JPS62116311A - 合成樹脂製燃料タンク - Google Patents
合成樹脂製燃料タンクInfo
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- JPS62116311A JPS62116311A JP60254845A JP25484585A JPS62116311A JP S62116311 A JPS62116311 A JP S62116311A JP 60254845 A JP60254845 A JP 60254845A JP 25484585 A JP25484585 A JP 25484585A JP S62116311 A JPS62116311 A JP S62116311A
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
Ｌ１上匹皿貝斑１
本発明は、ガソリンの如き燃料油を収納する合成樹脂製
燃料タンクに関するものある。
燃料タンクに関するものある。
【米且薯
自動串用燃利タンクは、薄鋼板で形成されるのが一般的
であるが、近年では、軽量、良好な耐蝕性、良好な耐衝
撃性、大きな成形自由度等の優れた特性を有する合成樹
脂が採用される傾向にある。 取り分け、耐衝撃性、耐低温脆化性等に優れ、室温にお
いて、全ての酸、アルカリ、塩類に対して安定であり、
６０℃以下において、はぼ全ての有機溶剤に対して不溶
である高密度ポリエチレンが、燃料タンク用材料として
有効に使用される。 し と ところが、ポリエチレンの如き非極性構造材は、燃料油
に対して比較的高い透過性を有するという欠点がある。 この欠点を補うために、■ブンゼンバーナ等によって合
成樹脂製燃料タンクの表面を加熱して酸化処理する、■
合成樹脂製燃料タンクの表面を無水硫酸で処理した後、
アルカリで中和する、■合成樹脂製燃料タンクに不活性
ガスによるプラズマを作用させて、樹脂表面に高密度の
架Ｉ１層を形成する等の手法が採用されている。 た の 本発明の目的は、従来の表面改質法によることなく、壁
構造自体を変えて燃料油の透過性を低下させた合成樹脂
製燃料タンクを提供する点にある。 この目的は、いずれも合成樹脂で形成された内、外二重
壁より成る燃料タンクにつき、内壁と外壁とを間隔を置
いて形成し、その間隔部分に、壁材に対して相互に溶解
性の悪い極性物質から成る流体を充填することによって
達成される。 支」Ｌ贋 以下、第１図ないし第３図に示した本発明の一実施例に
ついて説明する。 燃料タンク１０は、高密僚ポリエヂレン製であって、各
別に成形されたＦ半休１２と下半体１４とを、突き合せ
面１６において、相互に接合（接着剤接合、溶剤接合、
溶融接合のいずれかににる）することによって形成され
ている。ぞして、燃料タンク１゜の側壁には注油管３０
が貫通、付設され、頂壁には、これを貫通して燃ｒ１供
給恰３２ＪＪＪ：び蒸発ガス回収用通気管３４が付設さ
れている。 燃料タンク１０は、内、外二距壁ＩＭ造体として形成さ
れ、その内壁１８と外壁２０の間に、壁材に対して相互
溶解性の悪い流体（燃料油を容易にとらえる極性物質）
２４−一例えば、水（不凍水）、プロピレン・グリコー
ル、エヂレン・グリコール、吸水性ポリマー・ゲル化物
、ポリビニルアルコール・アクリル共重合体、アクリル
酸ソーダ架橋物、アクリル酸ソーダ・アクリルアミド共
重合体等−一が充填されている。また内壁１８と外壁２
０は、相互に離隔しているため、その間隔を維持する複
数の間隔片２２が、流体の流通を妨げない形状で、内壁
１８および／または外壁２０に一体に突設されている。 さらに、多管３０．３２．３４が配管されている箇所で
は、第３図に拡大して示す様に、内壁１８と外壁２０の
開口周辺部にて一体成形されるとともに、該周辺部に、
開口を有する樹脂製継手板３６が接合（接着剤接合、溶
剤接合、溶融接合のいずれかによる）されている。この
継手板３６は、内、外壁１８゜２０と同材質でなくとも
良いが、内面または外面に、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタートの如く燃料油に対して透
過性の低い樹脂膜、あるいはアルミニウム箔を接合する
と、その部分における燃料油の透過を効果的に防ぐこと
ができる。 斯かる構造の燃料タンク１０では、内、外壁１８゜２０
の間に流体２４が充填されているため、内壁１８を透過
した燃料油は、外壁２０に影響を与え難く、外壁２０を
透過する燃料油量は極めて僅かに抑えられる。 実際に、流体２４どして水を使用した場合に、外壁２０
から外部に放散されるガソリン量を調べたところ、１７
．９ｇ／ｌｄ、・日であった。これに対し、高密度ポリ
エチレン製二重壁の燃料タンクでは、３５．７ＳＦ／ｍ
・日であり、高密度でポリエチレン製単層壁の燃料タン
クでは、３３５．７！？／７ｔ・日であった。 また、燃料タンク１０が揺れた場合に内部の燃料油Ｆか
ら生ずる波動音ないし振動エネルギーが、流体２４によ
って効果的に吸収され、波動音が外部に洩れ難いという
利点が得られる他、外部温度が上昇しても、流体２４が
断熱層として機能するため、燃料タンク１０は優れた耐
熱性を発揮する。 なお、前記実施例では、内壁と外壁とを同一材料で形成
したが、両者を異なる材料で形成することも可能である
。 １１立万】 以上の説明から明らかな様に、本発明では、内、外二重
壁より成る合成樹脂製燃料タンクにつき、内壁と外壁と
を間隔を置いて形成し、その間隔部分に、壁材に対して
相互に溶解性の悪い極性物質から成る流体を充填したた
め、燃料油が内壁を透過しても、間隔部分に存在する流
体が外壁に対する燃料油の影響を妨げ、外壁を透過する
燃料油量を可及的に低減化することが可能である。また
、間隔部分に存在する流体は、燃料タンクが振動する際
