JPS62129064A - 高層建築物用緊急避難装置 - Google Patents
高層建築物用緊急避難装置Info
- Publication number
- JPS62129064A JPS62129064A JP26906685A JP26906685A JPS62129064A JP S62129064 A JPS62129064 A JP S62129064A JP 26906685 A JP26906685 A JP 26906685A JP 26906685 A JP26906685 A JP 26906685A JP S62129064 A JPS62129064 A JP S62129064A
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- JP
- Japan
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- building
- buildings
- walkway
- hoisting
- wire
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、建物(ビル)間における緊急時の避難通路
となる高層建築物用緊急避難装置に関するものである。
となる高層建築物用緊急避難装置に関するものである。
[従来の技術]
近年は土地の高騰により各建物が益々高層化する傾向に
ある。このように高層化された建物(ビル)内で火災等
が発生した場合、各階段が煙突化して火炎や煙が階上方
向へ猛烈な勢いで上昇するため、各階段を避難通路とし
て使用することは不可能になる。従ってこのような場合
に従来は、火災発生現場の階上側にいる人が採る手段と
して、屋上の方向へ避難するか、または各階の窓等から
避難ロープや梯子等を用いて脱出していた。
ある。このように高層化された建物(ビル)内で火災等
が発生した場合、各階段が煙突化して火炎や煙が階上方
向へ猛烈な勢いで上昇するため、各階段を避難通路とし
て使用することは不可能になる。従ってこのような場合
に従来は、火災発生現場の階上側にいる人が採る手段と
して、屋上の方向へ避難するか、または各階の窓等から
避難ロープや梯子等を用いて脱出していた。
上記した従来におけるこの種の避難用具や避難の各手段
には次のような問題点があった。
には次のような問題点があった。
(1)上記による階下の火災発生時に、屋上の方向へ避
難しようとしても、火勢が強いときは、前記と同様に階
段が煙突化して階上への避難路が遮断された。
難しようとしても、火勢が強いときは、前記と同様に階
段が煙突化して階上への避難路が遮断された。
(2)次に各階の窓等から避難ローブや梯子等を用いて
脱出しようとしても、これらの避難用具は同時に多数者
の脱出が困難であるため、全員の避難具にはならなかっ
た。
脱出しようとしても、これらの避難用具は同時に多数者
の脱出が困難であるため、全員の避難具にはならなかっ
た。
(3)また当該階の窓から階下の方向へ脱出するほうが
この階に残るより安全性が高いとしても、避難者が老人
や子供であるときは、危険性を増して脱出は困難であっ
た。
この階に残るより安全性が高いとしても、避難者が老人
や子供であるときは、危険性を増して脱出は困難であっ
た。
この発明は、上記従来技術の問題点を解決するものであ
り、火災等の発生時に火炎に直交する方向へ、老若男女
を問わず同時に多数者が容易迅速にかつ安全に脱出でき
て、全員に対する完全な避難具となる高層建築物用緊急
避難装置を提供することにある。
り、火災等の発生時に火炎に直交する方向へ、老若男女
を問わず同時に多数者が容易迅速にかつ安全に脱出でき
て、全員に対する完全な避難具となる高層建築物用緊急
避難装置を提供することにある。
C問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、本発明においては、対面
する二つの建物において、建物にワイヤー等の巻上操作
機を設置し、該ワイヤー等の下端部を前記建物の双方の
開口部に到達するスパンを持つ歩廊に止着し、該歩廊を
前記建物間に可動的に吊下げて、双方の建物の開口部間
の通行を可能にしたことを特徴とする。前記歩廊は、そ
の先端部を一方の建物に設置された巻上操作機のワイヤ
ー等の下端部に止着し、一方の建物の開口部を支点とし
