JPS62150161A - 高速液体クロマトグラフシステム - Google Patents
高速液体クロマトグラフシステムInfo
- Publication number
- JPS62150161A JPS62150161A JP29630685A JP29630685A JPS62150161A JP S62150161 A JPS62150161 A JP S62150161A JP 29630685 A JP29630685 A JP 29630685A JP 29630685 A JP29630685 A JP 29630685A JP S62150161 A JPS62150161 A JP S62150161A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- detector
- column
- point
- time
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- Pending
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
産業上の利用分野
本発明は新規の高速液体クロマトグラフシステムに関す
るもので、特に高速液体クロマトグラフィーにおいて複
数個のカラム及び複数個の検出器を直列に接続し、これ
らの検出器からの時間的なすんを有する同一試料からの
複数のクロマトグラムを得る方法とそのための装置に関
するものでちる。
るもので、特に高速液体クロマトグラフィーにおいて複
数個のカラム及び複数個の検出器を直列に接続し、これ
らの検出器からの時間的なすんを有する同一試料からの
複数のクロマトグラムを得る方法とそのための装置に関
するものでちる。
従来技術
1(PLOを用いて試料の分離・分取・精製を行なう場
合、分取の開始、終了はレコーダーにモニターされるク
ロマトグラムを見ながら判断することになる。この操作
を誤りなく行なうには分取を目的とする成分のピークか
いつどのような形で現れるかが解っていなければならな
かった。即ち、実際に分取する条件でクロマトグラムが
どのような形となるのかを予め知ることが必要であった
訳で、そのために予備分析が必要とされ、時間と貴重な
試料の消費がさけられなかった。またクロマトグラムの
形がわかっていても分取を繰り返している間にカラム、
移動相、試料等の経時変化などによってその形が変化し
。
合、分取の開始、終了はレコーダーにモニターされるク
ロマトグラムを見ながら判断することになる。この操作
を誤りなく行なうには分取を目的とする成分のピークか
いつどのような形で現れるかが解っていなければならな
かった。即ち、実際に分取する条件でクロマトグラムが
どのような形となるのかを予め知ることが必要であった
訳で、そのために予備分析が必要とされ、時間と貴重な
試料の消費がさけられなかった。またクロマトグラムの
形がわかっていても分取を繰り返している間にカラム、
移動相、試料等の経時変化などによってその形が変化し
。
そのために分取の開始、終了の判断を誤って目的成分を
取り損なったり、折角集めた精製分画に不純物となる別
の成分を混入させてしまうような失敗をすることがあっ
た。
取り損なったり、折角集めた精製分画に不純物となる別
の成分を混入させてしまうような失敗をすることがあっ
た。
発明が解決しよ と る問題点
従来技術における問題点は基本的には、注入後現在に至
るクロマトグラムに基いて未だ現われていないクロマト
グラムを予想して分取の開始、終了の判断をしなければ
ならない点にある。
るクロマトグラムに基いて未だ現われていないクロマト
グラムを予想して分取の開始、終了の判断をしなければ
ならない点にある。
例えば%第1図におけるA時点でピークの立ち上りを認
めた時、その後のクロマトグラムが(1)のように目的
とするピークとなるのか、あるいは(2)のようにこの
立ち上りが不純物のピークのそれで目的とするピークは
さら忙後になるかを予測して分取を開始するかどうかの
判断を下す訳である。これに対し本発明は第2図に示す
ように1判断を下すべきA時点にそれ以、後のある適当
な時点Bまでのクロマトグラムが既に得られ、それに基
いて判断することができるような高速液体クロマトグラ
フシステムを提供スるものである。
めた時、その後のクロマトグラムが(1)のように目的
とするピークとなるのか、あるいは(2)のようにこの
立ち上りが不純物のピークのそれで目的とするピークは
さら忙後になるかを予測して分取を開始するかどうかの
判断を下す訳である。これに対し本発明は第2図に示す
ように1判断を下すべきA時点にそれ以、後のある適当
な時点Bまでのクロマトグラムが既に得られ、それに基
いて判断することができるような高速液体クロマトグラ
フシステムを提供スるものである。
発明の構成
問題点を解決するための手段
本発明は分離カラムによる試料成分の分離の状態を基本
的に変えることな(、唯その中をそれらの成分が通過す
るに要する時間を確保するよう設計されたカラム(−ス
トカラム)ヲ介シて2台以上の検出器をシリーズに接続
し、その結果としてこれらの検出器から基本的に同じよ
うな形をし、且つ時間的なずれだけを有する複数(用い
る検出器の数だけ)のクロマトグラムが得られるよりな
HPLCシステムを提供するものである。
的に変えることな(、唯その中をそれらの成分が通過す
るに要する時間を確保するよう設計されたカラム(−ス
トカラム)ヲ介シて2台以上の検出器をシリーズに接続
し、その結果としてこれらの検出器から基本的に同じよ
うな形をし、且つ時間的なずれだけを有する複数(用い
る検出器の数だけ)のクロマトグラムが得られるよりな
HPLCシステムを提供するものである。
第3図にシステムの構成を示す。図中■は試料を分離す
