JPS62124940A - セラミツク成形体 - Google Patents
セラミツク成形体Info
- Publication number
- JPS62124940A JPS62124940A JP26560785A JP26560785A JPS62124940A JP S62124940 A JPS62124940 A JP S62124940A JP 26560785 A JP26560785 A JP 26560785A JP 26560785 A JP26560785 A JP 26560785A JP S62124940 A JPS62124940 A JP S62124940A
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- JP
- Japan
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- clay
- ceramic molded
- firing
- fired
- molded body
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は建築、構築物の内、外壁材、屋根材に使用する
強度のあるセラミック成形体に関するものである。特に
、上記成形体は800℃以上の高熱下で焼成した成形体
において十分に強度を発揮しうるセラミック成形体に係
る。
強度のあるセラミック成形体に関するものである。特に
、上記成形体は800℃以上の高熱下で焼成した成形体
において十分に強度を発揮しうるセラミック成形体に係
る。
粘土、例えば木節粘土、蛙目粘土、信楽粘土を焼成して
タイル、瓦等を形成する場合は吸水率、凍害の関係で1
200〜1250℃で焼成していた。また、粘土を用い
た部材の強度を増すために種々の繊維を添加することも
、例えば特開昭49−107007号公報、特開昭56
−88885号公報が知られている。さらに、1200
℃で焼成したセラミック成形体の中においてアスベスト
繊維入り炭素セラミックシートを内蔵させたものは存在
しなかった。
タイル、瓦等を形成する場合は吸水率、凍害の関係で1
200〜1250℃で焼成していた。また、粘土を用い
た部材の強度を増すために種々の繊維を添加することも
、例えば特開昭49−107007号公報、特開昭56
−88885号公報が知られている。さらに、1200
℃で焼成したセラミック成形体の中においてアスベスト
繊維入り炭素セラミックシートを内蔵させたものは存在
しなかった。
しかしながら、これらの粘土を1200℃位で焼成した
際には吸水率が低下する反面、収縮が大きく、かつ、エ
ネルギーコストが高くなり、その上、焼成時に反ったり
、耐衝撃に欠ける欠点があった。
際には吸水率が低下する反面、収縮が大きく、かつ、エ
ネルギーコストが高くなり、その上、焼成時に反ったり
、耐衝撃に欠ける欠点があった。
また、粘土と無機繊維構造体を組み合せた焼成物(セラ
ミンク)は繊維を用いない焼成物より耐jJjγ性が改
善されたにすぎないものであり、これは周知技術である
。さらに、粘土単体での焼成前の成形では保形性に欠け
るため肉厚を厚くする必要があり、その上、押出時の滑
り(可塑性)が悪く、密度の不均一や型くずれ、クラッ
ク、ラミネーションなどが生ずる不利があった。
ミンク)は繊維を用いない焼成物より耐jJjγ性が改
善されたにすぎないものであり、これは周知技術である
。さらに、粘土単体での焼成前の成形では保形性に欠け
るため肉厚を厚くする必要があり、その上、押出時の滑
り(可塑性)が悪く、密度の不均一や型くずれ、クラッ
ク、ラミネーションなどが生ずる不利があった。
本発明は粘土物質に焼成時の収縮に対応できるアスベス
ト繊維入り炭素セラミックシート材を成形体の表層部に
サンドイッチ状に、あるいは粘土物に内蔵させたもので
ある。
ト繊維入り炭素セラミックシート材を成形体の表層部に
サンドイッチ状に、あるいは粘土物に内蔵させたもので
ある。
本発明のように粘土物質に機械強度、耐火性、耐収縮抑
制材、融点降下材として機能するアスベスト繊維入り炭
素セラミックシート材を内蔵等することによって、生地
の状態下での変形(寸法収縮、反り等)がなく、焼成後
には耐衝撃性、機械強度にすぐれ、その上、乾燥、焼成
時には融点降下により焼成時間を短縮できるものである
。
制材、融点降下材として機能するアスベスト繊維入り炭
素セラミックシート材を内蔵等することによって、生地
の状態下での変形(寸法収縮、反り等)がなく、焼成後
には耐衝撃性、機械強度にすぐれ、その上、乾燥、焼成
時には融点降下により焼成時間を短縮できるものである
。
以下に、図面を用いて本発明に係るセラミク成形体の一
実施例について詳細に説明する。すなわち、第1図は上
記成形体の一例を示す斜視図であり、土はセラミック成
形体、2はへ成粘土、■はアスベスト繊維入り炭素セラ
ミックシート材で焼成粘土2、所Hセラミック成形体上
に内蔵したものである。さらに説明すると、焼成粘土2
は生地として蛙目粘土、本節粘土、その他各地に産する
