JPS62148579A - 塗料用乾燥剤 - Google Patents
塗料用乾燥剤Info
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- JPS62148579A JPS62148579A JP60287883A JP28788385A JPS62148579A JP S62148579 A JPS62148579 A JP S62148579A JP 60287883 A JP60287883 A JP 60287883A JP 28788385 A JP28788385 A JP 28788385A JP S62148579 A JPS62148579 A JP S62148579A
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- desiccant
- saturated aliphatic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は塗料用乾燥剤に関し、詳しくは塗膜の乾燥速度
が速く、かつ乾燥後の塗膜の着色が少ない塗料用乾燥剤
に関する。
が速く、かつ乾燥後の塗膜の着色が少ない塗料用乾燥剤
に関する。
塗料工業において最も重要な点は塗膜を速やかに乾燥さ
せるということである。ところが、大豆油などを用いて
合成したアルキッド樹脂塗料を塗布した場合、乾燥に5
0時間以上を要するため、このままでは実用上問題があ
った。従って1通常は加熱または空気吹込などの手段に
より乾燥し、さらに乾燥を促進するために乾燥剤を使用
している。
せるということである。ところが、大豆油などを用いて
合成したアルキッド樹脂塗料を塗布した場合、乾燥に5
0時間以上を要するため、このままでは実用上問題があ
った。従って1通常は加熱または空気吹込などの手段に
より乾燥し、さらに乾燥を促進するために乾燥剤を使用
している。
このような乾燥剤としては従来脂肪族3級カルボン酸の
金属塩などが用いられていたが、このものは乾燥後着色
するという不都合があった。
金属塩などが用いられていたが、このものは乾燥後着色
するという不都合があった。
本発明は優れた乾燥能力を有し、しかも乾燥による着色
の少ない塗料用乾燥剤を提供することを目的とする。
の少ない塗料用乾燥剤を提供することを目的とする。
本発明者は上記目的を達成するため鋭意研究を重ねだ結
果、特定の飽和脂肪族カルボン酸の金属塩を用いること
により目的とする塗料用乾燥剤が得られることを見出し
、かかる知見に基づいて本発明を完成した。
果、特定の飽和脂肪族カルボン酸の金属塩を用いること
により目的とする塗料用乾燥剤が得られることを見出し
、かかる知見に基づいて本発明を完成した。
すなわち本発明は、式
(式中R1およびR2は炭素数1〜6個のアルキル基を
示し、同一であっても異なるものであってもよく、R3
は水素または炭素数1〜6個のアルキル基を示す。) で表わされる飽和脂肪族カルボン酸の金属塩の1種また
け2種以上からなる塗料用乾燥剤を提供するものである
。
示し、同一であっても異なるものであってもよく、R3
は水素または炭素数1〜6個のアルキル基を示す。) で表わされる飽和脂肪族カルボン酸の金属塩の1種また
け2種以上からなる塗料用乾燥剤を提供するものである
。
本発明の塗料用乾燥剤は、たとえば上記の式(1)で表
わされる飽和脂肪族カルボン酸と後記する金属(金属含
有化合物)を反応させることによって製造される。
わされる飽和脂肪族カルボン酸と後記する金属(金属含
有化合物)を反応させることによって製造される。
ここで用いる飽和脂肪族カルボン酸を表わす式(I)に
おいてR1およびR2は炭素数1〜6のアルキル基を示
す。該アルキル基の具体例としてはメチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、 5ec−ブチル基+ tert−ブチル
基、n−ペンチル基、インペンチル基、ネオペンチル基
