JPS62125823A - 酸素富化膜ユニツト - Google Patents
酸素富化膜ユニツトInfo
- Publication number
- JPS62125823A JPS62125823A JP26650985A JP26650985A JPS62125823A JP S62125823 A JPS62125823 A JP S62125823A JP 26650985 A JP26650985 A JP 26650985A JP 26650985 A JP26650985 A JP 26650985A JP S62125823 A JPS62125823 A JP S62125823A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- air
- gas
- unit
- permeable membrane
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- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、大気あるいは混合気体を選択的に有機膜を用
いて分離する平膜式の気体透過膜セルを用いた酸素富化
膜ユニットに関するものである。
いて分離する平膜式の気体透過膜セルを用いた酸素富化
膜ユニットに関するものである。
従来の技術
近年、有機物の膜を利用し、特に酸素富化気体、窒素富
化気体、あるいは、水素その他の混合気体から、選択的
に必要な気体を分離する方法が種々試みられている。特
に酸素富化気体は、燃焼用、下水処理等に対する省エネ
ルギー資源として幅広く利用されることもあって、酸素
富化膜ユニットの研究が盛んになってきている。
化気体、あるいは、水素その他の混合気体から、選択的
に必要な気体を分離する方法が種々試みられている。特
に酸素富化気体は、燃焼用、下水処理等に対する省エネ
ルギー資源として幅広く利用されることもあって、酸素
富化膜ユニットの研究が盛んになってきている。
従来の酸素富化膜ユニットとしては、特公昭６Ｂ−４１
８９１号公報に示されるように、酸素富化膜ユニット内
に、分離すべき気体を供給するファンと、膜面に圧力差
を生じさせる真空ポンプと、配列された透過膜セルと、
富化空気より汚染物を取り去るスフラッパ手段及び富化
空気の流量制御手段とを有しており、供給ファンにより
酸素富化膜ユニット内部へ分離すべき気体が供給され、
真空ポンプにより圧力差を設けた透過膜セルの透過膜を
通過し酸素富化空気となり流量制御手段、スフラッパ手
段を経由して取り出し口より排出されるという方法をと
っている。
８９１号公報に示されるように、酸素富化膜ユニット内
に、分離すべき気体を供給するファンと、膜面に圧力差
を生じさせる真空ポンプと、配列された透過膜セルと、
富化空気より汚染物を取り去るスフラッパ手段及び富化
空気の流量制御手段とを有しており、供給ファンにより
酸素富化膜ユニット内部へ分離すべき気体が供給され、
真空ポンプにより圧力差を設けた透過膜セルの透過膜を
通過し酸素富化空気となり流量制御手段、スフラッパ手
段を経由して取り出し口より排出されるという方法をと
っている。
以下、上述した従来例について、図面を用いて今少し詳
細に説明する。
細に説明する。
第４図において、１は大気の吸入口であり、この吸入口
１より入った大気は供給ファン２によ）酸素富化膜ユニ
ット３の内部へ供給される。供給された空気は膜室４お
よび真空ポンプ室５を経由して排出口６．７よシ酸素富
化膜ユニット外へ排出される。膜室４を経理した空気は
、真空ポンプ８により圧力差を設けられた透過膜セル９
に一部吸引され富化空気となる。この富化空気は導入管
１０により真空ポンプ８へ導びかれ、さらに流量制御手
段１１、スフラッパ手段１２を経由して取出し口１３よ
シ排出される。
１より入った大気は供給ファン２によ）酸素富化膜ユニ
ット３の内部へ供給される。供給された空気は膜室４お
よび真空ポンプ室５を経由して排出口６．７よシ酸素富
化膜ユニット外へ排出される。膜室４を経理した空気は
、真空ポンプ８により圧力差を設けられた透過膜セル９
に一部吸引され富化空気となる。この富化空気は導入管
１０により真空ポンプ８へ導びかれ、さらに流量制御手
段１１、スフラッパ手段１２を経由して取出し口１３よ
シ排出される。
発明が解決しようとする問題点
従来、上述のように一単位ユニットの中に真空ポンプを
内包することは、燃焼用、下水処理等特に工業用に使用
