JPS62137295A - 水中用荷物吊上げ装置 - Google Patents

水中用荷物吊上げ装置

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JPS62137295A
JPS62137295A JP27693885A JP27693885A JPS62137295A JP S62137295 A JPS62137295 A JP S62137295A JP 27693885 A JP27693885 A JP 27693885A JP 27693885 A JP27693885 A JP 27693885A JP S62137295 A JPS62137295 A JP S62137295A
Authority
JP
Japan
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bag
bag body
water
lifting device
cargo
Prior art date
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Pending
Application number
JP27693885A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Mochizuki
望月 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、海底パイプラインの敷設、海洋土木工事、
マリンホース端部分の所要に応じた浮沈などを行うに際
し、水中にて荷物に浮力を付与してその荷物を吊上げる
装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の荷物吊上げ装置としては、たとえば第4
図に示すものがある。
この装置は、ゴムもしくはゴム状弾性体からなり、はぼ
球状をなす袋体1の下端に、送気用ホース2を接続する
とともに、常時開放型の余剰圧力排出口3を設け、また
、この袋体工に、そのほぼ子午線方向へ延在するロープ
4を取り付け、そしてさらに、袋体lの下方位置で、ロ
ープ4に荷物吊上げ金具5を連結することにより構成さ
れている。
かかる装置による水中荷役作業は、たとえば、7袋体1
を、その抜気状態にて水中に沈め、そして荷物を金具5
に連結した後、送気用ホース2から袋体内へ圧縮空気を
供給し、送気バルブ6と排気バルブ7とを手動操作にて
調節し乍ら荷物の重量とそこに作用する浮力を釣り合わ
せて荷物を所定位置まで移動させ、しかる後、排気バル
ブ7の開放によって袋体1の浮力を除去して荷物の据付
けをもたらすことにより行われる。
この装置では、それが余剰圧力排出口3を有するが故に
、たとえば、水底近くで袋体1を膨張させてそれを水面
もしくはその近傍位置まで浮上させた場合に、その袋体
lに作用する水圧の変化に起因して生ずる袋体内の余剰
圧力を、排出口3を経て排出できるので、袋体1の耐圧
力をそれほど高める必要がなく、これがため、袋体1ひ
いては装置全体の重量を比較的小さくすることができる
利点がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来技術にあっては、袋体lを水
中に沈めるに際し、余剰圧力排出口3が、常に装置の下
端に位置することを担保し得なかったため、たとえば、
その排出口3が、水中で、装置の側方もしくは上方に位
置する場合には、袋体lを浮上させるに際し、そこへ供
給した圧縮空気が、袋体1の外側へ多量に逃げ出すとい
う問題があり、かかる問題を取り除くためには、ダイパ
ーによる袋体1の沈下姿勢の修正が必要になるという他
の問題があった。
この発明は、袋体の沈下時に、余剰圧力排出口を装置の
下端に常に確実に位置させることにより、圧縮空気その
他の気体を袋体へ供給する際の、それの袋体からの逃げ
出しを有効に防止することができる水中用荷物吊上げ装
置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の吊上げ装置は、とくに、袋体の収縮状態で、
その袋体の上半部に作用する浮力もしくはその上半部の
比容積を、袋体下半部のそれより大きくしてなる。
ここで、袋体上半部に対する浮力の増加は、袋体の外側
で、その上半部にフロートを連結することにより、もし
くはその内部にフロートを収納することによりもたらす
ことができ、また、袋体上下半部の比容積の変化は、袋
体上半部を、水より比重量の小さい合成樹脂製の繊維、
シートなどを主体として構成する一方、袋体下半部を、
水より比重量の大きいゴムその他を主体として構成する
ことにより、または、水より比重量の小さい合成樹脂材
料を主体としてなる袋体に、その下半部位置で錘を連結
することによりもたらすことができる。
(作 用) かかる装置によれば、袋体の水中への沈下姿勢において
、袋体の上半部が、その下半部の常に上方に位置するこ
とになるので、袋体の下端に設けた余剰圧力排出口が、
袋体の側部、上部などに位置する沈下姿勢がもたらされ
るおそれは全くなく、これがため、袋体を浮上させるに
際して、そこへ供給される気体が、袋体がら逃げ出すの
を十分有効に防止することができる。
従って、この装置は、袋体の内部へ空気その他の気体を
供給することのみにて、極めて円滑に、かつ迅速に荷物
