JPS62149659A - 新規な1,4−ジヒドロピリジン誘導体 - Google Patents

新規な1,4−ジヒドロピリジン誘導体

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Publication number
JPS62149659A
JPS62149659A JP60295382A JP29538285A JPS62149659A JP S62149659 A JPS62149659 A JP S62149659A JP 60295382 A JP60295382 A JP 60295382A JP 29538285 A JP29538285 A JP 29538285A JP S62149659 A JPS62149659 A JP S62149659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
dimethyl
lower alkyl
formula
groups
Prior art date
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Pending
Application number
JP60295382A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujikura
藤倉 峻
Tokuki Ito
伊藤 徳樹
Yuzo Matsumoto
祐三 松本
Toshio Okazaki
利夫 岡崎
Masaharu Asano
浅野 雅晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP60295382A priority Critical patent/JPS62149659A/ja
Publication of JPS62149659A publication Critical patent/JPS62149659A/ja
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  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、カルシウム< (−!al) )拮抗作用、
及び交感神経β受容体遮断作用、場合により心臓選択性
β受容体(β、)遮断作用を併有する下記一般式(
【)
で示される新規な1,4−ジヒドロピリジノ誘導体層び
その塩に関する。 [式中の記号は以下の意味を有する。 R1及びR2: 同−又は異って低級アルキル基。 R3及びR4; 同−又は異って低級アルキル基。 R5及びR6; 同−又は異って、水素原子、ニトロ基
、ノアノ基、ハロゲノ低級アル キル基、低級アルケニル基、水酸基。 ハロゲン低級アルコキシ基1ffiiアルケニルオキシ
基、アルキニレン基。 アラルケニルオキシ基、カルボキン基。 低級アルコキシカルボニル基1EEiア示される基。 R7′F?1.びR8: 同−又は異って、水素原子、
・・ロゲ/原子、シアノ基、低級アルキル 基、水酸基、低級アルコキシ基、低級 アルカノイルアミノ基、又は隣接する とキヘンゼン環と一体となりナフチル基厘領状若しくは
分辣状のアルケニJし基。 又は直鎖状若しくは分岐状のアルキニ レン基。 R9;  水素原子又は低級アルキル基。 B : 単結合又は式−CF(20−で示される基。 RIO及びR11:同−又は異って、水素原子又は低級
アルキル基。但し、R10及びR1+は隣接する窒素原
子と一体となり、ビロ リジ/環、ピペリジン環1モルホリン 環、又は4位窒素が低級アルキル基で 置換されて(・てもよ(・ピペラジン環を形成して(・
てもよし・。 n;0.1又は2゜ (8し R5及びR6が同−又は異って水素原子又はニ
ドo基であるときは R11が低級アルキル基か又はA
は分岐状のアルキレフ基。 分岐状のアルケニレン基、又は分岐状の4ルキニレン基
を意味する。] で鏑聾ニカ≦装ジよ一撓二些シルシ4ム誘−=[従来の
技術] 以前よりジヒドロピリジ/誘導体は、カル/ラム(Ca
′+)拮抗薬として、虚血性心疾患1例えば、狭心症、
心筋梗塞などや、高血圧症などの循環器疾患の予防及び
治療薬として有用性が高いことが確立されて℃・る。ま
た交感神経β受容体遮断薬も同様な領域におし・て有用
であることも確立されて(・る。 しかし1両種の薬剤の作用様式はまったく異っている。 すなわち、β遮断薬は主に心拍数、心拍出量。 心仕事量、心筋酸素消費量を低下させるのに対し、カル
シウム拮抗薬は主に冠面流量増加・血管拡張作用に基づ
く左心室負荷の低下を起こし。 かつ冠動脈スパスムを防止する。 最近、このような異った作用機序を有する2系統の薬剤
を併用すると、それぞれの単独投与よりも優れた抗狭心
症作用が臨床的に!られることが数多く報告されてきた
[プリティ、ノー・メディカルItジャーナル[Br1
t、 Medo、J、 L 284.1067 (19
82) ]。また、高血圧症の治療にお(・ても、カル
シウム拮抗薬とβ遮断薬に併用すると、カルンウム拮抗
薬によって惹き起こされる心拍数増加やレニ/分泌増加
などの副作用がβ遮断薬によって抑えられるため、良好
な抗高血圧作用を示すことが臨床的に認められて(・る
[アメリカン・ハート・ジャーナル[Am、Heart
J、]、剋、 218 (1978)]。 [発明が解決しようとする問題点] このような臨床的背景の中で、虚血性心疾患や高血圧等
の治療のためπは、カルシウム拮抗作用とβ遮断作用を
共有する化合物、特に、上記の臨床的目的のためには、
このβ遮断作用は。 血管選択性であるよりも゛心臓選択性であるβ、受容体
遮断作用を有する化合物が望まれてきた。 本発明の目的は、上記の実情に鑑み、カルフラム拮抗作
用及びβ受容体遮断作用、場合によりβ、受容体遮断作
用等を併有し、優れた治療活性を示す化合物及びその塩
並びにその製造法を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは9種々の新規化合物を合成し。 カルシウム拮抗作用及びβ遮断作用な併有する化合物を
鋭意探索した結果、上記一般式(1)で示される化合物
及びその塩が両件用を併有し。 かつ一部の化合物VCあっては、心臓選択性β受容体(
β、)遮断作用を示すことを発見して1本発明を完成す
るに至った。 本明細書の一般式の定義において、特に断わらなし・限
り、1″低級、なる用語は炭素数が1乃至6個の直鎖又
は分岐状の炭素鎖を童味する。 従って、?低級アルキル基、とじては、具体的には例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基。 イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、 sec−
プチブチ、  tert−ブチル基、ペンチル基、イソ
ペンチル基、ネオペ/チル基、 tert−べ/チル基
、1−メチルブチル基、2−メチルアリル基、  1.
2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基。 イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペ
ンチル基、3−メチルペ/チル基、 i。 1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2
,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、
2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基
、■−エチルブチル基、2−エチルブチル基、  1.