て回動する回動型で、通常時一方の建物の外壁に沿って
頂上部方向に起立状態で、また緊急時他方の建物の開口
部に掛け渡し状態で設ければよい。また、前記歩廊は、
各建物に対向して配置された巻上操作機のワイヤー等の
下端部に各々係留される吊下げ型で、通常時双方の建物
の開口部に設けたロック杆により固定状態で、緊急時避
難所望階の開口部に上下操作により移動可能な状態で設
けてもよい。
する二つの建物において、建物にワイヤー等の巻上操作
機を設置し、該ワイヤー等の下端部を前記建物の双方の
開口部に到達するスパンを持つ歩廊に止着し、該歩廊を
前記建物間に可動的に吊下げて、双方の建物の開口部間
の通行を可能にしたことを特徴とする。前記歩廊は、そ
の先端部を一方の建物に設置された巻上操作機のワイヤ
ー等の下端部に止着し、一方の建物の開口部を支点とし
て回動する回動型で、通常時一方の建物の外壁に沿って
頂上部方向に起立状態で、また緊急時他方の建物の開口
部に掛け渡し状態で設ければよい。また、前記歩廊は、
各建物に対向して配置された巻上操作機のワイヤー等の
下端部に各々係留される吊下げ型で、通常時双方の建物
の開口部に設けたロック杆により固定状態で、緊急時避
難所望階の開口部に上下操作により移動可能な状態で設
けてもよい。
上記構成を採用したことにより、仮にいずれかの建物内
で火災が発生した場合は、上記歩廊を双方の建物間に掛
け渡すことにより、火災発生現場の周辺階上で脱出を必
要として待機している多数の避難者を、同時に容易迅速
に、かつ安全に当該建物内から隣設する建物側へ移動避
難させることができる。
で火災が発生した場合は、上記歩廊を双方の建物間に掛
け渡すことにより、火災発生現場の周辺階上で脱出を必
要として待機している多数の避難者を、同時に容易迅速
に、かつ安全に当該建物内から隣設する建物側へ移動避
難させることができる。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本装置の第一実施例の使用状態を示す全体斜視
図、第2図は同じく第一実施例の斜視図、第3図は同じ
く第一実施例の平面図、第4図は同じく第一実施例の回
動状態を示す正面図、第5図は本装置の第二実施例を示
す正面図、第6図は同じく第二実施例の要部を示す平面
図である。
図、第2図は同じく第一実施例の斜視図、第3図は同じ
く第一実施例の平面図、第4図は同じく第一実施例の回
動状態を示す正面図、第5図は本装置の第二実施例を示
す正面図、第6図は同じく第二実施例の要部を示す平面
図である。
第一実施例は第1図に示すように、地表E上に構築され
て対面する建物(ビル)A、Bにおいて、建物Aに歩廊
1と巻上操作機2などから構成されている本装置を2基
(各階に多数設けてもよい)設けている。
て対面する建物(ビル)A、Bにおいて、建物Aに歩廊
1と巻上操作機2などから構成されている本装置を2基
(各階に多数設けてもよい)設けている。
次に本装置の構成を、第2図、第3図及び第4図に基づ
いて説明する。前記歩廊1は、建物Aの開口部A1に突
設された台3と軸4を介して回動可能に連結され、建物
Bの開口部B1に突設された台5に固定的な状態になる
ように開口部B1に到達するスパンlcと避難者の通行
が可能な幅1dとにより、一連の架橋体に形成されてい
る。そして通路となる位置に安全柵1aが立設されてい
る。
いて説明する。前記歩廊1は、建物Aの開口部A1に突
設された台3と軸4を介して回動可能に連結され、建物
Bの開口部B1に突設された台5に固定的な状態になる
ように開口部B1に到達するスパンlcと避難者の通行
が可能な幅1dとにより、一連の架橋体に形成されてい
る。そして通路となる位置に安全柵1aが立設されてい
る。
前記巻上操作機2は、建物Aの頂上部A2に設置されて
いる。この巻上操作機2は、U字形の枠体6内に横長の
巻上ドラム7が回転軸8に軸嵌された状態により回動自
在に収納されている。この巻上ドラム7には両側から巻
き出しが可能な左右一対によるワイヤー9の各基端側が
止着されている。
いる。この巻上操作機2は、U字形の枠体6内に横長の
巻上ドラム7が回転軸8に軸嵌された状態により回動自
在に収納されている。この巻上ドラム7には両側から巻
き出しが可能な左右一対によるワイヤー9の各基端側が
止着されている。
またこの巻上ドラム7は、枠体6の外部側方に配置した
モーター等による駆動源10をもって正逆回転が可能と