を吊上げることができる。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す図であり、図中11
は袋体を示す。圧縮気体たとえば圧縮空気の供給によっ
て、球状、筒状などの所要形状、図ではほぼ球状に膨張
されるこの袋体11は、補強繊維で強化したもしくは強
化しない、水より比重量の大きいゴムもしくはゴム状弾
性材料にて構成することができ、そこからの抜気状態に
ては第1図Tb)に示すように収縮する。
ここではこの袋体11の上端に給排気口12を設け、こ
の給排気口12を、開閉弁13を介して送排気ホース1
4に接続する一方、袋体11の下端に、常時開放型の余
剰圧力排出口15を設ける。
また図示例では、袋体11の外周にロープネット16を
取り付け1.そしてこのロープネット16の下端部に、
錘としても機能する荷物吊上げ金具17を連結する。こ
こで、ロープネット16の構成材料としては、繊維ロー
プ、繊維ベルト、ワイヤロープをゴムチューブでカバー
したものなどを用いることができ、また、このロープネ
ット16の、袋体11に対する位置決めは、たとえば、
ゴム、合成樹脂などからなるロープネット16の被覆材
18を、袋体11の上半部に、加硫接着、熱融着、縫着
などによって固着することにより行うことができる。
さらにここでは、袋体11の上方位置に固形フロ−ト1
9を配置し、この固形フロート19を、それを囲繞する
ネット20を介してロープネット16ひいては袋体11
の上端部に連結する。ここにおけるこの固形フロート1
9の寸法および形状は、それが袋体11のとくに上半部
に付与する浮力の大きさとの関連の下で適宜に選択する
ことができ、また、その構成材料としては、構成樹脂の
発泡体、合成樹脂の中空成形体、合成樹脂製の外皮内に
硬質ポリエチレンフオームその他を充填したものなどを
選択することができる。
このように構成してなる吊上げ装置は、第1図(alに
示すようなその膨張状態においては、荷物吊上げ金具1
7に吊下げた荷物の重量の影響下にて、図示の姿勢を維
持したまま、袋体11内へ供給された空気圧力によって
、いいかえれば、袋体11の占有体積によって決定させ
る浮力を受けて荷物を水中の所要高さまで吊り上げる。
なおここで、袋体11が受ける水圧の大きさは、それが
浮上するにつれて小さくなるので、それの浮上開始当初
には、水深に応じた高圧とされた袋体内圧は、水圧の減
少にともなって、余剰圧力排出口15から徐々に排出さ
れ、常に水圧と釣り合った圧力に維持される。従って、
袋体11を水面まで浮上させた場合であっても、袋体1
1の内圧は、余剰圧力排出口15に作用する水圧と釣り
合う圧力に維持されるので、袋体11が収縮するおそれ
はなく、吊り上げた荷物が再び沈下することはない。
一方、袋体11内へ供給した圧縮空気を、送排気ホース
14を経て抜気することにより、それを水中に沈下させ
た場合には、とくには、固形フロート19が袋体11の
上半部に与える浮力の影響により、図示例ではこのこと
に加えて、袋体11の下半部に錘としても機能する荷物
吊下げ金具17を連結していることにより、袋体11は
、第1図(blに示すように直立した収縮姿勢を常に確
実に維持されることになる。
これがため、その後における荷物の再度の吊り上げに際
しては、吊下げ金具17に荷物を連結した後、袋体内へ
圧縮空気を供給することのみにて、袋体11を、確実に
、かつ迅速に再浮上させることができる。
なおここにおいて、袋体11の上端部内側に固形フロー
トを収納した場合および袋体11の上半部を水より比重
量の小さい合成樹脂製の繊維、シートなどを主体として
構成し、その下半部を水より比重量の大きいゴムその他
を主体として構成した場合ならびに袋体11の全体を、
水より比重量の小さい合成樹脂材料を主体として構成し
、その下半部に錘を連結した場合にもまた、第1図(b
lに示すと同様の収縮姿勢をもたらすことができる。
第2.3図はそれぞれこの発明の適用例を示す路線図で
あり、第2図に示す例は、単点もしくは多点係留式荷役
設備で使用される浮沈ホース21の端部にこの発明の装
置を連結したものであり、第3図に示す例は、多点係留
式荷役設備で使用されるサブマリンホース22の端部に
この発明の装置を連結したものである。
これらのいずれの場合にあっても、ホース21゜22の
不使用時には、吊上げ装置23の袋体11から抜気を行
うことによって、また、浮沈ホース21にあっては、こ
のことに加えてホース21のフロート部からの抜気も行
うことによって、それらのホース21、22は、図に仮
想線で示すように水底に沈下し、そして吊上げ装置23
は、上述したように、直立した収縮姿勢で沈下する。な
おここで、収縮状態の吊上げ装置23は、たとえそれが
潮流、波などの影響を受けても、固形フロート19がそ
れ本来の機能を発揮する限りにおいて、余剰圧力排出口
15が、側方、上方などに位置する沈下姿勢となるおそ
れは全くない。
これがため、袋体11への圧縮空気の供給に際し、その
空気が余剰圧力排出口15かも逃げ出すことがなく、ま
た、袋体11が、それと水底、ホース金具などとの摩擦
によって損傷されることもない。
この一方において、ホース21.22を使用に供する場
合には、給気ブイ24に接続した送排気ホース14を経
て袋体11へ圧縮空気を供給することにより、袋体11
は、そこからの空気の逃げ出しを生ずることなく膨張し
て次第に浮上する。ここで、袋体内の圧縮空気は、前述