1.2− トIJメチルプロピル基。 1+2+2  )IJメチルプロピル基、1−エチル−
1−メチルグロビル基、1−エチル−2−メチルプロピ
ル基等が挙げられる。 また、「低級アルコキシ基、とじては、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ
基、インブトキシ基、  5ee−ブトキシ基、  t
ert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチル
オキシ基、ネオペンチルオーF ’y 基、  ter
t −ヘンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等炭素数1
乃至6個の直鎖又は分岐状のアルコキシ基が挙げられる
。 「低級アルケニル基。は炭素数が2乃至6個の直鎖又は
分岐状のアルケニル基であり、具体的にはビニル基、ア
リル甚、l−プロペニル基。 イソプロペニル基、1−ブテニ/l/基、2−フチ=/
L[,3−ブfニル基、2−メチル−1−7’ロベニル
基、2−メチルアリル基、I、メfルー 1−7”ロベ
ニル基、1−メチルアリル、1.1゜1−ジメチルビニ
ル基、1−べ/テニル基、2−ヘンテニル基、3−ペン
テニル基、4−ペンテニル基、3−メチル−1−ブテニ
ル基、3−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−3−
ブテニル基、2−メチル−1−ブテニル基、2−メチル
−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基、1−
メチル−1−ブテニル基、1−メチル−2−ブテニル基
、1−メチル−3−ブテニル基、  1.1−ジメチル
アリル基、1.2−ジメチル−1−プロペニル基、■、
2−ジメチルー2−7”ロベニル基、1−エチル−1−
フロベニル!、1−エチル−2−フロベニルt  1−
へキセニル基、2−へキセニル基、3−へギセニル基、
4−へキセニル基、5−ヘキセニル基。 1.1−ジメチル−1−)゛テニル基、  1.1−ジ
メチル−2−ブテニル基、  1.1−ジメチル−3=
ブテニル基、3,3−ジメチル−1−ブテニル基。 1−メチル−1−ペンテニル基、1−メチル−2−ペン
テニル基、I−メチル−3−ぺ/テニル基、I−メチル
−1−ペノテニル、I、l−メチル−1−ぺ/テニル基
、71−メチルー2−べ/テニル基、4−メチルー:3
−べ/テニル基等が挙げられる。 萌゛低級アルケニルオキン基、は、炭素a カ2乃至6
個の直鎖又は分岐状のアルケニルオキシ基であり、具体
的には例λばエチニルオキシ基。 1− フロベニルオキ7基、2−フロベニルオキ7基、
■−メチルエチニルオキ/基、1−ブテニルオキ7基、
2−ブテニルオキ7基、3−ブf ニル、t −P 7
基、  2−メチル−1−ブテニルオキシ基、2−メチ
ル−2−ブテニルオキ7基。 1.1−ジメチルエチニルオキ7基、l−べ/テニルオ
キン基、2−ペンテニルオキシ基、3−べ/テニルオキ
/基、4−べ/テニルオギシ基。 3−メチル−1−ブテニルオキ7基、3−メチル−2−
フチニルオキ7基、3−メチル−3−ブテニルオキ7基
、+、+−ジメチルー2−プロペニルオキシ基、1−へ
キセニルオキシ基、2−へキセニルオキ:7[,3−へ
キセニルオキシ基、4−へギセニルオキシ基、5−へギ
セニルオキシ基等が挙げられる。 ” 低級アルコキシカルボニル基、とじては。 メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、イソプロポキノカルボニル基、ブト
キシカルボニル基、イノブトキシカルボニル基、  5
ee−ブトキノカルボニル基。 tert−ブトキシカルボニル基、べ/チルオキ/カル
ボニル基、イノペンチルオキシカルボニル基、ネオペン
チルオキシカルボニル基、  tert −ペンチルオ
キノカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基等炭素
数1乃至6個の直鎖又は分岐状のアルコールと、カルボ
キシ基とでエステル形成された基が挙げられる。 1低級アルカノイルアミノ基、としては、アセチルアミ
ノ基、プロピオニルアミノ基、ブチリルアミノ基、イン
ブチリルアミノ基、バレリルアミノ基、インバレリルア
ミノ基、ピバロイルアミノ基、ヘキサノイルアミノ基等
炭素数2乃至6個の直鎖又は分岐状のアブルアミド基が
挙げられる。 また、′アラルキルオキ7基。とじては、好ましくはフ
ェニル低級アルコキシ基であり、具体的にはベンジルオ
キシ基、ファネチルオキシ基、フェニルプロポキン基、
フェニルブトキン基、フェニルへ/チルオキシ基、)、
ニルヘキフルオキ7基等が例示される。 さらニ、11アラルケニルオキシ基、としては。 好ましくはフ、ニル低級アルケニルオキシ基であり、ス
チリルオキ7基、//ナミルオキ7基。 4−フェニル−3−ブテニルオキフ基、5−フェニル−
4−ぺ/テニルオキン基、6−フェニルー5−へキセニ
ルオキン基等が例示される。 Aが示す直鎖又は分岐状のアルキレン基としては、炭素
数が1乃至12個のアルキレフ基がリメチレン基、2−
メチルトリメチレノ基、3−メチルトリメチレン基、1
−エチルエチレ/テトラメチレン基、2−メチルテトラ
メチレフ基、3−メチルテトラメチレフ基、41−メチ
ルテトラメチレン基、1.l−ジメチルトリメチレン基
、2,2−ジメチルトリメチレフ基、3.3−ジメチル
トリメチレン基、1,3−ジメチルトリメチレン基、2
,3−ジメチルトリメチレフ基。 1.2−ジメチルトリメチレン基、1−エチルトリメチ
レン基、  1,1.2−トリメチルエチレン基。 ジエチルメチレノ基、ヘキサメチレフ基、1−メチルペ
ノタメチレ/基、1,1−ジメチルテトラメチレフ基、
2,2−ジメチルテトラメチレフ基、3,3−ジメチル
テトラメチレフ基、4.4−ジメチルテトラメチレフ基
、1.1.3−トリメチルトリメチレン基、1,1.2
−トリメチルトリメチレン基、  1.]、]2.2−
テトラメチルエチレン基1.1−ジメチル−2−エチル
エチレン基、  1.1−ジエチルエチレン基、ヘプタ
メチレフ基、1−メチルへキサメチレフ基、1.l−ジ
メチルペ/タメチレノ基、2,2−ジメチルペンタメチ
レ/基、3,3−ジメチルペンタメチレン基、4,4−
ジメチルペンタメチレノ基、5,5−ジメチルペンタメ
チレン基、  1.1.4−トリメチルテトラメチレフ
基、  Ll、2− )ジメチルテトラメチレフ基、 
 1.]、3− トリメチルテトラメチレフ基。 1.1.2.2−テトラメチルトリメチレン基、  1
,1゜3.3−テトラメチルトリメチレン基、  1.
