JPS62157728A - 放電加工機の電極回転装置 - Google Patents
放電加工機の電極回転装置Info
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- JPS62157728A JPS62157728A JP29328485A JP29328485A JPS62157728A JP S62157728 A JPS62157728 A JP S62157728A JP 29328485 A JP29328485 A JP 29328485A JP 29328485 A JP29328485 A JP 29328485A JP S62157728 A JPS62157728 A JP S62157728A
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- Japan
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- machining fluid
- pressure
- electrode
- oil seal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は放電加工機の電極回転装置に関し、特に放電加
工用の加工液を中空電極の中心孔から被加工機との放電
加工部に供給する形式の放電加工機に適用して効果的に
加工液封止金行う仁とが可能な電極回転装置に関する。
工用の加工液を中空電極の中心孔から被加工機との放電
加工部に供給する形式の放電加工機に適用して効果的に
加工液封止金行う仁とが可能な電極回転装置に関する。
放電加工機において、棒状等の中空電極を用いて放電加
工を行う場合には電極回転装置を放電加工機の主軸頭下
端に取付け、との電極回転装置に中空電極を着脱自在に
装着し、被加工機に対して回転と送りとを与えなから放
電加工を進抄させる。
工を行う場合には電極回転装置を放電加工機の主軸頭下
端に取付け、との電極回転装置に中空電極を着脱自在に
装着し、被加工機に対して回転と送りとを与えなから放
電加工を進抄させる。
この場合に放電加工部には中空電極の中心孔を介して冷
却及び加工屑除去用の加工液が供給されるために電極回
転装置に外部から加工液を導き、内部に設は次密封機構
によシ回転軸受等の水漏れを防止しながら、中空電極の
上記中心孔内に加工液を流入させ、そして放電加工部に
流出させる構成が採られ、故に電極回転装置の内部には
オイルシールを用いた密封機構が具備される。
却及び加工屑除去用の加工液が供給されるために電極回
転装置に外部から加工液を導き、内部に設は次密封機構
によシ回転軸受等の水漏れを防止しながら、中空電極の
上記中心孔内に加工液を流入させ、そして放電加工部に
流出させる構成が採られ、故に電極回転装置の内部には
オイルシールを用いた密封機構が具備される。
然るに、一般に用いるオイルシールを上記密封機構の構
成に用いたものでは、回転主軸との接触部で摩耗等によ
シ加工液の漏洩が生じ、水濡れ防止上から悪影響が発生
する。他方、オイルシールの接触圧を上げて液@れ防止
を図ると回転主軸とオイルシールとの間の摩擦力が増加
して大きな回転駆動力を要することになυ、しかも発熱
等も生じるからイj々不具合が多くなシ、また結局はオ
イルシールの寿命を短縮させる原因となる。
成に用いたものでは、回転主軸との接触部で摩耗等によ
シ加工液の漏洩が生じ、水濡れ防止上から悪影響が発生
する。他方、オイルシールの接触圧を上げて液@れ防止
を図ると回転主軸とオイルシールとの間の摩擦力が増加
して大きな回転駆動力を要することになυ、しかも発熱
等も生じるからイj々不具合が多くなシ、また結局はオ
イルシールの寿命を短縮させる原因となる。
依って、本発明はかかる不具合の発生を防止できるよう
な放電加工機の電極回転装置を提供せんとするものであ
る。
な放電加工機の電極回転装置を提供せんとするものであ
る。
〔解決手段と作用〕
本発明は上記の発明目的に鑑み、放電加工機の主軸頭下
端部に装着される外筐を設け、下端に電極把持装置を有
し、また内部管路を有し次回転生軸を前記外筺内に回転
自在に支持し、前記外筐と前記回転主軸との間にオイル
シールを設けて加工液供給経路の密封・U継手を形成し
、前記オイルシールの液封止部の外側に更にオイルシー
ルを配設して両オイルシール間に圧力空気による加圧室
を形成し、上記管継手における加工液の漏れを防止する
