JPS62162658A - 石膏の焼成方法 - Google Patents

石膏の焼成方法

Info

Publication number
JPS62162658A
JPS62162658A JP384286A JP384286A JPS62162658A JP S62162658 A JPS62162658 A JP S62162658A JP 384286 A JP384286 A JP 384286A JP 384286 A JP384286 A JP 384286A JP S62162658 A JPS62162658 A JP S62162658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
pressure
supply
gypsum
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP384286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0472785B2 (ja
Inventor
林 錦吾
神山 郁夫
宏和 田中
洋 藤田
博 石原
登 高橋
三郎 大石
石田 誠克
根津 修美雄
藤波 稔
村山 朝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP384286A priority Critical patent/JPS62162658A/ja
Publication of JPS62162658A publication Critical patent/JPS62162658A/ja
Publication of JPH0472785B2 publication Critical patent/JPH0472785B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石膏の焼成方法に関する。
従来の技術 α型半水石膏は水和凝結後の強度が大きく、しかも製品
乾燥工程でのエネルギーが節約できる等の利点を有する
ので、新しい建策基材として有望視されており、このα
型半水石膏は、二水石膏金膏の水利反応及び脱水反応を
抑える形で付着水分のみを蒸発させる蒸発工程を余分に
必要とするため、乾式法の方が望ましい。ところで、こ
れまでの乾式法によると、二本石膏をオートクレーブに
入れて飽和水蒸気で加熱して焼成していた。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の乾式法によると、バッチ式のため作業能率お
よび熱効率が悪い。焼石膏の品質にバラツキがある。装
置の大型化の限界にょp処理量が少ないという問題があ
った。
そこで、本発明は上記問題を解消し得る石膏の焼成方法
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題を解消するため、本発明の石膏の焼成方法は、
回転キルン本体内に原料石膏を投入すると共に水蒸気を
導入して加圧下で焼成する際に、キルン本体の供給口に
接続された2個の供給槽内に原料石膏を大気圧下で供給
した後、各供給槽内をキルン本体内圧力と同一圧力に加
圧した状態で原料石膏を2個の供給槽から交互に排出し
てキルン本体内に連続供給し、供給側では飽和水蒸気圧
とほぼ等しい温度に保ち、排出側では飽和水蒸気圧の温
度より高い過熱状態下にして一定時間保持し、付着水分
の蒸発と結晶水を脱水してα型半水石膏を主成分とする
石膏に焼成すると共に、キルン本体の排出口に接続され
た2個の排出槽内圧力をキルン本体内圧力(5Kf/c
nG以下)と同一圧力に加圧した状態で焼成量lfを連
続的に排出槽内に排出した後、排出槽内圧力を大気圧し
して焼成石膏を両排出槽から交互に排出する方法である
作用 上記の石膏の焼成方法によると、それぞれ2個の供給槽
及び排出槽内圧力をキルン本体内圧力と同一圧力に加圧
した状態で、原料石膏及び焼成石膏の給排出を連続的に
行なうようにしたので、従来のパッチ式の場合に比べて
作業能率及び熱効率が良いと共に焼石膏の品質が均一で
あり、また処理量(焼成量)を大幅に増加させることが
できる等の利点がある。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第1
図において(1)は原料石膏(=水石前を主成分とする
粉体状の石膏に添加剤を添加したもの)を焼成して焼成
石膏(α型半水石膏)を得るためのロータリキルン(回
転乾燥機) 、(2)は加圧状態でロータリキルン(1
)に原料石膏(以下、原料という)を供給するための供
給装置、(3)はロータリキルン(1)からの焼成石膏
(以下、焼成物という)を加圧状態で排出する排出装置
である。上記供給及び排出袋Wt(2) (3)は後で
詳しく説明する。上記ロータリキルン(1)は、円筒状
のキルン本体αυと、このキルン本体(6)を回転させ