、 tert−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−
メチルブチル基、1゜2−ジメチルプロピル基、1−エ
チルプロピル基。
おいてR1およびR2は炭素数1〜6のアルキル基を示
す。該アルキル基の具体例としてはメチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、 5ec−ブチル基+ tert−ブチル
基、n−ペンチル基、インペンチル基、ネオペンチル基
、 tert−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−
メチルブチル基、1゜2−ジメチルプロピル基、1−エ
チルプロピル基。
n−ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メチルペンチル
基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1
,1−ジメチルブチル基、2.2−ジメチルブチル基、
2,3−ジメチルブチル基。
基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1
,1−ジメチルブチル基、2.2−ジメチルブチル基、
2,3−ジメチルブチル基。
3.3−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基
、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基等が挙げら
たる。ここで、R,、R2は同一のアルキル基であって
もよく、また異なるものであってもよい。一方、式中R
3は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基(具体例
は上記と同じ)を示す。R3がアルキル基である場合、
R1および/まだはR2と同一のアルキル基であっても
よく、異なるものであってもよい。R3が水素原子であ
るとき、上記式(1)は2級カルボン酸を表わし、R3
がアルキル基であるときは、3級カルボン酸を表わす。
、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基等が挙げら
たる。ここで、R,、R2は同一のアルキル基であって
もよく、また異なるものであってもよい。一方、式中R
3は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基(具体例
は上記と同じ)を示す。R3がアルキル基である場合、
R1および/まだはR2と同一のアルキル基であっても
よく、異なるものであってもよい。R3が水素原子であ
るとき、上記式(1)は2級カルボン酸を表わし、R3
がアルキル基であるときは、3級カルボン酸を表わす。
なお、式(1)で表わされる飽和脂肪族カルボン酸の総
炭素原子数は5〜20であることが好寸しく、特に9〜
13が好寸しい。上記反応に用いるカルボン酸としては
上述のよりなR,、R2およびR3により決定されるカ
ルボン酸のいずれか1種を単独で用いてもよく、2種以
上の混合物を用いることもできる。該混合物としては2
種以上の2級カルボン酸の混合物でもよく、2種以上の
3級カルボン酸の混合物でもよい。あるいは2級カルボ
ン酸と3級カルボン酸の混合物でも良い。特に好適なも
のは2級カルボン酸と3級カルボン酸の混合物である。
炭素原子数は5〜20であることが好寸しく、特に9〜
13が好寸しい。上記反応に用いるカルボン酸としては
上述のよりなR,、R2およびR3により決定されるカ
ルボン酸のいずれか1種を単独で用いてもよく、2種以
上の混合物を用いることもできる。該混合物としては2
種以上の2級カルボン酸の混合物でもよく、2種以上の
3級カルボン酸の混合物でもよい。あるいは2級カルボ
ン酸と3級カルボン酸の混合物でも良い。特に好適なも
のは2級カルボン酸と3級カルボン酸の混合物である。
該混合物中の2級カルボン酸と3級カルボン酸の比は、
