JPS62130311A

JPS62130311A - 方位表示装置

Info

Publication number: JPS62130311A
Application number: JP27126085A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Nemoto; 健一根本
Original assignee: Rhythm Watch Co Ltd
Current assignee: Rhythm Watch Co Ltd
Priority date: 1985-12-02
Filing date: 1985-12-02
Publication date: 1987-06-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａ）産業上の利用分野本発明は、車輌等の進行方位を表示する方位表示装置に
関するものであり、特に設定された目標地への進行方位
と実際の進行方位との差を表示することができるものに
関する。

（ｂ）従来例従来のこの種の方位表示装置としては、特開昭５５−１
４７３０８号公報に開示されているものがあった。この
方位表示装置は、車輌等の現進行方位を電子的に検知し
、環状かつ放射状に配列された複数個の表示素子を適宜
点灯させて、現進行方位を表示するようにしたものであ
る。

（ｃ）発明が解決しようとする問題点上記従来技術では、実際の進行方位を表示することはで
きるが、目標地の方位を常時認識していなければ１表示
されている現進行方位が目標地の方位に一致しているか
否かを判別することはできなかった。

また、現進行方位が目標地の方位に一致していない場合
に、どの程度どちらにずれているかを表示することはで
きず、使用者が目標地の方位との関係で自ら判断しなけ
ればならなかった。

このように常時目標地の方位を認識していなければ、進
行方位がわからなくなってしまうが、常時目標地の方位
を認識することは車輌等の運転をする者等にとっては非
常に煩わしいことであった。

（ｄ）問題点を解決するための手段本発明は、上記問題点を解決するために、目標地への進
行方位と現進行方位との差を算出して、その差を予め設
定された範囲以内で表示すると共に差が設定範囲を越え
た場合には現進行方位を表示することを特徴とするもの
である。

（ｅ）実施例以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る方位表示装置の回路構
成を示す図である。

２は方位設定回路であり、操作信号を出力する外部操作
部材４と、チャタリング防止回路６と、このチャタリン
グ防止回路６を介して操作信号をクロック人力φに入力
するカウンタ８とから構成されている。

本実施例におけるカウンタ８は、ｒＯＪ〜「７」のコー
ドを含むコード信号Ａを出力するように設定されている
。このｒＯＪ〜「７」のコードはそれぞれ表■に示すよ
うに、８分割された方位に対応している。

表　　！１０は方位検出回路であり、進行方位を検出する地磁気
センサ１２と、この地磁気センサ１２が出力する検出信
号を増幅する増幅器１４と、増幅された信号を表１に示
すような８つの方位を示す「０」〜「７」のコード信号
に変換するコード化回路１６と、コード化された信号を
一定時間毎にラッチするラッチ回路１８とから構成され
ている。

２０は発振器、２２は発振器２０の出力信号を適宜分周
する分局器である。

２４は方位差算出回路であり、分周器２２からのクロッ
ク信号φ１を入力して順次信号０１〜Ｃ９を出力するリ
ングカウンタ２６と、−入力端にクロック信号φ、を入
力し他の入力端にそれぞれ信号０１〜Ｃ６を入力するア
ンドゲート２８〜３６と。

方位設定回路２内のカウンタ８が出力するコード信号Ａ
と方位検出回路１０内のラッチ回路１８からのコード信
号Ｂ１とを入力しアンドゲート３０〜３６の出力信号Ｄ
２〜Ｄ、をタイミング信号として入力する比較回路３８
とから構成されている。

４０は方位差表示回路であり、方位差算出回路２４内の
比較口ｗＩ３８が出力する信号Ｅ工〜Ｅ５を入力するド
ライバ４２と、このドライバ４２の出力信号Ｆ１〜Ｆ、
により駆動される表示器４４と、比較回路３８が出力す
る信号Ｅ６とクロック信号φ２を入力して信号Ｆ６をド
ライバ４２に印加するアンドゲート４６とから構成され
ている。

４８は方位表示回路であり、方位検出回路１０が出力す
る現進行方位を示す信号Ｂ１と方位設定回路２が出力す
る設定方位を示す信号Ａを入力し。

進行方位が設定された範囲を越えていることを示す比較
回路３８からの信号Ｅ、の状態に応答して信号Ａと８１
を切換出力する表示切換回路５０と。

この表示切換回路５０の出力信号を入力するデコーダ・
ドライバ５２と、このデコーダ・ドライバ５２により駆
動されて設定方位と現進行方位を切換表示する方位表示
器５４とから構成されている。