る回転駆動装置(図示せず)と、キルン本体(ロ)前端
に接続配置されると共に原料の供給口(2)が形成され
た原料供給用の前部スクリュウコンベアα1と、キルン
本体Ql)後端に接続配置されると共に、中間部に水蒸
気供給口q尋及びドレン排出口(至)を、後端部に焼成
物の排出口αQが形成された焼成物排出用の後部スクリ
ュウコンベアαηとから構成されている。0])はロー
タリキルン(1)から出た排ガスから粉塵を除去するた
めの集塵装置で、集塵機(財)と、集塵機Caの下部に
接続されたダストチャンバー(至)と、このダストチャ
ンバー(至)の下部に接続されて、ダストをダスト移送
フィン(財)を介して後述する搬出コンベア(113)
に移送するための移送用スクリュウコンベア(至)とか
ら構成されている。
次に、原料供給装置α1)を第2図に基づき詳しく説明
する。(51A )及び(51B)は原料を一時的に貯
える第2供給漕で、それぞれ原料供給口(52AX52
B)、原料排出口(53A)(53B)、気体供給口(
54A)(54B)、フィルター(55A)(55B)
部分に対応して配置された気体排出口(56A)(56
B)及びガス抜き口(57A)(57B)が形成された
円筒形の槽本体(58A)(58B)と、この槽本体(
58A)(58B)内底部に配置された原料攪拌用の攪
拌羽根(59A)(59B)と、槽本体(58A)(5
8B)上面に配置されて上記攪拌羽根(59A)(59
B)を回転させるモータ(60A)(60B)とから構
成されている。なお、上記各供給槽(51A)(51B
)の槽本体(58A)(58B)には保温用のジャケッ
ト(図示せず)が設けられている。例は投入コンベア働
からの原料(Ale第1、第2供給槽(51A)(51
B)に交互に供給するため第1スクリユウコンベアで、
中央に一個の供給口−、両端部に2個の排出口(64A
)(64B)が形成されている。
そして、上記各排出口(64A)(64B)とそれに対
応する各供給槽(51A)(51B)の原料供給口(5
2A)(52B)とは、第1、第2開閉弁(65A)(
65B)を有する第1、第2供給ライン(66A866
B)によって接続されている。■は各供給槽(51A)
(51B)からの原料を連続的にロータリキルン(1)
の前部スクリュウコンベアα1に供給するための第2ス
クリユウコンベアで、両端部に2個の供給口(68A)
(68B)、中央に1個の排出口−が形成されている。
そして上記各供給口(68A)(68B)と各供給槽(
51A)(51B)の排出口(53A)(53B)とは
、上流から下流に向って順に原料の供給を調整する第1
、第2調整弁(弁体(71A)(71B)とこれを揺動
させるシリンダー装置(72A)(72B)とから構成
されている) (70A)(70B)と、第1、第2中
間スクリュウコンベア(73A)(73B)と、第3、
゛第4開閉弁(74A)(74B)とを有する第3及び
第4供給フイン(75A)(75B)によって接続され
ている。(77A)(77B)は途中筒5、第6開閉弁
(76A)(76B)を有する第1、第2排ガスライン
で、排ガス(B)を各供給槽(51A)(51B)の気
体供給口(54A)(54B)に供給するためのもので
ある。(79A)(79B)は途中に第7、第8開閉弁
(78A)(78B) ’!f−有する第1、第2水蒸
気ラインで、水蒸気(C)を上記気体供給口(54A)
(54B)に供給するためのものである。(83A)(
83B)は途中に第9、第10開閉弁(80A)(80
B)を有する第1、第2気体排出ラインで、上記気体排
出口(56A)(56B)’を介して供給槽(51A)
(51B)内の気体を煙突わりに連通された煙突ライン
翰に排出するためのものである。
(85A)(85B)は途中に第11、第12開閉弁(
84A)(84B)を有する第1、第2ガス抜きライン
で、それぞれ一端が各ガス抜き口(57A)(57B)
に接続されると共に他端が上記第1、第2気体排出ツイ
ン(83AX83B)に接続されている。(87A)(
87B)は途中に第13、第14開閉弁(86A)(8
6B)を有する第1、第2逆洗ラインで、第1又は第2
水蒸気ライン(79A)(79B)ライン中の水蒸気を
、第1、第2気体排出ライン(83A)(83B)の一
部を介して気体排出口(56A)(56B)に導くため
のものである。上記各供給槽(51A)(51B)内に
配置、された攪拌羽根(59A)(59B)は、槽内の
原料を均一にならして定量排出を目的とすると共に、槽
内が昇圧された際、熱を内部まで均一に伝達するもので
特殊な形状にされている。また、各供給槽(51A)(
51B)t”ジャケット構造としたのは、原料が槽壁に
固着するのを防止するためである。また、上記各スクリ
ュウコンベア@(73A)(73B)及び前記スクリュ
ウコンベア(4)も同様の目的でジャケット構造とされ
ると共に、第2スクリユウコンベアーは両方の供給t!
