JPS62168847A - 汎用ボトルケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、飲料および類似物の運搬ボトル用の再使用
可能なプラスチックケースに関するものである。

〔従来の技術〕

ソフトドリンクの様な飲料は、プラスチック製のボトル
で販売されることが普通になってきている。ポリエチレ
ンテレフタレート（以下ＰＥＴと記す）製のボトルは特
に、ソフトドリンク工業の分野で一般的になってきてい
る。透明で、軽量、低コストだからである。この様なボ
トルは、１６オンス、１／２Ｑ、ＩＱ、２Ｑ、３Ｑ、４
Ｑといった広範な容量のものに利用することができる。

今日、ソフトドリンク工業ラが使用しているＰＥＴボト
ルには、一般的に２種のタイプがある。

それは、ベースカップタイプと花弁状タイプである。ど
ちらのタイプのＰＥＴボトルも形は一般的に対称的なも
ので、長手方向の対称軸を有している。

ベースカップタイプの通常のＰＥＴボトルは以下の３部
構成になっている。すなわち（ａ）飲料を入れるＰＥＴ
プラスチック製の容器、（ｂ）この容器を密閉するため
のキャップ、および（ｃ）ベースカップである。ＰＥＴ
容器のベース部は、一般に半球形であるため、ボトルを
直立させることのできる面がない。ベースカップはこの
ＰＥＴ容器の半球形のベース部に接着させている別の部
′分で、これはボトルを水平面上で直立させることので
きる形状の底部になっている。このベースカップの底部
には環状のくぼみを作り、ＰＥＴ容器にベースカップを
接着する表面としている。

花弁状タイプの通常のＰＥＴボトルは２部構成になって
いるだけである。すなわち（ａ）ＰＥＴプラスチック製
の花弁状容器と、（ｂ）この容器を密閉するキャップで
ある。一般に、ＰＥＴ花弁状容器のベース部には６つの
花弁状突出部があり、一般にそれらは円形の配置になっ
ている。この突出部の底面は各々同一平面上にあるのが
普通で、従って水平面上でボトルは直立することができ
る様になっている。

ＰＥＴボトルの壁面はフレキシブルなものであるが、引
張力には強く、従って、炭酸飲料の圧力に安全に耐える
ものである。また、ベースカップタイプも花弁状タイプ
も通常のＰＥＴボトルは、炭酸飲料が入れられる場合、
その負荷がボトルの長手方向の対称軸にそったものであ
るなら、かなり高い圧縮圧に耐えることができる。炭酸
飲料を満たした１つのＰＥＴボトルは、このボトルが直
立しており、他のボトルの重量がこの１つのボ１〜ルの
栓にかかり、対称軸に垂直にががるものであるなら、こ
の飲料をつめた同じサイズの多くのボトルの分の重量に
耐えることができる。しかしながら、このボトルの対称
軸以外の方向に、圧縮負荷がかかる場合には、ボトルは
歪むおそれがあり、飲料漏れが生じることになる。

ソフトドリンクのボトルのケースは、保管や出荷の際に
上へ上へと積み重ねていくのが通常である。ド・ラロジ
ェール（ｄｅ　Ｌａｒｏｓｉｅｒｅ）の米国特許Ｎａ４
，３４４，５３０　（’５３０特許）は、ＰＥＴボトル
を入れ、安全に積み重ねていくことのできる成形プラス
チックケースを公開している。このケースにはボトルポ
ケットがついている。これはこのポケットの中に挿入さ
れるボトルのベースにぴったり適合する形状になってお
り、ポケットのセンタラインに沿った方向に直立するよ
うになっている。

従って、このポケットの中に納まるボトルは、飲料を詰
めたボトルのケースの績み重ねた荷の重量が、ボトルの
長手方向対称軸に沿って適切にかかる方向に向いている
。この７５３０特許は、ベースカップタイプのＰＥＴボ
トルについてのみ言及しているものであるが、この特許
の教えていることは、花弁状タイプのＰＥＴボトルにも
あてはまるものである。′５３０特許に例示されている
特定のケースはベースカップタイプの運搬用ＰＥＴボト
ルにのみあてはまるものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ベースカップタイプおよび花弁状タイプの双方のタイプ
のＰＥＴボトルのベースに向く形になったボトルポケッ
トのケースを設計する場合、１つの問題が生じてくる。

一般に、花弁状タイプの従来のＰＥＴボトルは、同容量
のベースカップタイプの普通のＰＥＴボトルと比べた場
合、外径がかなり小さい。その結果、ベースカップタイ
プのＰＥＴボトルを通常、安定させて立てておくために
ぴったりとそのボトルに適合する様な内径寸法のボトル
ポケットは、花弁状タイプのＰＥＴボトルにはゆったり
としすぎているため、安定したボトルの立て方ができず
、商業用のホトリング操業に於てケースを積み重ねて使
用することができなくなってしまう。

”ＰＬＢＣ８−２Ｌ　（ＱＤ）”という商標の、カリフ
ォルニア州ロサンゼルスのレーリッヒパシフィック　カ
ンパニインコーホレーテッド（Ｒｅｈｒｉｇ−Ｐａｃｉ
ｆｉｃ　Ｃｏ、、　Ｉｎｃ、）が市場に出している成形
プラスチックケース（レーリッヒパシフィックのケース
）は、ベースカップタイプの２ＱＰＥＴボトルを運搬す
るように適合させた８つのボトルポケットを有している
ものである。リブの目のあらい網目が、このケースのボ
トルポケットの底面になっている。各々のボトルポケッ
トの底面は、６つの座を除いては平らである。この６つ
の座はこの底面からボトルポケットの中に出つばってい
る。

この６つの座は円を描くように間隔をあけ、ベースカッ
プタイプのＰＥＴボトルのベースカップの環状のへこみ
に適合するような形になっている。

レーリッヒパシフィックケースのボトルケースの座は、
ボトルポケットの花弁状タイプの普通のＰＥＴボトルの
花弁状の突出部の間に適合するように短かくなっており
、前記座の間のギャップも広くなっている。花弁状タイ
プの普通の；ＩＭ！ＰＥＴボトルがレーリッヒパシフィ
ックケースのボトルポケットに置かれる場合、花弁状突
出部の底面は、はぼ、この座間のボトルポケットの底面
上にある。花弁状タイプの普通のＰＥＴボトルの場合、
レーリッヒパシフィックケースの構造は一般に、標準的
な市販用ホトリング作業で積み重ねて使用できるだけの
安定性はない。

