JPS6214319B2 - - Google Patents

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JPS6214319B2
JPS6214319B2 JP55053039A JP5303980A JPS6214319B2 JP S6214319 B2 JPS6214319 B2 JP S6214319B2 JP 55053039 A JP55053039 A JP 55053039A JP 5303980 A JP5303980 A JP 5303980A JP S6214319 B2 JPS6214319 B2 JP S6214319B2
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JP
Japan
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sewing machine
stop
pressure medium
cylinder
adjustment
Prior art date
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Application number
JP55053039A
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English (en)
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JPS55143189A (en
Inventor
Asutorotsupugoo Suen
Petori Haintsu
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Pfaff Industriemaschinen GmbH
Original Assignee
Pfaff Industriemaschinen GmbH
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Publication date
Application filed by Pfaff Industriemaschinen GmbH filed Critical Pfaff Industriemaschinen GmbH
Publication of JPS55143189A publication Critical patent/JPS55143189A/ja
Publication of JPS6214319B2 publication Critical patent/JPS6214319B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/22Work-feeding means with means for setting length of stitch

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第1項の前提概念に
記載のステツチ調節装置付きのミシンに関する。
独逸特許第1027970号公報により公知のステツ
チ調節装置においては、手動で回転可能のカムプ
レートが調節部材として利用され、カムプレート
は空所を有し、空所は零位置から出発して環状の
零線の両側に均等に漏斗状に拡大されている。空
所のカム面は、空所の中に侵入する走査ピンの止
め面を形成し、走査ピンはハンドレバーによつて
回転可能な担体の上に固定されており、かつ数個
の伝動部材を経てミシンの送り要素と連結されて
いる。担体に作用する引張りばねは走査ピンを外
方のカム面に接合させ、該カム面と環状の零線と
の放射方向距離が送り方向の送り量を決定する。
返えし縫いのため、担体は回動されかつ走査ピン
は内方のカム面に押圧される。この場合走査ピン
は、環状の零線に対し、担体の回動前と同じ放射
方向の距離を有するが故に、返えし縫いは前進縫
いと同じ送り量によつて行われる。
縫目の引き出し安全性の増大のため、しばしば
縫目初めと縫目終りは固定され、すなわち短い縫
目部分が交互の前進縫いと返えし縫いとによつ
て、二重化または三重化されて縫われる。縫い過
程が中断なく進行するため、前進縫いから返えし
縫いへの、およびこれと反対の転換は、できるだ
け迅速に行われなければならない。この目的のた
め、走査ピンを備えた担体を空圧シリンダーと連
結し、そして転換の時点を、例えば光電管制御ま
たはステツチ計数装置によつて決定することが公
知である。しかるに、ステツチ調節装置の急速な