なるように組着されている。なおこの巻上ドラム7の両
側前部には、左右一対のローシー11付によるワイヤー
アーム12が立設されている。前記巻上ドラム7より巻
き下されたワイヤー9は、ローラー11を介して前記歩
廊1の先端部1bに止着されている。上記巻上操作機2
は、建物A、Bから個別に配線された2系統の電源に図
示しない制御盤を介して遠隔操作が可能なように接続さ
れている。またこの図示しない制御盤は、上記建物A、
B内の各階に多数設置した火災検知器(図示せず)に
接続されている。そしていずれの側の各火災検知器が作
動しても、巻上操作機2が、作動するように構成されて
いる。
モーター等による駆動源10をもって正逆回転が可能と
なるように組着されている。なおこの巻上ドラム7の両
側前部には、左右一対のローシー11付によるワイヤー
アーム12が立設されている。前記巻上ドラム7より巻
き下されたワイヤー9は、ローラー11を介して前記歩
廊1の先端部1bに止着されている。上記巻上操作機2
は、建物A、Bから個別に配線された2系統の電源に図
示しない制御盤を介して遠隔操作が可能なように接続さ
れている。またこの図示しない制御盤は、上記建物A、
B内の各階に多数設置した火災検知器(図示せず)に
接続されている。そしていずれの側の各火災検知器が作
動しても、巻上操作機2が、作動するように構成されて
いる。
前記建物A、Bの開口部A1.Blには、開閉自在の自
動ドア(図示せず)が設けられていて、前記歩廊1が建
物Bの開口部B1に到達して、ドア(図示せず)が自動
的に開くように構成されている。建物Aの開口部AXの
上方向の壁面A3には、前記歩廊1が台3に対して垂直
方向に起立伏!3(1′)(第4図に示す)であるとき
、その歩廊lを固定的な状態になるようにストッパー1
3が設置されている。そして、全体として高層建築物用
緊急避難装置に組成されている。
動ドア(図示せず)が設けられていて、前記歩廊1が建
物Bの開口部B1に到達して、ドア(図示せず)が自動
的に開くように構成されている。建物Aの開口部AXの
上方向の壁面A3には、前記歩廊1が台3に対して垂直
方向に起立伏!3(1′)(第4図に示す)であるとき
、その歩廊lを固定的な状態になるようにストッパー1
3が設置されている。そして、全体として高層建築物用
緊急避難装置に組成されている。
上記構成による緊急避難装置は、火災等の緊急’a難以
外の通常時においては歩廊1を建物Aの壁面A3に設置
されているストッパー13に固定的な態様をもって起立
状態(1′)で待機させて置くが、仮にいずれかの建物
A、B内で火災が発生した場合は、当該階の図示しない
火災検知器が作動して、火災発生の警報を生じかつ歩廊
1を作動させるため、巻上操作機2が運転を開始し、ス
トッパー13が解除される。歩廊1は巻上操作機2のワ
イヤー9によって操作され軸4を支点として台3に対し
て垂直方向から水平方向に回動して、建物Bに突設され
た台5に固定的な態様をもって載置され建物Bの開口部
B1に到達し、建物A。
外の通常時においては歩廊1を建物Aの壁面A3に設置
されているストッパー13に固定的な態様をもって起立
状態(1′)で待機させて置くが、仮にいずれかの建物
A、B内で火災が発生した場合は、当該階の図示しない
火災検知器が作動して、火災発生の警報を生じかつ歩廊
1を作動させるため、巻上操作機2が運転を開始し、ス
トッパー13が解除される。歩廊1は巻上操作機2のワ
イヤー9によって操作され軸4を支点として台3に対し
て垂直方向から水平方向に回動して、建物Bに突設され
た台5に固定的な態様をもって載置され建物Bの開口部
B1に到達し、建物A。
B間が通行可能となり、火災の発生している建物A又は
建物Bの開口部A1又は開口部B1に脱出を必要として
待機している多数の避難者を、同時に容易迅速にかつ安
全に、火災の発生している建物A又は建物Bから対面す
る建物B又は建物A側へ移動避難させることができる。
建物Bの開口部A1又は開口部B1に脱出を必要として
待機している多数の避難者を、同時に容易迅速にかつ安
全に、火災の発生している建物A又は建物Bから対面す
る建物B又は建物A側へ移動避難させることができる。
次に第二実施例について説明する。
第2実施例による高層建築物用緊急避難装置は次のよう
に構成されている。すなわち第5図および第6図に示す
ように、地表E上に構築されて平行状に対面する建物C
