JPS6217633A - 放射性廃棄物の固化体からのサンプリング方法 - Google Patents

放射性廃棄物の固化体からのサンプリング方法

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JPS6217633A
JPS6217633A JP15612185A JP15612185A JPS6217633A JP S6217633 A JPS6217633 A JP S6217633A JP 15612185 A JP15612185 A JP 15612185A JP 15612185 A JP15612185 A JP 15612185A JP S6217633 A JPS6217633 A JP S6217633A
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JP
Japan
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hollow rod
solidified body
hollow
radioactive waste
drum
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JP15612185A
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JPH0449899B2 (ja
Inventor
Takayoshi Kageyama
景山 隆義
Shoji Hirano
平野 正二
Masanori Shoji
昌紀 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、放射性廃棄物の固化体からサンプルを採取す
る方法に関するものである。
〈従来の技術〉 原子力施設から発生する放射性廃棄物を、プラスチック
やセメントを用いて固型化して貯蔵庫で保管する方法が
利用されている。
これらの固化体の貯蔵状態のチェック、輸送、処分時の
安全確認のためには、固化体から直接サンプリングを行
う必要がある。
く本発明が解決しようとする問題点〉 この場合に、従来はまず固化体を収納しであるドラム缶
を切断して固化体を取り出し、次に固化体を小さなブロ
ックに切断する。
その後に、ブロックから評価に必要な円柱状のサンプル
を採取するといった多くの手数を要している。
さらに、サンプル採取後の固化体を再びドラム缶に詰め
直す等の処理作業を必要とする。
また、評価の点から考えると、サンプルが切断した小さ
なブロックからの採取であるために、固化体の全高さの
広い範囲から連続して採取し観察するといった調査を行
うことができず、正確な評価を行うのが困難であった◎ く本発明の目的〉 本発明は上記したような従来の方法を改善するためにな
されたもので、次のようなサンプリング方法を提供する
ことを目的とする。
くイ〉ドラム缶などの固化体の容器を破壊することなく
サンプルを採取できるサンプリング方法く口〉固化体の
全長にわたって変質させないで健全なサンプルを採取で
きるサンプリング方法く本発明の構成〉 くイ〉サンプリングの対象 原子力施設から発生する放射性廃棄物としては次のよう
な物が存在する。
廃有機溶媒、廃イオン交換樹脂、凝集沈殿スラッジ、濃
縮廃液、廃活性炭、廃シリカゲル、廃モレシュラーシー
ブ、可燃性固形廃棄物、不燃性固形廃棄物及びこれらの
乾燥粉末化物など。
以上のような廃棄物を、エポキシ、不飽和ポリエステル
樹脂、ポリオレフィン樹脂などのプラスチックで固化し
たもの、セメントで固化したもの、ガラスで固化したも
のなどが本発明のサンプリングの対象となる。
く[1〉採取作業の問題点 上記したような固化体は、廃棄物の種類や固化材によっ
てその物性が異なる。
そのために、例えば固化材がプラスチックの場合、ある
いは廃棄物がイオン交換樹脂である場合には固化体に熱
影響などの変質を起こさないサンプリング方法であるこ
とが要求される。
また固化体の付着状態によってもサンプリング方法に注
意を要する。
すなわち固化体上ドラム缶が強く付着している場合があ
り、その場合にもドラム缶を破壊せずにサンプルをドラ
ム缶から正確な形状で確実に取り出せる方法であること
が要求される。
くハ〉採取装置く第1図) 1は架台2に沿って垂直に上昇下降可能な回転駆動装置
である。
回転駆動装置lは中空の筒体であり、その中空部に中空
ロッド3を固定して回転を与えることができる。
中空ロッド3はその下部先端に切断刃4を固定した円柱
体であり、その上端にはスイベル5を取り付ける。
このスイベル5を介してエヤホース6から供給される圧
縮空気を中空ロッド3の先端に供給するものである。
さらに中空ロッド3の下端近くには、その内部につかみ
具7を収納しておく。
つかみ具7は、例えば下部の径が上部の径より小さい(
さび状、あるいは逆円錐台材状の円筒である。
具体例としては、っかみ具7の筒体面には下方から複数
本の切り込みを刻設し、C字状にスリットを開設したも
のなどを利用できる。
さらにつかみ具7の上面部の外径は、中空ロッド3の内
径より太き(形成し、その量だけ中空ロッド3の内面を