す名際は、富化空気量も多く、当然真空ポンプも大きく
、重くなり実用性を得ない。
内包することは、燃焼用、下水処理等特に工業用に使用
す名際は、富化空気量も多く、当然真空ポンプも大きく
、重くなり実用性を得ない。
しかも、燃焼炉等の燃焼量により個々に富化空気量の適
用が必要な際は、適した酸素富化膜ユニットを毎々設計
するか、酸素富化膜ユニットに内包できる範囲の真空ポ
ンプを備えた酸素富化膜ユニットを多数配置する必要が
ある。又、富化空気の通路に、流量制御手段、スフラッ
パ手段を配しているが、工業用においては多小の汚染物
が存在しても特に問題にならない。又、流量制御は、た
とえば燃焼においては、燃料、酸素富化空気、希釈用の
大気を炉の手前で混合させる方法を取っているため酸素
富化膜ユニット内部には不用である。
用が必要な際は、適した酸素富化膜ユニットを毎々設計
するか、酸素富化膜ユニットに内包できる範囲の真空ポ
ンプを備えた酸素富化膜ユニットを多数配置する必要が
ある。又、富化空気の通路に、流量制御手段、スフラッ
パ手段を配しているが、工業用においては多小の汚染物
が存在しても特に問題にならない。又、流量制御は、た
とえば燃焼においては、燃料、酸素富化空気、希釈用の
大気を炉の手前で混合させる方法を取っているため酸素
富化膜ユニット内部には不用である。
本発明は上記した種々の欠点に鑑み、酸素富化膜ユニッ
トの部品点数を低減し、コストダウンを図り、かつ、た
とえば種々の燃焼炉に迅速に適用可能にしたものである
。
トの部品点数を低減し、コストダウンを図り、かつ、た
とえば種々の燃焼炉に迅速に適用可能にしたものである
。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明は、気体透過膜セ
ルと、この気体透過膜セルにより分離された気体を導く
導管と、この導管により導かれた富化空気を吸引手段へ
導入する集合管と、透過膜表面へ分離すべき気体を供給
する送風ファンと、これらの部品を内包する外ボックス
とで酸素富化膜ユニットを構成したものである。
ルと、この気体透過膜セルにより分離された気体を導く
導管と、この導管により導かれた富化空気を吸引手段へ
導入する集合管と、透過膜表面へ分離すべき気体を供給
する送風ファンと、これらの部品を内包する外ボックス
とで酸素富化膜ユニットを構成したものである。
作用
上述した本発明の作用は次のようになる。供給ファンに
より分離すべき空気が酸素富化膜ユニット内に供給され
る。このとき、供給される空気は積層された各気体透過
膜セルの間を均一に通過する。供給された空気の一部は
真空ポンプにより圧力差を設けられた気体透過膜セルの
透過膜を通過することにより酸素富化空気となる。この
酸素富化空気は、気体透過膜セル各々に連結された導管
を通じて、真空ポンプに連続した集合管へ集められ酸素
富化膜ユニットの外部へ排出される。このとき、一単位
の酸素富化膜ユニットの富化空気量は、ある値で決めて
あり、燃焼炉等の容量によりユニット数を増加させ、一
台の真空ポンプにて吸引される。すなわち、工業用に適
用する際の最小限の部品にて構成されており、不用部品
によるコストアップ、および各酸素富化膜ユニット毎に
真空ポンプを内包するという不合理を排している。
より分離すべき空気が酸素富化膜ユニット内に供給され
る。このとき、供給される空気は積層された各気体透過
膜セルの間を均一に通過する。供給された空気の一部は
真空ポンプにより圧力差を設けられた気体透過膜セルの
透過膜を通過することにより酸素富化空気となる。この
酸素富化空気は、気体透過膜セル各々に連結された導管
を通じて、真空ポンプに連続した集合管へ集められ酸素
富化膜ユニットの外部へ排出される。このとき、一単位
の酸素富化膜ユニットの富化空気量は、ある値で決めて
あり、燃焼炉等の容量によりユニット数を増加させ、一
台の真空ポンプにて吸引される。すなわち、工業用に適
用する際の最小限の部品にて構成されており、不用部品
によるコストアップ、および各酸素富化膜ユニット毎に
真空ポンプを内包するという不合理を排している。
実施例
第１図は、本発明の一実施例を説明する酸素富化膜ユニ
ットの断面斜視図である。図において１４は供給ファン
であり、外部ボックス１５に取りつけられ、分離すべき
空気を酸素富化膜ユニット内部へ供給する。供給される
空気はフィルター１６を通ってゴミ等を除去したのち、
厚み方向に配置された気体透過膜セル１８間の通風スペ
ース１７を通り供給ファン１４よυ外へ放出される。
