JPS6213680Y2 - - Google Patents

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JPS6213680Y2
JPS6213680Y2 JP12935282U JP12935282U JPS6213680Y2 JP S6213680 Y2 JPS6213680 Y2 JP S6213680Y2 JP 12935282 U JP12935282 U JP 12935282U JP 12935282 U JP12935282 U JP 12935282U JP S6213680 Y2 JPS6213680 Y2 JP S6213680Y2
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rotary disk
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gear
scene
frame
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JP12935282U
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JPS5933498U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は情景移動玩具に係り、とくに回転盤上
の走行路に載置された走行体が、回転盤の回転に
伴つて移り行く情景を対面観賞しながら走行する
が如く構成したものに関する。
さらに詳しくは、回転盤の走行路上に載置され
た走行体が、回転盤を支える基台に対して常に定
位置にあるように磁力吸引手段によつて保持され
ており、回転盤が回転したときに、基台に対して
定位置に保持されている走行体の方があたかも走
行路上を移動し、それに伴つて情景が変化するか
の如く構成したものであり、従来に無い興味深い
玩具を提供する目的で成した。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
情景移動玩具1は、第1図および第2図に示す
ように、回転盤2と、該回転盤2上に立設された
情景パネル3,4と、前記回転盤2を回転自在に
支持する基台5と、該基台5中に配設されている
回転盤2に回転力を与える回転力付与手段6(第
3図A)と、回転盤2に設けられた走行路7に走
行自在に載置される走行体8と、該走行体8を前
記回転盤2の回転に拘らず前記基台5に対して常
に定位置に保持する磁力吸引手段9(第3図A、
第4図)とから構成されている。
前記回転盤2は略円板状に形成され、基台5上
に回転自在に支持されている。この回転盤2上の
外周縁寄りには草を模した多少凹凸のある突条1
0がひだ状に形成されており、その内側には走行
路7が帯円状に形成されている。回転盤2上に立
設された前記情景パネル3,4のうち一方の情景
パネル3は回転盤2の直径方向全体にわたつてお
り、他方の情景パネル4は回転盤2の半径方向に
のみ延びている。そして両パネル3,4は上から
見て回転盤2の中央でほぼ丁字状に突き合わされ
ている。これらのパネル3,4によつて回転盤2
上の空間は3つに区画されている。そして各情景
パネル3,4には異なつた情景が表示されている
他、各情景パネル3,4の両側には、さらに情景
を複雑にするための各種の附属物11が立体的に
設けられている。また前記情景パネル3,4が前
記走行路と出合う部分には走行体8を通過させる
ためのトンネル状の透孔又は切欠き部12が設け
られている。さらに情景パネル3,4が合わさつ
たそれらの最上端部には人形等を載置するための
台板13が固定されている他、該台板13には、
その両側にかけ渡された形で、把持用のつる14
が回動自在に設けられている。台板13の近傍に
はコイルばね15が変形自在に立設され、その自
由端部に人形16が固定されている。
前記基台5は、第3図に詳しく示すように、回
転盤2を回転自在に保持する枠体17と、該枠体
17の下部を閉塞する底板18とから構成されて
いる。枠体17の外周縁は台地の如く形取られて
おり、その内側には前記回転盤2が回転自在に嵌
合される大円形状の透孔19が設けられている。
前記回転力付与手段6は手動的に回転力を付与
するためのハンドル20と該ハンドル20からの
回転力を減速して回転盤2に伝達する減速歯車群
21とから構成されている。ハンドル20は枠体
17の突出部上に回転自在に軸支された円板22
と該円板22上の偏心位置に回転自在に取り付け
られた操作用摘み23とから構成されている。円
板22の裏面側中央部には回転軸24が固定され
ている。この回転軸24の下端部は枠体17を貫
通してその裏側に導かれており、その下端部に平
歯車25が固定されている。この平歯車25の下
端面には円筒状の軸26が突設されている。一方
底板18上には前記軸26が回転自在に嵌合され
る軸受27が突設されている。そして底板18上
には前記平歯車25に順次噛み合う歯車28,2
9,30,31,32からなる減速歯車群21が
回転自在に軸支されている。他方、回転盤2の裏
面中央部には円筒状の軸33が垂設されており、
この軸33は底板18の中央部に突設された軸受
34中に回転自在に嵌合されている。また、回転
盤2の裏側には軸33と同心円をなす平歯車35
が形成されており、この平歯車は前記減速歯車群
21の最終端の歯車32と噛合している。従つて
ハンドル20を回転させれば回転盤2はゆつくり
回転する。
また、前記磁力吸引手段は、第3図Aおよび第
4図に示す如く、次のように構成されている。前
記回転盤2上に設けられた走行路7の直下に対応
する底板18上には磁石片36が保持枠37に保
