JPS6213519Y2 - - Google Patents

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JPS6213519Y2
JPS6213519Y2 JP13679683U JP13679683U JPS6213519Y2 JP S6213519 Y2 JPS6213519 Y2 JP S6213519Y2 JP 13679683 U JP13679683 U JP 13679683U JP 13679683 U JP13679683 U JP 13679683U JP S6213519 Y2 JPS6213519 Y2 JP S6213519Y2
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JP
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temperature
output
door
heater
storage room
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JP13679683U
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JPS6044600U (ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は理化学実験に於ける細菌の培養等に
用いられる恒温庫の制御装置に関する。
(ロ) 従来技術 此種恒温庫は実験の対象によつて種々の恒温
度、恒温度が要求される。ここで貯蔵室の開口
を閉塞する扉部分は開閉動作等の影響により比
較的温度が低下する傾向にありその為扉内面で
貯蔵室内の湿分が凝結して露付きが生じ易い。
この結露現象は培養に悪影響を及ぼす為、この
結露を防止する為に扉を加熱する扉ヒーターが
通常設けられる。
従来扉ヒーターの発熱は種々の貯蔵室設定温
度よりも少なくとも高くなる様比較的高い一定
の発熱量となる様に通電されていた。しかし乍
らこの扉ヒーターの発熱が貯蔵室内をも加熱し
て扉体近傍の貯蔵室内空気が異常に高くなり、
室内に温度分布が生じてしまう等、培養に適さ
ない環境となつてしまう不都合を有していた。
(ハ) 考案の目的 本考案は貯蔵室内の種々の設定温度に対して
貯蔵室内の温度制御に悪影響を与える事無く扉
体内面の結露を確実に防止する恒温庫の制御装
置を提供する事にある。
(ニ) 考案の構成 本考案は貯蔵室を有した断熱箱体と、扉体
と、貯蔵室を加熱する貯蔵室加熱ヒーターと、
扉体を加熱する扉ヒーターとを準備し、貯蔵室
内の任意の設定温度に基づいて出力を変化する
設定出力発生回路と、貯蔵室内の温度を検出し
て出力を発生する温度検出回路と、設定出力発
生回路と温度検出回路の出力に基づいて貯蔵室
内温度を設定温度に一致する様に貯蔵室加熱ヒ
ーターを制御する貯蔵室加熱ヒーター制御回路
と、扉体内面の温度を検出して設定出力発生回
路の出力に基づき扉体内面温度が前記設定温度
と同一或いは若干高くなる様に扉ヒーターを制
御する扉ヒーター制御回路とから恒温庫の制御
装置を構成したものである。
(ホ) 実施例 第1図、第2図で本考案の実施例を説明す
る。第1図は恒温庫1の側断面図を示してい
る。2は前方に開口した断熱箱体であり、内部
を貯蔵室3とし、又、貯蔵室3の内壁面に沿つ
て貯水槽4が形成されている。5は貯蔵室加熱
ヒーターであり、断熱箱体2内に設けられ、発
熱して先ず貯水槽4を加熱し、貯蔵室3は貯水
槽4より略均一に加熱される事になる。断熱箱
体2の貯蔵室3の前方開口は内扉6によつて閉
塞される。内扉6は合成樹脂等から成り一側を
回動自在に枢支されている。7は断熱性の外扉
であり内面周縁部に断熱箱体2の開口縁に密接
するガスケツト8を有して、断熱箱体2の開口
を閉塞した状態で内扉6の外側に位置する様一
側を回動自在に枢支されて取り付けられてい
る。9は外扉7の内面に熱伝導的に配設された
扉ヒーターであり、発熱して外扉7内面及び内
扉6を加熱する。
第2図は本考案の電気回路図である。10は
貯蔵室3内の温度を検出する熱電対等から成る
温度検出器であり、11は温度検出器10の出
力に基づいて出力を変化せしめる温度検出回路
であり貯蔵室3内温度の上昇に略比例して出力
が上昇する。温度検出回路11の出力は差動増
幅器12の(+)入力端子に入力される。13
は設定出力発生回路であり可変抵抗器14の抵
抗値を任意に変化せしめる事によつてその出力
を最低接地電位から種々変化せしめる事ができ
る。設定出力発生回路13は貯蔵室3内の所望
の温度を設定するものであり、その出力は差動
増幅器12の(−)入力端子に入力される。差
動増幅器12は温度検出回路11の出力が設定
出力発生回路13の出力よりも大でありその差
が増大するにつれて出力が正電位で増大し、設
定出力発生回路13の出力より小でありその差
が増大するにつれて出力が負電位で増大するも
ので、両出力が等しい場合に出力は零となるも
のである。差動増幅器12の出力は比例積分回
路15を介し三角波発生回路16の三角波出力
に加算されて比較器17の(−)入力端子に入
力される。比較器17の(+)入力端子は接地
せられ、その出力はスイツチング回路18に入
力され、スイツチング回路18は比較器17の
出力が高電位(以下「H」と称す。)である時
にヒーター5へ通電し、低電位(以下「L」と
称す。)である時にヒーター5への通電を断つ
ものである。
三角波発生回路16の出力は比例積分回路1
5の出力によつて持ち上げ或いは引き下げられ
て接地電位より下がる期間が種々変化し、それ
によつて比較器17の「H」パルス出力の幅が
変化する。即ち差動増幅器12の出力が正電位
で増大すると三角波出力が持ち上げられて接地
電位より下がる期間が短くなり比較器17の
「H」パルス幅が狭められてヒーター5の通電
時間が短くなつて発熱量が減少し、差動増幅器
12の出力が負電位で増大すると三角波出力が
引き下げられて接地電位より下がる期間が長く
なり比較器17の「H」パルス幅が拡げられて
結果的にヒーター5の発熱量が増大する。差動
増幅器12の出力が零である時、ヒーター5は