ようにしたもので、2つのオイルシール間に圧力空気の
供給によって加工液封止用オイルシールに対して圧力に
よるバックアップを作用せしめ。
端部に装着される外筐を設け、下端に電極把持装置を有
し、また内部管路を有し次回転生軸を前記外筺内に回転
自在に支持し、前記外筐と前記回転主軸との間にオイル
シールを設けて加工液供給経路の密封・U継手を形成し
、前記オイルシールの液封止部の外側に更にオイルシー
ルを配設して両オイルシール間に圧力空気による加圧室
を形成し、上記管継手における加工液の漏れを防止する
ようにしたもので、2つのオイルシール間に圧力空気の
供給によって加工液封止用オイルシールに対して圧力に
よるバックアップを作用せしめ。
同オイルシールからの加工液の漏れを防止するようにし
たものである。
たものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基いて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明による放電加工機の電極回転装置を断面
図示すると共に加工液及び圧力突気の供給装置を図示し
ている。
図示すると共に加工液及び圧力突気の供給装置を図示し
ている。
さて、第1図を参照すると、放電加工機の主軸頭10の
下端に本発明に係る電極回転装置20が取付けられ、こ
の電極回転装置20の下端に具備されたコレット型等の
電極把持装置22には中空棒状等の電極Elが挿脱自在
に装着されるようになっている。放電加工作用に当って
は、この中空棒状等の電極Etが図示されていない下方
の被加工機(ワーク載台に定着されている)まで主軸頭
10の下降に従って降下する。さて、電極回転装[20
は取付フランジ24とこの取付フランジ24に固定、一
体化された筒形のハウジング26とから成る外筐28を
具備し、このハウジング26の中空孔26&内に装着、
保持され九回転軸受30.30によって回転自在に主軸
32が軸承されている。そして、この主軸32は内方中
心部に液管路34を有すると共に下端に適宜の押え板3
6等を介して前述の電極把持装置22がねじ固定等によ
って取付けられるようになっている。このとき、主軸3
2の液管路34と電極把持装置22に装着されるt極E
lの中心孔とは軸方向に整合するように予め電極把持装
R22が位置決めされていることは言うまでもない。電
極回転装置20は更に主軸32を回転駆動するために回
転駆動源を形成するモータ38及びこのモータ38の出
力軸に取付けた駆動プーリ40と、主軸32の軸方向の
沿う適当位置に取付けられた被動用の主軸プーリ42と
、上記駆動及び主軸の両プーリ40.42間に張設され
た伝動ベルト44とからなる伝′fiJ機構を具備し、
主軸32の回転によって中空棒状等のt極Elに回転を
付与するようになっている。なお、伝動機構は上述のベ
ルト・プーリ機構に代えてビニオン、ギヤホイールの歯
車列からなる歯車機構によって形成することも可能であ
る。
下端に本発明に係る電極回転装置20が取付けられ、こ
の電極回転装置20の下端に具備されたコレット型等の
電極把持装置22には中空棒状等の電極Elが挿脱自在
に装着されるようになっている。放電加工作用に当って
は、この中空棒状等の電極Etが図示されていない下方
の被加工機(ワーク載台に定着されている)まで主軸頭
10の下降に従って降下する。さて、電極回転装[20
は取付フランジ24とこの取付フランジ24に固定、一
体化された筒形のハウジング26とから成る外筐28を
具備し、このハウジング26の中空孔26&内に装着、
保持され九回転軸受30.30によって回転自在に主軸
32が軸承されている。そして、この主軸32は内方中
心部に液管路34を有すると共に下端に適宜の押え板3
6等を介して前述の電極把持装置22がねじ固定等によ
って取付けられるようになっている。このとき、主軸3
2の液管路34と電極把持装置22に装着されるt極E
lの中心孔とは軸方向に整合するように予め電極把持装
R22が位置決めされていることは言うまでもない。電
極回転装置20は更に主軸32を回転駆動するために回
転駆動源を形成するモータ38及びこのモータ38の出
力軸に取付けた駆動プーリ40と、主軸32の軸方向の
沿う適当位置に取付けられた被動用の主軸プーリ42と
、上記駆動及び主軸の両プーリ40.42間に張設され
た伝動ベルト44とからなる伝′fiJ機構を具備し、
主軸32の回転によって中空棒状等のt極Elに回転を
付与するようになっている。なお、伝動機構は上述のベ