? (51A)(51B)からの原料を中央から排出す
るため、スクリュウ羽根自体は互いに半分づつ逆方向に
形成されている。なお、■は第2スクリユウコンベア匈
と前部スクリュウコンベア(至)とを接続する接続フィ
ンである。また、上記各排ガスライン(77A)(77
B)は一本にされ、集塵機(2)の頂部に接続されてい
る。
次に、焼成物の排出装置(3)ヲ第3図に基づき詳しく
説明する。(100A)及び(100B)は焼成物(D
Iを一時的に貯える第1及び第2排出槽で、それぞれ焼
成物供給口(IolA)(IOIB)、焼成物排出口(
102AX10B)、気体供給口(103AX103B
)及びフィルター(104AX104B)部分に対応し
て配置された気体排出口(105AX105B)が形成
された槽本体(106A)(106B)と、この槽本体
(106AX106B)内底部に配置された焼成物取出
用の第1、第2取出用スクリュウ羽根(107A)(1
07B)と、このスクリュウ羽根(107AX107B
) ?回転させるモータ(図示せず)とから構成されて
いる。(108)は後部スクリュウコンベアα0からの
焼成物を第1、第2排出+1 (100AX100B)
に交互に供給するための第3スクリユワコンベアで、中
央に一個の供給口(109)、両端部に2個の排出口(
IIOAX//□B)が形成されている。そして、上記
各排出口(IIOAXIIOB)とそれに対は、第15
、第16開閉弁(IIIAXIIIB)を有する第1、
第2排出フイン(112AX112B)によって接続さ
れている。(113)は各排出槽(100AX100B
)からの焼成物を連続的にホッパー(114)を送るた
めの搬出コンベアで、2個の供給口(115AX115
B)と1個の補助供給口(115Cンが設けられ九ケー
ンング本体(116)と、ケーシング本体(116)内
に配置されたスクリュウ羽根(116a)と、このスク
リュウ羽根の駆動装置(図示しないが例えばモータ)と
から構成されている。そして、上記各供給1:I (1
15A)(115B)と各排出槽(100AX100B
)の排出口(102AX102B)とは、第17、第1
8開閉弁(117AX117B)を有する第3及び第4
排出ライン(118AX118B)によって接続されて
いる。(119AX119B)は途中に第19、第20
開閉弁(120AX120B)を有する第1、第2温風
フインで、温風(Eaf:各排出1W(100AX10
0B)の気体供給口(103AX103B)に供給する
ためのものである。(121A)(121B)は途中に
第21、第22開閉弁(122AX122B)を有する
第3、第4気体排出ラインで、上記排出槽(100AX
100B)内の気体を煙突61)に連通された煙突うイ
ン□に排出するためのものである。(123AX123
B)は途中に第23、第24開閉弁(124AX124
B)t−有する第3、第4ガス抜きラインで、一端が各
排出槽(100A)(IooB)の各気体供給口(10
3AX103B)に連通されると共に他端が煙突ライン
頓にそれぞれ接続されている。(125AX125B)
は途中に第25、第26開閉弁(126A)(126B
)を有する第3、第4逆洗ラインで、第1、第2温風ラ
イン(119AX119B)内の温風を第3、第4気体
排出ライン(121AX121B)の一部を介して気体
排出口(105AX105B)に導くためのものである
。なお、持っている。従って、加圧水蒸気の雰囲気にな
る供給槽、スクリュウコンベア、排出槽内面では水蒸気
がドレン化して、焼成物が内面に固着する虞れが生じる
。このため、各コンベアαQ (108)(113) 
及び各排出槽(10臥バ100B)は保温のための耐圧
ジャケット構造にされている。
次に、原料の供給手順を項目類に説明する。
■ 第1供給槽(51A)への原料供給準備として、第
1開閉弁(65A)が開かれる。(この時、第1供給槽
(51A)内は大気圧に降圧されている。)■ 第1ス
クリユウコンベアII)が正転されて原料が第1供給槽
(51A)内に供給される。
■ 第1供給摺(51A)内に原料が所定量投入される
と、第1開閉弁(65A)が閉じられる。
■ 第5開閉弁(76A)が開かれて集塵機−からの排
ガスが第1供給槽(51A )内に導かれて1次昇圧が
される。1次昇圧完了後、第5開閉弁(76A )が閉
じられる。
■ 第13開閉弁(86A)が開かれ水蒸気がフィルタ
ー(55A)に供給されて2次昇圧がされると共に逆洗
浄が成される。これは、前回の降圧作業時に付着したダ
ストヲ取除くためである。
2次昇圧完了後、第13開閉弁(86A)が閉じられる
