JPS62167461A - 等速電気泳動装置 - Google Patents
等速電気泳動装置Info
- Publication number
- JPS62167461A JPS62167461A JP60270461A JP27046185A JPS62167461A JP S62167461 A JPS62167461 A JP S62167461A JP 60270461 A JP60270461 A JP 60270461A JP 27046185 A JP27046185 A JP 27046185A JP S62167461 A JPS62167461 A JP S62167461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid tank
- terminal
- liquid
- gel
- leading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
この発明は等速電気泳動装置に関し、特に寒天、ポリア
クリルアミド等のゲルに含まれている生体高分子（ＤＮ
Ａ断片、蛋白質等）を抽出・濃縮し得る等速電気泳動装
置に関する。
クリルアミド等のゲルに含まれている生体高分子（ＤＮ
Ａ断片、蛋白質等）を抽出・濃縮し得る等速電気泳動装
置に関する。
（ロ）従来の技術
このような等速電気泳動装置としては、例えば、ターミ
ナル液ｔａと、リーディング液槽と、両槽を連通させる
泳動管（キャピラリー）と、両槽に接続される定電流電
源と、泳動管の途中から切換弁を介して分岐する目的高
分子抽出管と、リーディング液槽内を仕切る、半透過膜
よりなるリーディング液仕切体とを備えたものが知られ
ている。そしてこの装置では、まずゲル試料がターミナ
ル液槽内に入れられ、定電流電源のオンにより、ゲル試
料中に含まれている目的高分子が電気泳動により分離さ
れ、抽出管から抽出される（ｌａｒｓ −Ｇ ｉ：１ｒ
ａｎ □ ｆｖｅｒｓｔＱｄｔらの′Ｂ ｉｏ ｃｈ
ｉｍｉｃａ ｅｔＢ １ｏｐｈｙｓｉｃａ Ａｃｔａ
” 、 ７８２ （１９８４） 、第１２０〜１２６頁
参照）。
ナル液ｔａと、リーディング液槽と、両槽を連通させる
泳動管（キャピラリー）と、両槽に接続される定電流電
源と、泳動管の途中から切換弁を介して分岐する目的高
分子抽出管と、リーディング液槽内を仕切る、半透過膜
よりなるリーディング液仕切体とを備えたものが知られ
ている。そしてこの装置では、まずゲル試料がターミナ
ル液槽内に入れられ、定電流電源のオンにより、ゲル試
料中に含まれている目的高分子が電気泳動により分離さ
れ、抽出管から抽出される（ｌａｒｓ −Ｇ ｉ：１ｒ
ａｎ □ ｆｖｅｒｓｔＱｄｔらの′Ｂ ｉｏ ｃｈ
ｉｍｉｃａ ｅｔＢ １ｏｐｈｙｓｉｃａ Ａｃｔａ
” 、 ７８２ （１９８４） 、第１２０〜１２６頁
参照）。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上述のような等速電気？）Ｋ動装置では
、ゲル試料中に含まれている目的高分子は、ターミナル
液に投入されると、ターミナル液に浸すだけではなく一
部拡散を起しはじめる。つまりターミナル液ははじめか
ら、ゲル試料中の目的高分子を含んだ形で電気泳動に供
されることになり、泳動が長時間にわたることはさけら
れない。すなわち、電気泳動の原理により、いずれは泳
動管で分離されることにはなろうが、それまで高分子の
尾が長く残ることになり、実用上に問題があった。
、ゲル試料中に含まれている目的高分子は、ターミナル
液に投入されると、ターミナル液に浸すだけではなく一
部拡散を起しはじめる。つまりターミナル液ははじめか
ら、ゲル試料中の目的高分子を含んだ形で電気泳動に供
されることになり、泳動が長時間にわたることはさけら
れない。すなわち、電気泳動の原理により、いずれは泳
動管で分離されることにはなろうが、それまで高分子の
尾が長く残ることになり、実用上に問題があった。
（ニ）問題点を解決するための手段及びその作用この発
明はターミナル液槽と、リーディング液槽と、両槽を連
通させる泳動路と、両槽に接続される定電流電源と、泳
動路の途中から分岐する目的高分子抽出路と、リーディ
ング液槽内又はそのリーディング液槽と泳動路の間を仕
切る、半透過膜よりなるリーディング液仕切体とを備え
、更にターミナル液槽内を仕切り、一方を泳動路に通じ
るゲル試料投入部に、他方を泳動路に通じないで且つ定
電流電源の負極側に接続される電極部にそれぞれ区別す
る、半透過膜よりなるターミナル液仕切体を備えてなる
等速電気泳動装置である。
明はターミナル液槽と、リーディング液槽と、両槽を連
通させる泳動路と、両槽に接続される定電流電源と、泳
動路の途中から分岐する目的高分子抽出路と、リーディ
ング液槽内又はそのリーディング液槽と泳動路の間を仕
切る、半透過膜よりなるリーディング液仕切体とを備え
、更にターミナル液槽内を仕切り、一方を泳動路に通じ
るゲル試料投入部に、他方を泳動路に通じないで且つ定
電流電源の負極側に接続される電極部にそれぞれ区別す
る、半透過膜よりなるターミナル液仕切体を備えてなる
等速電気泳動装置である。
すなわち、この発明は、ターミナル液槽の電極部を半透
過膜でゲル試料投入部から仕切ることによって、電極部
に目的高分子の拡散が生じるようにし、それによって電
気泳動法による分離を早め、目的高分子の抽出・濃縮を
より早く、より確実に行なえるようにするものである。
過膜でゲル試料投入部から仕切ることによって、電極部
に目的高分子の拡散が生じるようにし、それによって電
気泳動法による分離を早め、目的高分子の抽出・濃縮を
より早く、より確実に行なえるようにするものである。
この発明において、ターミナル液仕切体としては、通常
の半透過膜が用いられるが、この半透過膜としては、具
体的には、セロファン膜、コロジオン躾、脱硝コロジオ
ン躾、ポリビニルアルコール膜などが挙げられる。
の半透過膜が用いられるが、この半透過膜としては、具
体的には、セロファン膜、コロジオン躾、脱硝コロジオ
ン躾、ポリビニルアルコール膜などが挙げられる。
（ホ）実施例
以下図に示す実施例に基いてこの発明を詳述する。なお
、これによってこの発明が限定されるものではない。
、これによってこの発明が限定されるものではない。
第１図において、等速電気泳動装置（１）は、ターミナ
ル液槽（ａと、リーディング液槽（３）と、両槽を連通
させる泳動管（キャピラリー）（４）と、両槽に接続さ
れる定電流高圧電源（５）と、泳動管の途中から切換弁