,Dの各頂上部21e、21fには次に示す同形2体の
巻上操作機22A、22Bが配分状に設置されている。
に構成されている。すなわち第5図および第6図に示す
ように、地表E上に構築されて平行状に対面する建物C
,Dの各頂上部21e、21fには次に示す同形2体の
巻上操作機22A、22Bが配分状に設置されている。
上記の巻上操作N122A、22Bは次のように構成さ
れている。すなわち第6図に平面図をもって示すように
、この巻上操作機22A、22Bは、【1字形の枠体2
3内に横長の巻上ドラム24が回転軸25に軸嵌された
状態により回動自在に収納されている。この巻上ドラム
24には両側からの巻き出しが可能な左右一対によるワ
イヤー27の各基端側が止着されている。またこの巻上
ドラム24は枠体23の外部側方に配置したモーター等
による駆動源26をもって正逆回転が可能となるように
組着されている。なおこの巻上ドラム24の両側前部に
は左右一対のローラー29付によるワイヤーアーム28
が、規定角度の斜昇態のもとに立設されている。そして
この態様による巻上操作[22A、22Bは、トロッコ
型の搬送台車34上にワイヤーアーム28とのセット状
態をもって載置されたのち、上記建物C2Dの平行する
頂上部21e、21fに敷設されたその測値のレール3
3上に、搬送台車34を介して遠隔操作による自動走行
が可能な状態により配置されて、それぞれの側における
1組の巻上操作機22A、22Bに組成されている。上
記による巻上操作機22A、2.2Bは、双方建物C,
Dの頂上部21e。
れている。すなわち第6図に平面図をもって示すように
、この巻上操作機22A、22Bは、【1字形の枠体2
3内に横長の巻上ドラム24が回転軸25に軸嵌された
状態により回動自在に収納されている。この巻上ドラム
24には両側からの巻き出しが可能な左右一対によるワ
イヤー27の各基端側が止着されている。またこの巻上
ドラム24は枠体23の外部側方に配置したモーター等
による駆動源26をもって正逆回転が可能となるように
組着されている。なおこの巻上ドラム24の両側前部に
は左右一対のローラー29付によるワイヤーアーム28
が、規定角度の斜昇態のもとに立設されている。そして
この態様による巻上操作[22A、22Bは、トロッコ
型の搬送台車34上にワイヤーアーム28とのセット状
態をもって載置されたのち、上記建物C2Dの平行する
頂上部21e、21fに敷設されたその測値のレール3
3上に、搬送台車34を介して遠隔操作による自動走行
が可能な状態により配置されて、それぞれの側における
1組の巻上操作機22A、22Bに組成されている。上
記による巻上操作機22A、2.2Bは、双方建物C,
Dの頂上部21e。
21fに対向状により設置されている。この場合上記巻
上操作機2.2A、22Bは、双方建物C1Dから個別
に配線された2系統の電源に図示しない制御盤の介在に
より遠隔操作が可能なように接続されている。またこの
図示しない制御盤は、上記建物C,D内の各階に設置し
た火災検知器(図示せず)に接続されている。従って何
れの側の火災検知器が作動しても、この制御盤の指令に
より両巻上操作機22A、22Bは、その作動した火災
検知器が設置されている階の開口部側へ連動的に移動す
るように構成されている。
上操作機2.2A、22Bは、双方建物C1Dから個別
に配線された2系統の電源に図示しない制御盤の介在に
より遠隔操作が可能なように接続されている。またこの
図示しない制御盤は、上記建物C,D内の各階に設置し
た火災検知器(図示せず)に接続されている。従って何
れの側の火災検知器が作動しても、この制御盤の指令に
より両巻上操作機22A、22Bは、その作動した火災
検知器が設置されている階の開口部側へ連動的に移動す
るように構成されている。
上記による各巻上操作機22A、22Bからその個毎の
建物C,Dに沿って巻き下ろされた双方側のワイヤー2
7.27の下端部には次に示す歩廊30が係留されてい
る。この歩廊30は次のように構成されている。すなわ
ち第5図に示すように、この歩廊30は、上記建物C,
Dの双方の図示しない開口部に到達するスパンと、in
者の通行が可能な幅とにより一連の架橋体に形成されて
いる。そして通路となる位置の両側には安全棚31が立
設されている。この態様による歩廊30は、上記した双
方側のワイヤー27.27の下端部に一体昇降と移動と
