JPS62118876A - 可調整フイルタ付シガレツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気希釈率を変えるために喫煙者自身が調整で
きるようにしたフィルタ付シガレットに関する。

希釈度を制御するための一体的回転素子を有する可変希
釈シガレットの製造は公知である。

この回転素子は軸方向に変位しないように固定バンドで
保持し、回転して整合したり外れたりできるフィルタ栓
の封包体の切り込みに重なり合う切り込みを有する吸い
口部包み紙の回転可能なバンドとすることができる。あ
るいはこれに代って、上記回転素子はフィルタ栓の固定
部分上に延びる吸い口部包み紙部分をつけたフィルタ栓
の回転部分にすることができる。吸い口部包み紙の延長
部分は固定フィルタ栓部片上の栓の封包体に設けた切り
込みに重なり合う切り込みを有する。これら二つの切り
込みは回転自在なフィルタ部片を回転させることによっ
て整合したり外れたりすることができる。このようなシ
ガレットは米国特許第４５３２９４３号に開示されてい
る。

上記形式のシガレットを製造する場合には吸い口部包み
紙部分と栓封包体とに設けられた切り込みは両方の層を
ナイフまたはレーザ光線で同時に切り込むことによって
簡単に形成できる。

従って、シガレットは先ずこれらの切り込みを縦方向に
も回転方向にも完全に整合させて組立てられる。次に希
釈度は切り込みの回転方向の整合を変える回転自在な部
片を回転させることによって調整できる。

このようなシガレットにおいては、切り込みの縦方向の
整合はフィルタ部片が回転するに従つて変化することの
ないようにできている。しかし、一部の構造のものでは
、回転部片が回転するとこれが縦方向の運動をおこし、
切り込みつ縦方向整合に作用して希釈度の制御を悪くす
るものがある。

切り込みの縦方向整合が変っても可変希釈特徴の制御に
影響を及ぼさない上記形式の可変希釈シガレットを提供
できることが望ましい。

本発明によれば、タバコ軸部と、空気および煙を通す吸
い口端と軸端とを有する実質的に円筒状フィルタ栓と、
このフィルタ栓を包む栓封包体と、上記フィルタ栓を包
みこれを上記タバコ軸部に結合する吸い口部包み紙とよ
りなり、この栓封包体と吸い口部包み紙とのうちの少な
くとも一方は実質的に不通気性であること、上記フィル
タ栓はシガレットの軸を中心に回転するように軸端部片
に軸方向に接続された吸い口端部片よりなること、これ
ら両部片の各々はそれぞれの吸い口端および軸端を有し
、上記吸い口部包み紙は第１囲口を有し上記栓封包体は
この第１開口の下側にある第２開口を有し、これら両開
口は吸い口端部片および軸端部片の一方の上側に重なり
合っているので、吸い口端部片が軸端部片に対し回転す
れば第１開口と第２開口との間の整合が変わりフィルタ
付シガレットの空気希釈率が変化するようにしたフィル
タ付シガレットにおいて、前記上側に重なった部片がこ
の上層部片の吸口端より遠い方の第１部位からこの上層
部片の軸端から遠い方の第２部位へき延びるずらりと列
んだ有角的に間隔を密にした縦方向の凹陥部よりなり、
前記開口が前記第１部位と第２部位との間で且つこの列
んだ凹陥部内にあり、これによってこれら開口間の整合
が開口の小さな縦方向整合の狂いに影響されないことを
特徴とするフィルタ付シガレットが提供される。