ルト・プーリ機構に代えてビニオン、ギヤホイールの歯
車列からなる歯車機構によって形成することも可能であ
る。
電極回転装置20は更に外部から供給される加工液を外
筐28の取付フランジ24Vc形成した加工液供給路4
6から受入し、主軸32の加工液管路34に供給すべく
、加工液の管継手部50を具備している。この管継手部
50は上記取付フランジ24に形成された加工液供給路
46の内端が開口した加工液溜め室48と、この加工液
溜め室48からの加工液の漏洩を防止するように取付7
ランジ24の内壁と主軸32の上端部分の外周との間に
設けられた第1のオイルシール52とによりて形成され
、主軸32の液管路34は主軸32の上端において上記
加工液溜め室48に開口している。ここで上記管継手部
50を形成している第1のオイルシール52の下方、つ
まシ該第1オイルシール52の液封正部分に対して外側
、ないし背面域には主軸32の軸線方向に適宜の間隙を
距てて第2のオイルシール54が同じく取付7ランジ2
4の内壁と主軸32の外周との間に介挿、装着された装
置で設けられておシ、この第2のオイルシー/L154
と上記第1のオイルシール52との間に形成された環状
間隙は圧力空気による加圧室56として主軸32の周囲
に確保されている。即ち、この加圧室56には外筐28
の取付フランジ24及びハウジング26の両者を貫通、
穿設して形成された圧力空気通路58が連通し、この圧
力空気通路58を介して外部から供給される圧力空気が
供給され得るように構成されている。このように第1オ
イルシール52の液封正部分の外側に圧力空気が供給さ
れると、この圧力空気は加工液溜め室48へ加工液供給
路46を経て外部から供給される加工液から該第1オイ
ルシール52に掛る液圧に抗する空気圧を当該第1オイ
ルシール52に対して及ぼし、従って、液圧及び空気圧
が平衡化されると、第1オイルシール52の液封止部か
らは液漏れの発生が充分に防止されるだけでなく、第1
オイルシール52の圧力負荷による疲労劣化も防止され
る。この結果、加工液が回転軸受30等を水濡れ劣化さ
せる不具合の発生も未然に防止し、しかも管継手部50
t−形成する第1オイルシール52の耐用寿命をも充分
に増加させ得るのである。
筐28の取付フランジ24Vc形成した加工液供給路4
6から受入し、主軸32の加工液管路34に供給すべく
、加工液の管継手部50を具備している。この管継手部
50は上記取付フランジ24に形成された加工液供給路
46の内端が開口した加工液溜め室48と、この加工液
溜め室48からの加工液の漏洩を防止するように取付7
ランジ24の内壁と主軸32の上端部分の外周との間に
設けられた第1のオイルシール52とによりて形成され
、主軸32の液管路34は主軸32の上端において上記
加工液溜め室48に開口している。ここで上記管継手部
50を形成している第1のオイルシール52の下方、つ
まシ該第1オイルシール52の液封正部分に対して外側
、ないし背面域には主軸32の軸線方向に適宜の間隙を
距てて第2のオイルシール54が同じく取付7ランジ2
4の内壁と主軸32の外周との間に介挿、装着された装
置で設けられておシ、この第2のオイルシー/L154
と上記第1のオイルシール52との間に形成された環状
間隙は圧力空気による加圧室56として主軸32の周囲
に確保されている。即ち、この加圧室56には外筐28
の取付フランジ24及びハウジング26の両者を貫通、
穿設して形成された圧力空気通路58が連通し、この圧
力空気通路58を介して外部から供給される圧力空気が
供給され得るように構成されている。このように第1オ
イルシール52の液封正部分の外側に圧力空気が供給さ
れると、この圧力空気は加工液溜め室48へ加工液供給
路46を経て外部から供給される加工液から該第1オイ
ルシール52に掛る液圧に抗する空気圧を当該第1オイ
ルシール52に対して及ぼし、従って、液圧及び空気圧
が平衡化されると、第1オイルシール52の液封止部か
らは液漏れの発生が充分に防止されるだけでなく、第1
オイルシール52の圧力負荷による疲労劣化も防止され
る。この結果、加工液が回転軸受30等を水濡れ劣化さ
せる不具合の発生も未然に防止し、しかも管継手部50
t−形成する第1オイルシール52の耐用寿命をも充分
に増加させ得るのである。
上述の空気圧による管継手部50に対するバックアップ
作用に当っては、加工液の液圧に対して略等価の空気圧
を作用させ、圧力平衡を得るようにすることがオイルシ
ール、特に第1オイルシール52の耐用性を長期化させ
