JPS62182466A

JPS62182466A - 可変ステ−ジ式気化器

Info

Publication number: JPS62182466A
Application number: JP2196086A
Authority: JP
Inventors: Mitsukami Akamine; 赤峰　光神; Hiroyuki Ueda; 弘之植田
Original assignee: Hitachi Automotive Engineering Co Ltd; Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Priority date: 1986-02-05
Filing date: 1986-02-05
Publication date: 1987-08-10
Also published as: JPH0445664B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車用気化器に係り、特に１全運転領域に
おいて、安定した空燃比の混合気を供給出来る可変ステ
ージ式気化器に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、自動車技術１９７７、ＶＯ１３１，７ｆ
Ｌｌの第５５頁に記載のように、ベンチュリ開口面積を
絞り弁と連動したベーンで加減するととＫよって、従来
の可変ベンチュリ式気化器など、負圧応答の空気ピスト
ン、空気弁のベンチュリ面積制御にみられるデリケート
さを回避するとなっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、前記の如く、ベンチュリ部の負圧変化
に対する空気制御弁の応答性については何ら考慮されて
いない。従来の技術の如く、空気制御弁駆動機構が絞弁
軸上に設置されていると、絞弁と機械的に連動している
範囲においては作動精度は良いが、空気制御弁の開閉が
ベンチュリ部の負圧によってのみ制御される領域におい
ては、ベンチュリ部負圧が、一度、絞弁軸上に伝達され
て後、空気制御弁に連結されている為、応答性が悪く、
フリクンヨンも大きくなり、作動精度の向上が図れない
。これは、流ｉ精・】（を高クシ、安定した空燃比の混
合気を供給する上で、大きな問題となる。

＄発明の目的は、ベンチュリ部負圧の変化を適確に空気
制御弁に云達し、適切な空燃比を得る為ぺ／チェ９部負
圧の変化に対する空気制御弁の開閉の応答性を向上させ
、かつ、７リクシヨンが少なく、作動精度の高い気化器
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、従来、絞弁軸上にあった、空気制御′開弁
駆動機ＦＩＩｔ′５ｒ、空気制御弁を支持する軸上に設
置し、又、始動時の空気制御弁の開度を調整できる調整
部材と、空気制御弁が絞弁と連動する範囲を調整できる
調整部材を設置することによシ、達成される。

〔作用〕

空気制御弁駆動機構を、空気制御弁を支持する軸上に設
置したことにより、空気制御弁は、空気制御弁制御ダイ
ヤフラムにて、ベンチュリ部負圧の作用で直接的に開閉
する様になる。又、２つの調整部材を設置することによ
り、始動時の空気制御弁の開度、即ちベンチュリ部開口
面嘴及び、絞弁との連動範囲を適切な位置にセットする
ことができる。以上により、適確で、安定した空燃比が
得られるようＫなる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を、第１図及び第２図により説
明する。第１図において、気化器本体１は、最狭部に可
動である空気制御弁２と、下流側に絞弁３を持つ吸気筒
４と、フロート５と針弁６により油面が一定に保たれて
いるフロート室７とスローエアブリード８、スロージェ
ット９、バイパスホール１０、アイドルホール１１よす
成るスロー燃料系と、１次メインエアブリード１２．１
次メインジェット１３．１次メインノズル１４より成る
１次メイン燃料系と、２次メイン燃料系１５などで構成
されている。

第２図は、空気制御弁駆動機構及び絞弁連動機構部分の
詳細図である。空気制御弁駆動機構は、ベンチュリ部１
６、における負圧を負圧通路１７、によって結ぶことに
より作動することのできる空気制御弁制御ダイヤプラム
１８、ダイヤフラムロッド１９と、ダイヤ７ラムロツド
により回転させられるレバーＡ２０、レバーＢ２１、と
レバーＡ２０とレバーＢ２１とを連動させる空気制御弁
スプリング２９と、空気制御弁２を支持する空気制御弁
軸２２などで構成されている。又、絞弁連動機構は、絞
弁３を支持する絞弁軸２３と、絞弁３の動きを空気制御
弁に連動させるレバーＣ２４、連動ロッド２５、レバー
Ｄ２６とで構成されている。以上の機構に、空気制御弁
２の始動時の開度を調整できる空気制御弁始動開度調整
ネジ２７と、絞弁３と空気制御弁２との連動範囲を調整
できる絞弁連動開度調整ネジ２８を設ｉｆした。

