JPS62165123A - 気流搬送管内石炭搬送量の直接測定法 - Google Patents
気流搬送管内石炭搬送量の直接測定法Info
- Publication number
- JPS62165123A JPS62165123A JP61006890A JP689086A JPS62165123A JP S62165123 A JPS62165123 A JP S62165123A JP 61006890 A JP61006890 A JP 61006890A JP 689086 A JP689086 A JP 689086A JP S62165123 A JPS62165123 A JP S62165123A
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- coal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、石炭あるいは固体燃料炊きボイラーに係り、
特にボイラーの敏速な起動及び負荷変化を可能にする微
粉燃料供給量の測定方法に関するものである。
特にボイラーの敏速な起動及び負荷変化を可能にする微
粉燃料供給量の測定方法に関するものである。
（従来の技術及び解決しようとする問題点〕近年、ガス
燃料の急騰によりボイラ用燃料の石炭化が急速に進めら
れている。しかしながら、石炭は油、ガス燃料と比較し
燃焼性が悪いため、燃焼に先立ち乾燥、微粉砕等の前処
理が必要である。
燃料の急騰によりボイラ用燃料の石炭化が急速に進めら
れている。しかしながら、石炭は油、ガス燃料と比較し
燃焼性が悪いため、燃焼に先立ち乾燥、微粉砕等の前処
理が必要である。
たとえば第３図は従来技術による微粉炭焚ボイラにおけ
る石炭、空気の供給系を示したものであるが、このよう
な従来方法では微粉炭搬送管１５内の微粉炭搬送量を経
済的に計測できる手段が無いため、燃焼後の排ガス中の
残存酸素濃度を酸素検出端１８により測定し、この残存
酸素量を目安として調節弁１１により燃焼用空気量を制
御していた。この従来方法では、石炭量の増減を微粉砕
機７の入口に設置した給炭計量器４及び給炭量制御器５
で行なうが、微粉砕機７の内部には多量の石炭が滞留し
ており、給炭量制御＠６により給炭量を増しても、直ち
には、微粉砕機７出口の石炭量、すなわち、バーナ１６
への微粉炭搬送量が増すわけではない、つまり、応答性
が悪い。また燃料と空気の比率を燃焼後の排ガス中の酸
素分析により判定するため、微粉炭が炉内に入り燃焼し
た後に始めて燃焼用空気流延の過不足を知るため、空気
量の制御が後手になるという欠点があった。
る石炭、空気の供給系を示したものであるが、このよう
な従来方法では微粉炭搬送管１５内の微粉炭搬送量を経
済的に計測できる手段が無いため、燃焼後の排ガス中の
残存酸素濃度を酸素検出端１８により測定し、この残存
酸素量を目安として調節弁１１により燃焼用空気量を制
御していた。この従来方法では、石炭量の増減を微粉砕
機７の入口に設置した給炭計量器４及び給炭量制御器５
で行なうが、微粉砕機７の内部には多量の石炭が滞留し
ており、給炭量制御＠６により給炭量を増しても、直ち
には、微粉砕機７出口の石炭量、すなわち、バーナ１６
への微粉炭搬送量が増すわけではない、つまり、応答性
が悪い。また燃料と空気の比率を燃焼後の排ガス中の酸
素分析により判定するため、微粉炭が炉内に入り燃焼し
た後に始めて燃焼用空気流延の過不足を知るため、空気
量の制御が後手になるという欠点があった。
ボイラの負荷を変える場合、まず石炭の給炭計量器４及
び給炭量制御器５により石炭量を増すが、微粉砕機７内
には多量の石炭が滞留しており、微粉砕機７の出口、す
なわちバーナ１６への微粉炭搬送量は直ちには増加せず
、通常、数分から数十分の時間遅れがある。その時間遅
れの後、石炭がバーナ１６に入り燃焼する。この時点で
はまだ空気量は以前のままであるため、空気不足燃焼と
なり、燃焼排ガス中の残存酸素量が設定値以下に減少す
る。これを酸素検出端１８が検出し制御器１９に送る。
び給炭量制御器５により石炭量を増すが、微粉砕機７内
には多量の石炭が滞留しており、微粉砕機７の出口、す
なわちバーナ１６への微粉炭搬送量は直ちには増加せず
、通常、数分から数十分の時間遅れがある。その時間遅
れの後、石炭がバーナ１６に入り燃焼する。この時点で
はまだ空気量は以前のままであるため、空気不足燃焼と
なり、燃焼排ガス中の残存酸素量が設定値以下に減少す
る。これを酸素検出端１８が検出し制御器１９に送る。
制御器１９はこの信号により調節弁１４を開けて燃焼用
空気を増す。この様に、従来方法では全ての操作が後手
後手にまわるため、迅速な起動あるいは負荷変化操作が
できなかった。
空気を増す。この様に、従来方法では全ての操作が後手
後手にまわるため、迅速な起動あるいは負荷変化操作が
できなかった。
また１石炭の増加操作と同時に燃焼用空気を増すことは
可能であるが、その場合には、石炭の増加が遅いため、