1−ジメチル−2−エチルトリメチレン基、1,1−ジ
メチル−3−エチルトリメチレノ基、オクタメチレン基
、1−メチルへブタメチレノi、  1.1−ジメチル
へキサメチレノ基、ノナメチレノ基。 1−メチルオクタメチレフ基、1,1−ジメチルへブタ
メチレフ基、デカメチレフ基、l−メチルノナメチレフ
基、1,1−ジメチルオクタメチレン基、ウノデカメチ
レノ基、l−メチルデカメチレフ基、1.】−ジメチル
ノナメチレフ基。 ドデカメチレ/基、1.1−ジメチルデカメチレン基等
が挙げられる。 また、Aが示す直鎖又は分岐状のアルケニレン基として
は、炭素数が2乃至12個のものが好ましく、具体的に
は1例えばビニレ/基、プロペニレン基(−CH2CH
=CF(−)、  2−プロペニレン基(−CH=CH
−CH2−)、  1−メチルビニレン基、2−メチル
ビニレ/基、ブチニレ7基。 2−ブテニレン基、3−フチニレ/基、l−lチルフロ
ペニレン基、1−メチル−2−フロベニレン基、ペンテ
ニレノ基、1−メチルフテニL’7基、1−メチル−2
−ブチニレ7i、l−メチル−3−ブテニレン基、1,
1−ジメチル−2−プロペニレ7基、ヘキセニレ7基、
2−へキセニレ/基、3−ヘキセニレン基、4−ヘキセ
ニレン基、5−ヘキセニレン基、1−メチル−2−ペノ
テニレ7基、1−メチル−3−べ/テニレノ基、1.1
−ジメチルー2−ブチニレ7&、  1.1−ジメチル
−3−ブチニレ7基、ヘプテニレ7基、2−ヘプテニレ
7基、3−へブチニレ7基、4−へブテニレン!、5−
へブチニレ7基、6−へブテニレン基、  1.1−ジ
メチル二2−べ/テニレ/基、1,1−ジメチルー3−
ペンテニレンg、+、+ −ジメチル−4−ペアfニレ
ン基、2−オクテニレン基、4−オクテニレ7基、7−
オクテニレ7基、  1.1−ジメチル−2−へキセニ
レ7基、l、■−ジメチル−3−ヘキセニレン基、  
1.1−ジメチル−5−ヘキセニVL’基、2−ノネニ
レ/J&、4−ノネニレン基。 5−ノネニレノ基、8−ノネニレ/基、1.l−ジメチ
ル−2−へブテニレン基、1,1−ジメチル−3−ヘブ
テニレン基、l、I−ジメチル〜4−ヘプテニレン基、
1.1−ジメチル−6−ヘブテニv7基、2−デセニレ
ン基、5−fセニレン基、9−デセニレン基、  1.
1−ジメチル−2=オクテニレ7基、1,1−ジメチル
−4−オクテニレ7基、1,1−ジメチル−7−オクテ
ニレン基、2−17デセニレン基、5−ウノデセニレン
基、6−ウ/テセニレ/基、10−ウノデセニレ7基、
1.1−ジメチル−2−ノネニレ7基。 1.1−ジメチル−4−ノネニレノ基、  1.1−ジ
メチル−5−ノネニレ/基、1.I−ジメチル=8−ノ
ネニレン基、2−ドデセニレ74.6−ドデセニレ7基
、11−ドデセニレ7基、 1.1−ジメチル−2−デ
セニレ7基、1.I−ジメチル−5−デセニレ/基、1
.l−ジメチル−9−デセニレ7基等が挙げられるっ さらに、Aが示す直鎖又は分j岐状のフチニレ/基とし
ては、炭素数が2乃至12個のイ、のが好ましく、具体
的には例えばエチニレン基。 プロピニレ/基(−CH2−C三C−)、2−プロピニ
レ/基(−C三C−CF42〜)、フ゛チニレンJ友、
2−ブチニレ7基、3−ブチニレ7基、3−メチルプロ
ピニレ/基、1−メチルプロビニレン基。 ペンチニレ7基1 2−ぺ/チニレノ基、3−ぺ/チニ
レ/基、4−ぺ/チニレ/基、3−メチルブチニレ7基
、・1−メチルブチニレ7基ノ基、4−メチル−2−ブ
チニレ7基、l、1−2.2−ジメチルプロビニレノ基
、ヘキシニレン基、2−へキノニレ7基、3−ヘキシニ
レン基。 4−へキンニレ7基、5−へキシニレ7基、l−メチル
−2−ペアfニレ7基、I−メチルー3−ペノチニレ7
4.1−メチル−4−べ/チニレノ基、1.1−ジメチ
ルー2−7”fニレン基。 1.1−−ジメチル−3−ブチニレン基、ヘプチニレ7
基、2−ヘプチニレン基、3−へプチニレン基、4−ヘ
プチニレン基、5−ヘプチニレン基、6−−\プチニレ
ン基、1,1−ジメチル−2−ぺ/チニレン基、l、1
−ジメチルー4−ペンチニレ7基、2−オクチニレ/基
、4−オクチニレン基、7−オクチニレン基、1.1−
ジメチル−2−ヘキシニレンt  x、1−ジメチル−
3−ヘキシニレン基、111−ジメチル−5−ヘキシニ
レン基、2−ノニニレ7[、(1−ノニニレン基、5−
ノニニレ7基、8−〕二ニレし基。 1.1−ジメチル−2−へブチニレ7基、1..1−ジ
メチル−3−ヘプチニレン基、1.1−ジメチル−4−
ヘプチニレン基、  I+t−ジメチル−6−ヘプチニ
レン基、  2−−y−/ニレン基、5−7’シニレン
基、9−fシニレン基、  1.1−ジメチル−2−オ
クチニレン基、1.1−ジメチル−4−オクチニレン基
、■、1−ジメチル−7−オクチニレン基、2−ウンデ
シニレ7基、5−ウ/デシニレン基、6−ウンゾシニレ
ンtlO−ウンデシニレン基、  1.1−ジメチル−
2−7ニニレン基、111−ジメチル−4−ノ二二しン
基。 1.1−ジメチル−5−ノ二二しン基、  1.1−ジ
メチル−8−ノ二二しン基、2−トテシニレ/基、6−
ドデシニレ7基、  11−ドデシ=し;/11、■−
ジメチルー2−デシニレ/基、1,1−ジメチル−5−
デシニレン基、1.1−ジメチル−9−デノニレ/基等
が挙げられる。 また、rハロゲノ原子ユとしては、フ、素原子、塩素原
子、臭素原子等が挙げられる。 1・・ロゲノ低級アルキル基、は、前記「低級アルキル
基、の任意の1又は2個以上の水素原子が上記?ハロゲ
