JPS621833A - P↓b糸金属超電導材の製造方法 - Google Patents

P↓b糸金属超電導材の製造方法

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Publication number
JPS621833A
JPS621833A JP14130685A JP14130685A JPS621833A JP S621833 A JPS621833 A JP S621833A JP 14130685 A JP14130685 A JP 14130685A JP 14130685 A JP14130685 A JP 14130685A JP S621833 A JPS621833 A JP S621833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting
thickness
type
superconducting material
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP14130685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Nishi
義武 西
Iku Mikaki
三ケ木 郁
Hisao Endo
遠藤 尚夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOKOBORI TEIJI
Original Assignee
YOKOBORI TEIJI
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Publication date
Application filed by YOKOBORI TEIJI filed Critical YOKOBORI TEIJI
Priority to JP14130685A priority Critical patent/JPS621833A/ja
Publication of JPS621833A publication Critical patent/JPS621833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、Pb系金属超電導材の料に関する。
〔従来の技術〕
液体急冷凝固法により形成された金属材料は。
その特性が向上することが知られている。
金属の超電導特性(極低温下で電気抵抗がほぼゼロとな
る特性)においては、例えば、Be。
AJI、Gaを、気体又は液体より急冷して得た材料で
は超電導臨界温度Tcが大幅に上昇し、BeではTcが
9.95Kにも達することが報告されている(C,G、
GranqviSt  andT、C1aeson、Z
、Phy、B20(1973)72.)、Lかしながら
、これによる超電導材料では、短時間に最大数ルmの厚
さのものしか得られず、このため、格子欠陥が表面から
抜けやすい、したがって、理論的(W、L。
McMi 1lan:phys、Rev、167(19
68)331参照)に予測されるTcを今まで見出すこ
とができなかった(本発明によれば、短時間に数100
ルmから数mm厚さの材料の形成が容易であるため、急
冷により導入された格子欠陥が抜けず、Tcが理論に近
い値を示すことができた)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、従来の方法により得られた超電導材料は
、形成される材料厚さに制限があり、又臨界温度を上昇
させるには限度があった。
一方、実験的に(K、Knorv  and  N。
Barsh:J、Low  Temp、Phys。
4 (1971)469参照)、Pbのカップリングコ
ンスタントとデバイ温度が格子欠陥の多量に含んだ試料
程大きくなり、これを理論式(W。
L 、 M c M i l l a n : P h
 y s 、 Re v 。
167 (1968)331参照)に代入すると超電導
臨界温度Tcを高くする可能性が予測できる。
本発明は、Pb系金属の超電導特性を大巾に向上させる
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による超電導材の製造方法は、Pb系金属を加
熱溶融し、この溶融金属材料を急冷凝固させるものであ
る。この方法によれば、10pm〜3mmの厚さ範囲に
おいて好ましい超電導特性を示す材料が得られる。
本発明において、Pb系金属とは、市販の98%〜99
.8%程度の金属をいう、なお、pb金合金は、不純物
として銅等を10at%添加した場合、超電導特性は低
いが同様の現象が見られる。
急冷速度は、形成される超電導材の厚さを変え+す ることにより制御でき、約10 −約10 + 7K 
/ s e c、とくに、約103〜約105に/Se
cにおいて良好な結果が得られる。後者の場合、形成さ
れる超電導材の厚さは100μ、 m −6O0JL瓜
である。
〔作用〕
第1図は、本発明にしたがって作成されたpb超電導材
、従来のPb超電導材及び参考例としてのPb−56a
t%Bi合金の特性を比較したグラフである0図におい
て、縦軸は臨界電流密度Jc、横軸は超電導臨界温度T
c(絶対温度)を示し、0印のカーブは、液体急冷によ
り112gm厚さに形成された本発明による超電導材。
Δ印のカーブは150JLmの厚さを有する、焼鈍処理