■ 第7開閉弁(78A)が開かれ水蒸気が供給されて
3次昇圧が成される。この場合、昇圧時間を短縮するた
めに、フィルター<55h>*mさずに直接に槽内に供
給される。3次昇圧完了後、第7開閉弁(78A)が閉
じられる。この時、槽内の圧力はロータリキルン(1)
内の圧力と同圧又は少し高い圧力になっている。
■ 第3−開閉弁(74A)が開かれ、且つ第1中間ス
クリュウコンベア(73A)が駆動されると共に第1調
整弁(70A)が断続的に開閉される。
従って、攪拌羽根(59A)によって第3供給ライン(
75A)に落下された原料は、第1中間スクリュウコン
ベア(73A) ’&介して第2スクリエウコンベア拘
に導かれ、そして前部スクリュウコンベア(4)よりキ
ルン本体(2)内に供給される。
この後、第1供給槽(51A)内の降圧が行なわれるが
、この降圧時に、上記と同じ手順で昇圧された第2供給
槽(51B)内から原料が、第4供給ライン(75B)
及び第2スクリユウコンベアβηを介してキルン本体(
2)内に供給される。従って、キルン本体(2)内と同
−又は少し高い圧力状態で、2つの供給槽(51A)(
51B)から原料が交互に連続的にキルン本体(2)内
に供給される。
■ 第1供給@ (51A)からの原料の供給が済むと
、第1調整弁(70A)を閉じ、第1中間ヌクリュウコ
ンベア(73A)を停止する。そして、その後第3開閉
弁(74A) e閉じる。このように、第1中間スクリ
ュウコンベア<73A)k%止させた後、第3開閉弁(
74A)を閉じるので、原料が弁の摺動面に堆積してい
ない状態の時に、弁が作動するので、弁口体に摩耗が生
じない。
続いて降圧手順について説明する。
■ 第9開閉弁(80A)を開き、第1供給槽(51A
)内の気体金フィルター(55A)を通して排出し、1
次降圧を行なう。勿論、フィルター(55A)を通すの
は、ダスト補修の目的である。1次降圧完了後、第9開
閉弁(80A)を閉じる。
[相] 第11開閉弁(84A)を開き、2次降圧金行
なう。この場合、フィルター(55A)を通さないのは
、槽内の圧力が1次降圧によりダストが飛散しない程度
まで降下されていること及び降圧時間短縮のためである
。2次降圧が完了すると・第11開閉弁(84A)が閉
じられる。以上の手順によシ降圧が完了する。この後、
再び第1開閉弁(65A)が開かれると共に第1スクリ
ユウコンベア6])が逆転から正転にされて第2供給槽
(51B)に原料を供給していたのが第1供給1 (5
1A)に供給され、以下上記手順が繰返される。
上記のように、前部スクリュウコンベア(2)ヲ介して
キルシン本体Qυ内に供給された原料は、圧力下で水蒸
気により焼成され、後述する手順により排出される。な
お、キルシン本体αυ内の圧力はゲージ圧で5Ky/c
d以下とされ、α型半水石膏に要求される品質に応じて
選択される。通常の場合は略3 Kg/d以下で安定し
てα型半水石膏が得られる。また、キルン本体θη内の
温度及び圧力は、2次石膏供給側で飽和蒸気圧温度に近
く、α型半水石膏となった排出側では供給側の温度よシ
高い傾向を示すようにコントロールされる。また、キル
シン本体αυ内の圧力をコントロールするために、過剰
の水蒸気を排出する位置は、原料石膏供給側からの排出
も可能であるが、操作上及びα型半水石膏側の圧力をコ
ントローpする方がよいため、排出側がよい。
なお、圧力不足により、水蒸気をキルシン本体Oυ内に
供給する位置は、逆に2次石膏供給側がよい。
次に、焼成物の排出手順を項目類に説明する。
O) 第1排出槽(100A>への焼成物排出準備とし
て、第15開閉弁(IIIA)が開かれる(この時、第
1排出槽(IOQA)内はキルン本体Ql)内圧力と同
−又は少し低い圧力に昇圧されている。)。
■ 第3スクリユウコンベア(108)が正転されて焼
成物が第1排出槽(IOQA)内に排出される。
■ 第1排出槽(100A)内に焼成物が所定量投入さ
れると、第15開閉弁(IIIA)が閉じられる。
■ 第21開閉弁(122A)を開きフィルター(10
4A)を通して第1排出摺(100A)内の気体を排出
して、1次降圧を行なう。勿論、フィルター(104A
)を通すのは、ダスト捕集の目的である。
1次降圧完了後、第21開閉弁(122A) ’に閉じ
る。
■ 第23開閉弁(124A)を開92次降圧を行なう
この場合、フィルター(104A) t−通さないのは
、槽内の圧力が1次降圧によりダストが飛散しない程度
まで降下されていること及び降圧時間短縮のためである
。2次降圧が完了すると、第23開閉弁(124A)が