ン原子ユで置換された基を意味する。同様に7・・ロゲ
ノ低級アルコキシ基ユは前記?低級アルコキシ基、の任
意の1又は2個以上の水素原子が上記F、・ロゲノ原子
、で置換された基を意味する。 ては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸。 硝酸、リン酸等の鉱酸やギ酸、酢酸、ンユウ酸。 クエン酸、コノ・り酸、フマール酸1 マレイノ酸。 す/ゴ酸、酒石酸、メタンスルホノ酸、エタ/スルホ/
酸等の各種の有機酸との酸付加塩が挙げ六灼、る− また1本発明化合物は、2個以上の不斉炭素原子を有し
ており、光学活性体やジアステレオマーが存在する。 また1本発明化合物中には、二重結合を有する化゛合物
も含まれており、そのような化合物にあっては、シス、
トランスの幾何異性体が存在する。 本発明には、前記化合物(T)の各種の立体異性体の分
離されたもの及びそれらの混合物が包含される。 本発明によって提供される化合物(■)は種々の方法に
よって製造することができろ。以下にその代表的な方法
な例示する。 第1製法 h (II)           (III)(反応式中
、 R’、 R2,R3,R4,R’、 R’、 R7
,R’、 R’、 A’及びBは前記の意味を有する。 ) 本発明化合物(I)は、一般式(II)で示される4位
フェニル基にアミノ側鎖を有するジヒドロピリジン誘導
体と、一般式(m)で示されるエポキシ誘導体とを反応
させることによF)製造することができる。 反応は無溶媒でも進行するが反応に関与しない有機溶媒
中で行うのが好適である。反応に関与しない有機溶媒と
しては、メタノール、エタノール、イングロパノール等
のアルコール、エーテル、テトラヒドロフラン、酢酸エ
チル、ジメチルホルムアミド等が適当である。 化合物(n)と(III)とはそれぞれほぼ等モルある
いは一方をやや過剰モルとして反応に供する。 反応温度は通常室温乃至加温下に設定するのが有利であ
る。反応時間は種々の反応条件を考慮して適宜設定され
る。 第2製法 (反応式中、 R1,R’、 R3,既r、 R’、 
R7,R8,R9,A’及びBは前記の意味を有し、X
はハロゲン原子又は有機スルホン酸残基を意味する。)
本発明化合物(I)は、一般式CCV)で示される4位
フェニル基にハロゲン原子、又は有機スルホン酸残基で
置換された側鎖を有するジヒドロピリジン誘導体と一般
式(V)で示されるアミン誘導体とを反応させることに
よって製造できる。 ここでハロゲン原子としては、ヨウ素原子。 臭素原子や塩素原子等が挙げられ、また、有機スルホン
酸残基としては、メタンスルホン酸残基、エタンスルホ
ン酸残基等のアルカンスルホン酸残基や、トルエンスル
ホン酸残基(たとえ&’!、p−トルエンスルホニルオ
キシ基)、ベンゼンスルホン酸残基等の芳香族スルホン
酸残基等が用いられる。 原料化合物GV)としてハロゲン原子で置換された側鎖
を有する化合物を用いる反応は、無溶媒下あ6いハヘン
ゼン、トルエン、キシレン。 ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジクロルメタ
ン、ジクロルエタン、メタノール、エタノール等の反応
に関与しない有機溶媒中、化合物(1v)に対して化合
物(V)を等モル乃至やや過剰モル用いて、室温乃至加
温下、あるいは加熱還流して実施するのが有利である。 この反応に際し、ピリジン、ピコIJ/、N、N−ジメ
チルアニリン、N−メチルモルホリン。 トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミン
等の二、三級塩基や炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム等の無機塩基を添加することが反応を
円滑に進行させる上で有利な場合がある。 また副反応を抑制する上で化合物(V)のアミノ基に保
護基を導入して反応させ1反応後保護基を脱離させる方
法を採用することもできる。 このような保護基としてはトルエンスルホニル基、アセ
チル基、フェナシルスルホニル基、トリフルオロメタン
スルホニル基、ビスベンゼンスルホニル基等が挙げられ
る。保護基の脱離は常法の加水分解によって容易に達成
できる。 原料化合物(IV)として有機スルホン酸残基で置換さ
れた側鎖を有する化合物を使用する反応は、有機スルホ
ン酸残基で置換された側鎖を有する化合物(IV)とそ
れに対し等モル乃至やや過剰モルの化合物(V)とを1
反応に不活性な有機溶媒1例えばエーテル、メタノール
、エタノール、トルエン、テトラヒドロフラン等中、冷
却下あるいは室温下に行うのが有利である。反応時間は
種々の反応条件を考慮して適宜設定される。 第3M法 (反応式中、  R’、 R2,R3,R’、 R5,
R’、 R)、R8,及びBは前記の意味を有し A2
はA1より炭素数が1個少ない直鎖又は分岐状のアルキ
レン基、アルケニレン基又はアルキニレン基を意味する
。) 本発明化合物(1a)は、一般式(VI)で示される4
位フェニル基にホルミル基で置換された側鎖トロ基の還
元しない条件下に還元する還元的奢合により製造するこ
とができる。 前段の反応は、無溶媒下でも進行するが9通常メタノー
ル、エタノールなどのアルコールやベンゼン等の反応に
不活性な有機溶媒中、化合ては、水酸化カリウムを添加
したり、ある(・はディーンースターク(Dean −
5tark ) トラップを用いて生成する水を除去す