転換は、検知ピンおよびカムプレートの止め面の
過早の摩耗を誘発することが示された。さらに、
ギヤラインの中で空圧シリンダーと走査ピンとの
間に配置され、空圧シリンダーから出る調節力を
継送しかつカムプレートの夫々の止め面にまで伝
送する伝動部材は、転換に際し衝撃的制動のため
に高度の屈曲負荷または座屈負荷を蒙り、これに
よつて伝動部材の変形または破損をきたすことが
ある。
本発明は、送り方向の迅速な転換に適してい
て、高度の操作速度にも拘らず、伝動部材には僅
少な負荷しか与えないようなステツチ調節装置を
創造することを課題とする。この課題は、特許請
求の範囲第1項の特徴部分に表示された特性によ
つて解決される。
ステツチ調節装置の調節部材または検知部材を
ピストン棒と、そしてステツチ調節装置の夫々他
の部材を圧力媒質シリンダーのケーシングと連結
する手段によつて、圧力媒質シリンダーならびに
調節部材および検知部材は、1構造単位を形成す
る。この方法により、今まで相互分離された装置
において実施された機能、調節力の生成およびス
テツチ調節装置の1部材の他部材への相対的転移
が今や関連する唯一の機構において実施される。
これによつて、送り装置の転換のため動かされる
伝動部材の数が、技術の現状による装置の場合よ
りも少くなるという利点が生ずる。
調節部材および検知部材をピストン棒または圧
力媒質シリンダーのケーシングと連結する手段、
ならびに調節部材を、圧力媒質シリンダーの縦軸
線に対し同心に配置された、該縦軸線に対し平行
に反対に調整可能な2個の止め要素の形に形成す
る手段によつて、送り方向の転換に際する調節部
材の調節運動も、また他の部材に対する1部材の
転移も、圧力媒質シリンダーの縦軸線に対し平行
に行われる。それによつて調節部材および検知部
材は、各位置において相互角度的に不変の整向状
態を占める故に、両部材は常に平面状に接触する
ように形成することができる。この場合、僅少な
面プレスしか生じない故に、転換速度が大である
場合でも、調節部材または検知部材が変形すると
いう危険はない。
本発明の別の提案によれば、止め要素は軸線に
移動可能な、ピストン路を限定する2個の端片と
して形成され、ピストンが検知部材を形成する。
調節力の生成のため使用される圧力媒質シリンダ
ーのピストンを、直接ステツチ調節装置の検知部
材として利用する手段によつて、ピストンと検知
部材との間の連絡要素は省かれ、それによつてこ
の場合送り方向の転換に際し動かされる伝動部材
の数は最小限に制限される。
端片の止め面へのピストンの衝撃的衝突による
送り方向の転換に際し生ずる大なる衝撃力は、直
接端片により捕捉され、そして圧力媒質シリンダ
ーのケーシングおよび圧力媒質シリンダーをミシ
ンと連結する構造要素を経て、ミシンのケーシン
グに転送される。それ故に、転換に際し発生する
衝撃力によつてピストン棒により駆動される伝動
部材が過負荷される危険はない。
別の提案によると、端片はシリンダーブツシユ
の中に通され、反対ねじ山を有しかつ2個の反対
のねじ山を有する調節スリーブによつて連結さ
れ、調節スリーブはシリンダーブツシユに対し軸
線に固定されている。両方の端片に対し、左ねじ
山と右ねじ山とを有する調節スリーブを配置する
ことによつて、端片は調節スリーブの作動に際し
同時に反対に移動させられる。右ねじ山と左ねじ
山とが同じ大きさのリードを有する限り、両方の
端片は、相互比較して各調節位置において零位置
から常に同じ距離を有することによつて、送り方
向の転換に際し送り量は不変に止つている。
シリンダーブツシユに対する調節スリーブの軸
線の固定は、有利な方法として、シリンダーブツ
シユ上に、調節スリーブの環溝の中に係入するガ
ードリングが固定されていることによつて達成さ
れる。
調節スリーブに対する端片の放射方向の固定の
ため、ガードリングの中に側方に突き出る、シリ
ンダーブツシユに平行に延びるガイドピンが固定
され、そして端片の中にはガイドピンの収容のた
め案内孔が備えられている。
ステツチ調節装置の他の実施例は、止め要素が
圧力媒質シリンダーのピストン棒の上に配置され
た2個の止め板により形成され、該止め板はシリ
ンダーブツシユと連結された、検知部材を形成す
る2個の横ウエブの間で運動可能であることを特
徴とする。この実施例の場合、調節部材と検知部
材とは、圧力媒質シリンダーのケーシングの外部
に配置されていることによつて、この場合普通の
構造の圧力媒質シリンダーを利用することができ
る。この場合、検知部材は圧力媒質シリンダーの
ケーシングと、そして調節部材はピストン棒と固
く連結されている故に、送り方向の転換に際し発
生する衝撃力は、圧力媒質シリンダーのケーシン