るためのカラムであり、■はそれを検出するための検出
器で、ここまでは従来のHPLCシステムである0本発
明の基本的な特徴はこの後にポストカラム■を介してさ
らに1台の検出器を付は加えることにある。このポスト
カラム■には分離カラムにより試料が分離される状態を
基本的には変化させず、唯この中を試料が通過するため
の時間を確保するようなものを用いる。この性質はポス
トカラム内に分離カラムと同じ充填剤、性質・性能の類
似した充填剤、選択性が類似していて保持力のみ弱い充
填剤、あるいはクロマトグラフィー的に不活性す例えば
ガラスピースなどを充填することによって実現される。
るためのカラムであり、■はそれを検出するための検出
器で、ここまでは従来のHPLCシステムである0本発
明の基本的な特徴はこの後にポストカラム■を介してさ
らに1台の検出器を付は加えることにある。このポスト
カラム■には分離カラムにより試料が分離される状態を
基本的には変化させず、唯この中を試料が通過するため
の時間を確保するようなものを用いる。この性質はポス
トカラム内に分離カラムと同じ充填剤、性質・性能の類
似した充填剤、選択性が類似していて保持力のみ弱い充
填剤、あるいはクロマトグラフィー的に不活性す例えば
ガラスピースなどを充填することによって実現される。
このようなシステムによると■の検出器で得′ られる
クロマトグラムは■の検出器で得られるクロマトグラム
に比較して基本となる分離の状態はほとんど同じで、唯
試料成分(ピーク)がポストカラムのを通過するのに要
する時間的な遅れのみ有することになる。即ち、■でモ
ニターされているクロマトグラムのある時点から見ると
、その時点から■で将来得られるでちろうある時間後ま
でのクロマトグラムは既にその時点で■によって得られ
ていることを意味している。
クロマトグラムは■の検出器で得られるクロマトグラム
に比較して基本となる分離の状態はほとんど同じで、唯
試料成分(ピーク)がポストカラムのを通過するのに要
する時間的な遅れのみ有することになる。即ち、■でモ
ニターされているクロマトグラムのある時点から見ると
、その時点から■で将来得られるでちろうある時間後ま
でのクロマトグラムは既にその時点で■によって得られ
ていることを意味している。
本システムで実際に分取を行なうには、■でのクロマト
グラムの状態を見ながら操作を行なうわけであるが、例
えば第1図でのA点にあって判断する時、これが将来(
1)のようなりロマトグラムとなって(2)ではないと
いうことは、その時点IcB点まで既にモニターされて
いる■でのクロマトグラムによって知ることができ、判
断を誤る恐れは全(ない。
グラムの状態を見ながら操作を行なうわけであるが、例
えば第1図でのA点にあって判断する時、これが将来(
1)のようなりロマトグラムとなって(2)ではないと
いうことは、その時点IcB点まで既にモニターされて
いる■でのクロマトグラムによって知ることができ、判
断を誤る恐れは全(ない。
このように本システムを用いて分取を行なえば、操作時
の判断を誤る恐れがないばかりが、予め予備的な分析を
行なってクロマトグラムの形を知るというプロセスを省
(ことも可能で貴重な試料、時間を節約することが十分
可能となる。
の判断を誤る恐れがないばかりが、予め予備的な分析を
行なってクロマトグラムの形を知るというプロセスを省
(ことも可能で貴重な試料、時間を節約することが十分
可能となる。
実施例
以下に本発明の実施例を示す。
本発明の効果を例証するために下記のような構成及び条
件で潤滑油の分取を試みた。
件で潤滑油の分取を試みた。
構成及び条件
■溶離液:クロロホルム
■ボンデ: TRIROTAR−V
■サンプルインジェクター:VL−614■分離カラム
: Finepak GEL 101■、■検出器:
UVIDEO−100−V■ポストカラム: 7.2m
t I D X 5011m1にFine GEL 1
01を充填 流量: 0.5 ml/ min 検出波長:260nm 試料:潤滑油のクロロホルム溶液 上記のシステム及び条件にて潤滑油の模擬分析を行ない
主要ないくつかのピークの分取な行なった。
: Finepak GEL 101■、■検出器:
UVIDEO−100−V■ポストカラム: 7.2m
t I D X 5011m1にFine GEL 1
01を充填 流量: 0.5 ml/ min 検出波長:260nm 試料:潤滑油のクロロホルム溶液 上記のシステム及び条件にて潤滑油の模擬分析を行ない
主要ないくつかのピークの分取な行なった。
その時のクロマトグラムをwI4図に示す。図中のクロ
マトグラム1は■の後の昔検出器、クロマトグラム2は
■の前の検出器よりの信号をモニターしたものでおる。
マトグラム1は■の後の昔検出器、クロマトグラム2は
■の前の検出器よりの信号をモニターしたものでおる。
分取操作は当然のことながらクロマトグラム1を見なが
ら行った。
ら行った。
発明の効果
本発明の効果を第4図に典型的に見ることができる。即
ち、クロマトグラム1でA点にあって分取操作を判断し
ようとする時クロマトグラム1だけしかなければこの先
どの様になるかは全<−ftl@のしようがない。本実
験ではクロマトグラム2が同時にモニターされており、
この時こちらはB点までが得られていて、A点に相当す
るのはクロマトグラム2ではA′点であり、これを参照
すればA点以後ピーク幅約2分(In/、)の大きなピ
ークが立ち上ることを容易に見てとることができる。そ
してそれに基いてこの1mtの容積となるピーク部分を
集めるのに十分な内容積の容器をもってA点で分取を開
始すべきという判断を誤りなく下すことができる。
ち、クロマトグラム1でA点にあって分取操作を判断し
ようとする時クロマトグラム1だけしかなければこの先
どの様になるかは全<−ftl@のしようがない。本実