るのが好適な場合がある。 還元反応においては、前段の反応により生成するシッフ
塩基を単離せずに、シック塩基を含む反応液に還元剤を
添加して反応させることもできる。 また、ニトロ基を還元することなく9選択的にシッフ塩
基のイミノ基のみを還元して本発明化合物(I)を製造
するためには、還元剤として水素化ホウ素ナトリウム、
水素化ホウ素リチウムや水素化ンアノホウ素ナトリウム
などのホウ素化合物を用いるのが有利である。 還元反応は、メタノール、エタノールなどのアルコール
、酢酸等の有機溶媒や水あるいはこれらの混合溶媒中9
通常室温乃至加温下に行われる。 反応に際し9反応液の液性を中性ないし塩基性に保持1
−るのが反応を円滑に進行させる上で有利な場合があり
、必要に応じて、メチルアミン、エチルアミン、プロピ
ルアミン、ジメチルアミン、水酸化カリウムや酢酸ナト
リウム等を添加して反応させる。 第4製法 (II)         Om) (反応式中、 R1,R”、 R”、 R’、 W、 
Ra、 R’、 貼晧h1.B及びX前記の意味を有す
る。) 本発明化合物(1)は化合物(II)を原料として一般
式(Vlll)で示されるノ・ライド(又はスルホン酸
)化合物と反応させることによっても製造できる。 反応条件等は第2製法とほぼ同様である。 第5製法 (1b) (反応式中、 R’、 R2,R3,R’、 R5,R
’、 R7,R8,R”、 A及びBは前記の意味を有
し、R12はアミン基に変じうる基を意味する。) ここにアミン基に変じうる基としてはニトロ基ヤニトロ
ン基などが挙げられる。 本発明化合物中、一般式(Ib)で示される 4−7ニ
リノー1,4−ジヒドロピリジン誘導体は。 対応するニトロあるいはニトロソ化合物(Ia)を還元
することにより製造される。 この還元には、ラネーニッケル、パラジウム−炭素、白
金黒、パラジウム等の触媒の存在下に接触還元する方法
、ジボランや水素化ホウ素ナトリウム等のホウ素化合物
により還元¥る方法、鉄、スズ、亜鉛と塩酸、硫酸、酢
酸なとの酸とを用し・る金属により還元する方法があり
。 いずれも本発明化合物(Ib)の製造に適用可能である
。しかし9本発明原料化合物中には、/アノ基、低級ア
ルケニル基、アルケニレン基、低級アルケニルオキシ基
、ベンジルオキシ基、アラルケニルオキシ基、などの還
元を受は易1、・基が共存する化合物も含まれており、
このような化合物を原料とする場合には、還元を部分的
に止めるかあるいは全てを還元するかなど目的に応じて
、還元方法、触媒などの還元条件を適宜選択する。 特に本発明化合物(Ib)の製造にお(・では、ラネー
ニッケル触媒の存在下に接触還元する方法が最も好適で
ある。 なお R6がニトロ基であるジニトロ体を原料とすると
きは9通常そのR6も同時にアミン基に還元されるが、
還元条件の選択によりモノアミノ化合物とすることも可
能である。 第6製法 (X) (反応式中、 R’、 R2,R3,R4,R’、 R
’、 R7,R8,R’、 A’及びBは前記の意味を
有し、R13は水酸基の保護基を意味する。) ここに、水酸基の保護としては、ベンジル基。 メトキシベンジル基、ブロモベンジル基、ニトロベンジ
ル基、ベンジルオキシカルボニル基、アセタール系の保
護基、アセチル基、ベンゾイル基、ビラン−2−イル基
、フラン−2−イル基等が挙げられろ。 一般式(Ic)で示されろ 4−ヒドロキシフェニル−
1,4−ジヒドロピリジン誘導体は、一般式(X)で示
される化合物から保護基を脱離することにより製造され
る。 この方法における水酸基の保護の脱離方法は保護基の種
類によって異なる。 保護基としてベンジル系、アシル系、アセタール系の保
護基が採用されているときはその除去は2通常パラジウ
ムー炭素を触媒とする接触還元または液体アンモニア中
金属ナトリウムによる還元や酸加水分解あるいはアルカ
リ加水分解などの還元によらない脱離方法が採用される
。 同様にピラン系等の保護基が採用されているときは、ピ
リジニウム p−)ルエンスルホナート(PPTS)で
処理してもよし・。 このようにして製造された本発明化合物は。 遊離のままあるいはその塩として単離され精製されろ。 単離、精製は、抽出、結晶化、再結晶。 各種クロマトグラフィー等の通常の化学操作を適用して
行われる。 また、ラセミ化合物は適当な原料化合物を用℃・ること
により、あるいは一般的なラセミ分割法により[たとえ
ば、一般的な光学活性酸(酒石酸等)とのジアステレオ
マー塩に導き、光学分割する方法等]立体化学的に純粋
な異性体に導くことができろ。また、ジアステレオマー
混合物は常法、たとえば分別結晶化またはクロマトグラ
フィー等により分離できる。 [発明の効果] 本発明化合物は、%にA1として分岐を有するアルキレ
ン、アルケニレン基又はアルキニレン基を採用するかあ
るいはR5及び/又はR6として水素原子やニトロ基以
外の特定の置換基を採用した点に化学構造上の顕著な特
徴点を有し、いずれも文献未載の新規化合物である。 本発明によって提供される化合物(I)およびその塩は
、カルシウム(Ca+1)拮抗作用と交感神経β受容体
遮断作用の両件用を有する。また。 本発明化合物中には、心臓選択性β受容体(β1)遮断
作用更には内因性交感神経刺激作用(ISA)を示す化
合物や、交感神経α受容体遮断作用を併有する化合物も
存在する。従って2本発明化合物は副作用の少ない狭心
症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、高血圧症、不整脈等
