JPS62125811A - 電気浸透脱水機の運転方法 - Google Patents

電気浸透脱水機の運転方法

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Publication number
JPS62125811A
JPS62125811A JP60265487A JP26548785A JPS62125811A JP S62125811 A JPS62125811 A JP S62125811A JP 60265487 A JP60265487 A JP 60265487A JP 26548785 A JP26548785 A JP 26548785A JP S62125811 A JPS62125811 A JP S62125811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
dehydration
electrode plate
filter
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP60265487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Kondo
史朗 近藤
Shigeru Sano
佐野 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Pfaudler Co Ltd
Original Assignee
Shinko Pfaudler Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Pfaudler Co Ltd filed Critical Shinko Pfaudler Co Ltd
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Publication of JPS62125811A publication Critical patent/JPS62125811A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、下水汚泥等の8績、M量を減少させて運搬の
負担を軽減する等の目的で、圧搾脱水、電気浸透脱水を
併用して回分的に汚泥の脱水を行う電気浸透脱水機の運
転方法の改良に関する。
(従来の技術) 下水汚泥等を圧搾脱水する過程で汚泥中に直流電流を通
ずると、単に圧搾しただけでは脱水できない汚泥中の水
分も電気浸透作用により陰極側に吸引でれて外部に移動
し脱水が促進はれるので、脱水ケーキの含水率を著しく
低下はせることができる。例えば、凝集、水切りによシ
予備濃縮した下水汚泥をフィルタープレスに供給して3
kq / cdの圧搾圧力で約20分間脱水処理を行う
と、脱水ケーキの含水率は80〜85チとなりこれ以上
の圧力、時間をかけても脱水ケーキ含水率の低下にざほ
どの効果はない。これに対し、脱水の途中で40V程度
の直流電圧を印加して約15分間通電を行うと、脱水ケ
ーキの含水率は60チ前後にまで低下し、脱水ケーキの
体積は1/2以下に減少する。
従来の回分的電気浸透脱水機では、下水汚泥の圧搾脱水
の効果の減退する時期に汚泥中水分を陰匝側に吸引する
ため、汚泥中に一定の極性で直流通電を行なっている。
例外的に脱水ケーキの剥離性の改善あるいは脱水効果の
向上を目的として、1回分脱水操作の途中で通電方向を
逆にしたり、交流電圧をかけたりすることが知られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来技術の回分的電気浸透脱水機の運転方法では、被脱
水汚泥の性状によっては、回分操作を反覆するうち通電
不良となって電気浸透脱水の効果の著しい低下を来すこ
とが知見された。
これはS、、υ液中の不溶解成分、電解生成物が脱水過
程中に電極板の表面に沈着しこれが増加すると電流分布
の不均一、通電不良を起すためであると考えられる。
下水汚泥について検討の結果、陰極側の電極面に炭酸カ
ル/ラム、リン酸力ルンウム等が沈着して陰極面が白色
化し、そのままの状態で脱水運転を繰返すと、電気抵抗
が増加して効果的な直流通電が行えなくなり、同時に陰
極側の濾布も汚染てれて圧搾濾過脱水能力も次第に低下
することが判明した。
通常考えられる能力回復方法はブラシを用いた水洗であ
るが、これだけでは陰極面の沈着物の除去は困難であっ
た。酸洗により沈着物の溶解除去を図る必要があるが、
酸液使用のプラノ/フグは取扱上の問題がある。また回
分操作中の通電方向の逆転は、汚染でれた電極側で充分
な酸性液が生成されないので、汚染防止の効果は乏しい
本発明は、従来技術の上記問題点を解決し、長いjUj
間(わたって安定した脱水機能を発揮させる手段を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 前記目的は、本発明により、特別な付加設備、追加操作
を用いないで、運転方法の変更により達成される。すな
わち、本発明の電気浸透脱水機の運転方法は、構成上、
1対の電極板で濾布を介して汚泥を挾み、濾布内側の汚
泥を外側の電極板側から圧搾しながら電極板の間に直流
通電し、濾液を各電極板側に排出できるようにして回分
的に脱水処理するようにした電気浸透脱水(幾において
、1回ないし数回の回分的脱水処理毎に直流通電方向を
反対極性にして脱水操作を行うようにしたことを特徴と
する。
(作用) 汚染した電極を陽極として脱水運転を行うと、通電当初
に流出する酸性濾液によって沈着物が1@解除去をれる
(実施例) 以下、本発明方法を、第1および2図に例示する回分式
電気浸透脱水機に即して、実施例数置とともに具体的に
説明する。
この脱水機は、凹板(1)と圧搾濾板(2)との間に1
慮枠(3)を挾んで形成される密閉閘室(4)内におい
て濾布(5)に囲われる空間内に被脱水汚泥を圧入し、
圧搾濾板(2)のダイヤフラム(6)の背後に圧搾空気
を送給して汚泥を圧搾脱水するとともに、間板(1)と
