JPS6217660Y2 - - Google Patents

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JPS6217660Y2
JPS6217660Y2 JP5451482U JP5451482U JPS6217660Y2 JP S6217660 Y2 JPS6217660 Y2 JP S6217660Y2 JP 5451482 U JP5451482 U JP 5451482U JP 5451482 U JP5451482 U JP 5451482U JP S6217660 Y2 JPS6217660 Y2 JP S6217660Y2
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JP
Japan
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plate
valve body
valve
slide
bodies
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JP5451482U
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JPS58157069U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スライド弁体の先端側に、多数の金
属製板状体を弁体巾方向に並設すると共に、前記
板状体間に耐摩耗性のライニング材を充填させた
高温用スライド弁に関する。
上記高温用スライド弁において、従来は第6図
に示すように、金属製の板状体6…を、ライニン
グ材8,8を充填させ易くするために弁体3のス
ライド方向X並びに厚さ方向Yの何れにも沿わせ
る状態で弁体巾方向Zに平行に配設して、その板
状体6,6間にライニング材8を充填しているか
ら、板状体6…の露出部が高温流体の流れ方向
(矢印)に沿う状態であるために、高温流体中の
砂塵等のダストによつて引掻かれて板状体6の露
出面が摩耗され易い欠点があり、かつ、摩耗が進
行して摩耗された板状体6の露出面とライニング
材8,8とによつて前記高温流体の流れ方向(矢
印)に沿う方向の平行な溝が形成され、流体中の
砂塵等のダストがこの平行な溝に沿うように案内
されて移動して板状体6の露出面を更に激しく摩
耗させて溝を更に深くし、したがつて、短期間で
弁体の補修や交換を必要とする欠点があつた。
また、特開昭58−99563号公報には、弁体の開
弁方向先端縁を開弁方向に凹状に彎曲させた板状
体を、弁体端部の流れの方向端面では流れに沿う
方向に、かつ弁体の摺動方向の面では凹状に彎曲
させた彎曲面に対し法線的に配設したスライド弁
が開示されているが、この弁では半開状態で流体
がこの弁先端部を超えて流れる時の流線の方向
は、弁体端面では流れに沿う方向、そして弁体摺
動面では彎曲面の法線方向であるので、この流線
に平行な方向に構成された板状体の露出面は摩耗
が甚しい欠点があつた。
この引用例のように、弁体表面に板状体の表面
が流れに曝れる状態に構成し、板状体自身の広い
面を露出させないように構成した、後に述べる本
考案の技術思想を全く持つていない。
本考案が解決しようとする技術的課題は、極め
て簡単且つ合理的な改造によつて、上記欠点を少
なからしめることである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、板状体の板面を弁体のスライド方向並び
に厚さ方向の何れにも交差させてあり、前記金属
製板状体の露出部が線状に構成することである。
次に、本考案の作用効果について説明する。
板状体の露出面の摩耗がある程度進行して板状
体存在箇所に溝が形成されると、流体の流れの方
向と板状体の露出部の配設方向が傾斜しているか
ら、流体がこの溝内に沿つて流れにくくなり、板
状体露出面に沿つての流速が小さくなり、かつ溝
の底部分が比較的に死水状態に近くなるので、板
状体の摩耗を効果的に抑制でき、全体として、板
状体を斜設させるだけの極めて簡単かつ合理的な
改造によつて、板状体の摩耗を少なからしめ得、
弁体を長期にわたつて使用できるようになつた。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、テーパー状部分の下流側
に連なる弁座1を形成した弁箱2に、前記弁座1
に沿つて全閉状態と全開状態にわたつてスライド
操作される弁体3を設けると共に、弁体開閉操作
装置4に連動連結された弁棒5に前記弁体3を連
結して、シングル弁体形成の高温用スライド弁を
構成してある。
上記構成の高温用スライド弁において、第2図
ないし第4図に示すように、鋳造製又は鋼板製の
弁体3の先端側の角部に、ステンレス鋼等の耐熱
性並びに耐摩耗性に富む金属製の多数のL字状板
状体6……を、その板面を弁体3のスライド方向
X並びに厚さ方向Yの何れに対してもある角度
(例えば15度)(θ)で交差させる状態で巾方向Z
に並設すると共に、その板状体6……に連ねる状
態で弁体3の両面に、取付け状態で六角形の空間
を形成する金属製の折曲部材7……を取付け、か
つ、前記板状体6……にアンカー用の舌片a,a
を打ち曲げ形成すると共に、前記板状体6,6間
及び六角形空間の夫々に耐摩耗性のライニング材
8を充填させてある。
つまり、第4図に示すように、板状体6の露出
面を流体の流れ方向(矢印)に対して傾斜させて
ある。
尚、本考案は、第5図に示すように、弁座1の
流路を2枚の弁体3,3によつて開閉操作させる
ようにしたダブル弁体形成の高温用スライド弁を
対象にする事もでき、また輸送対象として、石油
精製用触媒のような高温の粉体を含む流体や、製
鋼設備の微粉末を含む高温排ガス等、各種の高温
流体を対象にできる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図は弁体の正面図、第
3図は要部の縦断側面図、第4図は要部の断面斜
視図、第5図は変形構造のスライド弁の縦断側面
図である。第6図は従来構造の断面斜視図であ
る。 3……弁体、6……板状体、8……ライニング
材、X……スライド方向、Y……厚さ方向、Z…
…巾方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライド弁体3の先端側に、多数の金属製板状
    体6…を弁体巾方向Zに並設すると共に、前記板
    状体6,6間に耐摩耗性のライニング材8を充填
    させた高温用スライド弁であつて、前記板状体6
    の板面を弁体3のスライド方向X並びに厚さ方向
    Yの何れにも交差させてあり、前記金属製板状体
    6の露出部が線状に構成されている事を特徴とす
    る高温用スライド弁。
JP5451482U 1982-04-14 1982-04-14 高温用スライド弁 Granted JPS58157069U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451482U JPS58157069U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 高温用スライド弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451482U JPS58157069U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 高温用スライド弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157069U JPS58157069U (ja) 1983-10-20
JPS6217660Y2 true JPS6217660Y2 (ja) 1987-05-07

Family

ID=30065131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5451482U Granted JPS58157069U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 高温用スライド弁

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JPS58157069U (ja) 1983-10-20

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