JPS6212948Y2 - - Google Patents

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JPS6212948Y2
JPS6212948Y2 JP10744780U JP10744780U JPS6212948Y2 JP S6212948 Y2 JPS6212948 Y2 JP S6212948Y2 JP 10744780 U JP10744780 U JP 10744780U JP 10744780 U JP10744780 U JP 10744780U JP S6212948 Y2 JPS6212948 Y2 JP S6212948Y2
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JP
Japan
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air
spool
valve
orifice
pressure
Prior art date
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JP10744780U
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JPS5730474U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は補助バルブの軽い操作及び短い操作ス
トロークによつて主バルブの開閉操作を行ないモ
ータ室への高圧空気の供給を発停させるようにな
した空気工具におけるバルブ装置に関するもので
ある。
〔従来の技術とその問題点〕
一般にエヤードライバー、エヤーナツトランナ
ー、エヤーグラインダー等の空気工具は高圧空気
をホースより空気工具本体内へ供給し、主バルブ
を操作することにより工具本体内のモータ室へ導
入もしくは供給停止を行なつて駆動操作をするよ
うになしている。一般的なバルブ装置を第5図に
示す。しかしこの主バルブVの操作は空気工具の
外部もしくは外表面に突設したバルブレバーLの
押圧操作や回動操作にて高圧が直接作用している
主バルブを開閉するようになしているため、バル
ブレバー等の操作に主バルブを高圧空気(5〜6
Kg/cm2)に打ち勝つて開くだけの大きな力(10〜
15Kg)と、長い操作ストロークが必要とされる。
さらに大きな操作力と長いストロークにてこのレ
バーを繰り返し操作していると頸症炎等の職業病
にかかりやすい等の欠点がある。
本考案は空気工具に供給される高圧空気の一部
を漏洩させ、この漏洩空気の断続を操作バルブ蓋
にて行ない、これにより軽い操作力で、かつ短い
操作ストロークにて間接的に切換バルブ内の主バ
ルブの開閉操作を行うことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
空気工具に内蔵した正逆転切換用の切換弁内に
摺動自在に、且常時ばねにて押圧されるようにし
てスプールを嵌挿し、該スプールの摺動にてバル
ブ開閉せしめるようになすと共にこの切換弁とス
プール間より漏洩する空気をスプールに設けたオ
リフイス及び操作バルブ蓋のオリフイスを経て大
気中に放出するようになし、この操作バルブ蓋に
オリフイスを開閉し、且スプールにばねに抗して
摺動させるべく漏洩空気圧を作用せしめる操作ボ
タンを具備せしめてなる。
〔実施例〕
以下本考案を以下図示の実施例に基づいて説明
する。
図に於て1は各種空気工具の本体で、この本体
内には給気通路1aと排気通路1bとを形成し、
給気通路1aより供給された高圧空気はバルブ装
置を介してモータ室Mへ供給されモータを駆動後
排気通路1bを経て大気中へ放出されるもので、
この給気通路の先端を本体1内に嵌挿支持された
筒状の切換弁ブシユ2の空気孔2aと接続する。
またこのブシユ2の一部にはオリフイスaを穿孔
する。ブシユ2内には切換弁3を気密的に且回動
自在に嵌挿し、該切換弁3の一端を本体外方へ突
出せしめ、これに切換レバーLを突設し、該レバ
ーの操作にてブシユ内の切換弁を回動せしめモー
タ室への空気の供給方向を換えて空気工具を正転
もしくは逆転に任意に切り換えられるようにな
す。切換弁3の内孔3b内にはスプール4を嵌挿
し、且切換弁端部に止め輪6を介して支持せしめ
た間座7とスプール後端間に圧縮ばね5を介在せ
しめ該ばね5の弾発力にてスプール4が常時切換
弁内孔の奥部に押圧接させるようになす。
スプール4にはその外周に該スプールがばねに
抗して定位置まで摺動した時空気孔3aを開口す
るようにリング状の空気通路4aを形成すると共
にこの空気通路4aの左方即ちスプール奥端部側
に空気通路と隣接して鍔部4bを形成し、さらに
空気通路4a内に開口し、スプール軸心を通つて
鍔部4bの外側方に開口するようにしてオリフイ
スbを穿孔する。そしてスプールが切換弁内底に
ばね5にて押圧されている時、このオリフイスb
と切換弁のオリフイスaと導通するようになす。
このオリフイスaは本体1に形成された漏洩空気
通路1cと常に導通されると共にこの漏洩空気通
路1cの末端位置に於てしかも本体1にバルブ蓋
8を固定し、この操作バルブ蓋8に止めリング9
を介して操作ボタン10を摺動自在に設ける。操
作バルブ蓋8にはオリフイスcを穿孔すると共に
このオリフイスcに対向して操作ボタンの内面に
パツキン11を設け、操作ボタンを押圧した時該
パツキンにてオリフイスcを閉塞するようにな
す。
而して上述の如く構成したる空気工具に於て正
転逆転の切換えは従来と同様に切換レバーLの操
作にて切換弁を回動せしめて行うが空気工具の駆
動停止は操作ボタンの押圧にて行う。即ち空気工
具が停止時であつても供給通路1aに供給された