通常はモル比で0,15〜1:O〜85、好1しくは0
.65〜0.75 : 0.25〜0.35が適当であ
る。1だ、該混合物は若干の1級カルボン酸等を含むも
のであってもよい。このような飽和脂肪族カルボン酸は
、たとえば硫酸−酸化第1銅触媒の存在下にオレフィン
と一酸化炭素とを反応させることによって製造すること
ができる。
通常はモル比で0,15〜1:O〜85、好1しくは0
.65〜0.75 : 0.25〜0.35が適当であ
る。1だ、該混合物は若干の1級カルボン酸等を含むも
のであってもよい。このような飽和脂肪族カルボン酸は
、たとえば硫酸−酸化第1銅触媒の存在下にオレフィン
と一酸化炭素とを反応させることによって製造すること
ができる。
次に、上記の如きカルボン酸の金属塩の構成原子となる
金属としては特に制限はなく、任意のものが使用できる
。具体例としては、マンガン、コバルト、亜鉛、鉛、ア
ルミニウム、カルシウム。
金属としては特に制限はなく、任意のものが使用できる
。具体例としては、マンガン、コバルト、亜鉛、鉛、ア
ルミニウム、カルシウム。
バナジウム、クロム、鉄、ニッケル、銅、レニウム、銀
、カドミウム、スズ、オスミウム、白金。
、カドミウム、スズ、オスミウム、白金。
水銀、ビスマス、セリウム、トリウム、ウラン等が好適
なものとして挙げられる。なかでもコバルト、鉛等が好
寸しい。これらの金属と上記力ルボン酸との反応は既知
の任意の方法で行なうことができる。たとえば上記カル
ボン酸の鉛塩を製造する場合は、適当な溶媒、たとえば
キシレン中で該カルボン酸と酸化鉛を反応させる方法等
が挙げられる。また、コバルト塩を製造する場合は、1
ず該カルボン酸と水酸化カリウムを反応させてカリウム
塩を調製し、次いで硝酸コバルトで処理する方法等があ
る。
なものとして挙げられる。なかでもコバルト、鉛等が好
寸しい。これらの金属と上記力ルボン酸との反応は既知
の任意の方法で行なうことができる。たとえば上記カル
ボン酸の鉛塩を製造する場合は、適当な溶媒、たとえば
キシレン中で該カルボン酸と酸化鉛を反応させる方法等
が挙げられる。また、コバルト塩を製造する場合は、1
ず該カルボン酸と水酸化カリウムを反応させてカリウム
塩を調製し、次いで硝酸コバルトで処理する方法等があ
る。
上述の如くして得られる金属塩はたとえば炭素数9のカ
ルボン酸を主体としたカルボン酸混合物を用いて製造し
た場合、使用した金属(金属含有化合物)にかかわらず
粉末状となり、その色相はコバルト塩が濃紺色であシ、
カリウム、ナトリウム、鉛、亜鉛の塩等は白色となる。
ルボン酸を主体としたカルボン酸混合物を用いて製造し
た場合、使用した金属(金属含有化合物)にかかわらず
粉末状となり、その色相はコバルト塩が濃紺色であシ、
カリウム、ナトリウム、鉛、亜鉛の塩等は白色となる。
1だ、炭素数10〜13のカルボン酸を主体としたカル
ボン酸混合物を用いて製造した場合に得られる金属塩は
通常、粘稠な液体で通常の有機溶媒(ベンゼン。
ボン酸混合物を用いて製造した場合に得られる金属塩は
通常、粘稠な液体で通常の有機溶媒(ベンゼン。
トルエン、キシレン、ターペン等)に溶解スル性質を有
している。また、その色相はコバルト塩が濃紺色であり
、カリウム、ナトリウム、鉛、亜鉛の塩等は無色ないし
淡黄色透明である。
している。また、その色相はコバルト塩が濃紺色であり
、カリウム、ナトリウム、鉛、亜鉛の塩等は無色ないし
淡黄色透明である。
これらの金属塩は塗料用乾燥剤としていずれかを単独で
用いても良く、また、2種以上の金属塩を組合せて用い
ることもできる。
用いても良く、また、2種以上の金属塩を組合せて用い
ることもできる。
叙上の如き金属塩からなる本発明の塗料用乾燥剤は各種
塗料に配合することにより該塗料の塗膜乾燥時間を大幅
に短縮することができる。該乾燥剤の配合量については
特に制限はなく、使用する塗料の性状等に応じて定めれ
ば良いが、通常は塗料の固形分に対してたとえば鉛塩の
場合、金属重量%で0.01〜1重量係、好ましくは0
.1−0.4重量%であシ、マンガン、コバルト塩の場
