JPS6213600A - 電気メツキ液濃縮回収方法およびその装置 - Google Patents
電気メツキ液濃縮回収方法およびその装置Info
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- JPS6213600A JPS6213600A JP15187685A JP15187685A JPS6213600A JP S6213600 A JPS6213600 A JP S6213600A JP 15187685 A JP15187685 A JP 15187685A JP 15187685 A JP15187685 A JP 15187685A JP S6213600 A JPS6213600 A JP S6213600A
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- plating solution
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電気メッキラインにおける電気メッキ液の濃
縮回収方法およびその装置に関する。
縮回収方法およびその装置に関する。
(従来の技術)
電気メッキライン、たとえば鋼板等に電気メッキラ施す
竪型電気メッキラインにおいては、特に最終メッキセル
出側において、板幅方向での乾き速度の差によってメッ
キ液(pH1,2〜1.3程度)による酸侵食、酸腐食
の度合が変わり、メッキ鋼板表面に焼むらが発生し、品
質上問題となる。そこで、第3図に示すように、メッキ
セル1出側直上で、メッキ液の乾かない間に、洗滌スプ
レーノズル2から水を噴射して水洗を行ない、乾きの均
一性およびメッキ液の洗滌を図っている。ところが、メ
ッキセル直上で水洗スプレーをしているため洗滌水の回
収は困難であシ、洗滌水はメッキセル1内に混入するこ
ととなる。この洗滌水混入量は、鋼板Sによる持出し液
量(ドラッグアウト量)を上まわシ、メッキセル液面の
均一コントロール及び、メッキ液濃度コントロールが出
来なくなる。このため、従来は、メッキ液循環タンク3
から余剰メッキ液をダンプアウトして廃棄していたO第
3図において、4はコンダクタロール、5はジンクロー
ルである0 なお、メッキ槽から汲み出さするメッキ液を濃度管理し
てメッキ槽に回収する方法としては、たとえば、特公昭
57−27959号に開示さnるものがある。この方法
は、メッキ液を大気濃縮し、この濃縮液に随伴さルる不
純金属塩を大気酸化によシ水酸化物として除去するとと
もに、余剰メッキ金属塩を高速電解で金属として回収し
、メッキ液濃度やpHを適正にコントロールしようとす
るものである。
竪型電気メッキラインにおいては、特に最終メッキセル
出側において、板幅方向での乾き速度の差によってメッ
キ液(pH1,2〜1.3程度)による酸侵食、酸腐食
の度合が変わり、メッキ鋼板表面に焼むらが発生し、品
質上問題となる。そこで、第3図に示すように、メッキ
セル1出側直上で、メッキ液の乾かない間に、洗滌スプ
レーノズル2から水を噴射して水洗を行ない、乾きの均
一性およびメッキ液の洗滌を図っている。ところが、メ
ッキセル直上で水洗スプレーをしているため洗滌水の回
収は困難であシ、洗滌水はメッキセル1内に混入するこ
ととなる。この洗滌水混入量は、鋼板Sによる持出し液
量(ドラッグアウト量)を上まわシ、メッキセル液面の
均一コントロール及び、メッキ液濃度コントロールが出
来なくなる。このため、従来は、メッキ液循環タンク3
から余剰メッキ液をダンプアウトして廃棄していたO第
3図において、4はコンダクタロール、5はジンクロー
ルである0 なお、メッキ槽から汲み出さするメッキ液を濃度管理し
てメッキ槽に回収する方法としては、たとえば、特公昭
57−27959号に開示さnるものがある。この方法
は、メッキ液を大気濃縮し、この濃縮液に随伴さルる不
純金属塩を大気酸化によシ水酸化物として除去するとと
もに、余剰メッキ金属塩を高速電解で金属として回収し
、メッキ液濃度やpHを適正にコントロールしようとす
るものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記し友ような、メッキ液をダンプアウトすル方法では