市販用ソフトドリンクホトリング作業は、ソフトドリン
クのＰＥＴボトルを貯蔵し、小売店にボトルを納品する
ために、致方のケースの“浮動数”を必要とする。ベー
スカップタイプおよび花弁状タイプ双方のＰＥＴボトル
のケースを安定した状態で積み重ねていける再使用可能
なケースの必要性が生じる。そうなればソフトドリンク
ボトラは、ボトルの貯蔵、納品に使用するケースの浮動
数を交換することを必要とせずに、市場の状況が求めて
いる様に、ＰＥＴボトルのタイプから、花弁状タイプの
ボトルへ切り換えていくことができる。

本発明は上記に述べた先行技術の問題を回避し、ベース
カップ、花弁状いずれのタイプのボトルケースも安定さ
せて積み重ねていくことのできる。

双方のタイプのＰＥＴボトル用の再使用可能なプラスチ
ックケースを提供するためのものである。

〔問題点を解決するための手段〕

ベースカップタイプおよび花弁状タイプ双方の普通のＰ
ＥＴボトルは、一般に長手方向の対称軸をもった対称な
形状をしている。これらのボトルはボトルを密閉するた
めのキャップがあり、これはこの対称軸について中心点
を決めているのが一般的である。

ベースカップタイプの普通のＰＥＴボトルはベースカッ
プを有しており、その下側はそのボトルを平らな水平面
上で直立させることのできる形状をしている。従来のベ
ースカップの下側は一般に、環状の底面と、この環状の
底面の内側方向に半径方向に位置した環状のくぼみを有
している。この環状の底面も環状のくぼみも、ボトルの
対称軸について中心点を決めているのが普通である。ベ
ースカップのこの環状底面は、ボトルが直立している面
と接触するように配置されている。

花弁状タイプの普通のＰＥＴボトルは、平らな水平面上
でボトルを直立させることができる形状の６つの花弁状
の突出部がボトルのベース部にある。この６つの突出部
は、ボトルの長手方向対称軸を中心として円形に対称に
配置されている。花弁状突出部分離ノツチは、各々の組
の花弁状突出部間に放射状にのびている。この花弁状突
出部は。

ボトルが立っている表面と接触させるための花弁状突出
部サポート面を形成するために、互いに同一平面上にあ
る。

この発明のケースは、高密度ポリエチレンの様なプラス
チック材より成形したものである。このケースは、トッ
プシートの様な外側のシェルと、矩形の側壁より構成さ
れている。また、外側のシェル内に配置されている。そ
の外側のシェルとつながった、多数のサポートエレメン
トも有している。このサポートエレメントは、外側のシ
ェルを強化するのに役立つものである。この外側のシェ
ルおよびサポートエレメントは、ＰＥＴボトルのベース
を受は入れるための多くのボトルポケットをはっきりと
示す形になっている。好適なのは、各列に４つのポケッ
トをもち、平行な２列に８つのポケットを含んでいるケ
ースである。また、各列に３つのポケットをもつ平行な
２列に６つのポケットをもつケースも可能である。もっ
と別のボトルポケットの数や配置も必要によっては可能
である。ポケットのセンターラインは、各々のボトルポ
ケットの中心を通ってのびているのが普通である。

この発明のケースは、ポケットに挿入されるボトルを位
置決めするための各々のボトルポケットにつながってい
るボトル収容構造物も有している。

各々のボトル収容構造物はケースの外側のシェル、もし
くは、１つもしくはそれより多くのサポートエレメント
につながっている。ボトル収容構造物には、二重ベース
係合突出部、ベース力ップボトル列構造物、および、花
弁状ボトル列構造物がある。

二重ベース係合突出部は、ポケットセンタラインの回り
に、環状の列をなして対称に配置されているのが一般的
である。各々の二重ベース係合突出部は、一般に、ポケ
ットセンタラインに平行にのびており、ボトルポケット
の中まで突き出ている。二重ベース係合突出部の数は、
花弁状タイプのＰＥＴボトルのベースに形成されている
花弁状突出部の数に等しい。この二重ベース係合突出部
はボトルポケットに置かれるベースカップタイプのＰＥ
Ｔボトルのベースカップの環状のくぼみに適合し、かみ
合う様な形状、配置になっている。

二重ベース係合突出部は、また、ボトルポケットに置か
れる花弁状タイプのＰＥＴボトルの花弁状突出部間の、
花弁状突出部分離ノツチに適合し。

係合するような形にもなっている。

ベースカップボトル列構造物は、ボトルポケットに置か
れるベース−カップタイプのＰＥＴボトルの向きを、ボ
トルの対称軸がボトルポケットのセンタラインに平行に
のびるように合わせである。

ベースカップボトル列構造物は、ベースカップボトルの
環状底面が接触する面を有している。これはポケットセ
ンタラインの方に向いており、ボトルを方向付ける、ポ
ケットに置かれるＰＥＴボトルのベースカップの環状底
面に接触する様に配置されている。ベースカップボトル
の環状底面が接触する表面は、ベースカップボトルの環
状底面が接触する平面である。

花弁状ボトル列構造物は、ボトルの対称軸が、一般にポ
ケットセンタラインに平行にのびるように、ボトルポケ
ットに置かれる花弁状タイプＰＥ下ボトルを置くように
したものである。この花弁状ボトル列構造物は、６つの
花弁状ボトルの突出部底面が接触する面を有している。

ボトル収容構造物の、突出部底面の接触面は、通常、ポ
ケットセンタラインの方を向いた、花弁状ボトルの突出
部底面が接触する面を定めている平面にほぼ接している
。この６つの花弁状ボトルの突出部底面が接触する面は
、一般に、ボトルを方向付ける、ボトルポケッ１〜に置
かれるボトルの突出部底面と合い、それと接触する位置
に、ポケットセンタラインを中心として、円形に配置さ
れている。