本発明によれば、シガレット軸部および巻着けのすんだ
フィルタ栓を所望長さに切断する工程と、巻着けのすん
だフィルタ栓に局面方向の切り目を形成して巻着けのす
んだフィルタ栓の縦軸に沿って第１部片および第２部片
と中心の芯とを限定し第１部片が第２部片に対し巻着け
のすんだフィルタ栓の縦軸を中心に回転できるようにす
る工程と、巻着けのすんだフィルタ栓に縦方向凹陥部を
形成する工程と、シガレット軸部と巻着けのすんだフィ
ルタ栓を軸方向に整合する工程と、タバコ軸部と巻着け
のすんだフィルタ栓とを吸い口部包み紙で包む工程と、
この吸い口部包み紙および栓封包体に第１および第２開
口を形成する工程とよりなる前記形式のシガレットを製
造する方法がさらに提供される。

本発明は以下に添付の図面を参考に例としてさらに詳し
く説明する。

斜上のごとく、縦方向整合に狂いを受は易い米国特許第
４５３２９４３号に開示の形式のシガレットは第１図乃
至３図に示されている。シガレット１０は軸方向に心合
せされて包まれた円筒状フィルタ栓１２に取付けられた
タバコ軸部１１、即ちシガレット紙に包まれた喫煙材料
の充填物と、吸い口部包み紙１３とよりなる。

フィルタ栓１２は空気および煙を自由に通過させる吸い
口端と軸端とを有し、円周方向に延びる切り目１６によ
って第１部片１４と第２部片１５とに分割されている。

この切り目１６は中心部の軸芯３０を限定し、この軸芯
を中心にして上記第１部片１４は上記第２部片１５に対
し回転可能である。吸い口部包み紙１３はフィルタ栓１
２を取巻と、この栓をタバコ軸部１１に端面対接関係に
おいて接合している。吸い口部包み紙１３はこれが部片
１４に接着剤バンド２２で固着されているフィルタ栓１
２の実質的な吸い口端からフィルタ栓１２の軸端に近い
タバコ軸部１１の部位へ延び、ここで包み紙１３は両方
の部片１５とタバコ軸部１１とに接着剤バンド２３で固
着されている。吸い口部包み紙１３にはまた円周方向切
り目１６とタバコ軸部１１との間の部位に有孔折断線１
７が設けられて、吸い口部包み紙１３は二つの包み紙部
分２４および２５に分割される。

二つの開口１８．１９が吸い口部包み紙１３に貫通して
設けられて、フィルタ栓包封体の下側になる部分に設け
られた二つの開口２０．２１と対応する。有孔折断線１
７が破れると、吸い口部包み紙部分２４は中心部の芯３
０の軸を中心にフィルタ栓１２の第１部片１４に共に自
由に回転できるので、吸い口部包み紙１３の開口１８．
１９とフィルタ栓封包体の下になる部分の開口２０．２
１とは整合を種々異なる度合いにできる。整合度の調整
によって種々異なる空気量がフィルタに入り煙と一体に
なることによってシガレットの空気希釈率が変わる。

斜上のごとく、このようなシガレットは第３図に示す先
きを覆ってないフィルタ栓３１のごときフィルタ栓を形
成し、有孔折断線１７を既に設けである所定長さの吸い
口部包み紙１３で両方の先きを覆ってないフィルタ栓３
１とタバコ軸部１１とにフィルタ栓３１を連結すること
によって構成される。吸い口部包み紙１３は接着剤バン
ド２２によってフィルタ栓３１の軸端に接合されると共
に接着剤バンド２３によってフィルタ栓３１の軸端とタ
バコ軸部１１の隣接端とに接合されている。一対の切り
込みがナイフまたはレザビームその他適当な装置によっ
て吸い口部包み紙１３と先きを覆ってないフィルタ栓３
１の封包体とを貫通して形成されて同時に開口１８およ
び２０と開口１９および２１とを形成し、先きを覆って
いないフィルタ栓３１をフィルタ栓１２に変える。