合は。
塗料に配合することにより該塗料の塗膜乾燥時間を大幅
に短縮することができる。該乾燥剤の配合量については
特に制限はなく、使用する塗料の性状等に応じて定めれ
ば良いが、通常は塗料の固形分に対してたとえば鉛塩の
場合、金属重量%で0.01〜1重量係、好ましくは0
.1−0.4重量%であシ、マンガン、コバルト塩の場
合は。
金属重量%で0.001−0.02重量%、好ましくは
o、o o s〜0.01重量%が適当である。
o、o o s〜0.01重量%が適当である。
1だ、本発明の塗料用乾燥剤は本発明の目的を大きく損
わない範囲で他の塗料用添加剤と併用することができる
。具体的には皮張り防止剤等を併用することができる。
わない範囲で他の塗料用添加剤と併用することができる
。具体的には皮張り防止剤等を併用することができる。
本発明の塗料用乾燥剤を各種塗料に配合するととによシ
、該塗料の塗膜の乾燥速度を速くすることができる。特
にアルキラげ樹脂塗料に用いる場合に効果が顕著である
。しかも、本発明の乾燥剤は乾燥後の塗膜への着色が少
ないという利点を有している。
、該塗料の塗膜の乾燥速度を速くすることができる。特
にアルキラげ樹脂塗料に用いる場合に効果が顕著である
。しかも、本発明の乾燥剤は乾燥後の塗膜への着色が少
ないという利点を有している。
しだがって、本発明の乾燥剤は塗料工業等の分野で有用
である。
である。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
製造例1
硫酸(a度85重量%)150m(!、酸化第1銅45
ミリモルからなる触媒を1石オートクレーブ内に仕込み
、この反応容器内を充分に一酸化炭素で置換した後、こ
れを攪拌しながら70ミリモルの一酸化炭素を吸収させ
た。次いで、−酸化炭素圧を15Kp/Crnに維持し
つつこの反応容器内に、ジインブチレン33.6 %を
1.5時間供給して20℃でジイソブチレンと一酸化炭
素とを反応させた。
ミリモルからなる触媒を1石オートクレーブ内に仕込み
、この反応容器内を充分に一酸化炭素で置換した後、こ
れを攪拌しながら70ミリモルの一酸化炭素を吸収させ
た。次いで、−酸化炭素圧を15Kp/Crnに維持し
つつこの反応容器内に、ジインブチレン33.6 %を
1.5時間供給して20℃でジイソブチレンと一酸化炭
素とを反応させた。
なお反応中、反応に使用されて減少した一酸化炭素は、
その減少分を新たに補給した。1.5時間の経過後、ジ
イソブチレンの供給を停止し、そのままさらに1時間攪
拌した。このようにして得られた反応混合物を水で3倍
に希釈しn−ヘキサン200m1で3回抽出をくり返し
た。抽出液中に混入する若干の硫酸を水洗により除き、
n−ヘキサンを除去して下記のような組成の飽和脂肪族
カルボン酸混合物を45P得た。
その減少分を新たに補給した。1.5時間の経過後、ジ
イソブチレンの供給を停止し、そのままさらに1時間攪
拌した。このようにして得られた反応混合物を水で3倍
に希釈しn−ヘキサン200m1で3回抽出をくり返し
た。抽出液中に混入する若干の硫酸を水洗により除き、
n−ヘキサンを除去して下記のような組成の飽和脂肪族
カルボン酸混合物を45P得た。
トリメチル酢酸 13.2重量%C7カルボン
酸 1.8重量%C8カルボン酸
1.9重量%C9カルボン酸 62.1重量
係CIO+カルボン酸 21.0重量%なお、
主生成物であるC9カルボン酸については2.2,4.
4−テトラメチルペンタン酸2.2,3.4−テトラメ
チルペンタン酸2−エチル−2,3,3−ト+)メfル
フタン酸2.5.5−1−リメチルヘキサン酸 2−エチル−4,4−ジメチルペンタン酸2−イソプロ
ピル−3,3−ジメチルブタン酸等の混合物であり、2
級カルボン酸対3級カルボン酸のモル比が70:30で
あった。なお、1級カルボン酸は検出されなかった。
酸 1.8重量%C8カルボン酸
1.9重量%C9カルボン酸 62.1重量
係CIO+カルボン酸 21.0重量%なお、
主生成物であるC9カルボン酸については2.2,4.
