の長期
間休止によるノズルの目詰まりという問題が解決されな
いままであった。
そこで、上記のようなノズルを使用せずにインりを飛翔
させて記録を行う手段が特開[5−132031に開示
されている。これはインク液面下に発熱素子を設けて急
激な加熱を行うことにより、インク内に気泡を発生させ
、この気泡の破裂に伴う衝撃により、液面からインクを
飛翔させるものである。この方式ではインクの目詰まり
という問題は本質的に発生しないが、インクの蒸発によ
る環境汚染や装置構造上の制約が多く、運搬、移動に伴
うインクのこぼれ等の問題を有している。
さらに、インクの減少に伴いインクの液面と記録用紙と
の距離を一定に保持することが困難なため、インク滴の
状態が不安定となり易いものであった。
また、こようにノズルを使用せず、インク液中に加熱に
よる気泡を発生し、この気泡の破裂による飛沫を液面近
傍に配設された記録用紙に飛翔させて記録する方式の他
の例としては、赤外線をインク液中に集束させて加熱す
る方法が特開昭52−102039号に開示されている
。この方法は前述した特開昭51−132036号に比
べて、加熱効率が格段に向上するものの、上記した問題
点が残されたままである。また、この場合、深い容器を
用いているため、液中で発生された気泡が表面に浮上し
て破裂するまでに液の流れや、装置の揺動により、所定
位置よりずれてしまい、気泡を所望の位置で破裂させる
ことが困難なものであった。また、この方式はインク液
その@のに光線を吸収させようとするものであり、液溜
りで光が集束するまでにの途中で吸収されてしまい気泡
の発生効率が悪化するか、気泡の発生位置が不安定とな
る欠点も有している。これは液温か経時的に上昇される
ことにもよるし、インクの流れ渦の発生やインク自身の
吸光特性によっても変化する。
また、この方式では、光線を吸収しにくい色のインク、
例えば赤インク等では加熱効率が悪いため、気泡が発生
しにクク、実質的には、黒インクのみしか用いることが
できないものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の加熱による気泡の破裂を利用した
インクジェット記録装置は、ノズルの目詰まりが生じ易
いとともに、供給するエネルギーに比べて気泡の発生効
率が良好でなく、しかも、インクと記録用紙の相互間隔
を保持するため、装置の設置位置に制約を受けるもので
あった。
この発明は、上記問題点を解決するものであり、ノズル
の目詰まりが生じ難いとともに、供給するエネルギーに
対して気泡の発生効率が良く、しがも、消費電力が少な
く、高速印字が可能で、装置の設置場所に制約を受ける
ことがないインクジェット記録装置存李緋÷→(1湾ヰ
半を提供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、例えば複数のインク吐出孔を有し内部にイ
ンクが収容されるインク室と、このインク室に光を導入
する光導入部材とからなる記録ヘッドと、この記録ヘッ
ドの前記インク室内部にインクを供給するインク供給手
段と、画像信号に応じて変調された光を前記記録ヘッド
の光導入部材に照射し、前記インク室内のインクを加熱
して気泡を発生させ、この気泡の破裂により前記吐出孔
よりインクを吐出させる光照射手段とから構成されてい
る。
(作用) この発明は、光照射手段より発生される、画像信号応じ
て変調された光を、光導入手段を介して、複数のインク
吐出孔が形成されたインク室に照射することにより、イ
ンク室内のインクを加熱し、このインク内部に発生され
る気泡の圧力により、前記インク吐出孔よりインクを吐
出させ、この吐出されたインクを対向して配設された記
録材゛に転移して画像を形成するようになっている。、
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において、装置本体11の側部には、プラテンロ
ーラ12が設けられ、このプラテンローラ12には、ロ
ール状に巻回された記録用fa13か巻回されている。
この記録用紙13は前記プラテンロー512、搬送ロー
ラ対14.15が駆動されることにより、図示矢印方向
に移動されるようになっている。この移動された記録用
紙13は、装置本体11に設けられた排紙トレイ16に
出力されるようになっている。
一方、装置本体11の内部には、同一構成で、例えば赤
、緑、青、黒等の異なる色のインクが収容された複数の
記録ヘッドカートリッジ201〜204が設けられてい
る。これら記録ヘッドカートリッジ201〜204は手
動、あるいは自動的に選択されるようになっており、選
択された記録ヘッドカートリッジは、前記プラテンロー
ラ12に対向配置されるようになっている。この記録ヘ
ッドカートリッジ201と記録用紙13との距離は、例
えば0.5〜3++unに設定されている。
また、装置本体11の内部で、前記プラテンローラ18
と対向する位置には、選択されている記録ヘッドカート
リッジ20sにレーザー光を照射する光照射手段21が