上記のごとく構成された直後にフィルタ栓１２の部片１
４を回転させると、中心部の軸芯３０がねじれるので芯
３０は短かくなる傾向を示す。

しかし、対向するフィルタ部片１４．１５の芯３０より
外向き半径方向における部分は直接触しているので、芯
３０は短かくならない。それよりかむしろ、芯３０の繊
維はねじられている間、芯の全長を同一に維持するため
伸びるか乃至は長くなる。変形作用やゆがみが伴うので
、芯の繊維はもとの長さには戻らない。その結果、部片
１４が芯３０のもつと弛んだ位置へ回転すると、部片１
４は部片１５から僅かに離間する。

従って、開口１８．１９および２０．２１が回転方向に
整合している場合でも、縦方向には整合していないので
、可変希釈機構の機能は損なわれることもある。

この可変希釈機構の機能が損われることの可能性は部片
１４．１５の縦方向運動を減少させるか乃至は除去する
ことによって最小限にすることができる。縦方向運動を
減少または除去する一つの方法は１９８５年８月１日付
提出の同時出願の米国特許出願番号７６１６３１に開示
されている。

可変希釈機構の機能を損なうことの可能性はさらにこの
機構がフィルタ部片の相対的縦方向運動に影響を受けな
いような構造にシガレットをつくることによって減殺す
ることもできる。

このような一つのシガレットを第４図乃至７図に示す。

シガレット４０は軸方向に芯合せされて包まれた円筒状
フィルタ栓４２に連結されたタバコ軸部１１と吸い口部
包み紙４３とよりなる。フィルタ栓４２はフィルタ栓１
２と同様のもので、円周方向に延びる切り目４６で第１
吸い口端部片４４と第２軸端部片４５とに分割されてい
て、切り目４６はフィルタ栓１２の中心の軸芯３０と同
様な中心の軸芯６４を限定し、この軸芯を中心にして部
片４４は部片４５に対して回転可能である。吸い口部包
み紙４３はシガレット１０の場合同様にシガレット４２
を取巻きこれをタバコ軸部１１に接合している。包み紙
４３はこれが部片４４に接着剤バンド２２で固着されて
いるフィルタ栓４２の実質的な吸い口端からフィルタ栓
４２の軸端に近いタバコ軸部１１の部位へ延び、ここで
包み紙１３は両方の部片４５とタバコ軸部１１とに接着
剤バンド２３で固着されている。円周方向切り目４６と
タバコ軸部１１との間に配置された有孔折断線１７によ
って吸い口部包み紙４３は二つの吸い口部包み紙部分４
７．４８に分割されている。

フィルタ栓４２がフィルタ栓１２と異なるのは縦方向凹
陥部５０の環状帯が部片４５の両端から遠い方の部片面
に形成されて各凹陥部５０は部片４５の吸い口端から遠
い方の第１部位から部片４５の軸端から遠い方の第２部
位へ延びている点にある。好ましくは、凹陥部５０は各
々長さが約２朋乃至４顛、深さが約１１Ｍ以下で、各凹
陥部５０間の頂点５１は凹陥部５０の環状帯の外側でフ
ィルタ栓４２の表面と同一平面にある。フィルタ栓封包
体５２は凹陥部５０と環状帯における頂点５１とに一致
する。凹陥部５０は好ましくはフィルタ栓１２などのフ
ィルタ栓をエンボスすることによって形成される。説明
を容易にするため、凹陥部５０および頂点５１は第５図
に鋭角的に示されているが、実際にはもつと丸味をつけ
たものとすることができる。

吸い口部包み紙４３とフィルタ栓封包体５２のうちの少
なくとも一方は実質的に不通気性である。包み紙４３も
封包体５２も両方とも実質的には不通気性であることが
好ましい。

第１部位と第２部位との間にあって凹陥部５０を含む帯
域の上側に重なり同時に吸い口部包み紙４３の部分４７
に開口６０および６１を形成し、フィルタ栓封包体５２
に開口６２および６３を形成する吸い口部包み紙４３と
検討包材５２の両方を貫通する一対の切り込みがナイフ
、レーザビームその他適当な装置によって形成されてい
る。