験ではクロマトグラム2が同時にモニターされており、
この時こちらはB点までが得られていて、A点に相当す
るのはクロマトグラム2ではA′点であり、これを参照
すればA点以後ピーク幅約2分(In/、)の大きなピ
ークが立ち上ることを容易に見てとることができる。そ
してそれに基いてこの1mtの容積となるピーク部分を
集めるのに十分な内容積の容器をもってA点で分取を開
始すべきという判断を誤りなく下すことができる。
即ち、利点として列挙すると以下の通りである。
(1)分取の開始・終了時点を適確に判断でき、これら
の時期の判断の不適切による必要な成分のロス、不要成
分の混入を無くするととができる。
の時期の判断の不適切による必要な成分のロス、不要成
分の混入を無くするととができる。
(2)分取量が予め予想でき、不適切に小さな分取容器
を用いてオーバーフローを起し試料をロスするようなミ
スを無(することができる。
を用いてオーバーフローを起し試料をロスするようなミ
スを無(することができる。
(3)分取時のクロマトグラムを知るための予備実験を
省(ことができ1時間を節約できる。
省(ことができ1時間を節約できる。
また少量しかない貴重な試料をこのような予備実験に消
費しなくてもすむ。
費しなくてもすむ。
第1図は従来法によるクロマトグラム、第2図は本発明
の方法によるクロマトグラム、第3図は本発明のシステ
ムを説明するための模式図、第4図は本発明の方法によ
って得られたクロマトグラムの一例である。 ■溶離液、■送液ボンデ、■サンプルインジェクタ、■
分離カラム、■検出器、■検出器、■ポストカラム(キ
エターカラム)、■ドレイン、■チャートレコーダー。 澄 3 図
の方法によるクロマトグラム、第3図は本発明のシステ
ムを説明するための模式図、第4図は本発明の方法によ
って得られたクロマトグラムの一例である。 ■溶離液、■送液ボンデ、■サンプルインジェクタ、■
分離カラム、■検出器、■検出器、■ポストカラム(キ
エターカラム)、■ドレイン、■チャートレコーダー。 澄 3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、高速液体クロマトグラフィーにおいて、複数個のカ
ラム及び複数個の検出器を直列に接続し、これらの検出
器からの時間的なずれを有する同一試料からの複数のク
ロマトグラムを得ることを特徴とする方法。 2、試料の分取、精製に使用するための特許請求の範囲
第1項記載の方法。 3、分析に使用するための特許請求の範囲第1項記載の
方法。 4、分離カラムによる試料成分の分離状態を基本的に変
えることなく、唯その中を試料成分が通過するに要する
時間を確保するように設計されているモニターカラムを
有することを特徴とする高速液体クロマトグラフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29630685A JPS62150161A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 高速液体クロマトグラフシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29630685A JPS62150161A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 高速液体クロマトグラフシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150161A true JPS62150161A (ja) | 1987-07-04 |
Family
ID=17831841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29630685A Pending JPS62150161A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 高速液体クロマトグラフシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62150161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007183173A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Shimadzu Corp | 分取クロマトグラフ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141398A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-13 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29630685A patent/JPS62150161A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141398A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-13 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007183173A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Shimadzu Corp | 分取クロマトグラフ装置 |
JP4665765B2 (ja) * | 2006-01-06 | 2011-04-06 | 株式会社島津製作所 | 分取クロマトグラフ装置 |
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