設けられている。この光照射手段21において、レーザ
ー光源22は、例えば炭酸ガスレーザー装置であり、こ
のレーザー光源22より発生されたレーザー光は、音響
光学素子23に供給される。このMW光学素子23には
、印字出力すべき画像信号が供給されており、この画像
信号に応じて、入力されたレーザー光が変調されるよう
になっている。この変調されたレーザー光は、例えばビ
ーム整形のための光学装置24を介して回転鏡装置25
に入射される。この回転鏡vtM25は、図示せぬ駆動
装置により回転される周知の多面鏡からなり、この多面
g=より、反射されたレーザー光は前記記録ヘッドカー
トリッジ201の長手方向(水平方向)に走査される。
この回転鏡装置25により反射されたレーザー光は、例
えば光学レンズ26を介して前記記録ヘッドカートリッ
ジ201の背面に照射される。また、前記レーザー光源
22と音響光学素子23との間には、放熱シャッタ27
が挿入可能とされており、この放熱シャッタ23により
、非画像形成時レーザー光が遮蔽されるようになってい
る。
次に、前記記録ドカートリッジ201〜204について
説明する。この記録ヘッドカートリッジ20r〜204
は前述した如く、同一構成であるため、記録ヘッドカー
トリッジ201についてのみ説明する。
第2図乃至第4図において、記録ヘッドカートリッジ2
01はヘッド基板20a、多孔120bからなる記録ヘ
ッド20C1およびこの記録ヘッド20cにインクを供
給するインクカートリッジ20dから構成されている。
即ち、前記ヘッド基板20aは厚さ約0.5 u+の透
光性、耐熱性ガラスからなり、このヘッド基板20aの
正面部には、多孔板20bが設けられている。この多孔
板20bは、例えば厚さ20〜50ミクロンのニッケル
板からなり、その背面部には、多孔板20bをヘッド基
板20aに接着した状態において、インクが収容される
凹状のインク室20eが設けられている。また、この多
孔板20bの幅方向上方には、長手方向に沿って、前記
インク室、20eに連通された複数のインク吐出孔2O
fが設けられている。
このインク吐出孔2Ofは、直径が例えば60ミクロン
で、10個/mmのピッチで一列に設けられている。ま
た、前記インク室20eの内部には、前記各インク吐出
孔2Ofの相互間に位置して、隔壁2C1が設けられて
いる。この隔壁2C1は、多孔板20bがヘッド基板2
0aに接着された状態において、ヘッド基板20aに当
接されるようになっており、各インク吐出孔2Ofをほ
ぼ仕切るようになされている。また、第4図<a)に示
す多孔板20bの背面部と、ヘッド基板20aの表面部
との距1i1aは、30〜700μmに設定されている
。この距離Iaは、インク吐出孔20rより吐出される
インクの量、あるいはインクの加熱特性に応じて設定さ
れる。
さらに、前記各インク吐出孔2Ofと対向するヘッド基
板20aの表面部には、光吸収膜20hが設けられてい
る。この光吸収膜20hは、例えばワニス状ポリイミド
前駆体(BPDA型ポリアポリアミック酸溶液−ボンブ
ラック、二酸化マンガン、あるいはランタン・コバルト
オキサイド等の黒色粉末を50〜75重聞パーセント分
散させた液を、前記ヘッド基板20aに2〜10μmの
厚さに塗布した後、450℃に加熱することにょリ1q
られる。また、光吸収I! 20 fiの他の例として
は、金、白金等をコロイド粒子状に成模してなる金ブラ
ック、あるいは白金ブラック等を前記ポリイミド樹脂で
保護コートしても良い。さらに、イオンスパッタリング
法等の技術を用いて、ヘッド基板20aに黒色の酸化膜
を形成するようにしてもよい。このようにして設けられ
た光吸収膜20hに前記光照射手段21より照射された
レーザー光が入射される。
一方、ヘッド基板20の背画部下方には、前記インク室
20eに連通された取着部20iが設けられており、こ
の取着部201に前記インクカートリッジ20dが取着
されるようになっている。
このインクカートリッジ20CIは、例えばゴム等の弾
性部材により構成されており、内部に市販のインクジェ
ット記録用の水性インク20jが収容されている。この
インク20jは、フィルタ20kを介して、前記インク
室20eに供給されるようになっている。
また、第2図(b)に示す如く、ヘッド基板20aの背
面で、レーザー光の走査開始位置近傍には、反射部材2
0mが設けられ、この反射部材20mの近傍には1例え
ばPINフォトダイオードからなる受光部材2Onが設
けられている。そして、走査開始時に先ず、レーザー光
がこの反射部材20mに照射され、この反射部材63に
より反射されたレーザー光が前記受光部材2Onによっ
て受光されるようになっている。この受光部材2Onの
出力信号は図示せぬ制御部に供給され、印字開始タイミ
ング等の同期信号として使用される。
次に、上記構成の記録ヘッドを用いて記録原理について
説明する。
第5図(a)に示す如く、インク室20eの内部には、
インク20jが充填されている。この状態において、同
図(b)に示す如く、ヘッド基板20aの光吸収11!