4−テトラメチルペンタン酸2.2,3.4−テトラメ
チルペンタン酸2−エチル−2,3,3−ト+)メfル
フタン酸2.5.5−1−リメチルヘキサン酸 2−エチル−4,4−ジメチルペンタン酸2−イソプロ
ピル−3,3−ジメチルブタン酸等の混合物であり、2
級カルボン酸対3級カルボン酸のモル比が70:30で
あった。なお、1級カルボン酸は検出されなかった。
製造例2
(1)鉛塩の製造
キシレン701.製造例1で製造した飽和脂肪族カルボ
ン酸混合物のうち炭素数9のものの混合物42.3 P
および酸化鉛29.97をフラスコに仕込み、オイルバ
スで加熱してキシレンを還流しながら反応を行なった。
ン酸混合物のうち炭素数9のものの混合物42.3 P
および酸化鉛29.97をフラスコに仕込み、オイルバ
スで加熱してキシレンを還流しながら反応を行なった。
反応中生成した水はキシレンとの共沸蒸留により留去し
た。さらに、残存するキシレンを減圧下に留去して飽和
脂肪族カルボン酸の鉛塩を得た。このものは白色の固形
物であった。
た。さらに、残存するキシレンを減圧下に留去して飽和
脂肪族カルボン酸の鉛塩を得た。このものは白色の固形
物であった。
(2) コバルト塩の製造
製造例1で製造した飽和脂肪族カルボン酸混合物のうち
炭素数9のものの混合物59.39−をフラスコ中に仕
込み、オイルバスで60°Cに加熱し攪拌しながら水酸
化ナトリウム15.0 P(上記カルボン酸と当量)を
50重量%水溶液として滴下しナトリウム塩とした。こ
れにトルエン401および水50m1を加え、オイルバ
スで80°Cに加熱しながらカルボン酸と当量の硝酸コ
バルト6水和物54.69−の水溶液を滴下した。滴下
終了後、水層とトルエン層に分け、飽和脂肪族カルボン
酸のコバルト塩を濃紺のトルエン溶液として得た。
炭素数9のものの混合物59.39−をフラスコ中に仕
込み、オイルバスで60°Cに加熱し攪拌しながら水酸
化ナトリウム15.0 P(上記カルボン酸と当量)を
50重量%水溶液として滴下しナトリウム塩とした。こ
れにトルエン401および水50m1を加え、オイルバ
スで80°Cに加熱しながらカルボン酸と当量の硝酸コ
バルト6水和物54.69−の水溶液を滴下した。滴下
終了後、水層とトルエン層に分け、飽和脂肪族カルボン
酸のコバルト塩を濃紺のトルエン溶液として得た。
製造例3
(1)鉛塩の製造
キシレン50g−、製造例1で製造した飽和脂肪族カル
ボン酸混合物のうち炭素数10〜13のものの混合物4
0Pおよび酸化鉛23.57をフラスコ中に仕込み攪拌
しながらオイルバスで90°に加熱し、反応を行なった
。反応中生成した水はキシレンとの共沸蒸留により留去
した。
ボン酸混合物のうち炭素数10〜13のものの混合物4
0Pおよび酸化鉛23.57をフラスコ中に仕込み攪拌
しながらオイルバスで90°に加熱し、反応を行なった
。反応中生成した水はキシレンとの共沸蒸留により留去
した。
このようにして飽和脂肪族カルボン酸の鉛塩を淡黄色透
明なキシレン溶液として得た。
明なキシレン溶液として得た。
(2) コバルト塩の製造
製造原料として製造例1で製造した飽和脂肪族カルボン
酸混合物のうち炭素数10〜13のものの混合物351
をフラスコ中に仕込み、オイルバスで60°Cに加熱し
攪拌しながら水酸化ナトリウム7.61を50重量%水
溶液として滴下しナトリウム塩とした。これにトルエン
501および水50m1を加え、オイルバスで800C
に加熱しながら、カルボン酸と当量の硝酸コバルト6水
和物の水溶液を滴下した。滴下終了後、水層とトルエン
層に分け、飽和脂肪族カルボン酸のコバルト塩を濃紺の
トルエン溶液として得た。
酸混合物のうち炭素数10〜13のものの混合物351
をフラスコ中に仕込み、オイルバスで60°Cに加熱し
攪拌しながら水酸化ナトリウム7.61を50重量%水
溶液として滴下しナトリウム塩とした。これにトルエン
501および水50m1を加え、オイルバスで800C
に加熱しながら、カルボン酸と当量の硝酸コバルト6水
和物の水溶液を滴下した。滴下終了後、水層とトルエン
層に分け、飽和脂肪族カルボン酸のコバルト塩を濃紺の
トルエン溶液として得た。
実施例1〜4
第1表に示す塗料に第1表に示す飽和脂肪族カルボン酸
のコバルト塩o、o o s重量%(コバルト重量%)
と鉛塩0.25重量%(鉛垂量%) 0.25重量%の
混合物および皮張り防止剤(スギナ−TM、播磨化成製
) 0.34重量%を配合した。(なお、添加量は塗料
固形分に対する比率である。)このものについて乾燥時
間1表面光沢1着色の有無について評価した。結果を第
1表に示す。なお、乾燥時間はドラインブレコーダーを
用いて測定した。まだ、表面光沢は下記基準にて評価し
た。
のコバルト塩o、o o s重量%(コバルト重量%)
と鉛塩0.25重量%(鉛垂量%) 0.25重量%の
混合物および皮張り防止剤(スギナ−TM、播磨化成製
) 0.34重量%を配合した。(なお、添加量は塗料
固形分に対する比率である。)このものについて乾燥時
間1表面光沢1着色の有無について評価した。結果を第
1表に示す。なお、乾燥時間はドラインブレコーダーを
用いて測定した。まだ、表面光沢は下記基準にて評価し