、ダンプアウトによるメッキ液の損失はいうまでもなく
、ダンプアウトさnたメッキ液な中和処理するための設
備6(第3図)および中和処理に多大の費用を要する問
題がある01ft、メッキ液を大気との熱交換で蒸発濃
縮する方法では、F e SO4等はメッキ液濃縮操作
温度(87,7℃)で簡単に空気酸化さn% Fe3+
が生成さn%Fe系メッキにおいてメッキ性能上問題と
なる。
、ダンプアウトによるメッキ液の損失はいうまでもなく
、ダンプアウトさnたメッキ液な中和処理するための設
備6(第3図)および中和処理に多大の費用を要する問
題がある01ft、メッキ液を大気との熱交換で蒸発濃
縮する方法では、F e SO4等はメッキ液濃縮操作
温度(87,7℃)で簡単に空気酸化さn% Fe3+
が生成さn%Fe系メッキにおいてメッキ性能上問題と
なる。
そこで、本発明の目的は、メッキ液のダンプアウトによ
る損失等を回避することができ、Fe3+を生じること
なくメッキ液を濃縮回収することのできる方法および装
置を提供することにある0(問題点を解決するための手
段) 上記問題点を解決するために、本第1の発明は、電気メ
ッキラインから抜き出されたメッキ液をメッキ液循環夕
/りを介して再循環させる電気メッキ液循環系において
、メッキ液循環タンクから定常的に一定量のメッキ液を
抜き出し、これを大気と接触させない状態で蒸発濃縮処
理して一定水分量を蒸発させた後、メッキ液循環タンク
を介してメッキラインに返送することな特徴とするもの
である。
る損失等を回避することができ、Fe3+を生じること
なくメッキ液を濃縮回収することのできる方法および装
置を提供することにある0(問題点を解決するための手
段) 上記問題点を解決するために、本第1の発明は、電気メ
ッキラインから抜き出されたメッキ液をメッキ液循環夕
/りを介して再循環させる電気メッキ液循環系において
、メッキ液循環タンクから定常的に一定量のメッキ液を
抜き出し、これを大気と接触させない状態で蒸発濃縮処
理して一定水分量を蒸発させた後、メッキ液循環タンク
を介してメッキラインに返送することな特徴とするもの
である。
また、本第2の発明は、電気メッキラインから抜き出さ
れたメッキ液をメッキ液循環タンクを介して再循環させ
る電気メッキ液循環系において、メッキ液循環タンクか
ら一定量のメッキ液を定常的に抜き出す手段と、抜き出
さnfcメッキ液を大気と接触させることなく蒸発濃縮
させる手段と、濃縮メッキ液をメッキ液循環タンクを介
して電気メッキラインに返送する手段とを備えたことを
特徴とするものである0(作用) 本発明によ几ば、メッキ液循礫タンクかラ一定量のメッ
キ液を定常的に抜き出し、これを大気と接触させないで
蒸発濃縮して余剰水を除去し、メッキ液循環タンクを介
してメッキラインへ返送するので、ダンプアウトによる
メッキ液ロスの回避および中和処理費の軽減を達成する
ことができる。また、大気と接触しない状態で蒸発濃縮
処理が行なわnるので、Fe3+。発生を防ぐことがで
き、メッキ性状の悪化を防止することかできる0 (発明の具体例) つぎに、本発明の具体例を図面に基いて説明する0第1
図は、本発明のメッキ液濃縮回収装置の一例を示す概念
図であるO たとえば鋼板等の竪型電気メッキラインにおいて、複数
のメッキセル1から抜き出されたメ、キ液は、配管1a
を介してメッキ液循環タンク3に貯留さnる。この際、
図示の例では、最終メッキセル1出側直上には、最終メ
ッキセル通過後のメッキ鋼板の幅方向乾き速度を一定に
するとともにメッキ液を洗滌する目的で洗滌水スプレー
が行なわnておシ、最終メッキセル1からは洗滌水の混
入し几メッキ液がメッキ液循環タンク3に導入さnるこ
ととなシ、メッキ液循環タンク中のメッキ液は希釈及増
量さnるOメッキ液循環タンク3からは、ポンプ111
流量制御装置12を介して、一定量のメッキ液が定常的
に抜き出さn、濃縮設備10に供給さnる〇 濃縮設備10は、第1図に概念的に示すように、メッキ
液循環タンクから供給さnたメッキ液を、密閉容器内で
、大気を遮断した状態で蒸発濃縮する濃縮装置13と、
濃縮装置の熱源としてのスチームを温度制御装置14を