る上で望ましいことは言うまでもなく、このためには加
工液の液圧に見合り几空気圧を加圧室56に供給すれば
よいことは言うまでもない。従って、加工液と圧力空気
とを夫々独立的に供給しても両者の圧力関係において、
上述のような圧力平衡を保持できれば良く、故に加工液
と圧力空気の供給系に夫々液圧及び空気圧を適宜調節す
る圧力調節弁等の調節手段を設けた構成とすれば良いが
、第1図には上述の圧力平衡を極めて効果的に達成する
加工液と圧力空気との供給装置が示しである。
作用に当っては、加工液の液圧に対して略等価の空気圧
を作用させ、圧力平衡を得るようにすることがオイルシ
ール、特に第1オイルシール52の耐用性を長期化させ
る上で望ましいことは言うまでもなく、このためには加
工液の液圧に見合り几空気圧を加圧室56に供給すれば
よいことは言うまでもない。従って、加工液と圧力空気
とを夫々独立的に供給しても両者の圧力関係において、
上述のような圧力平衡を保持できれば良く、故に加工液
と圧力空気の供給系に夫々液圧及び空気圧を適宜調節す
る圧力調節弁等の調節手段を設けた構成とすれば良いが
、第1図には上述の圧力平衡を極めて効果的に達成する
加工液と圧力空気との供給装置が示しである。
以下余白
即ち、加工液は適宜の加工液タンク60内に予め貯溜さ
れてこの加工液タンク60から電極回転装置20に向け
て供給されるが、供給路には1対の加工液供給シリンダ
62a 、62bが配設される。この加工液供給シリン
ダ62m 、62bの夫夫は加工液室64m、64bと
圧力空気室66a。
れてこの加工液タンク60から電極回転装置20に向け
て供給されるが、供給路には1対の加工液供給シリンダ
62a 、62bが配設される。この加工液供給シリン
ダ62m 、62bの夫夫は加工液室64m、64bと
圧力空気室66a。
66bとを有し、各加工液シリンダ62m及び62bの
上記加工液室64m、64bと圧力空気室66m、66
bとはピストン68aと68bとによって隔離された構
成を有し、しかも両ピストン68aと68bとはそれぞ
れのピストン桿70a。
上記加工液室64m、64bと圧力空気室66m、66
bとはピストン68aと68bとによって隔離された構
成を有し、しかも両ピストン68aと68bとはそれぞ
れのピストン桿70a。
70bが連結フランジ72で結合、一体化されることに
よシ一体に往復動作する構造が設けられている。ここで
1両加工液供給シリンダ62a、62bの各加工液室6
4mと64bは夫々逆止弁74a。
よシ一体に往復動作する構造が設けられている。ここで
1両加工液供給シリンダ62a、62bの各加工液室6
4mと64bは夫々逆止弁74a。
74bを介して加工液タンク60に結合され、上記逆止
弁74m 、74bは加工液タンク60側から加工液供
給シリンダ62m、62bの各加工液室64m、64b
へ加工液を供給するとき開弁し得るように配置され、そ
の逆方向には加工液は阻止されるようになっている。ま
た、各加工液室64a、64bは夫々他の逆止弁76m
、76bを介して前述した電極回転装置20の取付7
ランジ24に形成された加工液供給路46に接続、結合
されている。
弁74m 、74bは加工液タンク60側から加工液供
給シリンダ62m、62bの各加工液室64m、64b
へ加工液を供給するとき開弁し得るように配置され、そ
の逆方向には加工液は阻止されるようになっている。ま
た、各加工液室64a、64bは夫々他の逆止弁76m
、76bを介して前述した電極回転装置20の取付7
ランジ24に形成された加工液供給路46に接続、結合
されている。
他方、上述した加工液供給シリンダ62m、62bの各
圧力空気室66m、66bは4ポ一ト2位置切換弁から
なる圧力空気切換弁78及びフィルタ82、リリーフ弁
84、ルブリケータ86を具備した圧力調整弁80を経
由して圧力空気供給源88に接続され、上記圧力空気切
換弁78の切換に従って、圧力空気供給源88から供給
される圧力空気が圧力調整弁80で所望の圧力レベルに
調節、設定されてから各圧力空気室66a、66bに交
互に供給され、この圧力空気の供給によって両加工液供
給シリンダ62 a s 62 bのピストン68a。
圧力空気室66m、66bは4ポ一ト2位置切換弁から
なる圧力空気切換弁78及びフィルタ82、リリーフ弁
84、ルブリケータ86を具備した圧力調整弁80を経
由して圧力空気供給源88に接続され、上記圧力空気切
換弁78の切換に従って、圧力空気供給源88から供給