た。
○・・・・・・・・・表面が滑らかでツヤがある△・・
・・・・・・・表面が少しデラデラし、ツヤがない×・
・・・・・・・・表面がデラヂラしツヤがない着色の有
無の評価は通常の焼付けの後、オーブン中でさらに18
0℃、3時間の追加焼付けを行ない、下記基準により評
価した。
・・・・・・・表面が少しデラデラし、ツヤがない×・
・・・・・・・・表面がデラヂラしツヤがない着色の有
無の評価は通常の焼付けの後、オーブン中でさらに18
0℃、3時間の追加焼付けを行ない、下記基準により評
価した。
◎・・・・・・・・はとんど着色しない△・・・・・・
・・少し着色する ×・・・・・・・・着色する 比較例1,2 乾燥剤を添加しなかったこと以外は実施例と同様の操作
を行なった。結果を第1表に示す。
・・少し着色する ×・・・・・・・・着色する 比較例1,2 乾燥剤を添加しなかったこと以外は実施例と同様の操作
を行なった。結果を第1表に示す。
比較例3.4
乾燥剤をナフテン酸(試薬)の金属塩(塗料固形分に対
する金属重量幅でコバルト塩0.008重量%と鉛塩0
.25重量%の混合物)に変えたこと以外は実施例と同
様の操作を行なった。結果を第1表に示す。
する金属重量幅でコバルト塩0.008重量%と鉛塩0
.25重量%の混合物)に変えたこと以外は実施例と同
様の操作を行なった。結果を第1表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1およびR_2は炭素数1〜6個のアルキル
基を示し、同一であつても異なるものであつてもよく、
R_3は水素または炭素数1〜6個のアルキル基を示す
。) で表わされる飽和脂肪族カルボン酸の金属塩の1種また
は2種以上からなる塗料用乾燥剤。 2)飽和脂肪族カルボン酸の炭素原子数が5〜20であ
る特許請求の範囲第1項記載の乾燥剤。 3)飽和脂肪族カルボン酸が2級カルボン酸と3級カル
ボン酸の混合物である特許請求の範囲第1項または第2
項のいずれかに記載の乾燥剤。 4)金属塩の構成原子である金属が、マンガン、コバル
ト、亜鉛、鉛、アルミニウム、カルシウム、バナジウム
、クロム、鉄、ニッケル、銅、レニウム、銀、カドミウ
ム、スズ、オスミウム、白金、水銀、ビスマス、セリウ
ム、トリウムまたはウランのいずれかである特許請求の
範囲第1項記載の乾燥剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287883A JPH0613648B2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 塗料用乾燥剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287883A JPH0613648B2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 塗料用乾燥剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148579A true JPS62148579A (ja) | 1987-07-02 |
JPH0613648B2 JPH0613648B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=17722959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60287883A Expired - Fee Related JPH0613648B2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 塗料用乾燥剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613648B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743112A (en) * | 1980-05-29 | 1982-03-11 | Union Carbide Corp | Solid waste treatment apparatus |
JPS57108170A (en) * | 1980-11-10 | 1982-07-06 | Tenneco Chem | Aqueous surface coating composition containing complex cobalt drier |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP60287883A patent/JPH0613648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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---|---|
JPH0613648B2 (ja) | 1994-02-23 |
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