閉じられる。以上の手順により降圧が完了する。
■ 次に、第17開閉弁(117A) t−開いた後、
第1取出用スクリエウ羽根(107A)を回転させて、
槽内の焼成物を第3排出ツイン(118A)を介して排
出コンベア(113)に排出する。
この後、第1排出t! (100A)内の昇圧が行なわ
れるが、この昇圧時に、上記と同じ手順で降圧された第
2排出[(100B)内から焼成物が、第4排出ツイン
(118B) t−介して搬出コンベア(113)に排
出される。従って、キルン本体Ql)内と同一圧力状態
で、2つの排出(曹(100AX100B)から焼成物
が交互に連続的に排出される。
続いて昇圧手順について説明する。
■ 第17開閉弁(117A)を閉じた後、第25開閉
弁(126A)を開き、熱風をフィルター(104A)
を介して第1排出m (10QA)内に供給して1次昇
圧を行なう。この時、フィルター(104A)は逆洗さ
れて、1次降圧時に付着したダストが落とされる。1次
外圧完了後、第25開閉弁(126A)が閉じられる。
■ 第23開閉弁(124A)を開き、2次降圧が行な
われる。この場合、昇圧時間を短縮するために、フィル
ター(104A)を通さずに直接に槽内に供給される。
2次昇圧完て後、第23開閉弁(IZ4A)が閉じられ
る。この時、槽内の圧力は、キルン本体(ロ)内の圧力
と同−又は少し低い圧力になっている。この後、再び第
15開閉弁(IIIA)が開かれると共に第3スクリユ
ウコンベア(108)が逆転から正転にされて第2排出
漕(100B)に焼成物を排出していたのが第1排出槽
(100A)に供給され、以下上記手順が繰返して行な
われ、排出が行なわれる。また、ロータリキルン(1)
からの排ガスは集塵機(イ)に送られてここでダストが
除去された後、煙突61)及び各排ガスライン(77A
)(77B)に送られる。更に、集塵機(至)からのダ
ストは、ダスト移送ライン(ロ)及び搬出コンベア(1
13) ’i介してホッパー(114)に送られる。
なお、上記各コンベア、開閉弁等は、あらかじめ電気的
に設定されたシーケンスにより正確にコントロールされ
ている。
ところで、上記実施例において、投入される石膏は、付
着水分が25係以下の副産化学石膏及び天然石膏の粉体
状とする。付着水分が254より多い場合は予備乾燥に
より25係以下にして使用する。
また、石膏には媒晶剤が添加されるが、この媒晶剤とし
ては、クエン酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム等力〜
ポキシ〃基金有する有機酸塩と、アスパラギン酸ナトリ
ウム、グルタミン酸ナトリウム等アミノ基を有する有機
酸塩と、ガスクトース、マン/  /”I ノ炭水化物
と、硫酸アルミニュウム、硫酸第2鉄等の無機塩類等が
あシ、これらはα型半水石膏に要求される品質に応じて
焼成石膏のO〜5憾の範囲内で選択できる。
発明の効果 上記本発明の石膏の焼成方法によると、それぞれ2個の
供給槽及び排出槽内圧力管キルン本体内圧力と同一圧力
に加圧した状態で、原料石膏及び焼成石膏の給排出を連
続的に行なうようにしたので、作業能率および熱効率が
良いと共に焼石膏の品質が均一で147、また従来のバ
ッチ式の場合に比べて、処理量(焼成量)t−大幅に増
加させることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体構
成図、第2図は供給装置の構成図、第3図は排出装置の
構成図である。 (1)・・・ロータリキルン(回転乾燥機) 、(2)
・・・供給装置、(3)・・・排出装置、Ql)・・・
キμン本体、@・・・供給口、03・・・前部スクリエ
ウコンベア、QO・・・排出口、αη・・・後部スクリ
エウコンベア、(51A)・・・第1供給槽、(51B
)・・・第2供給槽、(52A)(52B)・・・原料
供給口、(53A)(53B)・・・原料排出口、(5
4AX54B)・・・気体供給口、(56A)(56B
>・・・気体排出口1、(59A)(59B)・・・攪
拌羽根、参1・・・第1スクリエウコンベア、−・・・
供給口、(64AX64B)・・・排出口、(65A)
・・・第1開閉弁、(65B)・・・第2開閉弁、(6
6A)・・・第1供給フイン、(66B)・・・第2供
給ライン、旬・・・第2ヌクリユウコンヘア、…・・・
排出口、(73A)・・・第1中間スクリュウコンベア
、(73B)・・・第2中間スクリュウコンベア、(7
4A)・・・第3開閉弁、(74B)・・・第4開閉弁
、(75A)・・・第3供給ライン、(75B)・・・