介して濃縮装置13に供給するスチームライン15と、
濃縮装置13で発生したミストを排気する排気ライン1
6と、ミストから気水分離を行なう気水分離器17とを
備えて構成さnる〇 濃縮装置13に供給さnたメッキ液は、スチームによシ
加熱さnて余剰水分が蒸発さn、濃縮液となって濃縮装
置下部に貯留さn1ポンプ18および流量制御装置19
を介してメッキ液循環タンク3に返送さnる。
れたメッキ液をメッキ液循環タンクを介して再循環させ
る電気メッキ液循環系において、メッキ液循環タンクか
ら一定量のメッキ液を定常的に抜き出す手段と、抜き出
さnfcメッキ液を大気と接触させることなく蒸発濃縮
させる手段と、濃縮メッキ液をメッキ液循環タンクを介
して電気メッキラインに返送する手段とを備えたことを
特徴とするものである0(作用) 本発明によ几ば、メッキ液循礫タンクかラ一定量のメッ
キ液を定常的に抜き出し、これを大気と接触させないで
蒸発濃縮して余剰水を除去し、メッキ液循環タンクを介
してメッキラインへ返送するので、ダンプアウトによる
メッキ液ロスの回避および中和処理費の軽減を達成する
ことができる。また、大気と接触しない状態で蒸発濃縮
処理が行なわnるので、Fe3+。発生を防ぐことがで
き、メッキ性状の悪化を防止することかできる0 (発明の具体例) つぎに、本発明の具体例を図面に基いて説明する0第1
図は、本発明のメッキ液濃縮回収装置の一例を示す概念
図であるO たとえば鋼板等の竪型電気メッキラインにおいて、複数
のメッキセル1から抜き出されたメ、キ液は、配管1a
を介してメッキ液循環タンク3に貯留さnる。この際、
図示の例では、最終メッキセル1出側直上には、最終メ
ッキセル通過後のメッキ鋼板の幅方向乾き速度を一定に
するとともにメッキ液を洗滌する目的で洗滌水スプレー
が行なわnておシ、最終メッキセル1からは洗滌水の混
入し几メッキ液がメッキ液循環タンク3に導入さnるこ
ととなシ、メッキ液循環タンク中のメッキ液は希釈及増
量さnるOメッキ液循環タンク3からは、ポンプ111
流量制御装置12を介して、一定量のメッキ液が定常的
に抜き出さn、濃縮設備10に供給さnる〇 濃縮設備10は、第1図に概念的に示すように、メッキ
液循環タンクから供給さnたメッキ液を、密閉容器内で
、大気を遮断した状態で蒸発濃縮する濃縮装置13と、
濃縮装置の熱源としてのスチームを温度制御装置14を
介して濃縮装置13に供給するスチームライン15と、
濃縮装置13で発生したミストを排気する排気ライン1
6と、ミストから気水分離を行なう気水分離器17とを
備えて構成さnる〇 濃縮装置13に供給さnたメッキ液は、スチームによシ
加熱さnて余剰水分が蒸発さn、濃縮液となって濃縮装
置下部に貯留さn1ポンプ18および流量制御装置19
を介してメッキ液循環タンク3に返送さnる。
一方、濃縮装置13内で発生したミストは排気ライン1
6を通って気水分離器17に導かn1ペーパーとドレン
に分離さn1ペ一パー分は大気放出さnる。気水分離器
で分離さnたドレンは、メッキ液の加熱に供さル冷却さ
nてドレンとなったスチームとともに系外に排出さnる
〇又は、純水回収さnる。
6を通って気水分離器17に導かn1ペーパーとドレン
に分離さn1ペ一パー分は大気放出さnる。気水分離器
で分離さnたドレンは、メッキ液の加熱に供さル冷却さ
nてドレンとなったスチームとともに系外に排出さnる
〇又は、純水回収さnる。
このメッキ液濃縮回収系の運転の一例を示すと、pH1
,2〜1.3.5O4−約20%、温度60℃±5℃の
メッキ液を1am/Hで抜き出し、149℃、5.0
kg/ci!のスチームにより減圧密閉式の濃縮装置1
3内で濃縮処理すると、2 i/aの水分蒸発が達成さ
;n−%pH1,1〜1.2.5Off−約25チ、温
度約70℃の濃縮メッキ液が8m/Hでメッキ液循環タ
ンク3に回収さnる。この場合、メッキラインのメッキ
液ホールド量約250mが大きいためs8m/H程度の
濃縮メッキ液が混入しても、全体として薄めら11 メ
ッキ性状に影響を与えることはない。また、メッキ液濃
度自動調節装置が設けらnている場合には、この装置に
より液濃度が自動的に調整さnるので問題はない。
,2〜1.3.5O4−約20%、温度60℃±5℃の