花弁状ボトルの突出部底面が接触する面は、ベースカッ
プボトルの環状底面が接触する面から離して一定の間隔
を置いて配置しである。この発明のケースが水平な静止
位置にある場合には、この花弁状ボトルの突出部底面が
接触する平面は、ベースカップボトルの環状底面が接触
する面より下方にある。

また、この発明のケースは、多くのケース台を有してい
るもので、各々のケース台はボトルポケットとつながっ
ている。各々のケース台は、ボトルポケットとつながっ
ているボトル収容構造物につながっている。また、これ
は、ボトルポケットのポケットセンタラインについて対
称に配置され、ケースからキャップへ負荷を伝達する表
面を有している。このケース台は一般にフレキー形をし
ているか、もしくは、ケースからキャップへ負荷を伝え
る表面と接触しているキャップの上面により、ケース台
内のポケットセンタラインと同軸になる様にボトルのキ
ャップを配置する構成としている。

〔作用〕

ボトルを入れるこの発明のケースは、別のケースの上面
に積み重ねることができる。上方のケースにはケース台
がついており、それは、すぐ下のケースのボトルのキャ
ップ上に載る。このすぐ下のケースには、そのケースの
ボトルのキャップの上面と接触している上のケースのケ
ース台の、ケースからキャップへ負荷を伝える表面が接
触している。

この発明のケースのボトルポケットの二重ベース係合突
出部は、ポケットに納めるベース−カップタイプ、およ
び、花弁状タイプ双方のＰＥＴボトルの向きを安定させ
るのに役立っている。花弁状ボトルの突出部底面が接触
する平面は、ベースカップボトル環状底面が接触する平
面から一定の間隔を置いて離れており、そして、その下
方しこあるので、二重ベース係合突出部は、ベースカッ
プタイプのＰＥＴボトルのベースカップの環状のくぼみ
の上まで、また、花弁状タイプのＰＥＴボトルのベース
の、花弁状突出部分離ノツチの上まで、十分にのびてお
り、従って、双方のタイプのＰＥＴボトルの向きを安定
にするのに有効なものとなるのである。

この発明のケースは、ＩＱ、２Ω、３Ｑ、もしくは、４
ＱのＰＥＴボトルの様な、いかなる容量のＰＥＴボトル
にも有効に利用することができる。

このケースは、特に、２ＱのＰＥＴボトルに使用する場
合に利点が多い。

この発明のケースの高さは、ケースに入れて運ばれるボ
トルの高さの約半分よりは大きくない方が、好適である
。例えば、この発明のケースとして好適なものは、ケー
スに入れて運ばれるボトルの高さの約１／４に等しい高
さのものにすることができる。普通の２Ｑ　ＰＥＴボト
ル８本用に使用するこの発明の特に好適なケースは、高
さが約８印、横が約２４ａ＋＋、縦が約４８ａ＋＋のち
のである。普通の２　Ｑ　ＰＥＴボトルは約３０ａｍの
高さである。

この発明の好適なケースは高さが低いことから。

ケースに納めるボトルのラベルを見ることができる。従
ってこの様なケースは、小売店で消費者に、びんづめさ
れた飲料を見せるのに適している。このケースの材料は
、ブランドの識別や、この様なディスプレーを魅力的な
ものにするためにも、鮮やかな色のものにすることが望
ましい。必要ならば、ケースの側壁にブランド名やロゴ
をプリントすることもできる。

この発明のケースの各々のボトルポケットには、ボトル
側壁把手がついており、これがボトルポケットに挿入さ
れるボトルの側壁の少くとも一部を把持し、ボトルの長
手方向軸がポケットのセンタラインと一致するようにボ
トルの方向付けを手助けするようになっている。

この発明の好適なケースは、縦に積み重ねることも、ク
ロスさせて積み重ねることもできる。

この発明のケースのサポートエレメント、ボトル収容構
造物、および、ベース平面に隣接しているケース台は、
目の粗い網状構造物になっているのが好適である。この
様な目の粗い網状構造物は、そのケースを作るのに必要
な材料を最小にするもので、従って、そのコストも最小
となる。また。

このケースのベースの目の粗い網状構造により、このケ
ースのクリーニングが容易となる。このケースの側壁の
下部のエツジは、ケースのベース平面から外れているの
が望ましい。従って、この発明の好適なケースが、平ら
な水平面上に置がれている場合には、そのケースが置か
れている表面と、そのケースの側壁の間に排水ギャップ
がある。この排水ギャップは、飲料のとぼれやその他の
液がケースの中に溜まる可能性を少なくする。

この発明のケースの各々のケース台には、中心にそれを
貫通する開口部を有しているものが好ましい。この開口
部の径は、そのケースが運ぶボトルのキャップの上面の
外径より小さい。ケース台の開口部は、キャップの上の
ケースから摩耗により、キャップ上面の中心部に印刷し
た商標やロゴが消失するのを防止している。また、ＰＥ
Ｔボトルのいくつかのタイプのキャップのシールは、キ
ャップがその上面の中心に加った負荷により変形すると
破壊に至る恐れがある。これはプラスチック製のキャッ
プの場合には重大な問題で、ボトルの飲料の炭酸ガスが
抜けてしまう恐れがある。ケース台の中心を通る開口部
を有するこの発明の好適なケース台は、キャップ上面の
環状の周辺域に圧力をかけるのに役立ち、従って、キャ
ップのシールを強化するのに役立つことになる。

この発明の好適のケースは、高密度ポリエチレンの様な
プラスチック材料から、単一の構造物として成形するこ
とができる。この様なケースの生産は経済的である。

〔実施例〕

この発明の好適実施例は下記にその参照図と共に説明す
る。

ここで、ＦＩＧ、１を参照すると、ケース２の左半分が
描かれている。ケース２の右半分は、その左半分と本質
的には対称となっている。このケース２には、側壁４と
トップシート６がある。側壁４は、２つの向かい合って
いる縦になる壁面部８、および、２つの向かい合ってい
る横になる壁面部１０を有している。この縦、横の壁面
部は、角をとったコーナー１１で交わっている。縦の壁
面部８には各々わずかにくぼんだ（図示されていない）
中心部がある。このくぼんだところにブランド名やロゴ
を銘記することができ、摩耗を予防している。