（６）を介して分岐する目的高分子抽出管（力と、リー
ディング液槽（３）と泳動管（４）との間を仕切るリー
ディング液仕切模体（８）と、ターミナル液槽（２）内
を仕切るターミナル液仕切膜体（９）とを備えている。
ル液槽（ａと、リーディング液槽（３）と、両槽を連通
させる泳動管（キャピラリー）（４）と、両槽に接続さ
れる定電流高圧電源（５）と、泳動管の途中から切換弁
（６）を介して分岐する目的高分子抽出管（力と、リー
ディング液槽（３）と泳動管（４）との間を仕切るリー
ディング液仕切模体（８）と、ターミナル液槽（２）内
を仕切るターミナル液仕切膜体（９）とを備えている。
更に詳しく述べれば、ターミナル液仕切膜体（９）は、
セロファン膜で構成され、ターミナル液槽（δ内を２つ
に仕切り、一方を泳動管（４）に通じるゲル試料投入部
（至）とし、他方を泳動管（４）に通じないで且つ定電
流高圧電源（５）の負極側に接続される電極部（１１）
としている。
セロファン膜で構成され、ターミナル液槽（δ内を２つ
に仕切り、一方を泳動管（４）に通じるゲル試料投入部
（至）とし、他方を泳動管（４）に通じないで且つ定電
流高圧電源（５）の負極側に接続される電極部（１１）
としている。
かくして、試料のゲルをターミナル液槽（２のゲル試料
投入部００）に入れると、ゲルに含まれている高分子は
、徐々にゲル試料投入部（ト）内に拡散してくるが、タ
ーミナル液仕切膜体（９）により阻止されて電極部（］
１）にまで及ぶことはない。従って電気泳動の初期状態
ではゲル中の目的高分子は、すでに（リーディング液）
／（ターミナル液十目的高分子）／（ターミナル液）の
ごとく、リーディング液とターミナル液との間に挾まれ
、従来における（リーディング液）／（ターミナル液十
目的高分子）のごとき初期状態の場合に比較して、リー
ディング液とターミナル液との間に目的高分子を易動度
に応じて順に配列させるのに時間を要しない。
投入部００）に入れると、ゲルに含まれている高分子は
、徐々にゲル試料投入部（ト）内に拡散してくるが、タ
ーミナル液仕切膜体（９）により阻止されて電極部（］
１）にまで及ぶことはない。従って電気泳動の初期状態
ではゲル中の目的高分子は、すでに（リーディング液）
／（ターミナル液十目的高分子）／（ターミナル液）の
ごとく、リーディング液とターミナル液との間に挾まれ
、従来における（リーディング液）／（ターミナル液十
目的高分子）のごとき初期状態の場合に比較して、リー
ディング液とターミナル液との間に目的高分子を易動度
に応じて順に配列させるのに時間を要しない。
以上のように配列分離された目的高分子は、適宜目的高
分子抽出管（７）に分取され（結局抽出・濃縮されたこ
とになる）、別途クロマトグラフィなどに付され定性・
定量される。
分子抽出管（７）に分取され（結局抽出・濃縮されたこ
とになる）、別途クロマトグラフィなどに付され定性・
定量される。
（へ）発明の効果
この発明によれば、ゲル中の目的高分子の抽出・濃縮を
より早く、より確実に行なうことができる。
より早く、より確実に行なうことができる。
第１図はこの発明の一実施例を示す概略説明図である。
（１）・・・・・・等速電気泳動装置、（２）・・・・
・・ターミナル液槽、（３）・・・・・・リーディング
液槽、（４）・・・・・・泳ｅ管、 （５）・・
・・・・定電流高圧電源、（７）・・・・・・目的高分
子抽出管、（８）・・・・・・リーディング液仕切膜体
、（９）・・・・・・ターミナル液仕切膜体、（ト））
・・・・・・ゲル試料投入部、（１１）・・・・・・電
極部。 第 １ 図
・・ターミナル液槽、（３）・・・・・・リーディング
液槽、（４）・・・・・・泳ｅ管、 （５）・・
・・・・定電流高圧電源、（７）・・・・・・目的高分
子抽出管、（８）・・・・・・リーディング液仕切膜体
、（９）・・・・・・ターミナル液仕切膜体、（ト））
・・・・・・ゲル試料投入部、（１１）・・・・・・電
極部。 第 １ 図
Claims (1)
- １、ターミナル液槽と、リーディング液槽と、両槽を連
通させる泳動路と、両槽に接続される定電流電源と、泳
動路の途中から分岐する目的高分子抽出路と、リーディ
ング液槽内又はそのリーディング液槽と泳動路の間を仕
切る、半透過膜よりなるリーディング液仕切体とを備え
、更にターミナル液槽内を仕切り、一方を泳動路に通じ
るゲル試料投入部に、他方を泳動路に通じないで且つ定
電流電源の負極側に接続される電極部にそれぞれ区別す
る、半透過膜よりなるターミナル液仕切体を備えてなる
等速電気泳動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60270461A JPS62167461A (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 等速電気泳動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60270461A JPS62167461A (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 等速電気泳動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62167461A true JPS62167461A (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=17486615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60270461A Pending JPS62167461A (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 等速電気泳動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62167461A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5469069A (en) * | 1993-03-19 | 1995-11-21 | Chang; On-Kok | Method and apparatus for measuring resistivity of geometrically undefined materials |
