JPS62130923A - パレツトコンベアのパレツト満杯検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数のパレットをフリーサイクルで循環させ
て、これを所定の作業ステーションにに留させるストッ
パを有するパレットコンベアのパレット満杯検出装置に
関する。

従来技術 最近、各種のパレットコンベアが開発されているが、中
でもパレットの停止精度が高く、容易にパレットの交換
を行うことができ、しかも構造簡単で安価なパレットコ
ンベアが開発されている。

このパレットコンベア１は第４図あにび第５図に示すよ
うにコンベアフレーム２を有し、このコンベアフレーム
２には一定方向に循環移動する無端チェーン３が移動す
るように配置されている。前記コンベアフレーム２には
無端チェーン３の延びる方向にチェーンガイド４が配置
されており、そのチェーンガイド４は無端チェーン３に
対して低摩擦係数を持つ耐摩耗（Ａでなっている。

また、前記無端チェーン３は下側からチェーン受け５に
より案内されてあり、無端チェーン３は直進するように
構成されている。前記無端チェーン３にはその連結プレ
ートを兼用して略矩形板状のアタッチメント６が取付け
られてあり、しかもこのアタッチメント６は隣接のもの
と当接しないように配置されている。ざらに、このアク
ッチメン１−６は前記チェーンガイド４と後記する摩擦
プレート７．７ａとの間に位置し、これらに挟持される
ように構成されている。

一方、前記コンベアフレーム２には移動可能に複数個の
パレット１０が載置され、このパレット１０の側部には
２個のＩ皐擦プレート７．７ａが配置されている。しか
も、この摩擦プレート７．７ａは前記アタッチメント６
に対して高摩擦係数の耐摩耗材で形成されており、前記
摩擦プレート７ａはパレット１０に固定され、他方の摩
１東プレート７はばね１３より常時突出するように付勢
されて後退自在に構成されている。前記パレット１０の
下部にはその前進端および後退端にパレット１０の中心
に対して点対称に、すなわち中央部から所定距離離れて
反対位置にカムフ４０ア１１．１１ａか配置されてあり
、このカムフカロア１１．１１ａが作業ステーションに
配置されたストッパ（図示ぜず）に係止されてパレット
１０が停留するように構成されている。

前記コンベアフレーム２には所定間隔をおいて複数個の
ストッパが配置されており、このストッパは第１シリン
ダ（図示せず）の作動により下降して前記バレッ１への
カムフカロア１１ａの移動路から一旦後退するように構
成されている。また、前記パレット１０がストッパから
完全に払出されると、第１シリンダが復動して前記スト
ッパか前記カムフｔロア１１ａの移動路上に達して停止
し、後続のバレッｌへ１０に備えるように構成されてい
る。

発明が解決しようとする問題点 上記パレットコンベアでは、パレット１０は帛°時無端
チェーン３のけん引力を受けているため、隣接する複数
個のストッパ間に多数個のバレツ１〜１０が連続して停
留するようなことがおると、最前のストッパからパレッ
ト１０が１個排出されるたびに後続のパレット１０のす
べてが一団となって前進し、最前のパレット１０が前記
ストッパに衝突する。そのため、ス１ヘツパがパレット
１０の台数に応じた強大な衝撃を受けて損傷してしまう
等の欠点が生じている。この欠点を除去するため、各ス
トッパが連続するパレット１０を分断し、ストッパに加
わる衝撃を緩和するように、隣接のストッパとの間にパ
レット１０が満杯になると、１多続のストッパがパレッ
ト１０を排出しない装置が要望されている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記要望に鑑み発明されたもので、パレットの
突出部の移動路に位置するストッパを配置してあり、こ
のストッパはシリンダの作動によりその移動路から後退
自在にかつパレット払出し後ただちに前記突出部の移動
路上に復帰するように構成されている。このストッパは
コンベアフレームに沿って少数個配置されており、隣接
するストッパ間に複数個のパレットが連接して停止する
ように構成されている。

また、前記スｌ〜ツバから前進側に所定距離あいた位置
にパレットの有無を検出する検出センサが取付けられて
いる。一方、パレットがストッパから払出されて後に時
間を計測するタイマか設けられており、このタイマのタ
イムアツプ後に前記検出センナの検出出力が判別され、
その検出出力によりパレットの有無が検出されるように
構成されており、この検出出力により前記ストッパの次
回の作動が制御されるように構成されている。