第4供給フイン、(100A)・・・第1排出槽、(1
00B)・・・第2排出槽、(IolAXlolB)・
・・焼成物供給口、(102AX102B)・・・焼成
物排出口、(103AX103B)・・・気体供給口、
(105AX105B)・・・気体排出口、(107A
X107B)・・・スクリュウ羽根、(108)・・・
第3スクリユウコンベア、(IIIA)・・・第15開
閉弁、(111B)・・・第16開閉弁、(112A)
・・・第1排出フイン、(112B)・・・第2排出フ
イン、(113)・・・搬出コンベア、(117A)・
・・第17開閉弁、(117B)・・・第18開閉弁、
(118A)・・・第3排出フイン、(118B)・・
・第4排出ライン代理人    森   本   義 
  弘第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転乾燥機のキルン本体内に原料石膏を投入すると
    共に水蒸気を導入して加圧下で焼成する際に、キルン本
    体の供給口に接続された2個の供給槽内に原料石膏を大
    気圧下で供給した後、各供給槽内をキルン本体内圧力と
    同一圧力に加圧した状態で原料石膏を2個の供給槽から
    交互に排出してキルン本体内に連続供給すると共に、キ
    ルン本体の排出口に接続された2個の排出槽内圧力をキ
    ルン本体内圧力と同一圧力に加圧した状態で焼成石膏を
    連続的に排出槽内に排出した後、排出槽内圧力を大気圧
    にして焼成石膏を両排出槽から交互に排出することを特
    徴とする石膏の焼成方法。
JP384286A 1986-01-10 1986-01-10 石膏の焼成方法 Granted JPS62162658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP384286A JPS62162658A (ja) 1986-01-10 1986-01-10 石膏の焼成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP384286A JPS62162658A (ja) 1986-01-10 1986-01-10 石膏の焼成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62162658A true JPS62162658A (ja) 1987-07-18
JPH0472785B2 JPH0472785B2 (ja) 1992-11-19

Family

ID=11568437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP384286A Granted JPS62162658A (ja) 1986-01-10 1986-01-10 石膏の焼成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62162658A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308342A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Nikko Co Ltd 廃石膏の加熱再生処理装置及び処理方法
WO2008001538A1 (en) * 2006-06-29 2008-01-03 Yoshino Gypsum Co., Ltd. Process for producing calcined gypsum and gypsum board
JP2008024563A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Nikko Co Ltd 廃石膏の加熱再生処理装置
JP2020065965A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 株式会社トクヤマ 廃石膏ボードからの二水石膏の回収方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043096A (ja) * 1973-08-20 1975-04-18
JPS5260293A (en) * 1975-11-12 1977-05-18 Mitsui Toatsu Chem Inc Method for continuous production of alpha-gypsum hemihydrate