粘土の1種以上、好ましくは2種以上を適宜割合に混合
したものを素原料とするものである。なお、素原料の粘
土としては粒度を例えば50〜200メツシュ位に分級
して使用すると吸水率等でより好ましい結果が得られる
ものである。また、アスベスト繊維入り炭素セラミック
シート材!(以下、単に補強シートという)は第2図(
a)〜(e)に示す形状で、かつ、その構成はアスベス
ト繊維4の長、短繊維の1種、もしくは2種以上を炭素
セラミック薄層5内に分散させたものである。さらに説
明すると、アスベスト繊維4としてはクリソタイル石綿
、アモサイト石綿の1種で、粉末から長さが1〜30鰭
位までのものを1〜10重量%添加し、これに84Cと
SiCを混合し磨砕した粉体を90重量%添加し、厚さ
1〜5鶴位に加圧成形後に焼成したものである。勿論、
曲げ強度、弾性率、耐熱衝撃性にすぐれたものであり、
800〜1300℃の焼成に十分に耐え得るものである
。また、この補強シート3の形状としては薄板、嵩高板
、あるいはCb1図に示すように金属線条材6(M4体
も含む)を介在させたり、fC1図に示すように厚肉部
3aを形成し、押出成形後に樋条に成形する際の角部と
したり、(e)図に示すように切り欠き孔3bを形成し
たりすることもできる。なお、金属線条材を用いるとき
は(還元炎)下で焼成するものである。
実施例について詳細に説明する。すなわち、第1図は上
記成形体の一例を示す斜視図であり、土はセラミック成
形体、2はへ成粘土、■はアスベスト繊維入り炭素セラ
ミックシート材で焼成粘土2、所Hセラミック成形体上
に内蔵したものである。さらに説明すると、焼成粘土2
は生地として蛙目粘土、本節粘土、その他各地に産する
粘土の1種以上、好ましくは2種以上を適宜割合に混合
したものを素原料とするものである。なお、素原料の粘
土としては粒度を例えば50〜200メツシュ位に分級
して使用すると吸水率等でより好ましい結果が得られる
ものである。また、アスベスト繊維入り炭素セラミック
シート材!(以下、単に補強シートという)は第2図(
a)〜(e)に示す形状で、かつ、その構成はアスベス
ト繊維4の長、短繊維の1種、もしくは2種以上を炭素
セラミック薄層5内に分散させたものである。さらに説
明すると、アスベスト繊維4としてはクリソタイル石綿
、アモサイト石綿の1種で、粉末から長さが1〜30鰭
位までのものを1〜10重量%添加し、これに84Cと
SiCを混合し磨砕した粉体を90重量%添加し、厚さ
1〜5鶴位に加圧成形後に焼成したものである。勿論、
曲げ強度、弾性率、耐熱衝撃性にすぐれたものであり、
800〜1300℃の焼成に十分に耐え得るものである
。また、この補強シート3の形状としては薄板、嵩高板
、あるいはCb1図に示すように金属線条材6(M4体
も含む)を介在させたり、fC1図に示すように厚肉部
3aを形成し、押出成形後に樋条に成形する際の角部と
したり、(e)図に示すように切り欠き孔3bを形成し
たりすることもできる。なお、金属線条材を用いるとき
は(還元炎)下で焼成するものである。
ここで、本発明に係るセラミック成形体上の製造法につ
いて簡単に説明すると、いま粘土としては粘土を80メ
ソシユにそろえた蛙目粘土に、ピアノ線(太さ0.3鳳
麿)を第2図(d)に示すシート状に形成し、粘土と水
を混合したものを押し出す土練機(図示せず)の口金前
に挿入し、第1図に示す断面で連続して押出すものであ
る。次に、この押出し成形体(生もの)を口金の後に配
した乾燥機(図示せず)に送給し、18%位の水分を1
%位までに低減させる。ここで、定尺にカット、例えば
600〜3000m謂にし、これを焼成炉(還元炎)に
送給し、8〜12時間、もしくは24時間で予熱→焼成
−徐冷の工程を経て第1図に示すようなセラミック成形
体上を得るものである。なお、焼成温度は800〜12
50℃位のいずれかで焼成する。
いて簡単に説明すると、いま粘土としては粘土を80メ
ソシユにそろえた蛙目粘土に、ピアノ線(太さ0.3鳳
麿)を第2図(d)に示すシート状に形成し、粘土と水
を混合したものを押し出す土練機(図示せず)の口金前
に挿入し、第1図に示す断面で連続して押出すものであ
る。次に、この押出し成形体(生もの)を口金の後に配
した乾燥機(図示せず)に送給し、18%位の水分を1
%位までに低減させる。ここで、定尺にカット、例えば
600〜3000m謂にし、これを焼成炉(還元炎)に
送給し、8〜12時間、もしくは24時間で予熱→焼成
−徐冷の工程を経て第1図に示すようなセラミック成形
体上を得るものである。なお、焼成温度は800〜12
50℃位のいずれかで焼成する。
以上、説明したのは本発明に係るセラミック成形体の一
実施例であり、粘土にアスベスト繊維、ガラス扮、パル
プ等を1〜5%位(重量比)で添加して押出、乾燥、焼
成することも可能であり、この際は、融点降下、吸水率
、収縮の低減をより効果的に図り得るものである。さら
に、第3図fa)〜([1に示す構造、第4図(a)〜
i3>に示す断面形状に形成することもできる。特に第
3図において、<b1図は裏面に不燃板? (ALC
1発泡コンクリート等)を配設したもの、(d)図は内