トップシート６は一般に矩形をしており、ｆ＆初の横方
向のエツジ１２、第２の横方向のエツジ（図にはない）
および、第１．第２の縦方向エツジ１６．１８を有して
いる。第１と第２の横方向のエツジ１２の間の距離の、
第１．第２の縦のエツジ１６．１８の間の距離に対する
比は、約２．０に等しい、トップシート６には、３つの
セントラルトップシートエレメント２０，６つの縦のエ
ツジトップシートエレメント２１．２つの横のエツジト
ップシートエレメント２２がある。

８つのポケット開口部２４は、トップシート６を通過す
る。ポケット開口部２４の位置と、トップシートの他の
特性については、トップシート６と同一平面にあるよう
に定義されているポイント（図にはない）の面心平方格
子によって普通理解することができる。面心平方格子は
、平方格子の交差点により定義されるコーナの頂点、お
よび、格子のます目の中心により定義されるセンタの頂
点より成る。格子のます目の一辺の長さは、トップシー
ト６の縦のエツジ１６と１８の間の距離の約１７２に等
しい、交差して積み重ねていく構造物の層として、ボト
ルのケースを配置していくことを理解するためには、１
つの平面に無限にのびていく格子を考えるとよい、この
格子は、格子のます目の相互に垂直な側面が、各々、ト
ップシート６の横のエツジ１２と縦のエツジ１６．１８
に平行になるように、トップシート６について方向付け
をしている。

この格子の３つの隣り合ったまず目は、第１端部ます目
、センタまず目、第２端部ます目という、３つのポケッ
トの位置にあるまず目を定義するために一括している。

この３つのポケットの位置にあるまず目は、２つの端部
ます目に各々隣接している中心のます目と一直線になる
ように配置されている。格子は、トップシート６の境界
内でこの３つのポケットの位置にあるまず目を対称的に
置くように配置されている。特に、この格子は、トップ
シート６の横の中線が中心のます目を２等分し、トップ
シート６の縦の中線が、これら３つのポケットの位置に
あるまず目を２等分するように配置されている。８つの
ポケットのセンタラインは、トップシート６に垂直なラ
インにより定義され、こ九らは各々、３つのポケットの
位置にあるます目の８つの角の頂点を通っている。トッ
プシート６の８つのポケット開口部２４は、一般に円形
になっており、８つのポケットのセンタラインと同心と
なるように位置している。

縦のエツジと横のエツジのトップシートエレメント２１
．２２の各々に５２つの親指グリップつまみ２８が作ら
れている。この親指グリップつまみ２８は。

トップシート６の表面より上に突き出ているので、ケー
スをユーザーが手で掴むことが容易となる。

また、この親指グリップつまみ２８は、６つの縦のエツ
ジのトップシートエレメント２１上にあり、下方の空の
ケースの上に積み重ねた上方のケースの縦の壁面の下方
のエツジとかみ合わせることによって、空のケースを容
易に積み重ねていくことができる。

このケース２は、ケースを強化し、ボトルをサポートす
るためのサポートエレメントの網目を有している。サポ
ートエレメント３０は、ケース２と一体で成形する。型
からケースを容易に取り出すために、このサポートエレ
メントはわずかに先細のものにしている（図示はない）
にのサポートエレメント３０は、縦の仕切りブ３２．３
つの横の仕切りブ３４、および、外形リブ３６を有して
いる。ＦＩＧ、４に最もよく表わされているように、こ
の外形リブ３６は、ベースカップタイプのＰＥＴボトル
のベースの外形に倣った形になっていいる。８つの外形
リブ３６は、各々のポケット開口部２４とつながってい
る。再びＦＩＧ、１に戻って、ボトル収容構造物４０は
、各々のポケット開口部２４につながっている外形リブ
３６に接続している。簡単に示すために、８つのボトル
収容構造物４０の内の１つだけをＦＩＧ、１とＦＩＧ：
３に示しである。各々のボトル収容構造物４０と、それ
が接続している８つの外形リブ３６によりポケットのく
ぼみになっている。各々のポケットのくぼみと隣接のポ
ケット開口部２４により、ボトルポケット２５になって
いる。　ボトル収容構造物４０は、ベースカップ接触リ
ング４２を有している。ベースカップ接触リング４２は
、ボトルポケット２５のセンタラインに中心を合わせで
ある。ＦＩＧ、４により明らかなように、ベース−カッ
プ接触リング４２は、ｕ　Ｌ　ｎ形断面になっており、
一般に１円形のベースリブ４１と、一般に、環状の接触
リム４３から成っている。ベース−カップ接触リング４
２の接触リム４３の上面は、ポケットセンタラインに垂
直な、ベース−カップボトルの環状底面が表面接触する
平面を作っている。

ＦＩＧ、４に示しているように、このケース２のサポ、
−トエレメント３０の最低のエツジは互いに同一平面に
あり、ケース２が水平な平らな面の上に置かれた場合の
、ケース２が置かれるベース平面となる。ベース−カッ
プ接触リング４２のベースリブ４１の下方のエツジは、
ベース平面と同一平面にある。

再び、ＦＩＧ、１に戻って、６つのポケットベーススポ
ーク４４は、ベース−カップ接触リング４２につながっ
ており、接触リング４２から内部へ、ボトルポケット２
５のセンタラインに向って、半径方向にのびている。

波状のポケットベースシート４８は、ボトルポケット２
５の底部に配置され、６つのポケットベーススポーク４
４および、環状接触リム４３に接続している。隣接して
いるポケットベーススポーク４４の各組の間で、ポケッ
トベースシート４８に於てくぼみが作られ、花弁状突出
部量５０が作られている。

ＦＩＧ、２ＡおよびＦＩＧ、２Ｂに見られるように、花
弁状突出部量５０は、ケース２が水平位置に置かれてい
る時には、ベース−カップボトルの環状底部が接触する
平面の下方にのびている。この６つの花弁状突出部量５
０の最低位置は、花弁状ボトル突出部底面が接触する平
面を作っている面に接している。花弁状ボトルの突出部
底面が接触する平面は、ポケットセンタラインに沿った
方向の、ベース−カップボトルの環状底面が接触する平
面と離れた位置にある。花弁状突出部量は排水スロット
５１は、各々の花弁状突出部量５０の底面のポケットベ
ースシート４８を通っている。花弁状突出部量は排水ス
ロット５１は、花弁状突出部量５０の排水に備えたもの
である。

