JPS62150545U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案に係る動翼冷却装置の一実施
例を適用する一般的なガスタービン発電システム
の概要を示すブロツク図であり、また第２図は同
上システムの二重ケーシング構造によるガスター
ビンの要部構成を示す断面図、第３図ａ，ｂは同
上ガスタービンでの冷却空気取入れ部の各別例に
よる構成をそれぞれに拡大して示す断面図、第４
図ａ，ｂ，ｃは同上冷却空気取入れオリフイスの
作動態様をそれぞれに示す説明図、第５図ａ，ｂ
，ｃ，ｄはタービン入口導入ガス温度および出口
排気ガス温度、出力（負荷）、必要冷却空気流量
などの相関関係を表わしたグラフ、第６図は同上
装置の一例による制御作動の流れを示すフローチ
ヤートである。 １……ガスタービン、２……空気圧縮機、３…
…燃焼器、４……発電機、５……分岐管路、６…
…温度検出器、７……作動機構、８……絞り弁部
、１１……タービン軸、１１ａ……中空軸部、１
１ｂ……冷却空気導入孔、１２……動翼、１３…
…内側ケーシング、１４……静翼、１５……外側
ケーシング、１６……ガス導入路、１７……ガス
排出路、１８……冷却空気導入路、２１……オリ
フイス、２２……絞り調整プレート、２３……調
整開口、２４……ラビリンス絞り、２５……覆い
部材、２６……冷却空気室、２７……第２のオリ
フイス、２８……絞り調整プレート、２９……調
整開口。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タービン軸の軸方向に沿つて配設した複数
   段の動翼列、および内側ケーシングの内周面に取
   付け固定され、かつ前記各段対応の動翼列の前方
   に所定間隔を介して配設した同数段の静翼列を有
   するガスタービンと、ガスタービンに同軸結合さ
   れた空気圧縮機、およびガスタービンによつて駆
   動される負荷と、空気圧縮機からの圧縮空気と燃
   料とを混合燃焼させる燃焼器とを備え、燃焼器に
   よつて得た高温高圧ガスによりガスタービンを回
   転駆動させると共に、圧縮空気の一部を各段動翼
   内部に取入れて、同各動翼を冷却するようにした
   ガスタービンシステムにおいて、前記タービン軸
   の少なくとも動翼列の配設該当部分を中空軸部に
   すると共に、この中空軸部内から各動翼内部に連
   通する冷却空気導入孔を形成し、また前記タービ
   ン軸の冷却空気導入路に接面する所定部分には、
   前記中空軸部内に連通する適宜数の冷却空気取入
   れオリフイスを開口させ、かつ各オリフイス開口
   に対して、少なくとも共通に絞り弁作用をなす調
   整開口を形成した絞り調整プレートを設け、さら
   にタービン出口の排気ガス温度を検出する温度検
   出器、および検出温度対応に絞り調整プレートを
   作動させる作動機構を設け、排気ガス温度対応に
   オリフイスの開口度合を調整して、前記各動翼の
   冷却空気導入孔への冷却空気供給量を共通に分配
   制御し得るようにしたことを特徴とするガスター
   ビンシステムにおける動翼冷却装置。 (2) タービン軸の外周面に冷却空気取入れオリ
   フイスを挾んで一対のラビリンス絞りを設けると
   共に、各ラビリンス絞りに非接触で対向する覆い
   部材を跨設して、覆い部材内部に冷却空気取入れ
   オリフイスに連通する冷却空気室を形成させ、さ
   らに覆い部材に適宜数の第２の冷却空気取入れオ
   リフイスを開口させ、各第２のオリフイス開口に
   対して、少なくとも共通に絞り弁作用をなす調整
   開口を形成した絞り調整プレートを設けたことを
   特徴とする、実用新案登録請求の範囲第１項記載
   のガスタービンシステムにおける動翼冷却装置。