持された状態で取り付けられている。保持枠37
は、その一端が水平軸38に回動自在に支持され
ており、底板18上に固定された板ばね39によ
つて自由端部側が上昇する方向への回動力を与え
られている。それによつて磁石片36が回転盤2
の裏側に摺接できる程度接近せしめられている。
また保持枠37の自由端部が必要以上下がらない
ようにするため、自由端部直下に対応する底板1
8上にはストツパ40が突設されている。一方、
走行路7上に載置される走行体8の車体41およ
び車体41に回転自在に取り付けられた後輪42
は非磁性材料によつて作られている。前輪43は
非磁性材で作られており、実際には機能しない形
だけのものとして、車体41の両側に回転不能
に、かつ接地できない状態に形成されている。そ
の2個の前輪の中間には磁性材料からなる誘導輪
44が回転自在に取り付けられている。この誘導
輪44は常時接地しており、この誘導輪44と前
記2個の後輪42とで車体41を支えている。
従つて、第4図に示す如く、前記保持枠37に
よつて保持されている磁石片36の上方に対応す
る走行路7上に走行体8の誘導輪44が位置する
ように走行体8を載置すれば、誘導輪44は回転
盤2を隔てて磁石片36に吸引された状態とな
る。そのため、ハンドル20を回転させて回転盤
2を第4図中右方向(矢頭方向)へ動かしても、
走行路7の移動速度に対応して誘導輪44と後輪
42が反時計方向へ回転するだけで、走行体8は
基台5に対して定位置に保持される。回転盤2を
逆方向に回転させた場合も前記と逆の動作によ
り、走行体8はやはり定位置に保持される。
ところで、情景パネル4には、第1図に示す如
く、回転盤2に対して垂直上方に案内枠45が形
成されており、この案内枠45にロケツトの如き
外観を有する昇降部材46が摺動自在に取り付け
られている。また、もう一方の情景パネル3には
前記昇降部材46に連動して回転する回転円板4
7が、星形の透孔48を多数具えた不動のカバー
49に覆われた状態で取り付けられている。これ
ら昇降部材46および回転円板47の動作機構
は、第5図に示す如く、次のように構成されてい
る。そして、その動作機構は情景パネル3,4中
に設置されている。
昇降部材46が取り付けられ、該昇降部材46
と一体になつて昇降する昇降枠50はパネル4中
に収容されており、コイルばね51によつて上方
への復起力が与えられている。昇降枠50の一側
には突起52が水平に突設されている。該突起5
2はパネル3に沿つて、回転盤2に対して垂直に
設けられた案内溝53中に摺動自在に嵌合されて
いる。即ち、昇降枠50は突起52を介して案内
溝53によつて昇降自在に案内されている。昇降
枠50の反対側には、昇降部材46の後部に設け
られた凸部54を無理嵌めさせる嵌合孔55が設
けられており、この嵌合孔55は前記案内枠45
中に配置されている。昇降枠50の前記嵌合孔5
5側の下端部には係合段部56が設けられてい
る。一方、案内枠45中の下端部には鉤状のスト
ツパ57がばね58によつて前記係合段部56に
接合する方向への回動力を付与された状態で回動
自在に支持されている。このストツパ57は情景
パネル4内に突設されたピン59によつて必要以
上には反時計方向に回動しないよう規制されてい
る。このストツパ57には操作片60が固定され
ており、この操作片60は外部操作可能に情景パ
ネル4外に突出している。
もう一方の情景パネル3には回転円板47が支
持されており、この回転円板47を支持する回転
軸61の内端部にはピニオンギヤ62が固定され
ている。このピニオンギヤ62には、平歯車63
とこれに一体に隣設されたピニオンギヤ64とか
らなる遊動歯車65の平歯車63が噛合してい
る。一方、遊動歯車65のピニオンギヤ64には
ギヤ付アーム66のギヤ部67が噛合している。
前記遊動歯車68はこのギヤ部67に沿つて円弧
状に移動可能である。そしてギヤ部67が反時計
方向に回転するときには、遊動歯車65がギヤ部
67に沿つて反時計方向へ移動してピニオンギヤ
62と噛合するため、ギヤ部67の回転力が回転
円板47に伝達される。しかし、逆にギヤ部67
が時計方向に回転するときには、遊動歯車68が
時計方向へ移動してピニオンギヤ62との噛合が
解除されるのでギヤ部67の回転力は回転円板4
7に伝達されない。他方、ギヤ付アーム66のア
ーム部69の自由端部には両端に円弧状部70を
有する長孔枠71が形成されており、この長孔枠
71中には前記昇降枠50の突起52が緩挿され
ている。
また、ギヤ付アーム66の下方には、ギヤ付ア
ーム66の反時計方向への回動を抑制する制動ア
ーム72が回動自在に設けられており、ばね73
によつて時計方向への回動力が与えられている。
この制動アーム72の自由端部には滑らかな円弧
状部74が形成されている。そして、この円弧状
部74の端面が前記アーム部69の長孔枠71外
側の円弧状部74に左斜め上方から摺接し、ギヤ
付アーム66の反時計方向への回動を抑制してい
る。
従つて、第1図に示す如く、案内枠45中を昇
りきつた状態にある昇降部材46を押し下げる
と、昇降枠50はコイルばね51の力に抗して案
内枠45に案内された状態で下降する。この下降
過程にあつては、ギヤ付アーム66が時計方向へ
回動する。この場合、制動アーム72による影響
は殆んど受けない。このときギヤ部67は時計方
向に回転するので、これに噛合している遊動歯車
65はギヤ部67との噛合状態を保ちながら、ギ
ヤ部67の回転に追従して、そのまわりを時計方
向へ移動する。かくして遊動歯車68とピニオン
ギヤ62との噛合が解除されるので、回転円板4
7は静止したまま動かない。そして、昇降部材4
6とともに昇降枠50が下降しきつたときに昇降