される圧力空気が圧力調整弁80で所望の圧力レベルに
調節、設定されてから各圧力空気室66a、66bに交
互に供給され、この圧力空気の供給によって両加工液供
給シリンダ62 a s 62 bのピストン68a。
68bが往復動されるようになっている。つまシ、両ピ
ストン68 a e 68 bが往復動すると、一方の
加工液供給シリンダ62m又は62bからは電極回転装
置20に向けて逆止弁76亀又は76bを開動させて加
工液の供給が成され、他方の加工液供給シリンダ62b
又は62aにはその間に加工液タンク60から逆止弁7
4m又は74bを介して加工液の受入が成されるように
なっている。
ストン68 a e 68 bが往復動すると、一方の
加工液供給シリンダ62m又は62bからは電極回転装
置20に向けて逆止弁76亀又は76bを開動させて加
工液の供給が成され、他方の加工液供給シリンダ62b
又は62aにはその間に加工液タンク60から逆止弁7
4m又は74bを介して加工液の受入が成されるように
なっている。
そして圧力空気の供給が継続される限シ、加工液の供給
は両加工液供給シリンダ62a、62bから交互に行な
われるので、電極回転装置20には継続的に加工液の供
給が成されるのである。力お、両ピストン桿70 a
y 70 bの連結7ランジ72の位置に設けられたド
グ90が圧力空気切換弁78の切換環92m、92bに
対し、ピストン往復動に従って交互に係合し、圧力空気
切換弁78を自動的に切換える構成が具備されているか
ら圧力空気の供給が継続される限シ、圧力空気切換弁7
8の切換が上述のように自動的に繰υ返される。
は両加工液供給シリンダ62a、62bから交互に行な
われるので、電極回転装置20には継続的に加工液の供
給が成されるのである。力お、両ピストン桿70 a
y 70 bの連結7ランジ72の位置に設けられたド
グ90が圧力空気切換弁78の切換環92m、92bに
対し、ピストン往復動に従って交互に係合し、圧力空気
切換弁78を自動的に切換える構成が具備されているか
ら圧力空気の供給が継続される限シ、圧力空気切換弁7
8の切換が上述のように自動的に繰υ返される。
また、圧力空気供給源88からは圧力調整弁80を介し
て前述した電極回転装置20の圧力空気通路58へ調圧
された圧力空気を供給する管路が配設されており、この
圧力空気が既述のように当該電極回転装置20の管継手
部50における第1オイルシール52に対して加圧室5
6から圧力バックアップを行うようになっている。ここ
で圧力空気は電極回転装置20に対して供給されるもの
も2つの加工液供給シリンダ62 * e 62 bに
交互に供給されるものも共に圧力調整弁80で所望の一
定圧に調圧されておシ、しかも加工液供給シリンダ62
a # 62 bにおいては、この一定調圧された圧
力空気の作用で圧力付与された加工液が逆止弁76a又
は76bを経由して電極回転装置20の加工液供給路4
6を経て管継手部50の加工液溜め室48へ供給されて
いるから、この加工液の圧力は空気圧と略等圧を呈し、
故に上記管継手部50の第1オイルシール52に作用す
る加工液の圧力と該第1オイルシール52の外側の加圧
室56から第1オイルシール52の液封部に作用する圧
力とが平衡し得るようになっている。
て前述した電極回転装置20の圧力空気通路58へ調圧
された圧力空気を供給する管路が配設されており、この
圧力空気が既述のように当該電極回転装置20の管継手
部50における第1オイルシール52に対して加圧室5
6から圧力バックアップを行うようになっている。ここ
で圧力空気は電極回転装置20に対して供給されるもの
も2つの加工液供給シリンダ62 * e 62 bに
交互に供給されるものも共に圧力調整弁80で所望の一
定圧に調圧されておシ、しかも加工液供給シリンダ62
a # 62 bにおいては、この一定調圧された圧
力空気の作用で圧力付与された加工液が逆止弁76a又
は76bを経由して電極回転装置20の加工液供給路4
6を経て管継手部50の加工液溜め室48へ供給されて
いるから、この加工液の圧力は空気圧と略等圧を呈し、
故に上記管継手部50の第1オイルシール52に作用す
る加工液の圧力と該第1オイルシール52の外側の加圧
室56から第1オイルシール52の液封部に作用する圧
力とが平衡し得るようになっている。
上述のように加工液を加工液タンク60から一旦加工液
供給シリンダ62a、62bに供給し、次いで圧力空気
の作用下で電極回転装置に向けて加圧、供給されること