グに、次いで圧力媒質シリンダーをミシンと連結
する構造要素を経て、ミシンのケーシングに伝達
される。
ステツチ調節装置の他の実施例は、止め要素が
圧力媒質シリンダーのピストン棒の上に配置され
た2個の止め板により形成されており、かつこれ
らの止め板の間にミシンのケーシングに固定され
た、検知部材を形成する止め片が備えられている
ことを特徴とする。この実施例においても、普通
の構造の圧力媒質シリンダーを利用することがで
きる。この場合検知部材は直接ではなく、間接に
ミシンのケーシングを経て圧力媒質シリンダーの
ケーシングと連結されている。このステツチ調節
装置の利点は、送り方向の転換に際し発生する検
知部材に作用する衝撃力が直接ミシンのケーシン
グに伝達されることである。
ステツチ調節装置の最後に述べた両実施例の場
合、止め要素または止め板のおよびそれと共に検
知部材と共働する止め面の相互距離の調節は、止
め板が反対めねじを備えており、そして2個の反
対ねじ山を有するピストン棒の上に回転可能に取
り付けられた軸線方向に固定された1個のねじブ
ツシユにより受容されかつ回動を防止されている
ことによつて行われる。
以下図面の実施例によつて、本発明を詳述す
る。
実施例 1 ミシン1は、アンダーハウジング2、台座3、
アーム4およびヘツド5から成る。ヘツド5に
は、公知の方法で上下運動可能の針棒6が配置さ
れ、針棒は糸案内する針7を保持している。
縫製物の推進のために、四角運動を実施する送
り歯8が使われ、送り歯は送り歯ビーム9に固定
されている。送り歯ビーム9は、フオーク状に形
成された末端9aを有し、この末端へは軸10に
固定された揚げカム11が侵入している。軸10
の回転に際し、揚げカム11は送り歯8に四角運
動の生成に必要な揚げ運動を与える。
送り歯8の水平の送り運動の生成のため、軸1
2には推力カム13が固定され、推力カムはカム
ロツド14により囲まれている。カムロツド14
には、ボルト15によつて2個の案内棒16,1
7が枢着されている。案内棒16は、ボルト18
によつてクランク19と回転可能に連結され、ク
ランクは調整軸20に固定されている。案内棒1
7は、ボルト21によつてクランク22と回転可
能に連結され、クランク22は軸23に固定され
ている。さらに軸23にはフオーク状のクランク
24が固定され、クランク24には送り歯ビーム
9が枢着されている。
調整軸20には、クランク25が固定されてい
る。クランク25には、フオークヘツド26が枢
着され、フオークヘツドは圧力媒質シリンダー2
8のピストン棒27に固定されている。圧力媒質
シリンダー28は、両端を開放したシリンダーブ
ツシユ29を有し、シリンダーブツシユの中に
は、ピストン棒27と固く結合されたピストン3
0が通されている。シリンダーブツシユ29の両
端は、ふた状の2個の端片31,32によつて閉
鎖されている。各端片31,32は比較的深いリ
ング状の溝33または34を有し、これらの溝の
中にはシリンダーブツシユが侵入することができ
る。シリンダーブツシユ29の内部にある端片3
1,32の部分は、ガスケツトリング35または
36によつてシリンダーブツシユ29に対し緊塞
されていて、シリンダーブツシユは端片31,3
2と共に1個の気密のシリンダーチヤンバー37
を形成する。シリンダーブツシユ29の中に侵入
している端片31,32の部分の端面は、ピスト
ン30に対する止め面38または39を形成す
る。
端片31はねじを備えた収容孔、すなわち図示
されていないホースはめ管の収容孔40を有し、
それによつて端片31には圧力媒質ホースが接続
可能である。収容孔40は軸線方向に延びる孔4
1の中に開口し孔41自体はシリンダーチヤンバ
ー37の中に開口している。孔41の直径は、孔
壁と孔41を通つて延びているピストン棒27と
の間に、圧力媒質の急速貫流のために十分な大き
さの環室が存在しているように選択される。圧力
媒質としては、特に圧搾空気が利用される。孔4
1は、端片31内のピストン棒27の出口位置を
ガスケツトリング42により緊塞されている。
端片32は、図示されていないホースはめ管用
のねじ山を備えた収容孔43を有し、これによつ
て端片32には圧力媒質ホースが接続可能であ
る。収容孔43は、軸線方向に延びる有底孔44
の中に開口し、該有底孔自体はシリンダーチヤン
バー37の中に開口する。
端片31は、止め面38の方の末端にねじ山延
長部45を有し、このねじ山は左ねじである。端
片32は止め面39の方の末端にねじ山延長部4
6を有し、このねじ山は右ねじである。両方のね
じ山は、同じリードを有する。両方の端片31,
32は、調節スリーブ47により相互連結されて