20hの部分に光照射手段21より、レーザー光が照射
されると、この光吸収膜20hの表面に118するイン
ク20jが加熱される。そして、はぼ100℃となると
、インク20j内に気泡201が発生し、この気泡20
+の圧力により、インク吐出孔2Ofより、インク20
jが吐出を開始する。この状態において、さらに、イン
ク20jが加熱されると、前記気a201が急激に成長
し、その圧力により、インク吐出孔2Ofよりインク2
0jが同図(c)(d)に示す如く吐出され、インク滴
が近傍に配設された記録用紙13に転移される。この後
、レーサー光の照射が終了されると、インク20jは冷
却され、同図(d)に示す如く、前記気泡201は消滅
される。この状態において、インク室20eの内部は吐
出されたインク滴の容積対応して負圧状態となる。この
ため、前記インクカートリッジ20dが大気圧により圧
縮され、インクカートリッジ2Od内のインク20jが
、自然にインク室20eの内部に供給される。
上記のようにして、画像信号に応じて変調されたレーザ
ー光を、インク吐出孔2Ofに沿ってヘッド基板20a
に照射することにより、インク吐出孔2Ofより、順次
インクが吐出され、このインクにより、記録用紙13上
に画像を形成することができる。
また、色分解された画像信号によって上記のように記録
を行い。−色のインクによる記録が終了した後、前記記
録ヘッドカートリッジ201〜204を交換するととも
に、記録用紙13を記録開始位置に復帰して記録を繰返
すことにより、カラー画像を形成することが可能である
尚、インクの吐出に伴い小インク滴が生じる場合がある
が、記録ヘッド20cと記録用紙13近接しているため
、画質の低下はほとんど生じない。
また、この実施例の場合、1ドツト当り20〜40エル
グのエネルギーによりインクを吐出させることができる
ため、数ワット程度の出力のレーザー光源で実施するこ
とが可能である。しかも、インク室2Oe内のインクは
、前記エネルギーのレーザー光を1 Ps〜0,1μS
程度照射照射することにより加熱される。このため、例
えば10本/mmの記録密度で、A4サイズの画像を毎
秒10枚から100枚程度形成することが可能である。
記録速度の上限は、ヘッド基板20aの蓄熱により、熱
F!I歴と称する記録特性が変化することにより制約を
受けるが、ヘッド基板20aの放熱を良好とすれば、記
録速度をざらに高速化することが可能である。
上記実施例によれば、インク吐出孔2Ofが設けられた
多孔板20bは、極く簿い金属板によって構成されてい
る。したがって、インク吐出孔2Ofにインクの目詰ま
りが生じ難いものであり、また、詰まった場合において
も若干の圧力を加えることにより、解消することが可能
であり、取扱いが容易なものである。
また、インク室20eを構成する多孔板20bの背面部
と、ヘッド基板20aの表面部との距離1aは極く狭く
、この間に収容されているインク20jをレーザー光で
加熱するようにしているため、極めて短い時間でインク
20jを加熱し、気泡を発生させることが可能である。
したがって、従来のように途中のインク層で光が吸収さ
れたりしないため、照射した光エネルギーに対応して、
効率良(気泡を発生することができるとともに、印字速
度を従来に比べて格段に高速化することが可能なもので
ある。
さらに、インク室2Oe内のインク20jを、効率良(
加熱することができるため、従来の発熱素子を用いた方
式に比べて、必要なエネルギーを大幅に削減することが
可能であり、また、従来のレーザー光を用いた方式に比
べても、レーザー光の損失が少ないため、消1R電力を
低減することが可能である。
また、インク20jはインク室20eの内部に収容され
、インク吐出孔2Ofの部分のみが記録用紙13に対峙
されているため、記録ヘッド20Cのインク20jと、
記録用紙13との距離を、常に一定に保持することが可
能なものであり、吐出されたインクの転移が確実に行な
われる利点を有している。しかも、インク20jは、イ
ンク室20e、インクカートリッジ2Od内に収容され
ているため、装置本体の設置位置に制約を受けることが
なく、且つ、インク室20eにはインクカートリッジ2
0dより、自動的にインク20jが供給されるため、極
めて便利なものである。
さらに、記録ヘッド20Cとインクカートリッジ20d
を一体化して、記録ヘッドカートリッジを構成している
ため、装置本体11に対して着脱が極めて容易なもので
ある。
また、記録ヘッドカートリッジ2o!〜204の製造コ
ストは、従来の発熱方式に比べて実に50分の1以下と
いう楊めて低コスト化が可能であり、経済的に大変有利
なものである。
さらに、ヘッド基板20aにおけるレーザー光の入射位
置に対応するヘッド基板20aの表面には、光吸収膜2
0hを設けているため、光の吸収効率が良好であるとと
もに、光の吸収効率が低い黄色等の色のインクも効率良
く加熱することが可能である。
また、インク室20eの内部には、隔壁20 。
が設けられ、これら隔壁2C1により、インク吐出孔2
Ofが仕切られている。したがって、隣接する位置に生
じた気泡によるインクの吐出を防止することが可能なも
のである。
次に、この発明の他の実施例について説明する。
上記実施例では、ヘッド基板20aの取着部20iに、
インクカートリッジ20dを取着したが、例えば第6図
に示す如く、インクを大容量のインク容器61に収容し
、このインク容器61のバイブロ2を、ヘッド基板20