ダイヤフラム(6)の表面に装着した通水性の電極板(
7) (8)の間に直流電流を汚泥を通じて通電して電
気浸透脱水を行うようにしたものである。
閘室(4)内では濾布(3)の上から濾布(5)を損け
て濾板(1)、圧搾濾板(2)に全面を覆うようにし、
圧搾濾板(2)にはその両側面を覆うようにダイヤフラ
ム(6)を上から掛け、電極板(8)はダイヤフラム(
6)面の中央部分に固定する。電極板(7) (8)は
通電部材(図示せず)を通じて、機外の各電極端子と導
電接続されている。
この電気浸透脱水機は次の順序で脱水操作を行う。
(1)  原汚泥は貫通路(9)、通孔(10全通じて
閘室(4)の濾布(5)間に供給され、原汚泥が充満す
ると、送給圧によって濾過された濾液は濾液排出用貫通
路Qυ@贈から機外に排出される。
尚、閘室(4)内の空気は原汚泥充満の過程で圧搾濾板
側の上部濾液溝(図示せず)を通して貫通路IJ3に抜
けるようになっている。
1ll)  原汚泥の閘室(4)への充満および送給圧
による濾過が終ると、併給弁Q4)を閉じ給気用貫通路
OQから圧搾濾板(2)に圧搾空気を送給してダイヤフ
ラム(6)を膨張式せ、濾布(5)に囲われた汚泥を圧
搾脱水する。
flu)  圧搾脱水過程で、電極板(7)を陽極とし
電極板(8)を陰極とし両電極間に直流電圧を印加する
と、通電により汚泥中の塩分が電気分解して、電極板(
7)の側では濾液が酸性となシ、電極板(8)の側では
濾液がアルカリ性となって排出される。脱水の進行とと
もに汚泥中に残った水分は電気浸透作用により電極板(
8)に吸引されて移行し、さらに脱水が進む。
上記の(1) (Ill [11)過程の電気浸透脱水
について、数値を例示すると次のとおりでちる。800
1角2室の前記電気浸透脱水機を使用し、高分子凝集剤
を用いて含水率95〜97%に予備濃縮した下水汚泥に
少量のNazsO−(原汚泥の0.1%程度)を添加し
た原汚泥を脱水処理した。(11原汚泥の温室(4)へ
の充満濾過および(Il)1〜5 kq / dの圧搾
脱水を5〜8分行なったのち、(III)電極t7) 
(8)間に40Vの直流電圧を印加して10〜15分の
通電を行なった脱水ケーキの含水率は60%前後にまで
低下した。しかし、前記の過程(I)(Il)(lll
)の電気浸透脱水を4〜5回分繰返すと、電極板(8)
の表面が沈着物によって白色化し汚染による脱水効果の
低下が起るようになり、約10回分の脱水を繰返したと
きには、電極板(8)表面の沈着物の電気抵抗が増加し
て電流値が尚初より約10係減少し、通電の不均一、濾
布の汚染の影響もあって、充分な電気浸透脱水の効果が
得られなくなる。
(IIA)  そこで、本発明においては、前記の(1
1(Ill fl)過程の回分的電気浸透脱水を1〜数
回分反覆したのちに、(ml過程に代え、汚染した電極
板(8)を陽極とし電極板(7)を陰極とじ逆翫性とし
逆方向の直流通電を行って次回分の電気浸透脱水を行う
。この(Ilflll (I[lA)の過程の電気浸透
脱水処理により電極板(8)表面にあった沈着物は(I
IIA)過程の初期に流出する酸性6Xl′ty、によ
ってほぼ完全に溶解除去され、同時に電極板(8)側の
濾布の目詰りも少くなって、脱水性能が再生され復元し
た。
(発明の効果) 以上のように、本発明方法によると、回分的電気浸透脱
水操作の反覆実施に際して、電原板および濾布の必要洗
浄頻度が少くなり、電気浸透脱水機の維持管理の負担が
軽減され、電極板、l虜布とも寿命が延び、長期にわた
って安定した最高度の脱水機能を発揮きせることができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法の実施に使用する電気浸透脱水機の
1例の脱水要素部材の縦断側面図、第2図は電気浸透脱
水機に対する配管接続を示す斜視図でちる。 [1)・・濾板、(2)・・圧搾6M板、(3)・・濾
枠、(4)・e閘室、(5)−・濾布、(6)−・ダイ
ヤフラム、(7) (8)・・電極板、(9)・・貫通
孔路、αO・・通孔、aυ@a葎・・濾液排出用貫通路
、αΦ・・供給弁、αQ・・給気用貫通路。 に11図 、A淘〜叩Ttjむ イ、21図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1対の電極枢で濾布を介して汚泥を挾み、濾布内側の汚
    泥を外側の電極板側から圧搾しながら電極板の間に直流
    通電し、濾液を各電極板側に排出できるようにして、回
    分的に脱水処理するようにした電気浸透脱水機において
    、1回ないし数回の回分的脱水処理毎に直流通電方向を
    反対極性にして脱水操作を行うようにしたことを特徴と
    する電気浸透脱水機の運転方法。
JP60265487A 1985-11-25 1985-11-25 電気浸透脱水機の運転方法 Pending JPS62125811A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5092974A (en) * 1990-01-25 1992-03-03 Shinko Pantec Co., Ltd. Electrode and method for compressive and electro-osmotic dehydration

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840110A (ja) * 1981-08-24 1983-03-09 アイオニツクス・インコ−ポレ−テツド 多段階電気透析液体処理装置及び運転方法

Patent Citations (1)

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JPS5840110A (ja) * 1981-08-24 1983-03-09 アイオニツクス・インコ−ポレ−テツド 多段階電気透析液体処理装置及び運転方法

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