に燃料油から生ずる波動音を吸収するため、外部に波動
音が洩れ難く、さらにまた、外気温が上昇しても、流体
が断熱層として機能し、燃料油に対する熱影響が少ない
。
であるが、近年では、軽量、良好な耐蝕性、良好な耐衝
撃性、大きな成形自由度等の優れた特性を有する合成樹
脂が採用される傾向にある。 取り分け、耐衝撃性、耐低温脆化性等に優れ、室温にお
いて、全ての酸、アルカリ、塩類に対して安定であり、
６０℃以下において、はぼ全ての有機溶剤に対して不溶
である高密度ポリエチレンが、燃料タンク用材料として
有効に使用される。 し と ところが、ポリエチレンの如き非極性構造材は、燃料油
に対して比較的高い透過性を有するという欠点がある。 この欠点を補うために、■ブンゼンバーナ等によって合
成樹脂製燃料タンクの表面を加熱して酸化処理する、■
合成樹脂製燃料タンクの表面を無水硫酸で処理した後、
アルカリで中和する、■合成樹脂製燃料タンクに不活性
ガスによるプラズマを作用させて、樹脂表面に高密度の
架Ｉ１層を形成する等の手法が採用されている。 た の 本発明の目的は、従来の表面改質法によることなく、壁
構造自体を変えて燃料油の透過性を低下させた合成樹脂
製燃料タンクを提供する点にある。 この目的は、いずれも合成樹脂で形成された内、外二重
壁より成る燃料タンクにつき、内壁と外壁とを間隔を置
いて形成し、その間隔部分に、壁材に対して相互に溶解
性の悪い極性物質から成る流体を充填することによって
達成される。 支」Ｌ贋 以下、第１図ないし第３図に示した本発明の一実施例に
ついて説明する。 燃料タンク１０は、高密僚ポリエヂレン製であって、各
別に成形されたＦ半休１２と下半体１４とを、突き合せ
面１６において、相互に接合（接着剤接合、溶剤接合、
溶融接合のいずれかににる）することによって形成され
ている。ぞして、燃料タンク１゜の側壁には注油管３０
が貫通、付設され、頂壁には、これを貫通して燃ｒ１供
給恰３２ＪＪＪ：び蒸発ガス回収用通気管３４が付設さ
れている。 燃料タンク１０は、内、外二距壁ＩＭ造体として形成さ
れ、その内壁１８と外壁２０の間に、壁材に対して相互
溶解性の悪い流体（燃料油を容易にとらえる極性物質）
２４−一例えば、水（不凍水）、プロピレン・グリコー
ル、エヂレン・グリコール、吸水性ポリマー・ゲル化物
、ポリビニルアルコール・アクリル共重合体、アクリル
酸ソーダ架橋物、アクリル酸ソーダ・アクリルアミド共
重合体等−一が充填されている。また内壁１８と外壁２
０は、相互に離隔しているため、その間隔を維持する複
数の間隔片２２が、流体の流通を妨げない形状で、内壁
１８および／または外壁２０に一体に突設されている。 さらに、多管３０．３２．３４が配管されている箇所で
は、第３図に拡大して示す様に、内壁１８と外壁２０の
開口周辺部にて一体成形されるとともに、該周辺部に、
開口を有する樹脂製継手板３６が接合（接着剤接合、溶
剤接合、溶融接合のいずれかによる）されている。この
継手板３６は、内、外壁１８゜２０と同材質でなくとも
良いが、内面または外面に、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタートの如く燃料油に対して透
過性の低い樹脂膜、あるいはアルミニウム箔を接合する
と、その部分における燃料油の透過を効果的に防ぐこと
ができる。 斯かる構造の燃料タンク１０では、内、外壁１８゜２０
の間に流体２４が充填されているため、内壁１８を透過
した燃料油は、外壁２０に影響を与え難く、外壁２０を
透過する燃料油量は極めて僅かに抑えられる。 実際に、流体２４どして水を使用した場合に、外壁２０
から外部に放散されるガソリン量を調べたところ、１７
．９ｇ／ｌｄ、・日であった。これに対し、高密度ポリ
エチレン製二重壁の燃料タンクでは、３５．７ＳＦ／ｍ
・日であり、高密度でポリエチレン製単層壁の燃料タン
クでは、３３５．７！？／７ｔ・日であった。 また、燃料タンク１０が揺れた場合に内部の燃料油Ｆか
ら生ずる波動音ないし振動エネルギーが、流体２４によ
って効果的に吸収され、波動音が外部に洩れ難いという
利点が得られる他、外部温度が上昇しても、流体２４が
断熱層として機能するため、燃料タンク１０は優れた耐
熱性を発揮する。 なお、前記実施例では、内壁と外壁とを同一材料で形成
したが、両者を異なる材料で形成することも可能である
。 １１立万】 以上の説明から明らかな様に、本発明では、内、外二重
壁より成る合成樹脂製燃料タンクにつき、内壁と外壁と
を間隔を置いて形成し、その間隔部分に、壁材に対して
相互に溶解性の悪い極性物質から成る流体を充填したた
め、燃料油が内壁を透過しても、間隔部分に存在する流
体が外壁に対する燃料油の影響を妨げ、外壁を透過する
燃料油量を可及的に低減化することが可能である。また
、間隔部分に存在する流体は、燃料タンクが振動する際
に燃料油から生ずる波動音を吸収するため、外部に波動
音が洩れ難く、さらにまた、外気温が上昇しても、流体
が断熱層として機能し、燃料油に対する熱影響が少ない
。
第１図は本発明の一実施例に係る合成樹脂製燃料タンク
の縦断面図、第２図はその■−■轢断面図、第３図は第
２図の要部拡大図である。 １０・・・燃料タンク、１２・・・下半体、１４・・・
上半体、１６・・・突き合せ面、１８・・・内壁、２０
・・・外壁、２２・・・間隔片、２４・・・流体、３０
・・・注油管、３２・・・燃料供給管、３４・・・通気
管、３Ｂ・・・継手板。 第１ 第２ 図 第３図
の縦断面図、第２図はその■−■轢断面図、第３図は第
２図の要部拡大図である。 １０・・・燃料タンク、１２・・・下半体、１４・・・
上半体、１６・・・突き合せ面、１８・・・内壁、２０
・・・外壁、２２・・・間隔片、２４・・・流体、３０
・・・注油管、３２・・・燃料供給管、３４・・・通気
管、３Ｂ・・・継手板。 第１ 第２ 図 第３図