メッキ液を1am/Hで抜き出し、149℃、5.0
kg/ci!のスチームにより減圧密閉式の濃縮装置1
3内で濃縮処理すると、2 i/aの水分蒸発が達成さ
;n−%pH1,1〜1.2.5Off−約25チ、温
度約70℃の濃縮メッキ液が8m/Hでメッキ液循環タ
ンク3に回収さnる。この場合、メッキラインのメッキ
液ホールド量約250mが大きいためs8m/H程度の
濃縮メッキ液が混入しても、全体として薄めら11 メ
ッキ性状に影響を与えることはない。また、メッキ液濃
度自動調節装置が設けらnている場合には、この装置に
より液濃度が自動的に調整さnるので問題はない。
メッキ液中の水分蒸発量は熱源のスチームの増量で調節
することができる。濃縮液の製造に供さrt、aスチー
ムは、149℃から約90℃に冷却さn1凝縮ドレンと
なって排出さnる0また、濃縮装置13内で発生するミ
ストの上昇スピードはQ、 5m/Sec以下にコント
ロールさnる0ミスト上昇スピードをQ、 5711
/see以下に抑えることにより、HgSO4のミスト
同伴を避けることができる。
することができる。濃縮液の製造に供さrt、aスチー
ムは、149℃から約90℃に冷却さn1凝縮ドレンと
なって排出さnる0また、濃縮装置13内で発生するミ
ストの上昇スピードはQ、 5m/Sec以下にコント
ロールさnる0ミスト上昇スピードをQ、 5711
/see以下に抑えることにより、HgSO4のミスト
同伴を避けることができる。
本発明に使用さnる濃縮装置としては、大気と接触する
ことなくメッキ液を蒸発濃縮できるものであnば何nで
ありてもよく、たとえば、単効用蒸発缶、多動用蒸発缶
、真空蒸発缶等が好適である。なお、メッキ液を高温で
濃縮処理する濃縮装置では1.耐酸性について十分な配
慮を払うことが望ましく、濃縮装置はたとえばジルコニ
ウムチタンまたはチタン−ステンレスツクラッド材で構
成さnる。
ことなくメッキ液を蒸発濃縮できるものであnば何nで
ありてもよく、たとえば、単効用蒸発缶、多動用蒸発缶
、真空蒸発缶等が好適である。なお、メッキ液を高温で
濃縮処理する濃縮装置では1.耐酸性について十分な配
慮を払うことが望ましく、濃縮装置はたとえばジルコニ
ウムチタンまたはチタン−ステンレスツクラッド材で構
成さnる。
第2図に、本発明のメッキ液濃縮回収系に使用さnる装
置の具体例を示す〇 第2図に示す装置において、濃縮装置13はメッキ液を
通すためのパイプ13aと、管板13b、13bにより
仕切らf′L′!cスチーム路13cとから構成さnる
0濃縮装置13に導かnたメ、キ液はパイプ13aを介
してスチームにより間接加熱さn、余剰水分が蒸発さn
て濃縮さnるとともに、ペーパーが発生する。この時蒸
発界面でH2S O4ミスト同拌がある。
置の具体例を示す〇 第2図に示す装置において、濃縮装置13はメッキ液を
通すためのパイプ13aと、管板13b、13bにより
仕切らf′L′!cスチーム路13cとから構成さnる
0濃縮装置13に導かnたメ、キ液はパイプ13aを介
してスチームにより間接加熱さn、余剰水分が蒸発さn
て濃縮さnるとともに、ペーパーが発生する。この時蒸
発界面でH2S O4ミスト同拌がある。
濃縮装置13の頂部は配管を介して復水コンデンサ17
Aと連通しており、濃縮装置13で発生したペーパーは
配管を通って復水コンデンサ17Aで凝縮さnる。凝縮
液は廃液として封水装置20に導か11中和処理が施さ
nた後廃棄さnる。また復水コンデンサ17A中のペー
パー中の不活性ガス(co2.N2等)は真空ポンプ2
1によシミストセパレータ17Bに導かn1気体分は大
気に放出さnるとともに、液分は系外に排出さnる0こ
の操作により、復水コンデンサ中への、不活性ガスの蓄
積を防止し、熱交換効率の低下を防止する。
Aと連通しており、濃縮装置13で発生したペーパーは
配管を通って復水コンデンサ17Aで凝縮さnる。凝縮
液は廃液として封水装置20に導か11中和処理が施さ
nた後廃棄さnる。また復水コンデンサ17A中のペー
パー中の不活性ガス(co2.N2等)は真空ポンプ2
1によシミストセパレータ17Bに導かn1気体分は大
気に放出さnるとともに、液分は系外に排出さnる0こ
の操作により、復水コンデンサ中への、不活性ガスの蓄