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043096A (ja) * 1973-08-20 1975-04-18
JPS5260293A (en) * 1975-11-12 1977-05-18 Mitsui Toatsu Chem Inc Method for continuous production of alpha-gypsum hemihydrate

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308342A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Nikko Co Ltd 廃石膏の加熱再生処理装置及び処理方法
WO2008001538A1 (en) * 2006-06-29 2008-01-03 Yoshino Gypsum Co., Ltd. Process for producing calcined gypsum and gypsum board
JP5167126B2 (ja) * 2006-06-29 2013-03-21 吉野石膏株式会社 焼石膏及び石膏ボードの製造方法
KR101357224B1 (ko) * 2006-06-29 2014-01-29 요시노 셋고 가부시키가이샤 소석고 및 석고보드의 제조방법
US8945462B2 (en) 2006-06-29 2015-02-03 Yoshino Gypsum Co., Ltd. Methods for manufacturing a calcined gypsum and a gypsum board
JP2008024563A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Nikko Co Ltd 廃石膏の加熱再生処理装置
JP2020065965A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 株式会社トクヤマ 廃石膏ボードからの二水石膏の回収方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0472785B2 (ja) 1992-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7498014B2 (en) System and method for the production of alpha type gypsum using heat recovery
CN202089902U (zh) 一种生产α型半水石膏的卧式动态蒸压反应釜
NO149954B (no) Kontinuerlig fremgangsmaate til fremstilling av gipsplater
CN104944816A (zh) 一种α石膏粉旋转结晶窑
JPS62162658A (ja) 石膏の焼成方法
CN204779366U (zh) α石膏粉旋转结晶窑
JPS6013680B2 (ja) 硬質砂糖塊等を連続的に製造するための方法と装置
CN107824020A (zh) 一种过滤型空气干燥机
CN101007643A (zh) 两级动态煅烧氯化镁制氧化镁和氯化氢混合气体工艺和设备
JP7193358B2 (ja) 有機廃棄物の処理方法およびシステム
CN203187580U (zh) 一种α+β混合型半水石膏粉制备设备
CN208872037U (zh) 一种热泵热源的烘干装置
US962118A (en) Drying apparatus.
JPS58115048A (ja) 焼せつこうの連続式製造装置
CN214361037U (zh) 一种连续式石膏生产设备
JPH0554407B2 (ja)
CN210512461U (zh) 一种远红外与热风联合加热式饲料干燥机
US3769900A (en) Processing of animal material compositions
CN214701667U (zh) 一种聚羧酸减水剂加工用干燥装置
CN212253473U (zh) 一种高效率蒸汽回转干燥机
JP3245436B2 (ja) α型半水石膏の製造方法
US1966864A (en) Cementitious material of the high alumina type
CN212814089U (zh) 蛋液加热储存系统
CN218155377U (zh) 一种药物中间体研发用物料烘干装置
JPS62160131A (ja) 粉体排出装置