JPS62177900A - 放射光発生装置 - Google Patents

放射光発生装置

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JPS62177900A
JPS62177900A JP2054286A JP2054286A JPS62177900A JP S62177900 A JPS62177900 A JP S62177900A JP 2054286 A JP2054286 A JP 2054286A JP 2054286 A JP2054286 A JP 2054286A JP S62177900 A JPS62177900 A JP S62177900A
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JP
Japan
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electromagnet
charged particles
synchrotron radiation
generating device
radiation generating
Prior art date
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Application number
JP2054286A
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English (en)
Inventor
荘一郎 奥田
史朗 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体加工や物性解析に用いる放射光発生装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば「シンクロトロン放射用のm伝導レース
トラック電子蓄積リングとその注入用マイクロトロン」
、ミャハラ、クカタ、ナカニシ;l5STテクニカルレ
ポート、21号、1984.(rSupercondu
cting  racetrack electron
 storage ring and coexist
ent 1njector m1crotron fo
rsynchrotron radiation J 
Y、Miyahara、に、Takata。
T、Nakanishi  ; Technical 
Report  of 1.S、S、T、 。
No、21.1984)に示された従来の放射光発生装
置の水平正面図、第4図はその動作を説明するための図
である。図において、■は電子を貯蓄するためのほぼ楕
円管状の真空槽、2は加速器(図示せず)から電子を輸
送する輸送管、3は電子を注入するためのセプタム電磁
石、4は電子供給時に電子軌道を変化させるキッカ電磁
石、5a。
5bは真空槽1の左右円弧部に設けられ、電子を曲げる
ための二極電磁石で、ここでは超伝導コイルを用いてい
る。6は真空槽1の直線部と二極電磁石5a、5bとの
接続部に設けられ、電子を収束するための四極電磁石で
、6a、6bは水平方向、6c、6dは垂直方向に収束
作用を持つ。7a ’−cはその他の制御用電磁石、3
 a −dは直空用装置、9はエネルギ補充装置、1Q
a−d放射光取出し装置である。
次に動作について説明する。真空装置3 a % dを
作動させ、真空槽1が十分に真空に達したところで二極
電磁石5a、5b、四極電磁石5 a −dおよびその
他の制御用電磁石7a−cに通電し、一定の磁界を作る
。この状態でセプタム電磁石3に通電し、輸送管2に加
速器から電子が供給されるように設定した後、キッカ電
磁石4を作動させる。このキッカ電磁石4の作用によっ
て、電子の軌道は第4図の中心軌道11から平衡軌道1
2”のように移動し、セプタム電磁石3の所で新たに入
ってくる電子に近づくこととなり、これにより電子を取
り込むことができる(以後、この作用を入射と呼ぶ)。
そして、キッカ電磁石4の電流が零に戻ると、平衡軌道
12は中心軌道11に戻り、電子は安定にここを周回し
、二極電磁石5a、5bで曲げられる所で放射光を発生
する。
このような放射光発生装置では、該装置の大きさは二極
電磁石5a、5bの曲率半径が支配的な要因であり、こ
れを小さくするために高い磁界を発生できる超伝導体の
使用が考えられてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の放射光発生装置は以上のように構成されているの
で、入射の際の電子の平衡軌道12がセプタム電磁石3
以外の所で中心軌道11から大きくずれるため、磁界を
一定に保たなければならない領域が広くなり、そのため
電磁石が大型化して高価になる。特に上記従来装置のよ
うに、二極電磁石を超伝導体で作る場合には、均一な磁
界の領域が狭くなり、入射の時の電子軌道のずれによっ
て失われる電子の割合が増し、電子をN積しにくいなど
の問題点があった。このために超伝導体を用いた放射光
発生装置の小型化はまだ達成されていない。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、超伝導体を用いた安価で小型の放射光発生装
置を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る放射光発生装置は、荷電粒子軌道の変化
に応じて二極電磁石の電流を変化するようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明においては、荷電粒子軌道の変化に応じて二極
電磁石の電流を変化するようにしたので、入射時の二極
電磁石内での荷電粒子軌道のずれを小さくすることがで
き、該二極電磁石で必要とされる磁界の領域を狭くする
ことができる。また蓄積時に荷電粒子の振動により荷電
粒子軌道にずれが生じるのを防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明の一実施例による放射光発生装置を示し、第
2図はその動作を説明するための図である。図において
、1〜4.7a−c、8a〜d、9.10a−dは第3
