JPS6211778Y2 - - Google Patents

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JPS6211778Y2
JPS6211778Y2 JP14803681U JP14803681U JPS6211778Y2 JP S6211778 Y2 JPS6211778 Y2 JP S6211778Y2 JP 14803681 U JP14803681 U JP 14803681U JP 14803681 U JP14803681 U JP 14803681U JP S6211778 Y2 JPS6211778 Y2 JP S6211778Y2
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JP
Japan
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cup
flange portion
cup body
circumferential groove
flange
Prior art date
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JP14803681U
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JPS5853041U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、肉薄に成形された合成樹脂製のカツ
プに関するものであつて、内部に収納される熱湯
の熱に対してカツプを持ち易くすることを目的と
するものである。
コーヒー等の自動販売機、店頭での立ち飲み等
にあつては、コーヒー等のカツプとして廉価にし
て軽量で成形が簡単な使い捨て容器が広く用いら
れている。
この種カツプは、上記廉価、軽量、成形の容易
性等に着目して肉薄な合成樹脂によつて成形され
るようになつてきているが、肉薄な形状とした場
合、収納するコーヒー等の熱湯の熱がカツプに伝
達されてしまい、極めて熱く持ちにくくなる欠点
が存した。
また、補強および飲む際の口当りを良くするた
めのカツプの上端を丸味を帯びて反転させること
が行なわれているが、この場合であつても反転さ
せて下方を向いたその先端が下唇に当つてしま
い、口触りの悪いものとなつていた。
本考案は、上記従来の欠点、不都合を解消する
べく考案された合成樹脂製のカツプに関するもの
であつて、上端部を外方に反転してフランジ部を
屈曲成形したカツプ本体に、周壁に凹凸部を屈曲
成形すると共に、上記フランジ部の下方を向いた
先端面を覆う鍔部と、フランジ部内の下方から嵌
まり込む短筒とを屈曲成形した外装体を嵌め込ん
だ構成である。
以下本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
図中1は肉薄な合成樹脂製カツプ本体であつ
て、底板2を有する直線円筒部3の上端に、逆円
錐台形状で上端が開口した胴部4を連設して筒体
5を構成し、前記胴部4の上部外周に周突条6を
屈曲形成すると共に、該周突条6の上位外面に周
溝7を屈曲形成し、さらに前記胴部4の上端部を
外方に反転させて、先端が前記周溝7のほぼ上端
側方位置に下方に向く姿勢で位置するフランジ部
8を屈曲形成した構成である。
次に図中9は肉薄な合成樹脂製の外装体であつ
て、逆円錐台形状の筒体10の上端に鍔部11と
短筒12とを屈曲して連続して設けた構成であ
る。
前記筒体10は、上記カツプ本体1の上部であ
る胴部4の外周に嵌装されるが、その周壁上部内
周には、前記カツプ本体1の周突条6に係合する
周溝13が屈曲成形され、この周溝13の上位内
周にはカツプ本体1の周溝7に係合する周突条1
4が屈曲成形されているが、さらにこの周壁には
図示例では縦に多数の凹部15が並列して屈曲成
形されている。
すなわちカツプ本体1の胴部4に上記筒体10
を嵌め込むと、筒体10の内面である前記凹部1
5の内面が胴部4外面に面接し、従つて各凹部1
5間における外装体9とカツプ本体1の胴部4と
の間には、間隙が形成されることになる。
上記筒体10の上端に屈曲連設される鍔部11
は、その直径が前記カツプ本体1のフランジ部8
先端の直径と等しく、従つてカツプ本体1に外装
体9を嵌め込んだ際にフランジ部8の先端面を覆
う形態となり、さらに鍔部11周端から屈曲成形
される短筒12は、外方に反転して形成されたフ
ランジ部8内に下方から密嵌入する形状となつて
いる。
従つて、カツプ本体1の下方より外装体9を嵌
め込むと、カツプ本体1の周突条6が外装体9の
周溝13内に、また外装体9の周突条14がカツ
プ本体1の周溝7内に、それぞれ嵌まり込んで係
合し、また鍔部11がフランジ部8先端面を覆い
かつ短筒12がフランジ部8内に密嵌入し、カツ
プ本体1と外装体9とは確固と組付くのである。
以上の説明から明らかなように、カツプ本体1
と外装体9とは、カツプ本体1の外面と外装体9
の内面との間に一定の間隔をあけて相互に組付
き、しかも外装体9には凹部15が形成されてい
て、その内面がカツプ本体1の外面に面接してい
るので、上記相互組付きが、間隙を形成するにも
かかわらず、がたつくことなく安定姿勢で達成さ
せることができる。
それゆえに上記間隙によつてカツプ本体1と外
装体9との間に断熱がある程度達成でき、カツプ
本体1内に熱湯を入れても外装体9にまで熱が伝
わることはなく、持ち易くなるのである。
またカツプ本体1のフランジ部8先端は、外下
方にめくれる形態で反転形成されているが、その
先端面は鍔部11によつて下方より覆われてお
り、しかも鍔部11から連続する短筒12はフラ
ンジ部8内に密嵌入している。
従つてフランジ部8が短筒12によつて補強さ
れ、しかもフランジ部8先端面が露出していない
ので、口をつけて飲む際に極めて口触りのよいも
のとなる。
ゆえに本考案は、断熱効果に優れているのでカ
ツプ本体内に熱湯を入れても熱くて持てないとい
うことはなく、また口縁部を円滑面に形成したの
で飲み易く口当りがよく、構造が簡単であつて成
形が容易であり、組付けも簡単で確固としている
等、多くの作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカツプの正面図である。
第2図は分解断面図である。第3図は縦断面図で
ある。 符号の説明、1……カツプ本体、4……胴部、
5……筒体、6……周突条、7……周溝、8……
フランジ部、9……外装体、10……筒体、11
……鍔部、12……短筒、13……周溝、14…
…周突条、15……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端が開口した肉薄な有底筒体の外周に周突条
    を屈曲成形し、上端部を外方に反転してフランジ
    部としたカツプ本体と、該カツプ本体上部外周に
    嵌装される肉薄な筒体の内周に前記周突条に係合
    する周溝を屈曲形成すると共に、前記筒体上端
    に、前記カツプ本体のフランジ部の先端面を覆う
    鍔部に連続して前記フランジ部内に密嵌入する短
    筒を屈曲成形し、さらに前記筒体外周に、前記カ
    ツプ本体の筒体外面に面接する多数の凹部を屈曲
    成形した外装体とより成る合成樹脂製カツプ。
JP14803681U 1981-10-05 1981-10-05 合成樹脂製カツプ Granted JPS5853041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14803681U JPS5853041U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 合成樹脂製カツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14803681U JPS5853041U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 合成樹脂製カツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5853041U JPS5853041U (ja) 1983-04-11
JPS6211778Y2 true JPS6211778Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=29940862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14803681U Granted JPS5853041U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 合成樹脂製カツプ

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JP (1) JPS5853041U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5853041U (ja) 1983-04-11

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