ＦＩＧ、７に最もよく示されているように、二重ベース
係合突出部５２は、各組の花弁状突出部量５０の間に置
かれている。各々の二重ベース係合突出部５２には、突
出し中心リブ５３と突出しカバーストリップ５４がある
。この突出しカバーストリップ５４は、ポケットベース
シート４８の中に作られている丸みのある先のとがった
形状の構成部分である。

この突出しセンタリブ５３は、突出しカバーストリップ
５４の中心の先端部と、ポケットベーススポーク４４の
間に接続している。ＦＩＧ、２Ａに最もよく示されてい
るように、二重ベース係合突出部５２は、ベース−カッ
プタイプのＰＥＴボトルのベースカップの環状の凹部の
中に適合し、それに係合するような形になっている。二
重ベース係合突出部５２は、また、ＦＩＧ、２Ｂに示し
たように、花弁状タイプのＰＥＴボトルのベースの中の
隣接の花弁状突出部間に形成されている、花弁状突出部
分離ノツチ内に適合し、それと係合する形にもなってい
る。

ＦＩｏ、４に示したように、ケース台６０は、ポケット
ベースシート４８の半径方向に内側の部分、および、各
々のポケットベーススポーク４４の半径方向に内側の、
下方の部分により作られる。ケース台６０は、ボトルポ
ケット２５から離れた方を向いている方向にフレキー形
をしている。ポケットセンタ開口部４６はケース台６０
の中心を通っている。

ボトルポケット２５から離れた方を向いているケース台
６０の側面のポケットセンタ開口部４６の周りの周辺ス
トリップは、ケースからキャップに負荷を伝える表面６
３になっている。

ここでＦＩＧ、２Ａを見ると、ケース２のボトル収容構
造物４０は、ベース−カップタイプの第１のＰＥＴボト
ル１００の下方部と、第２のＰＥＴボトル１００の上方
部の間にある。ケース２を最下部の層以外のいずれの層
に於ても、ベース−カップタイプのＰＥＴボトルが収容
される、何層にもなったケースに組み入れるとすればこ
のような配置になる。

ＰＥＴボトル】００は、このボトルのＰＥＴ容器１０４
の半球形のベース部に付いているベースカップ１０２を
有している。このベースカップ１０２は、下側が水平面
上でボトルを直立させることのできる形状をもった線対
称形を成している。環状底表面１０６が、ベースカップ
１０２の下側に形成され、ベースカップボトルの支持平
面となっている。環状ベース−カップ凹部１０８が、環
状底表面１０６の半径方向に内側の、ベースカップの中
に形成され、ベースカップ１０２をＰＥＴ容器１０４に
取付けるための環状表面１０９となっている。

ベースカップ１０２の環状底表面１０６の外径は、ボト
ル構造物４０のベース−カップ接触リング４２の外径に
ほぼ等しい。ボトルポケット２５に而している外形リブ
３６の側面部は、ベースカップ１０２を保持するための
ベースカップ１０２の半径方向に外側の壁面に接触し、
それを押しつけるのに役立っている。ベース−カップ接
触リング４２、外形リブ３６．６つの二重ベース係合突
出部５２は、ボトルの縦方向の対称軸が、ボトルポケッ
トのセンタラインに平行にのばすのに役立つように、ベ
ースカップボトルの環状底面が接触する平面に垂直な方
向にＰＥＴボトル１００を向けるのに役立っている。

第２のＰＥＴボトル１１０は、ケース２の下にのびてお
り、ボトル収容構造物４０とつながっているボトルポケ
ットのセンタラインと同軸の方向になっている。キャッ
プ１１２は、第２のＰＥＴボトル１１０にしっかりと締
められており、ケース台の下方の表面と接触しているケ
ース台６０内に中心を合わせて配置されている。積み重
ねたケースに負荷がかかっている場合、ケースからキャ
ップに負荷を伝える表面６３は、キャップ１１２の上の
環状のリム部に重さをかけるのに役立っている。ポケッ
トセンタ開口部４６は、キャップ１１２の上の中心部に
プリントされた商標やロゴの、キャップの上のケース２
による摩滅を防止しているものである。

ＦＩＧ、２Ｂに戻って、ケース２のボトル収容構造物４
０は、花弁状タイプの最初のＰＥＴボトル１２０の下方
部と、第２のＰＥＴボトル１２２の上方部の間に位置し
ている。ケース２が花弁状タイプのＰＥＴボトルの収容
された何層にも積み重ねたケースの最下部の層以外の層
に組みこまれる場合の状態を示している。

最初のＰＥＴボトル１２０は、ボトルのベースに形成さ
れている６つの花弁状突出部１２４を有している。花弁
状突出部１２４の内の２つだけはＦＩＧ。

２Ｂに見えている。各々の花弁状の突出部１２４には、
ボトルが直立可能な表面をもたせるために、突出部底表
面１２６がある。この６つの突出部底表面１２６は、互
いにほぼ同一平面上にあり、花弁状ボトルの支持平面に
なっている。各々の花弁状突出布受５０は、花弁状タイ
プのＰＥＴボトルの花弁状突出部の最下部の部分の形に
概ね合う様な形になっている。各々の突出部底表面１２
６は、ＰＥＴボトルがボトルポケットの中に収容されて
いる場合、ボトル収容構造物４０の花弁状突出布受５０
のポケットベースシート４８の下方部と接触している。

二重ベース係合突出部５ｚは、ボトル１２０の花弁状突
出部１２４間に作られている。花弁状突出部分離ノツチ
１２７内に適合し、係合するような形状になっている。

花弁状突出布受５０と二重ベース係合突出部５２は、ボ
トルの縦方向対称軸がボトルポケットのセンタラインに
平行にのびるのに役立つ様に、花弁状ボトルの突出部底
面が接触する面に垂直な方向に、ＰＥＴボトル１２０を
向けるのに役立つ。

