JPS62151692A - 異強度継手部をもつ油井管 - Google Patents
異強度継手部をもつ油井管Info
- Publication number
- JPS62151692A JPS62151692A JP29136185A JP29136185A JPS62151692A JP S62151692 A JPS62151692 A JP S62151692A JP 29136185 A JP29136185 A JP 29136185A JP 29136185 A JP29136185 A JP 29136185A JP S62151692 A JPS62151692 A JP S62151692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strength
- joint
- tubular goods
- country tubular
- oil country
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は従来より薄肉化または強度を向上させた継手部
をもつ油井管に関する。
をもつ油井管に関する。
石油掘削における油井管の使用環境は、深井戸化に伴い
高荷重、高圧、サワー化と益々苛酷なものとなっている
。
高荷重、高圧、サワー化と益々苛酷なものとなっている
。
壕だ油井の深井戸化に伴う開発費の上昇は、効率的な埋
蔵資源の回収を目的として、一本の掘削で二ｊ−・三Ｉ
崎と複数の地層の開発を行う多層仕上げの技術の進展を
もたらしている。
蔵資源の回収を目的として、一本の掘削で二ｊ−・三Ｉ
崎と複数の地層の開発を行う多層仕上げの技術の進展を
もたらしている。
周知のように油井管では特に継手部は、相互の干渉をも
たらすネジ締結によって内部応力を発生し、内外圧、自
重による軸力等を受けることとなり、従って該継手部は
強度的には最も弱い部分とされる。
たらすネジ締結によって内部応力を発生し、内外圧、自
重による軸力等を受けることとなり、従って該継手部は
強度的には最も弱い部分とされる。
特に管連結のだめの締結を行う継手部の完全ネジ部管体
側の端（ボックスでは中央部側の端）は、一般に管体部
所面積より有効面積が小さく、さらに干渉による内部応
力も完全ネジ部中央と変わらないため、この部分が危険
断面と指摘さｎるほど破壊の危険性が扁い。
側の端（ボックスでは中央部側の端）は、一般に管体部
所面積より有効面積が小さく、さらに干渉による内部応
力も完全ネジ部中央と変わらないため、この部分が危険
断面と指摘さｎるほど破壊の危険性が扁い。
最近脚光を浴びている継手単体としての特殊用途継手（
グレミアムソヨイント）では、管端部をアゲセット・増
肉することで前記危険断面積を管体部よシ大きく設計し
ている。例えばＨｙｄｒ１社ｐＨ−４／ｐＨ−６、Ａｔ
１ａａ Ｂｒａｄｆｏｒｄ社ＩＪ−４８，Ｖａｌｌｏｒ
ｅｃ社■Ｗ−ＡＴＡＣｌ−ＡＣ等はアブセントや厚目の
カッグ゛ノングとしているが、いずれの場合も、これら
一本の油井管そのものは中央から両端に至るまでの全長
にわたって均一な材質であることが前提となっている。
グレミアムソヨイント）では、管端部をアゲセット・増
肉することで前記危険断面積を管体部よシ大きく設計し
ている。例えばＨｙｄｒ１社ｐＨ−４／ｐＨ−６、Ａｔ
１ａａ Ｂｒａｄｆｏｒｄ社ＩＪ−４８，Ｖａｌｌｏｒ
ｅｃ社■Ｗ−ＡＴＡＣｌ−ＡＣ等はアブセントや厚目の
カッグ゛ノングとしているが、いずれの場合も、これら
一本の油井管そのものは中央から両端に至るまでの全長
にわたって均一な材質であることが前提となっている。
一方この継手部の危険断面積を大きくする方法として、
継手部に相当する管端部をアプセット加工して増肉する
ことが行われている。
継手部に相当する管端部をアプセット加工して増肉する
ことが行われている。
然し、多層仕上げでは限られた内径のケーシング内に重
数のケーゾング・チー−ピングを通すことになるので、
継手部の外径及び内径は可及的に小さい方が好ましく、
場合によっては継手強度より管体の全体形状が重視され
る。
数のケーゾング・チー−ピングを通すことになるので、
継手部の外径及び内径は可及的に小さい方が好ましく、
場合によっては継手強度より管体の全体形状が重視され
る。
従って管全長にわたって均一な材質である場合には、継
手部の形状が前述の理由で規制されたとき、ネジ加工し
た分肉厚が薄くなり継手強度低下を余儀なくさせること
になる。
手部の形状が前述の理由で規制されたとき、ネジ加工し
た分肉厚が薄くなり継手強度低下を余儀なくさせること
になる。
本発明はかかる実情に鑑み、継手部の肉厚の増加を伴う
ことなく継手強度低下を図り、しかも管体部とは独立し
てこれを達成することを目的とした所謂異強度継手部を
もつ油井管を提供せんとするものである。
ことなく継手強度低下を図り、しかも管体部とは独立し
てこれを達成することを目的とした所謂異強度継手部を
もつ油井管を提供せんとするものである。
本発明による油井管は、第１図に示すように管体部１と
両端面の継手部２とからなっているが、該継手部として
必要な管体の両端面部の所定範囲を、管体部１より高強
度の材質としている。
両端面の継手部２とからなっているが、該継手部として
必要な管体の両端面部の所定範囲を、管体部１より高強
度の材質としている。
かかる油井管は通常の方法に従ってアプセット加工され
、ネジ切り加工して継手部が形成され、異強度継手部を
もつ油井管となる。
、ネジ切り加工して継手部が形成され、異強度継手部を
もつ油井管となる。
強度の遷移領域ではこれを滑らかに変化させ、異種材を
溶接した場合に見られるような、強度及び材質成分の不
連続性がないようにすることが肝要である。
溶接した場合に見られるような、強度及び材質成分の不
連続性がないようにすることが肝要である。
特に材質の不均一性は、使用時の局部電池の発生により
腐蝕の原因となるため、その影響を防ぐのに！喪である
。
腐蝕の原因となるため、その影響を防ぐのに！喪である
。
このような異強度継手部をもつ油井管は、最も実用的に
は所要強度を材質によって確保した管体部の両端部を熱
処理を施すことによｐ達成される。
は所要強度を材質によって確保した管体部の両端部を熱
処理を施すことによｐ達成される。