高圧空気は空気孔2a,3aを経て切換弁内に嵌
挿したスプール4の外周面と切換弁内周面との間
に生じる僅かな隙間より漏洩する。この漏洩空気
量は極めて微量である。漏洩空気はスプール外周
に形成されたリング状の空気通路4aよりオリフ
イスb、切換弁に設けられたオリフイスd、ブシ
ユのオリフイスaを経て漏洩空気通路1cに達し
操作バルブ蓋のオリフイスcより大気中へ放出さ
れている。このオリフイスcより放出される空気
流によつて操作ボタン10は押し出されるように
なつている。そして今空気工具を駆動する場合、
操作ボタン10を押すとオリフイスcはパツキン
11にて閉塞される。この操作ボタンの押圧力は
大気中に放出される漏洩空気圧のみが操作ボタン
に作用しているため空気工具へ供給される高圧の
空気圧に比べれば低圧で且つ、操作ボタンの受圧
面積が小さいため、軽く押すだけで充分である。
またパツキンがオリフイスcを閉じるのにストロ
ークをあまり必要としないため、操作ストローク
は従来のレバー操作形バルブに比して短かくでき
る。而して、オリフイスcが閉じられるとスプー
ル、切換弁間より漏洩する空気の逃し口がなくな
るため、漏洩空気通路1c及び切換弁内奥部とス
プール奥端の鍔部4bとの間に生じる空室e内の
圧力が空気孔2a,3aと同じ供給空気圧とな
る。これによつて鍔部4bの側面には圧力がかか
つてばね5の押圧力以上となりスプール4をばね
に抗して第1図右方向へ摺動すると空気孔3aは
今までスプールにて閉塞されていたが空気通路4
aと導通され供給されている高圧空気はモータ室
へ流れモータを回動せしめるものである。この操
作ボタンを押しつづけるとモータは回動しつづけ
るものであり、操作ボタンをはなすと漏洩空気通
路1cの空気はオリフイスcを経て大気中へ放出
され空室の圧力低下となつて、ばね圧がスプール
の鍔部4b左端にかかる空気圧による押圧力より
も大となつてスプールは左方へ摺動せしめられて
空気孔3aは閉塞されてモータは停止するもので
ある。また第3図に示すものは異りたる実施例で
切換弁に直接操作ボタンを具備せしめたもので作
用は第1図と同様である。
〔考案の効果〕
本考案による時は空気工具に供給される高圧空
気中のスプール周面より漏洩する空気を利用し、
スプールに常に押圧力を与える圧縮ばねとこの漏
洩空気圧とのバランスを、操作ボタンによる漏洩
空気の大気中への放出と閉塞との操作によつてく
ずしスプールを摺動せしめて空気工具への空気の
供給停止するようになし、主バルブにかかる高圧
空気圧を直接操作しなく、この高圧を利用して主
バルブを開くようになしているため操作が軽く行
えると共に動作が確実であり、且つ操作ストロー
クが短かくなるため繰り返し操作によつても、頸
症炎等の職業病を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部破断したる正面図、第2図は要部
の作動説明図、第3図は異りたる実施例の一部破
断正面図、第4図は第3図の一部を示す作動説明
図、第5図は公知例図である。 1は空気工具の本体、1aは給気通路、1bは
排気通路、1cは漏洩空気通路、2は切換弁ブシ
ユ、3は切換弁、2a,3aは空気孔、4はスプ
ール、4aは空気通路、4bは鍔部、5は圧縮ば
ね、6は止め輪、7は間座、8は操作バルブ蓋、
9は止めリング、10は操作ボタン、11はパツ
キン、Lは切換レバー、a,b,c,dはオリフ
イス、eは空室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気工具に内蔵した正逆転切換用の切換弁内に
    摺動自在に、且常時ばねにて押圧されるようにし
    てスプールを嵌挿し、該スプールの摺動にてバル
    ブ開閉せしめるようになすと共にこの切換弁とス
    プール間より漏洩する空気をスプールに設けたオ
    リフイス及び操作バルブ蓋のオリフイスを経て大
    気中に放出するようになし、この操作バルブ蓋に
    オリフイスを開閉し、且スプールにばねに抗して
    摺動させるべく漏洩空気圧を作用せしめる操作ボ
    タンを具備せしめて成る空気工具におけるバルブ
    装置。
JP10744780U 1980-07-28 1980-07-28 Expired JPS6212948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10744780U JPS6212948Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10744780U JPS6212948Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5730474U JPS5730474U (ja) 1982-02-17
JPS6212948Y2 true JPS6212948Y2 (ja) 1987-04-03

Family

ID=29468748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10744780U Expired JPS6212948Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7114934B2 (ja) * 2018-03-01 2022-08-09 マックス株式会社 空気圧工具

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JPS5730474U (ja) 1982-02-17

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