aの取着部201に取着するようにしてもよい。このよ
)な構成とすれば、インクの容aを増加することが可能
であるため、大量の記録を行うことが可能である。
また、第7図は、ヘッド基板20aのレーザー光入射部
に集光レンズ20pを設けたものである。
このような構成とすれば、光吸収11120hに対する
エネルギー密度を高めることが可能であるため、さらに
、インク20jの加熱効率を向上することが可能である
また、上記実流例では、多孔板20bとヘッド基板20
aを平行に設けたが、これに限定されるものではない。
即ち、第8図において、例えばアルミニウム、あるいは
真ちゅう等の熱伝導性が良好な金属からなる基体81に
は、所定間隔離間して複数のインク吐出孔82が設けら
れた多孔板82が設けられ、これら基板81および多孔
板82の上方に形成された開口部を閉塞するように、例
えば透光性のガラスからなるヘッド基板83が設けられ
ている。
そして、これら基板81、多孔晩82、ヘッド基板83
によりインク室85が構成されている。また、ヘッド基
板84のインク苗85内面部には光吸収膜86が設けら
れている。さらに、前記基板81の背面部には、例えば
ゴム製のインクカートリッジ87が取着されている。こ
のインクカートリッジ87と、前記インク室85とは、
基板81に設けられた透孔88により連通されており、
前記インクカートリッジ87に収容されたインク89は
この透孔88を介してインク室85に供給されるように
なっている。尚、基板81の下面部には、例えばスポン
ジ等からなるインク吸収部材90が設けられている。ま
た、インク室85の内部には、各インク吐出孔82を仕
切る図示せぬ隔壁が設けられている。
このような構成において、前記ヘッド4板84にレーザ
ー光が照射されると、その照射1に対応するインク89
が加熱され、気泡が発生される。
この気泡の成長に伴いインク89がインク吐出孔82よ
り吐出され、図示せぬ記録用紙に転移されて画像が形成
される。
このような構成によれば、ヘッド基板84が金WA製の
基板81に設けられているため、ヘッド基板84に生じ
た熱を基板81に放熱することが可能であり、ヘッド基
板84を効率良く冷却することが可能であり、記録速度
を高速化することが可能である。
また、基板81の背面部全てを、インクの収容部とする
ことが可能であるため、大容量のインクを収容すること
が可能である。
また、上記実施例では、ヘッド基板20a184を透光
性としたが、これに限定されるものではなく、非透光性
であっても、レーザー光が照射されることにより、イン
ク吐出孔に対応する位置のインクを選択的に加熱可能な
ものであれば良い。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、インクの目詰
まりが発生し難くいとともに、気泡の発生効率が良く、
しかも、消費電力が少なく、高速印字が可能で、装置の
設置場所に制約を受けることがないインクジェット記録
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第1図は
インクジェット記録装置の構成を示す側断面図、第2図
乃至第4図は記録ヘッドカートリッジを示すものであり
、第2図(a)(b)はそれぞれ異なる方向より見た斜
視図、第3図(a)は側断面図、同図(b)は分解して
示す側断面図、第4図(a)は側断面図、同図(b)は
多孔板の構成を示す要部の背面図、第5図は記録原理を
説明するために示す図、第6図乃至第8図はそれぞれこ
の発明の他の実施例を示すものであり、第6図は斜視図
、第7図は要部の側断面図、第8図は側断面図である。 11・・・装置本体、13・・・記録用紙、201〜2
04・・・記録ヘッドカートリッジ、20a、84・・
・ヘッド基板、20b、83・・・多孔板、20c・・
・記録ヘッド、20d、87・・・インクカートリッジ
、20e、85・・・インク室、2Of、82・・・イ
ンク吐出孔、2C1・・・隔壁、20h、86・・・光
吸収膜、20j、89・・・インク、20m・・・反射
部材、20n・・・受光部材、2C)p・・・集光レン
ズ、21・・・光照射手段、22・・・レーザー光源、
23・・・音響光学素子、25・・・回転鏡装置、81
・・・基板。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 h (a)         20c 第2図 第3図 (a) (b) 第4図 (a)      (b)        (c)第5

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のインク吐出孔を有し内部にイ ンクが収容されるインク室と、このインク室に光を導入
    する光導入部材とを具備したことを特徴とする記録ヘッ
    ド。
  2. (2)前記光はレーザー光であることを特 徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録ヘッド。
  3. (3)前記インク室には各吐出孔を仕切る 隔壁が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の記録ヘッド。
  4. (4)前記光導入部材は透光性を有してい ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録ヘ
    ッド。