作用 上記装置では、作業ステーションでの作業か終了し、ス
トッパが解除されてパレットが払い出されると、ただち
に前記シリンダか復動し、次回の作業に備えると同時に
、タイマが作動する。タイマの設定時間は前記パレット
がこの検出センサ上を通過するに充分な時間に設定され
ているので、タイマのタイムアツプ後に検出センサがパ
レットを検出することがあると、パレットの満杯が検出
され、次回の作業完了信号が発信されても、前記スＩ〜
ツバは作動しない。

タイマがタイムアツプして後、検出センサかパレッドを
検出しない場合には、次回の作業終了信号またはパレッ
ト払出し指令信号によりス１〜ツバが作動し、次のパレ
ットをストッパから払い出す。

実施例 以下、実施例を図面について説明する。第１図ないし第
３図において、１はパレットコンベアでおり、所定間隔
をおいて複数個のストッパ装置１２が配置されている。

このストッパ装置１２はストッパ板１４を有し、このス
トッパ板１４にはバレツ１−１０の前進端のカムフォロ
ア１１および１娶退端のカムフォロア１１ａのそれぞれ
を案内する前ガイドブロック１５、後ガイドブロック１
６が固定されている。この後ガイドブロック１６はカム
フォロア１１ａを案内するガイド面を有し、このガイド
面はカムフォロア１１ａを位置決めする基準面をなして
いる。前記後ガイドブロック１６にはガイド面に沿って
回動自在な後ストッパ１７が取付けられており、この後
ストッパ１７にはショックアブソーバ１９が一体に固定
されている。また、この後ストッパ１７には前記ストッ
パ板１４に固定された第１シリンダ２０のロッド２０ａ
が連結されており、この第１シリンダ２０のロッド２０
ａは常時突出して、後ス１〜ツバ１７のストッパ部１８
がバレツ１〜１０のカムフォロア１１ａと係合する位置
に達するように構成されている。ざらに、前記後ストッ
パ１７の前進側には第１検出センサ２５が取付けられて
おり、前記パレット１０の後退端のカムフォロア１１ａ
の通過を検出し、バレッ１〜１０の払出しを検出するよ
うに構成されている。

一方、前記前ガイドブロック１５はカムフォロア１１を
案内するガイド面を有しており、しかもこのガイド面が
カムフォロア１１を位置決めする基準面をなすように構
成されている。また、前記前ガイドブロック１５には前
ストッパ２１がカムフォロア１１を前方へ押すように配
置されている。この前ストッパ２１４よストッパ板１４
に第１取付具２３ａを介して支軸２２ａを中心に回動自
在に取付けられた回動レバー２２にリンク接続されてい
る。また、この前ストッパ２１にはストッパ板１４に第
２取付具２３ｂを介して回動自在に取付けられた第２シ
リンダ２４のロッド２４ａが固定されており、その作動
により前ストッパ２１が前進上昇してカムフォロア１１
の移動路上に達するように構成されている。また、前記
前ストッパ２１は前進方向に回動下降する位置で前記カ
ムフォロア１１に当接するように構成されている。

しかも、前ストッパ２１は第２シリンダ２４のストロー
クの途中でカムフォロア１１を押圧して停止するように
構成されており、後スｌ〜ツバ１７のストッパ部１８が
後退してカムフォロア１１ａから離脱すると、この前ス
トッパ２１がカムフォロア１１を前進方向へ押出すよう
に構成されている。前記前ストッパ２１の前進側には前
記バレッ１−１０の前進端のカムフォロア１１の移動路
上に接近して第２検出セン（Ｊ゛２Ｂが取付けられてお
り、パレット１０が後ストッパ１７に１系止される時、
パレット１０の前進端のカムフォロア１１を検出するよ
うに構成されている。

さらに、前記前ストッパ２１および後ストッパ１７はカ
ムフォロア１１．１１ａの進行方向に対してそれぞれ傾
斜する傾面を有しており、この傾面は前ガイドブロック
１５および後ガイドブロック１６と鋭角をなし、カムフ
ォロア１１．１１ａを阜準面側に移動させるように構成
されている。