部に合成樹脂発泡体8を充填し、かつ、連結部に金属板
9を用いたものである。なお、第4図においてはシート
材3を省略して示す。
実施例であり、粘土にアスベスト繊維、ガラス扮、パル
プ等を1〜5%位(重量比)で添加して押出、乾燥、焼
成することも可能であり、この際は、融点降下、吸水率
、収縮の低減をより効果的に図り得るものである。さら
に、第3図fa)〜([1に示す構造、第4図(a)〜
i3>に示す断面形状に形成することもできる。特に第
3図において、<b1図は裏面に不燃板? (ALC
1発泡コンクリート等)を配設したもの、(d)図は内
部に合成樹脂発泡体8を充填し、かつ、連結部に金属板
9を用いたものである。なお、第4図においてはシート
材3を省略して示す。
上述したように本発明に係るセラミック成形体によれば
、■耐衝撃性、曲げ強度、非吸水性にすぐれる。■押出
成形時の変形がない。■任意の形状に、成形できる。■
乾燥した粘土の焼成下でも補強シート材は粘土の収縮を
抑制すると共に、その収縮に追従し、弾力を発揮した状
態で内蔵できる。■焼成時に熱の伝導が補強シート材に
よってよくなり、乾燥、焼成時間を短縮できる。■長尺
のセラミック成形体を容易に形成し得る。■焼成温度を
降下させても高温1250℃で焼成したと同じ特性が得
られ、コストダウンを図り得る。等の特徴がある。
、■耐衝撃性、曲げ強度、非吸水性にすぐれる。■押出
成形時の変形がない。■任意の形状に、成形できる。■
乾燥した粘土の焼成下でも補強シート材は粘土の収縮を
抑制すると共に、その収縮に追従し、弾力を発揮した状
態で内蔵できる。■焼成時に熱の伝導が補強シート材に
よってよくなり、乾燥、焼成時間を短縮できる。■長尺
のセラミック成形体を容易に形成し得る。■焼成温度を
降下させても高温1250℃で焼成したと同じ特性が得
られ、コストダウンを図り得る。等の特徴がある。
第1図は本発明に係るセラミック成形体の一例を示す斜
視図、第2図ta+〜(eJは本発明に用いるアスヘス
ト繊維入り炭素セラミックシート材の一例を示す概略説
明図、第3図(al 〜(f)、第4図(a)〜(S)
は本発明に係るセラミック成形体のその他の実施例を示
す説明図である。 上・・・セラミ’/り成形体、2・・・焼成粘土。
視図、第2図ta+〜(eJは本発明に用いるアスヘス
ト繊維入り炭素セラミックシート材の一例を示す概略説
明図、第3図(al 〜(f)、第4図(a)〜(S)
は本発明に係るセラミック成形体のその他の実施例を示
す説明図である。 上・・・セラミ’/り成形体、2・・・焼成粘土。
Claims (1)
- (1)焼成粘土にアスベスト繊維入り炭素セラミックシ
ート材を内蔵させたことを特徴とするセラミック成形体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560785A JPS62124940A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | セラミツク成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560785A JPS62124940A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | セラミツク成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124940A true JPS62124940A (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=17419480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26560785A Pending JPS62124940A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | セラミツク成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124940A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126450A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-05 | 凸版印刷株式会社 | 補強タイルの製造方法 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP26560785A patent/JPS62124940A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126450A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-05 | 凸版印刷株式会社 | 補強タイルの製造方法 |
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