が可能な係留態様をもって吊下げられている。
建物C,Dに沿って巻き下ろされた双方側のワイヤー2
7.27の下端部には次に示す歩廊30が係留されてい
る。この歩廊30は次のように構成されている。すなわ
ち第5図に示すように、この歩廊30は、上記建物C,
Dの双方の図示しない開口部に到達するスパンと、in
者の通行が可能な幅とにより一連の架橋体に形成されて
いる。そして通路となる位置の両側には安全棚31が立
設されている。この態様による歩廊30は、上記した双
方側のワイヤー27.27の下端部に一体昇降と移動と
が可能な係留態様をもって吊下げられている。
上記による歩廊30は、緊急避難以外の通常時に、両建
物C,Dの適宜階の壁面に出没自在に設置されている可
動ロック杆32A、32B上に固定的な態様をもって待
機状に載置され、全体として高層建築物用緊急避難装置
に組成されている。
物C,Dの適宜階の壁面に出没自在に設置されている可
動ロック杆32A、32B上に固定的な態様をもって待
機状に載置され、全体として高層建築物用緊急避難装置
に組成されている。
上記の構成による緊急避難装置は、火災等の緊急避難以
外の通常時においては建物C,Dの適宜階の外壁面に設
置された可動ロック杆32A、32B上に固定状の載置
態により待機させて置くが、仮にいずれかの建物C,D
内で火災が発生した場合は、当該階の図示しない火災検
知器が作動して上記火災の発生を音響的にかつ電気的に
告示するため、この告示により図示しない制御盤の指令
をもって両巻上操作122A、22Bが同時に運転を開
始し、レール33上を搬送台車34による電動走行をも
って現場の階上へ移動することになる。
外の通常時においては建物C,Dの適宜階の外壁面に設
置された可動ロック杆32A、32B上に固定状の載置
態により待機させて置くが、仮にいずれかの建物C,D
内で火災が発生した場合は、当該階の図示しない火災検
知器が作動して上記火災の発生を音響的にかつ電気的に
告示するため、この告示により図示しない制御盤の指令
をもって両巻上操作122A、22Bが同時に運転を開
始し、レール33上を搬送台車34による電動走行をも
って現場の階上へ移動することになる。
そして双方の駆動源26による連携操作をもってその個
毎の端部により吊下げている歩廊30を、火災発生箇所
に近傍する階の開口部位置に、自動運転操作のもとに迅
速に移送することができる。
毎の端部により吊下げている歩廊30を、火災発生箇所
に近傍する階の開口部位置に、自動運転操作のもとに迅
速に移送することができる。
従って上記により火災現場の階上に移行して適宜階の図
示しない開口部間に、ワイヤー27の上下動操作をもっ
て歩廊30を双方階に対する通行可能に設置することに
より、火災発生現場の周辺階上で脱出を必要として待機
している多数の避難者を、同時に容易迅速に、かつ安全
に、当該現場の建物CまたはD内から隣接する対面方向
の建物りまたはC側へ移動M難させることができる。
示しない開口部間に、ワイヤー27の上下動操作をもっ
て歩廊30を双方階に対する通行可能に設置することに
より、火災発生現場の周辺階上で脱出を必要として待機
している多数の避難者を、同時に容易迅速に、かつ安全
に、当該現場の建物CまたはD内から隣接する対面方向
の建物りまたはC側へ移動M難させることができる。
なお、第二実施例では対面する二つの建物が平行の場合
を説明したが、これに限定されるものではなく、建物が
対面しているものすべてに本発明が適用できるのは勿論
である。
を説明したが、これに限定されるものではなく、建物が
対面しているものすべてに本発明が適用できるのは勿論
である。
この発明は対面する二つの建物において、建物にワイヤ
ー等の巻上操作機を設置し、該ワイヤー等の下端部を前
記建物の双方の開口部に到達するスパンを持つ歩廊に止
着し、該歩廊を前記建物間に可動的に吊下げて、双方の
建物の開口部間の通行を可能にしたことを特徴とする。
ー等の巻上操作機を設置し、該ワイヤー等の下端部を前
記建物の双方の開口部に到達するスパンを持つ歩廊に止
着し、該歩廊を前記建物間に可動的に吊下げて、双方の
建物の開口部間の通行を可能にしたことを特徴とする。
従って一方の建物から火災が発生したとき、対面する二
つの建物間に歩廊が吊下げられるので、一方の建物内に
取り残された人は、老若男女を問わず同時に多数者が容
易迅速にかつ安全に他方の建物に脱出することができる
