JPS621595A - 音楽用五線を書く定規と筆記具

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この考案は、音楽用五線を書く、定規と筆記具である。

従来の技術ただ単に線を引き、書く、線引きは、あった。しかし五
本の線を引くには、五回、定規に沿って、書かなければ
ならなかった。

考案が解決しようとする問題点音楽に使う音符などを書き表すのに必要な五線紙は、製
品化され、入手することが、できるが、それは、ごく限
られた種類だけであり、それによって、楽譜を書く者は
、不自由を感じるのである。

例えば、楽曲には、歌詞が付いているものがあり、歌詞
は、五線を五線の間に書き入れるので、五線と五線の間
が狭いと、文字を小さく書かなければならなし、歌詞が
六番も七番もある民謡などでは、書入れが不可能となり
、五線間を広げたくなるのである。

これは、一例に過ぎないが、楽譜を書く者はいつも自分
で書き表わしたい曲に合った、五線紙を捜しているので
ある。

やがて、今、書きたい曲を、音符や詞に合わせて、きれ
いに書き込める五線紙が、欲しくなる。

そこで、じゃあ、自分で今、書きたい曲用の五線紙、そ
の物を書くことを思い付き、線引きで書くが、線と線の
間が広くなったり狭過ぎたり、従来の線引きでは、一度
に一本きり線が引けないので、苦労したのであった。

問題点を解決するための手段一度に五本の線を等間隔で書くには、五本分の筆記具を
第２図のように、一つの筆記具として、並べる必要があ
り、それだけでは安定性が悪くて、線が曲がってしまう
から、第１図に見る定規も考案した。

作用第１図に見た通り、一対定規の（２）に筆記具を乗せ、
ほんの少し隙間がある（１）により、書く線が、曲がら
ないように支えるのである。

実施例第１図は筆記具と、一対となった定規が五線を書けるよ
うにセットされた状態であり、（４）に見る線状の物に
含ませたインクが（７）に吸収され、筆記具を、左右に
滑らすことにより、五線を書くものである。

発明の効果このようなわけで、一度、線を引くだけで、五線が、曲
がらず、きれいに、速く書けるようになったことと、し
かも、自分で書き表わしたい楽譜に合わせて、五線と五
線の間隔が自由に決められるようになったのである。

例えば、上の方は五線を三つ並べて、中間は白紙にして
おき、下の方は、また五線を並べる、というように、全
く自由に、五線が書けるようになったのである。

音楽に関係する者は常に限られた種類の五線紙の中から
、できるだけ自分が書こうとする楽曲に、合いそうな五
線紙を求めることで、我慢させられていたのである。

それによって、五線を書く、定規と筆記具を考えて、実
物での試作に力を入れ完成させ、これに成功したのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、定規と筆記具を、セットした状態。第２図は、筆記具の側面図で、第３図は、同じく上面図
、第４図は、同じく底面図であり、第５図は、第２図の
筆記する部分の拡大した断面図なお（５）は、定規の幅の調節ネジ。（８）は、芯を支える部分。

【特許請求の範囲】（イ）第１図の如く、（１）と（２）の重ね合わせによ
りできた定規を、一対にし、つなげる。（ロ）五本の筆記具の先を一体化してできた筆記具を、
定規内で左右に滑らせて、線を書く。