即ち耐サワー性継手として必要な範囲を焼戻し温度を下
げることによシ、継手部のみを強度向上させる。
げることによシ、継手部のみを強度向上させる。
■ 管体両端部の熱処理条件
（Ｗ、Ｑ、：水冷、 Ａ、Ｃ弓空冷）
■ 試験結果
■で述べた形状及び材質の継手部をもつ油井管を従来法
と比較して図示したのが第２図であり、継手部の強度向
上により本発明ではピン側をアップセットしていない。
と比較して図示したのが第２図であり、継手部の強度向
上により本発明ではピン側をアップセットしていない。
即ち斜線部に相当する肉厚が従来より薄肉化している。
（但し外面アゲセットはソヤンプアウトの可能性が増加
するので行なうことが好ましい。）両者を引張９テスト
の結果、従来品は５３１ ｔｏｎの荷重で危険断面から
破壊（延性破断）したのに対し１本発明品は５４．９ｔ
ｏｎで同様な破壊を示し、所期の目的を達した。
するので行なうことが好ましい。）両者を引張９テスト
の結果、従来品は５３１ ｔｏｎの荷重で危険断面から
破壊（延性破断）したのに対し１本発明品は５４．９ｔ
ｏｎで同様な破壊を示し、所期の目的を達した。
本発明は前記のように構成したので、管体部と継手部が
それぞれ所要の材質を具備した油井管が得られ、高強度
の継手部をもつ画期的な油井管が実現するものであシ、
具体的に次のような効果をもたらす。
それぞれ所要の材質を具備した油井管が得られ、高強度
の継手部をもつ画期的な油井管が実現するものであシ、
具体的に次のような効果をもたらす。
（ａ） 本発明による油井管は、継手部の形状規制に
よる薄肉化を強度の増加で補完できる。
よる薄肉化を強度の増加で補完できる。
（ｂ） カノグリング型油井管の場合、管体と比ベカ
ソプリングのみ高強度材を用い、継手強度を高める工夫
がなされてきたが、本発明によって油井管の管端（ビン
）の部分のみ強度を上げて高強度カップリングを用いる
と、継手部強度はさらに向上する。
ソプリングのみ高強度材を用い、継手強度を高める工夫
がなされてきたが、本発明によって油井管の管端（ビン
）の部分のみ強度を上げて高強度カップリングを用いる
と、継手部強度はさらに向上する。
（ｃ） 管端をアプセットにより増肉したり、極端に
径が小さく管体そのままにネソ加工を行うフラノ７−・
ノツイントの場合でも、継手強度を保ったままアブセン
ト量を減少したり、形状一定のまま継手強度を上げるこ
とができる。
径が小さく管体そのままにネソ加工を行うフラノ７−・
ノツイントの場合でも、継手強度を保ったままアブセン
ト量を減少したり、形状一定のまま継手強度を上げるこ
とができる。
第１図は本発明による異強度継手部をもつ油井管の断面
図、第２図は本発明（実施例）とこれに対応する従来品
との比較図である。 １゛：管体部 ２：継手部。 代理人 谷 山 輝 雄、、： 岸 １） 正 行 、 。 ゞ。 新 部 興 治、； １−−−じ
図、第２図は本発明（実施例）とこれに対応する従来品
との比較図である。 １゛：管体部 ２：継手部。 代理人 谷 山 輝 雄、、： 岸 １） 正 行 、 。 ゞ。 新 部 興 治、； １−−−じ
Claims (1)
- 管端に継手部をもつ油井管において、管体部に対し管端
継手部の材質強度を高くするとともに、継手部から管体
部に向かい該材質強度を連続的に低減させたことを特徴
とする異強度継手部をもつ油井管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29136185A JPS62151692A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 異強度継手部をもつ油井管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29136185A JPS62151692A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 異強度継手部をもつ油井管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62151692A true JPS62151692A (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=17767927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29136185A Pending JPS62151692A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 異強度継手部をもつ油井管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62151692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0782738A (ja) * | 1993-09-14 | 1995-03-28 | Nkk Corp | 地すべり抑止用鋼管杭 |
| JP2017503126A (ja) * | 2013-12-16 | 2017-01-26 | マルベニ−イトウチュウ チューブラーズ アメリカ インコーポレイテッドＭａｒｕｂｅｎｉ−Ｉｔｏｃｈｕ Ｔｕｂｕｌａｒｓ Ａｍｅｒｉｃａ Ｉｎｃ． | ねじ接続部 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP29136185A patent/JPS62151692A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0782738A (ja) * | 1993-09-14 | 1995-03-28 | Nkk Corp | 地すべり抑止用鋼管杭 |
| JP2017503126A (ja) * | 2013-12-16 | 2017-01-26 | マルベニ−イトウチュウ チューブラーズ アメリカ インコーポレイテッドＭａｒｕｂｅｎｉ−Ｉｔｏｃｈｕ Ｔｕｂｕｌａｒｓ Ａｍｅｒｉｃａ Ｉｎｃ． | ねじ接続部 |
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