また、前記ストッパ装置１２から１個のバレツ１〜１０
の長さ以上離れた位置にパレット１０の後退端のカムフ
ォロア１１ａの移動路に接近して第３検出センサ２７が
取付けられており、この第３検出センサ２７により後記
するタイマ２８と協動してパレット１０の満杯を検出す
るように４構成されている。

しかも、前記第１シリンダ２０７３よび第２シリンダ２
４は切換弁２９ａ　、２９ｂによりその作動を制御され
ており、この切換弁２９ａ　、２９ｂは第２図に示す制
御回路により制御されている。この制御回路は、パレッ
トロック部３０とパレット払出し部３１とパレット満杯
検出部３２とからなっている。前記パレットロック部３
０は、第２検出センリ２６の検出出力により制御され、
パレット１０が後ストッパ１７に当接すると前進端のカ
ムフォロア１１を第２検出センサ２６が検出して第２シ
リンダ２４を作動させ、パレット１０を前ストッパ２１
と後ス１〜ツバ１７との間でロックするように構成され
ている。しかも、前記パレットロック部３０はパレット
１０のパスまたはストツプを制御するセレクトスイッチ
３３により人切りされ、セレクトスイッチ３３がパス側
におる時には第２シリンダ２４が作動しないように１構
成されている。

また、前記パーツ１〜払出し部３１は、作業ユニット（
図示せず）からの作業終了信号またはパレット払出し指
令信号とパレット満杯検出部３２からの信号により第１
シリンダ２０を作動させて、そのロッド２０ａを後退さ
せることにより後ストッパ１７を下降させてパレット１
０を払出し、その後第１検出センサ２５がオンになると
前記第１シリンダ２０を作動させ、後ストッパ１７は後
続のパレット１０に備えるように構成されている。ざら
に、前記パレット満杯検出部３２は前記後ストッパ１７
がパレット１０を解除すると同時に時間計上するタイマ
２８と前記第３検出センサ２７とからなってあり、この
タイマの設定時間は前記パレット１０のカムフォロアｌ
ｌａが第３検出センサ２７上を通過するに充分な時間と
されている。しかも、前記制御回路は作業終了信号また
はパレット払出し指令信号を電源の遮断にもかかわらず
記憶するキープリレー（にＣ）を有しており、このキー
プリレー（ＫＣ）のオン、オフを作業終了信号またはパ
レット払出し指令信号と第１４検出センサの検出出力と
により切換え、これを前記パレットロック部３０および
パレット払出し部３１に供給するように構成されている
。また、前記パレット払出し部３１は前記セレクトスイ
ッチ３３を有しており、このセレクトスイッチ３３がパ
ス側におる時にはパレット１０が満杯でない限りパレッ
ト１０を払出すように構成されている。

上記パレットコンベアにおいて、コンベアフレーム２に
沿って無端チェーン３が循環移動すると、アタッチメン
ト６も一体に循環移動する。このアタッチメント６には
摩擦プレート７．７ａが押付けられているため、アタッ
チメント６かチェーンガイド４に沿って摺動するとその
移動にともなって摩擦プレート７．７ａおよびパレット
１０か一体に移動する。

前記パレット１０が所定の作業位置に達すると、１麦ス
トツパ１７およびショックアブソーバ１９がカムフォロ
ア１１ａの移動路上に位置しているので、１（退会諾の
カムフォロア１１ａがショックアブソーバ１９に当接し
ながら、後ストッパ１７のストッパ部１８に当接して停
止する。パレット１０が概略位置で停止すると、その前
進端のカムフォロア１１を第２検出センサ２６が検出す
る。その検出信号により第２シリンダ２４が作動し、前
ストッパ２１を前進上昇させる。そのため、前ストッパ
２１が前進端のカムフォロア１１に当接してこれを前ガ
イドブロック１５に当接させるとともに、後ストッパ１
７が後退端のカムフォロア１１ａを後ガイドブロック１
６に確実に当接させるので、パレット１０は所定１ヴ置
に位置決めされる。