  5. (5)前記インク室内部で、前記光導入部 材により光が入射される部分には光吸収材が設けられて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録
    ヘッド。
  6. (6)前記光導入部材の光入射部には集光 レンズが設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の記録ヘッド。
  7. (7)前記光導入部材の光入射部端部には、光反射部材
    が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の記録ヘッド。
  8. (8)複数のインク吐出孔を有し内部にイ ンクが収容されるインク室と、このインク室に光を導入
    する光導入部材と、画像信号に応じて変調された光を前
    記光導入部材に照射し、前記インク室内のインクを加熱
    して気泡を発生させ、この気泡の圧力により前記吐出孔
    よりインクを吐出させる光照射手段とを具備したことを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  9. (9)前記光はレーザー光であることを特 徴とする特許請求の範囲第8項記載のインクジェット記
    録装置。
  10. (10)前記インク室には各吐出孔を仕切る隔壁が設け
    られていること特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    インクジェット記録装置。
  11. (11)前記光導入部材は透光性を有していることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載のインクジェット記
    録装置。
  12. (12)前記インク室内部で、前記光導入部材により光
    が入射される部分には光吸収材が設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第8項記載のインクジェット
    記録装置。
  13. (13)前記光導入部材の光入射部には集光レンズが設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第8項記
    載のインクジェット記録装置。
  14. (14)前記光導入部材の光入射部端部には、光反射部
    材が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載のインクジェット記録装置。
  15. (15)複数のインク吐出孔を有し内部にインクが収容
    されるインク室と、このインク室に光を導入する光導入
    部材と、前記インク室内部にインクを供給するインク供
    給手段とを具備したことを特徴とする記録ヘッドカート
    リッジ。
  16. (16)前記光はレーザー光であることを特徴とする特
    許請求の範囲第15項記載の記録ヘッドカートリッジ。
  17. (17)前記インク室には各吐出孔を仕切る隔壁が設け
    られていること特徴とする特許請求の範囲第15項記載
    の記録ヘッドカートリッジ。
  18. (18)前記光導入部材は透光性を有していることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項記載の記録ヘッドカー
    トリッジ。
  19. (19)前記インク室内部で、前記光導入部材により光
    が入射される部分には光吸収材が設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第15項記載の記録ヘッドカ
    ートリッジ。
  20. (20)前記光導入部材の光入射部には集光レンズが設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第15項
    記載の記録ヘッドカートリッジ。
  21. (21)前記光導入部材の光入射部端部には、光反射部
    材が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    15項記載の記録ヘッドカートリッジ。
JP2741086A 1986-02-10 1986-02-10 インクジエツト記録装置 Pending JPS62184859A (ja)

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DE19873702643 DE3702643A1 (de) 1986-02-10 1987-01-29 Tintenstrahlschreiber sowie schreibkopf und schreibkopfkassette dafuer
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021512809A (ja) * 2018-01-27 2021-05-20 ヘリオソニック ゲーエムベーハー レーザー印刷プロセス
US11932041B2 (en) 2018-03-12 2024-03-19 Heliosonic Gmbh Laser printing process

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