JPS62171409A

JPS62171409A - 発変電所機器の自動監視装置

Info

Publication number: JPS62171409A
Application number: JP1187386A
Authority: JP
Inventors: 菅　雅弘
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-01-24
Filing date: 1986-01-24
Publication date: 1987-07-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、避雷器、変圧器、開閉装置などの発変電所機
器の自動監視装置に関するものである。

［発明の技術的背景］近年、エレクトロニクス技術の進歩はめざましく、これ
を応用して避雷器、変圧器、開閉装置などの発変電所機
器の保守管理を自動化した自動監視装置が採用されてい
る。この自動監視装置によれば、従来の機器に比較して
人的作業の保守管理業務が省力化・効率化され、また機
器の予防保全が向上する。

第２図は、従来の発変電所機器の自動監視装置を表して
いるブロック図である。

第２図において、避雷器、変圧器、開閉装置などの発変
電所機器１に、近接或いは直接取りつけた検出部２が設
けられ、検出部２は信号ケーブル３が引出され、この信
号ケーブル３は静視部４に接続されている。監視部４に
は、バッファ５、マルチプレクサ６、ＣＰＵ７などのデ
ータ処理機溝が設けられ、ここから信号ケーブル８が図
示しない本能に通じている。また、監視部４には、所内
電源を変換する電源装置１０が設けられ、本能からの電
源ケーブル９が、監視部４に設けられた電源装置１０に
接続され、この電源装置１０からの電源ケーブル１１が
検出部２に接続されている。

このような構成を有する発変電所機器の自動ｒ視装置は
ミ発変電所機器１の油面、油温、分解ガス濃度、コロナ
レベル、ガス圧力、地絡電流などの特性量を検出部２で
検出し、そのデータを信号ケーブル３で監視部４へ伝送
する。監視部４では、各検出部２から伝送されてきたデ
ータをバッファ５で受けて、マルチプレクサ６でチャン
ネルを切換え、ＣＰＵ７にデータを取込んで処理を行う
。

処理されたデータは信号ケーブル８により伝送される。

［背景技術の問題点］上記のような発変電所機器において、落雷により発変電
所機器内部に侵入する雷サージ、開閉装置によって発生
する開閉ザージにより、発変電所搬器本体のケース或い
は検出部２、監視部４のケースの電位が高電圧で撮動す
る。それに関連して、信号ケーブル３と電源ケーブル１
１の両端に高電圧がかかり、ケーブルが破壊する恐れが
ある。またケーブルは、発変電所機器の近傍を引回すの
で、強電磁界により誘導を受け、測定部品の破壊やノイ
ズによる検出精度の低下を引きおこす恐れが必る。

これに対して、信号ケーブル３については、光フアイバ
ーケーブルを使用して信号を光の形で伝送することによ
って問題を避けることができる。

しかし、電源ケーブル１１については、電源装置１０か
らのパワーを送電するため、光ファイバーを利用するの
は困難である。また、検出部２に電池を内蔵し、電源ケ
ーブル１１を省略することも考えられるが、電池の寿命
が短いため実用化が難しい。

［発明の目的］本発明は、上述の様な従来の発電所機器の問題点を解消
するためになされたもので、その目的は、電池を内蔵さ
せることなく、電源ケーブルを不要として信頼性を向上
させた発変電所機器の自動監視装置を提供することにお
る。

［発明の概要］本発明の発変電所機器の自動監視装置は、発変電所機器
の接地線に流れる電流を検出部に導き、検出部内部で整
流して、検出部内部の回路動作に必要な電源を発生させ
るものである。

［発明の実施例］以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて具体的に説
明する。

＊構成本実施例において、発変電所機器として避雷器１２を適
用し、特性量として漏れ電流を測定している。この避雷
器１２の底面には接地端子１３が設けられ、接地端子１
３から漏れ電流測定用の接地線１４が地面に引き出され
ている。この接地線１４には、変流器１５が設けられ、
この変流器１５からケーブル１６が導かれ、検出部２へ
接続されている。検出部２内には、検出回路１７と光電
変換部１８が順に設けられ、前記ケーブル１６は検出回
路１７に接続され、一方光電変換部１８から光フアイバ
ーケーブル１９が引き出され、図示しない監視部へ接続
されている。

また避雷器１２の側面から電源用の接地線２０が地面に
引き出され、この接地線２０には変流器２１が設けられ
、変流器２１からケーブル２２が導かれ、上記検出部２
へ接続されている。検出部２内には電源部を構成する抵
抗２３、整流器２４、コンデンサ２５、定電圧レギュレ
ータ２６が順に設けられている。

＊作用上記の様な構成を有する本実施例の発変電所機器の自動
直視装置の作用は次の通りである。

避雷器１２は漏れ電流を特性量として測定し、接地端子
１３が内部要素の漏れ電流を取り出す絶縁端子となって
おり、接地線１４に漏れ電流が流れている。この漏れ電
流は変流器１５により検出し、ケーブル１６により検出
部２に導かれている。

検出部２では漏れ電流を検出回路１７で増幅、検出を行
い、光電変換部１８で光信号に変換後、光フアイバーケ
ーブル１９により図示しない訝視部へ伝送する。

上記検出回路１７及び光電変換部１８を動作させるのに
必要な電源は次の様に発生させる。

即ち、通常、発変電所機器の接地線には、主回路電流の
数％〜１０％程度の電流が流れていることが実測により
明らかにされている。例えば、主回路に１０００Ａの電
流が流れている場合、接地線に数１０Ａ〜１００Ａ程度
の電流が流れている。

この電流が第１図においては、避雷器側面の電源用接地
線２０に流れており、これを変流器２により検出し、ケ
ーブル２２により検出部２１に導き抵抗２３に流す。こ
の抵抗２３の両端の電圧を整流器２４により仝波整流に
し、コンデンサ２５で平滑した後に定電圧レギュレータ
２６により安定化して、検出回路１７と光電変換回路１
８に供給する。

上記の様な構造にすると、従来の機器の様に監視部４よ
り電源ケーブル１１を引き回して電源を導入する必要が
なくなるので、電源ケーブルの絶縁破壊や電源ケーブル
が受けた誘導による悪影響がなくなる。また、ケーブル
１６．２２は検出部２を発変電所機器の近傍に設置する
ので、これによる悪影響はほとんどない。

［発明の効果］以上の様に本発明によれば、検出回路と光電変換部を動
作させるのに必要な電源を検出部内部で発生させること
が可能となり、電源ケーブルを不要にして信頼性の高い
発変電所機器の自動監視装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の発変電所機器の自動監視装置を示すブ
ロック図、第２図は従来の発変電所機器の自動監視装置
を示すブロック図でおる。１．１２・・・発変電所機器、２・・・検出部、３，８
・・・信号ケーブル、４・・・監視部、９．１１・・・
電源ケーブル、１３．１４・・・接地線、１５・・・変
流器、１６．２２・・・ケーブル、２３・・・抵抗、２
４・・・整流器、２５・・・コンデンサ、２６・・・定
電圧レギュレータ。

Claims

【特許請求の範囲】避雷器、変圧器、開閉装置などの発変電所機器の近接し
た位置に検出部を設け、この検出部内部で発変電所機器
の特性量を検出する発変電所機器の自動監視装置におい
て、前記発変電所機器の■れ電流が流れている電源用接地線
に変流器を設け、この変流器を整流器及び定電圧レギュ
レータを備えた電源部に接続し、この電源部を前記検出
部に接続したことを特徴とする発変電所機器の自動監視
装置。