この位置で所定作業が終了し、作業終了信号またはパレ
ット払出し指令信号によりキープリレー（にＣ）がオン
となる。この時、前回のパレット１０の払出し完了時点
からタイマ２８が時間計上しているので、このタイマ２
８がタイムアツプすると、パレット払出し部３１の切換
弁２９ａが作動し、第１シリンダ２０が作動する。その
ため、そのロッド２０ａが復動し、後ストッパ１７のス
トッパ部１８が下降してパレット１０のカムフォロア１
１ａから離脱し、パレット１０は次の作業ステーション
へ支障なく移動する。

パレット１０が後ス１ヘツバ１７から離脱して、その後
退側のカムフォロア１１ａが第１検出センサ２５上を通
過すると、第１検出センサ２５が作動してキープリレー
（にＣ）がオフとなるので、前記切換弁２９ａが復動し
、第１シリンダ２０のロッド２０ａが突出する。そのた
め、前記後ストッパ１７がカムフォロア１１ａの移動路
上に達して停止し、後続のパレット１０に備える。

一方、前記タイマ２８のタイムアツプ前に第３検出セン
サ２７がパレット１０を検出し、作業完了信号またはパ
レット払出し指令信号がキープリレー（１（Ｃ）から加
わることがあっても、第１シリンダ２０は作動しない。

そのため、後ス１〜ツバ１７に係止されたパレット１０
はその位置で停止し、第３検出センザ２７がパレット１
０のないのを検出づるまてその位置で停止する。

発明の効果 以上説明したように、本発明はパレットがストッパから
離脱して後、所定時間経過した時点のセンサの検出出力
ににり次回のストッパの作動を制御しているため、所定
数以上のパレットが一体となって移動することがなくな
り、ストッパの損傷を防止することができるばかりか、
センサ１個でパレットの満杯検出が可能となり、ストッ
パ装置の制御回路も極めて簡単となり、安価な装置を提
供することができる等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の要部断面図、第２図は本発明に係わる
ストッパ装置の制御回路図、第３図は本発明に係わるス
トッパ装置の要部拡大断面図、第４図は本発明に係わる
パレットコンベアの要部断面図、第５図は第４図のＡ−
Ａ線に沿った要部断面図である。 １　パレットコンベア、　　２　コンベアフレーム、３
　無端チェーン、　　　　４　チェーンガイド、５　チ
ェーン受け、　　　　６　アタッチメント、７．７ａ　
　摩擦プレート　　８ ９　　　　　　　　　　　　１０　　パレット１１．１
１ａ　　カムフ４０ア、１２　　ストッパ装置、１３　
　ばね、　　　　　　　　１４　　ストッパ板、１５　
　Ｑｑガイドブロック、　１６　　後ガイドブロック、
１７　　後ストッパ、　　　　　１８　　スｌ〜ツバ部
、１９　　ショックアブソーバ、２０　　第１シリンダ
、２Ｏａロツト、　　　　　　　２１　　前ストッパ、
２２　　回動レバー、　　　　２２ａ支軸、２３ａ第１
取付具、　　　　２３ｂ　　第２取付具、２４　　第２
シリンダ、　　　２４８０ツト、２５　　第１検出セン
サ、　　２６　　第２検出センリ−１２７第３検出セン
サ、　　２８　　タイマ、２９ａ　、　２９ｂ切換弁、
　　　３０ハレッ１〜ロック部、３１　　パレット払出
し部、３２　　パレット満杯検出部、３３　　セレクト
スイッヂ、 （ＫＣ）　　キープリレ〜、 特許出願人　　　日東精工株式会社 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）パレットの突出部の移動路に位置するストッパをそ
   の移動路から後退自在にかつ後退後ただちに前記突出部
   の移動路上に復帰するように構成するとともに、このス
   トッパをコンベアフレームに沿って複数個配置し、隣接
   するストッパ間に複数個のパレットが連接して停止可能
   なように構成したパレットコンベアにおいて、 ストッパから前進側に所定距離をおいてパレットの有無
   を検出する検出センサを取付ける一方、パレットの払出
   後の時間を計測するタイマを設け、このタイマのタイム
   アップ後の前記検出センサの検出出力によりパレットの
   有無を検出するように構成したパレット満杯検出装置。 ２）タイマの設定時間は、パレットがストッパから払出
   されてパレット１個分ストッパから離れるに要する時間
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のパ
   レット満杯検出装置。