いる。両端片31,32および調節スリーブ47
は、圧力媒質シリンダー28のケーシング73を
形成する。調節スリーブ47は、リング軸受48
とこのリング軸受の中に回転確実に固定されたイ
ンサートリング49とから成つているリング軸受
48は、右ねじ山として形成された、ねじ山延長
部46と共働するめねじ50を有し、そしてイン
サートリング49は左ねじ山として形成された、
ねじ山延長部45と共働するめねじ51を有す
る。リング軸受48とインサートリング49との
間に、環溝52が形成されている。
シリンダーブツシユ29上には、2個の止めリ
ング53,54によつてガードリング55が軸線
方向に固定され、このガードリングは環溝52の
中に係入する。調節スリーブ47は、ガードリン
グ55によりシリンダーブツシユ29に対し軸線
方向に固定されている。ガードリング55の中に
は、ピストン棒27に平行に延びる数個のガイド
ピン56が固定され、ガイドピンはガードリング
55の両側に延びかつ端片31,32の案内孔5
7,58の中に収容されている。案内孔57,5
8の中に配置されたガイドピンは、両方の端片3
1,32が相対的に回動不能でありかつ軸線の方
向にのみ移動できるようにしている。
ねじ山延長部45,46および調節スリーブ4
7における左ねじ山と右ねじ山との利用によつ
て、調節スリーブ47の回転に際し端片31,3
2が二重反転式に移動し、つまり1回転方向にお
いては向い合いかつ他の回転方向においては離反
することが達成される。第3図の上半部において
は、両方の端片31,32の最小可能の相互距離
が表わされている。この位置において、ピストン
30は零位置にある。第3図の下半部は、比較的
大なる相互距離にある端片31,32を示し、そ
の場合各止め面38,39は零位置から同じ遠さ
に離隔している。
リング軸受48には収容リグ59が回転可能に
装着されており、収容リングはリング軸受48に
形成された肩部60および止めリング61によつ
て軸線方向に固定されている。収容リング59の
周囲側には角片62が固定され、角片は表示ピン
63を保持する。表示ピン63には、端片32の
周囲側に取り付けられた目盛64が関係させられ
ており、それによつて軸線方向に固定された収容
リング59に対する端片32の相対状態が表示さ
れる。止めリング61を収容する、収容リング5
9の空所65は、リング状のデイスク66によつ
て閉鎖されている。収容リング59の周囲側に
は、さらに横に突き出た2個のボルト67,68
が固定されている。圧力媒質シリンダー28は、
ボルト67,68によつて2個のリブ69,70
に旋回可能に装着されて、該リブ自体は収容板7
1の成分である。収容板71は、ミシン1の台座
3の上に固定されかつ台座壁の内部の、図示され
ていない凹所を被つている。収容板71は空所7
2を有し、調節スリーブ47は部分的にこの空所
を通つて収容板71の外側を越えて突出している
ことによつて、調節スリーブは使用者により容易
に操作されることができる。
前記のミシンの場合、圧力媒質シリンダー28
は送り歯8の送り量および送り方向を決定するた
めステツチ調節装置を形成する。この場合、反対
に移動可能の両方の端片31,32は、装置の調
節部材Sに相当し、一方ピストン30は検知部材
Aを形成する。
実施例 2 ステツチ調節装置は、普通の構造による二重作
用の圧搾空気シリンダー80を有し、その中第4
図にはケーシング81、ピストン82およびピス
トン棒83が表わされている。圧搾空気シリンダ
ー80は、ねじ山延長部84によつて横ウエブ8
5の中にねじ込まれている。横ウエブ85は、2
個のボルト86によつて図示されていないミシン
ケーシングの中に回転可能に装着されている。横
ウエブ85には、2個の控えボルト87,88に
よつて、横ウエブ85にある距離を有する横ウエ
ブ89が固定されている。横ウエブ85,89お
よび控えボルト87,88は、併せて1個の固定
されたフレームを形成する。ケーシング81の外
部にある、ピストン棒83の部分は縮少された直
径を有する。ピストン棒83のこの部分上には、
ねじブツシユ90が回転可能に装着されている。
ねじブツシユ90のおねじは2個の部分91,9
2に区分されており、その場合1部分は左ねじ山
でそして他の部分は右ねじ山である。ピストン棒
83の遊端は、小直径のピボツト93に終つてい
る。ピボツト93上に載せられたナツト94およ
びワツシヤー95によつて、ねじブツシユ90は
軸線方向に固定されている。
ねじブツシユ90は、両方の横ウエブ85,8
9の間でその両方の各部分91,92に夫々1個
の相応するめねじを備えた止め板96,97を保