された従来のpb超電導材、0印カーブは、液体急冷に
より180JLm厚さで、形成されたPb−56at%
Bi合金である。
図から明らかなように、本発明により液体急冷処理され
たPbは、従来の焼鈍pbに比較して高いTcとJcを
有している。また、参考例としてのPb−B1合金を比
較した場合、温度上昇に伴なうJcの低下率が小さく、
高温域で高いJcを有することがわかる。すなわち、高
温でも超電導現象が見られるため、一般に言われている
高いTcを持つ物質であることがわかる。
第2図は、急冷凝固速度を決定する要素の関係を示すグ
ラフである0図において縦軸はm層欠陥率αを示す、α
が大きくなるほど材料中に存在する欠陥の量が多く、原
子配列の不規則性が増大する。横軸は材料厚さを示し、
この値が小さくなるほど冷却速度が大となる。8I層欠
陥率は、材料厚さが200 Bm乃至400μmの範囲
で最大を示し、これより厚い場合及び薄い場合は低下す
る傾向にある。これは、400μm以上の場合は凝固時
に冷却速度が遅いため、欠陥が導入され難く、200 
gm以下の場合は材料が薄いため格子欠陥の残留が難し
くなるためと考えられる(J、W、Christian
  and  V、Vttek。
Rap、Prog、Phys、、33,307(197
0)参照)。
つぎに本発明の好ましい実施例を述べる。
〔実施例1〕 99.9%pbを石英管中に入れ、Ar−5%H2ガス
中で赤外線加熱炉により加熱溶融させ、溶融したpbを
、双ピストン・アンビル型急冷凝固装置中で急冷凝固さ
せ、厚さ4001Lmのディスク状材料を得た。この際
の冷却速度は約6X103に/secであった。金−鉄
−クロメル熱電対により温度を測定し、四端子電気抵抗
法により電流、電圧、抵抗を測定した。これらの結果か
ら臨界電流密度Jcを導出し、さらに、超電導臨界温度
TcをJcの温度変化から算出した。Tcは、Jcが7
XIO3A / m’のとき19.4に、Jcが3X1
05A / m’ (7)とき13にであった。
〔実施例2−10) 材料の厚さを変えることにより冷却速度を変えた以外は
実施例1と同様の操作をおこなった。
結果を第1表に示す。
〔実施例11) 材料としてPb−10at%Cuを用い、その厚さを2
207tmとした以外は実施例1と同様の操作をおこな
った。この場合の冷却速度は約10 ’ K / s 
e cであった。得られた超電導臨界温度は、Jcが1
0’A/rrfで15.6にで、Jcが3X10”A/
ゴで7にであった。低電流ではCu添加によるTcの低
下が見られないが、高電流のTcはCu添加によりかな
り低下する。
〔効果〕
第3図は、本発明によって作成された純pbの特性図で
あり、縦軸は臨界温度Tc、横軸は材料厚さを示す(厚
さDの対数と冷却速度Hの対数との間には、一般に立O
gR=−fLo gD+にの関係がある。)、Tcは、
電流密度により変化するので、105A/ゴ、3X10
5A/ゴ。
10  A/rrf及び7X103A/ゴの4種の電流
密度におけるTc値をとってプロットした0図において
、Tcは、試料厚さが4001Lm (冷却速度6XI
O3に/secに相当)で最大点を示し、Jcが7X1
03A/rn’では19 、4にである。材料厚さがこ
れより厚い場合又は薄い場合は低下する傾向にあるが、
10102JL冷却速度約5X10’に/secに相当
)ナイし103gm(冷却速度約5 X 103K /
 s e cに相当)の範囲内で高い数値を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、各温度におけるJc(臨界電流密度)の変化
を示すグラフ、第2図は、材料厚さと積層欠陥率の関係
を示すグラフ、第3図は、試料厚さと種々の電流値によ
る超電導遷移温度Tcの関係を示すグラフである。なお
第1図及び第3図において、記号S、Q、は溶体化処理
(513にで2時間、453にで5時間)した試料、及
び記号り、Q、は急冷凝固させた試料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Pb系金属を加熱溶融し、該溶融金属材料を急冷
    凝固させることを特徴とするPb系金属超電導材の製造
    方法。
JP14130685A 1985-06-27 1985-06-27 P↓b糸金属超電導材の製造方法 Pending JPS621833A (ja)

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JPS621833A true JPS621833A (ja) 1987-01-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6347859B1 (en) 1999-07-02 2002-02-19 Seiren Co., Ltd. Injet print head and injet recorder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6347859B1 (en) 1999-07-02 2002-02-19 Seiren Co., Ltd. Injet print head and injet recorder

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