開口６０および６２と６１および６３とは少なくとも部
分的に回転して整合状態にある場合は、空気は開口６０
および６１を通ってこれら開口の下側にある凹陥部５０
内に入り、次いで栓封包体５２の開口６２および６３を
通ってフィルタ栓４２内に入る。開口６０．６２および
６１．６３の縦方向の整合の狂いはこれによって開口６
０．６１が凹陥部５０の帯域の範囲外になる程大きな狂
いでない限り可変希釈機構の動作に悪影響しない。開口
６０．６１が凹陥部５０の帯域内にある限り、空気は開
口６２．６３に届くまで開口６０．６１から凹陥部５０
に沿って縦方向に流れることができる。このように凹陥
部５０は可変希釈機構用のプリナムの役割をする。

凹陥部５０をプリナムとして使用することによって第４
図乃至７図のシガレットに利用される希釈制御は低下し
ない。何故ならば凹陥部５０は栓封包体５２の外側にあ
って軸端部片４５の端部に達しないので、凹陥部５０は
不必要な空気をフィルタ栓４２の内部に導入しない。凹
陥部５０は縦方向の空気の流れを許しても、円周方向へ
の流れを許さないので、第４図乃至７図のシガレットに
おいて特にある程度の回転的整合であれば第１図乃至３
図のシガレットの場合と同程度の希釈か得られる。頂点
５１は吸い口部包み紙１３の内面と接触しているように
凹陥部の帯域の外側でフィルタ栓部片４５の表面とでき
る限り同一平面を保つべきであるとする理由は円周方向
の空気の流れを防止することにある。

第１図乃至３図のシガレットの別の実施例を第８図に示
す。このシガレット８０もまた使用中におこる縦方向の
整合の狂いを受は易い。この実施例では、開口８１およ
び８２がフィルタ栓１２の吸い口端部片１４とこれの上
側に重なる吸い口部包み紙１３とに形成されている。接
着剤部分８３と非接着剤部分８４とを有する吸い口部包
み紙１３のバンドが一つだけある。接着剤部分８３はタ
バコ軸部１１の一部分とフィルタ栓１２の軸端部片１５
の少なくとも一部分との上に重なっている。非接着剤部
分８４は接着剤部分８３の吸い口端から開口８１とシガ
レット８０の吸い口端との間で吸い口端部片１４の一点
へと延びている。吸い口端部片１４の残り部分は喫煙者
が掴んで回転して希釈度を変えるために吸い口部包み紙
１３から突出している。

所望によっては、この部片１４の突出部分は別の吸い口
部包み紙バンド（図示せず）で覆うこともできる。

シガレット８０は同様な理由でシガレット１０と同様な
縦方向の整合の狂いを受は易い。シガレット４０（第４
図乃至７図）におけると同じ縦方向の凹陥部５０の環状
帯域９１を第９図に示すシガレット９０に設けることが
本発明の別の実施例により可能である。凹陥部５０はシ
ガレット９０においてもシガレット４０の場合と同様に
機能してその使用中に起る小さな縦方向整合の狂いに対
しシガレット９０の可変希釈機構が影響を受けないよう
にされている。

上記実施例では第４図乃至７図と第９図とにおいて示す
ととく凹陥部５０の配列の環状帯域においてシガレット
の局面を完全に囲繞しているが、希釈用開口６０−６３
または８１．８２を含み、これらにすぐ隣接する環状帯
域の円周方向部分にだけ凹陥部５０が設けられた本発明
の第３実施例が可能である。しかし、この第３実施例（
図示せず）においては、フィルタ栓がその縦軸を中心に
適正に角度をつけて芯合せれることによって開口６０−
６３または８１．８２が凹陥部の配列内に形成されるこ
とがこれら開口を形成する場合に必要である。