持している。止め板96,97は夫々2個の空所
98を有し、控えボルト87,88がこの空所を
貫通している。ねじブツシユ90の下端には、調
節ホイール99が固く締めつけられている。ピボ
ツト93の遊端には、フオークヘツド100がね
じ接ぎされている。このフオークヘツドは、第1
実施例において記載されたクランク25と枢着さ
れている。
このステツチ調節装置においては、両方の反対
に調節可能の止め板96,97は調節部材S′に相
当し、一方両方の横ウエブ85,89は走査部材
A′を形成する。
実施例 3 ステツチ調節装置は、普通の構造による二重作
用の圧搾空気シリンダー110を有し、その中第
5図にはケーシング111、ピストン112およ
びピストン棒113が表わされている。圧搾空気
シリンダー110は、ねじ延長部114によつて
台座115にねじ込まれ、台座はミシンのケーシ
ング壁116にねじ接ぎされている。ケーシング
111の外部にある、ピストン棒113の部分は
縮少された直径を有している。ピストン棒113
のこの部分に、ねじブツシユ117が回転可能に
装着されている。
ねじプツシユ117のおねじは2部分118,
119に区分されており、その1部分は左ねじ山
で他の部分は右ねじ山である。ピストン棒113
の遊端は、小なる直径のピボツト120に終つて
いる。ピボツト120の上にねじ接ぎされたナツ
ト121およびワツシヤー122によつて、ねじ
ブツシユ117は軸線方向に固定されている。
ねじブツシユ117は、その両方の各部分11
8,119が相応するめねじを備えた夫々1個の
止め板123,124を保持する。止め板12
3,124は夫々1個の空所125を有し、この
空所の中には台座115に固定されたガイドピン
126が係入し、それによつて止め板123,1
24は回動を防止されている。両方の止め板12
3,124の間には、ケーシング壁116に固定
された止め板127が入り込み、この止め片はね
じブツシユ117を収容する空所128を有す
る。ねじブツシユ117の下端には、調節ホイー
ル129が固定されている。ピボツト120の遊
端には、フオークヘツド130が固くねじ接ぎさ
れている。フオークヘツド130は、案内棒13
1を中間挿入の下に、第1実施例におけるクラン
ク25と枢着されている。
このステツチ調節装置においては、両方の反対
に調整可能の止め板123,124は調節部材
S″に相当し、一方止め片127は検知部材A″を
形成する。
ステツチ調節装置の作動態様は、次のごとくで
ある。
実施例 1 端片31,32の最小可能の相互距離によつて
生ずるピストン30の零位置の場合、ステツチ長
さ零が生ずる。この場合ボルト18と21の軸線
は、同列に位置しているので、ミシンをスタート
させた場合、案内棒16,17は夫々のボルト1
8,21の回りで純粋の回転運動を実施し、一方
クランク22は静止している。そのために軸23
も静止している故に、送り歯8は、単に揚げカム
11により誘発された反復する揚げ運動と降り運
動とを実施するだけで、推進運動を実施しない。
送り量の整定のため調節スリーブ47が回わさ
れ、それによつて端片31,32は二重反転式に
移動し、この場合には相互離反運動し、それによ
つてシリンダーチヤンバー37およびそれと共に
ピストン30の衝程は増大する。前進縫いのた
め、ピストン30の端片32の方の側が圧搾空気
を受け、それによつてピストン30は端片31の
止め面38に接合する。調節スリーブ47の回転
によつて、ピストン30は移動させられ、それに
よつてピストン棒27によりクランク25および
調節軸20が回わされる。調節軸20は、その回
転に際しクランク19を同行し、かつ案内棒16
の回転軸として使われるボルト18を、案内棒1
7の回転軸を形成するボルト21に対して調整す
る。
カムロツド14により誘発されるボルト15の
振動運動に際し、案内棒16はボルト18の回り
で純粋の回転運動を実施し、それと異り案内棒1
7は、ボルト21の回りの回転運動の外になお軸
23の回りの相対運動をも実施する。この相対運
動は、クランク22によつて振動運動として軸2
3に、およびそれによつてフオーク状のクランク
24に伝送され、該クランク24は送り歯ビーム
9を経て送り歯8に送り運動を与える。
調節スリーブ47の左回転または右回転によつ
て、ピストン30の相対位置または距離は、零位
置に比べて増大されまたは減少され、それによつ
て送り歯8の送り運動の大きさおよびそれと共に
作成される縫目のステツチ長さが整定される。そ
の場合、ステツチ長さの大きさは、固定している
表示ピン63によつて端片32に配置された目盛
64において読取られる。