ため、全員に対する完全な人命救助の避難装置として多
大に貢献できる等の効果がある。
つの建物間に歩廊が吊下げられるので、一方の建物内に
取り残された人は、老若男女を問わず同時に多数者が容
易迅速にかつ安全に他方の建物に脱出することができる
ため、全員に対する完全な人命救助の避難装置として多
大に貢献できる等の効果がある。
第1図は、本装置の第一実施例の使用状態を示す全体斜
視図、第2図は同じく第一実施例の斜視図、第3図は同
じく第一実施例の平面図、第4図は同じく第一実施例の
回動状態を示す正面図、第5図は本装置の第二実施例を
示す正面図、第6図は同じく第二実施例の要部を示す平
面図である。
視図、第2図は同じく第一実施例の斜視図、第3図は同
じく第一実施例の平面図、第4図は同じく第一実施例の
回動状態を示す正面図、第5図は本装置の第二実施例を
示す正面図、第6図は同じく第二実施例の要部を示す平
面図である。
Claims (3)
- (1)対面する二つの建物において、建物にワイヤー等
の巻上操作機を設置し、該ワイヤー等の下端部を前記建
物の双方の開口部に到達するスパンを持つ歩廊に止着し
、該歩廊を前記建物間に可動的に吊下げて、双方の建物
の開口部間の通行を可能にしたことを特徴とする高層建
築物用緊急避難装置。 - (2)前記歩廊は、その先端部を一方の建物に設置され
た巻上操作機のワイヤー等の下端部に止着し、一方の建
物の開口部を支点として回動する回動型で、通常時一方
の建物の外壁に沿って頂上部方向に起立状態で、また緊
急時他方の建物の開口部に掛け渡し状態で設けたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高層建築物用緊
急避難装置。 - (3)前記歩廊は、各建物に対向して配置された巻上操
作機のワイヤー等の下端部に各々係留される吊下げ型で
、通常時双方の建物の開口部に設けたロック杆により固
定状態で、緊急時避難所望階の開口部に上下操作により
移動可能な状態で設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の高層建築物用緊急避難装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26906685A JPS62129064A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 高層建築物用緊急避難装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26906685A JPS62129064A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 高層建築物用緊急避難装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129064A true JPS62129064A (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=17467180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26906685A Pending JPS62129064A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 高層建築物用緊急避難装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62129064A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102116009A (zh) * | 2011-01-31 | 2011-07-06 | 居易 | 高楼逃生救援安全桥 |
CN109208749A (zh) * | 2017-07-07 | 2019-01-15 | 龙倜 | 一种高层建筑逃生方法、系统及终端设备 |
WO2020003376A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-02 | 日揮グローバル株式会社 | プラント用モジュール |
Citations (4)
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