一時的に空気過剰の状態が生じ、燃焼排ガス中に有害な
ＮＯｘが多量に生成するという問題が生ずる。
可能であるが、その場合には、石炭の増加が遅いため、
一時的に空気過剰の状態が生じ、燃焼排ガス中に有害な
ＮＯｘが多量に生成するという問題が生ずる。
本発明の目的は上記従来技術の欠点を解消し。
気流搬送管内の石炭搬送量を直接測定し、これを燃焼用
空気の制御信号として利用することにより石炭焚ボイラ
の起動、負荷変化を迅速に行なうことができる装置を提
供することにある。
空気の制御信号として利用することにより石炭焚ボイラ
の起動、負荷変化を迅速に行なうことができる装置を提
供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、微粒体を含むガス
流中に置かれた物体の表面から流れに伝わる伝熱量とガ
ス流中の微粒体の濃度が直接関係すること、及び物体内
部の回度勾配が物体表面からガス流に伝わる伝熱量と比
例関係にあることを利用し、給炭管内に発熱体を埋設し
た内挿物を設置し或いは管壁内に埋設し、この内挿物内
部の温度勾配或いは壁材内の温度勾配を測定することに
より搬送管内のガス中の粒子濃度を求めるようにした点
及び、別に測定した搬送用空気流量より気流搬送管内の
空気速度を求め、この速度と粒子濃度から気流搬送管内
の石炭搬送量を求めるようにした点にある。
流中に置かれた物体の表面から流れに伝わる伝熱量とガ
ス流中の微粒体の濃度が直接関係すること、及び物体内
部の回度勾配が物体表面からガス流に伝わる伝熱量と比
例関係にあることを利用し、給炭管内に発熱体を埋設し
た内挿物を設置し或いは管壁内に埋設し、この内挿物内
部の温度勾配或いは壁材内の温度勾配を測定することに
より搬送管内のガス中の粒子濃度を求めるようにした点
及び、別に測定した搬送用空気流量より気流搬送管内の
空気速度を求め、この速度と粒子濃度から気流搬送管内
の石炭搬送量を求めるようにした点にある。
第１図に本発明の一実施例に係る気流搬送管内石炭搬送
量測定装置を示す。
量測定装置を示す。
微粉炭搬送管１５内に設置した内挿物２１には発熱体２
２及び温度勾配測定用の濃度検出端２３、温度検出端２
４を埋め込んである。発熱体２２には熱発生量が一定と
なるように電源２５から動力線２７を通じて一定の電気
が供給されている。この状態で、微粉炭搬送管１５内を
流れる空気中の微粉炭の濃度が増すと内挿物２１の表面
での熱伝達率が増す。その結果、温度検出端２３と温度
検出端２４の温度差が大きくなる。あらかじめ検定して
おいたこの温度差と微粉炭濃度の関係から演算制御器２
６により微粉炭濃度を計算する。さらに別に測定した搬
送用空気流量から微粉炭搬送管内空気流速を求め、演算
制御器２６に入れ演算し、石炭搬送量を計算する。この
ようにして時々刻々の石炭搬送量を測定でき、この信号
を第３図に示した制御器１９に送り、燃焼用空気流の制
御信号として使用することにより、時々刻々の石炭量に
応じて燃焼用空気量を制御できる。その結果、従来より
はるかに迅速に、ボイラの起動、負荷変化操作を行うこ
とができる。
２及び温度勾配測定用の濃度検出端２３、温度検出端２
４を埋め込んである。発熱体２２には熱発生量が一定と
なるように電源２５から動力線２７を通じて一定の電気
が供給されている。この状態で、微粉炭搬送管１５内を
流れる空気中の微粉炭の濃度が増すと内挿物２１の表面
での熱伝達率が増す。その結果、温度検出端２３と温度
検出端２４の温度差が大きくなる。あらかじめ検定して
おいたこの温度差と微粉炭濃度の関係から演算制御器２
６により微粉炭濃度を計算する。さらに別に測定した搬
送用空気流量から微粉炭搬送管内空気流速を求め、演算
制御器２６に入れ演算し、石炭搬送量を計算する。この
ようにして時々刻々の石炭搬送量を測定でき、この信号
を第３図に示した制御器１９に送り、燃焼用空気流の制
御信号として使用することにより、時々刻々の石炭量に
応じて燃焼用空気量を制御できる。その結果、従来より
はるかに迅速に、ボイラの起動、負荷変化操作を行うこ
とができる。
また、内挿物２１を設けることに代え、微粉炭搬送管１
５の管壁内に発熱体２２及び温度勾配測定用の温度検出
端２３．２４を埋め込み、壁材内部の温度勾配を測定す
ることにより、同様にして石炭搬送量を求めることもで
きる。
５の管壁内に発熱体２２及び温度勾配測定用の温度検出
端２３．２４を埋め込み、壁材内部の温度勾配を測定す
ることにより、同様にして石炭搬送量を求めることもで
きる。
以上詳述したように、本発明によれば、リアルタイムで
直接燃料輸送量を測定するので、従来、負荷応答性が良
い油あるいはガス焚ボイラが主体であった中間負荷力を
電力コストの安い微粉炭焚ボイラで置き変えることがで
きる様になるため、微粉炭焚ボイラの利用分野の拡大並
びに電力コストの低減が可能となる。
直接燃料輸送量を測定するので、従来、負荷応答性が良
い油あるいはガス焚ボイラが主体であった中間負荷力を