以上のごとくして、切り込みの縦方向の整合の狂いに影
響を受けない斜上の形式の改良された可変希釈シガレッ
トが提供される。画業技術に通暁する者が本発明が制限
のためでなく説明のために提示された斜上の実施例以外
のものによっても実施可能であることは理解されよう。

本発明は付属の特許請求の範囲によってのみ制限される
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は縦方向整合に狂いを受は易い可変希釈シガレッ
トの吸い口部から見た部分的展開斜視図、第２図は第１
図の２−２線に沿った第１図のシガレットの断面図、第
３図は第１図および２図のシガレットのフィルタ栓の横
断面図、第４図は本発明のシガレットの吸い口部から見
た部分的展開斜視図、第５図は第４図の５−５線に沿っ
た第４図のシガレットの手軽方向横断面図、第６図は第
５図の６−６線から見た第４図のシガレットの縦軸断面
図、第７図は第５図の７−７線から見た第４図のシガレ
ットの縦軸断面図、第８図は縦方向整合に狂いを受は易
い第１図のシガレットの別の実施例の吸い口部から見た
部分的展開斜視図、第９図は本発明の第４図のシガレッ
トの別の実施例の部分的展開斜視図である。 なお図において、符号１１はタバコ軸部、１２．３１．
４２はフィルタ栓、１３．４３は吸い口部包み紙、１４
．４４は第１吸い口端部片、１５．４５は第２軸端部片
、２２は第１接着剤部分、２３は第２接着剤部分、３０
．６４は中心の軸心、６０．６１は第１開口、６２゜６
３は第２開口、５０は凹陥部、５２は栓封包体、８４は
接着剤のない部分である。 手続補正書 １．事件の表示　Ｂ呂ｐし１斗特占千Ｑ咋２ゲタ／ｉθ
七２、全１３静′ｈ件 ゛ｑ調堅フィル９イち力シ、汗 ３、補正をする者 ４、代理人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、タバコ軸部と、空気および煙を通す吸い口端と軸端
   とを有する実質的に円筒状フィルタ栓と、該フィルタ栓
   を取巻く栓封包体と、該フィルタ栓を取巻きこれを上記
   タバコ軸部に結合する吸い口部包み紙とよりなり、該栓
   封包体と該吸い口部包み紙のうちの少なくとも一方は実
   質的に不通気性であること、上記フィルタ栓がシガレッ
   トの軸を中心に回転するように軸端部片に軸方向に接続
   された吸い口端部片よりなること、該両部片の各々はそ
   れぞれ吸い口端および軸端を有し、上記吸い口部包み紙
   は第１開口を有し、上記栓封包体は該第１開口の下側に
   ある第２開口を有し、該両開口は吸い口端部片および軸
   端部片の一方の上側に重なり合っているので吸い口端部
   片が軸端部片に対し回転すると第１開口と第２開口との
   間の整合が変わりフィルタ付シガレットの空気希釈率が
   変化するようにしたフィルタ付シガレットにおいて、前
   記上側に重なった部片が該上層部片の吸い口端から遠い
   方の第１部位から該上層部片の軸端から遠い方の第２部
   位へと延びるずらりと列んだ有角的に間隔を密にした縦
   方向の凹陥部よりなり、前記開口は上記第１部位と第２
   部位との間で且つ上記列んだ凹陥部内にあり、上記によ
   って該各開口間の整合が該開口の小さな縦方向整合の狂
   いに影響されないことを特徴とするフィルタ付シガレッ
   ト。 ２、前記各開口が軸端部片の上側に重なり、前記第１開
   口を含む吸い口部包み紙の部分は吸い口端部片が回転す
   ると軸端部片に対し回転する特許請求の範囲第１項に記
   載のフィルタ付シガレット。 ３、前記吸い口部包み紙がタバコ軸部上の第３部位から