| JP2021502556A (ja) * | 2017-11-13 | 2021-01-28 | エフ．ホフマン−ラ ロシュ アーゲーＦ． Ｈｏｆｆｍａｎｎ−Ｌａ Ｒｏｃｈｅ Ａｋｔｉｅｎｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ | エピタコ電気泳動を使用する試料分析のための装置 |
-
1985
- 1985-11-30 JP JP60270461A patent/JPS62167461A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5469069A (en) * | 1993-03-19 | 1995-11-21 | Chang; On-Kok | Method and apparatus for measuring resistivity of geometrically undefined materials |
| JP2021502556A (ja) * | 2017-11-13 | 2021-01-28 | エフ．ホフマン−ラ ロシュ アーゲーＦ． Ｈｏｆｆｍａｎｎ−Ｌａ Ｒｏｃｈｅ Ａｋｔｉｅｎｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ | エピタコ電気泳動を使用する試料分析のための装置 |
| US11691141B2 (en) | 2017-11-13 | 2023-07-04 | Roche Sequencing Solutions, Inc. | Devices for sample analysis using epitachophoresis |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4754759B2 (ja) | 化合物の電気泳動分離 | |
| US3384564A (en) | Electrophoretic process for simultaneously spearating and concentrating particles | |
| US3969218A (en) | Elution electrophoresis | |
| DK170186B1 (da) | Fremgangsmåde og anordning til elektroforetisk adskillelse, rensning og berigelse af ladede eller polariserbare makromolekyler | |
| WO2010026222A1 (en) | Device and process for rapid isolation of a compound in a sample | |
| Hörtnagl et al. | Membranes of chromaffin granules. Isolation and partial characterization of two proteins | |
| US4729823A (en) | Apparatus and methods for electrophoresis | |
| GB1496726A (en) | Fractionation of proteins by electrical means | |
| US3290240A (en) | Vertical electrophoresis apparatus with adjustable media tube | |
| JPS62167461A (ja) | 等速電気泳動装置 | |
| Jolley et al. | Formation of complexes between basic proteins of leucocytes and plasma globulins | |
| Merz et al. | Segregation of membrane components using isoelectric focusing in polyacrylamide gels | |
| Affronti et al. | Electrophoresis on polyacrylamide gels of protein and polysaccharide fractions from Mycobacterium tuberculosis | |
| Eder | Isoelectric focusing of antibodies in polyacrylamide gels | |
| Whitehead et al. | A preparative column electrophoresis apparatus using Sephadex G-25 | |
| Kekwick et al. | A new type of preparative electrophoresis cell | |
| Wachslicht et al. | A simple device for protein concentration by steady-state stacking | |
| GB1049364A (en) | An apparatus for and a method of automatically analyzing a plurality of samples | |
| Doly et al. | Polyacrylamide gradient electrophoresis for protein purification on the milligram scale | |
| JPH03118463A (ja) | 電気泳動装置 | |
| JPS5821555A (ja) | 分取用電気泳動装置 | |
| EP0103965A2 (en) | Electrofocusing apparatus | |
| Weliky et al. | A simple method for recovering and concentrating fractionated sample components from cylindrical gels | |
| Altschul et al. | [17] Zone electrophoresis with polyacrylamide gel | |
| Brownstone | Further development of a versatile system for preparative electrophoresis in acrylamide gel |