返し縫いのため、ピストン30の端片32の方
の側が排気され、そしてピストン30の端片31
の方の側が圧搾空気を受け、それによつてピスト
ン30は端片31から端片32に向つて運動しか
つ止め面39に止められる。この場合ピストン棒
27、クランク25および調節軸20を経て、ク
ランク19は旋回させられ、それによつて前進縫
いに際し、ボルト21の後方側方にあるボルト1
8は、中心位置を通つて該ボルト18がボルト2
1の前方、側方にある位置に動かされる。この方
法によつて推力カム13により誘発される案内棒
17の振動運動は、180゜だけ移相させられ、そ
れによつて送り歯8は後退方向への送り運動を実
施する。端片32の止め面39は、零位置の場合
に占める出発位置から常に端片31の止め面38
と同じように離隔している故に、送り方向の変換
に際し送り量およびそれと共にステツチ長さはコ
ンスタントに止つている。
縫い過程が中断または時間損失なしに進行する
ためには、送り方向の転換または切り換えは、縫
目封鎖に際し頗る迅速に実施されなければならな
い。これに相応して、ピストン30は、1端片か
ら他の他片31,32へ大速度で動かされる。ピ
ストン30が止め面38または39に衝突する
際、ピストンの速度は衝撃的に零に制動され、そ
して運動エネルギーは消滅させられる。その際に
発生する高い衝撃的力は、直接夫々の端片31ま
たは32により吸収され、そして調節スリーブ4
7、収容リング59、ボルト67,68および収
容板71を経てミシン1の台座3の中に継送され
る。これらの構造部分は、送り方向の転換に際し
共に動かされることはない故に、これらの構造部
分は、送り方向の頻繁な変更に際しても摩耗しな
いように、十分な強さでなければならない。これ
に対し、ピストン30の制動によつて生ずる衝撃
的力は、圧力媒質シリンダー28に後置された、
ピストン30の移動に際し共に運動するギヤ装置
には作用せず、よつて伝動部材が過負荷される危
険は生じない。
止め面38,39は比較的大なるリング面を形
成し、かつピストン30の端面は偏平に形成され
ている故に、ピストン30が端片31または32
に衝突する際、これらの構造部分の間には僅かな
面圧しか生ぜず、そのためこれらの構造部分の過
早の摩耗の危険はない。
実施例 2 止め板96,97が可能最大の相互距離を有
し、かつ上方の横ウエブ85と下方の横ウエブ8
9とによつて支持されている場合、ピストン82
はも早や運動することはできない。止め板96,
97のこの位置において、ステツチ長さは零に整
定される。
送りの調節のため調節ホイール99が回わさ
れ、それによつて止め板96,97は相互二重反
転式に運動する。前進縫いのため、ピストン82
の上側が圧搾空気で作用され、それによつて止め
板97は横ウエブ89に接合する。調節ホイール
99の回転によつて、圧搾空気で作用されるピス
トン82は移動させられ、それによつてピストン
棒83によりクランク25が回わされる。実施例
1において既に記述された如く、クランク25の
回転は送り歯8の送り量の調節を実現する。調節
ホイール99の左回転または右回転によつて、止
め板96,97の零位置に対する相対状態および
夫れと共にステツチ長さを決定する送り歯8の送
り量は、縮少されるかまたは増大させられる。
返えし縫いのために、ピストン82の上側は排
気されかつ下側が圧搾空気で作用され、それによ
つて止め板97は横ウエブ89から外ずされ、そ
して止め板96は横ウエブ85に当接する。この
場合、ピストン棒83を経てクランク25は、実
施例1の場合と同じ方法で回動させられ、それに
よつて送り歯8の送り方向は逆転させられる。
横ウエブ85または89に対する止め板96ま
たは97の衝撃的衝突による送り方向の転換に際
し発生する衝撃的力は、ケーシング81およびボ
ルト86を経てミシンのケーシングの中に継送さ
れかつ収容される。この力は、クランク25およ
び後置されたギヤ装置には作用せず、それによつ
て過負荷の危険は生じない。
実施例 3 このステツチ調節装置においては、止め板12
3,124が可能最小の相互距離を有しかつ止め
片127に両側から接触する場合にステツチ長さ
は零である。
送りの調節のため調節ホイール129が回わさ
れ、それによつて止め板123,124は相互二
重反転運動をさせられる。前進縫いのため、ピス
トン112の上側が圧搾空気で作用され、それに
よつて止め板123は止め片127に接合する。
調節ホイール129の回転により圧搾空気で作用
されるピストン112は移動させられ、それによ
つてピストン棒113および案内棒131を経て
クランク25が回わされる。実施例1において既
に記述された如く、クランク25の回転は送り歯