したように、その上昇途中において、余剰圧力排出口1
5から徐々に排出され、袋体内圧は、余剰圧力排出口1
5に作用する水圧と常に釣り合うことになる。
またここで、ホースが浮沈ホース21である場合には、
袋体内への給気と併せてそのフロート部へも給気を行う
ことにより、吊上げ装置23の水面への到達状態下で、
第2図に示すように、それ自身も水面上へ浮上する。な
お、ホースが、サブマリンホース22である場合には、
それ自身は大きな浮力を有しないことから、第3図に示
すように、その端部分のみが水面斑傍位置まで吊上げら
れることになる。
そしてその後は、ホース21.22の端部を、たとえば
タンカーに接続するために、その端部に取り付けたチェ
ーン25を引張ることによって、その端部分を船上へ引
き上げる。なお図中26は、チェーン25のかかる引張
りを容易ならしめる浮場性のロープを示す。
ホース端部分をこのようにして船上へ引き上げたときに
は、吊上げ装置もまたそれとともに船上へ引き上げられ
ることになり、このときにはすでに、袋体内の圧縮空気
は、その全てが大気に放出され、袋体11は収縮状態に
あるので、それをコンパクトに折り畳むことができ、甲
板上のそれの占有スペースも著しく小さいものとなる。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、この吊上
げ装置によって、荷物を水中の所要位置に吊り持す支持
する場合には、袋体を所要に応じて膨張させた後、開閉
弁を閉じた状態で、送排気ホースを袋体から取り外すこ
とも可能である。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、袋体の上半部に作用する浮
力もしくはその上半部の比容積を、袋体下半部のされよ
り大きくすることにより、袋体の水中での収縮状態にお
いて、それをほぼ直立した姿勢に確実に維持することが
でき、これがため、袋体への給気に際し、そこからの気
体の逃げ出しを十分有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す側面図、第2.3図は
それぞれこの発明の適用例を示す路線図、 第4図は従来例を示す図である。 11・・・袋体        12・・・給排気口1
4・・・送排気ホース    15・・・余剰圧力排出
口16・・・ローブネット17・・・荷物吊上げ金具1
9・・・固形フロート2o・・・ネット23・・・吊上
げ装置 特許出願人 株式会社ブリデストン 1才主 一二才づ Rわ摩 □ノ 第2図 第3図 、=!二一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、気体の給排によって、それぞれ膨張および収縮する
    可撓性の袋体と、この袋体に設けた給排気口と、袋体の
    下端に設けた常時開放型の余剰圧力排出口と具える水中
    用荷物吊上げ装置において、 前記袋体の収縮状態で、その袋体の上半部 に作用する浮力もしくはその上半部の比容積を、袋体下
    半部のそれより大きくしてなる水中用荷物吊上げ装置。
JP27693885A 1985-12-11 1985-12-11 水中用荷物吊上げ装置 Pending JPS62137295A (ja)

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JP27693885A JPS62137295A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 水中用荷物吊上げ装置

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JP27693885A JPS62137295A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 水中用荷物吊上げ装置

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JPS62137295A true JPS62137295A (ja) 1987-06-20

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ID=17576494

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JP27693885A Pending JPS62137295A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 水中用荷物吊上げ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368194U (ja) * 1989-11-08 1991-07-04
WO2005105564A1 (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 The Yokohama Rubber Co., Ltd. 可撓性ブイ
US8070766B2 (en) 2004-12-21 2011-12-06 Owen Mumford Limited Skin pricking apparatus

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