によりて上述のように圧力空気との圧力平衡が得られる
ばかシでなく、加工液をポンプ供給する場合に比較して
ポンプ振動の影響回避し、またポンプ作動による騒音を
回避できる等の効果も得られるのである。
供給シリンダ62a、62bに供給し、次いで圧力空気
の作用下で電極回転装置に向けて加圧、供給されること
によりて上述のように圧力空気との圧力平衡が得られる
ばかシでなく、加工液をポンプ供給する場合に比較して
ポンプ振動の影響回避し、またポンプ作動による騒音を
回避できる等の効果も得られるのである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、放電
加工機が中空棒状等の電極を用いて被加工材に放電加工
を行う際に、該電極を把持、回転させて所望の加工形状
を得るだめの電極回転装置において、回転主軸の外周と
その回転主軸を軸受を介して保持する外筐の内面との間
に設けられる加工液路の管継手において、オイルシール
にかかる加工液の液圧を空気圧によりてバックアップし
て圧力平衡化を図る構成としたから、管継手部からの加
工液の漏洩防止を確実にできると共にオイルシールに掛
る圧力を均衡させることにより、オイルシールと回転主
軸との間の接融圧を適正レベルに維持しながら、なおか
つ効果的な液封止作用を確保でき、故に回転主軸を徒ら
に過大なトルクを用いずに円滑に回転駆動させ得ると共
にオイルシール自体の耐用寿命を従来に比較して充分に
長期化できる効果が得られる。
加工機が中空棒状等の電極を用いて被加工材に放電加工
を行う際に、該電極を把持、回転させて所望の加工形状
を得るだめの電極回転装置において、回転主軸の外周と
その回転主軸を軸受を介して保持する外筐の内面との間
に設けられる加工液路の管継手において、オイルシール
にかかる加工液の液圧を空気圧によりてバックアップし
て圧力平衡化を図る構成としたから、管継手部からの加
工液の漏洩防止を確実にできると共にオイルシールに掛
る圧力を均衡させることにより、オイルシールと回転主
軸との間の接融圧を適正レベルに維持しながら、なおか
つ効果的な液封止作用を確保でき、故に回転主軸を徒ら
に過大なトルクを用いずに円滑に回転駆動させ得ると共
にオイルシール自体の耐用寿命を従来に比較して充分に
長期化できる効果が得られる。
第1図は本発明による放電加工機の電極回転装置の構成
を断面図示すると共に加工液と圧力空気の供給装置の機
構例を示した配管図である。 10・・・主軸頭、20・・・電極回転装置、22・・
・電極把持装置、24・・・取付フランジ、26・・・
ハウジング、28・・・外筐、32・・・主軸、34・
・・液管路、46・・・加工液供給路、48・・・加工
液溜め室、50・・・管継手部、52−・・第1オイル
シール、54・・・第2オイルシール、56・・・加圧
室、58・・・圧力空気通路。 手続補正書(方式) 昭和61年4月 ど日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、 事件の表示 昭和60年特許II第293284号 2、 発明の名称 放電加工機の電極回転装置 3、 hi正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 株式会社牧野フライス製作所 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番1o号6、
補正の対象 (11明細書 (2)図面(第1図) 7、補正の内容 (11明細書浄書(内容に変更なし) (2)図面浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録
を断面図示すると共に加工液と圧力空気の供給装置の機
構例を示した配管図である。 10・・・主軸頭、20・・・電極回転装置、22・・
・電極把持装置、24・・・取付フランジ、26・・・
ハウジング、28・・・外筐、32・・・主軸、34・
・・液管路、46・・・加工液供給路、48・・・加工
液溜め室、50・・・管継手部、52−・・第1オイル
シール、54・・・第2オイルシール、56・・・加圧
室、58・・・圧力空気通路。 手続補正書(方式) 昭和61年4月 ど日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、 事件の表示 昭和60年特許II第293284号 2、 発明の名称 放電加工機の電極回転装置 3、 hi正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 株式会社牧野フライス製作所 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番1o号6、