の循環器疾患の予防および治療剤として有用である。 また2本発明化合物は循環器作用以外にも脳血管電線改
善作用および中枢機能改善作用をも有しており、脳血管
電線改善剤、中枢機能改善剤としても有用である。 本発明化合物のこれらの薬理効果は以下に示す試験方法
によって確認されたものであるが静脈内投与による血圧
降下作用および冠面流量増加作用についてはOO1〜0
.3 mg/kg 、冠動脈血流量による冠血管拡張作
用については1〜300μg。 静脈内投与によるβ受容体遮断作用については01〜3
mg/kgの範囲内で有効で、かつ心仕事量。 心筋酸素消費の低下が認められた。 また9本発明化合物のあるものは血圧降下作用および冠
血管拡張作用の持続時間が既知のジヒドロピリジン化合
物よりも長いことが確認された。 [1]  試験方法 (1)心・血管系に対する作用 イヌにベンドパルビタール30 mg/k gを静注し
て麻酔し2人工呼吸下に開胸する。被験化合物を大腿静
脈より投与し、既知のジヒドロピリジン化合物を対照と
して、血圧、心拍数。 左心室内圧、左心室最大収縮速度、肺動脈圧。 中心静脈圧、心拍出量および冠動脈血流量を測定した。 (2)冠血管拡張作用 イヌにベンドパルビタール30 mg/kgを静注して
麻酔し2人工呼吸下に開胸し、頚動脈血を左冠状動脈回
旋枝に体外循環路を通して潅流する。被験化合物を体外
循環路より動脈内投与し9体外循環路・に設けた電磁流
量計で測定した。 (3)  β受容体遮断作用及び(4)内因性交感神経
刺激作用 立川および物中らの測定方法[薬学雑誌。 93 (12)、  1573 (1973) ] に
準じて測定した。 ライスp−(Wistar)系雄性ラットにレセルピン
8111g/kgを腹腔内投与し、18時間後にベンド
パルビタール55 mg/kgを腹腔内投与して麻酔し
、頚部迷走神経を切除して心電図(第■誘導)より心拍
数を測定した。 イソプレテレノール0.1μg/kg静注にょる頻脈に
対する抑制率よりE D、oを算出し、プロプラノロー
ルを対照として効果判定した。 一般式(I)で示される化合物又はその塩の1種または
2種以上を有効成分として含有する製剤は9通常用いら
れる製剤用の担体や賦形剤。 その他の添加剤を用いて錠剤、散剤、細粒剤。 カプセル剤、丸剤、液剤、注射剤、坐剤、軟膏、貼付剤
等に調製され、経口的(舌下投与を含む)または非経口
的に投与される。 製剤用の担体や賦形剤としては、固体又は液体状の非毒
性医薬用物質が挙げられる。これらの例としては、たと
えば乳糖、ステアリン酸マグネシウム、スターチ、タル
ク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アラビアゴム、オリー
ブ油、ゴマ油、カカオバター、エチレングリコール等や
その他常用のものが例示される。 て適宜決定されるが2通常成人1太あたり静注で1〜2
00 mgであり、これを1回であるいは数回に分けて
投与する。 [実施例コ 以下に実施例を掲記し9本発明を更に詳細に説明する。 なお9本発明の原料化合物の製造法を参考例に示す。 参考例 1 5−シアノサリチルアルデヒド0.51 g 、ジブロ
モブタン7.49 g 、アセトン6ml、炭酸カリウ
ム0.53gの混合溶液を5時間加熱還流する。冷却後
、減圧濃縮した後、クロロホルムで抽出し、水で洗う。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、
2−(4−ブロモブトキシ)−5−シアノベンズアルデ
ヒドの粗生成物0.97gを得た。精製することなく次
の反応に用いた。 2−(4−ブロモブトキシ)−5−シアノベンズアルデ
ヒドo、95g、アセト酢酸メチル0.44g。 3−アミノクロトン酸メチル0.44gをメタノール3
 mlに溶解し17時間加熱還流する。冷却後、析出し
た結晶を沢取して、メタノールから再結晶し。 ジメチル 4−[2−(4−ブロモブトキシ)−5−シ
アノフェニル]−2,6−シメチルー1.4−ジヒドロ
ピリジン−3,5−ジカルボキシレート1.1gを得た
。(融点 239〜241°C)実施例 1 ジメチル 4−[2−(4−ブロモブトキシ)−5−シ
アノフェニル]−2,6−シメチルー1.4−ジヒドロ
ピリジン−3,5−ジカルボキシレート1.05g+お
よび (S) −2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロ
ピルアミン1.84gをアセトニトリル9mlに溶解し
4時間加熱還流する。減圧下、溶媒を留去して得られた
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
クロロホルム:メタノール(95: 5 v/v )で
溶出する。得られた粗生成物を臭化水素酸で処理して、
エタノールより再結晶し、ジメチル 4−[5−シアノ
−2−[4−[[(S) −2−ヒドロキシ−3−フェ
ノキシプロピル]アミノ]ブトキシコフェニルコ−2,
6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジ
カルボキシレート臭化水素酸塩0.60gを得た。この
化合物は次の理化学的性状を有する。 (i)  融点 215〜217℃ (11)元素分析値(C31H37N307 ・HBr
として)C(%)  H(%)  N(%)  Br(
%)計算値 57.77 5.94 6.52 12.
40実測値 57.60 6.11 6.39 12.