第２のＰＥＴボトル１２２は、ボトルポケット２５のセ
ンタラインと同軸のケース２の下方にのびている。ボト
ル１２２のキャップ１２８は、ケース台６ｏの中にあり
、そのキャップの上面はキャップの上面の環状のリムの
周りのケース台６０のケースからキャップに負荷を伝え
る表面６３と接触している。

ＦＩＧ、２ＡとＦＩＧ、２Ｂを比べてみると、花弁状タ
イプのＰＥＴボトル１２０は、ケース２が水平位置にあ
る場合、ベースカップタイプのＰＥＴボトル１００の場
合よりも、ボトルポケット２５の低い位置にあることが
分る。このベースカップタイブのＰＥＴボトルがボトル
ポケット２５中で置かれる位置は、ベース−カップ接触
リング４２の環状接触リム４３の上方の表面により作ら
れる、ベースカップボトルの環状底面が接触する平面に
より決まるものである。花弁状タイプのＰＥＴボトル１
２０がボトルポケット２５の中で置かれる位置は。

ポケットベースシート４８の中に形成されている、花弁
状の突出部受５０の最下部のポイントにより作られる、
花弁状ボトルの突出部底面が接触する平面により決まる
。花弁状ボトルの突出部底面が接触する平面は、ベース
−カップボトルの環状底面が接触する面よりも下方にあ
るので、ＦＩＧ、２Ｂに示した様に、花弁状タイプのＰ
ＥＴボトルは、ＦＩＧ、２Ａに示している様に、ベース
カップタイプのＰＥＴボトルより、ボトルポケット２５
に於ては、低いところにある。花弁状タイプのＰＥＴボ
トルは、ボトルポケット２５に於て、低い方に置かれる
ので、二重ベース係合突出部５２は、ボトルのベース−
カップボトルの支持平面との関係で寸法がとられている
、ベースカップタイプのＰＥＴボトルのベースカップ１
０２の環状くぼみ１０８の中にのびているが、更に、ボ
トルの花弁状ボトル支持平面との関係で寸法がとられて
いる、花弁状突出部の間の花弁状突出部分離ノツチ１２
７の中にまでのびている。この花弁状ボトル突出部底面
が接触する平面と、ベース−カップボトルの環状底面が
接触する平面の間の距離は、二重ベース係合突出部５２
が、ベース−カップタイプのＰＥＴボトルのベースカッ
プ１０２中の環状凹部１０８の上部のところにまで、そ
してまた、花弁状タイプのＰＥＴボトルの花弁状突出部
分離ノツチ１２７の上部のところまでものびるようにな
される。

再びＦＩＧ、１に戻って、センタホール開口部６２は、
トップシート６の各々のセントラルトツブーシートエレ
メント２０を貫通している。３つのセンタホール開口部
６２は本質的には円形で、既述のポケットの位置にある
ます目のセンタの頂点に各々集まるように配置されてい
る。このセンタホール開口部６２は、ケースの位置決め
をするためのホトリング工場におけるオートマチックケ
ース取扱い装置が使用することもできる。センタホール
リム６４は、各々のセンタホール開口部６２を取り囲ん
でいる。ＦＩＧ、４に最もよく示されているように、各
々のセンタホールリム６４は、トップシート６のセント
ラルトップーシートエレメント２０の上面に突き出てい
る。

各々のセンタホールリム６４は、ケース２のトップシー
トから、そのケースのベース平面までのびている中空の
センタチューブ６６に接続している。

このセンタチューブ６６は、そのケースのトップシート
から、ベース平面までのびているので、半径方向の内部
に向かって、先細になっている。そのケースのベース平
面に隣接しているセンタチューブ６６の連結端部６８は
、第２のケースのセンタホールリム６４内に適合するこ
とができる。ＦＩＧ、３とＦＩＧ、４に見られるように
、各々のセンタチューブ６６は、次のサポートエレメン
トと接続している。すなわち４つの外形リブ３６、横の
仕切りブ３４、縦の仕切りブ３２等である。センタチュ
ーブ６６に接続している各々のサポートエレメントは、
センタチューブ６６の連結端部６８に隣接しているその
ベースエツジに連結ノツチ７０を有している。この連結
ノツチ７０は、センタチューブ６６の連結端部６８の回
りに円形に配置されており、センタホールリム６４を受
ける形になっている。ＦＩＧ、５に示した様に、２つの
空のケースが互いに上下に重ね合わされている場合、下
の方のケースのセンタホールリム６４は、上の方のケー
スの連結ノツチ７０内に適合しているので、この２つの
ケースがスライドしないように防止することができる。

また、互いに上下に重ね合わされる２つの空のケースを
連結する場合の助けとするために、下方のケースの縦の
エツジのトップシートエレメント２１上の親指グリップ
つまみ２８が、ＦＩＧ、５に示されているように、上方
のケースの縦の壁面部８の内側の下方のエツジに係合す
るようになっている。クリアランスギャップ７２は、ケ
ース２のベース平面と、側壁４の下方のエツジの間のケ
ース２の下方の周辺部の回りにまでのびている。親指グ
リップつまみ２８は、クリアランスギャップ７２の高さ
よりも大きく、トップシート６より上に突き出ており、
親指グリップつまみ２８が、上方のケースの縦の壁面部
８の下方のエツジの内側で係合することができるように
なっている。

ＦＩＧ、５に見られるように、各々の横の壁面部１０は
、そこを通るハンドグリップ開口部７４を有している。

各々のハンドグリップ開口部７４は、壁面部が成形され
る時に、壁面部の中に開口部を形成することのできる、
横の壁面部１０の下方のエツジから上にのびている。バ
ランスをよくするために、ハンドグリップ開口部７４は
、ケースを２等分している縦の中間平面にほぼ中心を合
わせている。

指掛は把手７６は、プラスチックの曲げられる程度の厚
さの板片により、各々のハンドグリップ開口部７４の上
方のエツジに設けられている。この指掛は把手７６は、
横の壁面部１０から外側に向って突出するような向きで
成形することができ、ケース２の内部に突き出るように
、使用する方向に曲げることができる。把手固定つまみ
７８は、使用中の方向の指掛は把手７６を固定するため
の横のリブ８０に付けられている。指掛は把手７６には
、使用者が手でケース２を楽に持ち上げることができる
ように、その把手の内部に指先用凹部８２が設けられて
いる。