５６は警報器であり、比較回路３８からの信号Ｅｓを入
力すると、現進行方位が予め設定された範囲からはずれ
ていることを示すアラーム音、音声等により警報するも
のである。

次に、第２図を用いて比較回路３８のさらに詳細な回路
構成を説明する。

５８．６ｏはアップカウンタ、６２．６４はダウンカウ
ンタであり、アップカウンタ５８とダウンカウンタ６２
は信号Ｄ４をクロック人力φに入力し、またアップカウ
ンタ６０とダウンカウンタ６４はオアゲート６６を介し
て信号Ｄ３、Ｄ４をクロック人力φに入力している。さ
らに、このアップカウンタ５８．６０とダウンカウンタ
６２．６４は、方位検出回路１０からの現進行方位を示
すコード信号Ｂ□を入力しており、信号Ｄ２のタイミン
グでそのコード信号の示す数値にプリセットされるもの
である。

６８〜７６は一致検出回路であり、アップカウンタ５８
．６０及びダウンカウンタ６２．６４が出力するコード
信号８２〜Ｂ、と方位設定回路２からの設定方位を示す
コード信号Ａとをそれぞれ入力し、信号Ｄ５のタイミン
グでこれを比較し、一致すると信号Ｅ１〜ＥｓをＨレベ
ルにする。

７８はナントゲートからなるＮＧ検出回路であり、−数
構出回路６８〜７６の出力信号Ｅ工〜Ｅ５がいずれもＬ
レベルであることを検出してＮＯ信号Ｅ６を出力するも
のである。

第３図は第１図に示す方位差表示器４４と方位表示器５
４のより詳細な構成を示す図である。

方位差表示器４４は、半円形をなし、さらに５つの領域
に分割されてセグメント８０〜８８が配置されている。

セグメント８ｏは設定方位と現進行方位との間に差がな
い場合に点灯し、セグメント８２．８４はその差が±１
方位である場合にそれぞれ点灯し、セグメント８６．８
８はその差が±２方位である場合にそれぞれ点灯する。

尚、±２方位以上の差が生じた場合には、すべてのセグ
メント８０〜８８が点滅する。

方位表示器５４は、２つの表示部９０．９２からなる。

この表示部９０は、日の字形に組まれたセグメントと、
その左上角から右下角方向へ斜めに設けられた２本のセ
グメントとからなり、また表示部９２は日の字形に組ま
れたセグメントとその下側の口形状部内に設けられたハ
の字形をなす２本のセグメントとからなるものである。

この方位表示器５４によれば、「東（Ｅ）」、「南（Ｓ
）」だけでなく、「北（Ｎ）」、「西（Ｗ）」、「南東
（ＳＥ）Ｊ、「北西（ＮＷ）Ｊ等も表示することができ
、これらにより通常設定された方位を表示し、進行方位
と設定方位との差が±２方位以上になると現進行方位を
表示するものである。

次に、第４図及び第５図に示すタイムチャートと第６図
乃至第９図に示す方位差表示器４４と方位表示器５４の
点灯状態を示す図に基づいて第１図及び第２図に示す回
路の動作を説明する。

初期状態において、方位設定回路２のカウンタ８の出力
するコード信号Ａは「０」を示し、表■に示すように、
これは「北」を示している。この状態のときに、方位設
定回路２内の外部操作部材４を操作してカウンタ８のカ
ウントを進め、その出力信号Ａが「南東」を示すコード
「３」になるように設定すると、信号Ａは通常この信号
Ａをその出力信号に発生させる表示切換回路５０を介し
てデコーダ・ドライバ５２に供給され、このデコーダ・
ドライバ５２からの信号により第６図に示すように方位
表示器５４にはｒＳＥ（南東）」が表示される。