12(iii)  核磁気共鳴スペクトル(DMSOd
a)δ: 2.23 (6H,s) 3.48 (6H,s) 5.17 (IH,5) (iψ 比旋光度〔α〕’o =6.0  (c =0
.33.メタノール)実施例2〜13 実施例1と同様にして以下の化合物を得た。 実施例 14 ジメチル 4−[2−[4−[[(S)−2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシプロピル]アミノ]ブトキシ]−5
−ニトロフェニルl −2,6−シメチルー1,4−ジ
ヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート塩酸塩4
gをメタノール150 ml VC溶解L 。 ラネーニッケル8 mlを加え、常温常圧で水素の吸収
が停止するまで還元する。触媒をP別し、P液を濃縮す
る。得られた粗結晶をエタノールで再結晶し、ジメチル
 4−「5−アミノ−2−[4−[[(Sl−2−ヒド
ロキン−3−フェノキノプロピル]アミノコブトキシ]
フェニル] −2,6−シメチルー1,4−ジヒドロピ
リジン−3,5−ジカルボキシレート塩酸塩2.1gを
得た。この化合物は次の理化学的性状を有する。 1)融点 163〜165C 11)元素分析値(C30H3ON30? ・HCI 
として)C(咽  H(冬)N(@ 計算値  61.06 6.83 7.12実測値  
60.7R7,056,97■)核磁気共鳴スペクトル
(DMSO−d6 )δ(ppm ) : 1.6〜2
.0 (4H,m ”)2.20   (6M、 s 
) 3.52   (6H,s ) 5.10   (IH,s ) iV)  比旋光度 [αコD=−11.3(c=108.メタノール)実施
例 15゜ ジメチル 4−[s−ベンジルオキシ−2−[4−[[
(Slz−ヒドロキシ−3−フエノキシプロピル]アミ
ン]ブトキシ]フエニル] −2,6−シメチルー1.
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート2
.5gをメタノール50 ml K 懸濁し。 塩酸−エタノールを加え塩酸塩として溶解させる。 10%パラジウム炭素1.2gを加え、常温常圧で水素
の吸収が停止するまで還元する。触媒をP別し。 P液を減圧濃縮する。濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルム−メタノール(95
: 5v//v)で溶出して塩酸塩とした後。 エタノール−エーテルから再結晶してジメチル4−[5
−ヒドロキシ−2−[4−[[(sl−2−ヒドロキシ
−3−フェノキシプロピルコアミノプトキシ]フーニル
] −2,6−シメチルー1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボキシレート塩酸塩を0.7 g得た。 この化合物は次の理化学的性状を有する。 1)融点  176〜178C ++)  元素分析値(C3oH38N20. * H
CI @ 0.3 H2Oとして)C(チ)   H(
係)N(@ 計算値  60.41  6,69  4.70実測値
  60.38  6.79  4.80+ri)核磁
気共鳴スペクトル(cDc13)(遊離化合物) δ(ppm) :  1.6〜2.0(4H,m)2.
23   (6H,!! ) 3.5fi   (6H,s ) 5.18   (LH,s ) 参考例 2゜ 5−シアノサリチルアルデヒド2゜Og、(E)−1,
4−ジクロロ−2−ブテン11.9 g、 N、 N−
ジメチルホルムアミド11.4ml、炭酸カリウム3.
8gの混合溶液を5時間75°Cに加熱する。冷却後、
減圧濃縮した後クロロホルムで抽出し、水で洗う。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して
得られる粗結晶をメタノール−エーテルから再結晶し、
(E)−2−(4−クロロ−2−ブテニルオキシ−5−
シアノベンズアルデヒド1.9gを得た。(融点 10
8〜111℃) (E) −2−(4−クロロ−2−)゛テニル−オキ・
ン)−5−シアノベンズアルデヒド 酸メチル0.91g,3−アミノクロトン酸メチル0、
90gをメタノール5 mlに溶解し12時間カロ熱還
流する。冷却後析出した粗生成物を,クロロホルム−メ
タノールから再結晶し,ジメチル 4 − [ (E)
−2−(4−クロロ−2−)゛テニルオキ/)−5−シ
アノフェニル]ー2.6ーシメチルー1.4 −ニジヒ
ドロピリジン−3.5−ジカルボキシレート182gを
得た。(融点 246〜249°C)実施例16 ジメチル 4−しく匂−2−(4−クロロ−2−ブテニ
ルオキシ)−5−シアノフェニル]−2.6−シメチル
ー1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレ
ート1.65’g,および (S) − 2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシプロビルアミン3.22gをアセト
ニトリル15m7に溶解し,11時間加熱還流する。減
圧下,溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し,クロロホルム:メタノー
ル( 9 5 : 5 v / v )  で溶出する
。得られた粗生成物をエタノール性塩化水素で処理シて
,メタノール−エタノールより再結晶し,ジメチル 4
−[5−シアノ−2−[(匂−4−[[(S)−2−ヒ
ドロキシ−3−フェノキシプロビルコアミノ]−2−ブ
テニルオキシ]フェニル]−2,6−シメチルー1.4
−ジヒドロピリジン−3.5−ジカルボキシレート塩酸
塩0.60g′!fー得た。この化合物は次の理化学的
性状を有する。 (1)融点 225〜227°C (11)  元素分析値( C31 N35 N3 0
7・HCI・0.3H20として)0% H(% N(
%  Cl(% 計算値  61,70   6.11   6.96 
  5.87実測値  61.70   6,17  
 6.95   6.01(110  核磁気共鳴スペ
クトル(DMSO−da)δ;2.22  (6H, 
s) 3、45  (6H, s) 3、96  (2H, m) 4、65  (2H, m) 5、15  (IH, s) 6、06  (2H, m) Ov)比旋光度[α],,’ =−10.4 ( c=
Q,54,メタノール)実施例 17〜18 実施例16と同様にして以下の化合物を得た。 参考例 3 5−ニトロサリチルアルデヒド10gを含むN、N−ジ
メチルホルムアミド100 mlに室温で60%水素化
ナトリウム(油性)2.63gを加え、  30分攪拌
後N−(3−ブロモ−2,2−ジメチルプロピル)フタ
ルイミド19.5gを加え、160°Cで15時間加温
する。反応溶媒を減圧留去して残留物をクロロホルムで
抽出する。抽出液を水で洗浄した後、減圧濃縮する。濃
縮液をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルムで溶出して得た固体をエタノールにて再結晶
して 2−(2,2−ジメチル−3−フタルイミドプロ
ポキシ)−5−ニトロベンズアルデヒド2.2 g l
!)り。 (D  融点 153〜155°C (11)  元素分析値(C20HIlIN20Rとし
て)Cに)  H(%)  N〜) 計算値  62.82  4.74  7.33実測値
  62.75  4,86  7.41(iiD  
核磁気共鳴スヘクトル(CDCl2)δ :  1.1
8  (6H,s  )3.74  (2H,s  ) 3.96  (2H,s  ) 7.08  (IH,d  ) 8.44  (IH,d、d) 8.68  (LH,d  ) 10.39  (LH,s   ) 2−(2,2−ジメチル−3−フタルイミドプロポキシ
)−5−二トロベンズアルデヒド2.2g。 アセト酢酸メチル0.67gおよび 3−アミノクロト
ン酸メチル0.66gをイソプロパツール10m1とピ
リジン1mlの混合液に溶解し5時間加熱還流する。 反応液に水冷下、エタノールを10m1加えて析出する
固体を沢取してエタノールから再結晶し、ジメチル4−
[2−(2,2−ジメチル−3−フタルイミドプロポキ
シ)−5−ニトロフェニル]−2,6−シメチルー1.