この発明は、上述の特有の実施例に限ったものとしてい
る訳ではない。例えば、サポートエレメントは他にも多
くの配置が可能である。把手その他は、別々に成形する
ことも可能であろう。このケースは一列に３つのポケッ
トのある列を平行に２列としたり、ボトルポケットの数
、配置を他のものにしたりすることができる。ポケット
ベースシートの花弁状突出部量５０の排水スロットは、
他の形にしたり、全く削除することも可能である。

これらの変更、および、その他の変更は、本発明の範囲
および教義から外れなければ、ここに述べたケースに於
て行うことができるということは認識されており、この
発明に一致している他の全ての実施例、代替物、改造を
も含んでいるということを意味している。

〔発明の効果〕

この発明の実施により、ケースの浮動数の保有によって
ソフトドリングボトラは、ベースカップタイプ、花弁状
タイプどちらのタイプのＰＥＴボトルも貯蔵、運搬がで
きる様になる。ボトルはボトルの運搬に使用するケース
の取り換えを必要とせずに、ボトルのタイプを自由に変
更することができる。

【図面の簡単な説明】 ＦＩＧ、１は、８本のＰＥＴ飲料ボトルを収容する。こ
の発明の好適なケースの１７２の部分上面図である。 ＦＩＧ、２Ａは、ＦＩＧ、１の２Ａ−２Ａ線に沿ってカ
ットした、部分断面矢視図で、ベース−カップタイプの
ＰＥＴボトルを納め、ボトルのキャップの上に置かれて
いる、ＦＩＧ、１のケースのボトルポケットの下方部を
示している。 ＦＩｏ、２Ｂは、ＦＩＧ、１の２Ｂ−２Ｂ線に沿ってカ
ットした、部分断面矢視図で、花弁状タイプのＰＥＴボ
トルを納め、ボトルのキャップの上に置かれている、Ｆ
ＩＧ、１のケースのボトルポケットの下方部を示してい
る。 ＦＩＧ、３はＦＩＧ、１のケースの１／２の部分底面図
である。 ＦＩＧ、４は、Ｆ２Ｏ，１の４−４線に沿ってカットし
たＦＩＧ、１のケースの部分断面矢視図である。 ＦＩＧ、５は、ＦＩＧ、１のケースの内部が見える様に
一部を切りとった端面図で、ＦＩＧ、１のケースの上面
に置かれている２番目のケース下方部を仮想線で示して
いるものである。 ＦＩＧ、６は、ＦＩＧ、５の６−６線に沿ってカットし
たＦＩＧ、１のケースの部分断面矢視図である。 ＦＩＧ、７は、ＦＩＧ、１の７−７円弧線に沿ってカッ
トされたＦＩＧ、１のケースの部分断面図である。 ２・・・ケース　　　　　　３・・・側壁４・・・シェ
ル　　　　　　６・・・シェル（トップシート） ２５・・・ボトルポケット　　２８・・・突起３０・・
・サポートリブ　　　３２・・・縦サポートリブ３４・
・・横サポートリブ　　３６・・・外形サポートリブ４
０・・・ボトル収容構造物　４２・・・ベースカップ接
触リング ４３・・・環状接触リム　　　４４・・・ポケットベー
ススポーク ４８・・・ポケットベースシート ５０・・・花弁状突出部受　　５２・・・二重ベース噛
合突出部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ベースカップタイプおよび花弁状タイプのＰＥＴボ
   トルを運搬するための汎用ケースであって、いずれのタ
   イプのＰＥＴボトルも一般に長手方向に対称軸のある対
   称形をなしており、ボトルを密閉するための、一般に対
   称軸に中心を合わせたキャップを有し、ベースカップタ
   イプのＰＥＴボトルはベースカップを有し、下側の形状
   はボトルを平らな水平面上で直立させることのできる形
   状になっており、そのベースカップの下側には、一般に
   環状の底面と、その環状の底面の、半径方向に内部に位
   置した、一般に環状のベースカップ凹部を有し、その環
   状の底面は、ボトルが直立する表面に接触する位置に配
   置されており、この環状の底面と環状ベースカップ凹部
   は、ボトルの対称軸に、一般に中心を合わせており、花
   弁状タイプのＰＥＴボトルは、平らな水平面上でボトル
   を直立させることのできる形状の、ボトルのベースの中
   に作られた花弁状の突出部を多く有しており、この突出
   部は、隣接の花弁状突出部との各々の組の間で、一般に
   半径方向にのびている花弁状突出部分離ノッチを有し、
   ボトルの対称軸の回りに一般に対称に配置されており、
   この花弁状突出部の下側は、ボトルが立つ表面に接触す
   るための花弁状突出底面を作るよう、互いに同一平面に
   あり、プラスチック材により成形し、以下のものを含ん
   でいることを特徴とする汎用ボトルケース。 （ａ）外側のシェル。 （ｂ）この外側のシェルを強化するための、シェルに接
   続している、シェル内に配置された多数のサポートエレ
   メントで、この外側のシェルとサポートエレメントは、
   ＰＥＴボトルのベースを受けるための多くのボトルポケ
   ットを作るような形状になっており、ボトルポケットの
   数が、ケースボトル容量数となり、ポケットセンタライ
   ンは、各々のボトルポケットの中心を一般に通ってのび
   るようになっている。 （ｃ）ボトルポケットの中に挿入されるボトルを収容す
   るための、ケースボトル容量数のボトル収容部で、各々
   のボトル収容部は、１つのボトルポケットにつながり、
   少なくとも１つの外側のシェルおよびサポートエレメン
   トに接続しており、以下のものを含んでいる。 （ｃ、１）ポケットセンタラインの回りに、一般に対称
   な配置になっている、一般に環状の列に配置されている
   多くの二重ベース係合突出部で、この二重ベース係合突
   出部はポケットセンタラインに一般に平行で、ボトルポ
   ケットの中にまで突出しており、その二重ベース係合突
   出部の数は、花弁状タイプのＰＥＴボトルのベースの中
   に形成されている花弁状突出部の数に等しい。 （ｃ、２）ベースカップボトルの縦方向対称軸が、ボト
   ルポケットのポケットセンタラインに一般に平行にのび
   るように、ボトルポケットに置かれるベースカップタイ
   プのＰＥＴボトルを方向付けるためのベースカップボト
   ル整列手段で、これはポケットセンタラインに一般に垂
   直な方向になっており、かつまたボトルの方向を決める