その後、車輌等が動き始めると、方位検出回路１０内の
地磁気センサ１２によりその進行方位が検出され、増幅
器１４及びコード化回路１６を介してラッチ回路１８に
進行方位のコード信号が次々と印加される。このラッチ
回路１８は、入力する信号Ｄ工に一定の間隔でパルスが
発生する度毎にコード化回路１６から印加される進行方
位のコード信号をコード信号Ｂ工としてラッチする。

このコード信号Ｂ１は、第２図に示す比較回路３８のア
ップカウンタ５８，６０とダウンカウンタ６２．６４に
印加され、信号Ｄ□に続いて信号Ｄ２に発生するパルス
を入力すると、この信号Ｂ１のコードにプリセットされ
る。従って、第４図に示すように、現進行方位が「南西
」であるとそのコード「５」がアップカウンタ５８．６
０とダウンカウンタ６２．６４にプリセットされる。

アップカウンタ６０とダウンカウンタ６４は。

信号り、にパルスが発生するとそのカウントをアップ又
はダウンさせて、それぞれのカウント値を「６」と「４
」にする。これに続いて信号り、にもパルスが発生し、
このパルスによってアップカウンタ５８．６０とダウン
カウンタ６２．６４はカウントをアップ又はダウンさせ
、それぞれのカウント値を「６」、「７」、「４」、「
３」にする。即ち、このダウンカウンタ６２とアップカ
ウンタ５８は、現進行方位の±１方位のコード信号を出
力し、またダウンカウンタ６４とアップカウンタ６ｏは
現進行方位の±２方位のコード信号を出力することにな
る。

方位検出回路１０からの信号Ｂ１及びこれらのカウンタ
５８〜６４からの信号Ｂ２〜Ｂ、は、それぞれ−数構出
回路６８〜７６に供給され、信号り。

にパルスが発生すると設定方位を示すコード信号Ａに一
致するものがあるか否かを検出する０本例の場合、信号
Ｂ、が信号Ａと同じ「３」となっており、−数構出回路
７６はこれを検出してその出力信号Ｅ、をＨレベルにラ
ッチする。

このように、信号Ｅ、がＨレベルになると、方位差表示
回路４０内のドライバ４２の出力信号ＦｓがＨレベルに
なり、第６図に示すようにこれが印加される方位差表示
器４４のセグメント８６が点灯し、現進行方位が設定方
位に体して＋２方位ずれて「南西」に向かっていること
を表示する。

尚、上記動作は、順次パルスが発生する信号り。

〜Ｄ、に従って順次行なわれたいる６また、本実施例に
おけるリングカウンタ２６は、表示のちらつきを防ぐた
め信号Ｃ０〜Ｃｓを出力した後に数段カウントして最初
の段にもどるように設定されており、一定の間隔をあけ
て繰り返し信号Ｃ１〜Ｃ５にパルスを発生させている。

次に、第４図に示すように、リングカウンタ２６のカウ
ントが最初の段にもどり再び信号Ｃ工から順にパルスが
発生し、これによって信号り、にパルスが発生すると、
ラッチ回路１８は、このときの現進行方位を示すコード
信号をラッチする。このときの進行方位が「南東」であ
るとコード信号Ｂ工は、その方位を示すコード「３」に
ラッチされる。

この信号Ｂ１は、比較回路３８内のアップカウンタ５８
．６０とダウンカウンタ６２．６４に印加され、前述し
たように各カウンタで加減算され、さらに−数構出回路
６８〜７６に印加される。

本例の場合、設定方位が「南東」であるため、信号Ｂ１
そのものが信号Ａに一致するので、信号り、にパルスが
発生すると一致検出回路６８の出力信号Ｅ１がＨレベル
になり、信号Ｅ５はＬレベルになる。

この信号Ｅ１がＨレベルになると、方位差表示回路４０
内のドライバ４２の出力信号Ｆ工がＨレベルになって、
第７図に示すように方位差表示器４４のセグメント８ｏ
が点灯し、現進行方位が設定方位に一致していることを
表示する。

次に、第５図に示すように、現進行方位を示す信号Ｂ１
がｒ東」を示すコード「２」になると、この信号Ｂ１は
前述した動作と同様に比較回路３８内のアップカウンタ
５８．６０とダウンカウンタ６２．６４に印加されて加
減算される。この結果、信号Ｂ２が「３」になり設定方
位を示す信号Ａに一致し、−数構出回路７０の出力信号
Ｅ２がＨレベルになる。