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレー1−
3.12gを得た。 融点 219〜221℃ 元素分析値(C3゜”31N30゜とじて)C(%) 
  H(餉 N■ 計算値  62.38  7.41  7.28実測値
  62.45  7.33  7.16核磁気共鳴ス
ペクトル(CDC1,) δ; 1.14  (6H,s) 2.28  (6H,s) 3.52   (6H,s) 3.82   (2H,s) 3.86   (2H,s ) 5.40   (IH,5) ジメチル4−[2−(2,2−ジメチル−3−フタルイ
ミドプロポキシ)−5−ニトロフェニルコー2.6−シ
メチルー1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
キシレート3gおよびヒドラジン1水和物1.3gをエ
タノール30m1に溶解し、2時間加熱還流する。溶媒
を減圧留去後、残留物にクロロホルムを加えて不溶物を
f別する。f液を減圧濃縮し、シリカゲルクロマトグラ
フィーに付し。 クロロホルゝテリータノール(8: 2v/v  )で
溶出した後、エタノールから再結晶してジメチル4−[
2−(2,2−ジメチル−3−アミノプロポキシ)−5
−二トロフェニルコー2,6−シメチルー1.4−ジヒ
ドロピリジン−3,5考ルボキシレート1.82gを得
た。(i)  融点 184〜186℃(11)元素分
析値(CuHt*N30tとして)C(%)   H(
%)  N鶴) 計算値  59.05  6.53  9.39実測値
  59,20  6,42  9.25(iii) 
 核磁気共鳴スペクトル(CDCl、 )δ: 1.1
0  (6H,s) 2.28  (6H,s) 2.78  (2H,s) 3.54(6H,s ) 3.84  (2H,s) 5.40  (IH,s) 実施例 19 参考例3で得たジメチル4−[2−(2,2−ジメチル
−3−アミノプロポキシ)−5−二トロフェニル]−2
,6−シメチルー1.4−ジヒドロピリジン−3,5ヨ
誓ルボキシレート1gおよびグリシジルフェニルエーテ
ル0.5gをエタノール50m1Sに溶解い 5時間加
熱還流する。反応液を濃縮し。 得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付い クロロホルム−メタノール(995:5v/v
)で溶出した後、塩化水素エタノール溶液で処理して 
ジメチル 4−[2−[3−[(2−ヒドロキシ−3−
フェノキシプロビル)アミノ]−2,2−ジメチルプロ
ポキシ]−5−ニトロフエニル] −2,6−シメチル
ー1.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレ
ート塩酸塩0.84gを無晶粉末として得た。 元素分析値(c3.H4,N3o、ct・0.5 H2
0として)C(%)   H(%)  Nに) 計算値  57.89  6.43  6.53実測値
  57.81  6.54  6.57核磁気共鳴ス
ペクトル(CDCI、)遊離化合物δ: 1.16  
(6H,s) 2.30  (6H,s) 3.56  (6H,s) 3.88  (2H,s) 4.00  (2H,s) 5.40  (IH,s )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は以下の意味を有する。 R^1及びR^2;同一又は異って低級アルキル基、R
    ^3及びR^4;同一又は異って低級アルキル基R^5
    及びR^6;同一又は異って、水素原子、ニトロ基、シ
    アノ基、ハロゲノ低級アル キル基、低級アルケニル基、水酸基、 ハロゲノ低級アルコキシ基、低級アル ケニルオキシ基、アラルキルオキシ基、 アラルケニルオキシ基、カルボキシ基、 低級アルコキシカルボニル基、低級ア ルカノイルアミノ基、式▲数式、化学式、表等がありま
    す▼で 示される基、又は式▲数式、化学式、表等があります▼
    で 示される基、 R^7及びR^8;同一又は異って、水素原子、ハロゲ
    ン原子、シアノ基、低級アルキル 基、水酸基、低級アルコキシ基、低級 アルカノイルアミノ基、又は隣接する ときベンゼン環と一体となりナフチル基、 A^1;直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、直鎖状
    若しくは分岐状のアルケニレン 基、又は直鎖状若しくは分岐状のアル キニレン基、 R^9;水素原子又は低級アルキル基、 B;単結合又は式−CH_2O−で示される基、R^1
    ^0及びR^1^1;同一又は異って、水素原子又は低
    級アルキル基。但し、R^1^0及びR^1^1は隣接
    する窒素原子と一体となり、ピロ リジン環、ピペリジン環、モルホリン 環、又は4位窒素が低級アルキル基で 置換されていてもよいピペラジン環を 形成していてもよい。 n:0、1又は2。 但し、R^5及びR^6が同一又は異って水素原子又は
    ニトロ基であるときは、R^9が低級アルキル基か又は
    A^1が分岐状のアルキレン基、分岐状のアルケニレン
    基、又は分岐状のア ルキニレン基を意味する。] で示されるジヒドロピリジン誘導体又はその塩。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10422027B2 (en) 2004-05-21 2019-09-24 Ati Properties Llc Metastable beta-titanium alloys and methods of processing the same by direct aging

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