ットの断面斜視図である。図において１４は供給ファン
であり、外部ボックス１５に取りつけられ、分離すべき
空気を酸素富化膜ユニット内部へ供給する。供給される
空気はフィルター１６を通ってゴミ等を除去したのち、
厚み方向に配置された気体透過膜セル１８間の通風スペ
ース１７を通り供給ファン１４よυ外へ放出される。
このとき各セル間を均一に空気が通過するよう供給ファ
ンを配している。供給された空気の一部は、真空ポンプ
（図示せず）により圧力差を設けられた気体透過膜セル
１８の透過膜を通過することにより酸素富化空気となる
。この酸素富化空気は気体透過膜セル１８各々に連結さ
れた導入管１９を介して、集合管２ｏに集められ真空ポ
ンプを経由して燃焼炉（図示せず）等へ送られる。
ンを配している。供給された空気の一部は、真空ポンプ
（図示せず）により圧力差を設けられた気体透過膜セル
１８の透過膜を通過することにより酸素富化空気となる
。この酸素富化空気は気体透過膜セル１８各々に連結さ
れた導入管１９を介して、集合管２ｏに集められ真空ポ
ンプを経由して燃焼炉（図示せず）等へ送られる。
本発明者らは、気体透過膜セル１００個を内包した酸素
富化膜ユニットを試作し、鋳物溶解炉に適用した。この
実施例を第２図、第３図に示す。
富化膜ユニットを試作し、鋳物溶解炉に適用した。この
実施例を第２図、第３図に示す。
図において２１は酸素富化膜ユニット、２２は真空ポン
プである。このとき、一単位当りの酸素富化膜ユニット
は、酸素濃度２８％、酸素富化空気量５ｏＮ７％／ｈで
あり、０．９ｔ／ｈの鋳物溶解炉には３台（空気希釈に
より実用酸素濃度２３％）、２ｔ／ｈ鋳物溶解炉には１
２台（空気希釈により実用酸素濃度２５％）を設置して
いるが、真空ポンプの排気容儀を変更するのみで、酸素
富化膜ユニットの増減のみにて対応した。
プである。このとき、一単位当りの酸素富化膜ユニット
は、酸素濃度２８％、酸素富化空気量５ｏＮ７％／ｈで
あり、０．９ｔ／ｈの鋳物溶解炉には３台（空気希釈に
より実用酸素濃度２３％）、２ｔ／ｈ鋳物溶解炉には１
２台（空気希釈により実用酸素濃度２５％）を設置して
いるが、真空ポンプの排気容儀を変更するのみで、酸素
富化膜ユニットの増減のみにて対応した。
発明の効果
以上のように、本発明の酸素富化膜ユニットは、気体透
過膜セルと、分離された気体を集合管へ導く導管と、集
められた富化空気を吸引手段へ導入する集合管と、分離
すべき気体を供給する供給ファンと、前述した要素を内
包固定する外ボックスのみで構成されていることにより
、コストの安い、シンプルな酸素富化膜ユニットと成り
得る。しかも、酸素富化空気量の増減は、ただ酸素富化
膜ユニットを増減することで簡単に対応出来、設計を行
う必要や、真空ポンプを幾台も使用するというムダがな
い。
過膜セルと、分離された気体を集合管へ導く導管と、集
められた富化空気を吸引手段へ導入する集合管と、分離
すべき気体を供給する供給ファンと、前述した要素を内
包固定する外ボックスのみで構成されていることにより
、コストの安い、シンプルな酸素富化膜ユニットと成り
得る。しかも、酸素富化空気量の増減は、ただ酸素富化
膜ユニットを増減することで簡単に対応出来、設計を行
う必要や、真空ポンプを幾台も使用するというムダがな
い。
第１図は本発明の一実施例により酸素富化膜ユニットの
一部を断面で示す斜視図、第２図、第３図は０．９ ｔ
／ｈ 、 ２ ｔ／ｈの鋳物溶解炉への適用例を示す概
略図、第４図は従来の酸素富化膜ユニットの断面図であ
るっ １４・・・・・供給ファン、１５・・・・・外ボックス
、１８・・・透過膜セル、１９・・・・・・導管、２ｏ
・・・・・・集合管。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名簿
１ １．Ｆ ｆ４−−−イ天嘴４す７７ン ｆＪ−一−コ１小−，フズ イＢ−−−４５−タ諏！！【レヒル イ９−−−牢竪ラシ ２０− 手引１ １− ・
一部を断面で示す斜視図、第２図、第３図は０．９ ｔ
／ｈ 、 ２ ｔ／ｈの鋳物溶解炉への適用例を示す概
略図、第４図は従来の酸素富化膜ユニットの断面図であ
るっ １４・・・・・供給ファン、１５・・・・・外ボックス
、１８・・・透過膜セル、１９・・・・・・導管、２ｏ
・・・・・・集合管。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名簿
１ １．Ｆ ｆ４−−−イ天嘴４す７７ン ｆＪ−一−コ１小−，フズ イＢ−−−４５−タ諏！！【レヒル イ９−−−牢竪ラシ ２０− 手引１ １− ・