Claims (1)
- いずれも合成樹脂で形成された内、外二重壁より成る燃
料タンクであって、内壁と外壁とを間隔を置いて形成し
、その間隔部分に、壁材に対して相互溶解性の悪い極性
物質から成る流体を充填したことを特徴とする合成樹脂
製燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254845A JPS62116311A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 合成樹脂製燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254845A JPS62116311A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 合成樹脂製燃料タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62116311A true JPS62116311A (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=17270648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60254845A Pending JPS62116311A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 合成樹脂製燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62116311A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166262U (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-21 | ||
| JPH04106014U (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両用燃料タンク |
| DE19853097A1 (de) * | 1998-11-18 | 2000-05-31 | Mannesmann Vdo Ag | Kraftstoffbehälter |
| WO2002010636A1 (de) * | 2000-08-01 | 2002-02-07 | Ibs Filtran Kunststoff-/ Metallerzeugnisse Gmbh | Ölbehälter und verfahren zu seiner herstellung |
| KR100412871B1 (ko) * | 2001-09-06 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 이중 오일 리저버 |
| JP2013521155A (ja) * | 2010-03-03 | 2013-06-10 | ティーアイ オートモーティヴ テクノロジー センター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 流体容器 |
| CN107499115A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-12-22 | 宝沃汽车（中国）有限公司 | 用于汽油燃料车辆的燃油箱 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP60254845A patent/JPS62116311A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166262U (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-21 | ||
| JPH04106014U (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両用燃料タンク |
| DE19853097A1 (de) * | 1998-11-18 | 2000-05-31 | Mannesmann Vdo Ag | Kraftstoffbehälter |
| DE19853097C2 (de) * | 1998-11-18 | 2001-02-01 | Mannesmann Vdo Ag | Kraftstoffbehälter |
| WO2002010636A1 (de) * | 2000-08-01 | 2002-02-07 | Ibs Filtran Kunststoff-/ Metallerzeugnisse Gmbh | Ölbehälter und verfahren zu seiner herstellung |
| KR100412871B1 (ko) * | 2001-09-06 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 이중 오일 리저버 |
| JP2013521155A (ja) * | 2010-03-03 | 2013-06-10 | ティーアイ オートモーティヴ テクノロジー センター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 流体容器 |
| CN107499115A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-12-22 | 宝沃汽车（中国）有限公司 | 用于汽油燃料车辆的燃油箱 |
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