補正の対象 (11明細書 (2)図面(第1図) 7、補正の内容 (11明細書浄書(内容に変更なし) (2)図面浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、放電加工機の主軸頭下端部に装着される外筐を設け
、下端に電極把持装置を有し、また内部管路を有した回
転主軸を前記外筐内に回転自在に支持し、前記外筐と前
記回転主軸との間にオイルシールを設けて加工液供給経
路の密封管継手を形成し、前記オイルシールの液封止部
の外側に更にオイルシールを配設して両オイルシール間
に圧力空気による加圧室を形成し、前記管継手における
加工液の漏れを防止したことを特徴とする放電加工機の
電極回転装置。 2、前記管継手部には前記外筐に形成した加工液供給路
と前記回転主軸に設けた管路との間に介在した加工液溜
め室を形成、具備した特許請求の範囲第1項に記載の放
電加工機の電極回転装置。 3、前記外筐に装着された回転駆動源から伝動機構を介
して前記回転主軸を回転駆動すると共に該回転主軸の上
端を前記管路入口に形成した特許請求の範囲第1項又は
第2項に記載の放電加工機の電極回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29328485A JPS62157728A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 放電加工機の電極回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29328485A JPS62157728A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 放電加工機の電極回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62157728A true JPS62157728A (ja) | 1987-07-13 |
JPH0415049B2 JPH0415049B2 (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=17792837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29328485A Granted JPS62157728A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 放電加工機の電極回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62157728A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01143321U (ja) * | 1988-03-24 | 1989-10-02 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625866U (ja) * | 1979-08-07 | 1981-03-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625866B2 (ja) * | 1972-12-27 | 1981-06-15 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29328485A patent/JPS62157728A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625866U (ja) * | 1979-08-07 | 1981-03-10 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01143321U (ja) * | 1988-03-24 | 1989-10-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0415049B2 (ja) | 1992-03-16 |
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