凹設して天井部31を形成し、この天井部31から下方
へは内径の縮小する内斜面32を形成する。
この内斜面32につかみ具7の上部を収納し、中空ロッ
ド3を引き上げることにより、っかみ具7に抵抗が加わ
り、つかみ具7の内径が縮小して内容物を把持すること
になる。
なお以上の中空ロッド3の回転や上下動は、すべて遠隔
操作が可能であるように構成しておく。
〈二〉採取方法 放射性廃棄物の固化体8をドラム缶81などに収納しで
ある。
そのドラム缶81のふたを取り外し、あるいはふたをし
たまま、前記した装置の中空ロッド3を高速回転させつ
つ下降する。
すると切断刃4が固化体8を円柱状に切り取り、円柱状
のサンプルが中空ロッド3内に形成されてゆく。
このときスイベル5を介して圧縮空気を中空ロッド3内
に供給するから、切断刃4に接する部分は断熱膨張によ
って冷却され、固化体の物性に変化を与えることがない
また切りくずの除去も集塵機等により容易に行うことが
できる。
固化体8の下底近くまで切断したら、切断刃4の回転を
止めて中空ロッド3を上方へ引き上げる。
そうすると、つかみ具7は中空ロッド3の内斜面32に
よって内側へ押し出され強固に中空ロッド3内のサンプ
ルを把持することになる。
くホ〉サンプルの取り出し 中空ロッド3内のサンプルSは、中空ロッド3の下方か
らピストン9により押し上げる。
つかみ具7は上方への押し上げによって内径が拡大する
ので、サンプルSのみを中空ロッド3上方へ簡単に取り
出すことができる。
くべ〉実施例 模擬の200eプラスチック固化体がら外径30mm、
長さ700mmの円柱状サンプルを採取する実験を行っ
た。
切断刃:メタルクラウン 回転数:125rpm 送り速度+3cm/min 圧縮空気圧ニアkg/cm2G 切り込み深さニドラム缶底上3mmまで以上の条件で切
り込みサンプルを引き上げた。
その結果、固化体の全長にわたるサンプルを熱による変
化を与えることなく採取することができた。
く本発明の効果〉 本発明は上記したようになるがら次のような効果を期待
することができる。
くイ〉固化体の外部がら直接サンプルだけを採取する方
法である。
従って、容器を破壊したりブロック状に破断したりする
手数を必要としない。
く口〉固化体をブロックに切断するような方法を採用し
ないから、再度封入するような作業を必要としないこと
は勿論、放射性廃棄物が逸散するような危険性もない。
くハ〉空気圧により断熱冷却を行って採取する方法であ
る。
従って、固化体がどのような物性のものであっても熱に
よる影響を与えることなく為現状のままのサンプルを採
取できる〇 または、切りくずの除去も圧縮空気を利用して容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1l:本発明のサンプリング方法の一実施例の説明図 第2図:サンプルの取り出し方法の一実施例の説明図 3:中空ロッド  4:切断刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放射性廃棄物をプラスチック、セメント等で固化
    した固化体に対して、 内部につかみ筒を収納し、上下動回転可能で先端に刃を
    形成した中空ロッドを使用し、 その中空のロッドを回転させつつ下降させ、固化体を円
    柱状に切り取り、 つかみ具で把持して行う放射性廃棄物の固化体からのサ
    ンプリング方法
  2. (2)回転する中空ロッドの中空部に圧縮空気を供給し
    て行う、 特許請求の範囲第1項記載の発明
JP15612185A 1985-07-17 1985-07-17 放射性廃棄物の固化体からのサンプリング方法 Granted JPS6217633A (ja)

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JP15612185A JPS6217633A (ja) 1985-07-17 1985-07-17 放射性廃棄物の固化体からのサンプリング方法

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JPS6217633A true JPS6217633A (ja) 1987-01-26
JPH0449899B2 JPH0449899B2 (ja) 1992-08-12

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Cited By (3)

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JPH02111549A (ja) * 1988-10-20 1990-04-24 Seiko Epson Corp ホットメルトインクを利用する印刷装置
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JPS5987338A (ja) * 1982-11-11 1984-05-19 Taisei Corp 円柱状試験体成形装置

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