8の送り量の調節を実現する。調節ホイール12
9の左回転または右回転によつて、零位置に対す
る止め板123,124の相対位置およびそれと
共にステツチ長さを決定する送り歯8の送り量は
縮少されるかまたは増大させられる。
返えし縫いのためピストン112の上側は排気
され、そして下側が圧搾空気で作用され、それに
よつて止め板123は止め片127から外ずれか
つ止め板124は止め片127に接合する。この
場合ピストン棒113および案内棒131を経
て、クランク25は実施例1におけるのと同じ方
法で回動され、それによつて送り歯8の送り方向
は逆転する。
止め片127に対する止め板123または12
4の衝撃的衝突による送り方向の転換に際し発生
する衝撃的力は、一方は止め片127を経て直接
に、そして他方はケーシング111および台座1
15を経てミシンのケーシング116の中に継送
されかつ収容される。したがつて、このステツチ
調節装置の場合も、衝撃的力はクランク25およ
び後置されたギヤ装置には作用しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの正面図、第2図はミシンのス
テツチ調節装置および送り装置の第1実施例の斜
視図、第3図はステツチ調節装置の圧力媒質シリ
ンダーの断面図で、上半部はステツチ長さ零の場
合の圧力媒質シリンダーの端片の相対位置、そし
て下半部はステツチ長さが比較的大である場合の
相対位置を示し、第4図はステツチ調節装置の第
2実施例の半分を断面にて示す図、第5図はステ
ツチ調節装置の第3実施例の半分を断面にて示す
図である。 27,83,113……ピストン棒、28,8
0,110……圧力媒質シリンダー、73,8
1,111……シリンダーのケーシング、30…
…ピストン、31,32,96,97,123,
124……止め要素、31,32……端片、47
……調節スリーブ、50,51……反対ねじ、2
9……シリンダーブツシユ、52……環溝、55
……ガードリング、56……ガイドピン、96,
97,123,124……止め板、85,89…
…横ウエブ、90,117……ねじブツシユ、1
27……止め片、A……検知部材、L……圧力媒
質シリンダーの縦軸線、S,S′,S″……調節部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステツチ長さの調節のためおよび送り歯の送
    り方向の転換のため、相互対向し有効な相互距離
    を変化可能である2個の止め面を有する調節部材
    と、これらの止め面の間に配置された検知部材と
    を有しており、その場合送り方向の転換が圧力媒
    質シリンダーによつて行われるステツチ調節装置
    付きのミシンにおいて、検知部材Aがピストン棒
    27と連結され調節部材Sが圧力媒質シリンダー
    28のケーシング73と連結されており、調節部
    材Sが圧力媒質シリンダ28の縦軸線Lに対し同
    心に配置されかつ縦軸線Lに平行にかつ互いに反
    対の向きに調節可能な2個の止め要素31,32
    により形成されていることを特徴とするミシン。 2 ステツチ長さの調節のためおよび送り歯の送
    り方向の転換のため、相互対向し有効な相互距離
    を変化可能である2個の止め面を有する調節部材
    と、これらの止め面の間に配置された検知部材と
    を有しており、その場合送り方向の転換が圧力媒
    質シリンダーによつて行われるステツチ調節装置
    付きのミシンにおいて、調節部材S′,S″がピス
    トン棒83;113と連結され検知部材A′;
    A″が圧力媒質シリンダー80;110のケーシ
    ング81;111と連結されており、そして調節
    部材S′,S″が圧力媒質シリンダー80;110
    の縦軸線Lに対し同心に配置されかつ該縦軸線L
    に平行にかつ互いに反対の向きに調節可能な2個
    の止め要素96,97;123,124により形
    成されていることを特徴とするミシン。 3 止め要素が軸線方向に移動可能な、ピストン
    路を限定する圧力媒質シリンダー28の端片3
    1,32として形成されており、そしてピストン
    30が検知部材Aを形成することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のミシン。 4 端片31,32がシリンダーブツシユ29の
    中に通され、反対ねじ山を有し、かつ2個の反対
    ねじ山50,51を有する調節スリーブ47によ
    つて連結されており、調節スリーブはシリンダー