   ベースカップの環状底表面と接触するように配置された
   ベースカップボトルの環状底面が接触する面を有してい
   るもので、このベースカップボトルの環状底面が接触す
   る表面が、ベースカップボトルの環状底面が接触する平
   面となっており、二重ベース係合突出部は、ボトルを安
   定にするのに役立つ、ボトルポケットに置かれるボトル
   のベースカップの中の環状のベースカップ凹部内に適合
   し、それに係合するような形状、配置になっている。ま
   た （ｃ、３）花弁状タイプのＰＥＴボトルの縦方向の対称
   軸が、ボトルポケットのポケットセンタラインに一般に
   平行にのびるように、ボトルポケットに置かれる花弁状
   タイプのＰＥＴボトルを方向付けるための花弁状ボトル
   の整列手段で、これは多くの花弁状ボトルの突出部底面
   が接触する面を有し、この表面は、花弁状ボトルの突出
   部底面が接触する平面に接しており、この平面はポケッ
   トセンタラインに一般に垂直な方向のものであり、その
   花弁状ボトルの突出部底面が接触する面は、ボトルを方
   向付けるボトルの突出部底表面と適合し、接触するよう
   に、ポケットセンタラインの回りに対称に配置され、花
   弁状ボトルの突出部底面が接触する面は、ポケットセン
   タラインに沿った方向のベースカップボトルの環状底面
   が接触する面とは一定の間隔をあけて離れており、この
   花弁状のボトル突出部底面が接触する面は、ケースが水
   平位置にある場合に、ベースカップボトルの環状底面が
   接触する面より下方にあり、二重ベース係合突出部は、
   ボトルを安定にするのに役立つ、ボトルポケットに置か
   れるボトルの花弁状突出部間の、花弁状突出部分離ノッ
   チ内で適合し、それに係合するような、形状、配置にな
   っている。 また （ｄ）ケースのボトル容量数のケース台で、各々のケー
   ス台はボトルポケットに連結しており、そのケース台は
   、ボトルポケットとつながったボトル収容手段に接続し
   ており、ケース台はポケットセンタラインに一般に対称
   に配置され、各々のケース台は、ケースからキャップへ
   負荷を伝える表面を有し、そのケース台のケースからキ
   ャップへ負荷を伝える表面はボトルポケットから離れた
   方向に向いており、ケース台は、キャップの上面がケー
   スからキャップに負荷を伝える表面に接触するように、
   ポケットセンタラインと同軸の方向にボトルキャップを
   配置する構成になっており、従って、ボトルのケースを
   積み重ねていくことができ、上方のケースのケース台は
   、キャップの上面と接触しているケース台のケースから
   キャップへ負荷を伝える表面と共に、下のケースのボト
   ルのキャップ上に置かれることになる。 ２、前記各々のボトル収容手段はポケットセンタライン
   を中心に等角の間隔で対称に配置している６つの二重ベ
   ース係合突出部を有し、花弁状ボトル列手段は、６つの
   花弁状ボトルの突出部底面が接触する面を有し、これら
   ６つの接触表面は、ポケットセンタラインを中心に等角
   の間隔で対称に配置されており、これらの各々の接触表
   面は、ポケットセンタラインから半径方向にのびている
   方位対称ラインとなっており、また、この方位対称ライ
   ンの回りに、接触表面は対称に配置されており、各々の
   花弁状ボトルの突出部底面が接触する面の方位対称ライ
   ンは、ボトル収容手段の隣接した二重ベース係合突出部
   の組の間の中程にのびていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の汎用ボトルケース。 ３、前記各々のケース台のケースからキャップへ負荷を
   伝える表面が一般にフレヤ配置になっていることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項記載の汎用ボトルケース。 ４、前記各々のケース台がそこを通るポケットセンタ開
   口部を有し、そのポケットセンタ開口部は一般に円形で
   、ポケットセンタラインに中心を合わせており、その径
   はＰＥＴボトルのキャップの外径より小さく、ポケット
   センタ開口部は、ケースが置かれているＰＥＴボトルの
   キャップの上面の中心部の印刷されたものを、摩滅から
   守るのに役立つ特許請求の範囲第３項記載の汎用ボトル
   ケース。 ５、前記各々のベースカップボトルの整列手段が、ベー
   ス−カップ接触リングを有し、この接触リングの外径は
   ベースカップタイプのＰＥＴボトルのベースカップの環
   状底面の外径にほぼ等しいことを特徴とする特許請求の
   範囲第３項記載の汎用ボトルケース。 ６、前記各々のボトルポケットにつながる各々の二重ベ
   ース係合突出部が、ボトルポケットに収容されるベース
   カップタイプのＰＥＴボトルのベースカップの中の環状
   ベースカップ凹部の上面にまで、この二重ベース係合突
   出部を、一般にのばすことができる距離だけ、ベースカ
   ップボトルの環状底面が接触する面から突出ており、ボ
   トルポケットに収容される花弁状タイプのＰＥＴボトル
   ベースの花弁状突出部分離ノッチの上面にまで、この二
   重ベース係合突出部を、一般にのばすことができる距離
   だけ、花弁状ボトルの突出部底面が接触する面から突き
   出ていることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
   汎用ボトルケース。 ７、ケースの高さが、ケースによって運搬されるボトル
   の高さの約１／２よりも高くならないようにしたことを
   特徴とする特許請求の範囲第６項記載の汎用ボトルケー
   ス。 ８、前記各々のボトルのポケットとつながったボトル収
   容手段が、ボトルポケットに収容されるボトルのベース
   部の外壁を半径方向に保持する構造のボトル側壁グリッ
   パを有していることを特徴とする特許請求の範囲第７項
   記載の汎用ボトルケース。