Claims (1)
- 厚み方向に配置された気体透過膜セルと、この気体透過
膜セルより分離された気体を導く導管と、この導管に導
かれた富化空気を吸引手段へ導入する集合管と、透過膜
表面へ分離すべき気体を供給する送風ファンと、これら
の部品を内包する外ボックスとで構成した酸素富化膜ユ
ニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26650985A JPS62125823A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 酸素富化膜ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26650985A JPS62125823A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 酸素富化膜ユニツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62125823A true JPS62125823A (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=17431895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26650985A Pending JPS62125823A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 酸素富化膜ユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62125823A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5158584A (en) * | 1987-10-23 | 1992-10-27 | Teijin Limited | Oxygen enriching module and oxygen enriching apparatus using same |
| WO2006045440A1 (de) * | 2004-10-22 | 2006-05-04 | Microdyn-Nadir Gmbh | Vorrichtung zum filtern von stoffen aus flüssigkeiten |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5691802A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Selective gas permeable membrane cell |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP26650985A patent/JPS62125823A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5691802A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Selective gas permeable membrane cell |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5158584A (en) * | 1987-10-23 | 1992-10-27 | Teijin Limited | Oxygen enriching module and oxygen enriching apparatus using same |
| WO2006045440A1 (de) * | 2004-10-22 | 2006-05-04 | Microdyn-Nadir Gmbh | Vorrichtung zum filtern von stoffen aus flüssigkeiten |
| US7892430B2 (en) | 2004-10-22 | 2011-02-22 | Microdyn-Nadir Gmbh | Apparatus for filtering substances out of liquids |
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