図と同じものを示す。
ここで、セプタム電磁石3と輸送管2は真空槽1のキッ
カ電磁石4に対向する直線部に配置されており、このた
め電子はリングの外側から供給されることとなる。5a
、5b及び5 a −dはキッカ電磁石4の電流値に応
じてその電源電流が変化する二極電磁石及び四極電磁石
である。特に二極電磁石5a、5bの電流値はキッカ電
磁石4の電流が大きくなれば小さくなるように設定され
ている。
Lla、llbは電子の中心軌道、12a、12bは電
子の平衡軌道である。
次に作用効果について説明する。電子を加速器(図示せ
ず)から供給するためにキッカ電磁石4を作動させると
電子の軌道は中心軌道11aから平衡軌道12aにずれ
る。しかしながらこの時、二極電極石5a、5bの電流
は設定により従来よりも低くなっているので、中心軌道
11aは外側へずれて軌道11bのようになり、このた
め平衡軌道12aも外側へずれ軌道12bのようになっ
て従来の中心軌道11aに近くなる。
このように二極電磁石内の電子軌道のずれは二極電磁石
の電流が一定の場合よりも小さくなるので、二極電磁石
で必要とされる磁界の領域が狭くなり、二極電磁石は小
さくてよく、安価で小型のものを用いることができる。
また超伝導電磁石などにも適用可能となり、さらに安価
で小型の放射光発生装置を得ることが可能となる。
また、本発明の第2の実施例として、蓄積時に電子の振
動により、電子軌道にずれが生じた場合、該電子軌道の
変化に応じて二極および四極電磁石の電流を変化させる
ことにより、上記のような電子軌道のずれの発生を防止
することもできる。
なお、上記実施例では、二極および四極電磁石の電流変
化は電源電流を変えることによって行なったが、主電源
電流は一定にしておき別のコイルを設け、該コイルを二
極、四極電磁石の電流を変化するための専用電源として
用いても同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、荷電粒子軌道の変化
に応じて二極電磁石の電流を変化するようにしたので、
二極電磁石を小型化でき、また超伝導体を用いた安価で
小型の放射光発生装置を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による放射光発生装置の水
平正面図、第2図はその動作説明図、第3図は従来の放
射光発生装置の水平正面図、第4図はその動作説明図で
ある。 図において、1は真空槽、2は輸送管、3はセプタム電
磁石、4はキンカミ磁石、5a、5bは二極電磁石、5
 a −dは四極電磁石、7a−cは制御用電磁石、3
 a −dは真空用装置、9はエネルギ補充装置、1Q
a=dは放射光取出し装置、11a、llbは中心軌道
、12a、12bは平衡1i81t道である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ほぼ楕円管状の真空槽と該真空槽の左右円弧部に
    設けられた一対の二極電磁石とからなり、荷電粒子を貯
    蓄する荷電粒子貯蓄槽と、 荷電粒子の軌道を変化させるキッカ電磁石を含み、上記
    貯蓄槽に荷電粒子を供給する荷電粒子供給装置と、 上記貯蓄槽の荷電粒子から放射光を取出すための放射光
    取出し装置とを備えた放射光発生装置において、 上記荷電粒子の軌道の変化に応じて上記二極電磁石の電
    流を変化させる制御手段を備えたことを特徴とする放射
    光発生装置。
  2. (2)上記荷電粒子貯蓄槽は上記真空槽の直線部と上記
    二極電磁石との接続部に設けられた荷電粒子を収束する
    ための四極電磁石を備えたものであり、上記制御手段は
    上記荷電粒子の軌道の変化に応じて上記四極電磁石の電
    流をも変化させるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の放射光発生装置。
  3. (3)上記荷電粒子の軌道の変化は上記キッカ電磁石の
    電流変化により生ずるものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載又は第2項記載の放射光発生装置
  4. (4)上記荷電粒子の軌道の変化は上記荷電粒子の振動
    により生ずるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の放射光発生装置。
  5. (5)上記荷電粒子は電子であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の放射
    光発生装置。
JP2054286A 1986-01-31 1986-01-31 放射光発生装置 Pending JPS62177900A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510484A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 ハザードスキャン インコーポレイテッド 電子加速器をベースにしたマルチエネルギー貨物検査システム
JP2012174355A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Hitachi Ltd イオンシンクロトロン
JP2012178288A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hitachi Ltd シンクロトロン

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JP2012174355A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Hitachi Ltd イオンシンクロトロン
JP2012178288A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hitachi Ltd シンクロトロン

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