信号Ｅ２がＨレベルになると、ドライバ４２の出力信号
Ｆ２がＨレベルになり、第８図に示すように、方位差表
示器４，４のセグメント８４が点灯して、現進行方位が
一１方位ずれて「東」へ進行していることを表示する。

また、第５図に示すように、現進行方位を示す信号Ｂ□
が「北」を示すコードｒＯＪになると、この信号Ｂ工は
前述した動作と同様に比較回路３８内の７ツプカウンタ
５８．６０とダウンカウンタ６２．６４に印加されて加
減算される。この結果、信号８１〜Ｂ、はいずれも設定
方位のコード「３」に一致せず、このため−数構出回路
６８〜７６の出力信号Ｅ工〜Ｅ、はいずれもＬレベルに
なる。

このため、ＮＧ検出回路７８の出力信号ＥＧがＨレベル
になり、方位差表示回路４ｏ内のアンドゲート４６が開
状態になる。このアンドゲート４６が開状態になると、
その出力信号ＦＧにはクロック信号φ２が発生し、この
信号ＦＧを入力したドライバ４２は、すべての出力信号
Ｆ１〜Ｆｓにこの信号Ｆ６を発生させ、第９図に示すよ
うに方位差表示器４４の全セグメント８０〜８８を点滅
させて、現進行方位が設定方位に対して±２方位以上ず
れていることを表示する。

一方、方位表示回路４８内の表示切換回路５０は、信号
ＥＧがＨレベルになると、これに応答して現進行方位を
示す信号Ｂ工を出力する状態に切り換わる。このため、
この表示切換回路５０からの信号を入力したデコーダ・
ドライバ５２は、方位表示器５４に現進行方位を示す駆
動信号を供給し、第９図に示すように方位表示器５４に
は「Ｎ（北）」が表示される。さらに、信号Ｅ６がＨレ
ベルになると、警報器５６からも警報が発生され、進行
方位が±２方位以上ずれていることを報知する。

このように本実施例においては、現進行方位と設定方位
との差が方位差表示器４４に表示可能な領域内である場
合にはその差を方位差表示器４４に表示すると共に設定
方位を方位表示器５４に表示し、また現進行方位と設定
方位との差が方位差表示器４４の表示可能領域外である
場合には方位差表示器４４を点滅させると共に現進行方
位を方位表示器５４に表示するように構成したものであ
る。

（ｆ）発明の効果本発明によれば、現進行方位が目標地への方位と一致し
ているか否か、及びどの程度ずれているかを単に表示を
見るだけで常時簡単に把握することができ、従来の様な
煩わしさを解消することができる。

さらに本発明によれば、差の表示を゛実際にずれを生じ
る頻度の高い範囲以内でのみ表示し、それを越えた場合
には現進行方位を表示する様にしたため、通常の運転に
際しては限定された数少ない表示素子の視認により直感
的に進行方位のずれを把握することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る方位表示装置の回路構
成を示す図、第２図は第１図に示す比較回路の詳細な回
路構成を示す図、第３図は第１図に示す方位差表示器と
方位表示器の詳細な構成を示す図、第４図及び第５図は
タイムチャート、第６図乃至第９図は方位差表示器と方
位表示器の表示状態を示す図である。２・・・方位設定回路、１０・・・方位検出回路２４・
・・方位差算出回路、４０・・・方位差表示回路４８・
・・方位表示回路特許出願人　リズム時計工業株式会社代理人　弁理士　川　井　興　二　− 第２図沙第３図め第０図第７図

Claims

【特許請求の範囲】目標地への進行方位を予め設定可能でかつ該設定された
方位に対応した方位設定信号を出力する方位設定回路と
、現進行方位を検出しかつ該検出された方位に対応した方
位検出信号を出力する方位検出回路と、前記方位設定信
号と方位検出信号との差を一定時間毎に算出する方位差
算出回路と、前記方位差算出回路の方位差信号に基づいて前記設定さ
れた進行方位と現進行方位との差を予め設定された範囲
内で表示する方位差表示回路と、前記設定された進行方
位と現進行方位との差が設定範囲を越えた場合に現進行
方位を表示する方位表示回路と、を有することを特徴とする方位表示装置。