積を防止し、熱交換効率の低下を防止する。
本装置においては、濃縮装置におけるペーパー及びミス
トの槽内上昇スピードは% 0.6 m/Sec以下に
々る様設計さnており、ミスト中のH2S 04随伴を
防ぐことができる。また、ミスト中にH2SO4が含ま
nていたとしても、復水コンデンサ17Aにより凝縮さ
n1廃液として中和処理に付さnるので問題はない。さ
らに、濃縮装置13中で発生するN2 、02− CO
2等のガスも真空ポンプ21で排出さnるので、復水コ
ンデンサー中へのガス蓄積による熱交換効率の低下を防
止することができる。
トの槽内上昇スピードは% 0.6 m/Sec以下に
々る様設計さnており、ミスト中のH2S 04随伴を
防ぐことができる。また、ミスト中にH2SO4が含ま
nていたとしても、復水コンデンサ17Aにより凝縮さ
n1廃液として中和処理に付さnるので問題はない。さ
らに、濃縮装置13中で発生するN2 、02− CO
2等のガスも真空ポンプ21で排出さnるので、復水コ
ンデンサー中へのガス蓄積による熱交換効率の低下を防
止することができる。
なお、第2図において、22は復水コンデンサの冷却水
用冷却塔である。
用冷却塔である。
(実施例)
第1図に示す装置を使用して、第1表に示す組成のメッ
キ液を10m”/Hで抜き出し、加熱側温度90℃、メ
ッキ液側温度87℃、濃縮槽内の圧力0.5気圧、水蒸
発量2 、l/Hの操業条件で濃縮処理を施したところ
、第2表に示す液組成の濃縮メッキ液を得ることができ
た。
キ液を10m”/Hで抜き出し、加熱側温度90℃、メ
ッキ液側温度87℃、濃縮槽内の圧力0.5気圧、水蒸
発量2 、l/Hの操業条件で濃縮処理を施したところ
、第2表に示す液組成の濃縮メッキ液を得ることができ
た。
第 1 表 (濃縮前)
ZnSO4・7H20480IK9/m”Na2S O
490kg/m” H2SO4140に9/ゴ 純水 970に9/d T−Fe 500ppm以下pH1,2液
温 60’C 第 2 表 (濃縮後) ZnSO4・7H20508kl?/m”Na2804
122kg/Irl’他成分分析省略 (発明の効果) 上記したように、本発明によれば、メッキライン中のメ
ッキ液に洗滌水等が混入して希釈される場合であっても
、メッキ液を濃縮回収することができるので、ダンプア
ウトを行なう必要がなく、ダンプアウトによるメッキ液
の損失を回避し、中和処理費の軽減を達成することがで
きる0ま友、大気と接触することなく蒸発濃縮処理さn
るので、Fe3+の発生によるメッキ性状の劣化を防ぐ
ことができる。
490kg/m” H2SO4140に9/ゴ 純水 970に9/d T−Fe 500ppm以下pH1,2液
温 60’C 第 2 表 (濃縮後) ZnSO4・7H20508kl?/m”Na2804
122kg/Irl’他成分分析省略 (発明の効果) 上記したように、本発明によれば、メッキライン中のメ
ッキ液に洗滌水等が混入して希釈される場合であっても
、メッキ液を濃縮回収することができるので、ダンプア
ウトを行なう必要がなく、ダンプアウトによるメッキ液
の損失を回避し、中和処理費の軽減を達成することがで
きる0ま友、大気と接触することなく蒸発濃縮処理さn
るので、Fe3+の発生によるメッキ性状の劣化を防ぐ
ことができる。
第1図は本発明によるメッキ液濃縮回収装置の概念図、
第2図はメッキ液濃縮回収系の具体例を示す概要図、第
3図は従来のメッキラインにおける抜出しメッキ液の処
理方法を示す概要図である。 1・・最終メッキセル 2・・洗滌スプレーノズル
3・・メッキ液循環タンク 10・・濃縮装置
17・・気水分離器 13−11縮装置
第2図はメッキ液濃縮回収系の具体例を示す概要図、第
3図は従来のメッキラインにおける抜出しメッキ液の処
理方法を示す概要図である。 1・・最終メッキセル 2・・洗滌スプレーノズル
3・・メッキ液循環タンク 10・・濃縮装置
17・・気水分離器 13−11縮装置
Claims (2)
- (1)電気メッキラインから抜き出したメッキ液をメッ
キ液循環タンクを介して再循環させる電気メッキ液循環
系において、メッキ液循環タンクから定常的に一定量の
メッキ液を抜き出し、これを大気と接触させない状態で