枠50の係合段部56がストツパ57に係合して
係止される。
次に、この状態で操作片60を押し下げること
によつてストツパ57を第5図中時計方向へ回動
させればストツパ57による昇降枠50の係止が
解かれ、昇降枠50はコイルばね51の引張力に
よつて上昇する。しかし、この上昇過程にあつて
は制動アーム72により、ギヤ付アーム66の反
時計方向への回動が抑制されるので、急激には上
昇せず緩やかに上昇する。この場合、ギヤ部67
に噛合している遊動歯車65はギヤ部67に噛合
したままギヤ部67に沿つて反時計方向へ移動
し、ピニオンギヤ62と噛合する。従つて例えば
回転円板47に部分的に明色を施しておけば、カ
バー49の星形の透孔48を通してその色彩がち
らちらと見え、あたかも星が輝いているかの如き
観を呈する。
次に、上記のように構成された実施例の全体の
動作について説明する。
走行路7上の任意の位置に走行体8を載せて置
き、ハンドル20を回転させる。すると、走行体
8走行路7と一緒に動く。そして走行体8が磁石
片36上に至つたときには、誘導輪44が磁石片
36に吸引されるので、その後は走行路7の回転
に拘らず、誘導輪44と後輪42が走行路7との
摩擦によつて回転させられるだけで、走行体8は
基台5上の定位置から動かない。
しかし、走行路7が動いているにも拘らず走行
体8は基台上の定位置に保持されているため、あ
たかも走行体8の方が移り行く情景を見ながら走
行路7上を走つているかの如き観を呈する。
また、昇降部材46を最下位まで下降させる
と、ストツパ57によつて係止される。しかる
後、操作片60押し下げると、昇降枠50の係止
が解かれ、昇降枠50と一緒に昇降部材46は緩
やかに上昇する。この昇降部材46の上昇に伴つ
てカバー49内の回転円板47が回転する。その
時、回転円板47に施された色がカバー49の星
形の透孔48を通して見えるので、あたかも星が
輝いているかの如く見え、ロケツトが宇宙空間を
飛んでいるかの如き観を呈する。
本考案は、以上のように、基台上に回転自在に
支持されその上面に情景パネルが立設されてなる
回転盤には走行路が帯円状に設けられ該走行路上
には磁力吸引手段によつて基台に対して定位置に
保持される走行体が載置されているので、回転盤
の回転によつて情景および走行路が動くのにも拘
らず、走行体は基台に対して定位置に保持され
る。それ故、走行体の方があたかも移り行く情景
を見ながら走行路上を移動しているが如き観を呈
する。変化に富んだ玩具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案に係る情景移動玩具を
示すもので、そのうち第1図は全体斜視図、第2
図は角度を変えて見た全体斜視図、第3図Aは基
台の内部構造を示す分解斜視図、第3図Bは基台
端部の一部縦断側面図、第4図は磁力吸引手段を
示す説明図、第5図は昇降部材と回転円板の動作
機構を示す斜視図である。 1……情景移動玩具、2……回転盤、3,4…
…情景パネル、5……基台、6……回転力付与手
段、7……走行路、8……走行体、9……磁力吸
引手段、12……透孔又は切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台と、該基台上に回転自在に支持された回転
    盤と、該回転盤上に立設され同回転盤上の空間を
    いくつかに区画する情景パネルと、前記回転盤に
    回転力を付与する回転力付与手段と、前記回転盤
    上に、同回転盤の軸心を中心として帯円状に設け
    られた走行路と、該走行路上に走行自在に載置さ
    れる走行体と、該走行体を前記基台に対して常に
    定位置に保つ磁力吸引手段とからなり、前記情景
    パネルが前記走行路と出合う部分には前記走行体
    が通過できる切欠き又は透孔が設けられているこ
    とを特徴とする情景移動玩具。
JP12935282U 1982-08-27 1982-08-27 情景移動玩具 Granted JPS5933498U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12935282U JPS5933498U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 情景移動玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12935282U JPS5933498U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 情景移動玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933498U JPS5933498U (ja) 1984-03-01
JPS6213680Y2 true JPS6213680Y2 (ja) 1987-04-08

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ID=30293116

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12935282U Granted JPS5933498U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 情景移動玩具

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JPS5933498U (ja) 1984-03-01

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