連続通電時の略1/2の通電状態となる様設定す
る。即ち貯蔵室3内温度が設定温度より上昇す
るとヒーター5の発熱量は減少し、逆の場合は
増大する事になり、これによつて貯蔵室3内温
度は設定温度に常時一致する様に制御される。
19は扉ヒーター制御回路である。電源VDD
と接地間には抵抗20と抵抗21及びサーミス
タ22の並列回路及び抵抗23が直列に接続さ
れ、抵抗23の端子電位V1が比較器24の
(−)入力端子に入力される。電源VDDと比較
器24の出力端子間には抵抗25と26の直列
回路が接続され、両抵抗25,26の接続点に
設定出力発生回路13の出力が抵抗28を介し
て接続され、この点電位V2が比較器24の
(+)入力端子に入力される。比較器24の出
力はスイツチング回路27に入力され、スイツ
チング回路27は比較器24の出力が「H」で
あるときに扉ヒーター9に通電し、「L」の時
に非通電とする。サーミスタ22は温度に反比
例して抵抗値が変化するもので外扉7内面の温
度を感知する様に設けられる。即ち外扉7の内
面温度が上昇するとV1が上昇してV1>V2とな
つて比較器24の出力が「L」となり、温度が
降下するとV1が降下してV2>V1となり出力が
「H」となる。即ち外扉7内面の温度が上昇す
れば扉ヒーター9は非通電となり、下降すれば
通電されて発熱し、V2で設定される温度に制
御する。
電位V2は設定出力発生回路13の出力、比
較器24の出力及び電源VDDの影響を受ける。
又、電位V1はサーミスタ22の変化によつ
て、それの感知する温度に対して略直線的に変
化する。従つて各抵抗20,21,23,2
5,26,28の抵抗値を適当に設定する事に
より設定出力発生回路13の設定温度の変化に
対するV2の変化を略直線的とし、その傾きを
サーミスタ22の感知する温度に対するV1
変化の傾きと略同一とすると共にV1>V2とな
る外扉7内面温度が設定温度と同一或いは3乃
至5℃程高くなる様にする。この様に設定する
事により、貯蔵室3内の設定温度の種々の値に
対して扉ヒーター9の通電が停止する温度を常
に同一或いは若干高めにする事になる。即ち、
貯蔵室3内の設定温度を種々変化させても外扉
7内面の温度は常に貯蔵室3内温度と同一或い
は若干高めになり、従つて内扉6の内外で温度
差が殆ど無くなり、湿分の凝結が防止され、
又、内扉6付近の異常な温度上昇も無くなる。
ここで比較器24のデフレンシヤル幅はV2
>V1となつて扉ヒーター9に通電される温度
が設定温度よりも低くならない様に設定してお
くと良い。又、実施例では内扉6を設けたが、
外扉7のみであつても本願は外扉7の結露防止
に有効となる。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成した為恒温庫に於い
て貯蔵室内の種々の設定温度に対してその開口
を閉塞する扉体内面の結露を確実に防止する事
が出来ると共に貯蔵室内に温度分布を生起せず
理化学実験等に適した環境を作る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
各図は本願の実施例を示すもので第1図は恒温
庫の側断面図、第2図は電気回路図である。 5……ヒーター、9……扉ヒーター、11……
温度検出回路、13……設定出力発生回路、19
……扉ヒーター制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱箱体と、該断熱箱体の開口を開閉自在に閉
    塞する扉体と、前記断熱箱体の貯蔵室を加熱する
    貯蔵室加熱ヒーターと、前記扉体を加熱する扉ヒ
    ーターと、前記貯蔵室内の任意の設定温度に基づ
    いて出力を変化する設定出力発生回路と、前記貯
    蔵室内の温度を検出して出力を発生する温度検出
    回路と、前記設定出力発生回路と温度検出回路の
    出力に基づいて前記貯蔵室内温度を前記設定温度
    に一致させる様に前記貯蔵室加熱ヒーターの通電
    を制御する貯蔵室加熱ヒーター制御回路と、前記
    扉体内面の温度を検出し、前記設定出力発生回路
    の出力に基づき前記扉体内面温度が前記設定温度
    と同一或いは若干高くなる様前記扉ヒーターの通
    電を制御する扉ヒーター制御回路とから成る恒温
    庫の制御装置。
JP13679683U 1983-09-02 1983-09-02 恒温庫の制御装置 Granted JPS6044600U (ja)

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JP13679683U JPS6044600U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 恒温庫の制御装置

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JP13679683U JPS6044600U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 恒温庫の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS6044600U JPS6044600U (ja) 1985-03-29
JPS6213519Y2 true JPS6213519Y2 (ja) 1987-04-07

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ID=30307463

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JP13679683U Granted JPS6044600U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 恒温庫の制御装置

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JPS6044600U (ja) 1985-03-29

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