蒸発濃縮処理して一定水分量を蒸発させた後、メッキ液
循環タンクを介してメッキラインに返送することを特徴
とする電気メッキ液濃縮回収方法。 - (2)電気メッキラインから抜き出したメッキ液をメッ
キ液循環タンクを介して再循環させる電気メッキ液循環
系において、メッキ液循環タンクから一定量のメッキ液
を定常的に抜き出す手段と、抜き出されたメッキ液を大
気と接触させることなく蒸発濃縮させる手段と、濃縮メ
ッキ液をメッキ液循環タンクを介して電気メッキライン
に返送する手段とを備えたことを特徴とする電気メッキ
液濃縮回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15187685A JPS6213600A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 電気メツキ液濃縮回収方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15187685A JPS6213600A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 電気メツキ液濃縮回収方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213600A true JPS6213600A (ja) | 1987-01-22 |
JPH0351800B2 JPH0351800B2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=15528136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15187685A Granted JPS6213600A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 電気メツキ液濃縮回収方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213600A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114836814A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-08-02 | 智程半导体设备科技(昆山)有限公司 | 一种电镀药液循环系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646913A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-28 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | Burner |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP15187685A patent/JPS6213600A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646913A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-28 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | Burner |
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---|---|---|---|---|
CN114836814A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-08-02 | 智程半导体设备科技(昆山)有限公司 | 一种电镀药液循环系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351800B2 (ja) | 1991-08-07 |
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