    ブツシユ29に対し軸線方向に固定されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第3
    項に記載のミシン。 5 シリンダーブツシユ29にガードリング55
    が固定され、ガードリングは調節スリーブ47の
    環溝52の中に係入することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第3項および第4項の何れかに
    記載のミシン。 6 ガードリング55の中には、側方に突き出
    た、シリンダーブツシユ29に平行に延びるガイ
    ドピン56が固定され、そしてガイドピン56の
    収容のため端片31または32に案内孔57また
    は58が備えられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第3項ないし第5項の何れかに
    記載のミシン。 7 止め要素が圧力媒質シリンダー80のピスト
    ン棒83の上に配置された2個の止め板96,9
    7により形成されており、該止め板がシリンダー
    ケーシング81と連結された、検知部材A′を形
    成する2個の横ウエブ85,89の間で移動可能
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載のミシン。 8 止め要素が圧力媒質シリンダー110のピス
    トン棒113の上に配置された2個の止め板12
    3,124により形成されていること、およびこ
    れらの止め板の間にはミシンのケーシング116
    に固定された、検知部材A″を形成する1個の止
    め片127が備えられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載のミシン。 9 止め板96,97または123,124が反
    対めねじを備えており、そして2個の反対ねじ山
    を有する、ピストン棒83または113の上に回
    転可能に装着された軸線方向に固定された1個の
    ねじブツシユ90または117により収容されか
    つ回動を防止されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第7項または第8項に記載のミシン。
JP5303980A 1979-04-25 1980-04-23 Sewing machine with stitch regulator Granted JPS55143189A (en)

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DE2916642A DE2916642C2 (de) 1979-04-25 1979-04-25 Stichstelleinrichtung für Nähmaschinen

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JPS55143189A JPS55143189A (en) 1980-11-08
JPS6214319B2 true JPS6214319B2 (ja) 1987-04-01

Family

ID=6069172

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JP5303980A Granted JPS55143189A (en) 1979-04-25 1980-04-23 Sewing machine with stitch regulator

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JP (1) JPS55143189A (ja)
DE (1) DE2916642C2 (ja)
ES (1) ES490600A0 (ja)
GB (1) GB2047289B (ja)
IT (1) IT1131021B (ja)

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JPS55143189A (en) 1980-11-08
DE2916642C2 (de) 1982-06-09
ES490600A0 (es) 1980-12-16
GB2047289A (en) 1980-11-26
IT1131021B (it) 1986-06-18
DE2916642A1 (de) 1980-11-06

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