以上のような構成において、絞弁３を開くことＫより、
吸気筒４内を空気が流れ始め、ベンチュリ部１６に負圧
が生じる。絞弁３を開くと、レバーＣ２４、連動ロッド
２５により、レバーＤ２６が回転する。レバーＢ２１は
、空気制御弁駆動スプリング２９により常に矢印方向に
力がかかりレバーＤ２６と連動して回転し、空気制御弁
２を持ち上げている。レバーＢ２１即ち、空気制御弁２
は、レバーＢ２１が絞弁連動調整ネジ２８１Ｃ当るまで
、絞弁３と連動することになる。絞弁３からフリーの状
態になった空気制御弁２は、ベンチュリ部１６に生じた
負圧が負圧通路１７を通り、空気制御弁制御ダイヤプラ
ム１８に作用し、ダイヤフラムロッド１９によりレバー
Ａ２１を回転させ、空気制御弁駆動スプリング２９の作
用でレバーＢ２１が連動し、その時の状態で最適な通気
面積となるように作動する。空気制御弁始動開度調整ネ
ジ２７で、始動時に機械的に空気制御弁の開度を、ＩＳ
整し、ベンチュリ部１６の通気面積を適切な面積にセッ
トすることによシ理想的な空燃比が得られるようにした
。又、絞弁連動調整ネジ２８により、レバーＢ２１が、
絞弁連動調整ネジに当るまでの範囲即ち、絞弁３と空気
制御弁２とが機械的に連動する範囲を調整でき、作動精
匿の向上が得られる。

これらの操作により、ベンチュリ部の負圧変化が適確に
空気制御弁に伝えられ、応答性が向上し理想的な通気面
積が得られる。又、フリクションが少なく、高い信頼性
、高い作動精度でコスト的に有利な気化器を供給できる
という効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、全運転領域において、応答性がよく、
適確で安定した空燃比が得られるので、気化器自体の性
能の安定化が向上し、自動車の運転性、排気ガス特性等
を向上させることのできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例である気化器の吸気筒に平
行な縦断面図、第２図は空気制御弁駆動機構及び絞弁連
動機構の詳細図である。１・・・気化器本体、２・・・空気“制御弁、３・・・
絞弁、４・・・１Ｊｌｔ筒、５・・・フロート、６・・
・針弁、７・・・フロー［４，８・・・スローエアブリ
ード、９・・・スロージェット、１０・・・バイパスホ
ール、１１・・・アイドルホール、１２・・・１次メイ
ンエアブリード、１３・・・１次メインジェット、１４
・・・１次メインノズル、１５・・・２次メイン燃料系
、１６・・・ベンチュリ部、１７・・・負圧通路、１８
・・・空気制御弁制御ダイヤフラム、１９・・・ダイヤ
フラムロッド、２０・・・レバーＡ１２１・・・レバー
Ｂ、２２・・・空気制御弁軸、２３・・・絞弁軸、２４
・・・レバーＣ１２５・・・連動ロッド、２６・・・レ
バーＤ１２７・・・空気制御弁始動開度調整ネジ、２８
・・・絞弁連動開度調整ネジ、２９・・・空気７τゝ制御弁駆動スプリング。

Claims

【特許請求の範囲】１、吸気筒内に最狭部のベンチュリー部通気面積が絞弁
開度及びベンチュリー負圧により、エンジンの運転状態
に応じて最適となるように、１つの軸を中心に回動する
ことのできる空気制御弁を設けさらに、該吸気筒内に燃
料を噴出するスロー燃料系及び複数系列の主燃料系を設
けた、自動車用気化器において、空気制御弁駆動機構と
絞弁連動機構とを空気制御弁を支持する１つの軸上に設
けた事を特徴とする可変ステージ式気化器。２、請求の範囲第１項において、始動時の空気制御弁の
開度を調整する調整部材及び機械的に絞弁と空気制御弁
が連動する範囲を調整する調整部材を設置した事を特徴
とする可変ステージ式気化器。