電力コストの安い微粉炭焚ボイラで置き変えることがで
きる様になるため、微粉炭焚ボイラの利用分野の拡大並
びに電力コストの低減が可能となる。
第１図は本発明による気流搬送管内石炭搬送量測定装置
の断面図であり、 第２図は第１図のＡ−Ａ矢視図であり、第３図は従来技
術による微粉炭焚ボイラにおける石炭、空気の供給系を
示した図である。 １・・・原料ホッパ、 ２・・・原炭、４・・・
給炭計量機、 ５・・・給炭量制御器。 ７・・・微粉砕機、 ８・・・押込送風機、９
・・燃焼用空気ダクト、 １０・・燃焼用空気流量計、 １２・・・搬送用空気ダクト、 １３・・・搬送用空気流量計、 １５・・・微粉炭搬送管、 １６・・・バーナ、 １８・・・酸素検出端、 １９・・・制御器。 ２０・・・信号ライン。
の断面図であり、 第２図は第１図のＡ−Ａ矢視図であり、第３図は従来技
術による微粉炭焚ボイラにおける石炭、空気の供給系を
示した図である。 １・・・原料ホッパ、 ２・・・原炭、４・・・
給炭計量機、 ５・・・給炭量制御器。 ７・・・微粉砕機、 ８・・・押込送風機、９
・・燃焼用空気ダクト、 １０・・燃焼用空気流量計、 １２・・・搬送用空気ダクト、 １３・・・搬送用空気流量計、 １５・・・微粉炭搬送管、 １６・・・バーナ、 １８・・・酸素検出端、 １９・・・制御器。 ２０・・・信号ライン。
Claims (2)
- （１）石炭等の微粉固体燃料をバーナに気流搬送するシ
ステムにおいて、発熱体及び複数の温度計を埋設した内
挿物を気流搬送管内に設置し、内挿物内部の温度勾配を
測定することにより気流搬送管内の石炭搬送量を測定す
ることを特徴とする気流搬送管内石炭搬送量の直接測定
法。 - （２）石炭等の微粉固体燃料をバーナに気流搬送するシ
ステムにおいて、気流搬送管管壁内に発熱体及び複数の
温度計を設置し、壁材内部の温度勾配を測定することに
より燃料管内の燃料輸送量を測定することを特徴とする
気流搬送管内石炭搬送量の直接測定法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61006890A JPS62165123A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 気流搬送管内石炭搬送量の直接測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61006890A JPS62165123A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 気流搬送管内石炭搬送量の直接測定法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62165123A true JPS62165123A (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=11650825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61006890A Pending JPS62165123A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 気流搬送管内石炭搬送量の直接測定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62165123A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105004879A (zh) * | 2014-04-17 | 2015-10-28 | 国家电网公司 | 一种煤粉气流的速度测量方法 |
| WO2017218378A1 (en) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | Baker Hughes Incorporated | Dry bulk pneumatic metering assembly and method |
-
1986
- 1986-01-16 JP JP61006890A patent/JPS62165123A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105004879A (zh) * | 2014-04-17 | 2015-10-28 | 国家电网公司 | 一种煤粉气流的速度测量方法 |
| WO2017218378A1 (en) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | Baker Hughes Incorporated | Dry bulk pneumatic metering assembly and method |
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