   フィルタ栓の吸い口端へ延び、タバコ軸部と該軸部に上
   記フィルタ栓を接続するための軸端部片の少なくとも一
   部分との上側に重なる第１接着剤部分と、前記吸い口端
   部片の少なくとも一部分の上側に重なる第２接着剤部分
   と、前記第１開口を含む接着剤のない部分とを有する特
   許請求の範囲第２項に記載のフィルタ付シガレット。 ４、前記吸い口部包み紙が第１バンドと第２バンドとよ
   りなり、該第１バンドは前記第１接着剤部分を有し、該
   第２バンドは前記第２接着剤部分および接着剤のない部
   分を有する特許請求の範囲第３項に記載のフィルタ付シ
   ガレット。 ５、前記第２バンドが前記第１バンドに有孔状に接続さ
   れている特許請求の範囲第４項に記載のフィルタ付シガ
   レット。 ６、前記各開口が吸い口端部片の上側に重なり、前記吸
   い口部包み紙の第１開口を含む部分は該吸い口端部片が
   回転する時軸端部片に対し停止のままである特許請求の
   範囲第１項に記載のフィルタ付シガレット。 ７、前記吸い口部包み紙がタバコ軸部の第３部位から前
   記各開口と吸い口端部片の吸い口端との間の第４部位へ
   延びていて、上記タバコ軸部にフィルタ栓を接続するた
   め該タバコ軸部と軸端部片の少なくとも一部分との上側
   に重なる接着剤部分と、前記第１開口を含む接着剤のな
   い部分とを有する特許請求の範囲第６項に記載のフィル
   タ付シガレット。 ８、前記吸い口部包み紙が第１バンドと第２バンドとよ
   りなり、該第１バンドが前記第３部位より前記第４部位
   へ延び、該第２バンドが該第４部位から吸い口端部片の
   吸い口端へ延びて該吸い口端部片に接着された特許請求
   の範囲第７項に記載のフィルタ付きシガレット。 ９、前記縦方向凹陥部間のフィルタ栓の部分上に重なる
   栓封包体の外面が該フィルタ栓の残部の上側に重なる栓
   封包体の外面と同一平面にある特許請求の範囲前記いず
   れかの項に記載のフィルタ付シガレット。 １０、前記吸い口端部片と軸端部片が前記フィルタ栓に
   設けた円周方向の切り目によって限定され、該切り目が
   部分的に上記フィルタ栓中に貫通して上記吸い口端部片
   を上記軸端部片へ接続するフィルタの太い束（ｔｏｗ）
   材料の中心の軸芯を限定する特許請求の範囲前記いずれ
   かの項に記載のフィルタ付きシガレット。 １１、前記吸い口部包み紙と栓封包体の両方を実質的に
   通気性にした特許請求の範囲前記いずれかの項に記載の
   フィルタ付きシガレット。 １２、前記吸い口部包み紙を通気性にして栓封包体を実
   質に通気性にした特許請求の範囲第１項乃至１０項のい
   ずれかに記載のフィルタ付シガレット。 １３、前記吸い口部包み紙を実質的に不通気性とし、栓
   封包体を通気性とした特許請求の範囲第１項乃至１０項
   のいずれかに記載のフィルタ付きシガレット。 １４、タバコ軸部および巻着けのすんだフィルタ栓を所
   望長さに切断する工程と、該フィルタ栓に円周方向の切
   り目を形成して該栓の縦軸に沿って第１部片および第２
   部片と中心芯とを限定し第１部片が第２部片に対し該巻
   着けのすんだフィルタ栓の縦軸を中心に回転できるよう
   にする工程と、該巻着けのすんだフィルタ栓に縦方向凹
   陥部を形成する工程と、上記タバコ軸部と巻着けのすん
   だフィルタ栓とを軸方向に整合する工程と、該タバコ軸
   と巻着けのすんだフィルタ栓とを吸い口部包み紙および
   栓封包体に第１開口および第２開口を形成する工程とよ
   りなる特許請求の範囲前記いずれかの項に記載のフィル
   タ付シガレットの製造方法。